JP2013152361A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー受け渡し時におけるトナー漏れを抑制することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナーが収容されるトナー補給器ユニット3と、トナーが収容されると共に、トナー補給器ユニット3から排出されるトナーを受け入れる現像器ユニット2と、を備え、トナー補給器ユニット3は、収容されたトナーを排出するための排出口31と、排出口31を開閉するための第1シャッター32と、を備え、現像器ユニット2は、排出口31から排出されるトナーを受け入れるための受入口21と、受入口21を開閉するための第2シャッター22とを備え、現像器ユニット2には、中空のトナー通路50bが形成されると共に、トナー補給器ユニット3に対して出没可能な出没部材50が設けられ、出没部材50がトナー補給器ユニット3側へ突出したときに、排出口31と受入口21とをトナー通路50bを介して連通させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、トナーが収容される排出側ユニットと、トナーが収容されると共に、排出側ユニットから排出されるトナーを受け入れる受入側ユニットと、を備えた画像形成装置に関するものである。
かかる画像形成装置として、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を少なくとも2つ兼ね備えた複合機等に用いられる画像形成装置(例えば、下記特許文献1)がある。この画像形成装置によれば、一様に帯電させた感光体ドラムの表面に画像情報に応じて選択的な露光をして潜像を形成し、形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成し、このトナー画像を記録用紙に転写することにより画像形成を行う。その後、この未定着のトナー画像を記録用紙に定着させる。現像スリーブから感光体ドラム表面にトナーを供給することにより、静電潜像をトナーによって現像する。
トナーを収容する容器には現像スリーブやトナーを攪拌移送するスクリュー等が取り付けられ、現像器ユニット(受入側ユニットに相当)としてユニット化している。現像スリーブから感光体ドラムに供給され消費されたトナーの減少を補う必要があるため、トナーを現像器ユニットに補給するトナー補給ユニット(排出側ユニットに相当)を設けている。このようなトナー補給ユニットとして、トナー補給容器に収容されたトナーを、スクリュー等に撹拌しながらトナー補給部に移送し、トナー補給部に形成された排出口から排出し、現像器ユニットに形成された受入口を介して補給する構成がある。
特開2007−279532号公報
しかしながら、トナー補給ユニットの排出口と、現像器ユニットとの間には、わずかではあるが、隙間が形成される。従って、排出口から排出されるトナーが飛散して、隙間を介して漏れてしまい装置内を汚染するという問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、トナー受け渡し時におけるトナー漏れを抑制することが可能な画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る画像形成装置は、
トナーが収容される排出側ユニットと、
前記排出側ユニットから排出されるトナーを受け入れる受入側ユニットと、を備え、
前記排出側ユニットは、収容されたトナーを排出するための排出口を備え、
前記受入側ユニットは、前記排出口から排出されるトナーを受け入れるための受入口を備え、
前記排出側ユニットと前記受入側ユニットのいずれか一方のユニットには、中空のトナー通路が形成されると共に、前記一方のユニット内外に対して出没可能な出没部材が設けられ、前記出没部材が前記一方のユニットから他方のユニット側へ突出したときに、前記排出口と前記受入口とを前記トナー通路を介して連通させることを特徴とするものである。
かかる構成による画像形成装置の作用・効果を説明する。この構成によると、トナーは排出側ユニットの排出口から排出されて、受入側ユニットの受入口を介して供給される。また、排出ユニットと受入側ユニットのいずれか一方に出没部材が設けられる。出没部材には中空のトナー通路が形成され、このトナー通路を介して、排出側ユニットから受入側ユニットへとトナーが供給される。トナーを排出するときは、出没部材が一方のユニットから他方のユニットへと突出した状態になる。従って、ユニット間に形成される隙間にトナーは飛散することなく、出没部材を介して受入側ユニット側へ供給することが可能になる。その結果、トナー受け渡し時におけるトナー漏れをさらに抑制することが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明において、前記排出側ユニットは、前記排出口を開閉するための第1シャッターを備え、前記受入側ユニットは、前記受入口を開閉するための第2シャッターを備え、前記第1シャッターと前記第2シャッターの双方が開いたときに、前記出没部材が前記他方のユニット側に突出することが好ましい。
そして、排出口と受入口をそれぞれ開閉可能にするシャッターを設け、両方のシャッターが排出口と受入口をともに開放する位置に移動した場合に、出没部材を介してトナーが現像器ユニットに補給される。この場合、トナーの排出が開始されるときに出没部材が突出するので、不用意に出没部材が他方のユニット側に突出することがなく、出没部材の動作を確実に行わせることができる。
本発明において、前記排出口の周囲に配置される第1シール部材と、前記受入口の周囲に配置される第2シール部材と、を備えていることが好ましい。
かかるシール部材を設けることで、排出口や受入口の周囲からトナーが漏れることを抑制することができる。
本発明において、前記他方のユニットに配置される前記第1シール部材又は前記第2シール部材は、前記出没部材が前記他方のユニット側に突出したときに、前記トナー通路の入口部分が前記他方のユニット側に当接する箇所に配置されていることが好ましい。
出没部材が突出したときに、トナー通路の入口部分が第1シール部材又は第2シール部材に当接することで、トナー通路外へのトナーの漏れを抑制することができる。また、第1シール部材又は第2シール部材に当接させることで、出没部材の突出姿勢を定めることができる。
本発明に係る前記出没部材には、傾斜部が形成されており、前記第1シャッターまたは前記第2シャッターの閉動作時に前記傾斜部に当接することで、前記出没部材を突出状態から退避させることが好ましい。
シャッターを閉じるときには出没部材を退避させる必要がある。上記のような傾斜部を設けることで、シャッターを閉じるときに傾斜部にシャッターが当接して、出没部材を退避させることができる。すなわち、シャッターの閉じ動作に連動して出没部材を退避させることができる。
コピー・ファクシミリ複合機の内部構成の概略図 現像器ユニット及びトナー補給器ユニットの内部構成を示す拡大断面図 現像器ユニット及びトナー補給器ユニットの概略部分断面図を示す図 トナー補給器ユニットの装着動作を示す図 トナー補給器ユニットの装着動作を示す図 シール部材の別実施形態を示す図
本発明に係る画像形成装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。本発明に係る画像形成装置を装備するコピー・ファクシミリ複合機100は、図1にその内部構成の概略断面図を示す。すなわち、機台本体(装置本体)1、該機台本体1に装着される現像器ユニット(受入側ユニットに相当)2、及び該現像器ユニット2にトナーを補給するトナー補給器ユニット(排出側ユニットに相当)3からなる。
機台本体1には現像器ユニット2やトナー補給器ユニット3を含む画像形成装置からなる画像形成部101が配設されている。さらに、機台本体1にはその底部に記録用紙を順次供給する給紙カセット102が、画像形成部101の上方に排紙トレイ103がそれぞれ配設されている。なお、図示しないが、コピー・ファクシミリ複合機100は、排紙トレイ103の上方に、フラットベッドスキャナとして機能する画像読取部、及び画像読取りや記録の開始等を入力するための操作パネルが配設されている。
給紙カセット102は、各種サイズの記録用紙を貯蔵しており、記録用紙を1枚ずつ搬送路104へ繰り込むようになっている。搬送路104には一対のレジストローラ41が設けられており、記録用紙が搬送姿勢を調整されて画像形成部101へ搬送される。搬送路104には搬送ローラ42が適宜設けられており、画像形成部101にて画像が形成された記録用紙が搬送され、排紙トレイ103へ排出される。このように、給紙カセット102から搬送路104に沿って画像形成部101に記録用紙が搬送され、該画像形成部101により画像や文字等が記録用紙に記録されて、排紙トレイ103に排紙される。
画像形成部101は、感光体ドラム11の周囲に配設された帯電デバイス12、LEDヘッド13、現像器ユニット2、転写ローラ14、及びクリーニングブレード15と、トナー補給器ユニット3と、感光体ドラム11の下流側の搬送路104に配設された定着デバイス16とから構成されている。
感光体ドラム11は、表面に有機感光体による光導電膜が形成され、図示しない駆動源により所定速度で回転するものであり、帯電デバイス12により一定電圧に帯電される。帯電デバイス12は、所謂スコロトロン帯電器と呼ばれる非接触のコロナ帯電方式のものである。なお、帯電デバイス12には、非接触のコロナ帯電方式に代えて接触型のローラ帯電方式等、他の帯電デバイスを採用してもよい。
LEDヘッド13は、LEDアレイを記録画素数だけ並設し、該LEDアレイが発した光をセルフォック(登録商標)レンズアレイで感光体ドラム11の表面に結像する所謂自己発光型のプリンタヘッドであり、前記感光体ドラム11に対して画像情報に基づいて感光体ドラム11の表面を選択的に露光して、該表面に静電潜像を形成するものである。帯電デバイス12により帯電された感光体ドラム11の表面は、LEDヘッド13により露光されることにより表面電位が減衰し、露光されていない部分との電位差により静電潜像が形成される。また、画像情報は、例えばフラットベッドスキャナとして機能する前記画像読取部が読み取った原稿の画像が電気信号としてLEDヘッド13に送信されるようになっている。なお、露光デバイスとしては、LEDヘッド13の他に半導体レーザを用いた走査光学系のものを採用してもよい。
現像器ユニット2は、トナー微粒子とキャリアからなる2成分トナーを用いる現像手段をユニット化したものであり、その現像機能が劣化した場合に新しいものと交換可能なように、機台本体1に着脱自在に装着されている。現像器ユニット2は、図3に示すように、そのトナー受入部に、トナー補給器ユニット3から補給されるトナーを受け入れる受入口21と、該受入口21を開閉可能にスライドする第2シャッター22と、受入口21を閉鎖する方向に第2シャッター22を付勢するコイルバネ23とを備えている。コイルバネ23は、その一端がシャッター22に、他端が現像器ユニット2の外観を構成し受け入れたトナーを収容するトナー受入容器24にそれぞれ係止されている。現像器ユニット2の機台本体1に対する脱着動作は、図2における左方向を装着方向、その逆方向である右方向を離脱方向として行われる。
受入口21と第2シャッター22の間に第2シール部材200が配置されている。この第2シール部材200は、受入口21の周囲に配置されている。第2シール部材200は、エラストマー等の弾性部材により形成される。第2シール部材200により、受入口21と第2シャッター22の間からのトナー漏れを抑制することができる。
トナー補給器ユニット3は、現像器ユニット2にトナーを補給するトナー補給手段をユニット化したものであり、そのトナー補給機能が低下した場合に新しいものと交換可能なように、機台本体1に着脱自在に装着されている。トナー補給器ユニット3は、そのトナー補給部に、現像器ユニット2に補給するトナーを排出する排出口31と、該排出口31を開閉可能にスライドする第1シャッター32と、排出口31を閉鎖する方向にシャッター32を付勢するコイルバネ33とを備えている。コイルバネ33は、その一端がシャッター32に、他端がトナー補給器ユニット3の外観を構成し補給するトナーを収容するトナー補給容器34にそれぞれ係止されている。
排出口31と第1シャッター32の間に第1シール部材300が配置されている。この第1シール部材300は、排出口31の周囲に配置されている。第1シール部材300は、エラストマー等の弾性部材により形成される。第1シール部材300により、排出口31と第1シャッター32の間からのトナー漏れを抑制することができる。
転写ローラ14は、図1に示すように、EPDM発泡体からなるローラであり、搬送路104の対向位置において感光体ドラム11に圧接されてなり、不図示の電気回路からバイアス電圧が印加されるようになっている。給紙カセット102から搬送路104を経て供給された記録用紙を感光体ドラム11及び転写ローラ14がニップしてバイアス電圧が印加されることにより、該感光体ドラム11の表面に形成されたトナー画像が記録用紙へ転写される。
クリーニングブレード15は、転写後の感光体ドラム11に圧接され、不図示の電気回路から定電圧が印加されることにより、感光体ドラム11の表面に残留したトナーや紙粉を除去するとともに静電潜像を消去するものである。これにより、感光体ドラム11の表面が清掃されて連続使用が可能となる。なお、クリーニングブレードの他に、クリーニングローラ等を用いる他の接触方式や非接触方式によるクリーニング法も採用でき、また、クリーニング部材を用いないクリーニングレス方式とすることもできる。
定着デバイス16は、搬送路104の対向位置に夫々配置された加熱ローラ17及び加圧ローラ18からなり、搬送路104を搬送された記録用紙上のトナー画像を加熱及び加圧して固定するものである。加熱ローラ17の表面はヒータにより所定の温度に維持されており、該加熱ローラ17に加圧ローラ18が所定の圧力で圧接されている。トナー画像が転写された記録用紙が、該加熱ローラ17と加圧ローラ18とにニップされることにより記録用紙上のトナーが溶融されて固定される。このように構成された画像形成部101により、前記画像読取部で読み取られた原稿の画像が記録用紙上に形成されるようになっている。
<ユニットの詳細構成>
現像器ユニット2およびトナー補給器ユニット3の詳細構成を図2、図3により説明する。なお、図3は、現像器ユニット2およびトナー補給器ユニット3の双方が装着完了した状態を示している。
次に、現像器ユニット2の構成についてさらに説明する。現像器ユニット2は、トナーとキャリアからなる2成分トナーを用いるものであり、感光体ドラム11に対向して配置される現像スリーブ25と、トナーを収容する前記トナー受入容器24と、規制ブレード26と、トナー受入容器24に収容されたトナーを攪拌しながら移送させる2本のスクリュー27、28及びパドル29と、を具備している。スクリュー27、28及びパドル29により攪拌移送されたトナーが現像スリーブ25に対して供給され、現像スリーブ25の表面上に担持されたトナーが感光体ドラム11に供給される。該感光体ドラム11の表面上の静電潜像をトナーにて現像されることにより、トナー画像が形成される。
次に、現像器ユニット2のトナー受入部の構成について説明する。図2及び図3に示すように、トナー受入部において、トナー受入容器24の筐体上面を形成する上面壁には、トナー補給器ユニット3から補給されるトナーを受け入れる受入口21が形成されており、該受入口21を開閉可能にスライドする平板状の第2シャッター22が設けられている。第2シャッター22には、受入口21と同じ程度の大きさの開口22aが穿設されている。第2シャッター22は、その側部に形成された突起(不図示)がトナー受入容器24の上面壁に形成され平行に延びるガイド孔(不図示)に案内されつつ摺動して、トナー受入容器24の上面に沿ってスライドする。このようにして、シャッター22は、その開口22aが受入口21の上方に位置し受入口21を完全に開放する受入口開放位置(トナー補給可能位置)と、開口22aが受入口21の上方に位置せず受入口21を覆って閉鎖(閉塞)する受入口閉鎖位置(退避位置)との間の所定区間を現像器ユニット2の本体を構成するトナー受入容器24に対し相対的にスライド移動可能に構成されている。
さらに、シャッター22は、引張コイルバネ23により受入口21を閉鎖する方向(図中右方向)に常時付勢されている。コイルバネ23は、その一端がシャッター22と一体的に形成されたコイルバネ係止片22bに、他端がトナー受入容器24の係止部24aに、それぞれ係止されている。なお、コイルバネ係止片22bは、トナー受入容器24の側面壁24bと当接することにより、シャッター22の現像器ユニット2に対する相対的な図中右方向へのスライド移動を規制するストッパとしての機能も有している。なお、当該シャッター22のスライド規制は、前記突起とガイド孔によっても行われる。
次に、トナー補給器ユニット3についてさらに説明する。トナー補給器ユニット3は、現像器ユニット2と略同一長さ寸法(幅寸法)を有し、トナーを収容する前記トナー補給容器34と、トナーカートリッジ等のトナー収容部(不図示)からトナーを攪拌しながらトナー補給部に移送するスクリューと、を具備している。トナー補給器ユニット3は、そのトナー補給部が現像器ユニット2のトナー受入部の直上に位置するように、機台本体1の所定位置に装着される。
トナー補給器ユニット3は、トナー補給部において、トナー補給容器34の筐体下面を形成する下面壁に、機台本体1の所定位置に装着されたとき(図3参照。)その直下に位置する現像器ユニット2の受入口21と対応させて、排出口31が形成されている。この排出口31を開閉可能にスライドする平板状の第1シャッター32が設けられている。シャッター32には、排出口31より大きな開口32aが穿設されており。シャッター32は、その側部に形成された突起(不図示)がトナー補給容器34の下面壁に形成され平行に延びるガイド孔(不図示)に案内されつつ摺動して、トナー補給容器34の下面に沿ってスライドする。このようにして、シャッター32は、その開口32aが排出口31の下方に位置し排出口31を完全に開放する排出口開放位置(トナー補給可能位置)と、開口32aが排出口31の下方に位置せず排出口31を覆って閉鎖(閉塞)する排出口閉鎖位置(退避位置)との間の所定区間をトナー補給器ユニット3の本体を構成するトナー補給容器34に対し相対的にスライド移動可能に構成されている。
さらに、シャッター32は、圧縮コイルバネ33により排出口31を閉鎖する方向(図中左方向)に常時付勢されている。コイルバネ33は、その一端がシャッター32と一体的に形成されたコイルバネ係止片32bに、他端がトナー補給容器34の底面壁に一体的に形成されたコイルバネ係止片34aに、それぞれ係止されている。そして、コイルバネ33は、自由長より圧縮されて係止されることにより、その伸張する方向に付勢力を弾性的に付与している。また、シャッター32には、下方に向かって突出する突出片32cが一体的に形成されている。シャッター22の端部22cとシャッター32の突出片32cとは連動手段を構成する。
トナー補給器ユニット3の内部には、スクリュー35、パドル36,37が配置され、収容されているトナーを攪拌しながら排出口31の方向へ搬送させる。
現像器ユニット2には、出没部材50が設けられている。出没部材50は、支軸50a周りにコイルバネ51(付勢部材)により図3の時計方向に付勢されている。出没部材50には、排出口31と受入口21とを連通させる中空のトナー通路50bが形成されている。図3において、出没部材50は、トナー補給器ユニット3側に突出した状態であり、トナー通路50bの入口部分が排出口31の周囲に取り付けられている第1シール部材300の中央部分301に当接している。これにより、排出口31から排出されるトナーは確実にトナー通路50bへと案内され、周囲に漏れないようにすることができる。第1シール部材300は、排出口31の周囲に取り付けられており、第2シール部材200と同じ材質で形成することができる。
トナー通路50bの外側周囲には、傾斜面50c,50d(傾斜部に相当)が形成されている。第1シャッター32あるいは第2シャッター22が閉じるときに、この傾斜面50cを押すことで、出没部材50を待避させることができる。
<動作>
次に、トナー補給器ユニット3を機台本体1から取り外した状態から装着完了するまでの動作を説明する。
図4は、トナー補給器ユニット3を装着する前の状態を示す図である。現像器ユニット2の方は、引っ張りコイルバネ23が縮む方向に作用するため、第2シャッター22は、図4の右方向に付勢されている。このとき第2シャッター22の開口22aは、受入口21の右側に外れた位置にあり、従って、第2シャッター22は閉鎖した状態にある。また、出没部材50も第2シャッター22の下面に当接した状態、すなわち、現像器ユニット2の内部に待避した状態になっている。
一方、トナー補給器ユニット3の方は、コイルバネ33の作用により、第1シャッター32が図4の左方向に付勢されている。従って、第1シャッター32の開口32aは、排出口31の左側に外れた位置にあり、従って、第1シャッター32は閉鎖した状態にある。
この状態からトナー補給器ユニット3を装着する。すなわち、図4の左側方向へトナー補給器ユニット3を移動させていくと、第1シャッター32の係止片32cが第2シャッター22の端部22cに当接する。引き続きトナー補給器ユニット3を装着していくと、係止片32cが端部22cを押していき、第2シャッター22を徐々に開く方向へ移動させていく。なお、コイルバネ33の付勢力の方がコイルバネ23の付勢力よりも大きくなるように設定されているので、第1シャッター32の方は移動せず、第2シャッター22の方だけが開いていく。
図5は、第2シャッター22が完全に開いた状態を示している。第2シャッター22の開口22aと受入口21が向かい合っている状態である。第2シャッター22の受入口21が開くことで、出没部材50が少し時計方向に回転する。また、第1シャッター32の開口32aも受入口21に向かい合う位置に来ているが、排出口31はまだ受入口21の位置に到達していない。
図5の位置で第1シャッター32の先端の端部32dが機台本体1に設けられたストッパー1aに当接する。従って、第1シャッター32は、これ以上、移動できない状態になる。この状態から更にトナー補給器ユニット3を挿入していくと第1シャッター32以外の部分が図5の左側に移動する。このとき、係止片34aによりコイルバネ33が徐々に圧縮されていく。例えば、係止片34aが突出片32cに当接した時点でトナー補給器ユニット3の装着が完了する。
このとき、排出口31が受入口21とちょうど向かい合う位置にくる。また、出没部材50がコイルバネ51の付勢力により更に時計方向に回転しようとし、図3に示すように、出没部材50がトナー補給器ユニット3側に突出した状態になる。これにより、トナー通路50bを介して排出口31と受入口21が連結される。
トナー補給器ユニット3を装着した状態で、トナー補給器ユニット3の底面側と、現像器ユニット2の上面側には、隙間が形成されているが、出没部材50を設けていることで、上記隙間にトナーが飛び散ることはないので、周辺部分を汚染することがない。また、受入口21と排出口31が向かい合った時にトナー通路50bにより連結されるので、出没部材50の動作を確実に行わせることができる。
トナー補給器ユニット3を取り外す時は、上記と逆の順序の動作が行われる。図3の状態からトナー補給器ユニット3を右側に移動させると図5の状態になる。さらに、右側に移動させると、第1シャッター32も右側に移動するが、出没部材50の傾斜面50cと第1シャッター32の開口32aが当接し、傾斜面50cを押しながら第1シャッター32が移動する。これにより、出没部材50は、反時計方向に回転し待避する方向に移動する。
第1シャッター32の突出片32cと第2シャッター22の端部22cとの当接状態が解除されると、コイルバネ23の復元力により、第2シャッター22が図5の右側に移動する。このとき、第2シャッター22の開口22aと傾斜面50cが当接し、傾斜面50cを押しながら第2シャッター22が移動する。これにより、出没部材50は、さらに反時計方向に回転し、現像器ユニット2内に収容された状態に復帰する。
<シール部材の変形例>
図6は、第1シール部材300の変形例を示す図である。第1シール部材300の中央部分301は、厚さを薄く構成している。中央部分301を薄く構成しているため、第1シャッター32及び出没部材50に対する接触面積を低減でき、これによって、第1シャッター32及び出没部材50の移動を円滑に行わせることが可能である。
<シャッターの別実施形態>
上記実施形態では、傾斜面50dは、出没部材50における現像器ユニット2内への収容動作に寄与しなかったが、例えば、下記の構成を採用することによって、傾斜面50dを活用可能である。つまり、第1シャッター32の開閉動作を、トナー補給器ユニット3の脱着動作と連動させず、レバー操作により行わせ、かつ、第1シャッターの閉じ方向を図3において左方向(開き方向を右方向)とする。上記構成によれば、トナー補給器ユニット3の装着動作が完了した時点では、第2シャッターのみ開き、レバー操作によって第1シャッターが開く。
また、トナー補給器ユニット3の引き出し動作の際には、事前に、レバー操作によって第1シャッター32を図3において左方向に移動させる。このとき、第1シャッター32の開口32aが傾斜面50dに当接し、傾斜面50dを押しながら第1シャッター32が移動する。この後に、トナー補給器ユニット3の引き出し動作を行い、これに伴い、第2シャッター22が傾斜面50cを押しながら閉じ動作を行う。
<その他の実施形態>
本実施形態では、出没部材50を現像器ユニット2側に配置しているが、これをトナー補給器ユニット3側に配置してもよい。
2 現像器ユニット
3 トナー補給器ユニット
21 受入口
22 第2シャッター
23 コイルバネ
31 排出口
32 第1シャッター
33 コイルバネ
50 出没部材
50b トナー通路
50c 傾斜面
200 第2シール部材
300 第1シール部材

Claims (5)

  1. トナーが収容される排出側ユニットと、
    前記排出側ユニットから排出されるトナーを受け入れる受入側ユニットと、を備え、
    前記排出側ユニットは、収容されたトナーを排出するための排出口を備え、
    前記受入側ユニットは、前記排出口から排出されるトナーを受け入れるための受入口を備え、
    前記排出側ユニットと前記受入側ユニットのいずれか一方のユニットには、中空のトナー通路が形成されると共に、前記一方のユニット内外に対して出没可能な出没部材が設けられ、前記出没部材が前記一方のユニットから他方のユニット側へ突出したときに、前記排出口と前記受入口とを前記トナー通路を介して連通させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記排出側ユニットは、前記排出口を開閉するための第1シャッターを備え、
    前記受入側ユニットは、前記受入口を開閉するための第2シャッターを備え、
    前記第1シャッターと前記第2シャッターの双方が開いたときに、前記出没部材が前記他方のユニット側に突出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排出口の周囲に配置される第1シール部材と、前記受入口の周囲に配置される第2シール部材と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記他方のユニットに配置される前記第1シール部材又は前記第2シール部材は、前記出没部材が前記他方のユニット側に突出したときに、前記トナー通路の入口部分が前記他方のユニット側に当接する箇所に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記出没部材には、傾斜部が形成されており、前記第1シャッターまたは前記第2シャッターの閉動作時に前記傾斜部に当接することで、前記出没部材を突出状態から退避させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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