JP2014010871A - 磁気記録ヘッド、これを備えたディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動電流の低減およびより微小な領域への高周波磁界の印加を実現し、高周波磁界密度の向上を図ることが可能な磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、ディスク装置の磁気記録ヘッドは、記録媒体の記録層に対し記録磁界を印加する主磁極66と、記録媒体と対向するディスク対向面の近傍で主磁極に隣接して設けられた高周波発振子74と、を備えている。高周波発振子74は、ディスク対向面に最も近い下端面75aのトラック幅方向の長さが、ディスク対向面から最も離れた上端面75bのトラック幅方向の長さよりも長い形状を有する。
【選択図】図5

Description

この発明の実施形態は、ディスク装置に用いる垂直磁気記録用の磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置に関する。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、ケース内に配設された磁気ディスクと、磁気ディスクを支持および回転するスピンドルモータと、磁気ディスクに対して情報のリード/ライトを行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリと、を備えている。磁気ヘッドのヘッド部は、ライト用の記録ヘッドとリード用の再生ヘッドとを含んでいる。
近年、磁気ディスク装置の高記録密度化、大容量化あるいは小型化を図るため、垂直磁気記録用の磁気ヘッドが提案されている。このような磁気ヘッドにおいて、記録ヘッドは、垂直方向磁界を発生させる主磁極と、その主磁極のトレーリング側にライトギャップを挟んで配置されたトレーリングシールドと、主磁極に磁束を流すためのコイルとを有している。
記録密度の向上を図る目的で、主磁極とトレーリングシールドとの間に高周波発振子としてスピントルク発振子を設け、このスピントルク発振子から磁気記録層に高周波磁界を印加する高周波磁界アシスト記録方式の磁気ヘッドが提案されている。高周波発振子に駆動電流を通電し、発振層の磁化を十分な振幅で発振させることで、大きな高周波磁界を発生させ、安定した記録再生特性を実現することが可能となる。
特開2007−230475号公報
更なる高記録密度、安定した記録再生特性の実現のためには、より微小な領域に高周波磁界を印加するとともに、より大きな高周波磁界強度が必要となる。このためには、より大きな駆動電流が必要となる。しかし、駆動電流を大きくすると、高周波発振子が次第に劣化し、安定した記録再生特性の実現が困難となる場合がある。
この発明の課題は、駆動電流の低減およびより微小な領域への高周波磁界の印加を実現し、高周波磁界密度の向上を図ることが可能な磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、磁気記録ヘッドは、記録媒体の記録層に対し記録磁界を印加する主磁極と、前記記録媒体と対向するディスク対向面の近傍で前記主磁極に隣接して設けられた高周波発振子と、を備え、前記高周波発振子は、前記ディスク対向面に最も近い下端面のトラック幅方向の長さが、前記ディスク対向面から最も離れた上端面のトラック幅方向の長さよりも長い形状を有している。
図1は、第1の実施形態に係る磁気ディスク装置(HDD)を示す斜視図。 図2は、前記HDDにおける磁気ヘッドおよびサスペンションを示す側面図。 図3は、前記磁気ヘッドのヘッド部を拡大して示す断面図。 図4は、磁気記録ヘッドの先端部を拡大して示す断面図。 図5は、前記磁気記録ヘッドの主磁極の先端部および高周波発振子を拡大して示す斜視図。 図6は、前記磁気記録ヘッドの主磁極の先端部および高周波発振子を拡大して模式的に示す斜視図。 図7は、実施例1に係るスピントルク発振子と、比較例1に係るスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示す図。 図8は、実施例2に係るスピントルク発振子と、比較例1に係るスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示す図。 図9は、実施例3に係るスピントルク発振子と、比較例1に係るスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示す図。 図10は、実施例4に係るスピントルク発振子と、比較例1に係るスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示す図。 図11は、実施例5から8に係るスピントルク発振子および主磁極を模式的に示す斜視図。 図12は、実施例5に係るスピントルク発振子と、比較例2に係るスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示す図。 図13は、実施例6に係るスピントルク発振子と、比較例2に係るスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示す図。 図14は、実施例7に係るスピントルク発振子と、比較例2に係るスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示す図。 図15は、実施例8に係るスピントルク発振子と、比較例2に係るスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示す図。 図16は、第2の実施形態に係るHDDにおける磁気記録ヘッドのスピントルク発振子および主磁極を示す正面図。 図17は、第3の実施形態に係るHDDにおける磁気記録ヘッドのスピントルク発振子および主磁極を示す正面図。 図18は、第4の実施形態に係るHDDにおける磁気記録ヘッドのスピントルク発振子および主磁極を示す正面図。
以下、図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、ディスク装置として、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)のトップカバーを取り外して内部構造を示し、図2は、浮上状態の磁気ヘッドを示している。図1に示すように、HDDは筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース11と、図示しない矩形板状のトップカバーとを備えている。トップカバーは、複数のねじによりベースにねじ止めされ、ベースの上端開口を閉塞している。これにより、筐体10内部は気密に保持され、呼吸フィルター26を通してのみ、外部と通気可能となっている。
ベース11上には、記録媒体としての磁気ディスク12および駆動部が設けられている。駆動部は、磁気ディスク12を支持および回転させるスピンドルモータ13、磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数、例えば、2つの磁気ヘッド33、これらの磁気ヘッド33を磁気ディスク12の表面に対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ14、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)16を備えている。また、ベース11上には、磁気ヘッド33が磁気ディスク12の最外周に移動した際、磁気ヘッド33を磁気ディスク12から離間した位置に保持するランプロード機構18、HDDに衝撃等が作用した際、ヘッドアクチュエータ14を退避位置に保持するイナーシャラッチ20、およびプリアンプ、ヘッドIC等の電子部品が実装された基板ユニット17が設けられている。
ベース11の外面には、制御回路基板25がねじ止めされ、ベース11の底壁と対向して位置している。制御回路基板25は、基板ユニット17を介してスピンドルモータ13、VCM16、および磁気ヘッド33の動作を制御する。
図1および図2に示すように、磁気ディスク12は、垂直磁気記録媒体として構成されている。磁気ディスク12は、例えば、直径約2.5インチの円板状に形成され非磁性体からなる基板19を有している。基板19の各表面には、下地層としての軟磁性層23と、その上層部に、ディスク面に対して垂直方向に磁気異方性を有する垂直磁気記録層22とが順次積層され、さらにその上に保護膜24が形成されている。
図1に示すように、磁気ディスク12は、スピンドルモータ13のハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにハブの上端にねじ止めされたクランプばね21によりクランプされ、ハブに固定されている。磁気ディスク12は、駆動モータとしてのスピンドルモータ13により所定の速度で矢印B方向に回転される。
図1および図2に示すように、ヘッドアクチュエータ14は、ベース11の底壁上に固定された軸受部15と、軸受部から延出した複数のアーム27と、を備えている。これらのアーム27は、磁気ディスク12の表面と平行に、かつ、互いに所定の間隔を置いて位置しているとともに、軸受部15から同一の方向へ延出している。ヘッドアクチュエータ14は、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション30を備えている。サスペンション30は、板ばねにより構成され、その基端がスポット溶接あるいは接着によりアーム27の先端に固定され、アームから延出している。各サスペンション30の延出端にジンバルばね41を介して磁気ヘッド33が支持されている。サスペンション30、ジンバルばね41、および磁気ヘッド33により、ヘッドジンバルアッセンブリを構成している。なお、ヘッドアクチュエータ14は、軸受部15のスリーブと、複数のアームとを一体に形成したいわゆるEブロックを備えた構成としてもよい。
図2に示すように、各磁気ヘッド33は、ほぼ直方体形状のスライダ42とこのスライダの流出端(トレーリング端)に設けられた記録再生用のヘッド部44とを有している。各磁気ヘッド33は、サスペンション30の弾性により、磁気ディスク12の表面に向かうヘッド荷重Lが印加されている。2本のアーム27は所定の間隔を置いて互いに平行に位置し、これらのアームに取り付けられたサスペンション30および磁気ヘッド33は、磁気ディスク12を間に挟んで互いに向かい合っている。
各磁気ヘッド33は、サスペンション30およびアーム27上に固定された中継フレキシブルプリント回路基板(以下、中継FPCと称する)35を介して後述するメインFPC38に電気的に接続されている。
図1に示すように、基板ユニット17は、フレキシブルプリント回路基板により形成されたFPC本体36と、このFPC本体から延出したメインFPC38とを有している。FPC本体36は、ベース11の底面上に固定されている。FPC本体36上には、プリアンプ37、ヘッドICを含む電子部品が実装されている。メインFPC38の延出端は、ヘッドアクチュエータ14に接続され、各中継FPC35を介して磁気ヘッド33に接続されている。
VCM16は、軸受部15からアーム27と反対方向に延出した図示しない支持フレーム、および支持フレームに支持されたボイスコイルを有している。ヘッドアクチュエータ14をベース11に組み込んだ状態において、ボイスコイルは、ベース11上に固定された一対のヨーク34間に位置し、これらのヨークおよびヨークに固定された磁石とともにVCM16を構成している。
磁気ディスク12が回転した状態でVCM16のボイスコイルに通電することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は磁気ディスク12の所望のトラック上に移動および位置決めされる。この際、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の径方向に沿って、磁気ディスクの内周縁部と外周縁部との間を移動される。
次に、磁気ヘッド33の構成について詳細に説明する。図3は、磁気ヘッド33のヘッド部44を拡大して示す断面図、図4は、磁気記録ヘッドのディスク対向面側の先端部を拡大して示す断面図である。
図2および図3に示すように、磁気ヘッド33は浮上型のヘッドとして構成され、ほぼ直方体状に形成されたスライダ42と、スライダの流出端(トレーリング)側の端部に形成されたヘッド部44とを有している。スライダ42は、例えば、アルミナとチタンカーバイドの焼結体(アルチック)で形成され、ヘッド部44は薄膜により形成されている。
スライダ42は、磁気ディスク12の表面に対向する矩形状のディスク対向面(空気支持面(ABS))43を有している。スライダ42は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより、磁気ディスク表面から所定量浮上した状態に維持される。空気流Cの方向は、磁気ディスク12の回転方向Bと一致している。スライダ42は、磁気ディスク12表面に対し、ディスク対向面43の長手方向が空気流Cの方向とほぼ一致するように配置されている。
スライダ42は、空気流Cの流入側に位置するリーディング端42aおよび空気流Cの流出側に位置するトレーリング端42bを有している。スライダ42のディスク対向面43には、図示しないリーディングステップ、トレーリングステップ、サイドステップ、負圧キャビティ等が形成されている。
図3に示すように、ヘッド部44は、スライダ42のトレーリング端42bに薄膜プロセスで形成された再生ヘッド54および磁気記録ヘッド56を有し、分離型磁気ヘッドとして形成されている。
再生ヘッド54は、磁気抵抗効果を示す磁性膜50と、この磁性膜のトレーリング側およびリーディング側に磁性膜50を挟むように配置されたシールド膜52a、52bと、で構成されている。これら磁性膜50、シールド膜52a、52bの下端は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。
磁気記録ヘッド56は、再生ヘッド54に対して、スライダ42のトレーリング端42b側に設けられている。図3および図4に示すように、記録ヘッド56は、磁気ディスク12の表面に対して垂直方向の記録磁界を発生させる高飽和磁化材料からなる主磁極66と、主磁極66のトレーリング側にギャップを置いて対向し、主磁極直下の軟磁性層23を介して効率的に磁路を閉じるために設けられたトレーリングシールド(シールド磁極)68と、磁気ディスク12に信号を書き込む際、主磁極60に磁束を流すために主磁極66およびトレーリングシールド68を含む磁気回路(磁気コア)に巻きつくように配置された記録コイル71と、主磁極66のディスク対向面43側の先端部66aとトレーリングシールド68との間で、かつ、ディスク対向面43に面する部分に配置された非磁性導電体および磁性導電体の積層体からなる高周波発振子、例えば、スピントルク発振子74と、を有している。
主磁極66は、磁気ディスク12の表面に対してほぼ垂直に延びている。主磁極66の磁気ディスク12側の先端部66aは、ディスク面に向かって先細に絞り込まれている。主磁極66の先端部66aは、例えば、断面が矩形状に形成され、主磁極66の先端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。本実施形態において、主磁極66の先端部66aの幅は、磁気ディスク12におけるトラックの幅にほぼ対応している。
トレーリングシールド68は、ほぼU字形状に形成され、その先端部68aは、細長い矩形状に形成されている。トレーリングシールド68の先端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。先端部68aのリーディング側端面68cは、磁気ディスク12のトラックの幅方向に沿って延びている。このリーディング側端面68cは、主磁極66のトレーリング側端面とライトギャップWGを置いてほぼ平行に対向している。なお、主磁極66のトラック幅方向の両側へサイドシールドを設置してもよい。このサイドシールドを設置することにより、隣接トラックへのフリンジ磁界の減少が可能となり、トラック幅方向の記録密度を向上することが出来る。
トレーリングシールド68は、ディスク対向面43から離れた位置で、例えばSiO2等の非導電体で形成されたバックギャップ部67を介して主磁極66に連結されている。この非導電体により、主磁極66とトレーリングシールド68とが電気的に絶縁している。
主磁極66とトレーリングシールド68とに電源70が接続され、この電源から主磁極66、スピントルク発振子74、トレーリングシールド68を通して電流を直列に通電できるように電流回路が構成されている。
図5および図6は、主磁極およびスピントルク発振子を模式的に示す斜視図である。図4ないし図6に示すように、スピントルク発振子74は、主磁極66の先端部66aとトレーリングシールド68のリーディング側端面68cとの間に設けられている。スピントルク発振子74は、非磁性導電層からなる下地層74a、スピン注入層(第1磁性体層)74b、中間層74c、発振層(第2磁性体層)74d、非磁性導電層からなるキャップ層74eを、主磁極66側からトレーリングシールド68側に順に積層して構成されている。発振層74dは、軟磁性かつ飽和磁束密度が2Tと大きなFeCoNiにより形成され、中間層74cはスピン拡散長が長いCuにより形成され、更に、スピン注入層74bは、保磁力が高くかつスピン偏極率が高いCo/Ni人工格子により形成されている。なお、スピン注入層74b、中間層74c、発振層74dの順に積層したが、発振層、中間層、スピン注入層の順に積層してもよい。
中間層74cには、例えば、Au、Agなどのスピン透過率の高い材料を用いることもできる。中間層74cの層厚は、1原子層から3nmとすることが望ましい。これによりスピン注入層74bと発振層74dの交換結合を最適な値に調節することが可能となる。
また、スピン注入層74bには、例えば、膜面直方向に磁化配向したCoCrPt、CoCrTa、CoCrTaPt、CoCrTaNb等のCoCr系磁性、TbFeCo等のRE-TM系アモルファス合金磁性層、Co/Pd、Co/Pt、CoCrTa/Pd、FeCo/Pt、FeCo/Ni等の人口格子磁性層、CoPt系やFePt系の合金磁性層、SmCo系合金磁性など、垂直配向性に優れた材料、CoFe、CoNiFe、NiFe、CoZrNb、FeN、FeSi、FeAlSi等の比較的、飽和磁束密度の大きく膜面内方向に磁気異方性を有する軟磁性層や、CoFeSi、CoMnSi、CoMnAl等のグループから選択されるホイスラー合金、膜面内方向に磁化が配向したCoCr系の磁性合金膜も適宜用いることができる。さらに、複数の上記材料を積層したものを用いてもよい。
さらに、発振層74dには、Fe、Co、Niまたは、これらを組み合わせた合金もしくは、これらを組み合わせた人口格子と、上記スピン注入層74bに用いることができる各種の材料とを積層したものを用いてもよい。なお、発振層74dには、FeCo系合金に、さらにAl、Si、Ge、Ga、Mn、Cr、Bの少なくともいずれか1つ以上を添加した材料も用いても良い。これにより、例えば、発振層74dとスピン注入層74bとの飽和磁束密度、異方性磁界、及びスピントルク伝達効率を調整することができる。
なお、発振層74dの層厚は、5ないし20nmとすることが望ましく、スピン注入層74bの層厚は、2ないし60nmとすることが望ましい。
スピントルク発振子74は、その下端面75aがディスク対向面43に露出し、磁気ディスク12の表面に対して、主磁極66の先端面とほぼ同一の高さ位置に設けられている。すなわち、スピントルク発振子74の下端面75aは、スライダ42のディスク対向面43と面一に、かつ、磁気ディスク12の表面とほぼ平行に位置している。また、スピントルク発振子74は、ディスク対向面43から最も離れ、下端面75aとほぼ平行に延びる上端面75bと、下端面から上端面まで延びる両側面75c、75dとを有している。少なくとも一方の側面、ここでは、両側面75c、75dは、ディスク対向面43に垂直な方向に対してトラック中心側、つまり、内側に傾斜している。そして、上端面75bのトラック幅方向(コア幅方向)の長さaは、下端面75aのトラック幅方向の長さbよりも小さく(a<b)形成されている。これにより、主磁極66に対向する面のスピントルク発振子74の形状は、トラック幅方向に対称な台形となっている。下端面75aのトラック幅方向の長さbは、主磁極66のトラック方向の長さ(幅)とほぼ一致している。
スピントルク発振子74は、前述した制御回路基板25の制御の下、電源70から主磁極66、トレーリングシールド68に電圧を印加することにより、スピントルク発振子74の膜厚方向に直流電流が印加される。通電することにより、スピントルク発振子74の発振層74dの磁化が回転し、高周波磁界を発生させることが可能となる。これにより、スピントルク発振子74は、磁気ディスク12の記録層に高周波磁界を印加する。このように、トレーリングシールド68と主磁極66はスピントルク発振子74に垂直通電する電極として働くことになる。
(実施例1)
図6に示すように、スピントルク発振子74の形状をトラック幅方向に対称な台形形状とし、上辺(上端面75b)のトラック幅方向の長さaより下辺(下端面75a)のトラック幅方向の長さbのほうが長くし、また、長さa、bの差(b−a)を10nmとし、素子高さSH、つまり、下端面75aと上端面75bとの間の距離、を50nmとした。そして、素子高さSHの半分の位置(SH/2=25nm)におけるスピントルク発振子の幅(トラック幅方向の長さ)tを変化させたときのスピントルク発振子74から発生する高周波磁界密度(高周波磁界強度/高周波磁界の半値幅)を求めた。
図7は、測定結果を示し、実施例1に係る台形形状のスピントルク発振子と、比較例1に係る素子高さが50nmの四角形状(矩形状)のスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示している。図7より、スピントルク発振子の幅tが30nm以下の領域において、比較例1のスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度よりも、実施例1の台形形状のスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度が大きいことが分かる。
(実施例2)
実施例2では、図6に示すスピントルク発振子74において、スピントルク発振子の形状をトラック幅方向に対称な台形形状とし、上辺(上端面75b)のトラック幅方向の長さaより下辺(下端面75a)のトラック幅方向の長さbのほうが長くし、また、長さa、bの差(b−a)を20nmとした。そして、素子高さSHの半分の位置(SH/2)におけるスピントルク発振子の幅(トラック幅方向の長さ)tを変化させたときのスピントルク発振子74から発生する高周波磁界密度を求めた。
図8は、測定結果を示し、実施例2に係る台形形状のスピントルク発振子と、比較例1に係る四角形状(矩形状)のスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示している。図8より、スピントルク発振子の幅tが30nm以下の領域において、比較例1のスピントルク発振子よりも、実施例2の台形形状のスピントルク発振子の方が大きな高周波磁界密度が得られることが分かる。
(実施例3)
実施例3では、スピントルク発振子の形状をトラック幅方向に対称な台形形状とし、上辺のトラック幅方向の長さaより下辺のトラック幅方向の長さbのほうが長くし、また、長さa、bの差(b−a)を30nmとした。素子高さSHの半分の位置(SH/2)におけるスピントルク発振子の幅(トラック幅方向の長さ)tを変化させたときのスピントルク発振子74から発生する高周波磁界密度を求めた。
図9は、測定結果を示し、実施例3に係る台形形状のスピントルク発振子と、比較例1に係る四角形状(矩形状)のスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示している。図9より、スピントルク発振子の幅tが26nm以下の領域において、比較例1のスピントルク発振子よりも、実施例3のスピントルク発振子の方がより大きな高周波磁界密度が得られることが分かる。
(実施例4)
実施例4では、スピントルク発振子の形状をトラック幅方向に対称な台形形状とし、上辺の長さaより下辺の長さbのほうが長くし、また、長さa、bの差(b−a)を40nmとした。スピントルク発振子の幅tを変化させたときのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を求めた。図10から、スピントルク発振子の幅tが25nm以下の領域において、比較例1に係る四角形状(矩形状)のスピントルク発振子よりも、実施例4のスピントルク発振子74の方がより大きな高周波磁界密度が得られることが分かる。
(実施例5)
図11に示すように、スピントルク発振子74の形状をトラック幅方向に対称な台形形状とし、上辺(上端面75b)のトラック幅方向の長さaより下辺(下端面75a)のトラック幅方向の長さbを長くし、また、長さa、bの差(b−a)を10nmとし、素子高さSHを25nmとした。素子高さSHの半分の位置(SH/2=12.5nm)におけるスピントルク発振子の幅tを変化させたときのスピントルク発振子74から発生する高周波磁界密度(高周波磁界強度/高周波磁界の半値幅)を求めた。
図12は、測定結果を示し、実施例5に係る台形形状のスピントルク発振子と、比較例2に係る素子高さが25nmの四角形状(矩形状)のスピントルク発振子と、について、トラック幅方向の単位長さあたりのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を比較して示している。図12より、スピントルク発振子の幅tが30nm以下の領域において、比較例2のスピントルク発振子よりも、実施例5の台形形状のスピントルク発振子の高周波磁界密度の方が大きいことが分かる。
(実施例6)
実施例6では、図11に示すスピントルク発振子74において、スピントルク発振子の形状をトラック幅方向に対称な台形形状とし、上辺の長さaより下辺の長さbのほうが長くし、また、長さa、bの差(b−a)を30nmとした。素子高さSHの半分の位置(SH/2)におけるスピントルク発振子の幅tを変化させたときのスピントルク発振子74から発生する高周波磁界密度を求めた結果、図13に示すように、スピントルク発振子の幅tが25nm以下の領域において、比較例2のスピントルク発振子よりも、実施例6の台形形状のスピントルク発振子の方が大きな高周波磁界密度が得られることが分かる。
(実施例7)
実施例7では、図11に示すスピントルク発振子74において、スピントルク発振子の形状をトラック幅方向に対称な台形形状とし、上辺の長さaより下辺の長さbを長くし、また、長さa、bの差(b−a)を30nmとした。素子高さSHの半分の位置(SH/2)におけるスピントルク発振子の幅tを変化させたときのスピントルク発振子74から発生する高周波磁界密度を求めた。
図14は、測定結果を示し、スピントルク発振子の幅tが25nm以下の領域において、比較例2のスピントルク発振子よりも、実施例7のスピントルク発振子の方がより大きな高周波磁界密度が得られることが分かる。
(実施例8)
実施例8では、図11に示すスピントルク発振子74において、スピントルク発振子の形状をトラック幅方向に対称な台形形状とし、上辺の長さaより下辺の長さbのほうが長くし、また、長さa、bの差(b−a)を40nmとした。スピントルク発振子の幅tを変化させたときのスピントルク発振子から発生する高周波磁界密度を求めた。図15から、スピントルク発振子の幅tが約20nm以下の領域において、比較例2に係る四角形状(矩形状)のスピントルク発振子よりも、実施例8のスピントルク発振子74の方がより大きな高周波磁界密度が得られることが分かる。
以上のように構成された第1の実施形態に係るHDDおよび磁気記録ヘッドによれば、スピントルク発振子の下端面のトラック幅方向長さを上端面のトラック幅方向長さよりも長くし、スピントルク発振子をほぼ台形形状とすることにより、スピントルク発振子の高周波磁界密度を大きくし、記録媒体上においてより微小な領域に高周波磁界を印加することが可能となる。これにより、駆動電流の低減および高周波磁界密度の向上を図り、より高密度な磁気記録が可能な磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置が得られる。
次に、他の実施形態に係るHDDの磁気ヘッドについて説明する。なお、以下に説明する他の実施形態において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第2の実施形態)
図16は、第2の実施形態に係るHDDの磁気ヘッドにおける磁気記録ヘッドを示す正面図である。前述した第1の実施形態では、スピントルク発振子をトラック幅方向に対称な台形形状としたが、これに限らず、下端面75aのトラック幅方向の長さbが上端面75bのトラック幅方向の長さaよりも大きく形成されていればよく、他の形状としてもよい。第2の実施形態によれば、スピントルク発振子74は、ディスク対向面43と面一の下端面75aと、ディスク対向面から離間し、下端面とほぼ平行な上端面75bと、これら下端面と上端面との間を延びる両側面75c、75dとを有している。下端面75aのトラック幅方向の長さbが、上端面75bのトラック幅方向の長さaよりも大きく、また、両側面75c、75dは、凹状の曲面に形成されている。
(第3の実施形態)
図17は、第3の実施形態に係るHDDの磁気ヘッドにおける磁気記録ヘッドを示す正面図である。第3の実施形態によれば、スピントルク発振子74は、ディスク対向面43と面一の下端面75aと、ディスク対向面から離間し、下端面とほぼ平行な上端面75bとこれら下端面と上端面との間を延びる両側面75c、75dとを有している。下端面75aのトラック幅方向の長さbが、上端面75bのトラック幅方向の長さaよりも大きい。一方の側面75cは、ディスク対向面43に垂直な方向に対して、トラック中心側、つまり、内側に傾斜して延び、他方の側面75dは、ディスク対向面43にほぼ垂直に延びている。また、側面75cと75dは逆でも良い。
(第4の実施形態)
図18は、第4の実施形態に係るHDDの磁気ヘッドにおける磁気記録ヘッドを示す正面図である。第4の実施形態によれば、スピントルク発振子74は、ディスク対向面43と面一の下端面75aと、ディスク対向面から最も離間した上端面75bとこれら下端面と上端面との間を延びる両側面75c、75dとを有している。下端面75aのトラック幅方向の長さbは、上端面75bのトラック幅方向の長さaよりも大きく、また、上端面75bおよび両側面75c、75dは、凸状の曲面に形成されている。
上記のように構成された第2、第3、第4の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、高周波発振子は、主磁極のトレーリング側に限らず、主磁極のリーディング側に設けてもよい。
10…筺体、11…ベース、12…磁気ディスク、13…スピンドルモータ、
14…ヘッドアクチュエータ、25…制御回路基板、27…アーム、
30…サスペンション、42…スライダ、43…ディスク対向面、
44…ヘッド部、54…再生ヘッド、56…磁気記録ヘッド、66…主磁極、
66a…先端部、68…トレーリングシールド、68a…先端部、
70…電源、74…スピントルク発振子、75a…下端面、75b…上端面、
75c、75d…側面、WG…ライトギャップ

Claims (6)

  1. 記録媒体の記録層に対し記録磁界を印加する主磁極と、
    前記記録媒体と対向するディスク対向面の近傍で前記主磁極に隣接して設けられた高周波発振子と、を備え、
    前記高周波発振子は、前記ディスク対向面に最も近い下端面のトラック幅方向の長さが、前記ディスク対向面から最も離れた上端面のトラック幅方向の長さよりも長い形状を有する磁気記録ヘッド。
  2. 前記高周波発振子は、前記下端面から上端面まで延びる両側面を有し、少なくとも一方の側面は、前記ディスク対向面に垂直な方向に対して傾斜している請求項1に記載の磁気記録ヘッド。
  3. 前記高周波発振子は、台形形状を有している請求項2に記載の磁気記録ヘッド。
  4. 前記側面は、曲面である請求項2に記載の磁気記録ヘッド。
  5. 前記主磁極にギャップを置いて対向配置されたシールド磁極を備え、
    前記高周波発振子は、前記主磁極とシールド磁極との間に設けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の磁気記録ヘッド。
  6. 記録層を有するディスク状の記録媒体と、
    前記記録媒体を支持および回転する駆動部と、
    前記記録媒体に対し情報処理を行う請求項1ないし5のいずれか1項に記載の磁気記録ヘッドと、
    を備えるディスク装置。
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