JP2014197234A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像容器の近傍から集塵部まで延びるダクト内にトナーが詰まることがなく、飛散したトナーを良好に回収する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、第1ファン51によって発生した空気流とともにダクト42内を通過したトナーを捕集する集塵部50と、ダクト42の途中に設けられ 空気流とともに通過するトナーの一部を貯留可能な連結部55と、を備える。連結部55は、連結部55の本体56に対して開閉可能な蓋部57を有する。蓋57は第2ファン61とフィルター62を有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に関し、特に像担持体にトナーを供給する際に飛散したトナーを回収する画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置は、一様に帯電された像担持体上に画像データに関する光を照射することにより形成した静電潜像に対して現像装置からトナーを供給して可視像を形成し、この可視像を記録媒体上に転写後、定着することによって画像形成を行っている。現像装置は、像担持体に対向する現像領域に配置した現像ローラーを備え、現像ローラー上に付着したトナーを像担持体上に供給する。トナーが現像装置から像担持体へ供給される際、トナーの一部が飛散し像担持体に対向する現像装置の開口部から漏出し、画像形成装置の内部を汚染することがある。
そこで、特許文献1に記載の画像形成装置は、像担持体の近傍で現像装置の下側に接する位置に、飛散トナーを吸引する吸引口を設け、さらに吸引口に連通するダクトを設けている。このダクトは画像形成装置の後側に設けられた後部ダクトに連通し、後部ダクトには、吸引口の空気及びトナーを吸引する吸引ファンと、吸引したトナーを捕集するフィルターが設けられている。現像領域の近傍で飛散したトナーを空気とともに吸引口から吸引し、ダクト及び後部ダクト内を通過したトナーをフィルターに捕集することで、画像形成装置内部の汚染を防いでいる。
特開2002−116670号公報(段落[0026]〜[0028]、第4図)
しかしながら、特許文献1記載の画像形成装置では、飛散したトナーを吸引口からダクト内に吸引することを繰り返すと、ダクト内にトナーが徐々に堆積していき、ダクト内が堆積したトナーによって流通経路の途中で塞がるおそれがあり、フィルターを取り付けた排出口側にまでトナーが届かなくなるという問題があった。特に長く延びたダクトの流通経路が途中で屈曲している場合、或いはダクト内の流通経路が細くなっている部分では、吸引したトナーが一層詰まりやすく、その結果、飛散したトナーを回収することができなくなるという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、現像容器の近傍から集塵部まで延びるダクト内にトナーが詰まることがなく、飛散したトナーを良好に回収する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明の画像形成装置は、トナーを収容する現像容器と、該現像容器の開口部から外周面の一部が露出することで前記像担持体に対向配置され、前記像担持体にトナーを供給する現像ローラーと、を有する現像装置と、前記現像容器の開口部の近傍に設けられる吸引口に連通するダクトと、該ダクト内に空気流を発生させて前記吸引口及び前記ダクトを通過した空気を装置本体の外部に排出する第1ファンと、該第1ファンによって発生した空気流とともに前記ダクト内を通過したトナーを捕集する集塵部と、前記ダクトの途中に設けられ、空気流とともに通過するトナーの一部を貯留可能な連結部と、を備え、前記連結部は、前記連結部の本体に対して開閉可能な蓋部を有することを特徴としている。
また、第2の発明では、上記の画像形成装置において、前記ダクトは、前記吸引口に連通し前記現像容器の長手方向に沿って設けられる第1ダクトと、該第1ダクトに対して屈曲して延び前記集塵部に連通する第2ダクトと、を有し、前記連結部は、前記第1ダクトと前記第2ダクトとの屈曲部の近傍に配置されることを 特徴としている。
また、第3の発明では、上記の画像形成装置において、前記連結部は、前記ダクト内の断面積が他の部分に比べて小さい部分の近傍に配置されることを特徴としている。
また、第4の発明では、上記の画像形成装置において、前記連結部の本体は、トナーが前記集塵部に向けて通過する流通部と、該流通部の下側に設けられ一部のトナーが堆積する貯留部とを有することを特徴としている。
また、第5の発明では、上記の画像形成装置において、前記蓋部は前記連結部の本体に対して着脱可能に設けられ、前記蓋部には、前記蓋部を取り外したときに前記貯留部に堆積したトナーを収容可能である鍔部が形成されることを特徴としている。
また、第6の発明では、上記の画像形成装置において、前記蓋部には、前記連結部内の空気を前記蓋部側に吸引して前記連結部の外部に向かう空気流を発生させる第2ファンと、該第2ファンによって発生した空気流とともに前記連結部内を通過するトナーを捕集するフィルターとが設けられることを特徴としている。
第1の発明によれば、現像ローラーから像担持体にトナーを供給する際に飛散したトナーは、第1ファンによって吸引口から吸引されてダクト内を通過し、ダクト内を通過したトナーは集塵部に捕集される。そして画像形成を繰り返すと、ダクト内にトナーが堆積するが、例えば所定の印刷枚数を実行した後等定期的に連結部の蓋部を開放し、連結部内に貯留したトナーを回収することで、ダクト内にトナーが詰まることがなく、飛散したトナーを良好に回収することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図 第1実施形態に係る現像装置を示す側面断面図 第1実施形態に係る現像装置から集塵部までの流通経路を示す斜視図 第1実施形態に係る集塵部を概略的に示す断面図 第1実施形態に係る連結部を示す斜視図 第1実施形態に係る蓋部を取り外した状態の連結部の本体を示す斜視図 第1実施形態に係る連結部の蓋部を示す斜視図 本発明の第2実施形態に係る連結部を概略的に示す断面図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置の概略構成を示す断面図であり、右側を画像形成装置の前方側として図示している。画像形成装置100の下部には、積載された用紙を収容する給紙カセット1が配置されている。この給紙カセット1の後方には、上方へ延びて装置本体の上面に形成された排紙部2に至る用紙搬送路3が形成されている。この用紙搬送路3に沿って上流側から順に、ピックアップローラー4、レジストローラー対5、画像形成部6、定着部7及び排出ローラー 対8が配置されている。
給紙カセット1には、給紙カセット1に対して回動自在に支持された用紙積載板9が設けられている。用紙積載板9上に積載された用紙がピックアップローラー4によって用紙搬送路3に向けて送出される。用紙搬送路3に送出された用紙は、レジストローラー対5へと搬送され、レジストローラー対5によってタイミングを調整されて画像形成部6へと供給される。
画像形成部6は、電子写真プロセスによって用紙に所定のトナー像を形成するものであり、図1において時計回りに回転可能に軸支された像担持体である感光体10と、この感光体10の周囲に配置される帯電装置11、現像装置12、クリーニング装置13、用紙搬送路3を挟んで感光体10に対向するように配置される転写ローラー14及び感光体10の前方に配置される光走査装置15から構成されており、現像装置12の上方には、現像装置12へトナーを補給するトナーコンテナ16が配置されている。
帯電装置11には、図示しない電源が接続された導電性ゴムローラー11aが備えられており、この導電性ゴムローラー11aが感光体10に当接するよう配置されている。そして、感光体10が回転すると、導電性ゴムローラー11aが感光体10の表面に接触して従動回転し、この時、導電性ゴムローラー11aに所定の電圧を印加することにより、感光体10の表面が一様に帯電させられることになる。
次いで、光走査装置15から射出されるビーム光により感光体10上に入力された画像データに基づく静電潜像が形成され、現像装置12により静電潜像にトナーが付着して感光体10の表面にトナー像が形成される。そして、レジストローラー対5から感光体10と転写ローラー14とのニップ部(転写位置)に用紙が所定のタイミングで供給され、転写ローラー14により用紙上に感光体10の表面のトナー像が転写される。
トナー像が転写された用紙は、感光体10から分離されて定着部7に向けて搬送される。この定着部7は、画像形成部6の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成部6においてトナー像が転写された用紙は、定着部7に備えられた加熱ローラー7a、及びこの加熱ローラー7aに圧接される加圧ローラー7bによって加熱、加圧され、用紙に転写されたトナー像が定着される。
画像形成された用紙は、排出ローラー対8によって排紙部2に排出される。一方、転写後に感光体10の表面に残留しているトナーはクリーニング装置13により除去され、感光体10は帯電装置11によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
図2〜図4は、上記画像形成装置100に搭載される現像装置12と、トナーを回収する集塵部、及び現像装置から集塵部までの流通経路の構成を示す。図2は現像装置の側面断面図であり、図3は現像装置から集塵部までの流通経路を示す斜視図であり、図4は集塵部の概略断面図である。尚、図2は図1の背面側から見た状態を示しており、現像装置12の各部材の配置は図1と左右が逆になっている。
図2に示すように、現像装置12は、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤(以下、単に現像剤と呼ぶ)が収納される現像容器20を備えており、現像容器20は仕切壁20aによって攪拌搬送室21、供給搬送室22に区画されている。攪拌搬送室21及び供給搬送室22には、トナーコンテナ16(図1参照)から供給されるトナーを磁性キャリアと混合して攪拌し、帯電させるための攪拌搬送スクリュー25a及び供給搬送スクリュー25bがそれぞれ回転可能に配設されている。
そして、攪拌搬送スクリュー25a及び供給搬送スクリュー25bによって現像剤が攪拌されつつ軸方向(図2の紙面と垂直な方向)に搬送され、仕切壁20aの両端部に形成された不図示の現像剤通過路を介して攪拌搬送室21、供給搬送室22間を循環する。即ち、攪拌搬送室21、供給搬送室22、現像剤通過路によって現像容器20内に現像剤の循環経路が形成されている。
現像容器20は図2の右斜め上方に延在しており、現像容器20内において供給搬送スクリュー25bの上方には磁気ローラー30が配置され、磁気ローラー30の右斜め上方には現像ローラー31が対向配置されている。そして、現像ローラー31の外周面の一部が現像容器20の開口部20bから露出し、感光体10(図1参照)に対向している。磁気ローラー30、現像ローラー31は、それぞれ図2において反時計回り方向に回転する。
磁気ローラー30は、図2において反時計回り方向に回転する非磁性の回転スリーブと、回転スリーブに内包される複数の磁極を有する固定マグネット体で構成されている。
現像ローラー31は、図2において反時計回り方向に回転する円筒状の現像スリーブと、現像スリーブ内に固定された現像ローラー側磁極で構成されており、磁気ローラー30と現像ローラー31とはその対向位置において所定のギャップをもって対向している。現像ローラー側磁極は、固定マグネット体の対向する磁極と異極性である。
また、現像容器20には穂切りブレード35が磁気ローラー30の長手方向(図2の紙面と垂直方向)に沿って取り付けられており、穂切りブレード35は、磁気ローラー30の回転方向(図2の反時計回り方向)に対し、現像ローラー31と磁気ローラー30との対向部分Rよりも上流側に位置付けられている。そして、穂切りブレード35の先端部と磁気ローラー30表面との間には僅かな隙間(ギャップ)が形成されている。
現像ローラー31には、直流電圧及び交流電圧が印加され、磁気ローラー30には、直流電圧及び交流電圧が印加されている。これらの直流電圧及び交流電圧は、現像バイアス電源からバイアス制御回路(いずれも図示せず)を経由して現像ローラー31及び磁気ローラー30の各スリーブに印加される。
前述のように、攪拌搬送スクリュー25a及び供給搬送スクリュー25bによって、現像剤が攪拌されつつ現像容器20内の攪拌搬送室21及び供給搬送室22を循環してトナーが帯電し、供給搬送スクリュー25bによって現像剤が磁気ローラー30に搬送される。そして、磁気ローラー30上に現像剤から磁気ブラシ(図示せず)を形成し、磁気ローラー30上の磁気ブラシは穂切りブレード35によって層厚規制された後、磁気ローラー30と現像ローラー31との対向部分Rに搬送され、磁気ローラー30に印加されるバイアスと現像ローラー31に印加されるバイアスとの電位差、及び磁界によって現像ローラー31上にトナー薄層を形成する。
磁気ブラシによって現像ローラー31上に形成されたトナー薄層は、現像ローラー31の回転によって感光体10と現像ローラー31との対向部分(現像領域D)に搬送される。現像ローラー31には所定のバイアスが印加されているため、感光体10との間の電位差によってトナーが飛翔し、感光体10上の静電潜像が現像される。
現像に用いられずに残ったトナーは、現像ローラー31の回転により再度現像ローラー31と磁気ローラー30との対向部分Rに搬送され、磁気ローラー30上の磁気ブラシによって回収される。そして、磁気ブラシは磁気ローラー30の固定マグネット体の同極部分で磁気ローラー30から引き剥がされた後、供給搬送室22内に落下する。
また、現像容器20の上方には第1ダクト43が配置されている。第1ダクト43は、現像容器20の上端部20dと、第1ダクト43に取り付けられるダクトカバー43aとによって形成されている。
また、現像容器20の上端部20dで開口部20bの近傍には、吸引口である空気流出口20eが形成されている。空気流出口20eは、現像ローラー31との対向面に配置される開口であり、現像容器20の長手方向に沿って、上端部20dを貫通するように複数形成されている。また、空気流出口20eは、第1ダクト43内に連通して設けられ、現像容器20内の空気及び浮遊したトナーを第1ダクト43内に排出するようになっている。尚、現像に用いられなかった現像ローラー31上のトナーのうち、対向部分Rにおいて磁気ブラシによって磁気ローラー30上に回収されなかったトナーが現像容器20内を浮遊し、この浮遊トナーが開口部20bから外部へ漏出るが、浮遊トナーと漏れ出るトナーとを総称して飛散トナーとする。
図3に示すように、第1ダクト43は現像容器20の上方で長手方向に延びて設けられ、第1ダクト43及び第2ダクト47は連結部55を介して連結される。第1ダクト43と第2ダクト47及び連結部55によってダクト42が構成される。
第1ダクト43は、画像形成装置100の装置本体の前方から後方(図3の左側から右側)に延びて配設され、第2ダクト47は、第1ダクト43に対して直角方向に屈曲し装置本体の後方に沿って延びて配設され集塵部50に接続される。連結部55は、第1ダクト43と第2ダクト47を接続しダクト内を連通させるものであり、第1ダクト43と第2ダクト47との屈曲部の近傍に配設される。
図4に示すように、集塵部50には、第1ファン51が配設されおり、第1ファン51は、ダクト42(図3参照)内の空気を吸引する軸流ファンである。第1ファン51によって、現像容器20(図2参照)内の空気は空気流出口20eから第1ダクト43に吸引される。さらに、第1ダクト43と連結部55及び第2ダクト47(ダクト42)内の流通経路を通過し集塵部50まで吸引され、集塵部50から画像形成装置100の外部に排出される。
第1ファン51の空気流の上流側には第1フィルター53が配設される。第1ファン51によって、空気とともに現像容器20の空気流出口20eから吸引されたトナーは、第1フィルター53によって捕集される。画像形成が繰り返され、第1フィルター53に所定量のトナーが付着すると新しい第1フィルター53に交換することで、トナーは回収され、画像形成装置100の外部を汚染させるおそれはない。
連結部55の詳しい構成を図5〜図7に示す。図5は連結部55の斜視図であり、図6は、蓋部57を取り外した状態の連結部55の本体56の斜視図であり、図7は連結部55の蓋部57の斜視図である。
図5に示すように、連結部55は、樹脂等で形成される本体56、及び本体56に対して着脱可能な蓋部57を有する。
本体56は、第1ダクト43(図3参照)に接続される上流側開口部56aと、上流側開口部56aの開口に対して直交する方向に形成された開口を有する下流側開口部56bとを有する。下流側開口部56bは第2ダクト47(図3参照)に接続され、第1ファン51(図4参照)が回転駆動すると、第1ファン51によって、空気及びトナーは流通経路F1(図6参照)、流通経路F1に直交する方向の流通経路F2(図6参照)の順に連結部55内を通過する。
また、本体56は複数(本実施形態では3個)の係止爪56cを有し、係止爪56cは蓋部57に形成された複数の突起57aに係脱可能に構成される。蓋部57を本体56から取り外す場合、複数の係止爪56cを弾性変形させて外側に押し広げた状態で、蓋部57を本体56から手前側(図5の右側)に離間させることで、蓋部57は取り外される。蓋部57を本体56から取り外し連結部55内を開放することで、連結部55内に堆積したトナーを回収することができる。
図6に示すように、本体56内には、前述のように流通経路F1及び流通経路F2からなる流通部56dが形成される。流通部56dは本体56内の上方に形成され、流通部56dの下側には、円弧状をした貯留部56eが形成される。
第1ファン51によって、上流側開口部56aから流入したトナーは下流側開口部56bから流出し、第2ダクト47(図3参照)を介して集塵部50(図3参照)に回収される。しかし、第1ファン51(図4参照)によって全てのトナーが集塵部50に回収されるわけではなく、流通経路F1及び流通経路F2の屈曲している部分では、第1ファン51による空気流の方向が変わるために、トナーが滞留しやすくになる。貯留部56eは滞留したトナーを収容するためのものである。繰り返し画像形成を行うと、トナーが徐々に貯留部56eに堆積するが、例えば所定の印刷枚数を実行した後等定期的に連結部55の蓋部57を開放し、貯留部56eに堆積したトナーを回収することで、ダクト42内にトナーが詰まることがなく、トナーを良好に回収することができる。
図7に示すように、蓋部57は、その周囲に鍔部57bが形成され、鍔部57bの外周部には本体56(図6参照)の係止爪56cに係脱可能な突起57aが形成される。蓋部57は、鍔部57bの内周面が本体56の外周面に密着するように嵌装され、本体56の貯留部56eに堆積したトナー及び連結部55内を通過するトナーが漏れ出ないようになっている。連結部55内に堆積したトナーを回収する場合、蓋部57を本体56から取り外し、本体56の貯留部56eから堆積したトナーを取り除き、さらに鍔部57bを有する蓋部57に取り除いたトナーを収容することで、連結部55の周囲を汚すことなく回収することができる。尚、鍔部57bの外周面を本体56の内周面に嵌装し、鍔部57bを連結部55内に収容する構成にしてもよい。この構成では、画像形成の繰り返しによりトナーが鍔部57bに堆積することになり、蓋部57を本体56から取り外したとき、トナーが蓋部57に直接収容され、回収の操作が容易となる。
(第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態に係る連結部55を概略的に示す断面図である。第2実施形態は、蓋部57に集塵部50とは別にファン及びフィルターを設けたものである。第1実施形態と異なる、蓋部57について主に説明し、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
連結部55は、第1実施形態と同様に集塵部50(図4参照)の第1ファン51によって、流通経路F1に沿ってトナーが上流側開口部56aに流入し、流通経路F2に沿って下流側開口部56bから流出する。そして、下流側開口部56bから流出したトナーは第2ダクト47(図3参照)を介して集塵部50に回収される。
第1ファン51によって、第1ダクト43及び第2ダクト47内に空気流が発生し、集塵部50にトナーが回収されるが、第1ファン51から比較的に遠い位置に配置される第1ダクト43内に補助的に空気流を発生させ第1ダクト43内のトナーをより一層回収するために、第2ファン61及び第2フィルター62が設けられている。
連結部55の蓋部57には、第2ファン61及び第2フィルター62が取り付けられている。第2ファン61は、第1ダクト43及び連結部55内の空気を吸引する軸流ファンである。第2ファン61によって、第1ダクト43及び連結部55内の空気は、吸引されて連結部55の外側に排出される。第2ファン61の空気流の上流側には第2フィルター62が配設される。
第1ファン51とともに第2ファン61によって、空気とともに第1ダクト43及び連結部55内から吸引されたトナーは、第2フィルター62によって捕集されるとともに本体56の貯留部56eに落下する。
蓋部57は、連結部55の本体56に図示しないヒンジ等によって上部を支持され、ヒンジを支点として回動可能に設けられる。
繰り返し画像形成を行うと、第2フィルター62によって捕集されるトナー量が増加しまた、貯留部56eにトナーが堆積するが、例えば所定の印刷枚数を実行した後等、定期的に連結部55の本体56に対して蓋部57を開放して、新しい第2フィルター62に交換し、さらに貯留部56eに堆積したトナーを回収することで、ダクト42内にトナーが詰まることがなく、トナーを良好に回収することができる。
本実施形態では、連結部55は、ダクト42内の断面積が比較的小さく、空気が流れ難い部分の近傍に配置するのが好ましい。図8に示すように、画像形成装置100の他の部材の配置、構成上、第1ダクト43内の断面積を部分的に小さく、または第1ダクト43の断面積を第2ダクト47の断面積より小さくしなくてはならない場合、開閉可能な蓋部57を有する連結部55を、その近傍(本実施形態では断面積が小さい第1ダクト43の下流側)に配設する。断面積が小さい第1ダクト43内では、他のダクト42に比べてトナーによって直ぐに塞がれるおそれがあるが、上記構成により、断面積が小さい第1ダクト43内に堆積するおそれのあるトナーを連結部55から回収することができる。
尚、上記実施形態では、感光体10に対して非接触に配置した現像ローラー31と、磁気ブラシを形成する磁気ローラー30とを備える二成分現像方式の現像装置12に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、現像ローラー上にトナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を磁気ブラシとして表面に担持し、磁気ブラシ中のトナーにより感光体10上の静電潜像を現像する二成分現像方式の現像装置12に適用してもよい。また、キャリアを用いない一成分現像方式の現像 装置12に適用してもよい。
また、上記実施形態では、現像容器20の上端部20dに形成した空気流出口20eを吸引口として現像容器20内に浮遊するトナーを回収する構成を示したが、本発明はこれに限らず、吸引口は、現像容器20の開口部20bの近傍に配置されるのであれば、現像容器20の外側に現像容器20と一体に或いは別に設けて、現像容器20から外部に漏れ出るトナーを回収する構成でもよい。また、感光体10に対して現像装置12が上側に配置される画像形成装置100に適用する場合、吸引口は、現像容器20の下側に配置するのがよい。この場合も上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、上記実施形態では、連結部55を第1ダクト43と第2ダクト47の屈曲部の近傍、或いは、ダクト42の断面積の小さい部分の近傍に配置する構成を示したが、本発明はこれに限らず、ダクト42が直線状に構成されるものであっても、また、ダクト42の断面積に大きな変化がないものであっても、適宜、トナーが滞留する可能性があるダクト部分に連結部55を設けることができる。
本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に利用することができ、特に像担持体にトナーを供給する際に飛散したトナーを回収する画像形成装置に利用することができる。
10 感光体(像担持体)
12 現像装置
20 現像容器
20b 開口部
20d 上端部
20e 空気流出口(吸引口)
30 磁気ローラー
31 現像ローラー
35 穂切りブレード
42 ダクト
43 第1ダクト
43a ダクトカバー
47 第2ダクト
50 集塵部
51 第1ファン
53 第1フィルター
55 連結部
56 本体
56a 上流側開口部
56b 下流側開口部
56c 係止爪
56d 流通部
56e 貯留部
57 蓋部
57a 突起
57b 鍔部
61 第2ファン
62 第2フィルター(フィルター)
100 画像形成装置

Claims (3)

  1. トナーを収容する現像容器と、該現像容器の開口部から外周面の一部が露出することで前記像担持体に対向配置され、前記像担持体にトナーを供給する現像ローラーと、を有する現像装置と、
    前記現像容器の開口部の近傍に設けられる吸引口に連通するダクトと、
    該ダクト内に空気流を発生させて前記吸引口及び前記ダクトを通過した空気を装置本体の外部に排出する第1ファンと、
    該第1ファンによって発生した空気流とともに前記ダクト内を通過したトナーを捕集する集塵部と、
    前記ダクトの途中に設けられ、空気流とともに通過するトナーの一部を貯留可能な連結部と、を備え、
    前記連結部は、前記連結部の本体に対して開閉可能な蓋部を有し、
    前記蓋部には、前記連結部内の空気を前記蓋部側に吸引して前記連結部の外部に向かう空気流を発生させる第2ファンと、該第2ファンによって発生した空気流とともに前記連結部内を通過するトナーを捕集するフィルターとが設けられることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ダクトは、前記吸引口に連通し前記現像容器の長手方向に沿って設けられる第1ダクトと、該第1ダクトに対して屈曲して延び前記集塵部に連通する第2ダクトと、を有し、
    前記連結部は、前記第1ダクトと前記第2ダクトとの屈曲部の近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記連結部は、前記ダクト内の断面積が他の部分に比べて小さい部分の近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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