JP2006301529A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純な構成でトナー等の消耗品を収容する消耗品供給体の適切な再利用を図る。
【解決手段】RFタグ33を有するトナーカートリッジ30が画像形成装置1に着脱自在に装着された際、RFタグ33から送信された識別情報を受信するリーダ/ライタ16と、識別情報と比較する比較情報を記憶する記憶部17と、比較情報と識別情報とを比較し、比較結果に応じてトナーカートリッジ30からのトナーの供給を許可する判断を行う制御部11とを備え、トナーの供給を許可した後にRFタグ33のメモリ333に記憶されている識別情報を消去する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、トナーを収容するトナーカートリッジ等の消耗品を収容する消耗品供給体が着脱自在に装着されるプリンタや複写機等の画像形成装置に関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置は、装着されたトナーカートリッジから画像形成に用いるトナーが供給される。このトナーカートリッジには、画像形成装置に装着された状態で現像槽として機能するタイプや、画像形成装置に一時的に装着されてトナーを現像槽に全て補充した後にすぐに取り外されるタイプ等がある。トナーの供給が完了したトナーカートリッジは、画像形成装置から取り外されて業者等に回収され、新たにトナーが補充されて再利用される。
トナーカートリッジは、例えば画像形成装置からトナー補給の要求が表示装置に表示された際にユーザが装着する。トナーカートリッジは、コスト削減等の理由から複数種類のトナーを収容するのに共通して使用されている。したがって、ユーザがトナーカートリッジを誤装着する可能性が高く、画像形成装置に画像形成に適さないトナーが補給されて画像形成が行われた際には、画像品質等が変化してしまう問題があった。
そこで、トナーカートリッジに識別情報を送信するRFタグ等を付し、受信した識別情報からトナーの適切性を判断する構成の画像形成装置がある。この画像形成装置は、トナーカートリッジが装着された際に、RFタグによって送信された識別情報から、装着されたトナーカートリッジが適切なトナーを収容しているか否かを判断し、適切なトナーではないと判断した際は、収容されているトナーが適切ではない旨等を表示装置に表示し、画像形成を禁止する。
このトナーカートリッジは、使用後に業者等に回収されて再び新たなトナーが補充されて再利用されるが、他の種類のトナーが補充されて再利用される問題があった。これは、トナーカートリッジを完全に使用した後もRFタグ等から常に同一の識別情報が送信されてしまうからである。適正ではない他の種類のトナーを用いて画像形成が行われると画像品質が変化し、また画像形成装置の故障の原因ともなる。
そのため、近年の画像形成装置には、使用済みのトナーカートリッジが不適正なトナーを補充した状態で再利用されないように、使用終了後のトナーカートリッジにおいて、識別情報を使用できないようにした構成のものがある(例えば、特許文献1参照。)。この画像形成装置は、トナーカートリッジに付されたRFタグからユーザID、乱数データ、暗号化データ等からなる識別情報受信し、乱数データを用いて暗号化した暗号化データと識別情報に含まれる暗号化データとを比較してトナーカートリッジに収容されたトナーが適正であるか否かを判断する。収容していたトナーを供給してトナーカートリッジの使用が完了した際、RFタグに記憶されている識別情報の暗号化データを使用不可にし、画像形成装置において暗号化データの比較が行えないように構成されている。
さらに、特許文献1の画像形成装置には、収容された全てのトナーがなくなってトナーカートリッジの使用が完了する前に、トナーカートリッジを回収し、画像形成に適切でないトナーを補充して再利用することを防止すべく、識別情報にトナーカートリッジの使用情報(印字枚数情報、トナー残量情報)を暗号化したデータを含んだ構成を備えたものもある。この画像形成装置は、この識別情報に含まれる使用情報からトナーカートリッジが不正にトナーが補充されて再利用されているかを判断する。
例えば、RFタグに記憶されている印字枚数情報は、トナーカートリッジが装着された状態で画像形成装置が画像形成を行う毎にカウントアップされる。印字枚数情報は、業者によってトナーカートリッジが回収されて、トナーが補充される際に初期値に戻される。そのため、使用情報が初期値に戻されずにトナーカートリッジが使用され続けた場合、印字枚数情報は増加し続けるので、単一のトナーカートリッジに収容されたトナー量では不可能な印字枚数となる。この場合に画像形成装置は、不正にトナーが補充されて再利用されていると判断し、このトナーカートリッジの使用を禁止する。
また、特許文献1の画像形成装置には、画像形成装置本体側で各トナーカートリッジの使用情報を記憶して管理する構成を備えたものもある。
特開2004−93693号公報
しかしながら、上述の特許文献1の構成では、使用情報を画像形成を行う毎等に定期的に更新しなければならず、画像形成装置に負荷がかかる。また、画像形成装置に一時的に装着してトナーを現像槽に全て充填した後にすぐに取り外されるタイプのトナーカートリッジでは、使用情報を用いることができない。しかも、このタイプのトナーカートリッジは、画像形成装置に装着と同時にトナーが現像層に供給開始されるので、装着した後に識別情報を確認していたのでは間に合わない。
この発明の目的は、単純な構成でトナー等の消耗品を収容する消耗品供給体の適切な再利用を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を備えている。
(1)消耗品を収容する消耗品供給体が着脱自在に装着される装着部と、
前記装着部に装着された前記消耗品供給体が通信手段を介して送信した識別情報を受信する通信部と、
前記識別情報と比較する比較情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部から読み出した前記比較情報と前記通信部が受信した識別情報とを比較し、比較結果に応じて前記消耗品供給体からの前記消耗品の供給を許可する比較部と、
前記消耗品の供給が開始されたか否かを判断し、判断結果に応じて前記通信手段を通信を不能にする通信切断部と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、消耗品供給体が装着部に装着された際に通信手段から受信した消耗品供給体の識別情報と、記憶部から読み出した比較情報とが比較される。この比較結果から消耗品供給体が画像形成に適正なトナーを収容していると判断した場合に消耗品の供給が許可されて消耗品が画像形成装置に供給される。したがって、消耗品が画像形成装置に供給開始される前に識別情報が判断されるので、不適正な消耗品が画像形成装置に供給されることが防止される。
また、消耗品の供給が開始された際に通信手段との通信が切断される。そのため、切断された以降は通信手段から識別情報が送信されず、画像形成装置に消耗品の供給が禁止された状態となる。したがって、識別情報が送信されない消耗品供給体に再び消耗品が補充されても、画像形成装置に消耗品が供給されない。さらに、消耗品供給体の使用が完全に終了する前に通信が切断されるので、使用途中に消耗品供給体に新たな消耗品が補充されても画像形成装置への装着が禁止される。
(2)前記通信切断部は、前記比較部による比較結果に応じて前記消耗品の供給が開始されたか否かを判断することを特徴とする。
この構成においては、消耗品供給体が装着部に装着された際に通信手段から受信した消耗品供給体の識別情報と、記憶部から読み出した比較情報とが比較された比較結果から消耗品の供給が開始されたと判断される。これは、消耗品の供給の許可は比較結果に基づいて行われ、許可がされると消耗品の供給が開始されるからである。したがって、センサ等の検知手段を用いて消耗品が画像形成装置に供給開始されたか否かを判断する必要がない。
(3)前記通信部は、前記通信手段であるRFタグから送信された前記識別情報を受信するリーダ/ライタであることを特徴とする。
この構成においては、消耗品供給体に備えられるRFタグから識別情報が送信され、画像形成装置に備えられるリーダ/ライタによって識別情報が受信される。したがって、無線によって識別情報が送受信されるので通信のための構成が単純になる。
(4)前記消耗品供給体が前記装着部に装着される際に、前記通信手段に接続され且つ電力を供給する電源ラインを備え、
前記消耗品供給手段は、前記通信手段と前記電源ラインとの間に接続されるヒューズを備え、
前記通信切断部は、前記消耗品の供給が開始されたと判断した際に前記電源ラインに過電流を供給して前記通信手段に備えられたヒューズを溶断することを特徴とする。
この構成においては、消耗品供給体が装着部に装着された際に本体装置の電源ラインに接続されて通信手段が起動した後に識別情報が送信される。また、通信切断部によって、消耗品の供給が開始された際に電源ラインに過電流が流される。そのため、電源ラインに接続されるヒューズが溶断されるので、その後に通信手段に電源が供給されなくなり、通信が不能となる。
(5)前記通信切断部は、前記消耗品の供給が開始されたと判断した際に前記通信手段に識別情報を消去すべき旨の情報を前記通信部に送信させ、
前記通信手段は、前記識別情報を消去すべき旨の情報を受信した際に該記憶手段から該識別情報を消去することを特徴とする。
この構成においては、通信切断部によって、通信部を介して識別情報を消去すべき旨の情報が送信され、通信手段によって記憶手段に記憶されている識別情報が消去される。したがって、消去された消耗品供給体から識別情報が送信されないので、通信手段との通信が切断された状態と等しい状態になる。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)トナーの供給が開始された際に通信手段との通信を切断することによって、使用途中の消耗品供給体の再利用も防止することができるので、回収業者が消耗品供給体を回収して適切な消耗品を再度補充して通信切断を解除した後でなければ消耗品供給体を再利用することができない。したがって、単純な構成で使用済みの消耗品供給体の適切な再利用を図ることができ、画像品質を維持することができる。
(2)比較部による比較結果に応じて消耗品の供給が開始されたか否かを判断することによって、検知手段を新たに設ける必要がなく、コストアップを抑制しつつ単純な構成で消耗品の供給が開始されたか否かを判断することができる。
(3)RFタグ、リーダ/ライタを用いて通信を行うことによって、単純な構成で通信を行うことができる。また、通信可能範囲内であれば、消耗品供給体が画像形成装置に完全に装着される直前であっても識別情報を送受信できるので、消耗品供給体の画像形成装置への装着の可否を制御して消耗品の供給の許可をすることができる。
(4)消耗品が画像形成装置に供給開始された際、過電流を流してヒューズを溶断することによって、容易に通信手段との通信を切断することができる。
(5)消耗品が画像形成装置に供給開始された際、通信手段に備えられた記憶手段に記憶されている識別情報を消去することによって、単純な構成で通信手段との通信が切断された状態と等しい状態にできる。
以下、この発明の最良の実施形態に係る画像形成装置を図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。この発明の本体装置である画像形成装置1は、画像データに基づいて用紙(OHP等の記録媒体を含む)に画像形成を行う。画像形成装置1は、制御部11、画像読取部12、画像形成部13、操作部14、表示部15、リーダ/ライタ16及び記憶部17等から構成されている。
制御部11は、本体装置の全体の動作を制御する。画像読取部12は、図示しないスキャナユニット等から構成され、原稿の画像情報を読み取る。画像形成部13は、読み取った画像情報及び図示しないネットワーク等から送信された画像情報に基づいて用紙にトナー(本発明の消耗品に相当する。)を用いて画像形成を行う。
操作部14は、図示しない複数のキー等から構成され、ユーザからの画像形成要求等の入力を受け付ける。表示部15は、例えば液晶ディスプレイ装置があり、本体装置の動作状況やユーザへの警告等を表示する。この発明の通信部であるリーダ/ライタ16は、RFID(Radio Frequency Identification)を構成する一部であり、電磁波を用いて、後述するトナーカートリッジに取り付けられたRFタグに内蔵したメモリに記憶された情報を非接触で読み書きする情報媒体である。記憶部17は、例えばHDDがあり、識別情報と比較するための比較情報を記憶している。
図2(A),(B)は、画像形成装置1の外観の一部を示す拡大図である。画像形成装置1の側壁の一部には、トナー供給部20(本発明の装着部に相当する。)が備えられている。トナー供給部20は、トナー供給口21、供給口開閉板22、挿入口23、センサ24及びガイド溝25等から構成され、トナーカートリッジ30から供給されるトナーを現像槽40に導く。トナー供給口21は、トナーカートリッジ30の図示しない接続口に接続される。また、トナー供給口21は、トナーカートリッジ30の接続口に接続されていない状態においては、供給口開閉板22によって閉じられている。
供給口開閉板22は、ガイド溝25に沿って図2に示す摺動方向である矢印Y方向に摺動自在であり、矢印Y方向に図示しないばねによって付勢されている。供給口開閉板22は、矢印Y方向の摺動によってトナー供給口21を開閉し、またトナー供給口21を完全に閉じた状態でロック機構50によって摺動がロック(禁止)される。ロック機構50は、ロック爪51、ソレノイド52等から構成されている。
ロック爪51は、L字形状を呈し、揺動自在に支持されている。このロック爪51は、トナー供給口21が完全に閉じられた状態において一端51Aが供給口開閉板22の係止部22Aに係合して供給口開閉板22の摺動をロックする。また、ロック爪51は、他端51Bが供給口開閉板22の摺動方向に直交する方向に付勢されている。ソレノイド52は、ロック爪51の一端51A側に接続され、ON・OFFによってロック爪51を揺動させて供給口開閉板22の摺動のロック及びロックの解除を行う。ソレノイド52は、ドライバ60を介して接続された制御部11によってON・OFFが制御される。
この発明の消耗品供給体であるトナーカートリッジ30は、補給用のトナーを収容し、トナー供給口21を介して現像槽40に供給する。また、トナーカートリッジ30は、接続口開閉板31、当接板32及びRFタグ33を備えている。接続口開閉板31は、矢印Y方向への摺動により接続口を開閉する。当接板32は、トナーカートリッジ30が本体装置に装着される際に供給口開閉板22に当接して矢印Y方向に摺動させる。
RFタグ33は、RFIDを構成する一部であり、識別情報をトナーカートリッジ30が本体装置に装着される際にリーダ/ライタ16に送信する。識別情報は、トナーカートリッジ30に収容されているトナーの種類等の情報を含んでいる。制御部11は、リーダ/ライタ16で受信された識別情報に基づいてトナーカートリッジ30に収容さているトナーが装置における画像形成処理に適したものであるか否かを判断し、適していると判断した際はソレノイド52をONして供給口開閉板22の摺動を許可する。
図3は、リーダ/ライタ16及びRFタグ33の構成を示すブロック図である。リーダ/ライタ16は、アンテナ161及び制御回路162等から構成されている。アンテナ161は、RFタグ33に情報を磁界に乗せて送信し、またRFタグ33から送信された磁界を受信する。制御回路162は、送信及び受信の制御を行い、RFタグ33から送信された磁界に含まれる情報を取り出す。
RFタグ33は、アンテナ331、制御回路332及びメモリ333(本発明の記憶手段に相当する。)等から構成されている。アンテナ331は、リーダ/ライタ16から送信された磁界を受信し、またリーダ/ライタ16に送付すべき情報を磁界に乗せて送信する。
アンテナ331は、磁界を受信した際に共振により電力を発生させる。この電力により、制御回路332、メモリ333が起動する。したがって、リーダ/ライタ16から磁界の送信がなくなると制御回路332及びメモリ333は動作が停止する。制御回路332は、受信した磁界から取り出した情報に基づいて処理を行う。メモリ333は、識別情報を記憶している。なお、本実施形態では、磁界を用いて送受信を行っているが、電波を用いてもよい。
挿入口23は、図4(A)に示すように、トナーカートリッジ30がトナー装着部20に装着される際に最初に挿入され、トナーカートリッジ30の接続口開閉板31のみを固定支持する。
図4(A)〜図4(C)は、トナーカートリッジ30が本体装置に装着される際の手順を示している。図4(A)は、トナーカートリッジ30が最初に本体装置に装着された状態、つまり挿入口23に挿入された状態を示している。図4(B)は、トナーの供給が許可された状態、つまり供給口開閉板22のロックが解除された状態を示している。この状態で、ユーザがトナーカートリッジ30(当接板32)を矢印Y方向に摺動させることで、供給口開閉板22も矢印Y方向に摺動して図4(C)に示す状態となる。図4(C)は、トナーカートリッジ30が本体装置に完全に装着された状態、つまりトナーカートリッジ30の接続口と供給口21とが接続された状態を示している。
センサ24は、接触式のセンサであり、挿入口23に接続口開閉板31が載置されたか否かを検出し、トナーカートリッジ30が本体装置に装着されようとしているか否かを検出する。また、センサ24は、接続された制御部31に検出結果を出力する。
トナーカートリッジ30は、本体装置に装着された際に収容されている全てのトナーを現像槽40に補給した使用終了後に回収業者に回収される。また、制御部11は、一回でトナーカートリッジ30が収容するトナー全てを補給できる量にまで現像槽40内のトナーが減少した際に表示部13にトナーを補給すべき旨の表示を行う。現像槽40内のトナーの量の検出は図示しないセンサ等を用いて行う。
図5は、トナーカートリッジ30の装着の許可を判断する手順を示す流れ図である。制御部11は、センサ24に基づいて検出結果から図4(A)に示す状態のようにトナーカートリッジ30が挿入口23に挿入されたか否かを判断し(S1)、挿入されたと判断するまで待機する。S1において、トナーカートリッジ30が挿入されたと判断した場合は、リーダ/ライタ16に識別情報の送信すべき旨の情報を乗せた磁界を送信させる(S2)。その後、リーダ/ライタ16によってRFタグ33からの磁界が受信されたか否かを判断し(S3)、受信されるまで待機する。
この時、RFタグ33において、アンテナ331がリーダ/ライタ16からの磁界を受信する。また、共振によってアンテナ331に発生した電力により制御回路332、メモリ333が起動する。制御回路332は、受信された磁界から識別情報を送信すべき旨の情報を取り出す。次に、この情報に基づいてメモリ333から記憶情報を読み出して磁界に乗せてアンテナ331から送信(返信)する。
その後、制御部11は、S3においてRFタグ33からの磁界が受信されたと判断した場合は、リーダ/ライタ16から磁界の送信を停止し(S4)、受信した磁界から識別情報を取り出す(S5)。次に、記憶部17から比較情報を読み出し(S6)、識別情報と比較情報とを比較する(S7)。その後、S7で比較した比較結果からトナーカートリッジ30に収容されているトナーが適正なトナーか否かを判断する(S8)。S8において、トナーが不適正であると判断した場合は、表示部15に例えば他のトナーカートリッジ30を装着するように促す表示を出力し(S9)、処理を終了する。これにより、不適正なトナーが誤って供給されることを防止することができる。
一方、S7において、トナーが適正であると判断した場合は、図4(B)に示す状態となるようにソレノイド52をONして供給口開閉板22のロックを解除する(S10)。これにより、ユーザがトナーカートリッジ30を図4(B)に示す状態から図4(C)示す状態に摺動させて本体装置に完全に装着させることができる。
次に、制御部11は、リーダ/ライタ16に識別情報を消去すべき旨の情報を磁界に乗せて送信させる(S11)。さらに、リーダ/ライタ16によってRFタグ33からの磁界が受信されたか否かを判断し(S12)、受信されるまで待機する。S12において、RFタグ33からの磁界が受信されたと判断した場合は、受信した磁界から情報を取り出す(S13)。取り出した情報からRFタグ33に記憶されている識別情報が消去されたか否かを判断し(S14)、消去されていないと判断した場合は、S11の処理に戻る。
この時、RFタグ33においてアンテナ331がリーダ/ライタ16からの磁界を受信し、アンテナ331に発生した電力により制御回路332が起動する。起動した制御回路332は、受信された磁界から識別情報を消去すべき旨の情報を取り出す。次に、この情報に基づいてメモリ333から記憶情報を消去し、消去を行った旨の情報を磁界に載せてアンテナ331から送信(返信)する。
その後、制御部11は、S14において識別情報が消去されたと判断した場合は、リーダ/ライタ16からの磁界の送信を停止し(S15)、センサ24の検出結果からトナーカートリッジ30が本体装置から取り外されたか否かを判断し(S16)、取り外されるまで待機する。S16において、トナーカートリッジ30が取り外されたと判断した場合は、ソレノイド52をOFFして供給口開閉板22をロックし(S17)、処理を終了する。
これにより、使用済みのトナーカートリッジ30は、識別情報が再びメモリ333に記憶されるまで本体装置に装着されない。使用済みのトナーカートリッジ30は、適正な新たなトナーが補充され、リーダ/ライタを備えた書込装置を用いてRFタグ33のメモリに再び識別情報を記憶した後に再び出荷される。
また、トナーの供給が許可された後にRFタグ33の識別情報は消去されるので、トナーカートリッジ30の使用途中に再びトナーを補充して再利用することも防止するこができる。
したがって、回収業者が使用済みのトナーカートリッジ30を回収して適正なトナーを再び補充して通信切断を解除した後でなければ、使用済みのトナーカートリッジ30を再利用することができないので、単純な構成で使用済みの消耗品供給体の適切な再利用を図ることができ、画像品質を維持することができる。
本実施形態では、RFタグ33のメモリ333に記憶された識別情報を消去しているが、識別情報が消去されていれば適正な識別情報を送信することができないので、通信が切断された状態と等しい状態となる。
また、本実施形態では、トナーカートリッジ30に収容されているトナーが適正であると判断し、供給口開閉板22のロックを解除した後(トナー供給が許可された後)に、RFタグ33の識別情報を消去している。これは、トナーの供給の許可は比較結果に基づいて行われ、許可がされるとトナーの供給が開始されるからである。したがって、新たに検知手段を設ける必要がなく、コストアップを抑制しつつ単純な構成でトナーの供給が開始されたか否かを判断することができる。
さらに、本実施形態では、RFタグ33及びリーダ/ライタ16を用いて通信を行っているので、単純な構成で通信を行うことができる。また、通信可能範囲内であれば、消耗品供給体が画像形成装置に完全に装着される直前であっても識別情報を送受信できるので、消耗品供給体の画像形成装置への装着の可否を制御して消耗品の供給の許可をすることができる。
なお、本実施形態では、RFタグ33の識別情報を消去しているが特にこれに限定されるものではなく、リーダ/ライタ16とRFタグ33との通信を切断できればよい。例えば、識別情報の送信を禁止する情報をリーダ/ライタ16から送信し、RFタグ33のメモリ333に送信禁止情報を記憶させ、その後にRFタグ33が識別情報を送信すべき旨の情報を受信しても識別情報の送信を禁止することで、本体装置との通信を切断してもよい。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と略同様の構成であるが、図6(A),(B)に示すように、識別情報の送信をトナーカートリッジ30に備えられたカートリッジ制御部35を用いて行っている。カートリッジ制御部35は、電源ライン80及び通信ライン81に接続され、トナーカートリッジ30が挿入口23に挿入された際、挿入口23の内周に設けられた電源ライン70及び通信ライン71に接続される。
電源ライン80及び通信ライン81は、図6(A),(B)の斜線部に示すようにカートリッジ制御部35から当接板32及び接続口開閉板31に延びている。また、電源ライン80及び通信ライン81は、図6(B)に示すようにカートリッジ30の接続口が開放された状態で当接板32と接続口開閉板31との間において切断された状態となる。また、電源ライン80とカートリッジ制御部35との間にヒューズ82が接続されている。
電源ライン70は、挿入口23の内周面に配置され、電力を供給する図示しない電源供給部に接続されている。電源供給部は、接続された制御部11の指令に応じた値の電力をカートリッジ制御部35に供給する。通信ライン71は、図示しない通信装置を介して制御部11に接続されている。
図7は、トナーカートリッジ30の装着の許可を判断する手順を示す流れ図である。制御部11は、センサ24の検出結果からトナーカートリッジ30が挿入口23に挿入されたか否かを判断し(S51)、挿入されたと判断するまで待機する、S51において、トナーカートリッジ30が挿入されたと判断した場合は、電力の供給を開始し(S52)、通信装置に通信ライン71,81を介して識別情報を送信すべき旨の情報を送信させる(S53)。その後、通信装置によって識別情報が受信されたか否かを判断し(S54)、受信されるまで待機する。
この時、カートリッジ制御部35は、通信ライン71、81を介して識別情報を送信すべき旨の情報を受信し、カートリッジ制御部35に備えられた図示しないメモリから記憶情報を読み出して通信ライン71、81を介して送信(返信)する。
その後、制御部11は、S54においてカートリッジ制御部35からの識別情報が受信されたと判断した場合は、識別情報を取り出し(S55)、記憶部17から比較情報を読み出す(S56)。次に、識別情報と比較情報とを比較する(S57)。その後、S57で比較した比較結果に基づいてトナーカートリッジ30に収容されているトナー適正なトナーか否かを判断する(S58)。S58において、トナーが不適正であると判断した場合は、表示部15に例えば他のトナーカートリッジ30を装着するように促す表示を出力し(S59)、処理を終了する。
一方、S58において、トナーが適切であると判断した場合は、ソレノイド52をONして供給口開閉板22のロックを解除する(S60)。
次に、制御部11は、電力制御部からカートリッジ制御部35に供給している電力量を所定の溶断量に増大させる(S61)。これによって、電源ライン80とカートリッジ制御部35の間に接続されているヒューズ82が溶断される。なお、所定の溶断量は、ヒューズ82を溶断できる量であればよい。
その後、センサ24によってトナーカートリッジ30が本体装置から取り外されたことが検出されたか否かを判断し(S62)、取り外されるまで待機する。S62において、トナーカートリッジ30が取り外されたことが検出されたと判断した場合は、ソレノイド52をOFFして供給口開閉板22をロックし(S63)、処理を終了する。
これにより、容易にトナーカートリッジ30に備えられた通信手段であるカートリッジ制御部35の通信を切断することができ、また上述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 同画像形成装置の外観の一部を示す拡大図である。 リーダ/ライタ及びRFタグの構成を示すブロック図である。 トナーカートリッジが本体装置に装着される際の手順を示す説明図である。 トナーカートリッジの装着の許可を判断する手順を示す流れ図である。 同画像形成装置の外観の一部を示す拡大図である。 トナーカートリッジの装着の許可を判断する手順を示す流れ図である。
符号の説明
1−画像形成装置
11−制御部
16−リーダ/ライタ
17−記憶部
30−トナーカートリッジ
33−RFタグ
50−ロック機構
80−電源ライン
81−通信ライン
82−ヒューズ
333−メモリ

Claims (5)

  1. 消耗品を収容する消耗品供給体が着脱自在に装着される装着部と、
    前記装着部に装着された前記消耗品供給体が通信手段を介して送信した識別情報を受信する通信部と、
    前記識別情報と比較する比較情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部から読み出した前記比較情報と前記通信部が受信した識別情報とを比較し、比較結果に応じて前記消耗品供給体からの前記消耗品の供給を許可する比較部と、
    前記消耗品の供給が開始されたか否かを判断し、判断結果に応じて前記通信手段を通信を不能にする通信切断部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記通信切断部は、前記比較部による比較結果に応じて前記消耗品の供給が開始されたか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記通信部は、前記通信手段であるRFタグから送信された前記識別情報を受信するリーダ/ライタであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記消耗品供給体が前記装着部に装着される際に、前記通信手段に接続され且つ電力を供給する電源ラインを備え、
    前記消耗品供給手段は、前記通信手段と前記電源ラインとの間に接続されるヒューズを備え、
    前記通信切断部は、前記消耗品の供給が開始されたと判断した際に前記電源ラインに過電流を供給して前記通信手段に備えられたヒューズを溶断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記通信切断部は、前記消耗品の供給が開始されたと判断した際に前記通信手段に識別情報を消去すべき旨の情報を前記通信部に送信させ、
    前記通信手段は、前記識別情報を消去すべき旨の情報を受信した際に該記憶手段から該識別情報を消去することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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