JP4299577B2 - セメントキルン抽気ガス処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セメントキルン抽気ガス処理方法に関し、特に、セメントキルンのキルン尻からボトムサイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気して塩素及び硫黄分を除去し、塩素バイパスダストを有効利用するセメントキルン抽気ガス処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、セメント製造設備におけるプレヒーターの閉塞等の問題を引き起こす原因となる塩素、硫黄、アルカリ等の中で、塩素が特に問題となることに着目し、セメントキルンのキルン尻からボトムサイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気して塩素を除去する塩素バイパス設備が用いられている。
【0003】
この塩素バイパス設備では、抽気した排ガスを冷却して生成したダストの微粉側に塩素が偏在しているため、ダストを分級機によって粗粉と微粉とに分離し、粗粉をセメントキルン系に戻すとともに、分離された塩化カリウム等を含む微粉(塩素バイパスダスト)を回収してセメント粉砕ミル系に添加していた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ところが、近年、廃棄物のセメント原料化または燃料化によるリサイクルが推進され、廃棄物の処理量が増加するに従い、セメントキルンに持ち込まれる塩素、硫黄、アルカリ等の揮発成分の量も増加し、塩素バイパスダストの発生量も増加している。そのため、塩素バイパスダストを全てセメント粉砕工程で利用することができず、水洗処理されていたが、今後、塩素バイパスダストの発生量もさらに増加することが予測されるため、その有効利用方法の開発が求められていた。
【0005】
かかる見地から、特許文献2に記載のセメント原料化処理方法では、従来水洗処理されている塩素バイパスダスト等を脱塩処理し、セメント原料として有効利用するため、塩素を含む廃棄物に水を添加して廃棄物中の塩素を溶出させてろ過し、得られた脱塩ケークをセメント原料として利用するとともに、排水を浄化処理し、環境汚染を引き起こすことなく、塩素バイパスダストの有効利用を図っている。
【0006】
【特許文献1】
国際公開第WO97/21号パンフレット
【特許文献2】
特開平11−100243号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献2に記載のセメント原料化処理方法等では、塩素バイパスダスト等を脱塩処理するにあたって、排水のpHを塩酸等により調整した後、還元作用のある鉄イオンを有する薬剤を添加してセレン等の重金属類を除去し、下水や海洋へ放流したり、有価物として塩を回収する。しかし、固液分離後の排水中には、アルカリ性の消石灰(Ca(OH)2)の縣濁物質が多量に混入しているため、pH調整のための薬剤を大量に消費し、運転コストが高騰するという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記従来のセメント原料化処理方法等における問題点に鑑みてなされたものであって、塩素バイパスダスト等を脱塩処理する際の固液分離後の排水のpH調整のための薬剤の使用量を大幅に低減し、運転コストを低く抑えること等が可能なセメントキルン抽気ガス処理方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項に記載の発明は、セメントキルン抽気ガス処理方法であって、セメントキルンのキルン尻からボトムサイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気し、抽気ガス中のダストの粗粉を分離し、微粉を含む抽気ガスを溶媒を用いて湿式集塵し、該湿式集塵によって得られたスラリーのpHを3以上、6以下に調整し、該スラリーを固液分離して得られる排水から重金属を含む有害物質を除去することを特徴とする。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、セメントキルン抽気ガス中のダストの粗粉を分離した後、微粉を含む抽気ガスを溶媒を用いて湿式集塵するため、ダストに含まれるCaOと抽気ガス中のSO2ガスとを利用して湿式集塵によって得られたスラリーのpHを調整することができ、排水から重金属を含む有害物質を除去する際に用いるpH調整剤の量を大幅に削減することができる。また、スラリーのpHを3以上、6以下に調整するため、スラリー中の固形分の主成分をCaSO4・2H2Oとすることができ、該スラリーを固液分離して得られたケークをセメント粉砕工程において利用することができる。
【0018】
請求項に記載の発明は、請求項に記載のセメントキルン抽気ガス処理方法の好ましい一形態として、前記抽気ガス中のダストの粗粉を分離する際の分級点を、前記抽気ガス中のダストの粒径頻度及びCaO濃度から算出して前記スラリーのpHが3以上、6以下になるように決定するか、または、前記スラリーのpHの実測値から該スラリーのpHが3以上、6以下になるように決定することを特徴とする。
【0019】
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載のセメントキルン抽気ガス処理方法において、重金属を除去した排水を、脱塩水と濃縮塩水または工業塩に分離することを特徴とする。これによって、脱塩水及び工業塩等を各々有効利用することができる。塩水の濃縮操作の手段としては、電気透析、多重効用缶等を用いることができ、固形塩を回収する手段としては、晶析、蒸発乾固等を用いることができる。
【0020】
請求項に記載の発明は、請求項1、2またはに記載のセメントキルン抽気ガス処理方法において、前記脱塩水を、前記湿式集塵の使用水として再利用することを特徴とする。これによって、湿式集塵のための使用水量を削減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明にかかるセメントキルン抽気ガス処理方法を実施するためのシステムの一例を示し、このセメントキルン抽気ガス処理システム1は、セメントキルン2のキルン尻から図示しないボトムサイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より、燃焼ガスの一部を抽気するプローブ3と、このプローブ3で抽気した燃焼ガスに含まれるダストの粗粉を分離する分級機としてのサイクロン5と、サイクロン5から排出された微粉を含む抽気ガスを溶媒を用いて集塵する湿式集塵装置としてのミキシングスクラバー6と、ミキシングスクラバー6から排出されたスラリーを固液分離する固液分離装置としてのフィルタープレス10と、フィルタープレス10から排出された排水から重金属を含む有害物質を除去する排水処理設備としての貯槽11乃至塩回収装置18等で構成される。
【0023】
セメントキルン2のキルン尻からボトムサイクロンに至るまでのキルン排ガス流路からの抽気ガスは、プローブ3において冷却ファン4からの冷風によって冷却された後、サイクロン5に導入され、粗粉と微粉及びガスとに分離される。
【0024】
微粉及びガスは、ミキシングスクラバー6において、循環液槽7から供給されるスラリーの有する水分等によって冷却され、微粉がミキシングスクラバー6によって集塵される。ミキシングスクラバー6から排出された排ガスは、循環液槽7、洗浄塔8及びファン9を経て大気に放出される。
【0025】
ここで、ミキシングスクラバー6で集塵されたKCl等の塩素分を含む集塵ダストスラリーのpHを3以上、6以下に調整する。これは、後述するように、排水処理工程におけるpH調整剤の添加量を低減するためである。集塵ダストスラリーには、微粉中のCaOが水と反応して生じたCa(OH)2が存在するとともに、セメントキルン入口フードからの抽気ガスにはSO2が含まれるため、これらによって集塵ダストスラリーのpHを調整することができる。
【0026】
具体的には、集塵ダストスラリーのpHを調整するにあたって、サイクロン5の分級点を変化させる。サイクロン5において回収されなかった微粉中のCaOを含むセメント原料と、KCl等を含む微粉の粒度分布は、図2に示すとおりである。そこで、pHを上げるためには、サイクロン5の分級点を、例えば、A点からB点に移動させる。これによって、サイクロン5から排出される微粉中のCaO濃度が上昇し、集塵ダストスラリーのpHを上昇させることができる。分級点を決定するにあたっては、抽気ガス中のダストの粒径頻度及びCaO濃度から算出するか、集塵ダストスラリーのpHの実測値から該スラリーのpHが3以上、6以下になるように決定することができる。
【0027】
サイクロン5の分離粒子径は、以下の式で決定される。ここで、D0:分離粒径[cm]、μ:流体粘度[poise]、ρS:ダスト比重[g/cm3]、ρf:流体比重[g/cm3]、Vi:入口流速[cm/sec]、d0:出口ダクト径[cm]、H:サイクロンホッパー部高さ[cm]である。従って、サイクロン5の分級点を変更するにあたって、入口流速Viを小さくしたり、サイクロンホッパー部高さHを小さくしたり、出口ダクト径d0を小さくすることによって分離粒径D0が大きくなるが、サイクロンホッパー部高さH、出口ダクト径d0を変更することは現実には困難であるため、ガイドベーンの位置の変更、及びサイクロンの台数の変更等によって入口流速Viを調整するのが現実的な方策である。
【0028】
【数1】
Figure 0004299577
【0029】
ミキシングスクラバー6で集塵されたKCl等の塩素分を含む集塵ダストスラリーは、循環液槽7を経て、フィルタープレス10によってケークと塩水(排水)とに分離される。
【0030】
図3は、本発明にかかるセメントキルン抽気ガス処理方法の一実施例として、ミキシングスクラバーを用いた湿式塩素バイパス試験機において、ミキシングスクラバーによって得られた集塵ダストスラリーのpHを変化させた場合の該スラリーのX線回折結果を比較したものである。図3(a)は、スラリーのpHを3〜5に調整した場合、図3(b)は、スラリーのpHを8〜10に調整した場合を示し、スラリーのpHを3〜5に調整することによって、スラリー中の固形分の主成分をCaSO4・2H2Oとすることができることが判る。
【0031】
以上のように、スラリーのpHを3〜5に調整することによって、フィルタープレス10からの脱塩ダストケークをセメントミル系へ添加することができ、石膏を含む脱塩ダストケークを有効利用することができる。尚、スラリーのpHを8〜10に調整した場合には、脱塩ダストケークにかなりの量のCaCO3が含まれるため、セメント原料として利用することができるが、セメントキルンによって焼成する必要がある。
【0032】
図1に戻り、フィルタープレス10からの排水は、貯槽11を経て薬剤反応槽12に供給される。薬剤反応槽12内は、塩酸を加えてpHを4以下に調整する。ここで、上述のように、ミキシングスクラバー6で集塵されたKCl等の塩素分を含む集塵ダストスラリーのpHを既に3以上、6以下に調整しているため、添加するpH調整剤としての塩酸の量を大幅に低減することができる。尚、薬剤反応槽12内の薬剤のpHを4以下に調整するのは、還元剤としての硫酸第一鉄を溶かして還元剤としての効果を高めるためである。そして、硫酸第一鉄によって、排水に含まれる重金属としてのセレン等を還元して析出させた後、水酸化カルシウムを加え、pHを8〜11に上昇させ、硫酸第一鉄を凝縮、析出させる。
【0033】
さらに、フィルタープレス13を用いて固液分離を行い、ケークをセメント原料として利用し、ろ液を、さらに薬剤反応槽14で塩酸を加えてpH調整した後、除鉄塔15、キレート樹脂塔16、ろ過装置17によって、鉄、残留重金属、縣濁物質を除去する。尚、固液分離には、フィルタープレスの他に遠心分離機等を使用することができる。その後、塩回収装置18で、電気透析を用いて脱塩水と濃縮塩に分離し、さらに晶析装置を用いて工業塩を回収する。脱塩水は、洗浄塔8に供給して再利用することができ、湿式集塵のための使用水量を削減することができる。
【0034】
次に、本発明にかかるセメントキルン抽気ガス処理方法の試験例として、種々のスラリーについて、ミキシングスクラバーによって得られた集塵ダストスラリーのpHを2にした場合の排水処理設備での塩酸の使用量を比較した場合について、表1を参照しながら説明する。
【0035】
同表において、実施例1は、本発明にかかる湿式集塵装置を用いた塩素バイパスシステムでpHを3〜5に調整したスラリーを用いた場合、比較例1は、従来の乾式集塵装置を用いた塩素バイパスシステムで捕集したダストに水を添加したスラリー(固液比1:10)を用いた場合、比較例2は、湿式集塵装置を用いた塩素バイパスシステムでpHを8〜10に調整したスラリーを用いた場合を示す。各々のスラリーをろ過した後、得られたろ液と固形分とで実機想定液(縣濁物質の量は、2000mg/L)を作成し、これを濃度3.5%の塩酸でpHが2となるまで滴定し、このときの塩酸の使用量を比較した。その結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
Figure 0004299577
【0037】
表1に示すように、乾式集塵装置を用いた場合に比較して、湿式集塵装置を用いることによって大幅に塩酸使用量を低減することができるとともに、スラリーのpHを3〜5に調整することによってさらに塩酸使用量を低減できることが判る。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明かかるセメントキルン抽気ガス処理方法によれば、塩素バイパスダスト等を脱塩処理する際の固液分離後の排水のpH調整のための薬剤の使用量を大幅に低減し、運転コストを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるセメントキルン抽気ガス処理方法を実施するためのシステムの一例を示すフローチャートである。
【図2】図1のセメントキルン抽気ガス処理システムのサイクロンで回収されなかった微粉中のCaOを含むセメント原料と、KCl等を含む微粉の粒度分布を示すグラフである。
【図3】図1のセメントキルン抽気ガス処理システムのミキシングスクラバーによって得られた集塵ダストスラリーのpHを変化させた場合の該スラリーのX線回折結果を示す図である。
【符号の説明】
1 セメントキルン抽気ガス処理システム
2 セメントキルン
3 プローブ
4 冷却ファン
5 サイクロン
6 ミキシングスクラバー
7 循環液槽
8 洗浄塔
9 ファン
10 フィルタープレス
11 貯槽
12 薬剤反応槽
13 フィルタープレス
14 薬剤反応槽
15 除鉄塔
16 キレート樹脂塔
17 ろ過装置
18 塩回収装置

Claims (4)

  1. セメントキルンのキルン尻からボトムサイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気し、
    抽気ガス中のダストの粗粉を分離し、
    微粉を含む抽気ガスを溶媒を用いて湿式集塵し、
    該湿式集塵によって得られたスラリーのpHを3以上、6以下に調整し、
    該スラリーを固液分離して得られる排水から重金属を含む有害物質を除去することを特徴とするセメントキルン抽気ガス処理方法。
  2. 前記抽気ガス中のダストの粗粉を分離する際の分級点を、前記抽気ガス中のダストの粒径頻度及びCaO濃度から算出して前記スラリーのpHが3以上、6以下になるように決定するか、または、前記スラリーのpHの実測値から該スラリーのpHが3以上、6以下になるように決定することを特徴とする請求項1に記載のセメントキルン抽気ガス処理方法。
  3. 重金属を除去した排水を、脱塩水と濃縮塩水または工業塩に分離することを特徴とする請求項1または2に記載のセメントキルン抽気ガス処理方法。
  4. 前記脱塩水を、前記湿式集塵の使用水として再利用することを特徴とする請求項1、2または3に記載のセメントキルン抽気ガス処理方法。
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