JP6186849B2 - 現像剤補給具 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、これらのうち少なくとも1つを備えた複合機等の画像形成装置に用いられる現像装置に装着し、現像剤を現像装置内に補給するための現像剤補給具に関する。
この種の画像形成装置は、ユーザー先に納品・設置される場合、サービス担当者によって空の現像装置に現像剤(初期剤)が供給される。
現像装置内の現像剤を新品のものに入れ替える場合にも、劣化した現像剤を排出して空になった現像装置に現像剤が供給される。
上記現像装置への現像剤の供給には、現像剤補給具が用いられている。
現像剤補給具は、現像装置に装着したときに現像装置の補給口に連通する補給用連通口と、現像剤を貯留可能な貯留部と、補給用連通口に向けて貯留部の現像剤を流下させる流下通路とを有している。
特許文献1には、現像装置の現像剤収容部に着脱自在に設置される現像剤補給具としての現像剤容器が開示されている。
現像装置の現像剤収容部には補給口が設けられ、該補給口は本体側シャッタで閉鎖されている。
現像剤容器は、現像剤を排出するための開口(補給用連通口)を開閉する容器側シャッタと、前記開口を閉鎖した位置に容器側シャッタを止めるロック機構とを備えている。
現像剤容器を現像剤収容部へ装着すると、装着動作に連動して、本体側シャッタが移動して補給口が開放されるとともに、前記ロック機構が解除されて容器側シャッタが前記開口を開放する。
一方、現像剤収容部から現像剤容器を取り外すと、離脱動作に連動して、前記容器側シャッタが移動して前記開口を閉鎖するとともに、前記ロック機構による前記容器側シャッタの移動が阻止される。
同時に、本体側シャッタが移動して補給口が閉鎖される。
現像剤補給具により現像装置へ現像剤を供給している作業中に、何らかの原因で現像剤の供給を止めたい場合、特許文献1に記載の構成では現像剤容器を取り外さなければならず、面倒であった。
すなわち、特許文献1に記載の構成は、装着動作を利用してロック機構を解除し、容器側シャッタを開放位置に移動させる構成であるため、装着中は容器側シャッタは開放位置に維持され、現像剤容器の開口は開放されたままとなる。
このため、途中で現像剤の供給を止める場合には、現像剤容器を一旦取り外し、供給を再開する場合には再び装着しなければならず面倒であった。
現像剤容器を取り外したときは、その置き場所や現像剤が容器からこぼれない姿勢を保つことなどに注意を払わなければならない煩わしさもある。
本発明は、このような現状に鑑みて創案されたもので、現像装置への現像剤の供給を取り外すことなく任意に止めることができ、取り外すことによる面倒さ等を解消できる現像剤補給具の提供を、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、現像装置に装着し、現像剤を現像装置内に補給するための現像剤補給具であって、現像装置の補給口に連通する補給用連通口と、現像剤を貯留可能な貯留部と、前記補給用連通口に向けて前記貯留部の現像剤を流下させる流下通路と、を有する現像剤補給具において、前記補給用連通口、前記貯留部及び前記流下通路を含む本体部と、前記本体部に取り付けられ、前記流下通路を開放する開放位置と、前記流下通路を閉鎖する閉鎖位置とに移動操作可能なシャッタ部材と、を有し、前記シャッタ部材が前記閉鎖位置に移動するときに、前記シャッタ部材の下面に形成されたテーパー状の突起が前記本体部に当接し、前記シャッタ部材が前記閉鎖位置で位置決めされることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤補給具を現像装置から取り外すことなく現像装置への現像剤供給を任意に止めることができるので、サービス担当者の作業効率の向上、労力の軽減に寄与できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概要構成図である。 作像部の拡大図である。 現像剤カートリッジから現像装置への現像剤の補給動作を示す図である。 現像装置の斜視図である。 現像剤補給具の斜視図である。 現像装置に対する現像剤補給具の装着前の状態を示す斜視図である。 現像装置に対する現像剤補給具の装着前の状態を示す斜視図である。 現像剤補給具の本体部を反対側から見た斜視図である。 本体部における覆い部の拡大斜視図である。 シャッタ部材の斜視図である。 本体部の斜視図である。 シャッタ部材の移動操作を示す断面図で、(a)は閉鎖位置での断面図、(b)は開放位置での断面図である。 シャッタ部材の把持部周辺の概要平面図である。
以下、本発明の一実施形態を図を参照して説明する。
なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1〜図3に基づいて、本実施形態に係る画像形成装置全体の構成・動作を説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す全体構成図であり、図2はその作像部を示す拡大図である。
図3は現像剤カートリッジから現像装置への現像剤の補給経路を示す概略図である。
図1に示すように、装置本体100の上方にはカートリッジ収容部31が配置されている。
カートリッジ収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つの現像剤カートリッジ32Y、32M、32C、32Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。
カートリッジ収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。
中間転写ユニット15における中間転写ベルト18の水平なベルト面に対向するように、各色に対応した作像部が並設されている。
図2に示すように、各色の作像部は、像担持体としての感光体ドラム21と、感光体ドラム21の周囲に配置された帯電部24、現像装置23、クリーニング部22、除電部(不図示)等で構成されている。
感光体ドラム21上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われて、感光体ドラム21上に各色の画像(トナー像)が形成される。
各色の作像部は、使用されるトナーの色が異なる以外は、ほぼ同一構造であるために、図1以外の図では現像装置や感光体ドラムは符号のアルファベット(Y、C、M、K)を除して図示している。
各感光体ドラム21Y、21M、21C、21Kはそれぞれ、不図示の駆動モータによって図1中の反時計回り方向に回転駆動される。
図2に示すように、感光体ドラム21は、帯電部24の位置で、その表面が一様に帯電される(帯電工程)。
その後、感光体ドラム21の表面は、図示しない露光装置から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって静電潜像が形成される(露光工程)。
その後、感光体ドラム21の表面は、現像装置23との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、トナー像が形成される(現像工程)。
その後、感光体ドラム21の表面は、中間転写ベルト18及び1次転写ローラ17との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム21上のトナー像が中間転写ベルト18上に転写される(1次転写工程)。
このとき、感光体ドラム21上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム21の表面は、クリーニング部22との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム21上に残存した未転写トナーが回収される(クリーニング工程)。
最後に、感光体ドラム21の表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム21上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム21上で行われる一連の作像プロセスが終了する。
現像工程を経て各感光体ドラム21Y、21M、21C、21K上に形成された各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト18は、図1に示すように、2次転写ローラ19との対向位置に達する。
この位置では、2次転写バックアップローラが、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト18を挟み込んで2次転写ニップを形成している。
中間転写ベルト18上に形成された4色のトナー像は、2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。
このとき、中間転写ベルト18には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト18は、図示しない中間転写クリーニング部の位置に達する。
この位置で、中間転写ベルト18上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト18上で行われる一連の転写プロセスが終了する。
2次転写ニップの位置に搬送される記録媒体Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。
給紙ローラ27が図1中の反時計回り方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28に向けて搬送される。
レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。
中間転写ベルト18上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。
こうして、記録媒体P上に所望のカラー画像が転写される。
2次転写ニップの位置でカラー画像を転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。
定着部20では、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、出力画像として装置外の排紙トレイへ排出されてスタックされる。
こうして、画像形成装置における一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、現像装置23の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、現像装置23は、現像剤担持体としての第1現像ローラ23a1、第2現像ローラ23a2を備えている。
また、現像装置23は、現像剤を撹拌しながら搬送する搬送スクリュ23b1〜23b3と、第1現像ローラ23a1上の現像剤の層厚みを規制するドクターブレード23cとを備えている。
また、現像装置23は、キャリア捕集ローラ23k、スクレーパ23m、第4搬送スクリュ23n等を備えている。
現像装置23内には、現像剤を搬送して循環経路を形成する3つの現像剤搬送部B1〜B3が形成されている。
第1現像ローラ23a1と第2現像ローラ23a2とは、それぞれ、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブが不図示の回転駆動機構によって時計回り方向に回転されるように構成されている。
第1現像ローラ23a1と第2現像ローラ23a2のスリーブ内には、スリーブの周面に現像剤の穂立ちを生じるように磁界を形成するマグネットが固設されている。
マグネットから発せられる法線方向の磁力線に沿うように、現像剤中のキャリアがスリーブ上にチェーン状に穂立ちする。
チェーン状に穂立ちしたキャリアに帯電したトナーが付着されて、磁気ブラシが形成される。
磁気ブラシは、スリーブの回転によってスリーブと同方向(時計回り方向)に移送される。
第1現像ローラ23a1と感光体ドラム21とが対向する第1現像領域と、第2現像ローラ23a2と感光体ドラム21とが対向する第2現像領域とにおいて、2成分現像剤中のトナーが感光体ドラム21上の潜像に付着してトナー像を形成する。
ドクターブレード23cは、現像領域の上流側に設置されていて、第1現像ローラ23a1上に担持された現像剤を適量に規制する。
本実施形態におけるドクターブレード23cは、SUS316やXM7等の非磁性金属材料(弱磁性金属材料も含む)で形成された板厚が2mm程度の板状部材である。
第2現像ローラ23a2の下方(回転方向下流側)であって、感光体ドラム21に対向する位置には、キャリア捕集ローラ23kが設置されている。
キャリア捕集ローラ23kに当接する位置には、スクレーパ23mが設置されている。
キャリア捕集ローラ23kは、ステンレス等からなる円筒体内に所定の磁界を形成するマグネットが固設された構成を有している。
キャリア捕集ローラ23kは、現像装置23内から移動(飛翔)して感光体ドラム21に付着したキャリアを捕集するためのものである。
キャリア捕集ローラ23kは、図2の反時計回り方向に回転駆動される。
3つの搬送スクリュ23b1〜23b3は、軸部上に螺旋状にスクリュ部が形成されたものであって、現像装置23内に収容された現像剤を長手方向(図2の紙面厚み方向)に循環させながら撹拌・混合する。
第1搬送スクリュ23b1は、第1現像剤搬送部B1であって第1現像ローラ23a1に対向する位置に配設されていて、現像剤を水平方向に搬送するとともに、第1現像ローラ23a1上に現像剤を供給する。
第2搬送スクリュ23b2は、第2現像剤搬送部B2に設置されている。
第2搬送スクリュ23b2は、第1搬送スクリュ23b1の下方であって第2現像ローラ23a2に対向する位置に配設されている。
第2搬送スクリュ23b2は、第2現像ローラ23a2から離脱した現像剤を水平方向に搬送する。
第2現像ローラ23a2から離脱した現像剤とは、現像工程後に剤離れ極によって第2現像ローラ23a2上から強制的に離脱された現像剤ある。
第1搬送スクリュ23b1及び第2搬送スクリュ23b2は、第1現像ローラ23a1、第2現像ローラ23a2や感光体ドラム21と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。
第3搬送スクリュ23b3は、第3現像剤搬送部B3に設置されている。
第3搬送スクリュ23b3は、第2搬送スクリュ23b2による搬送経路の下流側と、第1搬送スクリュ23b1による搬送経路の上流側とを直線的に結ぶように、水平方向に対して斜めに配設されている。
第3搬送スクリュ23b3は、第2搬送スクリュ23b2によって搬送された現像剤を第1搬送スクリュ23b1による搬送経路の上流側に搬送する。
また、第3搬送スクリュ23b3は、第1搬送スクリュ23b1による搬送経路の下流側から落下経路を介して循環される現像剤を第1搬送スクリュ23b1による搬送経路の上流側に搬送する。
第1搬送スクリュ23b1による搬送経路(第1現像剤搬送部B1)と、第2搬送スクリュ23b2による搬送経路(第2現像剤搬送部B2)と、第3搬送スクリュ23b3による搬送経路(第3現像剤搬送部B3)と、は壁によって区画されている。
図示は省略するが、第2現像剤搬送部B2の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側とは、第1中継部を介して連通している。
また、第3現像剤搬送部B3の下流側と、第1現像剤搬送部B1の上流側とは、第2中継部を介して連通している。
また、第1現像剤搬送部B1の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側とは、落下経路を介して連通している。
このような構成により、3つの現像剤搬送部B1〜B3(搬送スクリュ23b1〜23b3)によって、現像装置23において現像剤を長手方向に循環させる循環経路が形成されることになる。
なお、第3現像剤搬送部B3には磁気センサ(不図示)が設置されている。
磁気センサによって検知されるトナー濃度の情報に基いて、現像剤カートリッジ32から現像装置23内に向けて所定のトナー濃度の現像剤が供給される。
第1現像剤搬送部B1の壁部に、現像装置23内に収容された現像剤の一部を排出するための排出口(不図示)が設けられている。
上記排出口は、現像剤カートリッジ32から現像装置23内に現像剤が供給されて装置内の現像剤量が増加し、現像剤の剤面(上面)が所定高さを超えたときに、その余剰分の現像剤を剤貯留容器(不図示)に向けて排出するためのものである。
排出口から排出された余剰の現像剤は、第4搬送スクリュ23nによって搬送された後に、さらに剤貯留容器に向けて排出される。
このように、トナーの母体樹脂や外添剤によって汚染されて劣化したキャリアが自動的に現像部の外部に排出されるので、経時においても画像品質の劣化を軽減することができる。
各現像剤カートリッジ32Y、32M、32C、32K内の現像剤は、各色の現像装置23Y、23M、23C、23K内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられた補給経路を経て、図3に示す第1の補給口23pから現像装置23内に適宜に補給される。
現像剤カートリッジ32内の現像剤は、チューブ71を介して補給装置59に搬送されて、その後に第の補給口23pを介して現像装置23に供給される。
4色の補給経路は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
さらに詳しく説明する。
現像剤カートリッジ32が装置本体100のカートリッジ収容部31にセットされると、現像剤カートリッジ32のキャップ部34にカートリッジ収容部31のノズル70が接続される。
このとき、現像剤カートリッジ32の口栓部材34dは、ノズル70と、板バネ77によって付勢されている爪76とに挟まれた状態で、キャップ部34の現像剤排出口を開放する。
これにより、現像剤カートリッジ32のカートリッジ本体33内に収容された現像剤が、現像剤排出口を介して、ノズル70内に搬送されることになる。
ノズル70の他端は、チューブ71の一端に接続されている。
チューブ71は、耐トナー性に優れたフレキシブルな材料からなり、その他端が補給装置59のスクリューポンプ60(モーノポンプ)に接続されている。
チューブ71は、その内径が4〜10mmになるように形成されている。チューブ71の材料としては、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料や、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料を用いることができる。
このようなフレキシブルなチューブ71を用いることで、補給経路のレイアウトの自由度が増して、画像形成装置が小型化される。
スクリューポンプ60は、吸引型の一軸偏心スクリューポンプであって、ロータ61、ステータ62、吸引口63、ユニバーサルジョイント64、モータ66、等で構成される。
ロータ61、ステータ62、ユニバーサルジョイント64等は、不図示のケース内に収納されている。
ステータ62は、ゴム等の弾性材料からなる雌ねじ状部材であって、その内部にはダブルピッチの螺旋溝が形成されている。
ロータ61は、金属等の剛性材料からなる軸が螺旋状にねじれて形成された雄ねじ状部材であって、ステータ62内に回動自在に嵌合されている。
ロータ61の一端は、ユニバーサルジョイント64を介して、モータ66に回転自在に連結されている。
このように構成されたスクリューポンプ60は、モータ66によってステータ62内のロータ61を所定方向に回転駆動させることで、吸引口63に吸引力を発生させる。
すなわち、チューブ71内の空気を送出してチューブ71内に負圧を発生させる。
これによって、現像剤カートリッジ32内の現像剤が空気とともにチューブ71を介して吸引口63に吸引される。
吸引口63まで吸引された現像剤は、ステータ62とロータ61との隙間に送入されて、ロータ61の回転に沿って他端側に送出される。
送出された現像剤は、スクリューポンプ60の送出口67から排出されて、図3に破線で示すように、第1の補給口23pを介して現像装置23に補給される。
カートリッジ収容部31に着脱自在に設置された4つの略円筒状の現像剤カートリッジ32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容する現像剤がほとんどすべて消費されて空になったとき)に新品のものに交換される。
現像剤カートリッジ32Y、32M、32C、32Kの交換作業は、カートリッジ収容部31のカバー(不図示)を開閉して行われる。
図4に示すように、現像装置23の長手方向一端部には被装着部23dが形成され、被装着部23dには第2の補給口23fが形成されている。
被装着部23dの内部は上述した現像剤搬送部となっており、第2の補給口23fは現像剤搬送部(現像剤搬送路)に連通している。
第1の補給口23pは、被装着部23dの長手方向反対側に設けられている。
本実施形態における画像形成装置は、ユーザー先に納品・設置される場合、又は、現像装置23内の現像剤を新品のものに入れ替える場合に、サービス担当者によって空の現像装置23内に現像剤(初期剤)が供給される。
この現像剤の供給は、被装着部23dに装着される現像剤補給具1によってなされる。
現像剤補給具1は、図5に示すように、本体部2と、本体部2に差し込んで取り付けられたシャッタ部材3とから構成されている。
本体部2は、現像剤を貯留可能な漏斗状の貯留部4と、貯留部4の下方に連なる垂直流路部5と、垂直流路部5の下方に設けられた覆い部6とから構成されている。
現像剤補給具1を使用するときは、図6に示すように、現像剤補給具1を装着方向に移動させ、図4に示す現像装置23の被装着部23dに覆い部6を嵌合して装着する。図7は、装着後の状態を示している。
図8は覆い部6を図5の矢印R側から見た図である。覆い部6は略筒状に形成されており、内部に現像装置23の被装着部23dが挿入される挿入空間を有している。
被装着部23dに覆い部6を装着することで、現像剤搬送路を含む被装着部23dは覆い部6に内包される。
図9に示すように、覆い部6の内部には、内側に向かって突出する固定爪6a、6bが形成されており、これらの固定爪6a、6bが被装着部23dの外面に弾性変形により係り合って本体部2の抜け落ちが防止される。
これにより、現像剤補給具1は現像装置23に固定された状態に支持される。
図10に基づいてシャッタ部材3を説明する。
シャッタ部材3は、本体部2に挿入される板状部7と、挿入方向手前側に位置する把持部8とからなる。
把持部8は指で摘みやすいように、薄肉で平面な円形状に形成されている。
把持部8の上面には、シャッタ部材3の移動操作を容易にするための滑り止め用の凸部8a(他の図においては適宜省略している)が形成されている。
板状部7は把持部8から水平方向に向かって延びる平板状に形成されている。板状部7の周囲には垂直に立ち上がる壁面が形成されて容器状をなしており、板状部7の内部には厚肉シート状の弾性部材9が貼り付けられている。
板状部7の中央部には現像剤が通過可能な通過口7aが形成されており、これに対応して弾性部材9の対向部分が開口されている。
弾性部材9は、発泡ウレタン等の弾性発泡材からなり、シャッタ部材3を後述するシャッタ挿入部に挿入した際に弾性変形により潰れることにより、現像剤の漏れを防止する飛散防止部材とて機能する。
把持部8と板状部7との間には、把持部8の縁から垂直に立ち上がる把持部覆い壁10が設けられ、該把持部覆い壁10から連続するように板状部7の上面から上方に向かって立ち上がる補強用の上側リブ11が複数設けられている。
すなわち、シャッタ部材3の把持部近傍には、シャッタ部材3の移動方向に対して垂直方向に立ち上がる補強用のリブが形成されている。
上側リブ11があることで、把持部8を摘んだ際に板状部7又は板状部7との境界部が折れてしまうことが防止される。
他の図においては把持部覆い壁10は適宜省略している。
板状部7の挿入方向先端部の下面には、シャッタ部材3が本体部2から抜け落ちるのを防止するための突起12が形成されている。
図11に示すように、本体部2の垂直流路部5には、シャッタ部材3を挿入するためのシャッタ挿入部5aが形成されている。
図12に示すように、板状部7の下面には下方に垂直に延びる下側リブ13が複数設けられている。
図13に示すように、上側リブ11と下側リブ13は上下方向で重ならないように設けられており、これにより強度を増すことが可能になっている。
図12に示すように、垂直流路部5の内部は流下通路35としてなり、貯留部4に連通している。
垂直流路部5の下端には、現像装置23の第2の補給口23fに連通する補給用連通口36が形成されている。
図12(a)は、シャッタ部材3を本体部2のシャッタ挿入部5aに挿入した初期状態を示している。
この状態から把持部8を摘んでシャッタ部材3をさらに押し込むと、図12(b)に示すように、シャッタ部材3の通過口7aが流下通路35に臨み現像剤が流下可能となる。
これにより、貯留部4、流下通路35、通過口7a、補給用連通口36及び現像装置23の第2の補給口23fが連通状態となり、貯留部4に投入された現像剤が流下して現像装置23内に供給される。
シャッタ部材3は、把持部8を摘んで移動操作することにより、上記のように流下通路35を開放する開放位置と、流下通路35を閉鎖する閉鎖位置とに任意に設定可能(移動操作可能)である。
すなわち、シャッタ部材3は、現像剤の流下方向に対して垂直方向に移動操作される。
図12(b)に示す開放位置は、下側リブ13が垂直流路部5の外面に当接することにより位置決めされる。
すなわち、下側リブ13はシャッタ部材3を本体部2のシャッタ挿入部5aへ挿入したときの位置決めも兼ねており、本体部に突き当たってそれ以上シャッタ部材が挿入方向へ移動することを規制する。
このため、サービス担当者の操作能力に関係なくシャッタ部材3を容易に開放位置に設定することができる。上側リブ11で位置決めする構成としてもよい。
点検等において、何らかの原因で現像剤の供給を止めたい場合には、把持部8を摘んでシャッタ部材3を引っ張る。
すると、抜け落ち防止用の突起12が垂直流路部5の外面に当接し、それ以上は引けない状態となる。すなわち、図12(a)に示すように、シャッタ部材3が閉鎖位置に設定された状態となる。
この場合、通過口7aは流下通路35から退避して、板状部7の通過口7a以外の部分で流下通路35が閉鎖される。
閉鎖位置では、貯留部4内の現像剤は流下通路35を流れ落ちずに堰き止められる。
この場合、通過口以外の部分と流下通路35との間は弾性部材9(図12では省略)で気密状態に維持されているため、現像剤が下方および外部に漏れることはない。
シャッタ部材3を閉鎖位置に設定する場合にも、垂直流路部5の外面に対する突起12の当接によって位置決めがなされるので、サービス担当者の操作能力に関係なくシャッタ部材3を容易に閉鎖位置に設定することができる。
突起12の高さは、シャッタ挿入部5aへのシャッタ部材3の挿入において、一方又は双方の弾性変形による圧入が可能で、且つ、挿入後に突起12による抜け落ち機能が得られる範囲で適宜に設定される。
この場合、弾性部材9の変形を加味して設定してもよい。
現像装置23への現像剤の供給を再開する場合には、把持部8を摘んでシャッタ部材3を、下側リブ13が垂直流路部5の外面に当接する位置まで押し込めばよい。
シャッタ部材3が開放位置に設定されているときには、把持部8は閉鎖位置に設定されているときよりも流下通路35に近い位置となる。
換言すれば、本体部2に対するシャッタ部材3の把持部8を基準とした片持ち構成の距離が短くなる。
したがって、通常の使用状態である流下通路が開放されている状態の時には操作部分である把持部8が本体部2に近いところにあるため、把持部8に力が掛かってもシャッタ部材3が変形する虞が少ない。
また、下側リブ、上側リブによっても把持部が補強されているため変形の虞がない。
上記実施形態では、シャッタ部材3に移動操作用の把持部8を設けたが、把持部8は必ずしも必要ではない。例えば板状部のみからなるシャッタ部材をドライバ等で押し込んで操作することも可能である。
しかしながら、把持部8を設けることにより操作が容易となる。
2 本体部
3 シャッタ部材
4 貯留部
6 覆い部
6a、6b 固定爪
7 板状部
7a 通過口
8 把持部
9 弾性部材
11 リブとしての上側リブ
12 突起
13 リブとしての下側リブ
23 現像装置
23f 補給口としての第2の補給口
36 補給用連通口
35 流下通路
特開2010−32670号公報

Claims (9)

  1. 現像装置に装着し、現像剤を現像装置内に補給するための現像剤補給具であって、
    現像装置の補給口に連通する補給用連通口と、
    現像剤を貯留可能な貯留部と、
    前記補給用連通口に向けて前記貯留部の現像剤を流下させる流下通路と、
    を有する現像剤補給具において、
    前記補給用連通口、前記貯留部及び前記流下通路を含む本体部と、
    前記本体部に取り付けられ、前記流下通路を開放する開放位置と、前記流下通路を閉鎖する閉鎖位置とに移動操作可能なシャッタ部材と、を有し
    前記シャッタ部材が前記閉鎖位置に移動するときに、前記シャッタ部材の下面に形成されたテーパー状の突起が前記本体部に当接し、前記シャッタ部材が前記閉鎖位置で位置決めされることを特徴とする現像剤補給具。
  2. 請求項1に記載の現像剤補給具において、
    前記シャッタ部材は板状部を有し、
    前記板状部には現像剤が通過可能な通過口が備えられ、
    前記開放位置では、前記通過口が前記流下通路に臨むことで現像剤が流下可能となり、
    前記閉鎖位置では前記通過口以外の板状部によって前記流下通路が閉鎖され、
    前記流下通路を流下する現像剤の流下方向に対して前記シャッタ部材を垂直方向に移動させることで前記開放位置と、前記閉鎖位置とに設定可能であることを特徴とする現像剤補給具。
  3. 請求項1又は2に記載の現像剤補給具において、
    前記シャッタ部材が移動操作用の把持部を有していることを特徴とする現像剤補給具。
  4. 請求項3に記載の現像剤補給具において、
    前記シャッタ部材が前記開放位置に設定されているときには、前記把持部は前記閉鎖位置に設定されているときよりも前記流下通路に近いことを特徴とする現像剤補給具。
  5. 請求項3又は4に記載の現像剤補給具において、
    前記シャッタ部材の前記把持部近傍には、前記シャッタ部材の移動方向に対して垂直方向に立ち上がる補強用のリブが形成されていることを特徴とする現像剤補給具。
  6. 請求項5に記載の現像剤補給具において、
    前記リブが前記本体部に当接することにより、前記シャッタ部材が前記開放位置に位置決めされることを特徴とする現像剤補給具。
  7. 請求項5又は6に記載の現像剤補給具において、
    前記リブは前記シャッタ部材の上面と下面とに設けられており、上面と下面とで位置がずれていることを特徴とする現像剤補給具。
  8. 請求項〜7のいずれか1つに記載の現像剤補給具において、
    前記シャッタ部材が、前記通過口以外の部分と前記流下通路との間を気密状態に維持する弾性部材を有していることを特徴とする現像剤補給具。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の現像剤補給具において、
    前記現像装置は前記補給口に連通する現像剤搬送路を有し、
    前記本体部は、現像剤搬送路を覆う覆い部を備え、
    前記覆い部は、前記現像装置に装着して固定するための固定爪を有していることを特徴とする現像剤補給具。
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