JPH09236985A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JPH09236985A
JPH09236985A JP8042756A JP4275696A JPH09236985A JP H09236985 A JPH09236985 A JP H09236985A JP 8042756 A JP8042756 A JP 8042756A JP 4275696 A JP4275696 A JP 4275696A JP H09236985 A JPH09236985 A JP H09236985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing
developing device
shutter
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8042756A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hirata
啓 平田
Akihisa Maruyama
彰久 丸山
Yoshiharu Suga
芳春 須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8042756A priority Critical patent/JPH09236985A/ja
Publication of JPH09236985A publication Critical patent/JPH09236985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転する現像器支持部材に支持された複数の
現像器を有する現像装置において、1個の現像器が現像
を行う現像位置に停止して現像を行っている間に、前記
現像位置以外の停止位置に停止している現像器の現像容
器内の余剰現像剤を確実に排出できるようにすること。 【解決手段】 固定フレームに回転自在に支持された現
像器支持部材Sの移動および停止に伴って現像剤補給位
置P1および現像剤排出位置P2〜P3に順次移動および
停止する前記各現像器Dy,Dm,Dc,Dkと、現像剤排
出口49を開放する開放位置と閉塞する閉塞位置との間
で移動可能に支持されるとともに、常時は閉塞位置に付
勢されているシャッタ57と、前記各現像器が前記現像
剤排出位置P2〜P3に移動してきた時に前記各現像器に
支持された前記シャッタ57を開放位置に移動させる前
記固定フレームに支持されたシャッタ駆動部材、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】第1発明は、複写機やプリン
タ等、電子写真方式の画像形成装置の像担持体(感光
体)上に形成された潜像をトナー像に現像する現像装置
に関し、特に、異なる色の現像剤をそれぞれ有する複数
の現像器が、回転する現像器支持部材に支持されて、順
次現像位置に移動し、停止して現像を行うように構成さ
れた現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のフルカラー画像形成装置
においては、通常三原色の現像剤を現像する三つの現像
器、好ましくは前記三つの現像器に黒現像剤用現像器を
加えた四つの現像器を搭載し、これらを一つあるいは複
数の静電潜像担持体の近傍に配置し、静電潜像を順次複
数色の現像剤で可視化して画像形成を行っている。一般
的に、装置の小型化、低価格化を重視する場合は、画像
形成速度が多少犠牲になるものの、一つの静電潜像担持
体の近傍に複数の現像器を配置する構成をとる。第1発
明者らも、一つの静電潜像担持体の近傍に4個の現像器
を回転する現像器支持部材に固定支持し、各現像器が静
電潜像を現像する時には、前記現像器支持部材の回転に
ともない前記静電潜像担持体に対向する位置まで回転移
動する構成とした画像形成装置の具現化に取り組んでい
る。
【0003】第1発明者らが検討する画像形成装置にお
いては、現像剤として二成分現像剤を用いている。二成
分現像剤は、通常、画像形成が繰り返し行われると帯電
性が低下し、いづれ交換が必要になる。交換頻度を低減
するには、キャリアの帯電維持性を改良する等の現像剤
側の改善もさることながら、現像器側でも現像剤に過度
の力を加えないようにしたり、できるだけ多くの現像剤
を収容できるようにするなどの工夫を要すのは周知のと
おりである。しかし、本画像形成装置においては、4個
の現像器を現像器支持部材に固定配置するため、装置全
体の大きさから受けるスペース的制約と、回転制御の困
難さから来る重量の制約から、現像器はできるだけ小型
化かつ軽量化しなくてはならない。そのため、現像剤の
交換頻度の低減と、現像器の小型軽量化という相反する
問題を解決する必要性が出てきた。
【0004】前記相反する問題を解決するために、第1
発明者らは特開昭59−100471で開示された方式
を導入し、改良を試みている。すなわち、画像形成を続
けるのに必要な現像剤補給に加え、少量のキャリアも補
給し、自然に増えた現像剤を徐々に現像器からオーバー
フローさせ、結果的に現像剤を少しずつ交換できるよう
にしているのである。これにより確かに交換頻度は格段
に低減できるが、この画像形成装置では、回転移動する
現像器に対して現像器から現像剤をオーバーフローさせ
せねばならず、回転によって刻々と変化する現像剤溜ま
りの上面の位置を、現像剤排出口近くでいかに安定させ
るかが次なる課題になった。
【0005】前記課題を解決する為、前記現像剤溜まり
の上面の位置が最も安定する条件を調べたところ、現像
器が静電潜像担持体と対向し現像動作を行っている時で
あることが分かった。その理由は、現像器の回転移動で
いくら前記現像剤溜まりの上面の位置が変化しても、現
像動作中に、現像器内部の現像剤搬送部材で現像剤が均
されるからである。そこで第1発明者らは前記特開昭5
9−100471で開示された方式を導入するにあた
り、その第一段階として、過剰現像剤の排出を行う位置
を現像動作位置として装置の具現化を開始した。
【0006】図38および図39は、第1発明者らが改
良を試みた現像装置の概略説明図である。図38におい
て、表面に静電潜像が形成される像担持体01は現像領
域Q2において、静電潜像がトナー像に現像される。回
転軸02と一体的に回転する現像器支持部材03には、
異なる色の現像剤を有する複数の現像器04a,04
b,04c,04dが固定、配置されている。前記各現
像器04a,04b,04c,04dは、前記現像器支
持部材03の回転、停止に伴い、順次現像領域Q2に対
向する位置に移動、停止して現像を行う。前記各現像器
04a,04b,04c,04dは、図39に示す現像
器04と同様に構成されている。図39において、現像
器04は、1本の現像ロール06と、現像ロール06に
近い側に配置された現像剤搬送部材07および遠い側に
配置された現像剤搬送部材08を有している。各現像剤
搬送部材07,08は、搬送用回転軸の回りに螺旋状翼
を設けた構造の従来周知の現像剤搬送部材である。前記
現像ロール06から遠い側の現像剤搬送部材08が配置
されている現像剤溜まりには、現像剤補給路09から2
成分現像剤が補給されるようになっている。
【0007】前記図39に示す現像器04を用いた場合
に、補給された2成分現像剤の中の現像剤は消費される
が、キャリアは消費されないためキャリア濃度が高くな
る。このキャリア濃度の高くなった過剰現像剤を排出す
る必要がある。その場合、図40に示す位置(現像ロー
ル02から遠い現像剤搬送部材04側の現像剤溜まり)
にシャッタ010により開閉可能な現像剤排出口011
を設けることが考えられる。前記現像剤排出口011を
現像ロール06から遠い現像剤搬送部材08側に設ける
理由は、現像ロール06に近い現像剤搬送部材07側で
は常に現像剤が現像ロール06へ汲み上げられ、また、
現像ロール06から落下している為に、現像剤溜まりの
上面の位置が安定しないからである。前記過剰現像剤を
排出するためには、さらに、現像器04の回転移動中に
前記排出口011を閉じるための開閉部材、その開閉部
材を現像剤排出動作が行われる位置で開状態と閉状態と
に変化させる開閉駆動部、排出された現像剤を回収する
ための回収容器、および、前記排出口08と前記回収容
器とをつなぐ搬送経路等の現像剤排出用の機能部品を設
ける必要がある。
【0008】ところで、前記現像剤排出用の各機能部品
を、問題なく機能させるように配置しようとしたとこ
ろ、以下の新たな問題が発生した。第1の問題点は、図
41において、現像器04aから回収容器Tまでの現像
剤搬送を自由落下だけで行おうとすると下方に位置する
現像器04dがじゃまになるため、現像器群を固定配置
する現像器支持部材03の径を大きくして落下経路を確
保せねばならず、装置が大型化してしまう点である。第
2の問題点は、前記現像器支持部材03の径を少し大き
くして落下経路を確保した場合、現像剤回収容器の配置
が静電潜像担持体に近くなり、前記落下経路と回収容器
の継ぎ目からの現像剤飛散で、前記静電潜像担持体およ
び周辺の画像形成に不可欠な重要な機能部品を汚し易
く、装置の保守点検頻度のアップにつながる点である。
第3の問題点は、狭いスペースでも前記排出口011に
設けられた開閉部材が働くよう、開閉機構を簡素化しな
いと、やはり前記現像器支持部材03の径が大きくな
り、装置の大型化につながる点である。前記現像器支持
部材03の径が大きくなることは、像担持体01周辺の
重要な機能部品の配置にも影響を与え、像担持体01の
径を大きくしないと機能部品のすべてが配置不可能にな
る。このように、現像器支持部材03の回転によって刻
々と変化する現像剤溜まりの上面の位置を現像剤排出口
近くで安定させることを重視し、現像剤排出動作位置を
現像位置(現像領域Q2に対向する位置で現像を行う位
置)とすると、本来の目的である小型低価格な画像形成
装置の具現化には不向きであることが分かってきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】第1発明は前述の事情
及び検討結果に鑑み、下記の記載内容を課題とする。 (O01)回転する現像器支持部材に支持された複数の現
像器を有する現像装置において、1個の現像器が現像を
行う現像位置に停止して現像を行っている間に、前記現
像位置以外の停止位置に停止している現像器の現像容器
内の余剰現像剤を確実に排出できるようにすること。 (O02)狭いスペースでも現像器の現像剤排出口に設け
られた開閉部材が働くよう、開閉機構を簡素化するこ
と。 (O03)現像器に設けた排出口から排出した現像剤を、
駆動部をもうけずに回収容器まで搬送する搬送経路を確
保すること。 (O04)複数の現像器から排出れる現像剤を各現像器毎
に別々に回収して、前記現像器から排出された現像剤の
再生利用を容易にすること。
【0010】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した第1発明を説明するが、第1発明の要
素には、後述の実施例の要素との対応を容易にするた
め、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記す
る。なお、第1発明を後述の実施例の符号と対応させて
説明する理由は、第1発明の理解を容易にするためであ
り、第1発明の範囲を実施例に限定するためではない。
【0011】(第1発明)前記課題を解決するために、
第1発明の現像装置は、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(A01)画像書込装置(9)により画像情報に
応じた潜像が書き込まれる回転移動する像担持体(1
1)表面に隣接して配置され且つ固定フレーム(F1,
F2)により回転可能に支持された現像器支持部材
(S)、(A02)前記現像器支持部材(S)に支持さ
れ、前記現像器支持部材(S)の回転および停止に伴っ
て前記像担持体(11)表面の潜像をトナー像に現像す
る現像位置(P1)、に順次移動および停止する複数の
現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(A03)現像領域(Q
2)にトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を搬
送する現像ロール(R0)、前記2成分現像剤、現像ロ
ール(R0)および前記現像ロール(R0)に現像剤を供
給する現像剤供給部材(R1+R2)を収容する現像容器
(40)、前記現像容器(40)内への新しい2成分現
像剤を補給するための現像剤補給口(48)、ならびに
現像容器(40)内の余剰現像剤を排出する現像剤排出
口(49)をそれぞれ備えた前記各現像器(Dy,Dm,
Dc,Dk)、(A04)前記現像器支持部材(S)の移動
および停止に伴って現像剤補給位置(P1)および現像
剤排出位置(P2〜P3)に順次移動および停止する前記
各現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(A05)前記現像剤
補給位置(P1)において前記現像剤補給口(48)に
現像剤を補給する現像剤補給装置(51〜55+71〜
76)、(A06)前記現像剤排出口(49)を開放する
開放位置と閉塞する閉塞位置との間で移動可能に支持さ
れるとともに、常時は閉塞位置に付勢されているシャッ
タ(57)、(A07)前記現像器(Dy,Dm,Dc,D
k)が前記現像剤排出位置(P2〜P3)に移動してきた
時に前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)に支持された前
記シャッタ(57)を開放位置に移動させるシャッタ駆
動部材(64)、(A08)前記シャッタ(57)が開放
位置に移動した時に前記現像剤排出口(49)から排出
される現像剤を回収する回収容器(T)、
【0012】(第2発明)前記課題を解決するために、
第2発明の現像装置は、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(B01)画像書込装置(9)により画像情報に
応じた潜像が書き込まれる回転移動する像担持体(1
1)表面に隣接して配置され且つ固定フレーム(F1,
F2)により回転可能に支持された現像器支持部材
(S)、(B02)前記現像器支持部材(S)に支持さ
れ、前記現像器支持部材(S)の回転および停止に伴っ
て前記像担持体(11)表面の潜像をトナー像に現像す
る現像位置(P1)に順次移動および停止する複数の現
像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(B03)現像領域(Q
2)にトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を搬
送する現像ロール(R0)、前記2成分現像剤、現像ロ
ール(R0)および前記現像ロール(R0)に現像剤を供
給する現像剤供給部材(R1+R2)を収容する現像容器
(40)、前記現像容器(40)内への新しいトナーを
補給するためのトナー補給口(48)、前記現像容器
(40)内への新しい2成分現像剤を補給するための現
像剤補給口、ならびに現像容器(40)内の余剰現像剤
を排出する現像剤排出口(49)をそれぞれ備えた前記
各現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(B04)前記現像器
支持部材(S)の移動および停止に伴って現像剤補給位
置(P2)および現像剤排出位置(P4)に順次移動およ
び停止する前記各現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(B
05)前記現像剤補給位置(P2)において前記現像剤補
給口に現像剤を補給する現像剤補給装置(102〜12
0)、(B06)前記現像剤排出口(49)を開放する開
放位置と閉塞する閉塞位置との間で移動可能に支持され
るとともに、常時は閉塞位置に付勢されているシャッタ
(57)、(B07)前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)
が前記現像剤排出位置(P4)に移動してきた時に前記
現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)に支持された前記シャッ
タ(57)を開放位置に移動させるシャッタ駆動部材
(T1)、(B08)前記シャッタ(57)が開放位置に
移動した時に前記現像剤排出口(49)から排出される
現像剤を回収する回収容器(T)。
【0013】(第3発明)前記課題を解決するために、
第3発明の現像装置は、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(C01)画像書込装置(9)により画像情報に
応じた潜像が書き込まれる回転移動する像担持体(1
1)表面に隣接して配置され且つ固定フレーム(F1,
F2)により回転可能に支持された現像器支持部材
(S)、(C02)前記現像器支持部材(S)に支持さ
れ、前記現像器支持部材(S)の回転および停止に伴っ
て前記像担持体(11)表面の潜像をトナー像に現像す
る現像位置(P1)に順次移動および停止する複数の現
像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(C03)現像領域(Q
2)にトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を搬
送する現像ロール(R0)、前記2成分現像剤、現像ロ
ール(R0)および前記現像ロール(R0)に現像剤を供
給する現像剤供給部材(R1+R2)を収容する現像容器
(40)、前記現像容器(40)内への新しいトナーを
補給するためのトナー補給口(48)、前記現像容器
(40)内への新しいキャリを補給するためのキャリア
補給口、ならびに現像容器(40)内の余剰現像剤を排
出する現像剤排出口(49)をそれぞれ備えた前記各現
像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(C04)前記現像器支持
部材(S)の移動および停止に伴ってキャリア補給位置
および現像剤排出位置(P4)に順次移動および停止す
る前記各現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(C05)前記
キャリア補給位置において前記キャリア補給口にキャリ
アを補給するキャリア補給装置、(C06)前記現像剤排
出口(49)を開放する開放位置と閉塞する閉塞位置と
の間で移動可能に支持されるとともに、常時は閉塞位置
に付勢されているシャッタ(57)、(C07)前記現像
器(Dy,Dm,Dc,Dk)が前記現像剤排出位置(P
4)に移動してきた時に前記現像器(40)に支持され
た前記シャッタ(57)を開放位置に移動させるシャッ
タ駆動部材(T1)、(C08)前記シャッタ(57)が
開放位置に移動した時に前記現像剤排出口(49)から
排出される現像剤を回収する回収容器(T)。
【0014】(第4発明)前記課題を解決するために、
第4発明の現像装置は、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(D01)画像書込装置(9)により画像情報に
応じた潜像が書き込まれる回転移動する像担持体(1
1)表面に隣接して配置され且つ固定フレーム(F1,
F2)により回転可能に支持された現像器支持部材
(S)、(D02)前記現像器支持部材(S)に支持さ
れ、前記現像器支持部材(S)の回転および停止に伴っ
て前記像担持体(11)表面の潜像をトナー像に現像す
る現像位置(P1)、に順次移動および停止する複数の
現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(D03)現像領域(Q
2)にトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を搬
送する現像ロール(R0)、前記2成分現像剤、現像ロ
ール(R0)および前記現像ロール(R0)に現像剤を供
給する現像剤供給部材(R1+R2)を収容する現像容器
(40)、ならびに現像容器(40)内の余剰現像剤を
排出する現像剤排出口(49)をそれぞれ備えた前記各
現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(D04)前記現像器支
持部材(S)の移動および停止に伴って現像剤排出位置
(P2〜P3)に順次移動および停止する前記各現像器
(Dy,Dm,Dc,Dk)、(D05)前記現像剤排出口
(49)を開放する開放位置と閉塞する閉塞位置との間
で移動可能に支持されるとともに、常時は閉塞位置に付
勢されているシャッタ(57)、(D06)前記現像器
(Dy,Dm,Dc,Dk)が前記現像剤排出位置(P2〜
P3)に移動してきた時に前記現像器(Dy,Dm,Dc,
Dk)に支持された前記シャッタ(57)を開放位置に
移動させるシャッタ駆動部材(64;T1)、(D07)
前記シャッタ(57)が開放位置に移動した時に前記現
像剤排出口(49)から排出される現像剤を前記各現像
器(Dy,Dm,Dc,Dk)毎に別々に回収する前記回収
容器(T)。
【0015】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (第1発明の作用)前述の特徴を備えた本出願の第1発
明の現像装置では、固定フレーム(F1,F2)により回
転可能に支持された現像器支持部材(S)は、画像書込
装置(9)により画像情報に応じた潜像が書き込まれる
回転移動する像担持体(11)表面に隣接して配置され
る。前記現像器支持部材(S)に支持された複数の現像
器(Dy,Dm,Dc,Dk)は、前記現像器支持部材
(S)の回転および停止に伴って前記像担持体(11)
表面の潜像をトナー像に現像する現像位置(P1)に順
次移動および停止する。また、前記各現像器(Dy,D
m,Dc,Dk)は、前記現像器支持部材(S)の移動お
よび停止に伴って現像剤補給位置(P1)および現像剤
排出位置(P2〜P3)に順次移動および停止する。前記
現像位置(P1)および現像剤補給位置(P1)は同じ位
置に設定することが可能であるが、異なる位置に設定す
ることが可能である。前記複数の各現像器(Dy,Dm,
Dc,Dk)は、それぞれ現像容器(40)を有し、各現
像容器(40)内には異なる色で現像を行う2成分現像
剤が収容されている。前記現像容器(40)内への新し
い2成分現像剤の補給は、前記現像剤補給位置(P1)
において、現像剤補給装置(51〜55+71〜76)
により現像剤補給口(48)から補給される。前記現像
容器(40)内において、現像剤供給部材(R1+R2)
は、現像ロール(R0)に現像剤を供給する。現像ロー
ル(R0)は、前記像担持体(11)表面に対向する現
像領域(Q2)にトナーおよびキャリアから成る2成分
現像剤を搬送する。
【0016】前記各現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)に支
持されたシャッタ(57)は、前記現像剤排出口(4
9)を開放する開放位置および閉塞する閉塞位置の間で
移動可能であるが、常時は前記現像剤排出口(49)を
閉塞する位置に付勢されている。前記現像器(Dy,D
m,Dc,Dk)が前記現像剤排出位置(P2〜P3)に移
動してきた時に、シャッタ駆動部材(64)は、前記シ
ャッタ(57)を開放位置に移動させる。前記現像剤排
出位置(P2〜P3)においてシャッタが開放位置に移動
したとき、現像容器(40)内の余剰現像剤は、現像剤
排出口(49)から排出される。前記シャッタ(57)
が開放位置に移動した時に前記現像剤排出口(49)か
ら排出される現像剤は、回収容器(T)に回収される。
【0017】(第2発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第2発明の現像装置では、現像動作によりトナー
か消費されるのに応じて、現像容器(40)内への新し
いトナーの補給は、トナー補給口(48)から行われ
る。そして、現像容器(40)内の劣化した現像剤の交
換は、現像容器(40)内への新しい2成分現像剤の補
給を行う現像剤補給口および現像容器(40)内の劣化
した余剰現像剤を排出する現像剤排出口(49)により
行われる。この第2発明のその他の作用は前記第1発明
と同様である。
【0018】(第3発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第3発明の現像装置では、現像動作によりトナー
か消費されるのに応じて、現像容器(40)内への新し
いトナーの補給は、トナー補給口(48)から行われ
る。そして、現像容器(40)内の劣化した現像剤の交
換は、現像容器(40)内への新しいキャリアの補給を
行うキャリア補給口および現像容器(40)内の劣化し
た余剰現像剤を排出する現像剤排出口(49)により行
われる。この第3発明のその他の作用は前記第1発明と
同様である。
【0019】(第4発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第4発明の現像装置では、固定フレーム(F1,
F2)により回転可能に支持された現像器支持部材
(S)は、画像書込装置(9)により画像情報に応じた
潜像が書き込まれる回転移動する像担持体(11)表面
に隣接して配置される。前記現像器支持部材(S)に支
持された複数の現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)は、前記
現像器支持部材(S)の回転および停止に伴って前記像
担持体(11)表面の潜像をトナー像に現像する現像位
置(P1)に順次移動および停止する。また、前記各現
像器(Dy,Dm,Dc,Dk)は、前記現像器支持部材
(S)の移動および停止に伴って現像剤排出位置(P2
〜P3)に順次移動および停止する。前記複数の各現像
器(Dy,Dm,Dc,Dk)は、それぞれ現像容器(4
0)を有し、各現像容器(40)内には異なる色で現像
を行う2成分現像剤が収容されている。前記現像容器
(40)内への新しい2成分現像剤の補給は、2成分現
像剤を補給したり、2成分現像剤とトナーとを別々に補
給したり、トナーとキャリアとを別々に補給したりする
ことが可能である。前記現像容器(40)内において、
現像剤供給部材(R1+R2)は、現像ロール(R0)に
現像剤を供給する。現像ロール(R0)は、前記像担持
体(11)表面に対向する現像領域(Q2)にトナーお
よびキャリアから成る2成分現像剤を搬送する。
【0020】前記各現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)に支
持されたシャッタ(57)は、前記現像剤排出口(4
9)を開放する開放位置および閉塞する閉塞位置の間で
移動可能であるが、常時は前記現像剤排出口(49)を
閉塞する位置に付勢されている。前記現像器(Dy,D
m,Dc,Dk)が前記現像剤排出位置(P2〜P3)に移
動してきた時に、シャッタ駆動部材(64)は、前記シ
ャッタ(57)を開放位置に移動させる。前記現像剤排
出位置(P2〜P3)においてシャッタが開放位置に移動
したとき、現像容器(40)内の余剰現像剤は、現像剤
排出口(49)から排出される。前記シャッタ(57)
が開放位置に移動した時に前記現像剤排出口(49)か
ら排出される現像剤は、回収容器(T)により各現像器
(Dy,Dm,Dc,Dk)毎に別々に回収される。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の現像装置の実施の
形態を説明する。 (第1発明の実施の形態1)第1発明の現像装置の実施
の形態1は、第1発明の現像装置において、下記の要件
を備えたことを特徴とする、(A09)前記固定フレーム
(F1,F2)に支持された前記シャッタ駆動部材(6
4)。 (第1発明の実施の形態1の作用)前述の特徴を備えた
第1発明の実施の形態1の現像装置では、前記固定フレ
ーム(F1,F2)に支持された前記シャッタ駆動部材
(64)は、前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)が前記
現像剤排出位置(P2〜P3)に移動してきた時に、前記
シャッタ(57)を開放位置に移動させる。
【0022】(第1発明の実施の形態2)また、第1発
明の現像装置の実施の形態2は、前記第1発明または前
記第1発明の実施の形態1の現像装置において、下記の
要件を備えたことを特徴とする、(A010)前記現像器
(Dy,Dm,Dc,Dk)に移動可能に支持されるととも
に移動した時に前記シャッタ(57)を開閉作動させる
シャッタ開閉部材(59)、(A011)前記現像器(D
y,Dm,Dc,Dk)が前記現像剤排出位置(P2〜P3)
に移動してきた時に前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)
に支持された前記シャッタ開閉部材(59)に係合して
前記シャッタ開閉部材(59)を移動させる前記固定フ
レーム(F1,F2)に支持された係合部材(64)によ
り構成された前記シャッタ駆動部材。
【0023】(第1発明の実施の形態2の作用)前述の
特徴を備えた第1発明の実施の形態2の現像装置では、
前記現像剤排出口(49)を開閉可能に閉塞するシャッ
タ(57)は、常時は前記現像剤排出口(49)を閉塞
する閉塞位置に付勢されいてる。前記現像器(Dy,D
m,Dc,Dk)に移動可能に支持されたシャッタ開閉部
材(59)は、前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)が前
記現像剤排出位置(P2〜P3)に移動してきた時に、固
定フレーム(F1,F2)に支持された係合部材(64)
と係合して移動する。シャッタ開閉部材(59)は、前
記係合部材(64)と係合して移動した時に前記シャッ
タ(57)を開放位置に移動させる。
【0024】(第1発明の実施の形態3)また、第1発
明の現像装置の実施の形態3は、前記第1発明、前記第
1発明の実施の形態1または2の現像装置において、下
記の要件を備えたことを特徴とする、(A012)弾性材
料により構成されて、弾性材料の弾性により前記現像剤
排出口(49)を閉塞する閉塞位置に保持される前記シ
ャッタ(57)。
【0025】(第1発明の実施の形態3の作用)前述の
特徴を備えた第1発明の実施の形態3の現像装置では、
弾性材料により構成されたシャッタ(57)は、前記弾
性材料の弾性により前記現像剤排出口(49)を閉塞す
る閉塞位置に保持される。
【0026】(第1発明の実施の形態4)また、第1発
明の現像装置の実施の形態4は、前記第1発明または前
記第1発明の実施の形態1〜3のいずれかの現像措置に
おいて、下記の要件を備えたことを特徴とする、(A01
3)前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)が前記現像剤排
出位置(P2〜P3)に移動してきた時に前記現像器(D
y,Dm,Dc,Dk)に支持された前記シャッタ開閉部材
(59)に係合する係合位置と、係合しない非係合位置
との間で前記係合部材(64)を移動させる係合部材移
動装置。
【0027】(第1発明の実施の形態4の作用)前述の
特徴を備えた第1発明の実施の形態4の現像装置では、
係合部材移動装置は、固定フレーム(F1,F2)に支持
された係合部材(64)を、前記現像器(Dy,Dm,D
c,Dk)が前記現像剤排出位置(P2〜P3)に移動して
きた時に前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)に支持され
た前記シャッタ開閉部材(59)に係合する係合位置
と、係合しない非係合位置との間で移動させる。係合部
材(64)が前記係合位置にある時にはシャッタ開閉部
材(59)が係合部材(64)に係合して移動し、シャ
ッタ(57)が開くが、非係合位置にある時にはシャッ
タ(57)は閉じたままである。したがって必要な時の
み(例えば、現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)内に余剰現
像剤が生じた時のみ)前記シャッタ(57)を開くこと
が可能となる。
【0028】(第1発明の実施の形態5)また、第1発
明の現像装置の実施の形態5は、前記第1発明または前
記第1発明の実施の形態1〜4のいずれかの現像装置に
おいて、下記の要件を備えたことを特徴とする、(A01
4)前記現像ロール(R0)に隣接して軸方向に延びる第
1の現像剤溜まり(43)および前記第1の現像剤溜ま
り(43)に隣接して前記現像ロール(R0)と反対側
に配置されるとともに軸方向両端部を除いた部分が仕切
壁(45)により前記第1の現像剤溜まり(43)と仕
切られ且つ軸方向両端部が前記第1の現像剤溜まり(4
3)と接続する第2の現像剤溜まり(44)を有する前
記現像容器(40)と、前記第1の現像剤溜まり(4
3)に配置された第1の現像剤搬送部材(R1)および
第2の現像剤溜まり(44)に配置された第2の現像剤
搬送部材(R2)とを有し、前記第1および第2の現像
剤搬送部材(R2)の現像剤搬送方向が前記第1の現像
剤溜まり(43)および第2の現像剤溜まり(44)の
現像剤を循環させるように設定された前記現像剤供給部
材(R1+R2)と、前記第2の現像剤溜まり(44)の
前記仕切壁(45)の有る部分に設けられた前記現像剤
排出口(49)とをそれぞれ備えた各現像器(Dy,D
m,Dc,Dk)。
【0029】(第1発明の実施の形態5の作用)前述の
構成を備えた第1発明の実施の形態5の現像装置では、
現像容器(40)は、現像ロール(R0)に隣接して軸
方向に延びる第1の現像剤溜まり(43)および前記第
1の現像剤溜まり(43)に隣接して前記現像ロール
(R0)と反対側に配置される第2の現像剤溜まり(4
4)を有している。そして、前記第1および第2の現像
剤溜まり(44)は、軸方向両端部を除いた部分が仕切
壁(45)により仕切られ且つ軸方向両端部が互いに接
続している。現像剤供給部材(R1+R2)は、前記第1
の現像剤溜まり(43)に配置された第1の現像剤搬送
部材(R1)および第2の現像剤溜まり(44)に配置
された第2の現像剤搬送部材(R2)とを有ている。前
記第1および第2の現像剤搬送部材(R2)は、前記第
1の現像剤溜まり(43)および第2の現像剤溜まり
(44)の現像剤を循環させる。前記仕切壁(45)の
有る部分の第2の現像剤溜まり(44)の現像剤の高さ
は、前記第1の現像剤溜まり(43)、および第1、第
2の現像剤溜まり(43,44)の接続部における現像
剤の高さに比べて比較的安定している。その理由は前記
接続部材では、現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)が回転す
る度に他の現像剤溜まりとの間で現像剤の流動が生じ
て、現像剤の高さが安定しないからである。前記現像剤
高さの安定している部分(仕切壁(45)の有る部分)
に現像剤排出口(49)が設けられているので、現像剤
の排出を安定して行うことができる。なお、前記現像剤
の高さが安定しているといっても、現像器(Dy,Dm,
Dc,Dk)の回転量が多くなると、前記接続部で流動す
る現像剤の影響により、現像剤高さが変化する場合があ
る。その場合、現像剤排出位置としては、現像位置(P
1)の直後に現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)が停止する
位置(第2停止位置)P2に設定することが好ましい。
【0030】(第1発明の実施の形態6)また、第1発
明の現像装置の実施の形態6は、前記第1発明または前
記実施の形態1〜5のいずれかの現像装置において、下
記の要件を備えたことを特徴とする、(A015)前記現
像器支持部材(S)の移動および停止に伴って現像剤補
給位置(P1)、第1の現像剤排出位置(P2)、第2の
現像剤排出位置(P3)、および現像剤回収通路形成位
置(P4)に順次移動および停止する前記各現像器(D
y,Dm,Dc,Dk)、(A016)前記現像器(Dy,D
m,Dc,Dk)が前記第1の現像剤排出位置(P2)に移
動してきた時に前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)に支
持された前記シャッタ開閉部材(59)に係合して前記
シャッタ開閉部材(59)を移動させる前記固定フレー
ム(F1,F2)に支持された前記係合部材(64)、
(A017)前記第1の現像剤排出位置(P2)において前
記現像剤排出口(49)から排出された余剰現像剤を一
時的に貯溜する一時的貯溜室(A)を形成するとともに
前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)が前記第2の現像剤
排出位置(P3)に移動した時に一時的貯溜室(A)の
現像剤を排出する一時的貯溜現像剤排出口(63)を有
する一時的貯溜室形成部材(61)を備えた前記各現像
器(Dy,Dm,Dc,Dk)、(A018)前記現像剤回収
通路形成位置(P4)に移動した時に第2の排出位置
(P3)に有る他の現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)の前
記一時的貯溜現像剤排出口(63)から排出される現像
剤を現像剤回収容器(T)に導く現像剤回収通路(B)
を備えた前記各現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)。
【0031】(第1発明の実施の形態6の作用)前述の
構成を備えた第1発明の実施の形態6の現像装置では、
各現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)は、前記現像器支持部
材(S)の移動および停止に伴って現像剤補給位置(P
1)、第1の現像剤排出位置(P2)、第2の現像剤排出
位置(P3)、および現像剤回収通路形成位置(P4)に
順次移動および停止する。前記現像器(Dy,Dm,D
c,Dk)が前記第1の現像剤排出位置(P2)に移動し
てきた時、前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)に支持さ
れた前記シャッタ開閉部材(59)は、固定フレーム
(F1,F2)に支持された係合部材(64)に係合し、
その時移動する。前記シャッタ開閉部材(59)が移動
した時にシャッタ(57)が開いて現像容器(40)内
の現像剤が現像剤排出口(49)から排出される。前記
第1の現像剤排出位置(P2)において前記現像剤排出
口(49)から排出された余剰現像剤は、一時的貯溜室
形成部材(61)により形成された一時的貯溜室(A)
内に一時的に貯溜される。この一時的貯溜室(A)内の
現像剤は、前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)が前記第
2の現像剤排出位置(P3)に移動した時に一時的貯溜
現像剤排出口(63)から排出される。前記第2の排出
位置に有る現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)の前記一時的
貯溜現像剤排出口(63)から排出される現像剤は、現
像剤回収通路形成位置(P4)に停止している他の現像
器(Dy,Dm,Dc,Dk)に設けた現像剤回収通路
(B)により現像剤回収容器(T)に導かれる。
【0032】(第1発明の実施の形態7)また、第1発
明の現像装置の実施の形態8は、前記第1発明または前
記第1発明の実施の形態1〜6のいずれかの現像装置に
おいて、下記の要件を備えたことを特徴とする、(A01
9)現像位置(P1)で現像動作を連続して実行している
現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)の現像容器(40)内の
現像剤量が過剰になったことを検出する現像剤過剰状態
検出手段、(A020)前記現像剤過剰状態検出手段が現
像剤過剰状態を検出した場合に、前記現像器(Dy,D
m,Dc,Dk)の現像動作を中断して現像剤排出位置
(P2,P3)に移動させて過剰現像剤を排出させてか
ら、前記中断した現像動作を再開させる過剰現像剤排出
制御手段。
【0033】(第1発明の実施の形態7の作用)前述の
特徴を備えた第1発明の実施の形態7の現像装置では、
現像剤過剰状態検出手段は、現像位置(P1)で現像動
作を連続して実行している現像器(Dy,Dm,Dc,D
k)の現像容器(40)内の現像剤量が過剰になったこ
とを検出する。過剰現像剤排出制御手段は、前記現像剤
過剰状態検出手段が現像剤過剰状態を検出した場合に、
前記現像器(Dy,Dm,Dc,Dk)の現像動作を中断し
て現像剤排出位置(P2,P3)移動させて過剰現像剤を
排出させてから、前記中断した現像動作を再開させる。
【0034】(第2発明の実施の形態1)第2発明の現
像装置の実施の形態1は、第2発明の現像装置におい
て、下記の要件を備えたことを特徴とする、(B09)前
記固定フレーム(F1,F2)に支持された前記シャッタ
駆動部材(64)。
【0035】(第2発明の実施の形態1の作用)前述の
特徴を備えた第2発明の現像装置の実施の形態1では、
前記固定フレーム(F1,F2)に支持された前記シャッ
タ駆動部材(64)は、前記現像器(Dy,Dm,Dc,
Dk)が前記現像剤排出位置(P2〜P3)に移動してき
た時に、前記シャッタ(57)を開放位置に移動させ
る。
【0036】(第3発明の実施の形態1)第3発明の現
像装置の実施の形態1は、第3発明の現像装置におい
て、下記の要件を備えたことを特徴とする、(C09)前
記固定フレーム(F1,F2)に支持された前記シャッタ
駆動部材(64)。
【0037】(第3発明の実施の形態1の作用)前述の
特徴を備えた第3発明の現像装置の実施の形態1では、
前記固定フレーム(F1,F2)に支持された前記シャッ
タ駆動部材(64)は、前記現像器(Dy,Dm,Dc,
Dk)が前記現像剤排出位置(P2〜P3)に移動してき
た時に、前記シャッタ(57)を開放位置に移動させ
る。
【0038】(第4発明の実施の形態1)第4発明の現
像装置の実施の形態1は、第4発明の現像装置におい
て、下記の要件を備えたことを特徴とする、(D08)1
個の容器、およびこの容器を前記複数の各現像器(D
y,Dm,Dc,Dk)の数以上の区画に区切る仕切り壁を
有する前記回収容器(T)。
【0039】(第4発明の実施の形態1の作用)前述の
特徴を備えた第4発明の現像装置の実施の形態1では、
1個の容器、およびこの容器を前記複数の各現像器(D
y,Dm,Dc,Dk)と同数以上の区画に区切る仕切り壁
を有する前記回収容器(T)により各現像器(Dy,D
m,Dc,Dk)毎に別々に回収される。このような回収
容器(T)を使用することにより、省スペース化が可能
となり、また、回収現像剤の処理作業は1個の容器を扱
うこととなるので作業性も向上する。
【0040】(実施例)次に図面を参照しながら、第1
発明の現像装置の実施の形態の具体例(すなわち、実施
例)を説明するが、第1発明は以下の実施例に限定され
るものではない。 (実施例1)図1は本発明の現像装置の実施例1を備え
た画像形成装置Uの全体説明図である。
【0041】図1において、画像形成装置Uは、上面に
プラテンガラス(透明な原稿台)U1aを有する画像形成
装置本体としてのデジタル式の複写機U1、前記プラテ
ンガラスU1a上に着脱自在に装着される自動原稿搬送装
置U2を備えている。前記自動原稿搬送装置U2は、原稿
給紙トレイ(図示せず)に収容された原稿を順次取出し
て、前記プラテンガラスU1a上の複写位置に搬送し、複
写済みの原稿を原稿排紙トレイ(図示せず)に排出する
ように構成されている。
【0042】次に前記複写機U1について説明する。前
記複写機U1は、前記プラテンガラスU1aの下方に順次
配置された画像読取部としてのイメージインプットター
ミナルIIT(以下、単に「IIT」ともいう)、及び
画像記録用作動部としてのイメージアウトプットターミ
ナルIOT(以下、単に「IOT」ともいう)を有して
いる。
【0043】前記画像読取部としてのIIT(イメージ
インプットターミナル)は前記プラテンガラスU1aの下
方に、露光走査光学系1を有している。露光走査光学系
1は、フルレートキャリッジに搭載された原稿照明用の
露光ランプ2および第1ミラー3を有している。また露
光走査光学系1は、前記フルレートキャリッジの移動速
度の1/2の速度で移動するハーフレートキャリッジに
搭載された第2ミラー4および第3ミラー5を有してい
る。また、露光走査光学系1は、IITのフレームに支
持された結像レンズ6を有している。結像レンズ6は、
プラテンガラスU1a上の原稿から反射してさらに順次、
前記第1,2,3ミラーで反射した原稿反射光をCCD
(固体撮像装置)に収束させる機能を有している。CC
Dは、その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号
に変換する機能を有している。また、IITは、前記C
CDで得られる電気信号を読出し、デジタルな画像デー
タとして出力する画像データ出力部7、および画像形成
装置Uのユーザーがコピースタート等の作動指令信号を
入力操作するユーザインターフェースUIとを有してい
る。なお、ユーザインターフェースUIは表示部(図示
せず)を有しており、その表示部には画像形成装置Uの
現在の設定状態に関する情報の表示等が行われるように
構成されている。
【0044】前記画像記録用作動部としてのIOT(イ
メージアウトプットターミナル)は、前記画像データ出
力部7から出力される画像データをレーザ駆動信号に変
換する信号処理部8、前記信号処理部8から出力される
レーザ駆動信号に応じて画像書込用のレーザビームLを
出射するレーザ書込装置(画像書込装置)9を有してい
る。レーザ書込装置9から出射するレーザビームLは、
回転する像担持体11表面の移動経路に設定された潜像
書込位置Q1において、前記像担持体11表面に入射す
る。前記回転する像担持体11表面に沿って、像担持体
11表面の移動方向で前記潜像書込位置Q1の上流側
に、像担持体11表面を一様に帯電させる帯電器12が
配置されている。像担持体11表面は、前記帯電器12
により一様に帯電された後、前記潜像書込位置Q1にお
いて、前記レーザビームLにより静電潜像が書き込まれ
る。
【0045】前記像担持体11表面の移動方向に沿っ
て、前記潜像書込位置Q1の下流側の現像領域Q2には、
前記静電潜像をトナー像に現像する現像装置Dが配置さ
れ、その下流側に設定された転写位置Q3には、中間転
写ドラム13および転写器14が配置されている。ま
た、回転する像担持体11表面に沿って、転写位置Q3
の下流側には除電器15およびクリーナユニット16が
配置されている。前記中間転写ドラム13の回転方向に
沿って前記転写器14の下流側には、除電器17、クリ
ーナ18、および吸着コロトロン19が順次配置されて
いる。前記吸着コロトロン19は吸着位置Q4に配置さ
れている。前記中間転写ドラム13の下方には、給紙ト
レイ21〜25が多段に配置されている。給紙トレイ2
3は両面コピーまたは多重コピー等の際に1回目のコピ
ーが行われたシートSを循環させて前記転写位置Q3に
再送する時に使用される中間トレイである。前記各給紙
トレイ21〜25のシートSが搬送される前記第1シー
ト搬送路26には、搬送方向に沿って順次レジロール2
7および吸着用ロール28が配置されている。第1シー
ト搬送路を搬送されるシートSは前記レジロール27で
一旦停止してから、所定のタイミングで前記吸着用ロー
ル28が配置された吸着位置Q4に搬送される。
【0046】前記吸着位置Q4で転写ドラム13に吸着
されたシートSは転写ドラム13の回転に伴って前記転
写位置Q3に搬送される。前記転写器14は、前記転写
位置Q3を通過するシートに像担持体11表面のトナー
像を転写させる。前記転写位置Q3を通過した像担持体
11表面は、表面に残留した現像剤が前記クリーナユニ
ット16により回収された後、再び、前記帯電器12に
より一様に帯電されるようになっている。前記吸着位置
Q4で中間転写ドラム13に吸着されたシートSはフル
カラーの場合は4回転し、前記転写器14を通る毎にY
(イエロー)、マゼンタ(M)、C(シアン)、および
K(黒)のトナー像が転写される。4色のフルカラー画
像が形成されたシートSは剥離コロトロン29で中間転
写ドラム13から剥離されて、第2シート搬送路30を
通って定着位置Q5に搬送される。定着位置Q5には定着
装置31が配置されており、定着装置31は、定着位置
Q5を通過するシートS上の未定着トナー像を加熱定着
する。シート搬送方向で前記定着位置Q5の下流側には
シート排出路32が設けられ、シート排出路32には排
出ローラ33が設けられている。そして、トナー像が定
着されたシートSは排出ローラ33からシート排出トレ
イ34に排出される。
【0047】次に、図2〜17により、前記現像装置D
について説明する。図2は本発明の現像装置の実施例1
の要部拡大図である。図3は同実施例1で使用する現像
器の説明図で、図3Bは現像器の斜視図、図3Aは現像
剤補給部材および現像剤排出部材を省略した状態の現像
器の斜視図である。図4は同実施例1の現像器を回転す
る現像器支持部材に装着した状態の説明図である。図5
は前記図4と同じ部分の図であり、シャッタを開閉作動
させるシャッタ開閉部材を説明するために、排出口カバ
ーを省略した図である。図6は前記図3AのVI−VI線
断面図である。図7は前記図3AのVII−VII線断面図
である。図8は前記図6または図7のVIII−VIII線断
面図である。図9は図5に示すシャッタ開閉部材の拡大
図である。図10は前記図9に示すシャッタ開閉部材の
説明図で、図10Aは断面図、図10Bは斜視図であ
る。図11は回転可能な現像器支持部材に支持された4
個の現像器の断面図で、前記図4のXI−XI線断面図で
ある。図12は回転可能な現像器支持部材に支持された
4個の現像器の断面図で、前記図4のXII−XII線断面
図である。図13は前記図4のXIII−XIII線断面図で
ある。図14は前記図13のXIV−XIV線断面図であ
る。図15は前記図13のXV−XV線断面図である。
図16は同実施例1の現像剤補給容器の説明図で、図1
6Aは前記図15のXVIA−XVIA線断面図、図16
Bは前記図15のXVIB−XVIB線断面図である。図
17は前記図9に示すシャッタ開閉部材の作動説明図で
ある。
【0048】図2,4,5において、現像器支持部材S
は、前後一対の固定フレームF1,F2(図4参照)に回
転自在に支持された回転軸36、この回転軸36の前後
両端部に固定された前側回転プレート37、後側回転プ
レート38、および前記回転軸36の前後方向中間部の
外周を被覆するプラスチック製の外筒部材39を有して
いる。前記外筒部材39は断面略正方形(図2、図11
参照)であり、軸方向に延びる4つの側面を有してい
る。そして、各側面にはそれぞれ前後一対のピン挿入孔
39a,39aが形成されている。前記ピン挿入孔39
a,39aは、後述の現像器の突出ピンが挿入される孔で
あり、現像器を位置決め固定するために使用される孔で
ある。
【0049】図2において、現像領域Q2において像担
持体11に対向して配置された現像装置Dは、Y(イエ
ロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各
トナーおよびキャリアを有する現像器Dy,Dm,Dc,
Dkを有している。各現像器Dy,Dm,Dc,Dkは、回
転移動して、順次、現像位置(第1停止位置)P1、第
2停止位置P2、第3停止位置P3、および第4停止位置
P4に停止するように構成されている。なお、本実施例
1では、前記第1停止位置P1は現像剤の補給を行う現
像剤補給位置P1に設定されている。また、前記第2停
止位置P2は、第1現像剤排出位置P2に設定され、前記
第3停止位置P3は、第2現像剤排出位置P3に設定さ
れ、前記第4停止位置P4は、現像剤回収通路形成位置
P4に設定されている。そして、詳細は後述するが、各
現像器Dy,Dm,Dc,Dkは、現像位置P1において現
像動作を行うとともに現像剤の補給が行われるように構
成されている。また、各現像器Dy,Dm,Dc,Dkは、
第2停止位置(実施例1の第1現像剤排出位置)P2に
おいて現像容器内の余剰現像剤が一時的貯溜室Aに排出
され、この一時的貯溜室A内の現像剤は第3停止位置
(実施例1の第2現像剤排出位置)P3において一時的
貯溜室A内から排出されて、第4停止位置(実施例1の
現像剤回収通路形成位置)P4の現像器Dk,Dy,Dm,
Dcの現像剤回収通路Bを通って、現像剤回収容器Tに
回収されるように構成されている。
【0050】図2〜5において、前記各現像器Dy,D
m,Dc,Dkはそれぞれ現像容器40を有しており、各
現像容器40はそれぞれその外側面に前後一対の突出ピ
ン41を有している。前記一対の突出ピン41,41
は、前記現像器支持部材Sのピン挿入孔39a,39aに
挿入され、現像容器40を位置決め固定するために使用
される。
【0051】前記各現像器Dy,Dm,Dc,Dkはそれぞ
れ同様の構成を有しているので、それらを代表して現像
器Dyについて説明する。図3において、現像器Dyは、
現像容器40を有している。現像容器40はトナーおよ
びキャリアから成る2成分現像剤を収容する容器であ
る。図6,7,8において現像容器40は、現像ロール
R0を収容する現像ロール収容室42、前記現像ロール
収容室42に隣接する第1の現像剤溜まり43および前
記第1の現像剤溜まり43に隣接する第2の現像剤溜ま
り44を有している。前記第1の現像剤溜まり43には
第1の現像剤搬送部材R1が配置され、前記第2の現像
剤溜まり44には第2の現像剤搬送部材R2が配置され
ている。前記第1および第2の現像剤搬送部材R1およ
びR2は回転軸回りに搬送用羽根が装着された従来公知
の搬送部材が使用されている。前記第1および第2の現
像剤搬送部材R1,R2により現像剤供給部材(R1+R
2)が構成されている。
【0052】図8において、前記第1の現像剤溜まり4
3および第2の現像剤溜まり44の間にはそれらの両端
部以外の部分に仕切壁45が設けられている。したがっ
て図8に示すように、第1の現像剤溜まり43および第
2の現像剤溜まり44はその前後方向(X軸方向)両端
部の接続部Fにおいて接続している。そして、図4、図
8に示すように前記第1および第2の現像剤搬送部材R
1およびR2の軸にはその後端部(−X側端部)に互いに
噛み合う被駆動用のギヤG1,G2が固着されている。ま
た、前記現像ロールR0の軸は、前記前側回転プレート
37および後側回転プレート38によって回転自在に支
持されており、またその軸にはその後端部(−X側端
部)に前記ギヤG1と噛み合う被駆動用のギヤG0(図4
参照)が固着されている。
【0053】詳細は後述するが、現像器Dyが現像位置
P1(図2参照)に移動すると、前記ギヤG0に回転駆動
力が伝達されてギヤG0が回転すると同時に、ギヤG1,
G2が互いに逆方向に回転するように構成されている。
そして、前記ギヤG1,G2と一体的に回転する前記第1
および第2の現像剤搬送部材R1,R2により前記第1お
よび第2の現像剤溜まり43および44内で現像剤が循
環するようになっている。また、図6,7において、現
像ロール収容室42内には前記現像ロールR0上の現像
剤の層厚を規制するための層厚規制部材47が配置され
ている。
【0054】図3B、図6、図7において、前記第2の
現像剤溜まり44の上面には現像剤補給口48および現
像剤排出口49が前後方向(X軸方向)に離れて形成さ
れている。前記現像剤補給口48および現像剤排出口4
9は前記仕切壁45の有る位置(図8に示した前後両端
部の接続部Fを除いた位置)に設けられている。この理
由は、前記図8の前後両端部のFで示した領域に比べ
て、仕切壁45の有る位置の方が、現像剤の上面位置が
安定するからである。図3Bにおいて前記現像剤補給口
48の前後には現像剤補給筒支持壁51,51が配置さ
れている。図3Aに示すように、現像剤補給筒支持壁5
1,51には現像剤補給筒52が接着されている。現像
剤補給筒52内には図4、図5に示すように回転軸53
および回転軸53周囲に装着された現像剤搬送羽根54
が回転可能に配置されている。図4において、現像剤補
給筒52には現像剤搬入口55が形成されている。現像
剤搬入口55から現像剤補給筒52内に搬入された現像
剤は前記現像剤搬送羽根54によって搬送され、現像剤
補給口48から第2の現像剤溜まり44内に補給される
ようになっている。
【0055】図5において、前記現像剤排出口49は第
2の現像剤溜まり44の上面後部に配置されている。そ
して、図3Aおよび図7に示すように、前記第2の現像
剤溜まり44の上面後部は、前側部分に比べて一段低く
形成されている。すなわち、前記一段低く形成された部
分に前記現像剤排出口49が形成されている。図7にお
いて、前記一段低く形成された部分には前記現像剤排出
口49の周囲にスポンジ枠56が配置されている。図7
に示す断面L字型のシャッタ57は、弾性を有するステ
ンレス板により構成されており、現像容器40に固定さ
れる固定部57aおよび容易に弾性変形する開閉部57b
を有している。前記シャッタ57の開閉部57bは通常
は前記スポンジ枠56の外側面に当接して前記現像剤排
出口49からの現像剤の排出を防止している。前記シャ
ッタ57の自由端には、剛性を補強するための補強バー
58(図9、図10A参照)が固着されている。前記第
2の現像剤溜まり44の上面後部の一段低く形成された
部分に前記符号56〜58で示す要素を配置することに
より、それらの要素の高さは、一段低く形成されていな
い部分(前側部分)の高さとほぼ同一の高さとなってい
る。
【0056】前記シャッタ57を弾性変形させて前記現
像剤排出口49を開閉するためのシャッタ開閉部材59
は、図5,7,10に示す形状をしている。図5,7,
9,10Bにおいて、シャッタ開閉部材59は、X軸方
向に延びる回動軸部59aと、前端部(X側端部)に設
けた2本のシャッタ押上部59b,59bと、後端部(−
X側端部)に設けたカム係合部59cを有している。前
記回動軸部59aは、図4に示す前記後側回転プレート
38および排出口カバー61により回転自在に支持され
ている。排出口カバー61には、前記現像剤補給筒52
内から延びる回転軸53が通るための凹溝62(図7参
照)が設けられている。
【0057】排出口カバー61は、前記現像剤排出口4
9の外側を覆って配置されたカバーであり、前記現像剤
排出口49から排出された余剰現像剤を一時的に貯溜す
る一時的貯溜室A(図12参照)を形成している。すな
わち、排出口カバー61は、一時的貯溜室形成部材であ
る。前記排出口カバー61には、前記現像器Dyが前記
第3停止位置(実施例1の第2現像剤排出位置)P3に
移動した時に一時的貯溜室61の現像剤を排出する一時
的貯溜現像剤排出口63(図7参照)が設けられてい
る。また図2、図3、図7において、現像器Dyには現
像剤回収通路Bが設けられている。現像器Dyの前記現
像剤回収通路Bは、現像器Dyが現像剤回収通路形成位
置P4に移動した時に、第3停止位置(実施例1の第2
現像剤排出位置)P3の現像器Dmの一時的貯溜現像剤排
出口63から排出される現像剤を回収容器T(図2参
照)に導く。
【0058】図4、図10Bにおいて、前記シャッタ開
閉部材59のカム係合部59cは、現像器Dyが前記第2
停止位置(実施例1の第1現像剤排出位置)P2(図2
参照)に移動した時、フレームF2(図4参照)に固定
されたカム部材(シャッタ開閉部材59との係合部材)
64に係合する。その時、シャッタ開閉部材59は回動
軸部59回りに回動する。この時、シャッタ押上部59
b,59bは図10Aの実線位置から2点鎖線位置に移動
して、シャッタ57の開閉部57bを図10Aの2点鎖
線位置に移動させる。すなわち、図17に示すように、
シャッタ開閉部材59が現像器支持部材Sと共に回転し
て、第2停止位置(実施例1の第1現像剤排出位置)P
2の少し手前の位置P2′の位置から第2停止位置(実施
例1の第1現像剤排出位置)P2に移動させた時、カム
部材64が無ければ2点鎖線の状態となるが、カム部材
64に係合するカム係合部59cにより実線に示すよう
に傾斜する。このとき、図10Aに示すようにシャッタ
押上部59b,59bがシャッタ57の開閉部57を押圧
するので、シャッタ57は、図2に示すように開くこと
になる。
【0059】図4において、現像剤補給筒52内の現像
剤搬送羽根54と一体的に回転する回転軸53の後端部
(−X側端部)にはギヤG3が固着されており、このギ
ヤG3は前記ギヤG2と噛み合っている。図4において、
後側回転プレート38に回転自在に支持された回転プレ
ート側回転軸66には中間ギヤG4およびG5が固着され
ている。また、フレームF2に支持されたフレーム側回
転軸67には中間ギヤG6およびG7が固着されている。
前記ギヤG7は、駆動モータ(図示せず)によって回転
駆動される動力伝達ギヤG8と噛み合っている。したが
って、動力伝達ギヤG8の回転は前記フレーム側回転軸
67に支持された中間ギヤG7およびG6に伝達される。
前記ギヤG6と前記回転プレート側回転軸66に固着さ
れたギヤG5とは、現像器Dyが現像位置P1(図2参
照)に回転移動した時のみ噛み合うように構成されてい
る。前記ギヤG6およびG5が噛み合った状態では、回転
力伝達ギヤG8の回転力は、ギヤG7,G6,G5,G4を
介して現像ロールR0の軸に装着されたギヤG0に伝達さ
れ、さらに、前記第1および第2の現像剤搬送部材R
1,R2の軸に装着されたギヤG1,G2、および前記現像
剤補給筒52内の現像剤搬送羽根54と一体的に回転す
る回転軸53に装着されたギヤG3に伝達されるように
構成されている。
【0060】次に、図4,5および図13〜図16によ
り現像剤補給装置の構成を説明する。図4、図5におい
て、前側回転プレート37の前面側には前側回転プレー
ト37と一体的に回転する回転円筒部材71が固定され
ている。また前側の固定フレームF1の後面には固定円
筒部材72が固定されている。前記回転円筒部材71の
外周面は、図13に示すように、固定円筒部材の内周面
と嵌合した状態で回転可能である。図4,13に示すよ
うに、回転円筒部材71には、前記現像剤補給筒52の
前部が嵌合する4個の軸方向に延びる嵌合孔71aが設
けられている。前記4個の軸方向嵌合孔71aにはそれ
ぞれ、各現像器Dy,Dm,Dc,Dkの現像剤補給筒52
が嵌合しており、各現像剤補給筒52に形成された前記
現像剤搬入孔55の位置は、軸方向にずれて配置されて
いる。そして、各4個の現像剤搬入孔55に対応して回
転円筒部材71には軸方向にずれた位置に4個の半径方
向搬入孔71b(図14参照)が形成されている。前記
固定円筒部材72の上端位置には、図13、図14に示
すように、4個の鉛直孔72aが形成されている。前記
4個の鉛直孔72aは、前記軸方向にずれた4個の半径
方向搬入孔71bが上端に回転移動した時に連通するよ
うに配置されている。
【0061】図13において、前記固定円筒部材72の
上端は削られて平面に形成されている。前記平面状の上
端面には、外形が直方体状の現像剤補給ケース73が装
着されている。現像剤補給ケース73には、図13〜図
15に示すように前後方向(X軸方向)に並んだ4個の
現像剤落下孔73aが形成されている。図14において
前記4個の現像剤落下孔73aは、前記4個の鉛直孔7
2aとそれぞれ連通している。図15において、現像剤
補給ケース73にはY(イエロー)、M(マゼンタ)、
C(シアン)、およびK(黒)の現像剤(2成分現像
剤)を収容するための現像剤収容部73y,73m,73
c,73kが設けられている。各現像剤収容部73y,7
3m,73c,73kは、それぞれ、前記4個の現像剤落
下孔73aに連通している。前記各現像剤収容部73y,
73m,73c,73kの下部にはそれぞれ現像剤搬送部
材74(図13、図15参照)が設けられている。現像
剤搬送部材74は回転軸74aおよびその軸回りに装着
された羽根74bにより構成されており、回転軸74aの
右端にはそれぞれギヤ75が装着されている。前記各ギ
ヤ75には、図示しない駆動モータの回転力がクラッ
チ、ギヤ等を介して選択的に伝達されるように構成され
ている。
【0062】前記4個の各ギヤ75の中で、回転力が伝
達されたギヤ75が装着された現像剤搬送部材74が回
転し、その現像剤搬送部材74により搬送される現像剤
は、現像剤収容部73y,73m,73c,73kから現像
剤落下孔73aに搬送されるように構成されている。そ
して、前記現像器Dy,Dm,Dc,Dkのいずれかが前記
図2に示す第1停止位置(現像位置)P1に移動し停止
した時、現像位置P1に移動した現像器Dy,Dm,Dc,
Dkの現像剤が、前記現像剤収容部73y,73m,73
c,73kのいずれかから現像剤搬送部材74により現像
剤落下孔73aに搬送されるように構成されている。前
記現像剤補給ケース73の上端にはカバー76が配置さ
れて、現像剤の飛散を防止している。前記符号51〜5
5および71〜76で示された要素から現像剤補給装置
(51〜55+71〜76)が構成されている。
【0063】(実施例1の作用)次に、前述の構成を備
えた現像装置の実施例1の作用を説明する。固定フレー
ムF1,F2により回転可能に支持された現像器支持部材
Sは、画像書込装置9により画像情報に応じた潜像が書
き込まれる回転移動する像担持体11表面に隣接して配
置される。前記現像器支持部材Sに支持された複数の現
像器Dy,Dm,Dc,Dkは、前記現像器支持部材Sの回
転および停止に伴って前記像担持体11表面の潜像をト
ナー像に現像する現像位置P1(現像領域Q2に対向する
位置)に順次移動および停止する。また、前記各現像器
Dy,Dm,Dc,Dkは、前記現像器支持部材Sの移動お
よび停止に伴って前記現像位置と同じ位置に設定された
現像剤補給位置P1、第2停止位置(第1現像剤排出位
置)P2、第3停止位置(第2現像剤排出位置)P3、お
よび第4停止位置(現像剤回収通路形成位置)P4に順
次移動および停止する。
【0064】前記複数の各現像器Dy,Dm,Dc,Dk
は、それぞれ現像容器40を有し、各現像容器40内に
は異なる色で現像を行う2成分現像剤が収容されてい
る。現像容器40の現像ロールR0の軸方向に延びる第
1、第2の現像剤溜まり43、44内の第1、第2の現
像剤搬送部材R1、R2は、前記第1、第2の現像剤溜ま
り43、44の現像剤を循環させる。
【0065】図14において、各現像器Dy,Dm,D
c,Dkが現像位置P1に移動したとき、現像剤補給ケー
ス73の現像剤収容部73y,73m,73c,73kの現
像剤が、4個の現像剤落下孔73a、鉛直孔72a、半径
方向搬入孔71b、および現像剤搬入孔55のいずれか
を通って現像剤補給筒52内に搬入される。その現像剤
は現像剤補給筒52内を搬送されて、現像剤補給口48
から現像器Dy,Dm,Dc,Dk内に補給される。前記現
像容器40内において、現像剤供給部材(R1+R2)
は、現像ロールR0に現像剤を供給する。現像ロールR0
は、前記像担持体11表面に対向する現像領域Q2にト
ナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を搬送する。
このとき搬送されるトナーにより前記像担持体11表面
の静電潜像がトナー像に現像される。この現像動作によ
り、現像器40内のトナーは消費されて減少しキャリア
は汚れて劣化する。そして、前記2成分現像剤が補給さ
れる際にキャリアも補給されるが、キャリアは消費され
ないので、現像容器40内の2成分現像剤量が増加して
いく。したがって、キャリアを含む劣化した2成分現像
剤を排出する必要が生じてくる。
【0066】前記仕切壁45の有る部分の第2の現像剤
溜まり44の現像剤の高さは、前記第1の現像剤溜まり
43、および第1、第2の現像剤溜まりの接続部Fの現
像剤の高さよりも比較的安定している。この現像剤高さ
の安定している部分に現像剤排出口49が設けられてい
るので、現像剤の排出を安定して行うことができる。前
記現像剤排出口49を開閉可能に閉塞するシャッタ57
は、常時は前記現像剤排出口49を閉塞する。前記各現
像器Dy,Dm,Dc,Dkに回動可能に支持されたシャッ
タ開閉部材59は、前記現像器Dy,Dm,Dc,Dkが前
記第2停止位置(実施例1の第1現像剤排出位置)P2
に移動してきた時に、固定フレームF1,F2に支持され
たカム部材(係合部材)64と係合して移動させられ
る。シャッタ開閉部材59は、前記移動した時に前記シ
ャッタ57を開放する。
【0067】この時、現像器Dy,Dm,Dc,Dkの各現
像容器40内の余剰現像剤は、第2停止位置(実施例1
の第1現像剤排出位置)P2において、現像剤排出口4
9から排出される。この実施例1の場合、現像剤排出口
49が垂直な面内に配置された状態で現像剤が排出され
るので、現像剤排出口49の高さよりも高い位置の現像
剤が排出されることになる。すなわち、現像剤排出口4
9の高さよりも現像剤上端が低ければ、現像剤が現像剤
排出口49から排出されることはない。したがって、過
剰現像剤のみが排出される。このとき排出された現像剤
は、排出口カバー61内部の一時的貯溜室A内に一時的
に貯溜される。この一時的貯溜室A内の現像剤は、前記
現像器Dy,Dm,Dc,Dkが前記第3停止位置(実施例
1の第2現像剤排出位置)P3に移動した時に一時的貯
溜現像剤排出口63から排出される。前記第3停止位置
(実施例1の第2現像剤排出位置)P3に有る現像器D
y,Dm,Dc,Dkの前記一時的貯溜現像剤排出口63か
ら排出される現像剤は、現像剤回収通路形成位置P4に
停止している他の現像器Dk,Dy,Dm,Dcに設けた現
像剤回収通路Bにより現像剤回収容器Tに導かれる。
【0068】なお、前記実施例1において、連続プリン
トを行う場合、2成分現像剤を補給しながらプリントを
行うため、連続プリント中に、現像剤が過剰になる場合
がある。このような場合が生じる現像器においては、現
像剤が過剰になった状態を検出または推定する手段を設
け、現像剤が過剰になった状態が検出または推定された
時に連続プリントを一時中断し、現像器Dy,Dm,D
c,Dkを前記第1現像剤排出位置P2および第2現像剤
排出位置P3に移動させて、過剰現像剤を排出してから
プリントを続行するように構成することができる。前記
現像剤が過剰になった状態を検出または推定する手段
は、現像容器40内の現像ロール収容室42または第2
の現像剤溜まり44内に配置された現像剤量センサや、
トナー補給時間を計測する手段等を使用することができ
る。
【0069】(実施例2)次に、図18〜21により本
発明の現像装置の実施例2について説明する。図18は
本発明の実施例2の現像器を回転する現像器支持部材に
装着した状態の説明図で、前記実施例1の図4に対応す
る図である。図19は同実施例2のシャッタ開閉部材の
説明図で、図19Aは断面図、図19Bは斜視図であ
り、前記実施例1の図10に対応する図である。図20
は同実施例2の作用説明図で、図示したシャッタ開閉部
材を設けた現像器が第2停止位置(実施例2の第1現像
剤排出位置)P2に接近した状態を示す図である。図2
1は同実施例2の作用説明図で、図示したシャッタ開閉
部材を設けた現像器が第2停止位置(実施例2の第1現
像剤排出位置)P2に到達した状態を示す図である。な
お、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成
要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その
詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前
記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1
と同様に構成されている。
【0070】図18〜21において、実施例2のシャッ
タ開閉部材59は前記実施例1のカム係合部59cの代
わりに、シャッタ押上部59b,59bの延びる方向に対
して角度が90°曲がって形成されたバー係合部59c
を有している。このバー係合部59cは図18に示すよ
うに後側回転プレート38の後側面に隣接して配置され
ている。そして、前記後側回転プレート38後側面に
は、軸81a回りに回転可能な回転バー81、および軸
82a回りに回転可能な略扇形のカムフォロア82が支
持されている。図20において、カムフォロア82は弱
い引張バネ83により反時計方向の弱い回転力を受けて
いる。したがって、回転バー81の右端は下方に押され
ている。また、シャッタ開閉部材59のシャッタ押上部
59bは前記シャッタ57(図10A参照)の弾性力に
より所定位置に保持されるので、バー係合部59cは前
記シャッタ57の弾性力により図20に示す位置に保持
されている。また、前記現像器支持部材Sの回転に伴っ
て回転移動する前記カムフォロア82の通過経路には、
カム部材64が配置されている。
【0071】(実施例2の作用)次に前述の構成を備え
た本発明の現像装置の実施例2の作用を説明する。前記
シャッタ開閉部材59、回転バー81、およびカムフォ
ロア82は図20に示す姿勢を保持して、前記現像器支
持部材Sと共に回転する。図21において、現像器Dy
が第2停止位置(実施例2の第1現像剤排出位置)P2
に移動してきた時、カムフォロア82はカム部材64に
係合して回転する。この時、回転バー81が時計方向に
回転して、これに連動してシャッタ開閉部材59が反時
計方向に回動する。この時、図19から分かるように、
シャッタ57が開く。この実施例2のその他の作用は前
記実施例1と同様である。
【0072】(実施例特有の効果)前記実施例1〜2に
よれば、現像剤排出口近くの現像剤溜まりの上面の位置
が安定した状態で現像剤排出動作を行うことができる。
すなわち、現像剤排出口近くで現像剤溜まりの上面の位
置が安定しない状態での現像剤排出動作を行わないよう
にすることができる。
【0073】(実施例3)次に、図22、図23により
本発明の現像装置の実施例3について説明する。図22
は本発明の実施例3の現像器を回転する現像器支持部材
に装着した状態の説明図で、前記実施例1の図12に対
応する図である。図23は同実施例3のシャッタ開閉部
材の作動説明図で、前記実施例1の図17に対応する図
である。なお、この実施例3の説明において、前記実施
例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。この実施例3は、下
記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前
記実施例1と同様に構成されている。
【0074】図22、図23において、現像容器40に
形成された現像剤排出口49の位置が前記実施例1と異
なり、現像ロールR0の背面に対向する位置に形成され
ている。シャッタ57は前記実施例1とほぼ同様に構成
されている。シャッタ開閉部材59のカム係合部59c
は、シャッタ押上部59b,59bの延びる方向に対して
角度が90°曲がって形成されている。このカム係合部
59cは前記固定フレーム(図4参照)F2に接近して配
置されており、図23に示すように、現像器支持部材S
の回転に伴って回転移動するが、その移動経路Sには、
前記固定フレームF2に支持されたカム部材(係合部
材)64が配置されている。図23において、前記カム
部材64は、第3停止位置(実施例3の現像剤排出位
置)P3に移動してきたシャッタ開閉部材59のカム係
合部59cと係合するように配置されている。この実施
例3の現像剤回収容器Tは、図22に示すように回転テ
ーブル84上に回転可能に支持されており、1個の容器
を仕切り壁により現像器Dy,Dm,Dc,Dkの数と同数
の4個の区画に区切られている。そして、前記各現像器
Dy,Dm,Dc,Dkが現像剤排出位置P3に移動するの
に応じて回転し、前記4個に区切られたの区画に、各色
の現像剤を、色別に回収可能に構成されている。
【0075】(実施例3の作用)次に前述の構成を備え
た本発明の現像装置の実施例3の作用を説明する。図2
3において、第3停止位置(実施例3の現像剤排出位
置)P3において、シャッタ開閉部材59は、カム部材
64と係合しなければ2点鎖線で示す状態となるが、カ
ム部材64と係合することによって実線で示すように時
計方向に回転する。このとき、図22の停止位置P3に
示すように、シャッタ57が開いて現像容器40内の余
剰現像剤が現像剤排出口49から一時的貯溜室A内に排
出される。一時的貯溜室A内に排出された現像剤は第4
停止位置の現像器の現像剤回収通路Bを通って現像剤回
収容器Tに排出される。前記現像剤回収通路Bは、各現
像器Dy,Dm,Dc,Dkにおいて、X軸方向の同じ位置
に形成されているので、現像剤回収通路Bを通って落下
する現像剤の位置は同じ位置となる。現像剤回収容器T
は、前記現像器Dy,Dm,Dc,Dkが第3停止位置(実
施例3の現像剤排出位置)P3に移動するのにタイミン
グを合わせて回転し、前記各現像器Dy,Dm,Dc,Dk
から排出される現像剤を色別に回収する。なお現像剤を
各色別に回収する方法としては次の方法を採用可能であ
る。例えば、前記現像剤回収通路Bの位置を、各現像器
Dy,Dm,Dc,Dk毎にX軸方向にずらせて配置してお
けば、現像剤回収通路Bを通って落下する現像剤の位置
は現像剤の色毎にX軸方向にずれた位置となる。その場
合には、X軸方向にずれた位置に各色に対応した4個の
現像剤回収容器Tを配置すれば、各色別に現像剤を回収
することが可能となる。
【0076】(実施例4)次に、図24、図25により
本発明の現像装置の実施例4について説明する。図24
は本発明の実施例4の現像装置の説明図で、前記実施例
3の図22に対応する図である。図25は同実施例4の
シャッタ開閉部材59の作動説明図である。この実施例
4は、下記の点で前記実施例3と相違しているが、他の
点では前記実施例3と同様に構成されている。この実施
例4は、現像剤補給位置は前記実施例4と同様に第1停
止位置(現像位置)P1に設定されており、現像剤補給
筒52によって行われるように構成されているが、現像
剤排出位置は現像位置P1の反対側の第3停止位置P3に
設定されている。この実施例4のシャッタ57は軸方向
に延びる一対のガイド86,86に沿ってスライド移動
することによって現像剤排出口49を開閉するように構
成されている。
【0077】前記シャッタ57と一体的に連結されてス
ライド移動する棒状のシャッタ開閉部材59は、引張バ
ネ87,87により常時後方(−X軸方向)に付勢され
ている。すなわち、シャッタ開閉部材59の後端のカム
係合部59cは、固定フレームF2に固着されたリング状
のカム部材64に当接しながら回転移動するようになっ
ている。前記カム部材64は、現像器Dy,Dm,Dc,
Dkが現像剤排出位置P3に移動してきた時に、シャッタ
開閉部材59を前方(X方向)に押して移動させるよう
に形成されている。したがって、シャッタ開閉部材59
が前方(X方向)に移動した時、シャッタ57がスライ
ド移動して現像剤排出口49が開く。
【0078】(実施例5)次に、図26、図27により
本発明の現像装置の実施例5について説明する。図26
は本発明の実施例5の現像装置の説明図で、前記実施例
1の図11に対応する図である。図27は同実施例5の
シャッタ57の説明図である。この実施例5は、下記の
点で前記実施例4と相違しているが、他の点では前記実
施例4と同様に構成されている。現像剤排出口49は、
現像ロールR0が収容された現像ロール収容室42に形
成されている。現像剤排出口49の外側には筒状部材8
8により現像剤回収通路B′が設けられている。筒状部
材88はフランジ88a(図27D参照)により現像器
40に固定されている。前記現像剤排出口49および現
像剤回収通路B′は各現像器Dy,Dm,Dc,Dk毎にX
軸方向の位置がずれて配置されている。
【0079】そして、前記現像剤回収容器TはX軸方向
に延びており、図示しない仕切壁により4個に区分され
て、前記各現像器Dy,Dm,Dc,Dkの現像剤を別々に
収容できるようになっている。図27において、前記現
像剤排出口49のシャッタ57は開口57cを有する断
面L字型の板部材であり、一対の現像容器40側面に固
定された一対のガイド89,89(図27C、図27D
参照)によってスライド可能に支持されている。このシ
ャッタ57は、圧縮バネ90により常時外方に向けて付
勢され、図示しないストッパにより所定のシャッタ閉塞
位置(前記開口57cが現像剤排出口49と一致しない
位置、図26、図27A参照)に保持されている。
【0080】図26の第3停止位置(実施例5の現像剤
排出位置)P3において、前記断面L字型のシャッタ5
7を作動させるためのシャッタ作動用駆動部材91が配
置されている。シャッタ作動用駆動部材91は、支点9
2回りに回動可能であり、引張バネ93により通常は現
像器Dy,Dm,Dc,Dkの回転軌跡の外側に保持されて
いる。そして、ソレノイド92がオンになった時にはシ
ャッタ作動用駆動部材91は、支点92回りに回転し
て、前記シャッタ57を押すように構成されている。
【0081】(実施例5の作用)この実施例5では、現
像剤排出口49が下向きの状態で、現像容器40内に収
容された現像剤の下側から現像剤を排出するので、前記
シャッタ57が開放した状態では現像剤が排出し続け
る。したがって、シャッタ57の開放時間は過剰現像剤
の量に応じて定めなければならない。したがって、この
実施例5では、図示しない現像容器40内の現像剤量を
検出する現像剤量センサの検出信号に応じて前記シャッ
タ57の開閉が行われる。図27Aに示すシャッタ閉塞
位置では、シャッタ57の開口57cは前記現像剤排出
口49とは一致しておらず、現像剤の排出は行われな
い。第3停止位置(実施例5の現像剤排出位置)P3に
おいて、前記シャッタ作動用駆動部材91により前記シ
ャッタ57が押されると、シャッタ57の開口57cは
前記現像剤排出口49と一致して(図27B参照)現像
剤の排出が行われる。各現像器Dy,Dm,Dc,DkのX
軸方向に互いにずれた位置に設けられた現像剤排出口4
9から排出される現像剤は各色の現像剤毎に、前記X軸
方向に延び且つ図示しない仕切壁により4分割された前
記現像剤回収容器Tに回収される。
【0082】(実施例6)次に、図28、図29により
本発明の現像装置の実施例6について説明する。図28
は本発明の実施例6の現像装置の説明図で、前記実施例
1の図11に対応する図である。図29は前記図28の
要部拡大図である。この実施例6は、下記の点で前記実
施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同
様に構成されている。この実施例6は、現像剤補給位置
は前記実施例1と同様に第1停止位置(現像位置)P1
に設定されており、現像剤補給筒52によって行われる
ように構成されているが、現像剤排出位置は現像位置P
1の直前の第4停止位置に設定されている。そして、現
像剤排出口49は、現像ロールR0および第1の現像剤
搬送部材R1の間の部分に形成されている。
【0083】前記現像剤排出口49のシャッタ57は、
現像容器40外側面に形成された凹部40aにスライド
可能に収容されるとともに、落下防止板96により前記
凹部にスライド自在に保持されている。前記シャッタ5
7の外側面には被係合用凹部57dが形成されている。
また、前記シャッタ57にはバネ収容穴57eが形成さ
れており、バネ収容穴57eには圧縮バネ97が収容さ
れている。シャッタ57は、前記圧縮バネ97により常
時現像剤排出口49を閉塞する位置に付勢されている。
【0084】前記現像剤回収容器Tは支点Ta回りに回
転可能に支持されており、現像器支持部材Sの回転中
は、引張バネ98により現像器Dy,Dm,Dc,Dkのシ
ャッタ57から離れた位置に保持されている。前記現像
剤回収容器Tの上端には前記シャッタ57の前記被係合
用凹部57dに係合する係合部(シャッタ駆動部材)T1
が形成されている。前記現像器支持部材Sが回転して、
現像器Dy,Dm,Dc,Dkのいずれかが第3停止位置
(実施例6の現像剤排出位置)P3に接近したとき、現
像剤回収容器Tは、ソレノイド99より、シャッタ57
に当接する位置に移動して、前記係合部T1が前記被係
合用凹部57dに係合するように構成されている。
【0085】そして、前記現像器支持部材S(図28参
照)が停止して、現像器Dy,Dm,Dc,Dkのいずれか
が第3停止位置(実施例6の現像剤排出位置)P3に停
止した状態では、現像剤回収容器Tの係合部T1に係合
した被係合用凹部57dにより、シャッタ57は開いた
位置に保持されることになる。各現像器Dy,Dm,D
c,Dkの現像剤排出口49の位置はそれぞれX軸方向に
ずれた位置に配置されており、各現像剤排出口49の位
置に対応して、前記現像剤回収容器Tは図示しない仕切
壁によりX軸方向に4分割されている。そして、各色の
現像剤毎に回収可能に構成されている。
【0086】(実施例6の作用)この実施例6も前記実
施例5と同様に、現像剤排出口49が下向きの状態で、
現像剤を排出するので、図示しない現像容器40内の現
像剤量を検出する現像剤量センサの検出信号に応じて前
記シャッタ57の開閉が行われる。現像器Dy,Dm,D
c,Dkが第4停止位置(実施例6の現像剤排出位置)P
4に移動して来る直前に、現像剤回収容器Tは、ソレノ
イド99により、シャッタ57に当接する位置に移動す
る。その時、移動して来た現像器の前記被係合用凹部5
7dが係合部T1に係合して、シャッタ57が開き、現像
剤排出口49から排出される現像剤は、各色の現像剤毎
に前記仕切り壁(図示せず)により4分割された現像剤
回収容器Tに回収される。前記ソレノイド99をオフに
すると、現像剤回収容器Tは引張バネ98により回動
し、係合部T1が被係合用凹部57dから離れる。このと
き、シャッタ57は閉じる。
【0087】(実施例7)次に、図30、図31により
本発明の現像装置の実施例7について説明する。図30
は本発明の実施例7の現像装置の説明図で、前記実施例
6の図28に対応する図である。図31は前記図30の
要部説明図である。この実施例7は、下記の点で前記実
施例6と相違しているが、他の点では前記実施例6と同
様に構成されている。この実施例7は、前記実施例6と
同様にスライド可能に支持されたシャッタ57をソレノ
イド(シャッタ開閉部材)101で開閉するように構成
している。すなわち、第3停止位置(実施例7の現像剤
排出位置)P3においてソレノイド101によりシャッ
タ57を開いて現像剤を排出する。この実施例7も前記
実施例5と同様に、現像剤排出口49が下向きの状態
で、現像剤を排出するので、図示しない現像容器40内
の現像剤量を検出する現像剤量センサの検出信号に応じ
て前記シャッタ57の開閉が行われる。
【0088】(実施例8)次に、図32により、本発明
の現像装置の実施例8について説明する。図32は本発
明の実施例8の現像装置の説明図で、前記実施例7の図
31に対応する図である。この実施例8は、現像剤排出
口49の現像剤排出方向の中間に、板状のシャッタ57
が出入する構成となっている。この実施例8は前記実施
例7と同様の作用を奏する。
【0089】(実施例9)次に、図33〜図35によ
り、本発明の現像装置の実施例9について説明する。図
33は本発明の実施例9の現像装置の説明図で、前記実
施例6の図28に対応する図である。図34は同実施例
9の現像装置の説明図で、前記図33とは異なる状態を
示す図である。図35は同実施例9の現像装置の説明図
で、前記図33,34とは異なる状態を示す図である。
この実施例9の説明において、前記実施例1の構成要素
に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細
な説明を省略する。この実施例9は、下記の点で前記実
施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同
様に構成されている。
【0090】図33〜図35において、この実施例9で
は、前記実施例1で現像容器40に2成分現像剤を補給
するのに使用されていた現像剤補給筒52は、現像容器
40にトナーを補給するトナー補給筒52として使用さ
れている。また、実施例1の現像剤補給口48はトナー
補給口48として使用される。したがって、前記実施例
1では、前記図13、図16等に示す現像剤補給ケース
73の現像剤収容部73y,73m,73c,73kに2成
分現像剤が収容されていたのに対し、この実施例9で
は、前記図13、図16等に示す現像剤補給ケース73
の現像剤収容部73y,73m,73c,73kと同様に構
成されたトナー補給ケース73のトナー収容部73y,
73m,73c,73kに、Y,M,C,Kの各現像器D
y,Dm,Dc,Dkで使用するトナーが収容されている。
【0091】また、この実施例9では、前記実施例1の
図12に示す現像剤排出口49の代わりに図33〜図3
5の第4停止位置に示す現像剤排出口49が設けられて
いる。そして、前記実施例1の現像容器40に固定され
る固定部57a(図12参照)および容易に弾性変形す
る開閉部57bを有する前記シャッタ57およびその開
閉のための要素が省略されて、その代わりにこの実施例
9では、前記図28、図29に示す実施例6と同様の被
係合用凹部57dおよびバネ収容穴57eを有する前記現
像剤排出口49開閉用のシャッタ57が使用されてい
る。
【0092】また、この実施例9の各現像容器40に
は、前記現像剤排出口49からX軸方向(前後方向)に
離れた位置に現像剤補給口48′(図33〜図35の第
2停止位置参照)が設けられている。なお、図33〜図
35において、第2停止位置P2の現像剤補給口48′
と第4停止位置P4の現像剤排出口49とは、1つの断
面図上に示されているので、X軸方向の位置が同じであ
るように見受けられるが、実際は、各現像器40にそれ
ぞれ設けられた現像剤補給口48′および現像剤排出口
49の位置はX軸方向にずれて設けられている。そし
て、現像剤補給口48′の開閉用のシャッタ57′は、
現像剤排出口49の開閉用のシャッタ57と同一に構成
されている。すなわち、現像剤補給口48′の開閉用の
シャッタ57′は、被係合用凹部57d′およびバネ収
容孔57e′を有し、圧縮バネ97′により常時閉塞位
置に向けて付勢されている。
【0093】また、この実施例9では、前記図12に示
す前記実施例1の回収容器Tの代わりに、図33〜図3
5に示す回収容器Tが使用されている。この回収容器T
は、現像容器40が回転して接近してきた時に、ソレノ
イド99が作動し、図33の状態から図34に示す位置
(現像剤回収容器Tの係合部T1がシャッタ57に係合
するのに回動する。そして、その状態で現像容器40が
図34の位置から図35の位置(第4停止位置P4)ま
で回動した時に、回収容器Tの係合部T1がシャッタ5
7の被係合用凹部57dに係合してシャッタが開く。
【0094】前記現像容器40の現像剤排出口49およ
びそれを開閉するシャッタ57の前後方向(X軸方向)
の位置は各現像器Dy,Dm,Dc,Dk毎にずれて配置さ
れている。そして、前記回収容器Tは1個の容器が仕切
り壁(図示せず)により4区画に区切られており、4個
の各区画はX軸方向に4個並んでいる。そして、前記4
個の各区画は、前記各現像器Dy,Dm,Dc,Dkの現像
剤排出口49およびそれを開閉するシャッタ57の前後
方向(X軸方向)の位置に対応して配置されている。前
記現像容器40が第4停止位置(実施例6の現像剤排出
位置)P4に移動して来る直前に、現像剤回収容器T
は、ソレノイド99により、シャッタ57に当接する位
置に移動する。その時、移動して来た現像器の前記被係
合用凹部57dが係合部T1に係合して、シャッタ57が
開き、現像剤排出口49から排出される現像剤は、各色
の現像剤毎に前記4分割された現像剤回収容器Tに回収
される。前記ソレノイド99をオフにすると、現像剤回
収容器Tは引張バネ98により回動し、係合部T1が被
係合用凹部57dから離れる。このとき、シャッタ57
は閉じる。
【0095】図33〜図35において、この実施例9で
は、前記トナー補給筒52の他に、トナーおよびキャリ
アから構成される2成分現像剤を充填するための2成分
現像剤充填容器102が配置されている。2成分現像剤
充填容器102は、前記各現像器Dy,Dm,Dc,Dkの
第2停止位置P2に対応して配置されており、回動軸1
03回りに回動するように構成されている。前記2成分
現像剤充填容器102は、前記回収容器Tと同様に1個
の容器が仕切り壁(図示せず)により4区画に区切られ
ており、4個の各区画はX軸方向に4個並んでいる。そ
して、前記4個の各区画には、前記各現像器Dy,Dm,
Dc,Dkにそれぞれ供給するためのY,M,C,Kの2
成分現像剤が収容されている。前記4個の各区画は、前
記各現像器Dy,Dm,Dc,Dkの前記現像剤補給口4
8′およびそれを開閉するシャッタ57′の前後方向
(X軸方向)の位置に対応して配置されている。
【0096】前記2成分現像剤充填容器102は、上端
部が蓋104により開閉可能に閉塞されている。2成分
現像剤充填容器102の底部には現像剤補給口106が
形成されており、底部の下端には係合部(シャッタ駆動
部材)107が形成されている。また、2成分現像剤充
填容器102の底部には、前記現像剤補給口106を横
切る状態でスライド可能な充填器側シャッタ108が設
けられている。充填器側シャッタ108には現像剤補給
孔109が形成されている。前記充填器側シャッタ10
8と前記2成分現像剤充填容器102との間には引張バ
ネ111が設けられており、前記充填器側シャッタ10
8は、常時は図33,34の状態に保持されている。
【0097】前記2成分現像剤充填容器102にはブラ
ケット112が固定されており、ブラケット112に
は、シャッタ開閉用ソレノイド113が支持されてい
る。シャッタ開閉用ソレノイド113は通電された時に
前記充填器側シャッタ108を図33,34の位置から
図35の位置にスライドさせるように構成されている。
前記充填器側シャッタ108が図35の位置に移動した
ときには、前記充填器側シャッタ108の現像剤補給孔
109が前記現像剤補給口106と連通するように構成
されている。
【0098】また前記ソレノイド120がON(オン)
となったときには、第2停止位置P2において、現像容
器40の前記現像剤排出口49と2成分現像剤充填容器
102の前記現像剤補給口106とは連通する。この状
態で、前記シャッタ開閉用ソレノイド113をON(オ
ン)にすると現像剤補給孔109は、前記現像剤補給口
48′および前記現像剤補給口106と連通する。この
状態では、2成分現像剤充填容器102内の新しい2成
分現像剤を前記現像容器40内に補給可能となる。した
がってこの場合、前記新しい2成分現像剤の前記現像容
器40内への補給は、前記現像剤補給口48′を介して
行われる。したがって、この実施例9では、現像容器4
0の現像剤排出口49からX軸方向に離れた位置に形成
された現像剤補給口48′から2成分現像剤の補給が行
われる。このため、第2停止位置P2で現像容器40内
に補給された新しい2成分現像剤は、現像容器40が次
に第4停止位置P4に移動したときには現像剤補給口4
9から離れた位置に溜まっているので、そのまま現像剤
排出口49から排出されることはない。
【0099】前記2成分現像剤充填容器102内の前記
4個の各区画内には、回転軸116が回転自在に支持さ
れており、回転軸116には現像剤搬送部材117が装
着されている。前記回転軸116は2成分現像剤充填容
器102外側に突出しており、その突出部にはギヤ11
8が固着されている。前記2成分現像剤充填容器102
内の前記4個の各区画内にそれぞれ配置された回転軸1
16にそれぞれ固着されたギヤ18は、図示しない駆動
ギヤおよびクラッチを介してそれぞれ独立に駆動される
ように構成されている。前記2成分現像剤充填容器10
2は、引張バネ119により前記回動軸103回りに常
時時計方向の回転力を付与されており、常時は図33の
位置に保持されている。また、前記ブラケット112に
は、ソレノイド120が連結されており、ソレノイド1
20がオンになると、前記2成分現像剤充填容器102
は、前記引張バネ119の力に逆らって反時計方向に回
動するように構成されている。
【0100】(実施例9の作用)前述の構成を備えた実
施例9は、現像位置P1において、前記トナー補給筒5
2からトナーが補給される。また、前記2成分現像剤充
填容器102は通常は、図33に示すように、引張バネ
119により現像容器40の移動軌跡の外側に保持され
ている。そして、現像容器40が第2停止位置P2に接
近したとき、前記ソレノイド120がON(オン)とな
る。このとき、2成分現像剤充填容器102は図33の
状態から反時計方向に回動して、図34の状態に移る。
図34では、2成分現像剤充填容器102の係合部10
7が現像剤補給口48′開閉用のシャッタ57′に当接
する。この状態で前記現像ケース40がさらに回転して
第2停止位置P2に移動したとき、図35に示すように
前記シャッタ57′が開く。
【0101】前記図35のに示す第2停止位置P2にお
いて、前記ソレノイド113をON(オン)にすると、
前記充填器側シャッタ108がスライド移動して充填器
側シャッタ108の現像剤補給孔109が前記現像剤補
給口106と連通する。このとき、現像剤搬送部材11
7が作動して2成分現像剤充填容器102内の新しい2
成分現像剤は106は、前記現像剤補給口106、現像
剤補給孔109および現像容器40の現像剤補給口4
8′を通って現像容器40内に充填される。このとき補
給される2成分現像剤の補給量は前記充填器側シャッタ
108の開いている時間によって調節される。
【0102】前記現像容器40内の劣化した余剰の2成
分現像剤を排出する場合は、次のように行われる。前記
現像容器40が第4停止位置P4に移動して来る直前
に、現像剤回収容器Tは、ソレノイド99により、現像
剤排出口49開閉用のシャッタ57に当接する位置に移
動する。その時、移動して来た現像器の前記被係合用凹
部57dが係合部T1に係合して、シャッタ57が開き、
現像剤排出口49から排出される現像剤は、各色の現像
剤毎に前記4分割された現像剤回収容器Tに回収され
る。そして、そのときの現像剤排出量はシャッタ57が
開いている時間(すなわち、前記ソレノイド99のON
(オン)している時間)によって調節される。前記ソレ
ノイド99がOFF(オフ)になると、現像剤回収容器
Tは引張バネ98により回動し、係合部T1が被係合用
凹部57dから離れる。このとき、シャッタ57は閉じ
る。前述の説明から分かるように、この実施例9では、
現像位置(第1停止位置)P1においてトナーを補給
し、第2停止位置P2においてトナーおよびキャリアよ
りなる2成分現像剤を補給し、第4停止位置P4におい
て劣化した現像剤を排出することができる。
【0103】(実施例10)図36は本発明の現像装置
の実施例10の説明図である。図36に示す実施例10
は、前記図33〜図35に示す実施例9において、新し
い2成分現像剤を現像容器40に補給するための前記符
号102〜120で示される要素を省略して、その代わ
りに、第2の現像剤溜り44に連通するトナー補給筒5
2に並べてそれと同様の2成分現像剤補給筒121を設
け、その2成分現像剤補給筒121の現像剤補給口4
8′から2成分現像剤を補給するように構成したもので
ある。この実施例10では、トナー補給筒52のトナー
補給口48からのトナーの補給および2成分現像剤補給
筒121の現像剤補給口48′からの2成分現像剤の補
給は、現像位置(第1停止位置)P1において行われ
る。また、劣化した余剰の2成分現像剤は実施例9と同
様に第4停止位置P4で排出するように構成されてい
る。なお、この実施例10において、2成分現像剤補給
筒121は、2成分現像剤を補給する代わりに、キャリ
アのみを補給するキャリア補給筒121として使用する
ことが可能である。その場合には、トナー補給筒52の
トナー補給口48からトナーを補給し、キャリア補給筒
121のキャリア補給口48′からキャリアを補給する
ことになる。
【0104】(実施例11)図37は本発明の現像装置
の実施例11の説明図である。図37に示す実施例11
は、前記図36に示す実施例10において、第2の現像
剤溜り44に連通する2成分現像剤補給筒121の代わ
りに現像ロール収容室42に連通する2成分現像剤補給
筒122を設け、2成分現像剤補給筒122の現像剤補
給口48′から2成分現像剤を現像ロール収容室42に
補給するように構成したものである。この実施例11で
は、トナー補給筒52のトナー補給口48からのトナー
の補給は現像位置(第1停止位置)P1において行い、
2成分現像剤補給筒122の現像剤補給口48′から現
像ロール収容室42への2成分現像剤の補給は、第4停
止位置P4において行われる。この場合、トナー補給筒
52内のトナー搬送部材は現像位置(第1停止位置)P
1で回転駆動され、2成分現像剤補給筒122内の2成
分現像剤搬送部材(図示せず)は第4停止位置P4で回
転駆動されるように構成する必要がある。したがって、
この実施例11では、前記図4に示す現像容器40に支
持されたギヤG5は現像位置(第1停止位置)P1におい
てギヤG6(固定フレームF2に支持された回転駆動され
るギヤ)と噛み合うが、前記2成分現像剤補給筒122
内の図示しない2成分現像剤搬送部材の回転駆動軸に連
動して回転するギヤ(現像容器40に支持された図示し
ないギヤ)が第4停止位置P4において固定フレームF2
に支持された回転駆動されるギヤ(前記ギヤG6と同様
のギヤ)と噛み合うように構成される。
【0105】また、劣化した余剰の2成分現像剤は前記
実施例10と同様に排出するように構成されている。し
たがって、この実施例11では、図37から分かるよう
に、第4停止位置P4において、劣化した2成分現像剤
の排出と新しい2成分現像剤の補給とが同時に行われ
る。なお、この実施例11においても、2成分現像剤補
給筒122は、2成分現像剤を補給する代わりに、キャ
リアのみを補給するキャリア補給筒122として使用す
ることが可能である。その場合には、トナー補給筒52
からトナーを補給し、キャリア補給筒122からキャリ
アを補給することになる。
【0106】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)現像器Dy,Dm,Dc,Dkが前記現像剤排出位
置P2に移動してきた時には必ずシャッタ57を開ける
構成とする代わりに、現像器Dy,Dm,Dc,Dk内の現
像剤量を検出する手段を設けて、現像剤量が多い場合に
のみ、前記開閉可能なシャッタ57を開放するように構
成することが可能である。その場合、固定フレームに支
持されたカム部材(シャッタ57との係合部材)64
を、前記シャッタ開閉部材に係合する係合位置と、係合
しない非係合位置との間で移動させる係合部材移動装置
を設ければ良い。
【0107】(H02)本発明の現像装置を備えた画像形
成装置において、現像剤排出位置が第2停止位置P2に
設定された実施例では、でフルカラーモードで作動した
場合、例えばY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)、K(黒)の順序で現像する場合、Y、M、Cの
現像器Gy、Gm、Gcはそれぞれ次の現像器Gm、Gc、
Gkが第1停止位置(現像位置)P1で現像動作を行って
いる時に第2停止位置(現像剤排出位置)P2において
排出動作をおこなうことができる。しかし、最終色のK
の現像器Gkについては現像終了後、そのまま停止する
と、現像剤の排出が行われずに停止することになる。現
像剤を排出してから停止するためには、最終色の現像器
Gkを第2停止位置に回転させてから停止するように構
成することが可能である。
【0108】(H03)単色の画像形成モード、例えば単
色K(黒)モードにおいて、複数枚のプリントを連続で
行う場合には、トナーとともにキャリアも連続して補充
されるので、通常より現像器内の現像剤量が過剰にな
る。そこで、現像器内の現像剤が、1回の現像剤排出動
作で排出できる現像剤量を越えて過剰になる以前に、単
色の連続プリントを一時中断し、現像剤排出動作を行う
ように構成することが可能である。前記現像剤排出動作
は、たとえば、大型の用紙サイズであれば10枚毎、小
型の用紙サイズであれば20枚毎、というように、定期
的に動作を実行する。また、前記現像剤排出動作を実行
する間隔は、画像形成エリアの大きさ毎に変更すること
が好ましい。
【0109】(H04)単色の連続プリントを一時中断し
て行う現像剤排出動作は、キャリアの補給量を直接また
は間接的に検知して、検知結果にもとづき排出動作を行
うようにすることが可能である。たとえば、現像剤補給
装置(51〜55+71〜76)補給装置により補給さ
れるキャリアを含んだトナーの補給時間を積算し、積算
値が一定値に達すると自動的に単色連続プリントを中断
し、現像剤排出動作を行うように構成することが可能で
ある。また、本発明の現像装置を備えた画像形成装置へ
の入力画像がディジタル画像であるときには、画像情報
量の積算値、あるいは、露光装置の発光量の積算値等が
一定値に達したときに現像剤排出動作を行うことが可能
である。
【0110】
【発明の効果】前述の本発明の現像装置は、下記の効果
を奏することができる。 (E01)回転する現像器支持部材に支持された複数の現
像器を有する現像装置において、1個の現像器が現像を
行う現像位置に停止して現像を行っている間に、前記現
像位置以外の停止位置に停止している現像器の現像容器
内の余剰現像剤を確実に排出することができる。 (E02)現像器に設けた現像剤排出口から排出した現像
剤を、駆動部を設けずに現像剤回収容器まで搬送する搬
送経路を確保することができる。 (E03)狭いスペースでも現像器の現像剤排出口に設け
られた開閉部材が働くよう、開閉機構を簡素化すること
ができる。 (E04)現像剤回収容器までの経路の継ぎ目から発生す
る現像剤飛散で、潜像担持体および周辺の機能部品を汚
すことを軽減することができる。 (E05)現像剤回収容器を潜像担持体がら離して配置で
きるので、像担持体への回収現像剤の飛散が少なくな
る。このため、像担持体の汚れが少なくなって、装置の
保守点検頻度を低くすることができる。 (E06)回転する現像器支持部材に固定支持された複数
の現像器を有する現像装置を小型化および低価格化する
ことができる。 (E07)各現像器毎に別々に回収した現像剤は再生利用
することが容易であり、省資源に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の現像装置の実施例1を備えた
画像形成装置Uの全体説明図である。
【図2】 図2は同本発明の現像装置の実施例1の要部
拡大図である。
【図3】 図3は同実施例1で使用する現像器の説明図
で、図3Bは現像器の斜視図、図3Aは現像剤補給部材
および現像剤排出部材を省略した状態の現像器の斜視図
である。
【図4】 図4は同実施例1の現像器を回転する現像器
支持部材に装着した状態の説明図である。
【図5】 図5は前記図4と同じ部分の図であり、シャ
ッタを開閉作動させるシャッタ開閉部材を説明するため
に、排出口カバーを省略した図である。
【図6】 図6は前記図3AのVI−VI線断面図であ
る。
【図7】 図7は前記図3AのVII−VII線断面図であ
る。
【図8】 図8は前記図6または図7のVIII−VIII線
断面図である。
【図9】 図9は図5に示すシャッタ開閉部材の拡大図
である。
【図10】 図10は前記図9に示すシャッタ開閉部材
の説明図で、図10Aは断面図、図10Bは斜視図であ
る。
【図11】 図11は回転可能な現像器支持部材に支持
された4個の現像器の断面図で、前記図4のXI−XI線
断面図である。
【図12】 図12は回転可能な現像器支持部材に支持
された4個の現像器の断面図で、前記図4のXII−XII
線断面図である。
【図13】 図13は前記図4または図5のXIII−XI
II線断面図である。
【図14】 図14は前記図13のXIV−XIV線断面
図である。
【図15】 図15は前記図13のXV−XV線断面図
である。
【図16】 図16は同実施例1の現像剤補給容器の説
明図で、図16Aは前記図15のXVIA−XVIA線断
面図、図16Bは前記図15のXVIB−XVIB線断面
図である。
【図17】 図17は前記図9に示すシャッタ開閉部材
の作動説明図である。
【図18】 図18は本発明の実施例2の現像器を回転
する現像器支持部材に装着した状態の説明図で、前記実
施例1の図4に対応する図である。
【図19】 図19は同実施例2のシャッタ開閉部材の
説明図で、図19Aは断面図、図19Bは斜視図であ
り、前記実施例1の図10に対応する図である。
【図20】 図20は同実施例2の作用説明図で、図示
したシャッタ開閉部材を設けた現像器が第2停止位置
(実施例2の第1現像剤排出位置)P2に接近した状態
を示す図である。
【図21】 図21は同実施例2の作用説明図で、図示
したシャッタ開閉部材を設けた現像器が第2停止位置
(実施例2の第1現像剤排出位置)P2に到達した状態
を示す図である。
【図22】 図22は本発明の実施例3の現像器を回転
する現像器支持部材に装着した状態の説明図で、前記実
施例1の図12に対応する図である。
【図23】 図23は同実施例3のシャッタ開閉部材の
作動説明図で、前記実施例1の図17に対応する図であ
る。
【図24】 図24は本発明の実施例4の現像装置の説
明図で、前記実施例3の図22に対応する図である。
【図25】 図25は同実施例4のシャッタ開閉部材5
9の作動説明図である。
【図26】 図26は本発明の実施例5の現像装置の説
明図で、前記実施例1の図11に対応する図である。
【図27】 図27は同実施例5のシャッタ57の説明
図である。
【図28】 図28は本発明の実施例6の現像装置の説
明図で、前記実施例1の図11に対応する図である。
【図29】 図29は前記図28の要部拡大図である。
【図30】 図30は本発明の実施例7の現像装置の説
明図で、前記実施例6の図28に対応する図である。
【図31】 図31は前記図30の要部説明図である。
【図32】 図32は本発明の実施例8の現像装置の説
明図で、前記実施例7の図31に対応する図である。
【図33】 図33は本発明の実施例9の現像装置の説
明図で、前記実施例6の図28に対応する図である。
【図34】 図34は同実施例9の現像装置の説明図
で、前記図33とは異なる状態を示す図である。
【図35】 図35は同実施例9の現像装置の説明図
で、前記図33,34とは異なる状態を示す図である。
【図36】 図36は本発明の実施例10の現像装置の
説明図である。
【図37】 図37は本発明の実施例11の現像装置の
説明図である。
【図38】 図38は従来技術の説明図である。
【図39】 図39は従来技術の説明図である。
【図40】 図40は従来技術の説明図である。
【図41】 図41は従来技術の説明図である。
【符号の説明】
A…一時的貯溜室、B…現像剤回収通路、Dy,Dm,D
c,Dk…現像器、F1,F2…固定フレーム、P1…第1
停止位置(現像位置、現像剤補給位置)、P2〜P3…現
像剤排出位置、P2…第1の現像剤排出位置、P3…第2
の現像剤排出位置、P4…現像剤回収通路形成位置、Q2
…現像領域、R0…現像ロール、R1…第1の現像剤搬送
部材、R2…第2の現像剤搬送部材、S…現像器支持部
材、T…現像剤回収容器、T1…シャッタ駆動部材、9
…画像書込装置、11…像担持体、40…現像容器、4
3…第1現像剤溜まり、44第2現像剤溜まり、45…
仕切壁、48…現像剤補給口(トナー補給口)、49…
現像剤排出口、57…シャッタ、59…シャッタ開閉部
材、61…一時的貯溜室形成部材、63…一時的貯溜現
像剤排出口、64…シャッタ駆動部材、(R1+R2)…
現像剤供給部材、(51〜55+71〜76)…現像剤
補給装置、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等、電子写真方式の画像形成装置の像担持体(感光体)
上に形成された潜像をトナー像に現像する現像装置に関
し、特に、異なる色の現像剤をそれぞれ有する複数の現
像器が、回転する現像器支持部材に支持されて、順次現
像位置に移動し、停止して現像を行うように構成された
現像装置に関するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のフルカラー画像形成装置
においては、通常三原色の現像剤を現像する三つの現像
器、好ましくは前記三つの現像器に黒現像剤用現像器を
加えた四つの現像器を搭載し、これらを一つあるいは複
数の静電潜像担持体の近傍に配置し、静電潜像を順次複
数色の現像剤で可視化して画像形成を行っている。一般
的に、装置の小型化、低価格化を重視する場合は、画像
形成速度が多少犠牲になるものの、一つの静電潜像担持
体の近傍に複数の現像器を配置する構成をとる。本発明
者らも、一つの静電潜像担持体の近傍に4個の現像器を
回転する現像器支持部材に固定支持し、各現像器が静電
潜像を現像する時には、前記現像器支持部材の回転にと
もない前記静電潜像担持体に対向する位置まで回転移動
する構成とした画像形成装置の具現化に取り組んでい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】本発明者らが検討する画像形成装置におい
ては、現像剤として二成分現像剤を用いている。二成分
現像剤は、通常、画像形成が繰り返し行われると帯電性
が低下し、いづれ交換が必要になる。交換頻度を低減す
るには、キャリアの帯電維持性を改良する等の現像剤側
の改善もさることながら、現像器側でも現像剤に過度の
力を加えないようにしたり、できるだけ多くの現像剤を
収容できるようにするなどの工夫を要すのは周知のとお
りである。しかし、本画像形成装置においては、4個の
現像器を現像器支持部材に固定配置するため、装置全体
の大きさから受けるスペース的制約と、回転制御の困難
さから来る重量の制約から、現像器はできるだけ小型化
かつ軽量化しなくてはならない。そのため、現像剤の交
換頻度の低減と、現像器の小型軽量化という相反する問
題を解決する必要性が出てきた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】前記相反する問題を解決するために、本発
明者らは特開昭59−100471で開示された方式を
導入し、改良を試みている。すなわち、画像形成を続け
るのに必要な現像剤補給に加え、少量のキャリアも補給
し、自然に増えた現像剤を徐々に現像器からオーバーフ
ローさせ、結果的に現像剤を少しずつ交換できるように
しているのである。これにより確かに交換頻度は格段に
低減できるが、この画像形成装置では、回転移動する現
像器に対して現像器から現像剤をオーバーフローさせせ
ねばならず、回転によって刻々と変化する現像剤溜まり
の上面の位置を、現像剤排出口近くでいかに安定させる
かが次なる課題になった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】前記課題を解決する為、前記現像剤溜まり
の上面の位置が最も安定する条件を調べたところ、現像
器が静電潜像担持体と対向し現像動作を行っている時で
あることが分かった。その理由は、現像器の回転移動で
いくら前記現像剤溜まりの上面の位置が変化しても、現
像動作中に、現像器内部の現像剤搬送部材で現像剤が均
されるからである。そこで本発明者らは前記特開昭59
−100471で開示された方式を導入するにあたり、
その第一段階として、過剰現像剤の排出を行う位置を現
像動作位置として装置の具現化を開始した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】図38および図39は、本発明者らが改良
を試みた現像装置の概略説明図である。図38におい
て、表面に静電潜像が形成される像担持体01は現像領
域Q2において、静電潜像がトナー像に現像される。回
転軸02と一体的に回転する現像器支持部材03には、
異なる色の現像剤を有する複数の現像器04a,04
b,04c,04dが固定、配置されている。前記各現
像器04a,04b,04c,04dは、前記現像器支
持部材03の回転、停止に伴い、順次現像領域Q2に対
向する位置に移動、停止して現像を行う。前記各現像器
04a,04b,04c,04dは、図39に示す現像
器04と同様に構成されている。図39において、現像
器04は、1本の現像ロール06と、現像ロール06に
近い側に配置された現像剤搬送部材07および遠い側に
配置された現像剤搬送部材08を有している。各現像剤
搬送部材07,08は、搬送用回転軸の回りに螺旋状翼
を設けた構造の従来周知の現像剤搬送部材である。前記
現像ロール06から遠い側の現像剤搬送部材08が配置
されている現像剤溜まりには、現像剤補給路09から2
成分現像剤が補給されるようになっている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の事情及
び検討結果に鑑み、下記の記載内容を課題とする。 (O01)回転する現像器支持部材に支持された複数の現
像器を有する現像装置において、1個の現像器が現像を
行う現像位置に停止して現像を行っている間に、前記現
像位置以外の停止位置に停止している現像器の現像容器
内の余剰現像剤を確実に排出できるようにすること。 (O02)狭いスペースでも現像器の現像剤排出口に設け
られた開閉部材が働くよう、開閉機構を簡素化するこ
と。 (O03)現像器に設けた排出口から排出した現像剤を、
駆動部をもうけずに回収容器まで搬送する搬送経路を確
保すること。 (O04)複数の現像器から排出れる現像剤を各現像器毎
に別々に回収して、前記現像器から排出された現像剤の
再生利用を容易にすること。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】(実施例)次に図面を参照しながら、本発
明の現像装置の実施の形態の具体例(すなわち、実施
例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定される
ものではない。 (実施例1)図1は本発明の現像装置の実施例1を備え
た画像形成装置Uの全体説明図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする現
    像装置、(A01)画像書込装置により画像情報に応じた
    潜像が書き込まれる回転移動する像担持体表面に隣接し
    て配置され且つ固定フレームにより回転可能に支持され
    た現像器支持部材、(A02)前記現像器支持部材に支持
    され、前記現像器支持部材の回転および停止に伴って前
    記像担持体表面の潜像をトナー像に現像する現像位置に
    順次移動および停止する複数の現像器、(A03)現像領
    域にトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を搬送
    する現像ロール、前記2成分現像剤、現像ロールおよび
    前記現像ロールに現像剤を供給する現像剤供給部材を収
    容する現像容器、前記現像容器内への新しい2成分現像
    剤を補給するための現像剤補給口、ならびに現像容器内
    の余剰現像剤を排出する現像剤排出口をそれぞれ備えた
    前記各現像器、(A04)前記現像器支持部材の移動およ
    び停止に伴って現像剤補給位置および現像剤排出位置に
    順次移動および停止する前記各現像器、(A05)前記現
    像剤補給位置において前記現像剤補給口に現像剤を補給
    する現像剤補給装置、(A06)前記現像剤排出口を開放
    する開放位置と閉塞する閉塞位置との間で移動可能に支
    持されるとともに、常時は閉塞位置に付勢されているシ
    ャッタ、(A07)前記現像器が前記現像剤排出位置に移
    動してきた時に前記現像器に支持された前記シャッタを
    開放位置に移動させるシャッタ駆動部材、(A08)前記
    シャッタが開放位置に移動した時に前記現像剤排出口か
    ら排出される現像剤を回収する回収容器。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の現像装置、(A09)前記固定フレームに支
    持された前記シャッタ駆動部材。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項2記載の現像装置、(A010)前記現像器に移動可
    能に支持されるとともに移動した時に前記シャッタ(5
    7)を開閉作動させるシャッタ開閉部材、(A011)前
    記現像器が前記現像剤排出位置に移動してきた時に前記
    現像器に支持された前記シャッタ開閉部材に係合して前
    記シャッタ開閉部材を移動させる前記固定フレームに支
    持された係合部材により構成された前記シャッタ駆動部
    材。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1または3のいずれか記載の現像装置、(A012)
    弾性材料により構成されて、弾性材料の弾性により前記
    現像剤排出口(49)を閉塞する閉塞位置に保持される
    前記シャッタ(57)。
  5. 【請求項5】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか記載の現像装置、(A013)前記
    現像器が前記現像剤排出位置に移動してきた時に前記現
    像器に支持された前記シャッタ開閉部材に係合する係合
    位置と、係合しない非係合位置との間で前記係合部材を
    移動させる係合部材移動装置。
  6. 【請求項6】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか記載の現像装置、(A014)前記
    現像ロールに隣接して軸方向に延びる第1の現像剤溜ま
    りおよび前記第1の現像剤溜まりに隣接して前記現像ロ
    ールと反対側に配置されるとともに軸方向両端部を除い
    た部分が仕切壁により前記第1の現像剤溜まりと仕切ら
    れ且つ軸方向両端部が前記第1の現像剤溜まりと接続す
    る第2の現像剤溜まりを有する前記現像容器と、前記第
    1の現像剤溜まりに配置された第1の現像剤搬送部材お
    よび第2の現像剤溜まりに配置された第2の現像剤搬送
    部材とを有し、前記第1および第2の現像剤搬送部材の
    現像剤搬送方向が前記第1の現像剤溜まりおよび第2の
    現像剤溜まりの現像剤を循環させるように設定された前
    記現像剤供給部材と、前記第2の現像剤溜まりの前記仕
    切壁の有る部分に設けられた前記現像剤排出口とをそれ
    ぞれ備えた各現像器。
  7. 【請求項7】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか記載の現像装置、(A015)前記
    現像器支持部材の移動および停止に伴って現像剤補給位
    置、第1の現像剤排出位置、第2の現像剤排出位置、お
    よび現像剤回収通路形成位置に順次移動および停止する
    前記各現像器、(A016)前記現像器が前記第1の現像
    剤排出位置に移動してきた時に前記現像器に支持された
    前記シャッタ開閉部材に係合して前記シャッタ開閉部材
    を移動させる前記固定フレームに支持された前記係合部
    材、(A017)前記第1の現像剤排出位置において前記
    現像剤排出口から排出された余剰現像剤を一時的に貯溜
    する一時的貯溜室を形成するとともに前記現像器が前記
    第2の現像剤排出位置に移動した時に一時的貯溜室の現
    像剤を排出する一時的貯溜現像剤排出口を有する一時的
    貯溜室形成部材を備えた前記各現像器、(A018)前記
    現像剤回収通路形成位置に移動した時に第2の排出位置
    に有る他の現像器の前記一時的貯溜現像剤排出口から排
    出される現像剤を現像剤回収容器に導く現像剤回収通路
    を備えた前記各現像器。
  8. 【請求項8】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか記載の現像装置、(A019)現像
    位置で現像動作を連続して実行している現像器の現像容
    器内の現像剤量が過剰になったことを検出する現像剤過
    剰状態検出手段、(A020)前記現像剤過剰状態検出手
    段が現像剤過剰状態を検出した場合に、前記現像器の現
    像動作を中断して現像剤排出位置移動させて過剰現像剤
    を排出させてから、前記中断した現像動作を再開させる
    過剰現像剤排出制御手段。
  9. 【請求項9】 下記の要件を備えたことを特徴とする現
    像装置、(B01)画像書込装置により画像情報に応じた
    潜像が書き込まれる回転移動する像担持体表面に隣接し
    て配置され且つ固定フレームにより回転可能に支持され
    た現像器支持部材、(B02)前記現像器支持部材に支持
    され、前記現像器支持部材の回転および停止に伴って前
    記像担持体表面の潜像をトナー像に現像する現像位置に
    順次移動および停止する複数の現像器、(B03)現像領
    域にトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を搬送
    する現像ロール、前記2成分現像剤、現像ロールおよび
    前記現像ロールに現像剤を供給する現像剤供給部材を収
    容する現像容器、前記現像容器内への新しいトナーを補
    給するためのトナー補給口、前記現像容器内への新しい
    2成分現像剤を補給するための現像剤補給口、ならびに
    現像容器内の余剰現像剤を排出する現像剤排出口をそれ
    ぞれ備えた前記各現像器、(B04)前記現像器支持部材
    の移動および停止に伴って現像剤補給位置および現像剤
    排出位置に順次移動および停止する前記各現像器、(B
    05)前記現像剤補給位置において前記現像剤補給口に現
    像剤を補給する現像剤補給装置、(B06)前記現像剤排
    出口を開放する開放位置と閉塞する閉塞位置との間で移
    動可能に支持されるとともに、常時は閉塞位置に付勢さ
    れているシャッタ、(B07)前記現像器が前記現像剤排
    出位置に移動してきた時に前記現像器に支持された前記
    シャッタを開放位置に移動させるシャッタ駆動部材、
    (B08)前記シャッタが開放位置に移動した時に前記現
    像剤排出口から排出される現像剤を回収する回収容器。
  10. 【請求項10】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    請求項9記載の現像装置、(B09)前記固定フレームに
    支持された前記シャッタ駆動部材。
  11. 【請求項11】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    現像装置、(C01)画像書込装置により画像情報に応じ
    た潜像が書き込まれる回転移動する像担持体表面に隣接
    して配置され且つ固定フレームにより回転可能に支持さ
    れた現像器支持部材、(C02)前記現像器支持部材に支
    持され、前記現像器支持部材の回転および停止に伴って
    前記像担持体表面の潜像をトナー像に現像する現像位置
    に順次移動および停止する複数の現像器、(C03)現像
    領域にトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を搬
    送する現像ロール、前記2成分現像剤、現像ロールおよ
    び前記現像ロールに現像剤を供給する現像剤供給部材を
    収容する現像容器、前記現像容器内への新しいトナーを
    補給するためのトナー補給口、前記現像容器内への新し
    いキャリを補給するためのキャリア補給口、ならびに現
    像容器内の余剰現像剤を排出する現像剤排出口をそれぞ
    れ備えた前記各現像器、(C04)前記現像器支持部材の
    移動および停止に伴ってキャリア補給位置および現像剤
    排出位置に順次移動および停止する前記各現像器、(C
    05)前記キャリア補給位置において前記キャリア補給口
    にキャリアを補給するキャリア補給装置、(C06)前記
    現像剤排出口を開放する開放位置と閉塞する閉塞位置と
    の間で移動可能に支持されるとともに、常時は閉塞位置
    に付勢されているシャッタ、(C07)前記現像器が前記
    現像剤排出位置に移動してきた時に前記現像器に支持さ
    れた前記シャッタを開放位置に移動させるシャッタ駆動
    部材、(C08)前記シャッタが開放位置に移動した時に
    前記現像剤排出口から排出される現像剤を回収する回収
    容器。
  12. 【請求項12】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    請求項11記載の現像装置、(C09)前記固定フレーム
    に支持された前記シャッタ駆動部材。
  13. 【請求項13】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    現像装置、(D01)画像書込装置により画像情報に応じ
    た潜像が書き込まれる回転移動する像担持体表面に隣接
    して配置され且つ固定フレームにより回転可能に支持さ
    れた現像器支持部材、(D02)前記現像器支持部材に支
    持され、前記現像器支持部材の回転および停止に伴って
    前記像担持体表面の潜像をトナー像に現像する現像位置
    に順次移動および停止する複数の現像器、(D03)現像
    領域にトナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を搬
    送する現像ロール、前記2成分現像剤、現像ロールおよ
    び前記現像ロールに現像剤を供給する現像剤供給部材を
    収容する現像容器、ならびに前記現像容器内の余剰現像
    剤を排出する現像剤排出口をそれぞれ備えた前記各現像
    器、(D04)前記現像器支持部材の移動および停止に伴
    って現像剤補給位置および現像剤排出位置に順次移動お
    よび停止する前記各現像器、(D05)前記現像剤排出口
    を開放する開放位置と閉塞する閉塞位置との間で移動可
    能に支持されるとともに、常時は閉塞位置に付勢されて
    いるシャッタ、(D06)前記現像器が前記現像剤排出位
    置に移動してきた時に前記現像器に支持された前記シャ
    ッタを開放位置に移動させるシャッタ駆動部材、(D0
    7)前記シャッタが開放位置に移動した時に前記現像剤
    排出口から排出される現像剤を前記各現像器毎に別々に
    回収する前記回収容器。
  14. 【請求項14】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    請求項13記載の現像装置、(D08)1個の容器、およ
    びこの容器を前記複数の各現像器の数以上の区画に区切
    る仕切り壁を有する前記回収容器。
JP8042756A 1996-02-29 1996-02-29 現像装置 Pending JPH09236985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8042756A JPH09236985A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8042756A JPH09236985A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09236985A true JPH09236985A (ja) 1997-09-09

Family

ID=12644848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8042756A Pending JPH09236985A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09236985A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002341637A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7509080B2 (en) * 2006-02-06 2009-03-24 Fujifilm Corporation Developing unit with developer opening/closing member
JP2014215521A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 株式会社リコー 現像剤補給具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002341637A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4540879B2 (ja) * 2001-05-14 2010-09-08 株式会社リコー 画像形成装置
US7509080B2 (en) * 2006-02-06 2009-03-24 Fujifilm Corporation Developing unit with developer opening/closing member
JP2014215521A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 株式会社リコー 現像剤補給具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7450890B2 (en) Developer supply container having a shutter cleaning feature
JP4802872B2 (ja) 着脱カートリッジおよび画像形成装置
JP2010250119A (ja) 可視像形成装置および画像形成装置
JP2009151228A (ja) トナーカートリッジ、画像形成装置
JP2013041045A (ja) 画像形成装置
JP2006163374A (ja) 現像剤補給容器
JP2009162796A (ja) 画像形成装置
JPH09236985A (ja) 現像装置
JP3690117B2 (ja) 現像装置
JP4896181B2 (ja) 現像装置
JP4108010B2 (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2006243515A (ja) 現像装置
JP3633153B2 (ja) 現像装置
JP2013145317A (ja) 現像ユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置および現像剤補給方法
JP2000098722A (ja) 現像剤搬送装置
JP3700473B2 (ja) トナーカートリッジの交換検知装置及びこれを用いた画像形成装置
JPH1090991A (ja) 現像装置
JP2005037653A (ja) トナー補給装置および画像形成装置
JP2000066500A (ja) 現像装置
JP2000259061A (ja) 画像形成装置
JP2006171199A (ja) 現像剤補給容器
JP2009093099A (ja) 画像形成装置及びユニット交換方法
JP3211195B2 (ja) 画像形成装置
JP3633161B2 (ja) 現像装置
JP3745094B2 (ja) 画像形成装置