JP6053313B2 - シングル書き込みおよび広域熱アシストを用いた磁気記録ディスクドライブ - Google Patents

シングル書き込みおよび広域熱アシストを用いた磁気記録ディスクドライブ Download PDF

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Description

本発明は、全般的には、磁気記録層を昇温した状態でデータを書き込む熱アシスト記録(TAR)システムに関し、特に、記録を行うデータトラックよりも広いディスク領域を加熱する「広域」加熱器を備えたTARディスクドライブに関する。
磁気記録ディスクドライブにおいては、ディスク上の記録層用の磁気材料(または媒体)は、データ「ビット」を規定する磁化データ領域を正確に書き込み、且つ新しいデータビットによって書き換えられるまでそれらの磁化状態を維持するのに十分な保磁力を有するように選択される。データ面密度(ディスクの単位表面積当たりに記録できるビット数)が高くなるにつれて、データビットを構成する磁性粒子が非常に小さくなり、単に熱的不安定性または磁化ビット内での撹拌によって消磁され得る(いわゆる「超常磁性」効果)。蓄えられた磁化の熱的不安定性を回避するために、高い磁気結晶異方性(K)を持つ媒体が必要とされる。磁性粒子の熱的安定性は、かなりの程度までKVによって決定される(ここで、Vは、磁性粒子の体積である)。従って、高いKを有する記録層が、熱的安定性のためには重要である。しかしながら、Kが高くなると、磁化方向を逆にするために必要な磁場である、媒体の短期スイッチング磁場Hも高くなる。ほとんどの磁気材料に関して、Hは、はるかに長い時間尺度で測定した保磁場または保磁力Hよりかなり大きく、例えば約1.5〜2倍大きい。当然、スイッチング磁場は、垂直記録の場合、現在約12kOeに限定される記録ヘッドの書き込み磁場の能力を超えることはない。
記録層の磁気材料の保磁力が温度に依存することは公知であるので、熱安定性の問題に対する解決策の提案の1つは、熱アシスト記録(TAR)であり、熱アシスト磁気記録(HAMR)とも呼ばれるが、熱アシスト記録においては、磁気記録材料を書き込み期間中に局所的に加熱することにより、書き込みを十分に行える程度に保磁力を低下させるが、保磁力/異方性は、ディスクドライブの周囲温度(すなわち、約15〜30℃の通常動作または「室内」温度)において、記録されたビットの熱的安定性を得る程度には十分高い。提案された幾つかのTARシステムでは、磁気記録材料は、キュリー温度付近にまで、またはそれを上回る温度にまで加熱される。記録されたデータは、その後、従来の磁気抵抗(MR)読み取りヘッドによって周囲温度で読み戻される。
TARによるアプローチが幾つか提案されている。「小領域」加熱器を備えたTARディスクドライブは、書き込みヘッドによってデータが書き込まれるデータトラックの領域にのみ熱を向ける。最も一般的なタイプの小領域TARディスクドライブは、レーザー光源と、近接場変換器(NFT)を備えた光導波路とを用いる。「近接場」変換器は、「近接場光学」に言及し、光の通路がサブ波長特性を持つ素子を通り、その光は、第1の素子からサブ波長距離離れた位置にある、磁気記録媒体のような基板等の第2の素子に結合される。NFTは、通常、主頂点または先端として成形した表面形状に、表面電荷運動を集中させるように成形した低損失金属(例えば、Au、Ag、Al、またはCu)を用いる。振動する先端の電荷により、強い近接場パターンが生じる。振動する先端の電荷の電磁場により、近接場における光出力が増加し、書き込みヘッドからの書き込み磁場に暴露された領域のみを加熱するように、光出力が磁気記録媒体上に向けられる。小領域加熱器には、隣接トラック消去(ATE)を引き起こさないという利点がある。もし書き込み中のデータトラックに隣接するデータトラックも加熱されてしまうと、書き込みヘッドからの浮遊磁場が、隣接するトラックに以前に記録されたデータを消去する場合がある。また、磁場が存在しない場合でも、隣接するデータトラックの加熱により、周囲温度における熱崩壊速度を超えて、熱崩壊速度が加速し、その結果、データの消失が生じ得る。小領域加熱器は、ATEが少ないという利点をもたらすが、製造が困難である。また、比較的不十分な熱伝導により、所望の媒体温度に到達するために必要な加熱器温度が、非常に高い。
データトラックよりもかなり広範囲な領域を加熱する「広域」加熱器を備えたTARディスクドライブは、「小領域」加熱器の提案前に提案されていた。広域加熱器は、小領域加熱器と比較して、製造および従来の記録ヘッド構造における実施が比較的簡単である。データトラックを非常に効率的に加熱し、従って、ある媒体必要温度に対して必要とされる加熱器温度を最小限に抑えるというさらなる利点も有する。しかしながら、隣接するトラックが、書き込みヘッドからのフリンジ場および広域加熱器からの熱の両方の組み合わせに繰り返し暴露されることから、広域加熱器は、かなりのATEを生じさせることが明らかになっている。広域加熱器を備えたTARシステムには、(特許文献1)に記載されるような光チャネルに結合されたレーザー、および(特許文献2)に記載されるような電気抵抗加熱器を用いるシステムが含まれる。
米国特許第5,986,978号明細書 米国特許第7,068,453B2号明細書 米国特許第6,185,063B1号明細書 米国特許出願公開第2009/0310459A1号明細書 米国特許第7,068,453B2号明細書
必要とされるのは、顕著なATEなしに広域加熱器を使用できるTARディスクドライブである。
本発明は、「シングル」記録に「広域」加熱器を用いる熱アシスト記録(TAR)ディスクドライブに関する。シングル記録または書き込みにおいては、書き込みヘッド極先端は、クロストラック(cross−track)方向において読み取りヘッドよりも幅広く、且つ、部分的に重なり合う複数の連続した円形パスを作ることにより、磁気転移を書き込む。隣接するパス同士の重なり合わない部分が、データトラックを形成し、従って、データトラックは、書き込み極先端の幅よりも狭い。データは、幅のより狭い読み取りヘッドによって読み戻される。データトラックは、環状バンドにグループ化され、データが書き換えられる場合には、1つの環状バンド中の全てのデータトラックにも書き換えが行われる。
広域加熱器または熱源は、好ましくは、レーザーに結合し且つヘッドキャリアのディスク対向面に出力端部を有する導波路である。導波路出力端部は、書き込み極先端と一致しないが、書き込み極先端からアップトラック(up−track)方向に位置する。従って、導波路出力端部は、ディスクの記録層上に加熱領域またはスポットを生成し、次に、書き込み極先端からの書き込み磁場に暴露され得るダウントラック(down−track)方向へと移動する。導波路出力端部は、書き込み極先端のクロストラック幅よりも広い領域、好ましくは、書き込み極先端と一直線に並ぶトラックの両側の複数のトラックにわたる領域を加熱する。このような広域加熱器を用いた場合には、1つの環状バンド全体に書き込みが行われる度に、各データトラックのデータは、書き込まれた後に、連続する通過の間、熱に暴露される。しかしながら、本発明では、広域加熱器の使用が顕著な隣接トラック消去(ATE)を全く生じさせないことがモデル化から判明している。大きな加熱スポットの結果、かなりの数のトラックが、顕著な磁界ではなく、大幅な温度増加のみを経験する。
本発明の本質および利点をより理解するためには、添付図面と併せて以下の詳細な説明を参照されたい。
本発明による熱アシスト記録(TAR)ディスクドライブの上面図である。 本発明によるTARヘッドおよび関連する垂直磁気記録ディスクの一部の断面図である。 ディスクの記録層の下からTARヘッドキャリアの空気軸受面(ABS)方向を見た図であり、本発明による広域加熱器からの熱アシストを用いたシングル書き込み方法を示す。 広域熱源として電気抵抗加熱器を備えたTARヘッドを用いた本発明のある実施形態のABSの図である。
図1は、本発明による熱アシスト記録(TAR)ディスクドライブの上面図である。ディスクドライブは、矢印15が示す方向に磁気記録ディスク10をその中心13の周りで回転させるためのアクチュエータ130およびスピンドルモータ(図示せず)を支持するハウジングまたは基部101を有する。アクチュエータ130は、剛性アーム134を有するボイスコイルモータ(VCM)回転型アクチュエータでもよく、ピボット132周りで回転する。ヘッドサスペンションアセンブリは、一方の端部をアクチュエータアーム134の端部に取り付けたサスペンション121と、サスペンション121の他方の端部に取り付けた屈曲部123と、空気軸受スライダー122等の屈曲部123に取り付けられたヘッドキャリアとを含む。サスペンション121により、スライダー122をディスク10の表面に非常に近く保持することが可能となり、屈曲部123により、回転するディスク10によって生じる空気軸受上でスライダー122が「ピッチ」および「回転」することが可能となる。スライダー122は、スライダー122の端面112上に位置する読み書きまたは記録ヘッド109を支持する。記録ヘッド109は、一般的に、誘導型書き込みヘッドと、磁気抵抗読み取りヘッドとの組み合わせ(読み書きヘッドとも呼ばれる)である。レーザー70は、サスペンション121上に支持されるが、代わりに、アーム134またはスライダー122上に支持されてもよい。スライダー122は、レーザー70からの光線をディスク10に向ける光チャネルまたは導波路(図1には図示せず)を支持する。図1には、たった1つのディスク面と関連するスライダーおよび記録ヘッドを示すが、通常は、スピンドルモータによって回転するハブ上に積層された複数のディスクが、各ディスクの各面に関連した別個のスライダーおよび記録ヘッドと共に存在する。
本発明においては、ディスクドライブはシングル記録(シングル書き込みとも呼ばれる)を用いる。従って、図1は、ディスク10の記録層上の環状バンドとしてグループ化された円形シングル記録データトラックの一部も示す。3つのバンド140、141、および142の一部のみを示すが、通常は、多数のバンドが存在する。例えば、シングル記録の2.5インチディスクドライブの場合は、トラックピッチは約50nmで、各バンドが数百のトラックを含み、バンド間の分離が約100nmでもよい。シングル記録においては、クロストラック方向において読み取りヘッドよりも幅広い書き込みヘッドが、部分的に重なり合う複数の連続した円形パスを作ることにより、磁気転移を書き込む。隣接するパス同士の重なり合わない部分が、データトラックを形成し、従って、データトラックは、書き込みヘッドの幅よりも狭い。データは、幅のより狭い読み取りヘッドによって読み戻される。データを書き換える場合には、1つの環状バンド中の全てのデータトラックにも書き換えが行われる。シングル書き込みは当該分野において周知であり、例えば、(特許文献3)に記載されている。
図2は、TARディスク10、およびスライダー端部112上に形成される一体化TARヘッドと共にヘッドキャリアとして機能する空気軸受スライダー122の一部の断面図である。図2は、微小な特徴を示すことが困難であるので、縮尺通りに描かれていない。TARディスク10は、ディスク基板18と、垂直の磁気異方性を有する連続した磁気記録層30と、ヒートシンク層として機能し得る下地層20とを有する垂直磁気記録ディスクとして描かれている。あるいは、下地層20は、書き込み磁場から磁束を運ぶように機能する軟磁性下地層(SUL)でもよく、通常は、SULと記録層30との間の磁気交換を遮断する交換遮断層(EBL)(図示せず)の下に位置する。SULは、CoNiFe、FeCoB、CoCuFe、NiFe、FeAlSi、FeTaN、FeN、FeTaC、CoTaZr、CoFeTaZr、CoFeB、およびCoZrNbの合金等の磁気透過材料で形成された単層、またはAlおよびCoCrの様な導電性膜またはRuおよびIrの様な反強磁性結合膜等の非磁性膜によって分離された複数の軟磁性膜で形成された積層構造体でもよい。記録層30は、垂直に磁化された磁化領域31と共に描かれている(領域31において矢印が示すように、概ね垂直または面外配向で磁化領域が磁気層30に保存されていることを意味する)。記録層30は、特別な成長促進副層上に成長させた顆粒層を有するコバルト−クロム−プラチナ(CoCrPt)合金等のいかなる高異方性(高K)垂直媒体でもよく、あるいはCo膜とプラチナ(Pt)膜またはパラジウム(Pd)膜との交互の多重層でもよい。記録層30は、FePt、FeNiPt、CoPtまたはCoSm等のL1規則合金でもよい。ディスク10は、一般的には、記録層30上に保護膜(図示せず)も含む。
また、ディスク対向面または空気軸受面(ABS)を有するスライダー122上に示されるのは、読み取りヘッド60および書き込みヘッド50を有する読み書きヘッド109(図1)である。書き込みヘッド50は、書き込み極52を第1の戻り極54および第2の極55に接続するヨークを含む。スライダー122のABSは、ディスク10に対向する面であり、実際のスライダーには通常存在する薄い保護膜なしで示されている。ABSは、薄い保護膜で覆われるヘッドキャリアの表面、保護膜が無い場合にはヘッドキャリアの実際の外面、または保護膜の外面を意味するものとする。書き込み電流は、書き込みヘッド50のコイル56を通過し、それによって、書き込み極52の先端52aにおいて磁界(矢印42)が生成される。ディスク10が矢印15の方向に書き込みヘッド50を通過する際に、この磁界が、書き込み極先端52aの下の記録層30を磁化する。記録領域31の検出または読み取りは、磁性領域31間の転移を検出する検出端部60aをABSに有する読み取りヘッド60による。読み取りヘッド60は、通常は、磁気抵抗(MR)読み取りヘッド(センス電流が、ヘッドを構成する層を垂直に通過する、トンネルMR(TMR)読み取りヘッド等)である。一対の磁気透過シールドS1およびS2は、読み取りヘッド60の両側に位置し、それによって、読み取りが行われている領域以外の磁化領域31からの磁束が、読み取りヘッドの検出端部60aに到達することが防止される。書き込みコイル56は、書き込み極52を直接支持するヨーク部分に巻き付けられた従来のヘリカルコイルとして示されており、その電流方向は、「×」印を付けたコイル断面では紙面の内部方向、および円で印を付けたコイル断面では紙面の外側方向で示される。しかしながら、コイルは、ヨークに巻き付けられた従来の平坦または「パンケーキ」コイルでもよい。一体化TARヘッドを有するスライダー122は、絶縁層113を介して読み取りヘッド60および書き込みヘッド50のコイル56に接続する導電性パッド(図示せず)を有した外面または後端115を有する。
スライダー122は、レーザー70、ミラー71、およびABSに出力端部72aを有する光チャネルまたは導波路72も支持する。レーザー70およびミラー71は、スライダー122の上面150上に支持されるように図示されている。光導波路72は、図2において、書き込みヘッド50のヨークを通って延在し、書き込み極52と戻り極55との間に位置するように描かれている。しかしながら、光導波路72は、シールドS2と戻り極55との間のような他の場所に位置していてもよい。導波路72は、Ta等のコア材料、またはレーザー波長の光線に透過性があり且つコア材料よりも低屈折率の誘電クラッド層73(例えばSiOまたはAl)に覆われた別の高指数誘電材料で形成される。図2のスライダー122は、レーザー70からのレーザー光線を導波路72へと向けるためのミラー71を支持するように描かれているが、例えば、(特許文献4)に記載されるように、導波路に結合された格子結合器の使用が公知である。図2においてスライダー端部112上に形成された、光導波路72を除いたTARヘッドの陰影のない部分は、一般的にアルミナである絶縁材料を表す。レーザー70は、約780nmの波長のCD−RW型レーザーダイオードでもよい。また、レーザー70は、約920nm〜1000nmの波長のレーザー光線を生成する垂直キャビティ面発光レーザー(VCSEL)または外部キャビティVCSELでもよい。
光導波路72は、出力端部72aから記録層30へと光線を向け(波状矢印72bによって示す)、それによって記録層を加熱し、良好な書き込み性能を十分確保できる程度に保磁力を低下させる。あるTARの実施形態では、記録層は、記録層30を構成する材料のキュリー温度近くにまで、あるいはそれを上回る温度にまで加熱され得る。記録層30は、書き込みの間は、矢印15が示す方向にスライダー122に対して移動し、それによって、記録層の加熱部分を、書き込み極先端52aからの書き込み磁場42に暴露できる。光導波路72を通る光線からの加熱により、記録層30の保磁力Hが一時的に低下し、それによって、書き込み極先端52aからの書き込み磁場42によって磁性領域が配向される。書き込み磁場HがHより大きい場合には、書き込み磁場42によって磁性領域が配向される。記録層30のある領域は、書き込み極先端52aからの書き込み磁場および光導波路72からの熱に暴露されると、冷却した際に磁化領域31として書き込まれる、または記録される。記録領域31間の転移は、ABSにおいて検出端部60aを有する読み取りヘッド60によって読み取り可能な書き込まれたデータ「ビット」を表す。
図3は、ディスクの記録層の下からABS方向を見た図であり、本発明の熱アシストによるシングル書き込みを用いたディスクに磁化領域を記録する方法のグラフィック描写を目的としたものである。環状バンド140(図1)の2つの同心円トラック140aおよび140bが、第3のデータトラックとなる、書き込み極先端52aと一直線に並ぶ磁気転移のパスと共に示されている。書き込み極先端52aは、読み取りヘッドの検出端部60aのクロストラック幅(RTW)よりも広いクロストラック幅(WTW)を有する。データを書き込む際には、書き込み極先端52aは、記録層が矢印15の方向に移動する際に、磁気転移(白および陰影のついた磁化領域31間の転移として示される)のパスを生成する。シングル書き込みにおいては、1つの環状バンドにおいてデータの一部が書き換えられる場合には必ず、1つの環状バンドにおける全てのデータトラックに書き込みが行われる。結果的に3つのデータトラックを生じさせる磁気転移を書き込むためには、書き込みヘッドは、まずライン150aに沿って中心があるパスを書き込み、その後、アクチュエータが書き込みヘッドを増分距離だけ半径方向に移動させ、ライン150bに沿って中心がある磁気転移のパスを書き込み、その後、アクチュエータが書き込みヘッドを増分距離だけ半径方向に移動させ、ライン150cに沿って中心がある磁気転移のパスを書き込む。パス150bは、パス150aの一部と重なり、パス150cは、パス150bの一部と重なる。例えば、パス150bは、重なり合う部分152と重なり合わない部分154とを有する。シングル書き込み方法において、1つの環状バンドの全てのトラックの書き込みが終了すると、データトラック140aおよび140bによって示すように、データトラックは重なり合わない部分である。従って、書き込まれたデータトラックは、一般的に読み取りヘッドの検出端部60aのRTWよりも僅かに大きいラジアルトラック幅(TW)を有する。例えば、RTWは、通常、TWの0.6〜0.7倍である。
図2および図3に示すように、導波路72(ABSに出力端部72aを有する)は、書き込み極先端52aと一致しないが、好ましくは、50nm以上の距離だけ書き込み極先端52aからアップトラック方向に位置する。従って、導波路出力端部72aは、記録層上に加熱領域またはスポット160を生成する熱源であり、次に、書き込み極先端52aからの書き込み磁場に暴露され得るダウントラック方向へと移動する。図3に示すように、導波路出力端部72aは、WTWよりも広い領域、好ましくは、書き込み極先端52aと一直線に並ぶトラックの両側の複数のトラックにわたる領域を加熱するので、「広域」加熱器である。加熱スポット160は、比較的多数のトラックにわたり、例えば、TWが約50nmである場合には、加熱スポット160は、約1ミクロンとし得るので、約20トラック(書き込みヘッドの片側に10トラックずつ)を覆い得る。しかしながら、加熱スポット160の記録層の一部が、書き込み極先端52aの後端からの書き込み磁場に暴露された時にのみ、磁気転移が書き込まれる。従って、円形パス150cにおけるダウントラック転移31の位置は、加熱スポット160と記録層の非加熱領域との温度勾配ではなく、書き込み極先端52aの書き込み磁場勾配によって決定される。このような広域加熱器を用いた場合には、1つの環状バンド全体に書き込みが行われる度に、各データトラックのデータは、書き込まれた後に、連続する複数の通過の間、例えばこの例では少なくとも10回の通過の間、熱に暴露される。しかしながら、本発明では、広域加熱器の使用が顕著なATEを生じさせないことがモデル化から判明している。大きな加熱スポットの結果、かなりの数のトラックが、顕著な磁界ではなく、大幅な温度増加のみを経験する。
好適な実施形態では、記録層30は、少なくともCo、Pt、およびCrを含む高K合金から形成された顆粒層である。特定の組成により、高K顆粒CoPtCr合金は、周囲温度で、約8kOeより大きく、且つ約20kOeまでのスイッチング磁場Hを有していてもよい。熱源は、Hが書き込み磁場よりもかなり低い値にまで低下するのに十分な程度、保磁力Hを低下させなければならない。CoPtCr合金の特定の組成および特定の書き込みヘッドに応じて、熱源は、保磁力Hを少なくとも500Oe低下させるものとする、すなわち、Hは少なくとも約800Oe低下する。例えば、CoPtCr合金は、約7×10ergs/cmのKを有し、且つ周囲温度で約9kOeの保磁力Hを有していてもよい(すなわち、スイッチング磁場Hは、約12kOeを上回り得る)。熱源は、記録層30の加熱スポット160の温度を約250℃にまで上昇させることにより、書き込み極先端52aからの書き込み磁場に暴露された際に、保磁力Hが約4kOe低下する(少なくとも約5kOeのスイッチング磁場Hの低下)。この温度は、約600℃であるCoPtCr合金のキュリー温度を大幅に下回る。
図1〜3の本発明の実施形態は、広域熱源として、ABSに出力端部を有する光導波路を用いる。しかしながら、他の熱源も可能である。図4は、(特許文献5)に記載するように、熱源として広域電気抵抗加熱器を備えたTARヘッドのABSの図を示す。書き込みヘッド極先端52aは、読み取りヘッドの検出端部60aのクロストラック幅よりも広いクロストラック幅(WTW)を有するので、書き込みヘッドは、アクチュエータがWTWよりも小さい増分で書き込みヘッドを半径方向に移動させる際にシングル書き込みを行うことができる。導電性加熱素子は、ABSにおいて、複数のトラックを覆うことができるようにWTWより幅広く延在する端部172aを有する。加熱素子は、クロム(Cr)、ニクロム(NiCr)、またはチタン(Ti)等の比較的高い電気抵抗率の材料で形成されていてもよく、電源への接続用に電気接点172bおよび172cを有する。
磁界の影響を除いた純粋な温度の影響による熱崩壊は、熱トラック消去(TTE)と呼ぶことができ、温度の影響と組み合わさった磁界の影響による熱崩壊は、ATEと呼ぶことができる。一回の通過によるATEを、一回の通過によるATEに10回の通過によるTTEを加えたものと比較した。この計算では、1つの加熱スポットが1ミクロンの直径であり、トラック幅が50nmであると仮定した。磁化Mに対するこれらの計算結果を、磁界強度H/Hの2つの値に関して表1に示す(ここで、Hは、ヘッドからのオントラック書き込み磁場であり、Hは、隣接するトラックの中心に生じた磁場である)。表1に示すように、1回の通過によるATEの影響を超える10回のTTE通過の磁化に対する付加的影響は、比較的小さい、すなわち、H/H=0.2に関しては、磁化を追加の2%(97%から95%へ)のみ低下させる。H/H=0.4に関しては、付加的影響はより小さい、すなわち、磁化を92%から91.8%へと低下させる。シングル書き込みでは、隣接するトラックにおいて記録されたデータが磁界に1回のみ暴露されることから、磁界および加熱の組み合わせによる熱崩壊は、大幅に低減される。そして、表1に示されるように、加熱のみの影響は、比較的多数の通過にもかかわらず、熱崩壊に対してほとんど影響を及ぼさない。基本的に低KVの全ての小粒子が、書き込みヘッドの1回の通過中に書き込み磁場に暴露されることによって分布から除去されると考えられている。
Figure 0006053313
本発明を好適な実施形態を参照して具体的に示し、説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細に関して様々な変更が行われ得ることが当業者には明らかであろう。従って、開示された発明は、単なる例示としてみなされるものであり、添付の特許請求の範囲に規定される範囲にのみ限定されるものである。
10 磁気記録ディスク
18 ディスク基板
20 下地層
30 磁気記録層
31 磁化領域
42 書き込み磁場
50 書き込みヘッド
52 書き込み極
52a 先端
54 第1の戻り極
55 第2の戻り極
56 コイル
60 読み取りヘッド
60a 検出端部
70 レーザー
71 ミラー
72 光導波路
72a 出力端部
73 誘電クラッド層
101 基部
109 記録ヘッド
112 スライダーの端面
113 絶縁層
115 後端
121 サスペンション
122 スライダー
123屈曲部
130 アクチュエータ
132 ピボット
134 アーム
140、141、142 バンド
140a、140b 同心円トラック
150 上面
152 重なり合う部分
154 重なり合わない部分
160 加熱スポット
S1、S2 磁気透過シールド

Claims (14)

  1. 基板および前記基板上の磁気記録層を備えた回転可能な磁気記録ディスクと、
    前記磁気記録層と対向する記録層対向面を有するヘッドキャリアと、
    前記磁気記録ディスクが回転する際に前記磁気記録層の領域を加熱するための前記ヘッドキャリア上の熱源と、
    前記ヘッドキャリア上の書き込みヘッドであって、前記磁気記録ディスクが回転する際に、前記加熱された磁気記録層に磁気転移の略円形パスを生成する書き込みヘッドと、
    前記磁気記録ディスクの略半径方向に前記ヘッドキャリアを移動させるための、前記ヘッドキャリアに接続されたアクチュエータであって、前記略円形パスのラジアル幅よりも小さい増分で前記書き込みヘッドを移動させることが可能であり、それによって、前記書き込みヘッドが、部分的に重なり合う前記略円形パスを生成し得るアクチュエータと、
    を備えた熱アシスト磁気記録ディスクドライブであって、
    前記磁気記録層の加熱領域は、前記書き込みヘッドのラジアル幅よりも広く、前記書き込みヘッドが位置するトラックと当該トラックの両側の2つのトラックとを合わせた幅よりも広い、
    熱アシスト磁気記録ディスクドライブ。
  2. 前記部分的に重なり合う略円形パスは、前記磁気記録層上で環状バンドにグループ化される、
    請求項1に記載の熱アシスト磁気記録ディスクドライブ。
  3. 前記ヘッドキャリア上に、前記略円形パスの重なり合わない部分における磁気転移を読み取るための磁気抵抗読み取りヘッドをさらに備えた、
    請求項1に記載の熱アシスト磁気記録ディスクドライブ。
  4. レーザーをさらに備え、
    前記熱源が、前記レーザーに結合し且つ前記記録層対向面に出力面を有する、レーザー光線を前記磁気記録層に向けるための光導波路を備えた、
    請求項1に記載の熱アシスト磁気記録ディスクドライブ。
  5. 前記略円形パスにおける磁気転移の位置が、前記書き込みヘッドの書き込み磁場勾配によって決定される、
    請求項1に記載の熱アシスト磁気記録ディスクドライブ。
  6. 前記磁気記録層は垂直磁気記録層であり、
    前記磁気記録ディスクは、前記垂直磁気記録層の下に軟磁性下地層を有する、
    請求項1に記載の熱アシスト磁気記録ディスクドライブ。
  7. 前記導波路の出力面は、前記ヘッドキャリアの前記記録層対向面上の、前記略円形パスに沿った方向に前記書き込みヘッドから50nm以上の距離に位置する、
    請求項に記載の熱アシスト磁気記録ディスクドライブ。
  8. 前記熱源として電気抵抗加熱器を備えた、
    請求項1に記載の熱アシスト磁気記録ディスクドライブ。
  9. 前記熱源は、前記磁気記録層のキュリー温度よりも低い温度にまで前記磁気記録層を加熱する、
    請求項1に記載の熱アシスト磁気記録ディスクドライブ。
  10. 熱アシストシングル書き込み磁気記録ディスクドライブであり、
    基板および前記基板上の垂直磁気記録層を備えた回転可能な磁気記録ディスクと、
    前記垂直磁気記録層に対向する空気軸受面を有するスライダーと、
    レーザーと、
    前記スライダー上で前記レーザーと結合した光導波路であって、前記磁気記録ディスクが回転する際に前記垂直磁気記録層の領域を加熱するためのレーザー光線出力端部を前記空気軸受面に有する光導波路と、
    前記空気軸受面においてラジアル幅を有する書き込み極先端を備えた前記スライダー上の書き込みヘッドであって、前記書き込み極先端は、前記加熱された垂直磁気記録層において、前記書き込み極先端の前記ラジアル幅と略等しいラジアル幅を有する磁気転移の略円形パスを生成する、書き込みヘッドと、
    前記磁気記録ディスクの略半径方向に前記スライダーを移動させるための、前記スライダーに接続されたアクチュエータであって、前記アクチュエータは、前記書き込み極先端の前記ラジアル幅よりも小さい増分で前記書き込み極先端を移動させることが可能であり、それによって、前記書き込み極先端が、部分的に重なり合う前記略円形パスを生成可能で、前記垂直磁気記録層の加熱領域は、前記書き込み極先端の前記ラジアル幅よりも広く、前記書き込みヘッドが位置するトラックと当該トラックの両側の2つのトラックとを合わせた幅よりも広い、アクチュエータと、
    前記空気軸受面において、前記略円形パスの重なり合わない部分を読み取るための、前記書き込み極先端の前記ラジアル幅よりも小さいラジアル幅を有する検出端部を備えた読み取りヘッドと、
    を備えた熱アシストシングル書き込み磁気記録ディスクドライブ。
  11. 前記部分的に重なり合う略円形パスは、前記垂直磁気記録層上で環状バンドにグループ化される、
    請求項10に記載の熱アシストシングル書き込み磁気記録ディスクドライブ。
  12. 前記光導波路の前記レーザー光線出力端部は、前記書き込み極先端の前記ラジアル幅の3倍よりも大きいラジアル幅を有する、
    請求項10に記載の熱アシストシングル書き込み磁気記録ディスクドライブ。
  13. 前記垂直磁気記録層は、Co、Pt、およびCrを含む合金の顆粒層を備え、
    前記レーザー光線出力端部は、保磁力Hcを少なくとも500Oeだけ低下させるのに十分な温度にまで、前記顆粒層を加熱することが可能な、
    請求項10に記載の熱アシストシングル書き込み磁気記録ディスクドライブ。
  14. 前記垂直磁気記録層は、FePt、FeNiPt、Co3PtおよびCoSmから選択される規則合金、およびCo/Pt多重層およびCo/Pd多重層から選択される交互の膜の多重層から選択される、
    請求項10に記載の熱アシストシングル書き込み磁気記録ディスクドライブ。
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