JP6146614B2 - 粉体補給装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

粉体補給装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、粉体容器に収容されたトナー等の粉体を現像装置等の被補給体に向けて補給する粉体補給装置と、それを備えた画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置において、トナー容器(粉体容器)が着脱可能に設置されて、トナー容器に収容されたトナー(粉体)を現像装置(被補給体)に向けて補給するトナー補給装置(粉体補給装置)を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1において、トナー容器(粉体容器)には、トナー補給装置に対する着脱動作に連動して、トナー排出口(排出口)を開閉するシャッタ部材が設けられている。そして、トナー容器がトナー補給装置に装着されると、その装着動作に連動してシャッタ部材がトナー排出口を開放する方向に移動して、トナー補給装置のトナー補給口(補給口)にトナー排出口が連通することになる。こうして、トナー容器のトナー排出口から排出されたトナーは、トナー補給口からトナー補給装置の内部に補給されて、トナー補給装置によって現像装置に向けて搬送されて補給されることになる。
また、トナー容器がトナー補給装置から離脱されると、その離脱動作に連動してシャッタ部材がトナー排出口を閉鎖する方向に移動して、トナー容器のトナー排出口から容器内に残留するトナーがこぼれ落ちるのが防止されることになる。
また、特許文献1には、シャッタ部材に、シャッタ主部との接続位置を基点として弾性変形可能に形成されたシャッタ変形部を設けて、シャッタ変形部にストッパ部やストッパ解除部を形成することで、トナー容器が単体の状態でシャッタ部材が簡単に開放されないようにする技術が開示されている。
上述した従来の技術は、トナー容器(粉体容器)にシャッタ変形部を具備したシャッタ部材を設けているために、トナー容器が単体の状態でシャッタ部材が簡単に開放されることなく、トナー容器のトナー補給装置(粉体補給装置)に対する着脱動作に連動させてシャッタ部材によるトナー排出口(排出口)の開閉を簡単におこなうことができる。
しかし、従来の技術は、トナー容器の着脱(交換)がおこなわれるたびに、トナー補給装置のトナー補給口(補給口)の近傍がトナーで汚れてしまうことがあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、粉体容器の着脱がおこなわれても、粉体補給装置における補給口の近傍が粉体で汚れにくい、粉体補給装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる粉体補給装置は、粉体容器が着脱可能に設置されて、前記粉体容器に収容された粉体を被補給体に向けて補給する粉体補給装置であって、前記粉体容器の排出口から排出された粉体が補給口から補給されて貯留される貯留部を備え、前記粉体容器は、当該粉体補給装置に対する着脱方向と同じ方向に移動して前記排出口を開閉するシャッタ部材を具備し、前記貯留部は、前記補給口に連通する開口部が形成されて、着脱方向に移動可能に構成された可動部材を具備し、前記粉体容器が当該粉体補給装置に対して着脱される動作に連動して、前記可動部材が着脱方向に移動するとともに、前記シャッタ部材が前記排出口を開閉して、前記開口部を介して前記排出口が前記補給口に連通・非連通し、前記貯留部の前記補給口は、その開口範囲が、前記可動部材が着脱方向に移動したときの前記開口部の開口範囲を含むように形成されたものである。
本発明によれば、粉体容器の着脱がおこなわれても、粉体補給装置における補給口の近傍が粉体で汚れにくい、粉体補給装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部と粉体補給装置との近傍を示す概略構成図である。 現像装置を示す拡大図である。 粉体容器を示す斜視図である。 シャッタ部材が外された状態の粉体容器の一部を示す拡大斜視図である。 シャッタ部材における、(A)第1シャッタ部材を示す斜視図と、(B)第2シャッタ部材を示す斜視図と、である。 粉体容器における排出口の近傍を示す断面図である。 粉体補給装置において可動部材が設置された補給口の近傍を示す斜視図である。 粉体補給装置に粉体容器が装着される動作を示す概略図である。 図9に続く動作を示す概略図である。 補給口の近傍に現像剤が盛り上がった状態で、粉体容器が着脱される状態を示す概略図である。 従来の粉体補給装置において、補給口の近傍に現像剤が盛り上がった状態で、粉体容器が着脱される状態を示す概略図である。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、実施の形態における画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
書込み部2A〜2Dは、画像情報に基いて帯電工程後の感光体ドラム21(像担持体)に静電潜像を書き込むための装置である。書込み部2A〜2Dは、ポリゴンミラー3A〜3Dや光学素子4A〜4D等を用いた光走査装置である。なお、書込み部として、光走査装置の替わりにLEDアレイを用いることもできる。
給紙部61は、記録紙、OHP等の被転写材Pを格納して、画像形成時には被転写材Pを転写ベルト30に向けて給送する。
転写ベルト30は、被転写材Pをその表面に静電的に吸着させて搬送して感光体ドラム21上に形成されたトナー像を被転写材P上に転写するための無端状ベルトであって、その外周面上に吸着ローラ64とベルトクリーナ65とを設けている。
転写ベルト30を介して感光体ドラム21に対向する転写ローラ24は、芯金と芯金を被覆する導電性弾性層とを有する。転写ローラ24の導電性弾性層は、ポリウレタンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)等の弾性材料に、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化スズ等の導電性付与剤を配合分散して電気抵抗値(体積抵抗率)を中抵抗に調整した弾性体である。
定着部66は、加熱ローラ68および加圧ローラ67を有し、被転写材P上のトナー像を圧力と熱とによって被転写材Pに定着させる。
転写ベルト30に沿って縦方向に配設された4つのプロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKは、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像を形成するためのものである。
各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BK上には、キャリア(磁性キャリア)と各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナー(トナー粒子)とを被補給体としての現像装置23に補給するための粉体容器28Y、28C、28M、28BK(現像剤容器)や粉体補給装置80(図2を参照できる。)が設置されている。
プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKは、転写ベルト30を回転支軸を中心に回動して装置内部を露呈した状態で、装置本体1の側方(図1の右方である。)から着脱することができる。
また、粉体容器28Y、28C、28M、28BKは、装置本体1の手前側(図1の紙面垂直方向手前側である。)に設けられた開閉ドアー(粉体容器28を着脱するための専用のドアーである。)を開放して粉体補給装置80の容器設置部を露呈した状態で、装置本体1の手前側から着脱することができる。なお、図1及び図2では、装置全体の構成の理解を容易にするため、粉体容器28と粉体補給装置80の貯留部81の向きを90度回転して図示している。
本実施の形態の画像形成装置は、複写機及びプリンタとして機能する複合型の画像形成装置である。複写機として機能する場合には、スキャナから読み込まれた画像情報に対してA/D変換、MTF補正、階調処理等の種々の画像処理が施されて書込みデータに変換される。プリンタとして機能する場合には、コンピュータ等から送信されるページ記述言語やビットマップ等の形式の画像情報に対して画像処理が施されて書込みデータに変換される。
画像形成時には、書込み部2A〜2Dからプロセスカートリッジ20BK、20M、20C、20Y(作像部)に対して、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの画像情報に応じた露光光がそれぞれ照射される。すなわち、各光源から発せられた露光光(レーザ光)がポリゴンミラー3A〜3D、光学素子4A〜4D等を通過して、各感光体ドラム21上に照射される。これによって、各プロセスカートリッジ20BK、20M、20C、20Yの感光体ドラム21(像担持体)上に、露光光に応じたトナー像が形成される。そして、このトナー像が、被転写材Pに転写されることになる。
給紙部61から給送された被転写材Pは、レジストローラ63の位置で一旦タイミングを合わせて、転写ベルト30の位置に搬送される。転写ベルト30の送入位置に配設された吸着ローラ64は、電圧の印加によって送入された被転写材Pを転写ベルト30に吸着させる。転写ベルト30の矢印方向の走行にともない移動する被転写材Pは、各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKの位置を順次通過して各色のトナー像が重ねて転写される。
カラーのトナー像が転写された被転写材Pは、転写ベルト30から分離して定着部66に達する。被転写材P上のトナー像は、加熱ローラ68及び加圧ローラ67に挟まれつつ加熱されることで被転写材P上に定着される。一方、被転写材Pが分離した後の転写ベルト30表面は、その後にベルトクリーナ65の位置に達して、その表面に付着したトナー等の汚れがクリーニングされる。
次に、画像形成装置における、プロセスカートリッジ(作像部)、粉体容器、粉体補給装置について説明する。
なお、各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKはほぼ同一構造であって、各粉体容器28Y、28C、28M、28BKもほぼ同一構造であるために、図2にてプロセスカートリッジ及び粉体容器は符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。また、書込み部は符号のアルファベット(A〜D)を除して図示する。
図2は、装置本体1に設置されたプロセスカートリッジ20、粉体容器28(現像剤容器)、粉体補給装置80(現像剤補給装置)を示す概略構成図である。図3は、プロセスカートリッジ20に設置された現像装置23を示す拡大図である。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、像担持体としての感光体ドラム21、帯電部22、現像装置23(現像部)、クリーニング部25が一体化されたものであって、プレミックス現像方式(キャリアの補給・排出を適宜におこなう現像方式である。)が採用されている。
像担持体としての感光体ドラム21は、負帯電の有機感光体であって、不図示の回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
帯電部22は、芯金上に、ウレタン樹脂、導電性粒子としてのカーボンブラック、硫化剤、発泡剤等を処方した中抵抗の発泡ウレタン層をローラ状に形成した弾性を有する帯電ローラである。帯電部22の中抵抗層の材質としては、ウレタン、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)、ブタジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムや、イソプレンゴム等に抵抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたものを用いることもできる。
クリーニング部25は、感光体ドラム21に摺接するクリーニングブラシ(又は、クリーニングブレード)が設置されていて、感光体ドラム21上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
被補給体としての現像装置23は、現像剤担持体としての2つの現像ローラ23a1、23a2が感光体ドラム21に近接するように配置されていて、双方の対向部分には感光体ドラム21と磁気ブラシとが接触する現像領域が形成される。現像装置23内には、トナーTとキャリアCとからなる粉体としての現像剤G(2成分現像剤)が収容されている。そして、現像装置23は、感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する(トナー像を形成する。)。
ここで、本実施の形態における現像装置23は、プレミックス現像方式のものであって、現像装置23内に適宜に新品のキャリアC(現像剤G)が粉体容器28から供給されるとともに、劣化した現像剤Gが現像装置23の外部に設置された剤貯留容器70に向けて排出される。
図2を参照して、粉体容器28は、その内部に現像装置23内に補給するための現像剤G(トナーT及びキャリアC)を収容している。そして、粉体容器28は、現像装置23に新品のトナーTを補給するように機能するとともに、現像装置23に新品のキャリアCを補給するように機能する。具体的に、現像装置23に設置された磁気センサ(不図示である。)によって検知されるトナー濃度(現像剤G中のトナーの割合である。)の情報に基いて、粉体補給装置80の搬送スクリュ82を回転駆動して、貯留部81に貯留された現像剤Gを落下経路部85に向けて搬送して、落下経路部85から現像装置23内に向けて現像剤Gを自重落下させて補給する。
なお、本実施の形態では、粉体容器28の現像剤Gにおける、キャリアCに対するトナーTの混合率(トナー濃度)が比較的高く設定されている。
次に、感光体ドラム21上でおこなわれる作像プロセスについて説明する。
図2を参照して、感光体ドラム21が反時計方向に回転駆動されると、まず、帯電部22の位置で感光体ドラム21の表面が一様に帯電される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、露光光Lの照射位置に達して、書込み部2による露光工程がおこなわれる。すなわち、露光光Lの照射によって感光体ドラム21上を画像情報に応じて選択的に除電することで、照射されなかった非画像部の電位との差(電位コントラスト)を発生させて静電潜像を形成する。なお、この露光工程は、感光体ドラム21の感光層中で電荷発生物質が光を受けて電荷を発生して、このうち正孔が感光体ドラム21表面の帯電電荷と打ち消しあうものである。
その後、潜像が形成された感光体ドラム21表面は、現像装置23との対向位置に達する。感光体ドラム21上の静電潜像は、現像ローラ23a1、23a2上の磁気ブラシと接触して、磁気ブラシ中の負帯電されたトナーTが付着されて可視化される。
詳しくは、上方の現像ローラ23a1の磁極による磁力で汲み上げられた現像剤Gは、ドクターブレード23cによって適量化された後に、感光体ドラム21との対向部である現像領域(2つの現像ローラ23a1、23a2と感光体ドラム21との対向領域である。)に搬送される。現像領域において穂立ちされたキャリアCが感光体ドラム21を摺擦する。このとき、キャリアCに混合されているトナーTは、キャリアCとの摩擦によって負帯電されている。これに対して、キャリアCは正帯電されている。不図示の電源部から現像ローラ23a1、23a2に対して、所定の現像バイアスが印加される。これによって、現像ローラ23a1、23a2と感光体ドラム21との間に電界が形成されて、負帯電されたトナーTが電界によって感光体ドラム21上の画像部にのみ選択的に付着してトナー像を形成する。
その後、トナー像が形成された感光体ドラム21表面は、転写ベルト30及び転写ローラ24との対向位置に達する。そして、このタイミングに合わせてその対向位置に搬送された被転写材P上に、感光体ドラム21上のトナー像が転写される。このとき、転写ローラ24には、所定の電圧が印加されている。
その後、トナー像が転写された被転写材Pは、定着部66を通過して、排出ローラ69から装置外部に排出される。
一方、転写工程時に被転写材Pに転写されずに感光体ドラム21上に残留したトナーT(未転写トナー)は、感光体ドラム21上に付着したままクリーニング部25との対向部に達する。そして、感光体ドラム21上の未転写トナーは、クリーニング部25で除去・回収される。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
以下、現像装置23の構成・動作について詳述する。
図3を参照して、現像装置23は、現像ローラ23a1、23a2(現像剤担持体)、搬送スクリュ23b1〜23b3(搬送部材)、ドクターブレード23c、キャリア捕集ローラ23k、スクレーパ23m、排出スクリュ23n、等で構成されている。また、現像装置23内には、現像剤Gを搬送して循環経路を形成する3つの現像剤搬送部B1〜B3(搬送経路)が形成されている。
現像ローラ23a1、23a2は、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブが不図示の回転駆動機構によって時計方向に回転されるように構成されている。現像ローラ23a1、23a2のスリーブ内には、スリーブの周面に現像剤Gの穂立ちを生じるように磁界を形成するマグネットが固設されている。マグネットから発せられる法線方向磁力線に沿うように、現像剤G中のキャリアCがスリーブ上にチェーン状に穂立ちする。このチェーン状に穂立ちしたキャリアCに帯電したトナーTが付着されて、磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、スリーブの回転によってスリーブと同方向(時計方向)に移送される。
ドクターブレード23cは、現像領域の上流側に設置されていて、第1の現像ローラ23a1上の現像剤を適量に規制する。
3つの搬送スクリュ23b1〜23b3は、軸部上に螺旋状にスクリュ部が形成されたものであって、現像装置23内に収容された現像剤Gを長手方向(図2の紙面垂直方向である。)に循環しながら撹拌・混合する。
詳しくは、第1搬送スクリュ23b1による搬送経路(第1現像剤搬送部B1)と、第2搬送スクリュ23b2による搬送経路(第2現像剤搬送部B2)と、第3搬送スクリュ23b3による搬送経路(第3現像剤搬送部B3)と、は壁部によって隔絶されている。そして、第2現像剤搬送部B2の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側と、は第1中継部を介して連通している。また、第3現像剤搬送部B3の下流側と、第1現像剤搬送部B1の上流側と、は第2中継部を介して連通している。また、第1現像剤搬送部B1の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側と、は落下経路を介して連通している。このような構成により、3つの現像剤搬送部B1〜B3(搬送スクリュ23b1〜23b3)によって、現像装置23において現像剤Gを長手方向に循環させる循環経路が形成されることになる。
ここで、第1現像剤搬送部B1の壁部には、現像装置23内に収容された現像剤Gの一部を外部(剤貯溜容器70)に排出するためのポケット部23d(流出口)が設けられている。詳しくは、ポケット部23dは、粉体補給装置80によって現像装置23内に現像剤Gが補給されて装置内の現像剤量が増加してポケット部23dに流入される現像剤の剤面(上面)が所定高さを超えたときに、その余剰分の現像剤Gを剤貯留容器70に向けて排出するためのものである。このように、トナーTの母体樹脂や外添剤によって汚染されて劣化したキャリアが自動的に現像部の外部に排出されるので、経時においても画像品質の劣化を抑止することができる。なお、図3を参照して(図2では図示を省略している。)、排出経路中には、ポケット部23dから排出された現像剤を水平方向に搬送するための排出スクリュ23nが設置されている。
また、図3を参照して(図2では図示を省略している。)、第2の現像ローラ23a2の下方(回転方向下流側)であって、感光体ドラム21に対向する位置に、現像装置23内から移動(飛翔)して感光体ドラム21に付着したキャリアを捕集するための、キャリア捕集ローラ23kが設置されている。さらに、キャリア捕集ローラ23kに当接する位置に、キャリア捕集ローラ23k上に担持されたキャリアを機械的に掻き取るための、スクレーパ23mが設置されている。
以下、主として図4〜図7を用いて、粉体容器28(現像剤容器)の構成・動作について詳述する。
図4〜図7(及び、図2)を参照して、本実施の形態における粉体容器28は、略箱状の容器であって、排出口W(粉体排出口)を開閉するシャッタ部材280、搬送スクリュ285、撹拌部材286、第1カップリング295、第2カップリング296、等が設けられている。
粉体容器28は、ユーザーの手動操作によって、略水平方向を着脱方向として粉体補給装置80(画像形成装置1)に対して着脱される(図9、図10等を参照できる)。図5、図7等を参照して、粉体容器28の底部には、粉体容器28の内部に収容された現像剤Gを粉体補給装置80の貯留部81に向けて排出するための、排出口Wが下方に向けて開口するように形成されている。また、図4、図7等を参照して、粉体容器28には、粉体補給装置80に対する着脱方向と同じ方向に移動して排出口Wを開閉するシャッタ部材280が設けられている。具体的に、粉体容器28が装着方向に移動する動作に連動してシャッタ部材280が離脱方向に相対的に移動して排出口Wを開放して、粉体容器28が離脱方向に移動する動作に連動してシャッタ部材280が装着方向に相対的に移動して排出口Wを閉鎖する。
本実施の形態において、シャッタ部材280は、排出口Wを直接的に開閉する第1シャッタ部材281と、第1シャッタ部材281を外側から覆う第2シャッタ部材282と、で構成されている。
図6(A)を参照して、第1シャッタ部材281は、シャッタ主部281aとシャッタ変形部281bとからなる。シャッタ主部281aの装着方向先端側の両端には、粉体補給装置80の保持部85(図8を参照できる。)に保持される被保持部281dが、上方に起立するように設けられている。また、シャッタ主部281aの上面には、シャッタ部材280が排出口Wを閉鎖しているときに排出口Wから現像剤Gが容器外に漏出するのを防止するための、シール材281cが貼着されている。シャッタ変形部281bは、シャッタ主部281aとの接続位置を基点として弾性変形可能に形成されている。
図6(B)を参照して、第2シャッタ部材282には、第1係止部282c、第2係止部282b、突起部282aが設けられている。第1係止部282cは、第2シャッタ部材282の着脱方向中央部を根元として装着方向先端側が自由端となるように弾性変形可能に形成されていて、第2シャッタ部材282に対して第1シャッタ部材281が装着方向(図7の左方である。)に向けて相対的に移動するのを規制している。第2係止部282bは、第2シャッタ部材282の装着方向後端側において上方に突出するように形成されていて、第2シャッタ部材282に対して第1シャッタ部材281が離脱方向(図7の右方である。)に向けて相対的に移動するのを規制している。突起部282aは、第2シャッタ部材282の着脱方向中央部において上方に突出するように形成されていて、その着脱方向両端部にはスロープ(傾斜面)が形成されている。
このようの構成されたシャッタ部材280は、図8をも参照して、粉体容器28が粉体補給装置80に装着されて、第2シャッタ部材282が貯留部81の天井面81dに形成されたフェンス部81eにガイドされながら略水平方向(装着方向)に移動すると、やがて天井面81dの段差に第2シャッタ部材282が当接して第2シャッタ部材282の装着方向の移動が制止される。このとき、第1係止部282cの自由端側が天井面81dに形成された突出部に係合してその間隔が広がって、第1シャッタ部材281の係止を解除するように弾性変形する。これにより、粉体容器28をさらに装着方向に押動することにより、第1シャッタ部材281は第2シャッタ部材282に対して相対的にスライド移動しながら粉体容器28とともに装着方向に移動する。このとき、第1シャッタ部材281は、被保持部281dが保持部85(貯留部81の天井面81dに回動可能に支持されている。)に保持された状態で、装着方向に直交する方向に対する位置がずれることなく装着方向に移動することになる。そして、やがてシャッタ変形部281bが突起部282aに当接して弾性変形することにより、粉体容器28に対する第1シャッタ部材281の係止も解除されて、第1シャッタ部材281による排出口Wの開放が可能になる。
そして、さらに粉体容器28が装着方向に押動されると、第1シャッタ部材281が可動部材83に当接して第1シャッタ部材281の装着方向の移動が制止された後に、粉体容器28の排出口Wが粉体補給装置80の補給口81a(開口部83a)に合致する位置で粉体容器28の装着方向の位置が定められる。こうして、粉体容器28から粉体補給装置80(貯留部81)に向けての現像剤Gの排出が可能になる。
また、このとき、粉体容器28の搬送スクリュ285の回転軸方向端部に設置された第1カップリング295が、粉体補給装置80の駆動カップリング90(図10(C)等を参照できる。)に嵌合して、粉体補給装置80に設置された駆動モータによる搬送スクリュ285の回転駆動が可能になる。この搬送スクリュ285は、粉体容器28に収容された現像剤G(粉体)を排出口Wに向けて搬送するためのものである。
また、図示は省略するが、粉体容器28が粉体補給装置80にセットされると、粉体容器28の撹拌部材286(図2を参照できる。)の回転軸方向端部に設置された第2カップリング296が、粉体補給装置80の第2駆動カップリングに嵌合して、粉体補給装置80に設置された駆動モータによる撹拌部材286の回転駆動が可能になる。この撹拌部材286は、粉体容器28に収容された現像剤Gを撹拌して、現像剤Gの凝集を防止するためのものである。
なお、本実施の形態における粉体補給装置80には、補給口81aの上方に、補給口81aに連通する開口部83a(可動補給口)が形成された可動部材83(可動補給部)が、着脱方向に移動可能に設置されているが、これについては後で図9〜図11等を用いて詳しく説明する。
また、粉体補給装置80(画像形成装置1)に対して、粉体容器28を取り出すとき(離脱時)には、上述した装着時の動作と逆の操作がおこなわれて、逆の手順で各部が動作することになる。
以下、図9〜図11等を用いて、本実施の形態において特徴的な、粉体補給装置80(画像形成装置1)の構成・動作について詳述する。
粉体補給装置80(現像剤補給装置)は、粉体容器28に収容された現像剤G(粉体)を現像装置23(被補給体)に向けて補給するものであって、先に説明したように粉体容器28が着脱可能(交換可能)に設置されるように構成されている。
本実施の形態における粉体補給装置80には、貯留部81や落下経路部85が設けられている。図2等を参照して、貯留部81は、粉体容器28の排出口Wから排出された現像剤Gが補給口81aから補給されて貯留されるものであって、補給口81aが上方に向けて開口するように形成されている。
また、貯留部81は、補給口81aの下方の位置から略水平方向に現像剤Gを搬送する搬送経路が形成されている。詳しくは、貯留部81は、その内部が略円筒状に形成されていて、搬送スクリュ82が内設されている。そして、不図示の駆動モータによって搬送スクリュ82が回転駆動されることによって、貯留部81に貯留された現像剤Gが落下経路部85に向けて搬送されて、落下経路部85を自重落下した現像剤Gが現像装置23に補給されることになる。
ここで、図8〜図10等を参照して、本実施の形態における粉体補給装置80の貯留部81には、着脱方向(図9、図10の左右方向である。)に移動可能に構成された可動部材83(可動補給部)が設けられている。この可動部材83には、補給口81aに連通する開口部83a(可動補給口)が形成されている。
また、貯留部81の補給口81aの開口範囲A(着脱方向の開口範囲である。)は、可動部材83が着脱方向に移動したときの開口部83aの開口範囲B(着脱方向の開口範囲である。)を含むように形成されている。すなわち、補給口81aの開口範囲Aは可動部材83の開口部83aの開口範囲よりも大きく(A>B)、可動部材83が図9、図10の左右方向に移動しても、開口部83aの全部が補給口81aに連通するように形成されている。
そして、粉体容器28が粉体補給装置80に対して着脱される動作に連動して、可動部材83が着脱方向に移動するとともに、シャッタ部材280が排出口Wを開閉して、開口部83aを介して排出口Wが補給口81aに連通・非連通する。
詳しくは、粉体容器28が粉体補給装置80(貯留部81)に対して装着される動作に連動して、可動部材83がシャッタ部材280(第1シャッタ部材281)に押動されて装着方向(図9、図10の右方向である。)に移動して、可動部材83がストッパ部81b(第1ストッパ部)に当接して装着方向の移動が規制されることでシャッタ部材280(第1シャッタ部材281)が可動部材83に押動されて排出口Wを開放するように相対的に移動する。
また、粉体容器28が粉体補給装置80(貯留部81)に対して離脱される動作に連動して、シャッタ部材280(第1シャッタ部材281)による可動部材83の押動が解除されて可動部材83が圧縮スプリング84(付勢部材)に付勢されて離脱方向(図9、図10の左方である。)に移動して、可動部材83が第2ストッパ部81cに当接することで可動部材83の離脱方向の移動が規制されることになる。
具体的に、図9、図10を用いて、粉体容器28が粉体補給装置80に装着されるときの、各部の動作について詳述する。
まず、図9(A)に示すように、ユーザーに把持された粉体容器28(排出口Wがシャッタ部材281、282によって閉鎖された状態のものである。)は、装着方向(図の白矢印方向)に略水平に移動される。このとき、粉体容器28は、第2シャッタ部材282の底面が貯留部81の天井面81dに沿うように移動される。また、可動部材83は、付勢部材としての圧縮スプリング84の付勢力によって左方に付勢されて、第2ストッパ部81cに当接する位置にある(開口部83aの左端位置と補給口81aの左端位置とが合致した状態である。)。
そして、粉体容器28の装着方向の移動が進められると、図9(B)に示すように、第2シャッタ部材282が天井面81dの段差に当接して、第2シャッタ部材282の移動が規制されて、第1シャッタ部材281が図の黒矢印方向に移動することになる。
そして、粉体容器28の装着方向の移動がさらに進められると、図9(C)に示すように、第1シャッタ部材281が可動部材83に当接する。そして、図10(A)に示すように、可動部材83は圧縮スプリング84の付勢力に抗するように図の左方(黒矢印方向)に移動を開始する。
その後、粉体容器28の装着方向の移動がさらに進められると、図10(B)に示すように、可動部材83が第1ストッパ部81bに当接して、可動部材83とともに第1シャッタ部材281の移動が規制されて、排出口Wに対して第1シャッタ部材281が相対的に移動して、排出口Wの開放が開始される。このとき、開口部83aの右端位置と補給口81aの右端位置とが合致した状態になる。
そして、粉体容器28の装着方向の移動がさらに進められると、図10(C)に示すように、排出口Wが開口部83aに合致して連通する位置で、粉体容器28の着脱方向の位置が定められ、粉体補給装置80に対する粉体容器28の装着が完了する。このとき、第1カップリング295が駆動カップリング90に嵌合した状態になる。
そして、図10(C)に示すように、排出口Wが開口部83aを介して補給口81aに連通した状態で、粉体容器28から貯留部81(粉体補給装置80)に向けて現像剤Gの補給がおこなわれることになる。
また、粉体容器28内の現像剤Gがほぼ空になって粉体容器28を交換する場合などにおいて、粉体補給装置80(貯留部81)に対して粉体容器28を取り出すとき(離脱時)には、上述した装着時の動作と逆の操作がおこなわれて、逆の手順で各部が動作することになる。
このように構成され動作する粉体補給装置80は、粉体容器28の着脱(交換)を繰り返しおこなっても、粉体補給装置80の補給口81a(開口部83a)の近傍が現像剤G(粉体)で汚れてしまうという不具合が生じにくくなる。
詳しくは、粉体容器28内の現像剤Gが空になって粉体容器28の交換作業(離脱作業)をおこなう直前には、図11(A)に示すように、補給口81a(開口部83a)から排出口Wの高さまで現像剤Gが盛り上がった状態になってしまうことが多い。これは、粉体容器28内の現像剤Gがほぼ空になった状態が粉体容器28内のセンサで検知されると、粉体補給装置80の稼働が強制的に停止されて搬送スクリュ82の回転駆動も停止されること等によるものであり、補給口83a(排出口W)の下方が最も貯留された現像剤が多くなるためである。そして、このような状態は、本実施の形態における粉体補給装置80のように、補給口81aの真下に水平方向に延在する搬送経路(貯留部81)が形成されている装置では特に顕著になる。
そして、本実施の形態における粉体補給装置80は、図11(A)に示すような現像剤Gの盛り上がりが形成されてしまっても、図11(B)に示すように粉体容器28の離脱動作にともない可動部材83が離脱方向に移動することで、開口部83aが補給口81aの左端側の空間(図11(A)の破線で囲んだ部分である。)を利用して現像剤Gの山を崩すことになり、最終的に粉体容器28が離脱されたときには、盛り上がった現像剤Gの山の高さが補給口81aの上端位置よりも低くなる。これにより、図11(C)に示すように、交換用の新品の粉体容器28が粉体補給装置80に装着されても、右方に移動する可動部材83に現像剤Gの山が干渉せずに、補給口81a(開口部83a)から現像剤Gが飛散してその周囲が現像剤Gで汚れる不具合が抑止されることになる。
図12に示す粉体補給装置800は、本実施の形態のものとは異なり、補給部830が可動することなく、補給部830において一定の開口面積の補給口810aが形成されたものである(従来の粉体補給装置である)。
このような粉体補給装置800では、図12(A)に示すような現像剤Gの盛り上がりが補給口810aの近傍に形成されてしまうと、図12(B)に示すように粉体容器28の離脱動作にともない粉体容器28が現像剤Gの山を崩して、貯留部810の天井面を汚してしまうことになる。さらに、図12(C)に示すように、交換用の新品の粉体容器28が粉体補給装置80に装着されても、右方に移動する粉体容器28が現像剤Gの山に干渉して、補給口810aから現像剤Gが飛散してその周囲が現像剤Gで汚れてしまうことになる。
本実施の形態における粉体補給装置80は、図11で説明したように、このような不具合を確実に軽減するものである。
以上説明したように、本実施の形態では、貯留部81の補給口81aに連通する開口部83aが形成された可動部材83を着脱方向に移動可能に設置して、貯留部81の補給口81aの開口範囲が着脱方向に移動する開口部83aの開口範囲を含むように形成して、粉体容器28が粉体補給装置80に対して着脱される動作に連動して可動部材83が着脱方向に移動するとともに、シャッタ部材280が排出口Wを開閉して開口部83aを介して排出口Wが補給口81aに連通・非連通するように構成している。これにより、粉体容器28の着脱がおこなわれても、粉体補給装置80における補給口81aの近傍をトナーで汚れにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、粉体として現像剤G(2成分現像剤)が収容された粉体容器28が着脱可能に設置される粉体補給装置80に対して、本発明を適用した。これに対して、粉体としてトナーTのみが収容された粉体容器(トナー容器)が着脱可能に設置される粉体補給装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、略箱状の粉体容器28が着脱可能に設置される粉体補給装置80に対して本発明を適用したが、その他の形態の粉体容器(例えば、特許文献1等に開示された円筒ボトル状の粉体容器である。)が着脱可能に設置される粉体補給装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、2つのシャッタ部材281、282からなるシャッタ部材280が設置された粉体容器28が着脱可能に設置される粉体補給装置80に対して本発明を適用したが、1つのシャッタ部材が設置された粉体容器(例えば、特許文献1等に開示された粉体容器である。)が着脱可能に設置される粉体補給装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、被補給体としての現像装置23に粉体を補給する粉体補給装置に対して本発明を適用したが、現像装置23以外の被補給体に粉体を補給する粉体補給装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
そして、これらのような場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、略水平方向に延在する貯留部81と落下経路部85とで構成された粉体補給装置80に対して本発明を適用したが、本発明が適用される粉体補給装置の形態はこれに限定されることなく、例えば、落下経路部が設けられておらず貯留部が直接的に現像装置に連通するように構成された粉体補給装置に対しても本発明を適用することができる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
20、20Y、20C、20M、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、
23 現像装置(現像部)、
28 粉体容器(現像剤容器)、
80 粉体補給装置(現像剤補給装置)、
81 貯留部(搬送経路)、
81a 補給口、
81b 第1ストッパ部(ストッパ部)、
81c 第2ストッパ部、
83 可動部材(可動補給部)、
83a 開口部(可動補給口)、
84 圧縮スプリング(付勢部材)、
280 シャッタ部材、
281 第1シャッタ部材、 282 第2シャッタ部材、
W 排出口、
G 現像剤(粉体)、 T トナー、 C キャリア。
特許第4958325号公報

Claims (5)

  1. 粉体容器が着脱可能に設置されて、前記粉体容器に収容された粉体を被補給体に向けて補給する粉体補給装置であって、
    前記粉体容器の排出口から排出された粉体が補給口から補給されて貯留される貯留部を備え、
    前記粉体容器は、当該粉体補給装置に対する着脱方向と同じ方向に移動して前記排出口を開閉するシャッタ部材を具備し、
    前記貯留部は、前記補給口に連通する開口部が形成されて、着脱方向に移動可能に構成された可動部材を具備し、
    前記粉体容器が当該粉体補給装置に対して着脱される動作に連動して、前記可動部材が着脱方向に移動するとともに、前記シャッタ部材が前記排出口を開閉して、前記開口部を介して前記排出口が前記補給口に連通・非連通し、
    前記貯留部の前記補給口は、その開口範囲が、前記可動部材が着脱方向に移動したときの前記開口部の開口範囲を含むように形成されたことを特徴とする粉体補給装置。
  2. 前記粉体容器が当該粉体補給装置に対して装着される動作に連動して、前記可動部材が前記シャッタ部材に押動されて装着方向に移動して、前記可動部材がストッパ部に当接して装着方向の移動が規制されることで前記シャッタ部材が前記可動部材に押動されて前記排出口を開放することを特徴とする請求項1に記載の粉体補給装置。
  3. 前記粉体容器が当該粉体補給装置に対して離脱される動作に連動して、前記シャッタ部材による前記可動部材の押動が解除されて前記可動部材が付勢部材に付勢されて離脱方向に移動して、前記可動部材が第2ストッパ部に当接することで前記可動部材の離脱方向の移動が規制されることを特徴とする請求項2に記載の粉体補給装置。
  4. 前記粉体容器は、略水平方向を着脱方向として当該粉体補給装置に対して着脱され、前記排出口が下方に向けて開口するように形成され、
    前記貯留部は、前記補給口が上方に向けて開口するように形成され、前記補給口の下方の位置から略水平方向に粉体を搬送する搬送経路を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の粉体補給装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の粉体補給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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