JP2004358347A - 汚染土壌の浄化方法及び汚染土壌浄化プラント - Google Patents

汚染土壌の浄化方法及び汚染土壌浄化プラント Download PDF

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Abstract

【課題】外部へ及ぼす環境影響を最小限に抑え、汚染土壌を原位置で浄化する、効率のよい汚染土壌の浄化方法、及び汚染土壌浄化プラントを提供する。
【解決手段】土壌が汚染された区域に原位置式土壌浄化プラントを設置し、汚染区域を区分管理し、汚染土壌の浄化と浄化済み土壌の埋め戻しを区分毎に連続して行う土壌の浄化方法である。
汚染土壌区域を複数の区分に分け、まず浄化プラントを設置する区分の汚染土壌を隣接する区分に移動した跡に浄化プラントを設置する。汚染土壌を区分毎に順番に浄化し、現場区域内の他の隣接区分を順次埋め戻す。
全ての汚染土壌を原位置において連続浄化処理するので、短期浄化処理や外部への環境影響の抑制が可能となるほか経済性にも優れている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重金属等の汚染物質による汚染土壌の浄化方法、及び汚染土壌の浄化プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】
汚染土壌の浄化技術としては、汚染物質の種類に応じて数種類の浄化技術が知られている。
重金属等の汚染物質の浄化技術としては、汚染物質を除去する方法と、汚染物質を土壌中で安定化させる方法とがあり、例えば次のようなものが知られている。
▲1▼ 土壌洗浄法
掘削した土壌をプラント内で機械的に洗浄し、汚染物質を除去する。
▲2▼ 電気的分離法
土壌、地下水に含まれる汚染物質を電気分解する。
▲3▼ 熱脱着・揮発法
汚染土壌を加熱し、比較的沸点が低い重金属を土壌から脱着・揮発して分離する。
▲4▼ 溶融固化法
汚染土壌の可燃分を高温で完全に燃焼させ、残った灰分を溶融し、ガラス状スラグとして取り出す。
▲5▼ 原位置ガラス固化法
原位置で電気によって汚染土壌を高温溶融し、冷却後に生成するガラス固化体中に重金属を封じ込める。
▲6▼ 固化・不溶化処理
汚染土壌にセメントや薬剤を添加・混合し、土壌中の汚染物質を不溶化する。
▲7▼ 封じ込め
遮断工または遮水工により汚染土壌を隔離し、汚染の拡散を防止する。
【0003】
この中でも、土壌洗浄法は、熱や電気などのエネルギーを使用せず、また汚染土壌に固化剤や不溶化剤等の添加剤を加えないため、他の工法に比べて安価で環境負荷の小さい技術である。しかし土壌洗浄法では、洗浄水から泥砂や汚染物質を分離するための各種水槽が必要となるため、現場で処理することは困難であった。そのため、掘り起こした汚染土壌を他の場所に設けられた洗浄プラントまで運搬し、浄化した後に再び現場まで運搬し、埋め戻すという方法がとられていた。
【0004】
また、現場で汚染土壌の浄化処理を行うために、処理装置を小型化・ユニット化して洗浄プラントを車載可能にしたものもある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−200479号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の方法では、汚染土壌を加熱し、汚染物質を熱分解または揮発させて浄化するため、揮発性有機化合物や、沸点の高い重金属等を除去することはできたが、沸点の低い重金属等の汚染物質を除去することができなかった。
【0007】
重金属等の汚染物質を水で洗浄して浄化する洗浄プラントでは、水を使用するので、特許文献1の方法とは異なり、洗浄水から泥砂や汚染物質を分離するための各種水槽が必要となり、洗浄プラントを小型化することが困難であった。また汚染された区域に洗浄プラントを設置して、その周囲を浄化し始めた場合には、最後に洗浄プラントの下の土壌をするために、洗浄プラントを移設しなくてはならないため、手間がかかり、処理期間が長くなるという問題があった。
【0008】
本発明の課題は、汚染土壌を外部に持ち出さずに現場で浄化する、より効率のよい汚染土壌の浄化方法、及び汚染土壌浄化プラントを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、土壌の汚染された区域200に汚染土壌浄化プラント100を設置し、掘削した汚染土壌を浄化した後に埋め戻すことを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、土壌の汚染された区域200内に汚染土壌浄化プラント100を設けるので、汚染土壌の運搬距離や運搬時間を減らすことができ、運搬費用を減らすことができる。また外部の浄化プラントに運搬する間に汚染土壌をその経路に拡散させることもなく、運搬業者による不法投棄もない。
また、浄化した土壌で掘削場所を埋め戻すので、外部から搬入する埋め戻し土を減らすことができ、埋め戻し土の購入費、運搬費を減らすことができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、例えば図1に示すように、土壌の汚染された区域200に汚染土壌浄化プラント100を設置して汚染土壌を浄化する汚染土壌の浄化方法において、汚染された区域200を汚染土壌浄化プラント100の処理能力に応じた区分201〜207に分割し、いずれかの区分(206)の汚染土壌を掘削して隣接する他の区分(205)に搬出し、汚染土壌を搬出した区分206に汚染土壌浄化プラント100を設置し、搬出した汚染土壌を汚染土壌浄化プラント100で浄化し、次いで他の区分201〜205、207の汚染土壌を順番に掘削して汚染土壌浄化プラント100で浄化するとともに、浄化した土壌を掘削した区分201〜205、207に埋め戻すことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、汚染土壌を掘削してから浄化し、埋め戻すまでの作業を連続して行うことができ、短期施工が可能となる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の汚染土壌の浄化方法において、汚染された区域200を浄化した後に、汚染土壌浄化プラント100を撤去した跡地206に汚染されていない埋め戻し土を埋め戻すことを特徴とする。
【0014】
ここで埋め戻し土としては、浄化した土壌を用いてもよいし、外部から汚染されていない埋め戻し土を搬入してもよい。
汚染土壌を洗浄するとその体積は70%程度となるため、区域200を元の状態に戻すには、30%の埋め戻し土が必要となる。請求項3に記載の発明によれば、汚染土壌浄化プラントの跡地206を汚染されていない埋め戻し土で埋め戻すことで、浄化後の区域200を平坦にすることができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の汚染土壌の浄化方法において、汚染土壌を搬出した区分206に汚染されていない埋め戻し土を埋め戻し、平坦にしてから汚染土壌浄化プラント100を設置することを特徴とする。
【0016】
請求項4に記載の発明によれば、汚染土壌を搬出した区分206に汚染されていない埋め戻し土を埋め戻し、平坦にしてから汚染土壌浄化プラント100を設置することにより、汚染土壌浄化プラント100の設置や、汚染土壌の搬入を容易にすることができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の汚染土壌の浄化方法において、前記汚染土壌浄化プラント100は、汚染土壌を洗浄して分級し、汚染物質を吸着した細粒分を除去する洗浄プラントと、汚染土壌を洗浄した洗浄水から汚染物質を細粒分とともに除去する浄水プラントとを備えることを特徴とする。
【0018】
請求項5に記載の発明によれば、洗浄プラントにより、汚染土壌を洗浄した洗浄水に含まれる汚染されていない土粒子の量を減らし、浄水プラントの処理能力を向上させるとともに、排出される脱水ケーキの量を減らすことができる。
また、浄水プラントにより、洗浄水を浄化して再利用することができ、水の使用量を節約することができる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、例えば、図2に示すように、汚染土壌を洗浄して分級し、汚染物質を吸着した細粒分を除去する洗浄プラントと、汚染土壌を洗浄した洗浄水から汚染物質を細粒分とともに除去する浄水プラントとを備える汚染土壌浄化プラントにおいて、前記浄水プラントは、洗浄水を貯める水槽(沈砂槽21、原水槽22、処理水槽26、循環水槽27、浮上油回収槽28、濃縮廃油貯槽30、貯泥槽31)の上に、洗浄水から汚染物質及び細粒分を除去する設備(薬剤タンク23、24、シックナー25、フィルタープレス32)を設けることを特徴とする。
【0020】
請求項6に記載の発明によれば、洗浄水を貯める水槽の上に、洗浄水から汚染物質及び細粒分を除去する設備を設けることで、浄水プラントに必要な設置面積を減らすことができる。
【0021】
請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の汚染土壌浄化プラントにおいて、前記洗浄プラントは、ドラムウォッシャー4と、スクリーンユニット5と、サンドクリーン9と、サイクロン10とを備え、汚染土壌中の石塊、砂礫、粗粒分を洗浄して除去することを特徴とする。
【0022】
請求項7に記載の発明によれば、汚染土壌中の石塊、砂礫、粗粒分を洗浄して除去することにより、浄水プラントの負荷を軽減することができ、洗浄水を貯める水槽を小さくして設置面積をさらに小さくすることができる。
【0023】
請求項8に記載の発明は、請求項2または3に記載の汚染土壌浄化プラントにおいて、前記洗浄プラント及び浄水プラントを覆う防音・防塵建屋1を設けたことを特徴とする。
【0024】
請求項8に記載の発明によれば、防音・防塵建屋1により、洗浄プラント及び浄水プラントから発生する騒音や粉塵、汚染物質や悪臭が周囲に漏れることを防ぐことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の汚染土壌の浄化方法を適用する汚染された区域200を示す模式図である。区域200は複数の区分201〜207に分割される。各区分の大きさは、後述する汚染土壌浄化プラント100の処理能力によって決まる。例えば汚染土壌浄化処理プラント100の汚染土壌の処理能力が毎時15tで1日7時間駆動させるのであれば、1日の処理能力は105t程度となる。そこで各区分201〜207の汚染土壌の量は半日から1日単位の50〜105tとなるように分割する。
【0026】
そのいずれか1つの区分(図1では206)に汚染土壌浄化プラント100が設けられ、その区分206に隣接する区分205に、汚染土壌ストックS1が設けられている。
汚染土壌ストックS1は、タンクまたはピットになっており、汚染物質が地盤に浸透しない構造をしている。また、汚染物質が飛散しないように風雨等を防ぐ対策を施してある。汚染土壌ストックS1にはトラック41等で周囲の区分から汚染土壌が搬入される。
【0027】
汚染土壌浄化プラント100は、地盤の上に設けられた不透水層の上に設けられている。不透水層は、汚染物質が汚染土壌浄化プラント100から漏れて地盤に浸透することを防ぐ。
汚染土壌浄化プラント100の周囲には、浄化された土質材料を貯めるストックS3、S4や、汚染物質が濃縮された脱水ケーキを貯めるストックS5が設けられる。
【0028】
次に、本発明の汚染土壌の浄化方法について説明する。まず複数の区分201〜207に分割された区域200のいずれか1つの区分206の汚染土壌を掘削し、隣接した区分205に設けられた汚染土壌ストックS1に積み上げる。
掘削作業を行う場所には防音・防塵建屋を設け、掘削作業で発生する騒音や粉塵、汚染物質から発生する悪臭や汚染物質などが周囲に漏れることを防ぐ。なお防音・防塵建屋内には空気清浄機を設け、内部作業環境を清浄にする。
【0029】
次に、掘削した区分206の上に不透水層を設置する。不透水層はコンクリートや鉄板などで防水パン形状に形成してもよい。
あるいは、ベントナイト等の粘土を用いて不透水層を形成してもよい。ベントナイトを用いて不透水層を形成した場合には、区域200の浄化が完了した後に、不透水層を撤去せずにすむ。
なお、不透水層は、区分206の掘削された穴の中に設けてもよいし、あるいは汚染されていない埋め戻し土で埋め戻した上に設けてもよい。汚染土壌を洗浄するとその体積は70%程度に減少するため、浄化後に元の状態に戻すためには、30%程度の埋め戻し土が必要となる。この埋め戻しは、区域200の浄化完了後に行ってもよい。
次に、不透水層の上に汚染土壌浄化プラント100を設ける。
【0030】
汚染土壌浄化プラント100を設けたら、汚染土壌の浄化を開始する。
まず1日目は、汚染土壌ストックS1に貯められている、区分206から掘削した汚染土壌を浄化する。浄化された土質材料は、ストックS3、S4に積み上げておく。なお汚染土壌ストックS1の汚染土壌の減少に伴い、2日目に処理する区分201から掘削した汚染土壌を搬入してもよい。
汚染物質が濃縮された脱水ケーキは、処分場へ搬出される。
【0031】
2日目は、区分201から掘削した汚染土壌を汚染土壌ストックS1に搬入し、1日目と同様に浄化する。それとともに、ストックS3、S4に積み上げられた浄化された土質材料を区分201に搬送し、埋め戻す。
【0032】
3日目以降は、同様にして、区分202〜205、207を浄化するとともに埋め戻し、7日目には区域200全域の浄化が完了する。必要があれば埋め戻し土を搬入して埋め戻す。
最後に、汚染土壌浄化プラント100と不透水層とを撤去する。なお、不透水層をベントナイトなどで形成した場合には、不透水層を撤去しなくともよい。
汚染土壌浄化プラント100の跡地は、埋め戻し土を搬入して埋め戻す。洗浄後の土壌の体積は70%程度と減少するため、必要があれば外部から減量分の埋め戻し土を搬入する。不足したままでもよい場合には、そのままでもよい。
【0033】
本発明の汚染土壌の浄化方法によれば、区域200内に汚染土壌浄化プラント100を設けるので、汚染土壌の運搬距離や運搬時間を減らすことができ、運搬費用を減らすことができる。また外部の浄化プラントに運搬する間に汚染土壌をその経路に拡散させることもなく、運搬業者による不法投棄もない。
また浄化した土壌を埋め戻し土として用いるので、外部から搬入する埋め戻し土を減らすことができ、埋め戻し土の購入費、運搬費を減らすことができる。
また、汚染土壌を掘削してから浄化し、埋め戻すまでの作業を連続して行うことができ、短期施工が可能となる。
なお、区域200の分割方法や分割された区域201〜207の浄化する順序等は上記の例に限られず、任意である。
【0034】
ここで、本発明の実施の形態で使用する汚染土壌浄化プラント100について具体例を挙げて説明する。
汚染土壌浄化プラント100は、図2に示すように、グリッドユニット2を除いて、掘削作業時に使用したものと同様の防音・防塵建屋1の内部に設けられており、騒音や粉塵、汚染物質や悪臭が周囲に漏れることを防いでいる。
【0035】
汚染土壌ストックS1の隣には、グリッドユニット2が設けられている。グリッドユニット2へは、バックホー42等により、汚染土壌ストックS1から汚染土壌が運搬される。
グリッドユニット2は、粒径80mm以下の汚染土壌を透過させてベルトコンベヤーb1へ載せるとともに、粒径80mm以上の汚染土壌を+80mmストックS2へ出す。
【0036】
ベルトコンベヤーb1は図3に示すように、その一端でグリッドユニット2を通過した粒径80mm以下の汚染土壌を載せ、防音・防塵建屋1内部に運搬し、他端で汚染土壌をドラムウォッシャー4の投入口に投入する。
また、ベルトコンベヤーb1の途中には、磁選機3が設けられており、汚染土壌から鉄片を除去する。
【0037】
ドラムウォッシャー4は、ベルトコンベヤーb1のグリッドユニット2とは反対の端に設けられている。ドラムウォッシャー4では、投入された汚染土壌に洗浄水を加え、ドラムごと回転させて洗浄する。ドラムウォッシャー4には、汚染物質の濃度を測定するセンサー(測定器)が設けられている。ドラムウォッシャー4は、洗浄後の汚染土壌のうち、粒径40〜80mmの石塊を分離し、汚染物質の濃度が基準値以下であることをセンサー(測定器)で確認した後に、ベルトコンベヤーb2に載せるとともに、洗浄水と残りの土質成分をスクリーンユニット5に投入する。なお、ドラムウォッシャー4の代わりに、パドルミキサーを用いてもよい。
なおドラムウォッシャー4やパドルミキサー内で汚染土壌を洗浄する際に、油汚染土壌の場合には、洗浄水に界面活性剤等の薬剤を混合してもよい。また、洗浄水に温水を使用してもよい。
【0038】
スクリーンユニット5は、図3または図4に示すように、ドラムウォッシャー4の排出口下部に設けられている。スクリーンユニット5には、汚染物質の濃度を測定するセンサー(測定器)が設けられている。スクリーンユニット5は振動ふるいにより、粒径2〜40mmの礫や、木の枝や根などのゴミを洗浄して除去し、汚染物質の濃度が基準値以下であることをセンサー(測定器)で確認した後に、ベルトコンベヤーb2に載せる。またスクリーンユニット5は粒径2mm以下の土質成分を透過させ、洗浄水とともに0〜2mmピット8へ流入させる。
ベルトコンベヤーb2は、粒径40〜80mmの石塊、粒径2〜40mmの礫や、木の枝や根などのゴミをゴミ取り機6へ搬送する。
【0039】
ゴミ取り機6は、粒径40〜80mmの石塊、及び粒径2〜40mmの礫をベルトコンベヤーb3に載せ、木の枝や根などのゴミをゴミカゴ7へ入れる。
ベルトコンベヤーb3は、粒径40〜80mmの石塊、及び粒径2〜40mmの礫を防音・防塵建屋1の外の2〜80mmストックS3に搬出する。
ゴミカゴ7にはゴミに含まれる洗浄水を汚水ピット11に排出するための配管が設けられている。
【0040】
0〜2mmピット8は、スクリーンユニット5の直下に設けられている。0〜2mmピット8には、スクリーンユニット5で除去されなかった粒径2mm以下の土質成分が洗浄水とともに流入し、一時的に貯める。0〜2mmピット8には、サンドクリーン9に通じる配管と、ポンプとが設けられており、粒径2mm以下の土質成分を、洗浄水とともにサンドクリーン9に送り出す。
【0041】
サンドクリーン9には、汚染物質の濃度を測定するセンサー(測定器)が設けられている。サンドクリーン9は、粒径0.075〜2mmの砂をすくい取って、汚染物質の濃度が基準値以下であることをセンサー(測定器)で確認した後に、ベルトコンベヤーb4に載せる。また、0.075mm以下のシルトを洗浄水とともにサイクロン10へ送出する。
ベルトコンベヤーb4は、粒径0.075〜2mmの砂を、防音・防塵建屋1の外の0.075〜2mmストックS4に搬出する。
【0042】
サイクロン10は、内部で渦流を発生させ、その遠心力で発生する壁面摩擦により、土粒子を洗浄水とともに洗浄する。サイクロン10はその上部から粒径0.075mm以下の細粒分を洗浄水とともに排出し、下部からはサンドクリーン9ですくい取られなかった粒径0.075mm以上の粗粒分を排出して0〜2mmピット8に戻す。
【0043】
汚水ピットには、沈砂槽21へ通じる配管が設けられており、配管に設けられたポンプにより、粒径0.075mm以下のシルトを洗浄水とともに沈砂槽21へ送出する。
【0044】
沈砂槽21は、比較的粒子の大きい不溶性の土質成分を沈殿させる。原水槽22は沈砂槽21で不溶性の土質成分が沈殿した洗浄水をシックナー25の処理能力に応じて一時的に貯める。原水槽22には、シックナー25に通じる配管が設けられており、配管に設けられたポンプで原水槽22へ貯められた洗浄水の上部泥水をシックナー25に送出する。
【0045】
なお、原水槽22とシックナー25との間の配管の途中には凝集剤等の薬剤タンク23、24から通じる配管が接続されており、弁やポンプが設けられている。薬剤タンク23、24は、図4に示すように、沈砂槽21、原水槽22や、後述する貯泥槽31、処理水槽26、浮上油回収槽28、濃縮廃油貯槽30、循環水槽27等の上に組み立てられた架台33の上に載置されている。
【0046】
シックナー25は、凝集剤等の薬剤を投入された泥水中の汚染物質やシルトを凝集させて沈殿させる。シックナー25は、図4に示すように、薬剤タンク23、24とともに架台33の上に載置されている。
シックナー25の下部には、沈殿した汚泥を貯泥槽31に排出する配管と、弁とポンプとが設けられている。また、シックナー25の上部には、上清を処理水槽26に排出する配管が設けられている。
【0047】
貯泥槽31は、汚泥を一時的に蓄える。貯泥槽31には、汚泥をフィルタープレス32に排出する配管と、弁とポンプとが設けられている。
フィルタープレス32は、図4、図8に示すように、薬剤タンク23、24やシックナー25とともに架台33の上に設けられている。フィルタープレス32は、汚泥を圧縮濾過し、脱水ケーキとし、ベルトコンベヤーb5に載せる。また、フィルタープレス32には、汚泥から絞り出された水を沈砂槽21・減水槽へ排出する配管が設けられている。
ベルトコンベヤーb5は、脱水ケーキを防音・防塵建屋1の外の脱水ケーキストックS5に搬出する。
【0048】
処理水槽26には、水面付近に浮上油回収管が設けられ、水面に浮上した油分を水面付近の水とともに浮上油回収槽28へ排出する。また処理水槽26下部には、循環水槽27へ水を送出する配管と、ポンプとが設けられている。
浮上油回収槽28には、油水分離装置29へ通じる配管と、ポンプが設けられている。
【0049】
油水分離装置29は、水と油分とを分離し、油分を濃縮廃油貯槽30へ、水を沈砂槽21・原水槽22へ送出する。
濃縮廃油貯槽30は油分がバキューム搬出されるまでの間、貯められる。
循環水槽27には、ドラムウォッシャー4やスクリーンユニット5に洗浄水を送水する配管と、ポンプとが設けられている。
また、循環水槽27には、水量の減少に伴い、適宜水が補給される。
【0050】
このように、本発明の汚染土壌浄化プラント100では、各種水槽の上に架台33を組み上げ、その上にシックナー25やフィルタープレス32、薬剤タンク23、24等の設備を設けたので、洗浄水の処理設備に必要な設置面積を小さくすることができる。なお、架台33の下に設置される各種水槽は、図2に示した配置に限られず、任意の配置にすることができる。
【0051】
次に、図9に挙げるフローチャートを用いて、汚染土壌の処理方法について説明する。
まず、汚染土壌ストックS1から汚染土壌をバックホーで持ち上げ、グリッドユニット2に通す。グリッドユニット2では粒径約80mm以上の汚染土壌塊が除去される。粒径80mm以上の汚染土壌塊はほとんどないが、もしある場合には、80mmストックへ貯めておき、クラッシャーで粒径80mm以下に砕いた後、再びグリッドユニット2に通す。
【0052】
粒径80mm以下の汚染土壌は、ベルトコンベヤーb1で運搬され、磁選機3で鉄片を除去された後に、ドラムウォッシャー4へ投入される。
ドラムウォッシャー4に投入された汚染土壌は、ドラムウォッシャー4内でこすり合わされて洗浄される。ドラムウォッシャー4で洗浄された汚染土壌のうち粒径40mm以上の石塊は除去され、ベルトコンベヤーb2で運搬される。粒径40mm以上の石塊を除去することで、スクリーンユニット5の負荷を軽減することができる。
【0053】
粒径40mm以下の土質成分は、洗浄水とともにスクリーンユニット5にかけられ、粒径2〜40mmの礫や、木の枝や根などのゴミが除去される。粒径40〜80mmの石塊、粒径2〜40mmの礫、及びゴミは、ベルトコンベヤーb2でゴミ取り機6へ運搬される。ゴミ取り機6は木の枝や根などのゴミをゴミ箱へ取り除く。
木の枝や根などのゴミは可燃ゴミとして搬出してもよいし、あるいは埋め戻してもよい。
【0054】
ゴミ取り機6を通過した粒径40〜80mmの石塊、粒径2〜40mmの礫は、ベルトコンベヤーb3で運搬され、2〜80mmストックS3に積まれる。2〜80mmストックS3に積まれた粒径40〜80mmの石塊や、粒径2〜40mmの礫は、搬出されてセメント材料等に利用されたり、あるいは埋め戻されたりする。
【0055】
粒径2mm以下の土質成分は、洗浄水とともに0〜2mmピット8へ一時貯められ、ポンプで汲み上げられてサンドクリーン9にかけられる。サンドクリーン9では、粒径0.075〜2mmの砂がすくい取られ、ベルトコンベヤーb4により運搬され、0.075〜2mmストックS4に積まれる。0.075〜2mmストックS4に積まれた粒径0.075〜2mmの砂は、搬出されてモルタル材料等に利用されたり、あるいは埋め戻されたりする。
【0056】
サンドクリーン9を透過した土粒子は、洗浄水と共に、ポンプによりサイクロン10へ送られ、洗浄される。サンドクリーン9で除去できなかった粒径0.075mm以上の粗粒分はサイクロン10で除かれ、0〜2mmピット8へ戻される。このように粗粒分を再びサンドクリーン9へ循環させて粗粒分をほぼ完全に除くことで、洗浄水に含まれる汚染されていない土粒子の量を減らし、この後の洗浄水の浄化設備の処理能力を向上させるとともに、排出される脱水ケーキの量を減らすことができる。また、浄化設備の処理能力を向上させることで、各種水槽を小さくすることができ、汚染土壌浄化プラント100に必要な設置面積をさらに小さくすることができる。
【0057】
サイクロン10を通過した粒径0.075mm以下のシルトは、洗浄水と共に、ポンプにより汚水ピット11に貯められる。汚水ピット11へはゴミ箱からも洗浄水が流入する。
汚水ピット11に貯められた洗浄水は、ポンプで汲み上げられ、沈砂槽21・原水槽22へ一時貯められ、比較的粒子の大きい不溶性の土質成分を沈殿させる。
沈砂槽21・原水槽22へ貯められた洗浄水の上部泥水は、ポンプで汲み上げられ、凝集剤等の薬剤を投入されてシックナー25に投入される。
【0058】
シックナー25では、凝集剤等の薬剤を投入された泥水中の汚染物質が凝集して沈殿する。シックナー25内の上清部分は処理水槽26へ貯められる。処理水槽26の水面に浮いた油分は、水面付近の水とともに浮上油回収槽28に送られる。浮上油回収槽28に貯められた水と油分は、ポンプで油水分離装置29に送られる。油水分離装置29では油分が回収され、油分は濃縮産油貯槽へ貯められ、水は再び沈砂槽21・原水槽22へ送水される。
【0059】
濃縮廃油貯槽30の油は、他の処理場へ搬出される。
処理水槽26の下部の水は、ポンプで汲み上げられて循環水槽27へ送られる。循環水槽27の水は、汲み上げられてドラムウォッシャー4やスクリーンユニット5の洗浄水として再び利用される。なお、循環水槽27へは、循環水の減少に伴い適宜水が補充される。
【0060】
シックナー25で沈殿した汚泥は、ポンプで貯泥槽31へ送られ、一時貯められた後に、ポンプでフィルタープレス32へ送られる。
フィルタープレス32では、汚泥から水分を除いて脱水ケーキにする。脱水ケーキは脱水ケーキストックS5に積まれ、後に処分場へ搬出される。
フィルタープレス32で除かれた水分は、再び沈砂槽21へ送水される。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、土壌の汚染された区域内に汚染土壌浄化プラントを設けるので、汚染土壌の運搬距離や運搬時間を減らすことができ、運搬費用を減らすことができる。また外部の浄化プラントに運搬する間に汚染土壌をその経路に拡散させることもなく、運搬業者による不法投棄もない。
また、浄化した土壌で掘削場所を埋め戻すので、外部から搬入する埋め戻し土を減らすことができ、埋め戻し土の購入費、運搬費を減らすことができる。
【0062】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、汚染土壌を掘削してから浄化し、埋め戻すまでの作業を連続して行うことができ、短期施工が可能となる。
【0063】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、汚染土壌浄化プラントの跡地を汚染されていない埋め戻し土で埋め戻すことで、浄化後の区域を平坦にすることができる。
【0064】
請求項4に記載の発明によれば、請求項2または3に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、汚染土壌を搬出した区分に汚染されていない埋め戻し土を埋め戻し、平坦にしてから汚染土壌浄化プラントを設置することにより、汚染土壌浄化プラントの設置や、汚染土壌の搬入を容易にすることができる。
【0065】
請求項5に記載の発明によれば、洗浄プラントにより、汚染土壌を洗浄した洗浄水に含まれる汚染されていない土粒子の量を減らし、浄水プラントの処理能力を向上させるとともに、排出される脱水ケーキの量を減らすことができる。
また、浄水プラントにより、洗浄水を浄化して再利用することができ、水の使用量を節約することができる。
【0066】
請求項6に記載の発明によれば、洗浄水を貯める水槽の上に、洗浄水から汚染物質及び細粒分を除去する設備を設けることで、浄水プラントに必要な設置面積を減らすことができる。
【0067】
請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、汚染土壌中の石塊、砂礫、粗粒分を洗浄して除去することにより、浄水プラントの負荷を軽減することができ、洗浄水を貯める水槽を小さくして設置面積をさらに小さくすることができる。
【0068】
請求項8に記載の発明によれば、請求項6または7に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、防音・防塵建屋により、洗浄プラント及び浄水プラントから発生する騒音や粉塵、汚染物質や悪臭が周囲に漏れることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の汚染土壌の浄化方法を使用する区域の形態例を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態例の汚染土壌浄化プラントを示す平面図である。
【図3】図2のA−A間の立面図である。
【図4】図2のB−B間の立面図である。
【図5】図2のC−C間の立面図である。
【図6】図2のD−D間の立面図である。
【図7】図2のE−E間の立面図である。
【図8】図2のF−F間の立面図である。
【図9】汚染土壌の流れを表すフロー図である。
【符号の説明】
1 防音・防塵建屋
2 グリッドユニット
3 磁選機
4 ドラムウォッシャー
5 スクリーンユニット
6 ゴミ取り機
7 ゴミカゴ
8 0〜2mmピット
9 サンドクリーン
10 サイクロン
11 汚水ピット
21 沈砂槽
22 原水槽
23、24 薬剤タンク
25 シックナー
26 処理水槽
27 循環水槽
28 浮上油回収槽
29 油水分離装置
30 濃縮廃油貯槽
31 貯泥槽
32 フィルタープレス
33 架台
41 トラック
42 バックホー
100 汚染土壌浄化プラント
200 区域
201〜207 区分
b1、b2、b3、b4 ベルトコンベヤー
S1 汚染土壌ストック
S2 +80mmストック
S3 2〜80mmストック
S4 0.075〜2mmストック
S5 脱水ケーキストック

Claims (8)

  1. 土壌の汚染された区域に汚染土壌浄化プラントを設置し、掘削した汚染土壌を浄化した後に埋め戻すことを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
  2. 汚染された区域を汚染土壌浄化プラントの処理能力に応じた区分に分割し、いずれかの区分の汚染土壌を掘削して隣接する他の区分に搬出し、
    汚染土壌を搬出した区分に汚染土壌浄化プラントを設置し、搬出した汚染土壌を汚染土壌浄化プラントで浄化し、
    次いで他の区分の汚染土壌を順番に掘削して汚染土壌浄化プラントで浄化するとともに、浄化した土壌を掘削した区分に埋め戻すことを特徴とする請求項1に記載の汚染土壌の浄化方法。
  3. 汚染された区域を浄化した後に、汚染土壌浄化プラントを撤去した跡地に汚染されていない埋め戻し土を埋め戻すことを特徴とする請求項2に記載の汚染土壌の浄化方法。
  4. 汚染土壌を搬出した区分に汚染されていない埋め戻し土を埋め戻し、平坦にしてから汚染土壌浄化プラントを設置することを特徴とする請求項2または3に記載の汚染土壌の浄化方法。
  5. 前記汚染土壌浄化プラントは、汚染土壌を洗浄して分級し、汚染物質を吸着した細粒分を除去する洗浄プラントと、汚染土壌を洗浄した洗浄水から汚染物質を細粒分とともに除去する浄水プラントとを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の汚染土壌の浄化方法。
  6. 汚染土壌を洗浄して分級し、汚染物質を吸着した細粒分を除去する洗浄プラントと、汚染土壌を洗浄した洗浄水から汚染物質を細粒分とともに除去する浄水プラントとを備える汚染土壌浄化プラントにおいて、前記浄水プラントは、洗浄水を貯める水槽の上に、洗浄水から汚染物質及び細粒分を除去する設備を設けることを特徴とする汚染土壌浄化プラント。
  7. 前記洗浄プラントは、ドラムウォッシャーと、スクリーンユニットと、サンドクリーンと、サイクロンとを備え、汚染土壌中の石塊、砂礫、粗粒分を洗浄して除去することを特徴とする請求項6に記載の汚染土壌浄化プラント。
  8. 前記洗浄プラント及び浄水プラントを覆う防音・防塵建屋を備えることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の汚染土壌浄化プラント。
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