JP2009176399A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】垂直磁気記録方式のディスク装置において、すでに記録された記録情報へ記録磁界が漏洩して、記録された記録情報を減衰、消去するのを抑制する。
【解決手段】磁気ディスク11は、軟磁性膜裏打ち層20と磁気記録層19を有する。磁気ヘッドは、主磁極と、補助磁極3と、主磁極のトレーリング側に非磁性膜を介して配置され、反対側が補助磁極に接しているトレーリング・シールド32と、主磁極両側に配置されたサイド・シールド33とを有する。ここで、軟磁性膜裏打ち層20の飽和磁束密度をBs_sul、膜厚をt_sul、トレーリング・シールド及びサイド・シールドの飽和磁束密度をBs_shield、膜厚をt_shield、主磁極に対向するシールド32,33の辺の数をC1とするとき、次の式を満足するように条件設定する。
Figure 2009176399

【選択図】図1

Description

本発明は、磁気ディスク装置に関し、特に、主磁極の回りにトレーリング・シールド及びサイド・シールドを有する垂直磁気記録用の磁気ヘッドと、軟磁性裏打ち層を有する磁気ディスクとを備えた磁気ディスク装置に関する。
磁気記録再生装置は、磁気記録媒体と磁気ヘッドを備え、磁気記録媒体上のデータは磁気ヘッドによって読み書きされる。磁気記録媒体の単位面積当たりの記録容量を大きくするためには、面記録密度を高める必要がある。しかしながら、現状の面内磁気記録方式では、記録されるビット長が小さくなると媒体の磁化の熱揺らぎの問題が生じ、面記録密度を上げられない問題がある。
この問題を解決できるものとして、単磁極ヘッドで、軟磁性の裏打層を備えた二層垂直記録媒体に垂直な方向に磁化信号を記録する垂直記録方式がある。この方式を用いると、より強い記録磁界を媒体に印加することができる。したがって、媒体の記録層に磁気異方性定数の大きなものを使用することができる。また、垂直磁気記録方式の磁気記録媒体では、膜厚方向に磁性粒子を成長させることで、媒体表面の粒径は小さいままで、すなわちビット長は小さいままで体積を大きくできる利点もある。さらに垂直磁気記録は、記録媒体に形成する記録磁化の向きを、膜面に対して垂直方向とするものであり、高密度記録された記録磁化が安定に保持されるという利点がある。磁気記録装置の面記録密度を向上させるため、従来の面内磁気記録方式に代わってこの垂直磁気記録方式が用いられるようになってきている。垂直磁気記録には、記録再生を行う磁気ヘッドとして記録再生分離ヘッドが用いられる。再生ヘッドには従来の面内磁気記録と同様の磁気抵抗効果型ヘッドが用いられるが、記録ヘッドには主磁極と補助磁極からなる単磁極ヘッドを用いることができる。
垂直磁気記録方式において、分解能、S/Nなどの記録特性を向上させて、線記録密度、トラック密度を高めるためには、磁気ヘッドから生じる記録磁界を急峻にすることが求められている。ところが、主磁極からの磁束は、主磁極からの距離に従って空間的に広がっていくため、記録に必要な磁界勾配が小さくなってしまうという問題がある。また、隣接トラックにも磁界が及んでしまうために、隣接トラックに記録されているデータを消失しやすいという問題がある。これらの問題を軽減するために、主磁極と媒体の距離を小さくすることが有効ではあるが、主磁極と媒体が接触することを避けるためにはある程度の空隙を確保しておく必要がある。
この問題を解決するために、非特許文献1には、主磁極のトレーリング側の側面から生じる磁束を吸い込むためのシールドを配置する、いわゆるシールド型単磁極ヘッドが開示されている。これによって記録に関わるトレーリング側のヘッド磁界を急峻にすることができる。また、主磁極から隣接トラック側に漏れ出す磁束を吸い込むためのシールドをさらに備えたシールド型磁気ヘッドが、特許文献1及び特許文献2に開示されている。これを用いれば、記録磁界勾配を急峻にし、記録過程において隣接トラックに印加される磁界を低減することができる。
米国特許第4656546号明細書 特開2005−190518号公報 M. Mallary,IEEE Trans. Magn., vol38 pp1719-1724 (2002).
上述のように、シールド型磁気ヘッドは、磁界勾配を急峻にできることが特徴である。しかし、磁界勾配を急峻にするために、シールドに吸い込まれる磁束の量を多くするほど、面内方向の記録磁界成分が増えたり、記録磁界とは逆極性の磁界が発生する。この逆極性の磁界は既存のデータ情報の劣化、消去をまねく原因となる可能性がある。図4に3次元磁界計算より得られた記録磁界の等磁界曲線の例を示す。図4は、トラック中心の半分のみ示し、サイド・シールドのないトレーリング・シールドの場合の等磁界曲線である。破線の円形部分が、主磁極とトレーリング・シールドに対向する部分である。図5にトラック中心での走行方向の記録磁界分布を示した。破線の円で示した部分に記録磁界とは逆極性の磁界が発生していることがわかる。
なお、記録磁界は、ストーナーウオルファスの考えに基づいて、記録磁界の角度を考慮した垂直成分と面内成分とを合成したもので示してあり、下記の式となる。
Figure 2009176399
ここで、|H|は磁界の垂直成分、走行方向成分、トラック幅方向成分のノルムである。θは磁界の面直方向の角度である。nSWはストーナーウオルファスの係数であり通常は3/2である。今回は媒体の特性を考慮して1で計算した。面内方向の成分(走行方向成分、トラック幅方向成分)が増えることにより、有効磁界は増加する。したがって、逆極性の磁界の強度が大きくなるため、面内成分を減少することも消去抑制のためには重要となる。
また、サイド・シールドが設けられているヘッドではサイド・シールドに対向する位置でも逆極性の磁界が発生する。
そこで、本発明の目的は、記録ヘッドのコイルに記録電流が流され、それによって励起された主磁極からの記録磁界が、すでに記録された記録情報へ漏洩し、その記録された記録情報を減衰、消去する問題を解決することである。
本発明の代表的な磁気ディスク装置は、垂直磁気記録用の磁気ディスクと垂直磁気記録用の磁気ヘッドとを備える。前記磁気ディスクは、軟磁性裏打ち層と非磁性体の中間層と磁気記録層とを有する。前記磁気ヘッドは、主磁極と、補助磁極と、前記主磁極トレーリング側に非磁性膜を介して配置され、前記主磁極と対向する側と反対側において前記補助磁極に接しているトレーリング・シールドと、前記主磁極のトラック幅方向両側に非磁性膜を介して配置されたサイド・シールドとを有する。ここで、軟磁性膜裏打ち層の飽和磁束密度をBs_sul、膜厚をt_sul、トレーリング・シールド及びサイド・シールドの飽和磁束密度をBs_shield、膜厚をt_shield、前記主磁極に対向するトレーリング・シールド及びサイド・シールドの辺の数をC1とするとき、
Figure 2009176399
を満足するように構成するものである。
好ましくは、磁気記録層と軟磁性裏打ち層の間に配置された中間層の膜厚をtEBLとし、磁気ヘッドと磁気記録層の磁気的スペーシングをhmとするとき、
Figure 2009176399
を満足するように構成するものである。
本発明によれば、記録磁界とは逆極性の磁界の発生を抑制することがで、すでに記録されている磁化情報の劣化・消去を抑えて信頼性の高い高密度化された磁気ディスク装置を提供することができる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。なお、以下に説明する実施の形態は、磁気ディスク装置の一例であるハードディスク・ドライブ(HDD)に対して本発明を適用したものである。
図2は、HDDの筐体のトップ・カバーがない状態の上面図を示している。HDD100は、データを記録する磁気記録媒体である磁気ディスク11を備えている。本実施形態の磁気ディスク11は、記録層と軟磁性裏打ち層を有する。
ヘッド・スライダ105は、外部ホスト(不図示)との間で入出力されるデータについて、磁気ディスク11への書き込み及び/又は読み出しを行う磁気ヘッドと、その磁気ヘッドがその面上に形成されているスライダとを備えている。磁気ヘッドは、磁気ディスク11への記録データに応じて電気信号を磁界に変換する記録素子及び磁気ディスク11からの磁界を電気信号に変換する再生素子を有する。磁気ヘッドの構造については、後に詳述する。
アクチュエータ106は、ヘッド・スライダ105を保持し、それを移動する。アクチュエータ106は回動軸107に回動自在に保持されており、駆動機構としてのボイス・コイル・モータ(以下、VCM)109によって駆動される。アクチュエータ106及びVCM109のアセンブリは、ヘッド・スライダ105の移動機構である。磁気ディスク11は、ベース102に固定されたスピンドル・モータ(以下、SPMと略す)103に保持され、SPM103により所定の角速度で回転される。
磁気ディスク11からのデータの読み取り/書き込みのため、アクチュエータ106は回転している磁気ディスク11表面のデータ領域上空にヘッド・スライダ105を移動する。磁気ディスク11に対向するスライダのABS(Air Bearing Surface)面と、回転している磁気ディスク11との間の空気の粘性による圧力が、アクチュエータ106によって磁気ディスク11方向に加えられる圧力とバランスすることによって、ヘッド・スライダ105は磁気ディスク11上を一定のギャップを置いて浮上する。
磁気ディスク11の回転が停止する等のときには、アクチュエータ106はヘッド・スライダ105をデータ領域からランプ115に退避させる。上記各構成要素の動作は、制御回路基板(不図示)上の制御回路が制御する。なお、ヘッド・スライダ105がデータ書き込み/読み出し処理を行わない場合に、磁気ディスク11の内周に配置されているゾーンに退避するCSS(Contact Start and Stop)方式に、本発明を適用することも可能である。また、上記の説明では、簡単のために磁気ディスク11が一枚構成で、片面記憶のタイプを説明しているが、HDD100は、1もしくは複数枚の両面記録磁気ディスクを備えることができる。
図3(a)に、上記ヘッド・スライダ105に搭載される磁気ヘッド14のトラック中心での断面構成を示し、図3(b)に浮上面(磁気ディスク対向面)から見た構成を示す。磁気ヘッド14は、主磁極1と補助磁極3とを備えた記録ヘッド(単磁極ヘッド)25と、リーディング側の下部シールド8とトレーリング側の上部シールド9からなる一対の磁気シールド(再生シールド)間に巨大磁気抵抗効果素子(GMR)やトンネル磁気抵抗効果型素子(TMR)などからなる再生素子7を備えた再生ヘッド24を有する記録再生複合ヘッドである。
主磁極1と補助磁極3とは浮上面から離れた位置でピラー17によって磁気的に接続され、主磁極1、補助磁極3、ピラー17によって構成される磁気回路に薄膜コイル2が鎖交している。主磁極1は、補助磁極3のリーディング側に配置されている。主磁極1は、補助磁極3とピラー17で接続される主磁極ヨーク部1A、ヘッド浮上面に露出してトラック幅を規定する主磁極ポール・ティップ1Bから構成される。
主磁極ポール・ティップ1Bのトレーリング側に非磁性体を介して配置され、反対側が補助磁極3に接して設けられた磁性体32(トレーリング・シールド)は、ヘッド走行方向のヘッド磁界垂直成分プロファイルの磁界勾配を増大するためのシールドである。また、主磁極ポール・ティップ1Bのトラック幅方向の両側に配置された磁性体33(サイド・シールド)は、トラック幅方向への磁界漏れを小さくし、記録磁界のトラック幅方向の分布を狭小化するためのシールドである。
図1(a)は、磁気ディスク11と磁気ヘッド14の主磁極ポール・ティップ1Bの先端部とトレーリング・シールド32のトラック中心での断面模式図である。図1(b)は、磁気ヘッド14を浮上面(磁気ディスク対向面)から見た場合における、主磁極ポール・ティップ1B及びその近傍の形状を模式的に示している。図1(b)における上側がトレーリング側、下側がリーディング側となる。記録ヘッド25は、主磁極ポール・ティップ1Bの半径方向の左右両側に、サイド・シールド33を有している。また、主磁極ポール・ティップ1Bの円周方向におけるトレーリング側に、トレーリング・シールド32を有している。図1(b)の例においては、トレーリング・シールド32とサイド・シールド33とが連続的に一体形成されたものである。勿論、トレーリング・シールド32とサイド・シールド33は別々に形成された分離構造であっても良い。
主磁極ポール・ティップ1Bは、トラック幅方向において線対称であり、そのリーディング部分の幅が、トレーリング部分の幅よりも狭い台形形状を有している。これは磁気ヘッド14と磁気ディスク11のトラックとの間にスキュー角が存在する場合、主磁極ポール・ティップ1Bのリーディング部分における磁界によって隣接トラックのデータを消去・減衰させることを抑制するためである。また、サイド・シールド33が主磁極ポール・ティップ1Bのベベル角に沿うように形成され、サイド・シールド33の形状が主磁極ポール・ティップ1Bの形状に沿ったものである。但し、サイド・シールド33の形状は、主磁極ポール・ティップ1Bの形状に沿っていなくても良い。
磁気ディスク11は、非磁性基板22上に、軟磁性裏打ち層20と磁気記録層19を有し、軟磁性裏打ち層20と磁気記録層19との間に非磁性層からなる中間層21を有する。
記録ヘッド25の主磁極1から出た磁束は、磁気記録媒体11の磁気記録層19及び軟磁性裏打ち層20を通り補助磁極3に入る磁気回路を形成し、磁気記録層19に磁化パターンを記録する。
次に、上記のような磁気ヘッド14及び磁気ディスク11の関係において、すでに記録されている磁化情報の劣化・消去を抑えるために、記録磁界とは逆極性の磁界の発生を抑制するための条件について説明する。図1(a)において、軟磁性膜裏打ち層20の飽和磁束密度をBs_SUL、膜厚をt_SUL、トレーリング・シールド32とサイド・シールド33の飽和磁束密度をBs_shield、膜厚をt_shield、主磁極ポール・ティップ1Bに対向するシールドの辺の数をC1とするとき、本実施形態においては、次の式(1)の関係を満たすようにする。
Figure 2009176399
式(1)において、左辺は主磁極1から軟磁性膜裏打ち層20への磁束の流れやすさの程度を示し、右辺はトレーリング・シールド32とサイド・シールド33への磁束の流れやすさを示す。飽和磁束密度が大きいほうが、また膜厚が大きい方が、磁束が流れ込みやすくなる。また、C1はトレーリング・シールド32のみの場合は1、トレーリング・シールド32とサイド・シールド33が左右に配置されている場合は3となる。図1で示した実施形態の場合には3となる。これは、主磁極ポール・ティップ1Bに対向する辺が多いほどシールドへ磁束が流れやすくなることを意味する。したがって、上記式(1)を満足することにより、トレーリング・シールド32とサイド・シールド33に流れ込む磁束は抑制され、磁気ディスク11の軟磁性裏打ち層20に流れ込む磁束が増えることになる。これにより、すでに磁化情報の記録されているトラックに印加される記録磁界とは逆極性の磁界強度を抑制することができる。したがって、信頼性の高い高密度化した磁気記録装置を提供することができる。
上記磁気ディスク11を構成する、軟磁性層裏打ち層20の材料として、飽和磁束密度の大きい材料としては、FeCo系、FeCoB、FeCoV、FeSi、FeSiB−Cなどがある。それより、飽和磁束密度の小さい材料としては、CoTaZr、CoZrNb、FeNi、FeCr、NiFeO、AlFeSi、NiTaZrなどが例としてあげられる。磁気記録層19の材料としてはCoCrPt−SiO2のグラニュラー膜、FePt規則合金、Co/Pd、Co/Ptの人工格子膜、TbFeCoのアモルファス膜などがある。非磁性中間層21の材料としては例えばRuなどがある。
上記構成において、サイド・シールド33とトレーリング・シールド32の膜厚もしくは飽和磁束密度が異なる場合には、上記式(1)は
Figure 2009176399
として表される。ここで、サイド・シールド33の飽和磁束密度をBsside_shield、膜厚をtside_shieldとしてある。
また、サイド・シールド33の膜厚もしくは飽和磁束密度が、左右で異なる場合には、上記式(1)は
Figure 2009176399
として表される。ここで、左右のサイド・シールド33の飽和磁束密度をBsside_shield_1、Bsside_shield_2、膜厚をtside_shield_1、tside_shield_2としてある。
また、上記と同様の観点から、主磁極ポール・ティップ1Bの外周に、シールドが対向している割合をC2とすると、以下の式(2)の関係を満足するようにする。
Figure 2009176399
これは、主磁極ポール・ティップ1Bに対向する割合が多いほどシールドへ磁束が流れやすくなるからである。これにより、すでに磁化情報の記録されているトラックに印加される記録磁界とは逆極性の磁界の強度を抑制することができる。
また、磁気ヘッド14から磁気記録層19までの磁気的距離をhmとして、非磁性膜からなる中間層21の膜厚をtEBLとすると、以下の式(3)を満たすような構成にすることが好ましい。
Figure 2009176399
ここで、Cは前記C1もしくは1/C2である。中間層21の膜厚が小さい方が磁束が軟磁性裏打ち層20に流れやすく、磁気的距離が小さいほど磁束は軟磁性裏打ち層20を通ってシールドに戻りやすくなる。これによって、すでに磁化情報の記録されているトラックに印加される記録磁界とは逆極性の磁界の強度を減少して、記録磁化情報の劣化・消去を、より確実に抑制することができる。
また、磁気ディスク11の特性を鑑みると、逆極性の磁界が、磁気ディスク11の負の保磁力からひいた接線が飽和磁化になる値の磁界の値Hn(図14参照)より絶対値で小さい値までは許容されても良いとも考えられる。このHnと記録磁界強度Hmaxとの比(Hn/Hmax)をC3とすると、以下の式(4)を満たすような構成にすることが好ましい。
Figure 2009176399
ここで、Cは前記C1もしくは1/C2である。
上記実施形態による磁気ヘッド/磁気ディスクの関係において、主磁極1より発生する記録磁界を3次元磁界計算により計算した。ここで軟磁性裏打ち層20の厚さは20、40、60nmとした。トレーリング・シールド32、サイド・シールド33の厚さは50nmとした。主磁極ポール・ティップ1Bとトレーリング・シールド32の間隔は27nmとした。主磁極ポール・ティップ1Bとサイド・シールド33の間隔は50nmとした。
その他の計算の条件は以下の通りである。主磁極ポール・ティップ1Bの幅Pwは50nmとした。主磁極ポール・ティップ1Bの先端部分はベベル角を8度設けて、リーディング部分の幅が狭い台形形状とした。膜厚は106nmとした。主磁極ポール・ティップ1Bの材料としてはCoNiFeを想定し、飽和磁束密度を2.4T、比透磁率を500とした。主磁極1のヨーク部1Aは、飽和磁束密度が1.0Tの80at%Ni−20at%Feを想定した。補助磁極3は、飽和磁束密度が1.0Tの材料を想定し、大きさは、トラック幅方向の幅を30μm、素子高さ方向の長さを16μm、膜厚を2μmとした。
上部シールド9、下部シールド8は、飽和磁束密度が1.0Tの80at%Ni−20at%Feを想定し、大きさは、トラック幅方向の幅を32μm、素子高さ方向の長さは16μm、膜厚を1.5μmとした。トレーリング・シールド32とサイド・シールド33の磁性材料は、45at%Ni−55at%Feを想定して、飽和磁束密度を1.7T、比透磁率を1000とした。コイル2の巻き数5ターンで、記録電流値は35mAを仮定した。
磁気ディスク11の軟磁性裏打ち層20の材料としては飽和磁束密度1.35Tを想定した。媒体記録層19は膜厚を16nmだけを考慮した。中間層21の厚さは15.5nm、磁気ヘッド14と磁気記録層19表面までの距離は8.5nmを仮定した。したがって、磁気ヘッド14と裏打ち層表面20までの距離は40nmとした。記録磁界は、磁気ヘッド浮上面から16.5nmの磁気記録層中心位置を想定した位置で算出した。
図6に、トレーリング・シールド32とサイド・シールド33を有した記録ヘッド25のトラック中心での走行方向の磁界分布の等磁界曲線を示す。軟磁性裏打ち層20が薄くなるにしたがってアンダーシュート磁界が大きくなっていることがわかる。
図7に、トレーリング・シールド32のみを有した磁気ヘッドのトラック中心での走行方向の磁界分布の等磁界曲線を示す。図6と同様に軟磁性裏打ち層20が薄くなるにしたがって逆極性の磁界が大きくなっていることがわかる。また、図6のものより逆極性の磁界が大きくなっている。
図8に上記式(1)の左辺−右辺の値と、逆極性磁界の有無を示した。値がプラスになっている場合が式(1)を満たしていることを示す。図からわかるように、式(1)を満たしている実施形態の構成では、逆極性の磁界が無い場合が式を満たす場合と一致していることがわかる。したがって、本実施形態の構成をとると、記録磁界と逆極性の磁界の発生を抑制することができるので、すでに記録された磁化情報の消去・減衰を抑制して高密度化した磁気記録装置を提供できる。
図9には磁気的浮上量と中間層膜厚を考慮した式(3)の左辺−右辺の値と、逆極性の磁界の有無を示した。Cは3もしくは1とした。値がプラスになっている場合が式(3)を満たしていることを示す。図からわかるように、式(3)を満たしている実施形態の構成のものと、逆極性の磁界の有無が一致していることがわかる。中間層21の膜厚が小さい方が磁束が軟磁性裏打ち層20に流れやすく、磁気的距離が小さいほど磁束が軟磁性裏打ち層20を通ってシールドに戻りやすいからである。以上のような本実施形態の構成をとると、すでに記録された磁化情報の消去・減衰を抑制して高密度化した磁気記録装置を提供できる。
また、逆極性の磁界は無いことが望ましいが、媒体の特性によってある程度は許容できると考えられる。図14に媒体の磁化曲線の概念模式図を示した。媒体のHnの絶対値より磁界の絶対値が小さければ磁化に変化は起こらず、記録磁化情報の劣化・消去は防止できると考えられる。ここで、最大記録磁界強度Hmaxを10000(×1000/4π (A/m))とする。垂直磁気記録媒体のHnは2000(×1000/4π (A/m))程度である。図10に式(4)の左辺−右辺の値と、逆極性の磁界が図15で示した媒体のHnより大きいか否かを示した。値がプラスになっている場合が式(4)を満たしていることを示す。図からわかるように、式(4)を満たしている本実施形態の構成のものと、逆極性の磁界がHnより小さいものとが一致していることがわかる。以上のような本実施形態の構成をとると、すでに記録された磁化情報の消去・減衰を抑制して高密度化した磁気記録装置を提供できる。
次に図3に示した磁気ヘッド14の変形例について説明する。図11に示す構成例は、コイル2を主磁極1のトレーリング側とリーディング側の両方に配置するものであり、その他の構成は図3と同じである。この構成によれば、主磁極1に発生する記録磁界を大きくすることができる。図12に示す構成例は、再生素子位置への磁界の進入を低減するために、補助シールド10を配置するものである。その他の構成は図11と同じである。また、図13に示す構成例は、コイル2が主磁極ヨーク部1A、主磁極ポール・ティップ1Bに対してヘリカルに巻かれている例である。その他の構成は図12と同じである。この構成によれば、コイル2が主磁極ヨーク部1A及び主磁極ポール・ティップ1Bに直接巻かれているので、記録磁界を一層大きくすることができ、再生素子に進入する磁界を低減することができる。
また、本発明は図15に示したようなリーディング側にシールドが配置された場合にも、もちろん適用できる。リーディング・シールド31はリーディング側の低磁界の広がりを抑えることができる。特にスキュー角が生じた場合に隣接トラックに磁界が印加されることを抑制できる。リーディング・シールド31を配置した場合は式(4)においてC=C1=4となる。リーディング側に逆極性の磁界が印加されてもスキュー角が生じていない場合、自己トラックに印加されるためにすでに記録された磁化情報には影響が少ない。しかし、スキュー角が生じた場合には隣接トラックに磁界が印加される可能性がある。本発明の範囲にあれば、そのような場合においてもすでに記録された磁化情報の消去・減衰を抑制して高密度化した磁気記録装置を提供できる。
本発明は、トラック方向に凹凸部が設けられたディスクリート媒体や、ビット方向にも凹凸部が設けられたパターンド・メディアにおいて同様に適用でき、前述の構成を満たすようにすることで、垂直磁気記録用媒体において隣接トラックに印加される磁界強度を抑制でき、隣接トラックのデータの消去・減衰を抑制して高密度化した磁気ディスク装置を提供できる。また、トラックを規定するための凹凸部をトラック方向に、記録ビットを規定するための凹凸部をビット方向に設けた磁気記録媒体であれば、熱アシスト記録においても本発明の効果は得られる。
以上、本発明を好ましい実施形態を例として説明したが、本発明が上記の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、上記の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。例えば、本発明をHDD以外の磁気ディスク装置に適用することができ、記録ヘッドのみを有する磁気ヘッドを備えた磁気ディスク装置に適用することができる。
実施形態に係る記録ヘッドと磁気ディスクをトラック中心で示した断面模式図と、記録ヘッドの主磁極周辺を浮上面から見た図である。 実施形態に係るHDDの全体構成を示す平面図である。 実施形態に係る磁気ヘッドと磁気ディスクをトラック中心で示した断面図と、磁気ヘッドを浮上面から見た図である。 本発明の解決しなければならない課題に関わる記録磁界の等磁界曲線図である。 本発明の解決しなければならない課題に関わる記録磁界のトラック中心での走行方向の磁界分布図である。 実施形態に係る記録ヘッドの記録磁界のトラック中心での走行方向の磁界分布図である。 トレーリング・シールドのみ有する記録ヘッドの記録磁界のトラック中心での走行方向の磁界分布図である。 実施形態に関わる記録ヘッドの3次元磁界計算の結果を示す図である。 実施形態に関わる記録ヘッドの3次元磁界計算の結果を示す図である。 実施形態に関わる記録ヘッドの3次元磁界計算の結果を示す図である。 図3に示す実施形態に係る磁気ヘッドの変形例を示す断面図と浮上面から見た図である。 図3に示す実施形態に係る磁気ヘッドの変形例を示す断面図と浮上面から見た図である。 図3に示す実施形態に係る磁気ヘッドの変形例を示す断面図と浮上面から見た図である。 磁気記録媒体の磁化曲線を模式的に示す図である。 他の実施形態に係る記録ヘッドと磁気ディスクをトラック中心で示した断面模式図と、記録ヘッドの主磁極周辺を浮上面から見た図である。
符号の説明
1…主磁極、1A…主磁極ヨーク部、1B…主磁極ポール・ティップ、2…薄膜導体コイル、3…補助磁極、7…再生素子、8…下部シールド、9…上部シールド、10…補助シールド、11…磁気ディスク、14…磁気ヘッド、17…ピラー、19…磁気記録層、20…軟磁性裏打ち層、21…中間層、22…基板、24…再生ヘッド、25…記録ヘッド、31…リーディング・シールド、32…トレーリング・シールド、33…サイド・シールド、102…ベース、103…スピンドル・モータ、105…ヘッド・スライダ、106…アクチュエータ、107…回動軸、109…ボイス・コイル・モータ、115…ランプ。

Claims (11)

  1. 基板の上部に形成された軟磁性膜裏打ち層と、非磁性体の中間層と、磁気記録層とを有する垂直磁気記録用の磁気ディスクと、
    主磁極と、補助磁極と、前記主磁極のトレーリング側に非磁性膜を介して配置され、前記主磁極と対向する側と反対側において前記補助磁極に接しているトレーリング・シールドと、前記主磁極のトラック幅方向両側に非磁性膜を介して配置されたサイド・シールドと、を有する垂直磁気記録用の磁気ヘッドと、を備え、
    前記軟磁性膜裏打ち層の飽和磁束密度をBs_sul、膜厚をt_sul、前記トレーリング・シールド及びサイド・シールドの飽和磁束密度をBs_shield、膜厚をt_shield、前記主磁極に対向する前記トレーリング・シールドとサイド・シールドの辺の数をC1とするとき、
    Figure 2009176399
    を満足する磁気ディスク装置。
  2. 前記トレーリング・シールドの飽和磁束密度をBstrailing_shield、膜厚をttrailing_shield、前記サイド・シールドの飽和磁束密度をBsside_shield、膜厚をtside_shieldとするとき、
    Figure 2009176399
    を満足する請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記トレーリング・シールドの飽和磁束密度をBstrailing_shield、膜厚をttrailing_shield、前記サイド・シールドのうち一方の飽和磁束密度をBsside_shield_1、膜厚をtside_shield_1、他方の飽和磁束密度をBsside_shield_2、膜厚をtside_shield_2とするとき、
    Figure 2009176399
    を満足する請求項1記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記トレーリング・シールドとサイド・シールドは一体である請求項1記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記磁気ヘッドから前記磁気ディスクの前記磁気記録層までの磁気的距離をhm、前記中間層の膜厚をtEBLとするとき、
    Figure 2009176399
    を満足する請求項1記載の磁気ディスク装置。
  6. 前記磁気ヘッドの最大記録磁界強度と、前記磁気ディスクの負の保磁力からひいた接線が飽和磁化になる値の磁界の値との比をC3とするとき、
    Figure 2009176399
    を満足する請求項1記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記主磁極のリーディング側に非磁性膜を介してさらにリーディング・シールドが配置されている請求項1記載の磁気ディスク装置。
  8. 磁気記録層と軟磁性膜裏打ち層を有する垂直磁気記録用の磁気ディスクと、
    主磁極と、補助磁極と、前記主磁極のトレーリング側に非磁性膜を介して配置され、前記主磁極と対向する側と反対側において前記補助磁極に接しているトレーリング・シールドと、前記主磁極のトラック幅方向両側に非磁性膜を介して配置されたサイド・シールドと、を有する垂直磁気記録用の磁気ヘッドと、を備え、
    前記軟磁性膜裏打ち層の飽和磁束密度をBs_sul、膜厚をt_sul、前記トレーリング・シールド及びサイド・シールドの飽和磁束密度をBs_shield、膜厚をt_shield、前記主磁極の外周に前記トレーリング・シールド及びサイド・シールドシールドが対向している割合をC2とする時、
    Figure 2009176399
    を満足する磁気ディスク装置。
  9. 前記トレーリング・シールドとサイド・シールドは一体である請求項8記載の磁気ディスク装置。
  10. 前記磁気ヘッドから前記磁気ディスクの前記磁気記録層までの磁気的距離をhm、前記中間層の膜厚をtEBLとするとき、
    Figure 2009176399
    を満足する請求項8記載の磁気ディスク装置。
  11. 前記磁気ヘッドの最大記録磁界強度と、前記磁気ディスクの負の保磁力からひいた接線が飽和磁化になる値の磁界の値との比をC3とするとき、
    Figure 2009176399
    を満足する請求項8記載の磁気ディスク装置。
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