JP2014180595A - 汚染土壌の処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】汚染物質を濃縮した土壌の更なる減容化を図ることが可能な汚染土壌の処理方法を提供する。
【解決手段】第1の湿式水力分級機3を用いて、汚染土壌から分級された第1の分級点を超える粒径範囲の処理土を第1の破砕機4で破砕することで、汚染土壌に含まれる粘土塊を解泥する。これにより、土壌粒子の表面に付着していて、汚染物質を高濃度に含んでいる細粒分を汚染物質の含有量の少ない粗粒分から離すことができる。また、第1の破砕機4で破砕されたあとの処理土を第2の湿式水力分級機5を用いて分級する。これにより、汚染物質が多く付着した所定の粒径範囲の土壌を分離する。
【選択図】図1

Description

本発明は、重金属汚染土または放射性物質汚染土を含む汚染土壌を処理する方法に関する。
従来、汚染土壌の処理方法として、例えば、浄化促進粒による機械的摩擦洗浄によって汚染土壌を処理する方法がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、粒径2mm未満の細粒土壌(汚染土壌)を、細粒土壌より粒径が大きい浄化促進粒と共に浄化槽に入れ、洗浄水を供給して撹拌しながら水洗することによって細粒土壌表面の汚染物質を浄化促進粒によって擦り落としていた。
また、従来から、泥状の汚染土壌を処理する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載の技術では、泥状の汚染土壌に生石灰を混合して放置し粒状塊を含む処理土を生成し、この処理土を第1の分級手段によって3mm〜100mmの粒径範囲に分級し、分級された処理土を破砕し、破砕された処理土を3mm〜80mmの粒径範囲に分級し、分級された処理土を水洗していた。
また、汚染土壌の処理方法として、土壌に液体を添加して洗浄する方法が知られている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載の技術では、汚染物質を吸着する能力を有する微粒子を、土壌及び液体と共に撹拌し、汚染土壌を吸着した微粒子を、所定粒径以下の土壌粒子と共に分級していた。
特許第4595099号明細書 特許第4825649号明細書 特開2011−183380号公報
重金属汚染土または放射性汚染物質汚染土を含む汚染土壌を処理する方法が求められている。従来の方法では、減容化が不十分であった。
本発明は、汚染物質を濃縮した土壌の更なる減容化を図ることが可能な汚染土壌の処理方法を提供することを目的とする。
本発明の汚染土壌の処理方法は、重金属によって汚染された重金属汚染土又は放射性物質によって汚染された放射性物質汚染土を含む汚染土壌を処理する方法であって、第1の湿式水力分級機を用いて汚染土壌から分級された第1の分級点を超える粒径範囲の処理土を第1の破砕機で破砕する工程と、第1の破砕機で破砕されたあとの処理土を、第1の湿式水力分級機とは異なる第2の湿式水力分級機を用いて分級する工程と、第2の湿式水力分級機で分級された第2の分級点を超える粒径範囲の処理土を回収する回収工程と、を含むことを特徴としている。
本発明の汚染土壌の処理方法では、第1の湿式水力分級機を用いて、汚染土壌から分級された第1の分級点を超える粒径範囲の処理土を第1の破砕機で破砕することで、汚染土壌に含まれる粘土塊を解泥することができる。これにより、重金属や放射性汚染物質に接触可能な土壌粒子の表面積を増加させ、土壌粒子に付着する汚染物質の量を増大させることができる。また、本発明の汚染土壌の処理方法では、第1の破砕機で破砕されたあとの処理土を第2の湿式水力分級機を用いて分級するので、汚染物質が多く付着した所定の粒径範囲の土壌を分離することができる。これにより、汚染物質を濃縮して、汚染土壌を減容化することができる。粉砕には、「土粒子の塊か土粒子分を分離して細かくすること」や「土粒子そのものを砕き細かくすること」を含み、前者の具体例として「粗粒分と細粒分を含み土粒子の塊から、粗粒分と細粒分とを分離する解泥」、後者の具体例として「土粒子の表面を削り取り、細粒分を造粒する磨洗」等がある。
汚染土壌の処理方法は、第1の湿式水力分級機を用いて分級された第1の分級点以下の粒径範囲の処理土、及び、第2の湿式水力分級機を用いて分級された第2の分級点以下の粒径範囲の処理土を、遠心分離機を用いて分級する工程と、遠心分離機で分級された第3の分級点を超える粒径範囲の処理土を、第1の湿式水力分級機を用いて再度分級する工程と、を含んでいてもよい。
このような汚染土壌の処理方法によれば、第1の湿式水力分級機を用いて分級された処理土、及び、第2の湿式水力分級機を用いて分級された処理土を合わせて、遠心分離機を用いて分級し、遠心分離機で分級された第3の分級点を超える粒径範囲の処理土を、第1の湿式水力分級機を用いて再度分級するので、所定の粒径範囲の土壌粒子の表面に汚染物質を付着させて分離することができる。これにより、汚染物質を濃縮して、汚染土壌を減容化することができる。
汚染土壌の処理方法は、原料の汚染土壌を、機械式分級機を用いて、第1の分級点よりも大きい第4の分級点で、予め分級する工程と、機械式分級機を用いて分級された第4の分級点を超える粒径範囲の処理土を回収する工程と、機械式分級機を用いて分級された第4の分級点以下の粒径範囲の処理土を、第1の湿式水力分級機を用いて分級する工程と、を含んでいてもよい。
このような汚染土壌の処理方法によれば、機械式分級機を用いて、原料の汚染土壌を予め分級し、この分級された処理土を、第1の湿式水力分級機を用いて分級するので、汚染物質が多く付着した所定の粒径範囲の土壌をより好適に分離することができる。これにより、汚染物質を濃縮して、汚染土壌を減容化することができる。
また、本発明の汚染土壌の処理方法は、遠心分離機を用いて分級された第3の分級点以下の粒径範囲の処理土を、沈降濃縮分級機を用いて、回収する工程を含んでいてもよい。
このような汚染土壌の処理方法によれば、沈降濃縮分級機を用いて回収するので、所定の粒径範囲の土壌粒子の表面に汚染物質を付着させて分離することができる。これにより、汚染物質を濃縮して、汚染土壌を減容化することができる。
本発明によれば、汚染物質を濃縮した土壌の更なる減容化を図ることが可能な汚染土壌の処理方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る汚染土壌の処理方法が適用される汚染土壌処理装置を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る汚染土壌の処理方法の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る汚染土壌の処理方法が適用される汚染土壌処理装置を示す概略図である。 ハイメッシュセパレータの平面図である。 ロックウォッシャーの斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各実施形態において、同一の機能を有する部分について同一の符号を付し、重複する説明は省略することがある。
本発明の実施形態に係る汚染土壌の処理方法は、重金属によって汚染された重金属汚染土、又は放射性物質によって汚染された放射性汚染土を含む汚染土壌の処理に適用される。重金属汚染土に含まれる重金属としては、例えば、鉛、カドミウムが、挙げられる。放射性物質汚染土に含まれる放射性物質としては、例えば、セシウムが挙げられる。
(第1実施形態)
まず、汚染土壌の処理方法が適用される汚染土壌処理装置について説明する。図1では、第1実施形態に係る汚染土壌の処理方法が適用される汚染土壌処理装置を示している。図1に示す汚染土壌処理装置1は、原料の汚染土を予め分級する機械式分級機2(第1の分級機)と、機械式分級機2で分級された処理土を分級する第1の湿式水力分級機3(第2の分級機)と、第1の湿式水力分級機3で分級された処理土を破砕する第1の破砕機4と、第1の破砕機4で破砕された処理土を分級する第2の湿式水力分級機5(第3の分級機)と、を備えている。
汚染土壌処理装置1は、第1の湿式水力分級機3によって分級された処理土、及び、第2の湿式水力分級機5によって分級された処理土を合わせて分級する遠心分離機6(第4の分級機)と、遠心分離機6で分級された処理土を回収する沈降濃縮分級機7(第5の分級機)とを有する。
また、汚染土壌処理装置1は、第2の湿式水力分級機5で分級されて取り除かれた処理土を回収し、回収された処理土を破砕する第2の破砕機8を備えている。
(機械式分級機)
機械式分級機2は、原料の汚染土を予め分級する。機械式分級機2で分級される土壌の粒子径は、例えば100μm〜100mm(大程度の粒子径、第4の分級点)とすることができる。機械式分級機2で分級される粒子径は、湿式水力分級機3,5で分級される粒子径よりも大きい。機械式分級機2として、例えば、振動揺動篩(振動スクリーン)、又はトロンメルなどを使用することができる。機械式分級機2の処理能力は、例えば150t/h(大程度の処理能力)とすることができる。機械式分級機2は、篩を用いて、所定の大きさを有する固形物を分離することで分級する。
本実施形態の機械式分級機2は、原料の汚染土から、例えば、2mm(第4の分級点)を超える粒径範囲の固形物(粗粒分)を除去する。2mmを超える粒径範囲の固形物は、回収され、一時的に貯留される。2mmを超える粒径範囲の固形物が除去された処理土は、第1の湿式水力分級機3に供給される。
(第1の湿式水力分級機)
第1の湿式水力分級機3は、機械式分級機2で分級された処理土を分級する。第1の湿式水力分級機3で分級される土壌の粒子径は、例えば50μm〜1000μm(中程度の粒子径、第1の分級点)とすることができる。第1の湿式水力分級機3としては、例えば、ハイメッシュスセパレータやドラムスクラバーなどを使用することができる。第1の湿式水力分級機3の処理能力は、例えば、150t/h(中程度の処理能力、または機械式分級機2と同程度の処理能力)とすることができる。第1の湿式水力分級機3は、液体と共に処理土を撹拌し流通しながら分級する。
本実施形態の第1の湿式水力分級機3は、機械式分級機2で分級された処理土から、例えば、0.075mm(第1の分級点)を超える粒径範囲の固形物を除去する。0.075mmを超える粒径範囲の固形物を含む処理土は、第1の破砕機4に供給される。0.075mm以下の粒径範囲の処理土は、遠心分離機に供給される。なお、第1の湿式水力分級機3では、第1の分級点である0.075mm以下の粒径範囲の処理土が遠心分離機6に供給されるが、その処理土には0.075mmを超える粒径範囲の固形物が少量であるが含まれている。
(第1の破砕機)
第1の破砕機4は、第1の湿式水力分級機3で分級された処理土を破砕する。第1の破砕機4としては、例えば、ロックウォッシャー、又はミキサー式解泥機などを使用することができる。第1の破砕機4は、処理土を破砕することで、粗粒分と細粒分とを含む土粒子の塊を解泥して、粒子を細分化し、細かい粒子分を増量する。第1の破砕機4は、処理土及び水を混合し、処理土を破砕する。第1の破砕機4によって破砕された処理土は、第2の湿式水力分級機5に供給される。
(第2の湿式水力分級機)
第2の湿式水力分級機5は、第1の破砕機4で破砕された処理土を分級する。第2の湿式水力分級機5で分級される土壌の粒子径は、例えば50μm〜1000μm(中程度の粒子径、第2分級点)とすることができる。第1の湿式水力分級機3としては、例えば、ハイメッシュスセパレータやドラムスクラバーなどを使用することができる。第2の湿式水力分級機5の処理能力は、例えば、150t/h(中程度の処理能力、または機械式分級機2と同程度の処理能力)とすることができる。
本実施形態の第2の湿式水力分級機5は、第1の破砕機4で分級された処理土から、例えば、0.075mm(第2の分級点)を超える粒径範囲の固形物を除去する。0.075mmを超える粒径範囲の固形物は、回収され、一時的に貯留される。0.075mm以下の粒径範囲の処理土は、遠心分離機6に供給される。なお、第2の湿式水力分級機5では、第2の分級点である0.075mm以下の粒径範囲の処理土が遠心分離機6に供給されるが、その処理土には0.075mmを超える粒径範囲の固形物が少量であるが含まれている。
(遠心分離機)
遠心分離機6は、第1の湿式水力分級機3によって分級された処理土、及び、第2の湿式水力分級機5によって分級された処理土を分級する。遠心分離機6で分級される土壌の粒子径は、例えば10μm〜500μm(小程度の粒子径、第3の分級点)とすることができる。遠心分離機6としては、例えば、湿式サイクロンを使用することができる。遠心分離機の処理能力は、例えば、101.5t/h(小程度の処理能力)とすることができる。遠心分離機6は、流体と共に処理土を流通させ旋回させながら分級する。
本実施形態の遠心分離機6は、第1の湿式水力分級機3によって分級された処理土、及び、第2の湿式水力分級機5によって分級された処理土から、例えば、0.075mm(第3の分級点)を超える粒径範囲の固形物を除去する。0.075mmを超える粒径範囲の固形物を含む処理土は、第1の湿式水力分級機3に再度、供給される。0.075mm以下の粒径範囲の処理土は、沈降濃縮分級機7に供給される。一般的に遠心分離機6は湿式水力分級機3,5に比べて処理能力は低いが、分級精度は高い。遠心分離機6では、第1の湿式水力分級機3及び第2の湿式水力分級機5の処理土に少量であるが含まれる0.075mmを超える粒径範囲の固形物を、再度第3の分級点である0.075mmを超える粒径範囲の固形物を除去することで、より分級精度が高く0.075mm以下の粒径範囲の処理土を得ることができる。
(沈降濃縮分級機)
沈降濃縮分級機7は、遠心分離機6によって分級された処理土を回収する。沈降濃縮分級機7では、供給された処理土を全て回収することを目的としているが、例えば粒子径が100μm以下(極小程度の粒子径)の粒子は、水と共に排出される。沈降濃縮分級機7としては、例えば、湿式シックナーを使用することができる。沈降濃縮分級機7は、液体と共に処理土を貯留し、処理土を凝集沈殿して液体から分離する。
本実施形態の沈降濃縮分級機7は、遠心分離機6によって分級された処理土を凝集沈殿させて分離回収する。例えば、2μmを超える粒径範囲の固形物を凝集沈殿させることで処理土を回収する。
(第2の破砕機)
第2の破砕機8は、機械式分級機2で分級されて取り除かれ回収された処理土、及び、第1の湿式水力分級機3で分級されて取り除かれ回収された処理土を破砕する。例えば、回収された処理土の放射能濃度が基準値を超えている場合に、回収された処理土を第2の破砕機8によって破砕する。
第2の破砕機8としては、例えば、ジェットポンプ洗浄機などを使用することができる。第2の破砕機8は、処理土を破砕することで、土壌粒子の表面を磨洗し、粒子表面を削り取り、細かい粒子分を増量する。第2の破砕機8は、処理土及び水を混合し、処理土を破砕する。第2の破砕機8によって破砕された処理土は、第2の湿式水力分級機5に供給される。なお、第2の破砕機8によって破砕された処理土を、第1の湿式水力分級機3に供給してもよい。
(処理方法)
次に、汚染土壌の処理方法について、図2を参照して説明する。まず、原料の放射性汚染土(及び/又は重金属汚染土)を受入れる(ステップS1:受入工程)。次に、受け入れた汚染土を機械式分級機2で分級する(ステップS2:第1の分級工程)。次に、機械式分級機2で分級したオーバー分を回収する(ステップS3:第1の回収工程)。分級したオーバー分とは、分級点を超える粒径範囲の処理土をいう。
機械式分級機2で分級したアンダー分を第1の湿式水力分級機3で分級する(ステップS4:第2の分級工程)。分級したアンダー分とは、分級点以下の粒径範囲の処理土をいう。次に、第1の湿式水力分級機3で分級したオーバー分を第1の破砕機4で破砕する(ステップS5:第1の破砕工程)。ステップS5では、土壌粒子を破砕することで解泥し、粗粒分と細粒分とを分離する。ステップS5で破砕された処理土は、第2の湿式水力分級機5に供給される。
次に、第1の破砕機4で破砕した処理土を第2の湿式水力分級機5で分級する(ステップS6:第3の分級工程)。次に、第2の湿式水力分級機5で分級したオーバー分を回収する(ステップS7:第2の回収工程)。ステップS7では、分級点を超える粒径範囲の処理土を回収する。
次に、第1の湿式水力分級機3で分級したアンダー分、及び第2の湿式水力分級機5で分級したアンダー分を遠心分離機6で分級する(ステップS8:第4の分級工程)。次に、遠心分離機6で分級したオーバー分を第1の湿式水力分級機3で再分級する(ステップS9:再分級工程)。ステップS9の再分級は、ステップS4の分級と併せて実施してもよい。ステップS9で再分級したオーバー分は、第1の破砕機4で再度破砕される(ステップS5)。ステップS9で再分級したアンダー分は、遠心分離機6で再度分級される(ステップS9)。
次に、遠心分離機6で分級したアンダー分を沈降濃縮分級機7で回収する(ステップS9:沈降濃縮分級機を用いて回収する工程)。ここでは、沈降分離された処理土が回収され、上澄み水は、放流される。
このような本実施形態の汚染土壌の処理方法によれば、第1の湿式水力分級機3を用いて、汚染土壌から分級された処理土を第1の破砕機4で破砕するので、汚染土壌に含まれる粘土塊を解泥することができる。これにより、処理土の粒子を細分化して粒子の表面積の合計を増やし、土壌粒子に付着する汚染物質の量を増大させることができる。
本実施形態の汚染土壌の処理方法では、第1の破砕機4で破砕し解泥されたあとの処理土を第2の湿式水力分級機5を用いて分級するので、汚染物質が多く付着した所定の粒径範囲の土壌を分離して回収することができる。これにより、汚染物質を濃縮して、汚染土壌を減容化することができる。
本実施形態の汚染土壌の処理方法によれば、第1の湿式水力分級機3を用いて分級したアンダー分の処理土、及び、第2の湿式水力分級機5を用いて分級したアンダー分の処理土を合わせて、遠心分離機6を用いて分級し、遠心分離機6で分級したオーバー分の処理土を、第1の湿式水力分級機3を用いて再度分級するので、第1の湿式水力分級機3及び第2の湿式水力分級機5で取り除くことができなかったオーバー分の処理土を再度、分級して取り除くことができる。これにより、汚染物質を濃縮して、汚染土壌を好適に減容化することができる。
本実施形態の汚染土壌の処理方法では、機械式分級機2を用いて原料の汚染土壌を予め分級し、この分級された処理土を第1の湿式水力分級機3によって分級するので、第1の湿式水力分級機3に処理土を投入する前に、大きな粒子を取り除くことができる。
本実施形態の汚染土壌の処理方法によれば、沈降濃縮分級機7を用いて回収するので、所定の粒径範囲の土壌粒子の表面に汚染物質を付着させることで、汚染物質を高濃度に含んでいる細粒分を汚染物質の含有量の少ない粗粒分から分離して汚染土壌として回収することができる。これにより、汚染物質を濃縮して、汚染土壌を減容化することができる。
本実施形態の汚染土壌の処理方法によれば、機械式分級機2で分級したオーバー分、第2の湿式水力分級機5で分級したオーバー分をそれぞれ回収するので、汚染物質が濃縮した汚染土壌と分離して、汚染濃度の低い土壌を回収することができる。本実施形態の汚染土壌の処理方法によれば、汚染土壌を減容化できるので、汚染濃度の低い土壌を多く回収することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る汚染土壌の処理方法について説明する。図3は、第2実施形態に係る汚染土壌の処理方法が適用された汚染土壌処理装置を示す概略図である。
図3に示す第2実施形態に係る汚染土壌処理装置11は、集められた汚染土を一時的に貯留する(ステップS1:受入工程)。汚染土壌処理装置11には、貯留された汚染土101が供給される原料ホッパー12が設けられている。貯留された汚染土101は、例えばバックホー13によって運搬されて、原料ホッパー12に投入される。
原料ホッパー12には、定量フィーダが設けられ、汚染土が定量で排出される。原料ホッパー12から排出された汚染土は、コンベア14によって搬送されて、ドラムスクラバー15に供給される。
(ドラムスクラバー)
ドラムスクラバー15は、供給された汚染土を解泥する。ドラムスクラバー15は、軸周りに回転する円筒体を有する。汚染土は、例えば、水、鉄球などと共に円筒体に投入される。円筒体が回転することで、内部の汚染土、水、鉄球が撹拌されて、汚染土が解泥される。これにより、汚染土の粒径を小さくすることができる。ドラムスクラバー15で解泥されて、得られた処理土は、トロンメル(回転篩)16に供給される。
(トロンメル:機械式分級機)
トロンメル16は、供給された処理土を分級する(ステップS2)。トロンメル16は、軸周りに回転する円筒体を有する。円筒体の周壁には、複数の貫通孔が形成されている。円筒体の周壁に設けられた貫通孔の内径は、例えば2mmである。処理土は、円筒体の内部に供給され、円筒体が回転することで、内部の処理土が撹拌される。粒径範囲が2mm以下の土壌の粒子は、円筒体の周壁の孔から排出される。粒径範囲が2mm以下の処理土は、ハイメッシュセパレータ17に供給される。
トロンメル16の円筒体内に供給された処理土のうち粒径が2mmを超えるものは、円筒体内を搬送されて、円筒体の長手方向の端部の開口から排出される。粒径範囲が2mmを超える処理土は、回収される(ステップS3)。回収して得られた処理土102は、一時的に貯留される。
(ハイメッシュセパレータ:第1の湿式水力分級機)
図4に示すように、ハイメッシュセパレータ(スパイラル分級機)17は、撹拌搬送羽根であるスクリューコンベア18を備えている。スクリューコンベア18は、回転軸回りに回転可能に支持されている。スクリューコンベア18の下部側にはプール19が設けられ、プール19内には、水が貯められている。スクリューコンベア18の下部側は、沈降層であるプール19の水中に配置されている。また、ハイメッシュセパレータ17は、スクリューコンベア18の回転速度を変更することで、プール19内に沈降する粒子の粒度分布を調整することができる。
ハイメッシュセパレータ17では、プール19内の水位を調整可能な構成となっている。ハイメッシュセパレータ17は、プール19の水位を調整することにより、プール19内に沈降する粒子の粒度分布を調整することができる。
ハイメッシュセパレータ17では、プール19に供給される水の供給水量を調整可能な構成となっている。ハイメッシュセパレータ17、供給水量を調整することにより、プール19内に沈降する粒子の粒度分布を調整することができる。
プール19には連続、または断続的に水が供給されていて、オーバーフローした水がプール19の外に排出されている。
トロンメル16を通過した2mm以下の粒子を含む土壌粒子は、プール19内に投入される。プール19内に投入された土壌粒子は、水中に沈降する。スクリューコンベア18が回転軸18a回りに回転することによりプール19内の土壌粒子が、図面右方向である搬送方向に向けて搬送され、搬送されると同時に水中で掻き乱され洗われる。土壌粒子中の不純物や微粒分の一部はオーバーフローした水とともにプールの外に排出される。オーバーフローした水と共に、粒径範囲が例えば0.075mm(分級点)以下の粒子は、サイクロン分級機27に供給される。
スクリューコンベア18における土壌粒子の搬送方向終端部には、バケットコンベア20が設けられている。バケットコンベア20は、所定の回転軸回りに回転するバケット20aを有する。バケット20aは、土壌粒子の搬送方向に延在する所定の回転軸回りに回転し、プール19内を移送された土壌粒子を掻き上げる。
バケット20aのさらに側方には脱水スクリーン(脱水機)21が設けられている。バケット20aによって掻き上げられた土壌粒子は、脱水スクリーン21上に排出される。脱水スクリーン21は、振動篩いを有し、土壌粒子を搬送しながら、水分を除去する。脱水スクリーン21で脱水された土壌粒子は、ロックウォッシャー22に供給される。
(ロックウォッシャー:第1の破砕機)
図5に示されるように、ロックウォッシャー22は、処理土及び水が供給される貯留槽23を有する。貯留槽23には、一対の回転軸24が設けられている。回転軸24の周面には、径方向の外側に張出す羽根部25が設けられている。一対の回転軸24は、互いに異なる回転方向に回転される。一対の回転軸24が回転されることで、貯留槽23内の処理土が撹拌されると共に、羽根部25同士の間に挟まれた処理土が互いに擦れ合うことで、土壌粒子の表面に付着した細粒分が解泥されて、粒子が小さくなる。
(ハイメッシュセパレータ:第2の湿式水力分級機)
ハイメッシュセパレータ26は、上記のハイメッシュセパレータ17と同様の構成である。ハイメッシュセパレータ26で分級したオーバー分は、回収される。回収して得られた処理土103は、貯留される。回収された処理土103の放射能濃度が測定される。放射能濃度が基準値以下である場合には、浄化された砂/砂礫として、有効利用される。放射能濃度が基準値を超える場合には、回収された処理土103をハイメッシュセパレータ26に戻して再度処理を行ってもよい。
(サイクロン分級機:遠心分離機)
サイクロン分級機(液体サイクロン)27は、ハイメッシュセパレータ17,26で分級したアンダー分を分級する。サイクロン分級機27は、先細り形状の円筒体を有する。サイクロン分級機27の円筒体は、下方に向かうほど内径が小さくなっている。サイクロン分級機27には、液体(例えば水)及び処理土が供給される。供給された液体及び処理土は、円筒体内で旋回し、粒子径の小さいものが、円筒体の中央上方から排出され、粒子径の大きいものが、円筒体の周壁内面に沿って下降し、円筒体の下端から排出される。サイクロン分級機27で分級されたオーバー分は、ハイメッシュセパレータ17に供給され、再度分級される。サイクロン分級機27で分級されたアンダー分は、シックナー28に供給される。
(シックナー:沈降濃縮分級機)
シックナー28には、サイクロン分級機27で分級したアンダー分が供給され、凝集沈殿した土壌粒子を回収する。シックナー28は、処理土、及び水が供給される沈降層を有する。沈降層に凝集沈殿材が供給され、土壌粒子が凝集沈殿して回収される。沈降層の上澄み水は、水処理カラム29によって処理されて装置外に放流される。沈降層内で沈殿し回収された処理土は、脱水機30に供給される。脱水機30で脱水された処理土104(脱水汚泥)は、貯留されて仮置きされる。
(ジェットポンプ洗浄機:第2の破砕機)
ハイメッシュセパレータ26で分級して回収されたオーバー分の処理土103の放射能濃度が基準値を超える場合には、処理土をジェットポンプ洗浄機31によって、磨洗してもよい。水及び処理土を貯留する貯留槽内に、ジェットポンプから噴出した水流を発生させることで、処理土の磨洗を行い、粒子表面を削り取る。粒子表面が削り取らされた処理土は、ハイメッシュセパレータ26に戻され再度処理される。
(処理土の質量収支)
次に、本実施形態の汚染土壌の処理方法における処理土の処理フローチャートについて質量収支とともに一例について説明する。ドラムスクラバー15に供給される汚染土101として、放射能濃度が12,000Bq/kgであり100wt%の汚染土101をドラムスクラバー15に供給する。
トロンメル16で分級したオーバー分として、放射能濃度が1,500Bq/kgであり、10wt%の処理土102である2mm以上の礫を回収する。トロンメル16で分級したアンダー分として、放射能濃度が13,170Bq/kgであり90wt%の処理土を、ハイメッシュセパレータ17に供給する。ハイメッシュセパレータ17に供給される90wt%の処理土の内訳は、砂が70wt%、泥が20wt%である。トロンメル16では、粒径2mmを超える土壌がオーバー分として回収される。この処理土の放射能濃度は、1,500Bq/kgであったが、より低い放射能濃度としたい場合は、分級点をより大きくすればよい。
ハイメッシュセパレータ17で分級したアンダー分として、放射能濃度が35,000Bq/kgであり25wt%の処理土を、サイクロン分級機27に供給する。サイクロン分級機27に供給される25wt%の処理土の内訳は、砂が10wt%、泥が15wt%である。ハイメッシュセパレータ17では粒径0.075mm以下のアンダー分が排出される。この排出された処理土の放射能濃度は、35,000Bq/kgであったが、より高い放射能濃度としたい場合は、分級点をより小さくすればよい。
ハイメッシュセパレータ17で分級したオーバー分として、放射能濃度が6,800Bq/kgであり65wt%の処理土をロックウォッシャー22に供給する。ロックウォッシャー22に供給される65wt%の処理土の内訳は、砂が60wt%、泥が5wt%である。ロックウォッシャー22では、破砕工程により、例えば、粒径が0.075mm以下の粒子である新たな微粒分が造粒される。
更に、ハイメッシュセパレータ26で分級したアンダー分として、放射能濃度が29,540Bq/kgであり10wt%の処理土を、サイクロン分級機27に供給する。ハイメッシュセパレータ26からサイクロン分級機27に供給される10wt%の処理土の内訳は、砂が5wt%、泥が5wt%であり、この10wt%の処理土には、ロックウォッシャー22で造粒された0.075mm以下の粒子が含まれている。ハイメッシュセパレータ26で分級したオーバー分として、放射能濃度が2,070Bq/kgであり70wt%の処理土103である砂を回収する。これにより、回収された合計の処理土105として、放射能濃度が2,000Bq/kgであり80wt%の処理土105を回収する。回収された80wt%の処理土105の内訳は、2mm以上の礫が10wt%、0.075以上2mm以下の砂が70wt%である。
サイクロン分級機27には、ハイメッシュセパレータ17,26で分級されたアンダー分が送られる。サイクロン分級機27に送られる処理土は主に粒径0.075mm以下のものであるが、実際には粒径0.075mmを超えるものも含まれている。サイクロン分級機27では再度、分級される。
ハイメッシュセパレータ17での分級の後、サイクロン分級機27で分級されたアンダー分として、放射能濃度が57,000Bq/kgであり15wt%の処理土である泥をシックナー28に供給する。ハイメッシュセパレータ17での分級の後、サイクロン分級機27で分級されたオーバー分として、放射能濃度が2,070Bq/kgであり10wt%の処理土である砂を、ハイメッシュセパレータ17に供給し、再度分級する。
ハイメッシュセパレータ26での分級の後、及びロックウォッシャー22での解泥の後、サイクロン分級機27で分級されたアンダー分として、放射能濃度が57,000Bq/kgであり5wt%の処理土である泥をシックナー28に供給する。ハイメッシュセパレータ26での分級の後、及びロックウォッシャー22での解泥の後、サイクロン分級機27で分級されたオーバー分として、放射能濃度が2,070Bq/kgであり5wt%の処理土である砂を、ハイメッシュセパレータ17に供給し、再度分級する。
シックナー28で凝集沈殿して回収された後、脱水機30に供給して脱水し、放射能濃度が57,000Bq/kgであり20wt%の処理土104を、脱水汚泥として脱水汚泥として回収する。
本実施形態の汚染土壌の処理方法によれば、放射能濃度12,000Bq/kgの汚染土101を、放射能濃度57,000Bq/kgであり、20wt%の処理土104に減容化することができた。また、放射能濃度2,000Bq/kgであり、80wt%の処理土105は、有効利用可能となった。本実施形態の汚染土壌の処理方法によれば、放射性物質を濃縮した処理土として減量化を図ることができる。
本実施形態において、分級点を調整することで処理土102,103,104の放射能濃度、処理土の量を調整することができる。具体的には、トロンメル16の分級点をより大きくすることで、処理土102の放射性濃度をより小さくできる。しかし、処理土102の量もより少なくなる。したがって、処理土102の放射性濃度、処理土102の量を測定しながらトロンメル16の分級点を調整することが好ましい。
ハイメッシュセパレータ17,26の分級点を各々より小さくすることで、処理土104の放射能濃度をより大きくできる。しかし、処理土104の量はより少なくなる。その結果、処理土104によって除去できる放射性物質の総量が小さくなる場合もある。一方、処理土103の量はより多くなるが、放射能濃度は大きくなる場合がある。したがって、処理土103の放射能濃度、処理土103の量を測定しながらハイメッシュセパレータ17,26の分級点を調整することが好ましい。
以上、本発明の好適な実施形態について放射性汚染土の場合について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく重金属汚染土の場合も同様である。また、例えば、各分級機における分級点は、適宜変更することができる。
1,11…汚染土壌処理装置
2…機械式分級機(第1の分級機)
3…第1の湿式水力分級機(第2の分級機)
4…第1の破砕機
5…第2の湿式水力分級機(第3の分級機)
6…遠心分離機(第4の分級機)
7…沈降濃縮分級機(第5の分級機)
8…第2の破砕機
12…原料ホッパー
13…バックホー
14…コンベア
15…ドラムスクラバー
16…トロンメル(機械式分級機、第1の分級機)
17…ハイメッシュセパレータ(第1の湿式水力分級機、第2の分級機)
18…スクリューコンベア
19…プール
20…バケットコンベア
20a…バケット
21…脱水スクリーン
22…ロックウォッシャー(第1の破砕機)
23…貯留槽
24…回転軸
25…羽根部
26…ハイメッシュセパレータ(第2の湿式水力分級機、第3の分級機)
27…サイクロン分級機(遠心分離機、第4の分級機)
28…シックナー(沈降濃縮分級機、第5の分級機)
29…水処理カラム
30…脱水機
31…ジェットポンプ洗浄機(第2の破砕機)
101…汚染土(原料)
102,103,104…処理土

Claims (4)

  1. 重金属によって汚染された重金属汚染土又は放射性物質によって汚染された放射性物質汚染土を含む汚染土壌を処理する方法であって、
    第1の湿式水力分級機を用いて前記汚染土壌から分級された第1の分級点を超える粒径範囲の処理土を第1の破砕機で破砕する工程と、
    前記第1の破砕機で破砕されたあとの処理土を、第1の湿式水力分級機とは異なる第2の湿式水力分級機を用いて分級する工程と、
    前記第2の湿式水力分級機で分級された第2の分級点を超える粒径範囲の処理土を回収する回収工程と、を含むことを特徴とする汚染土壌の処理方法。
  2. 前記第1の湿式水力分級機を用いて分級された第1の分級点以下の粒径範囲の処理土、及び、前記第2の湿式水力分級機を用いて分級された第2の分級点以下の粒径範囲の処理土を、遠心分離機を用いて分級する工程と、
    前記遠心分離機で分級された第3の分級点を超える粒径範囲の処理土を、前記第1の湿式水力分級機を用いて再度分級する工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の汚染土壌の処理方法。
  3. 原料の汚染土壌を、機械式分級機を用いて、前記第1の分級点よりも大きい第4の分級点で、予め分級する工程と、
    前記機械式分級機を用いて分級された第4の分級点を超える粒径範囲の処理土を回収する工程と、
    前記機械式分級機を用いて分級された第4の分級点以下の粒径範囲の処理土を、前記第1の湿式水力分級機を用いて分級する工程と、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の汚染土壌の処理方法。
  4. 前記遠心分離機を用いて分級された第3の分級点以下の粒径範囲の処理土を、沈降濃縮分級機を用いて、回収する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載の汚染土壌の処理方法。
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