JP2016128798A - 液状廃棄物処理装置及び放射性物質処理システム - Google Patents

液状廃棄物処理装置及び放射性物質処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016128798A
JP2016128798A JP2015040192A JP2015040192A JP2016128798A JP 2016128798 A JP2016128798 A JP 2016128798A JP 2015040192 A JP2015040192 A JP 2015040192A JP 2015040192 A JP2015040192 A JP 2015040192A JP 2016128798 A JP2016128798 A JP 2016128798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid waste
residual water
radioactive
treatment apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015040192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6458301B2 (ja
Inventor
誠人 尾田
Masato Oda
誠人 尾田
水谷 洋
Hiroshi Mizutani
洋 水谷
友紀 松田
Tomonori Matsuda
友紀 松田
寿生 萩本
Toshio Hagimoto
寿生 萩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Environmental and Chemical Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Environmental and Chemical Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Environmental and Chemical Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Environmental and Chemical Engineering Co Ltd
Publication of JP2016128798A publication Critical patent/JP2016128798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6458301B2 publication Critical patent/JP6458301B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/52Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly

Landscapes

  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Abstract

【課題】放射性汚染物質を含む液状廃棄物に含まれる摩耗性物質が次工程の機器を摩耗させることを防止する液状廃棄物処理装置を提供する。
【解決手段】放射性汚染物質を含む液状廃棄物LWを小粒子を含む一次汚染残留水CW1と小粒子より大径の大粒子とに分離させる分級装置10と、該分級装置10から排出される大粒子、及び、大粒子に付随するとともに小粒子が含まれる二次汚染残留水CW2を分離させる固液分離装置15とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射性汚染物質を含む液状廃棄物を処理するための液状廃棄物処理装置、及び放射性物質処理システムに関する。
放射性汚染物質により底泥等が汚染されて液状廃棄物となった場合、放射性汚染物質の飛散量によっては生物、植物、環境などに深刻な悪影響を与える可能性が高い。そのため、底泥等の中に存在する放射性汚染物質を除去して浄化するための更なる開発は、生物、植物、環境の将来の保全を図る上で重要な課題である(例えば、特許文献1参照)。
放射性セシウム等の放射性汚染物質を含有する液状廃棄物を処理する装置としては、粗分離を行って液状廃棄物を金属・砕石・土砂等の固形物と、分離液(液状成分)に分離し、主に放射性汚染物質が含有される分離液に対して対策を施すことが一般的である。
例えば、分離液に対しては、多核種除去装置(ALPS,Advanced Liquid Processing System)を用いて放射性物質の除去が行われる。多核種除去装置は、鉄共沈や炭酸塩共沈処理設備、複数の放射性物質吸着塔などを有している。
特開2014−211425号公報
ところで、放射性汚染物質を含む液状廃棄物を粗分離することによって生成される分離液には、細砂、コンクリートくず等が含まれている。これらの物質は、次工程の処理に用いられる機器、例えば脱水機等の機器を摩耗させる摩耗性物質となりうる。
液状廃棄物処理装置を構成する遠心分離機や膜分離装置、多重円盤型分離機等、摩耗対策が必要な分離機(脱水機)類は、放射性物質に汚染されることにより補修対応が困難となり、廃棄・保管することで二次廃棄物が増加する。
また、上記廃棄・保管により機器の新替・更新が必要になり、コストが増加する(機器本体が消耗品扱いとなる)。また、分離液に含まれる摩耗性物質が次工程に移行することによって廃棄物量が増加(土壌の埋戻し材等としての再利用可能物としての回収不可)すると共に後段機器の容量及び能力を増加させる必要が生じる。
この発明は、放射性汚染物質を含む液状廃棄物を処理する液状廃棄物処理装置において、液状廃棄物に含まれる摩耗性物質が次工程の機器を摩耗させることを防止することができる液状廃棄物処理装置及び放射性物質処理システムを提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、液状廃棄物処理装置は、放射性汚染物質を含む液状廃棄物から放射性汚染物質を含む小粒子を分離する液状廃棄物処理装置であって、前記液状廃棄物を、前記小粒子を含む一次汚染残留水と、前記小粒子より大径の大粒子とに分離させる分級装置と、前記分級装置から排出される前記大粒子、及び、前記大粒子に付随するとともに前記小粒子が含まれる二次汚染残留水を分離させる固液分離装置と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、分級装置によって、液状廃棄物に含まれる大粒子を分離することができる。これにより、液状廃棄物に含まれ、摩耗性物質となりうる大粒子が次工程の機器を摩耗させることを防止することができる。
また、固液分離装置によって、大粒子に付随する二次汚染残留水が分離するため、二次汚染残留水に含まれる小粒子を大粒子から分離することができる。これにより、大粒子に汚染物質を含む小粒子が混入することを防止することができる。
上記液状廃棄物処理装置において、前記一次汚染残留水と前記二次汚染残留水の少なくとも一方は、放射性汚染物質を吸着した有機物を含んでよい。
上記液状廃棄物処理装置において、前記一次汚染残留水と前記二次汚染残留水の少なくとも一方から、放射性汚染物質と、環境へ排出可能な物質とを分離する放射性物質処理装置を有してよい。
上記液状廃棄物処理装置において、前記大粒子は、前記放射性物質処理装置とは、別の系へ排出されてよい。
このような構成によれば、大粒子が放射性物質処理装置の系に排出されるのを防止することができる。即ち、大粒子に起因する放射性物質処理装置のトラブルを防止することができる。
上記液状廃棄物処理装置において、前記分級装置は液体サイクロンであり、前記固液分離装置は、沈殿槽を備え、前記大粒子及び前記二次汚染残留水に対して沈殿分級を行う沈殿分級機構であり、前記分級装置と前記固液分離装置とはロータリーバルブを介して接続されてよい。
このような構成によれば、分級装置で分離した大粒子及び二次汚染残留水をロータリーバルブで定量排出することにより、沈殿槽の容量を小さくすることができる。
また、ロータリーバルブの回転数を調整することにより、液状廃棄物の性状に応じて固液分離装置に供給される大粒子及び二次汚染残留水の量を調整することができる。
上記液状廃棄物処理装置において、前記固液分離装置は、前記沈殿分級機構に接続され、少なくとも一部が前記沈殿槽の液面よりも高い位置に配置されるように形成されているパイプと、前記パイプの中に配置された複数のブレードと、前記複数のブレードを連結する牽引索と、前記牽引索を駆動する駆動装置と、を有してよい。
このような構成によれば、パイプ内における大粒子の移送時において、大粒子が沈殿槽の液面より掻き揚げられる際に大粒子に付随する二次汚染残留水が分離される。これにより、沈殿分級機構から排出される大粒子に二次汚染残留水が混入した場合においても、大粒子に付随する二次汚染残留水を除去することができる。
上記液状廃棄物処理装置において、前記放射性物質処理装置は、摩耗対策が必要な分離機類を含んでよい。
このような構成によれば、摩耗対策が必要な分離機類の内部の摩耗を抑制することができる。
また、本発明の第二の態様によれば、放射性物質処理システムは、上記いずれかの液状廃棄物処理装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、分級装置によって、液状廃棄物に含まれる大粒子を分離することができる。これにより、液状廃棄物に含まれ、摩耗性物質となりうる大粒子が次工程の機器を摩耗させることを防止することができる。
また、固液分離装置によって、大粒子に付随する二次汚染残留水が分離するため、二次汚染残留水に含まれる小粒子を大粒子から分離することができる。これにより、大粒子に汚染物質を含む小粒子が混入することを防止することができる。
本発明の第一実施形態の放射性物質処理システムの概略図である。 本発明の第一実施形態の分級装置及び分離移送装置の詳細図である。 本発明の第二実施形態の放射性物質処理システムの概略図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の放射性物質処理システム100は液状廃棄物処理装置1を有するシステムであり、例えば図示しない汚染土壌処理装置なども含むシステムである。
液状廃棄物処理装置1は、放射性セシウムなどの放射性汚染物質を含む液状廃棄物(以下、単に液状廃棄物と呼ぶ)から放射性汚染物質を除去するための処理装置である。
より具体的には、液状廃棄物処理装置1は、液状廃棄物から金属・砕石・土砂等の固形物を分離し、固形物が分離されることによって生じた分離液に対して脱水処理、水処理、乾燥処理、などを施して、必要に応じて処理水を放流もしくは保管、施設内再利用したり、焼却灰を保管したりする処理装置である。
ここで、液状廃棄物とは、例えば、原子力発電所など核分裂反応で生じる熱エネルギーを利用する発電所の事故により放出されると考えられる放射性汚染物質によって汚染された、固形物及び液体を含むヘドロ状の廃棄物である。
液状廃棄物は、微生物などの有機物を含んでいる。
ここで、ある種の微生物は、カリウムとセシウムの識別が甘く、セシウムを細胞中に取り込むことが報告されている。また、微生物のバイオフィルムに含まれるある種の有機物は、セシウムイオンを選択的に吸着することが報告されている。即ち、これら2つの機構によって、微生物などの有機物はセシウムを吸着している。
また、ストロンチウムイオンは水溶液中で2価のカオチンであり、セシウムと同様にバイオフィルムに吸着するものと考えられている。
以上まとめると、液状廃棄物処理装置1に導入される液状廃棄物に含まれる有機物には、セシウムなどの放射性汚染物質が吸着していると考えられる。
図1に示すように、液状廃棄物処理装置1は、粗分離装置2と、細分離装置3と、脱水装置4と、水処理装置5と、乾燥機6と、焼却設備7と、排ガス処理装置8と、放射線測定装置9と、を主な構成要素として有している。このうち、脱水装置4、水処理装置5、乾燥機6、焼却設備7、及び排ガス処理装置8は、細分離装置3から排出される分離液SL2に含まれる放射性汚染物質の処理を行う放射性物質処理装置21である。
放射性物質処理装置21には、遠心分離機や膜分離装置、多重円盤型分離機等の分離機(脱水機)類を設けることができる。
細分離装置3から排出される分離液SL2とは、放射性汚染物質を含む汚染残留水CW1,CW2である。
なお、図1において符号(例えばLW)に付された下線は、放射性汚染物質の含有を示している。即ち、液状廃棄物LWは放射性汚染物質を含んでいる。
液状廃棄物LWは、金属・砕石土砂等の固形物と、汚染水などの液体と、放射性汚染物質を吸着した有機物を含んでいる。
粗分離装置2は、液状廃棄物LWを固形物SM1(金属・砕石・土砂等)と、分離液SL1とに分離する装置である。放射性汚染物質(放射性汚染物質を吸着した有機物や微粒子)は、主に分離液SL1に含有されている。
分離液SL1に含まれる粒径が5μm以下の微粒子(小粒子)には、放射性汚染物質(放射性セシウム)が吸着している。また、分離液SL1に含まれる放射性汚染物質を吸着した有機物も、微粒子(小粒子)とみなすことができる。即ち、放射性汚染物質を吸着した有機物も粒径が5μm以下の微粒子と同じ挙動を示す物質である。
粗分離後の固形物SM1は、放射線量が基準値以下であれば、選別後、再利用可能物として敷地内保管される。
分離液SL1には、細砂、コンクリートくず等、粒径の大きな(例えば粒径5μm以上)摩耗性物質(大粒子)が含まれている。粗分離装置2としては、例えば、スクリーンや振動篩のような装置を用いることができる。
細分離装置3は、粗分離後の分離液SL1に含まれる細砂、コンクリートくず等の摩耗性物質(大粒子)を除去する装置である。
図2に示すように、細分離装置3は、分級装置10と、分離移送装置15(固液分離装置)とを有している。分級装置10は、液体サイクロンの機構を採用した装置であって、分離液SL1に対して遠心分級を行う装置である。
分級装置10は、液状廃棄物LWの分離液SL1を、放射性汚染物質を含む小粒子(粒径が5μm以下の微粒子)を含有する一次汚染残留水CW1と、小粒子より大径の大粒子(粒径5μm以上の摩耗性物質)とに分離させる装置である。
分級装置10は、下方に向かうに従って、徐々に縮径する円筒形状のケーシング11と、ケーシング11の上端近傍に設けられ、分離液SL1をケーシング11内で旋回するように導入する導入ダクト12と、ケーシング11の上面に上方に向かって突出するように設けられた上部出口13と、ケーシング11の下端に設けられた下部出口14と、を有している。
導入ダクト12には、サイクロン本体の内部で高速の旋回流を発生させるようなポンプ(図示せず)が設けられている。
本実施形態においては、分級装置10には、粗分離装置2にて粗分離された後の分離液SL1が導入されて、固形物SM2と一次汚染残留水CW1とに分離される。
分級装置10の上部出口13の下流側には、脱水装置4(図1参照)が接続されている。
分級装置10の出口(下部出口14、図2参照)には、沈降管17(図2参照)を介して分離移送装置15が接続されている。
分離移送装置15は、固形物SM2に付随する液体である二次汚染残留水CW2を分離する固液分離装置である。図2に示すように、分離移送装置15は、沈降管17を介して分級装置10の下部出口14に接続されたロータリーバルブ18と、ロータリーバルブ18から排出される二次汚染残留水CW2を含む固形物SM2を受ける水切タンク19と、水切タンク19の下部に沈殿した固形物SM2を掻き揚げる水切コンベア20(パイプコンベア)と、を有している。
沈降管17は、分級装置10の下部濃縮管であり、二重管カートリッジ構造とされている。これにより、摩耗部分のみを容易に交換でき、分級装置10と合わせた交換が不要(手間とコストの低減)となるため、安定した連続処理及び摩耗対策が可能となる。
ロータリーバルブ18は、サイクロンの下部から排出される固形物SM2を定量的に排出する機構である。ロータリーバルブ18は、ハウジング22と、ハウジング22内で図示しない駆動源によって回転するローター23と、を有している。ローター23は、ケーシング11内を複数の搬送室24に分割している。本実施形態のロータリーバルブ18は、6つの搬送室24を備えている。即ち、ロータリーバルブ18のローター23に6つの羽根が設けられ、その羽根の間に搬送室24が形成されている。
水切タンク19は、ロータリーバルブ18より送られてくる固形物SM2及び固形物SM2に含まれる二次汚染残留水CW2を蓄積する沈殿槽であり、沈殿分級を行う沈殿分級機構である。水切タンク19の内部には、オーバーフロー液受け30が設けられており、水切タンク19の下部には、開口35が設けられている。
また、水切タンク19の内部には、水切タンク19の容量を調整可能とする仕切板39が設けられている。
オーバーフロー液受け30の排出部には、オーバーフロー液受け30内の二次汚染残留水CW2を送出する汚染残留水ライン36が接続されている。汚染残留水ライン36は、上流側の粗分離装置2(図1参照)もしくは、下流側の脱水装置4(図1参照)に接続されている。
水切コンベア20は、水切タンク19の開口35に接続された円筒状のパイプ25と、パイプ25内を移動可能な複数のブレード26と、パイプ25に形成された排出口27と、を有している。
排出口27には、吸引脱水機40(液体吸引脱水装置)が設けられている。吸引脱水機40は、排出される固形物SM2の含水率(例えば60%〜80%)を低減(例えば含水率30%〜40%)することが可能な装置である。吸引脱水機40としては、例えば、真空タンク及びフィルターを有し、吸引圧力により連続脱水を可能とした脱水機構を有する装置を採用することができる。吸引脱水機に限らず、遠心脱水や加圧脱水などの脱水機構も採用が可能である。脱水後の分離液は、上流側の粗分離装置2(図1参照)もしくは、下流側の脱水装置4(図1参照)に送液される。
パイプ25は高低差をつけて配置され、排出口27は、少なくとも水切タンク19の液面38よりも高い位置に配置されている。水切タンク19と水切コンベア20のパイプ25とは接続されているため、液体の液面38は、水切タンクの内部に存在すると共に、水切コンベア20のパイプ25の内部にも存在している。
水切コンベア20は、さらに、複数のブレード26を環状に連結する牽引索28と、牽引索28を駆動する駆動装置29と、を有している。牽引索28は、ブレード26がパイプ25の内部で環状に移動するように駆動される。詳細には、牽引索28はパイプ25のうちの上昇部分では、ブレード26が上昇していき、下降部分ではブレード26が下降していくように駆動される。
図1に戻って、脱水装置4は、細分離後の分離液SL2である汚染残留水CW1,CW2を脱水により、固形物SM3と分離液SL3に分離する装置である。放射性汚染物質は、固形物SM3側、及び分離液SL3側の双方に含有されている。
水処理装置5は、脱水後の分離液SL3の有機物・放射性汚染物質を法令基準値以下まで除去する装置である。水処理装置5としては、膜分離装置、鉄共沈処理設備や炭酸塩沈殿処理設備などからなる前処理設備と、チタン酸塩などを吸着材とし放射性物質を吸着処理する吸着塔からなり、分離液に溶け込んだ放射性汚染物質など、様々な物質を取り除く設備である多核種除去装置を用いることができる。多核種除去装置としては、トリチウムを除く62種類の放射性物質の除去(基準値以下に減らす)を可能としたALPS(Advanced Liquid Processing System)が知られている。
水処理装置5において、固形物SM4は、再度脱水装置4に送られて脱水処理が施される。使用後の吸着材等Aは、焼却設備7にて焼却処理されるか、放射線量測定後、保管される。放射性汚染物質を取り除かれて無害化された処理水TWは放流もしくは保管、施設内再利用される。
乾燥機6は、脱水後に分離された固形物SM3を所定含水率まで乾燥処理する装置である。乾燥機6は、ロータリーキルン式乾燥機が好適に用いられ、円筒状の炉内に投入された固形物SM3を撹拌しながら加熱して乾燥させる。加熱方式は間接加熱、直接加熱の何れでもよい。
乾燥後の固形物SM3と乾燥排ガスEG1は、焼却設備7にて焼却処理される。また、粗分離後の固形物SM1や、可燃ガレキ・防護服等衣類・伐採材他、有機系廃棄物OWも併せて焼却処理される。焼却設備7にて生成された焼却灰BAは、例えば、セメント固化等の安定化処理後に保管される。なお、放射性汚染物質は、焼却排ガスEG2及び焼却灰BAの双方に含有されている。
排ガス処理装置8は、焼却設備7から排出される燃焼排ガスEG2の排ガス処理を行う装置である。排ガス処理装置は、廃熱回収、煤塵除去、酸性ガス除去等の排ガス処理を施す各種装置が、直列に複数接続されて構成される。具体例としては、空気予熱器と、廃熱ボイラと、ガス冷却塔と、バグフィルタとが直列に配設された構成、又は、空気予熱器と、廃熱ボイラと、セラミックフィルタとが直列に配設された構成などが挙げられる。
焼却排ガスEG2は、バグフィルタ等の排ガス処理後大気開放される。また、バグフィルタにより回収された飛灰FAは、焼却灰BA同様、セメント固化等、安定処理後保管される。
次に、本実施形態の細分離装置3の作用について説明する。
細分離装置3に導入された分離液SL1は、液体サイクロンである分級装置10によって大粒子である摩耗性物質を含む固形物SM2と分離液である一次汚染残留水CW1とに分離される。分級装置10は、分離液SL1の流れの勢いによって発生した旋回流によって、固形物SM2を含む分離液SL1に遠心力を作用させ、分離液SL1を一次汚染残留水CW1と、固形物SM2とに分離する。上述したが、固形物SM2に含まれる摩耗性物質とは、例えば粒径5μm以上の粒径の大きな大粒子である。
一次汚染残留水CW1は、分級装置10の上部出口13より排出され、固形物SM2は、旋回しながら分級装置10のケーシング11の下方に移動して下部出口14より排出される。
分級装置10によって分離された一次汚染残留水CW1は、下流側の脱水装置4によって脱水処理が行われる。
分級装置10にて分離された固形物SM2は、沈降管17を介して分離移送装置15のロータリーバルブ18に導入される。
固形物SM2には、意図しないが二次汚染残留水CW2が含まれている。二次汚染残留水CW2には、分離液SL1及び一次汚染残留水CW1と同様に、放射性汚染物質を含む粒径が5μm以下の微粒子(小粒子)が含まれている。
ロータリーバルブ18は、沈降管17に蓄積された固形物SM2及び二次汚染残留水CW2を順次に水切タンク19の沈殿槽に送出する。具体的には、固形物SM2及び二次汚染残留水CW2は、ロータリーバルブ18の上部の入口において搬送室24に充填される。ロータリーバルブ18のローター23が回転して固形物SM2及び二次汚染残留水CW2が充填された搬送室24が下部の出口の位置に到達すると、搬送室24から固形物SM2及び二次汚染残留水CW2が流れ出して水切タンク19の沈殿槽に送られる。このような動作によれば、固形物SM2及び二次汚染残留水CW2が間欠的に水切タンク19に送出される。
水切タンク19は、ロータリーバルブ18より送出される固形物SM2及び二次汚染残留水CW2を蓄積し、沈殿分級を行う。沈殿分級によって沈殿する固形物SM2は、水切タンク19の開口35から水切コンベア20に導入される。
一方、汚染残留水CWの液面38がオーバーフロー液受け30の上端を越えると、オーバーフロー液受け30に二次汚染残留水CW2が流れ込み、汚染残留水ライン36を介して二次汚染残留水CW2が流出する。二次汚染残留水CW2は例えば、一次汚染残留水CW1と共に、下流側の脱水装置4に送られる。オーバーフロー液受け30に流れ込む二次汚染残留水CW2には、沈殿物である固形物SM2は含まれない。
開口35を介して水切コンベア20に導入された固形物SM2は、ブレード26によって捕捉され、パイプ25の上昇部分を上昇していく。固形物SM2は、上昇部分を昇りきると排出口27に導入され、排出口27から吸引脱水機40に導入されて脱水処理が施される。
固形物SM2は、水切コンベア20のパイプ25の内部に存在する液面38を越えて搬送されるため、固形物SM2からは液体成分は除去される。
以上の工程を経て、液状廃棄物LWが一次汚染残留水CW1と固形物SM2とに分離されて、一次汚染残留水CW1に含まれる放射性汚染物質が除去される。固形物SM2は、脱水装置4、水処理装置5、乾燥機6、焼却設備7、及び排ガス処理装置8から構成される放射性物質処理装置21ではなく、放射性物質処理装置21とは別の系へ排出される。
また、分離移送装置15によって、固形物SM2に含まれている放射性汚染物質が吸着している微粒子を含む二次汚染残留水CW2が除去される。
上記実施形態によれば、固液分離装置である分離移送装置15によって、固形物SM2
に付随する二次汚染残留水CW2が分離するため、汚染残留水CWに含まれている放射性汚染物質が吸着している微粒子を固形物SM2から分離することができる。これにより、固形物SM2に放射性汚染物質を含む微粒子が混入することを防止することができる。
また、液体サイクロンである分級装置10で分離した固形物SM2及び二次汚染残留水CW2をロータリーバルブ18で定量排出することにより、水切タンク19の容量を小さくすることができる。
また、ロータリーバルブ18の回転数を調整することにより、固形物SM2の性状に応じて分離移送装置15に供給される固形物SM2及び二次汚染残留水CW2の量を調整することができる。
また、水切コンベア20のパイプ25内における固形物SM2の移送時において、固形物SM2が水切タンク19の液面38より掻き揚げられる際に固形物SM2に付随する二次汚染残留水CW2が分離される。これにより、水切タンク19から排出される固形物SM2に二次汚染残留水CW2が混入した場合においても、固形物SM2に付随する二次汚染残留水CW2を除去することができる。
また、水切タンク19の内部には、水切タンク19の容量を調整可能とする仕切板39が設けられていることにより、二次汚染残留水CW2に含まれる微粒子の滞留時間を調整できるため、液状廃棄物処理装置1に導入される液状廃棄物LWの性状に応じた処理が可能となる。
また、細分離装置3を用いて分離液SL1に含まれる細砂、コンクリートくず等の摩耗性物質を除去することができる。これにより、下流側の遠心分離機や膜分離装置、多重円盤型分離機等の摩耗対策が必要な分離機類の内部の摩耗を抑制することができる。また、後工程の機器にて処理する固形物量が減少するため、機器のコンパクト化が可能となる。
また、粗分離装置2の後工程に配置された機器が放射性汚染物質に汚染される可能性を低減することができる。これにより、機器の補修対応が可能となり、機器を破棄したり保管したりすることによる二次廃棄物を削減することができる。
また、除去した摩耗性物質の放射線量が基準値以下であれば、再利用可能物(土壌の埋戻し材等)としての回収が可能となる。
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態の放射性物質処理システムを図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態の放射性物質処理システム100Bでは、第一実施形態の細分離装置3の後段に生物処理装置3’を有している。生物処理装置3’では、細分離装置3の分離液SL2に含まれる有機物を処理することが可能となっている。生物処理装置3’にて処理された生物処理水SL2’は、後段の脱水装置4に送液される。
生物処理装置3’には、重力分離装置、凝集分離装置を含んでも良い。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。また、上記複数の実施形態で説明した特徴を任意に組み合わせた構成であってもよい。
1 液状廃棄物処理装置
2 粗分離装置
3 細分離装置
3’ 生物処理装置
4 脱水装置
5 水処理装置
6 乾燥機
7 焼却設備
8 排ガス処理装置
9 放射線測定装置
10 分級装置
11 ケーシング
12 導入ダクト
13 上部出口
14 下部出口
15 分離移送装置(固液分離装置)
17 沈降管
18 ロータリーバルブ
19 水切タンク
20 水切コンベア
21 放射性物質処理装置
22 ハウジング
23 ローター
24 搬送室
25 パイプ
26 ブレード
27 排出口
28 牽引索
29 駆動装置
30 オーバーフロー液受け
35 開口
36 汚染残留水ライン
38 液面
40 吸引脱水機
100,100B 放射性物質処理システム
BA 焼却灰
CW 汚染残留水
CW1 一次汚染残留水
CW2 二次汚染残留水
EG 排ガス
LW 液状廃棄物
SL 分離液
SM 固形物

Claims (8)

  1. 放射性汚染物質を含む液状廃棄物から放射性汚染物質を含む小粒子を分離する液状廃棄物処理装置であって、
    前記液状廃棄物を、前記小粒子を含む一次汚染残留水と、前記小粒子より大径の大粒子とに分離させる分級装置と、
    前記分級装置から排出される前記大粒子と、前記大粒子に付随するとともに前記小粒子が含まれる二次汚染残留水と、を分離させる固液分離装置と、を備える液状廃棄物処理装置。
  2. 前記一次汚染残留水と前記二次汚染残留水の少なくとも一方は、放射性汚染物質を吸着した有機物を含む請求項1に記載の液状廃棄物処理装置。
  3. 前記一次汚染残留水と前記二次汚染残留水の少なくとも一方から、放射性汚染物質と、環境へ排出可能な物質とを分離する放射性物質処理装置を有する請求項1又は請求項2に記載の液状廃棄物処理装置。
  4. 前記大粒子は、前記放射性物質処理装置とは、別の系へ排出される請求項3に記載の液状廃棄物処理装置。
  5. 前記分級装置は液体サイクロンであり、
    前記固液分離装置は、沈殿槽を備え、前記大粒子及び前記二次汚染残留水に対して沈殿分級を行う沈殿分級機構であり、
    前記分級装置と前記固液分離装置とはロータリーバルブを介して接続されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液状廃棄物処理装置。
  6. 前記固液分離装置は、
    前記沈殿分級機構に接続され、少なくとも一部が前記沈殿槽の液面よりも高い位置に配置されるように形成されているパイプと、
    前記パイプの中に配置された複数のブレードと、
    前記複数のブレードを連結する牽引索と、
    前記牽引索を駆動する駆動装置と、を有している請求項5に記載の液状廃棄物処理装置。
  7. 前記放射性物質処理装置は、摩耗対策が必要な分離機類を含む請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の液状廃棄物処理装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の液状廃棄物処理装置を備える放射性物質処理システム。
JP2015040192A 2015-01-05 2015-03-02 液状廃棄物処理装置 Active JP6458301B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000336 2015-01-05
JP2015000336 2015-01-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016128798A true JP2016128798A (ja) 2016-07-14
JP6458301B2 JP6458301B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=56384234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015040192A Active JP6458301B2 (ja) 2015-01-05 2015-03-02 液状廃棄物処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6458301B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018179834A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 液中の放射性微粒子除去システムおよび液中の放射性微粒子除去方法
JP2020176936A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 乾燥装置及び処理システム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126592A (en) * 1979-03-20 1980-09-30 Tooru Seki Manufacture of coallcontained sludge pellet useful for fertilizer and fuel
US6085911A (en) * 1997-08-07 2000-07-11 Greenleigh; Stephen H. Method and apparatus for extracting metallic contaminants from substrates
JP4185145B2 (ja) * 2007-04-17 2008-11-26 三菱重工環境エンジニアリング株式会社 砂除去装置、及び砂除去方法
JP2010264387A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Mitsubishi Heavy Industries Environment & Chemical Engineering Co Ltd 固液分離装置及び固液分離方法
JP2013240746A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 National Agriculture & Food Research Organization 農地土壌に含まれる汚染物質の除去方法および除去装置
JP2014021062A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Aomi Construction Co Ltd 汚染土壌の分級工法
JP2014180595A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Kajima Corp 汚染土壌の処理方法
JP2014211425A (ja) * 2013-04-02 2014-11-13 松本 龍右 放射性物質除去方法及び放射性物質除去装置
JP6312016B2 (ja) * 2013-07-05 2018-04-18 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 汚染土壌処理装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126592A (en) * 1979-03-20 1980-09-30 Tooru Seki Manufacture of coallcontained sludge pellet useful for fertilizer and fuel
US6085911A (en) * 1997-08-07 2000-07-11 Greenleigh; Stephen H. Method and apparatus for extracting metallic contaminants from substrates
JP4185145B2 (ja) * 2007-04-17 2008-11-26 三菱重工環境エンジニアリング株式会社 砂除去装置、及び砂除去方法
JP2010264387A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Mitsubishi Heavy Industries Environment & Chemical Engineering Co Ltd 固液分離装置及び固液分離方法
JP2013240746A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 National Agriculture & Food Research Organization 農地土壌に含まれる汚染物質の除去方法および除去装置
JP2014021062A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Aomi Construction Co Ltd 汚染土壌の分級工法
JP2014180595A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Kajima Corp 汚染土壌の処理方法
JP2014211425A (ja) * 2013-04-02 2014-11-13 松本 龍右 放射性物質除去方法及び放射性物質除去装置
JP6312016B2 (ja) * 2013-07-05 2018-04-18 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 汚染土壌処理装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
独立行政法人日本原子力研究開発機構, 平成25年度除染技術選定・評価等業務報告書 −環境省 平成25年度除染技術実証事業−, JPN6018036223, December 2013 (2013-12-01), pages pp.8-9並びに付録1-3及び2-3 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018179834A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 液中の放射性微粒子除去システムおよび液中の放射性微粒子除去方法
JP2020176936A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 乾燥装置及び処理システム
JP7181150B2 (ja) 2019-04-19 2022-11-30 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 乾燥装置及び処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6458301B2 (ja) 2019-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1319894C (zh) 水泥窖氯硫旁通系统
KR101744849B1 (ko) 오염토양의 정화처리 시스템 및 정화처리 방법
KR101915030B1 (ko) 복합 오염 토양 정화를 위한 드럼식 중금속 용출조
KR101301218B1 (ko) 토양의 오염제거시스템
JP6458301B2 (ja) 液状廃棄物処理装置
JP2004002143A (ja) セメントキルン塩素・硫黄バイパス
JP6312016B2 (ja) 汚染土壌処理装置
KR100248174B1 (ko) 폐수내부유고형물의 연속제거를 위한 자성유체분리시스템
CN107262519B (zh) 放射性污染土壤净化系统
JP2019103989A (ja) 汚染土壌の洗浄分級処理方法
JP7307881B2 (ja) 排水処理方法
CN211245985U (zh) 一种沥青烟气净化系统
CN112499925A (zh) 一种用于处理含油污泥的间接电热回转窑热解系统
JP2010029809A (ja) 汚染土壌の浄化方法
JP4299577B2 (ja) セメントキルン抽気ガス処理方法
CN111170550B (zh) 含油污水清洁处理中油泥和浮渣减量方法和装置
JP4847497B2 (ja) 汚染土壌の浄化方法
KR101276400B1 (ko) 오염토양 처리방법 및 시스템,오염토양 선별 트로멜
KR101421252B1 (ko) 중금속 오염 토양의 정화장치 및 방법
WO2016024889A1 (ru) Способ очистки почвогрунта от загрязнений и установка для его осуществления
JP5850779B2 (ja) 放射性セシウムを含む土壌の処理・貯蔵システムと、それを用いた処理・貯蔵方法
CN215049583U (zh) 一种用于处理含油污泥的间接电热回转窑热解系统
JP5573754B2 (ja) セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及びその低減装置
JP2011057462A (ja) セメントキルン抽気ガスの処理方法及び処理システム
US20130276835A1 (en) Method and Apparatus to Clean Ash from Ash Ponds or a Landfill

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20180122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180918

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6458301

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150