JP2014155620A - 移動型x線発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線管球とモニタを搭載した移動型X線発生装置において、医師または操作者が容易にモニタの内容を確認できるようにする。
【解決手段】移動型X線発生装置は、X線を照射するX線管球と、X線管球を支持するアームと、アームを支持し移動が可能な台車部と、台車部の上部に搭載されたモニタとを有する。移動型X線発生装置は、モニタを、第一の回転軸の周りに回動可能に支持する第一の部材と、第一の部材を、台車部に対して、第一の回転軸とは別の第二の回転軸の周りに回動可能に、支持する第二の部材とを有する。そして、第一の回転軸と第二の回転軸の少なくとも何れかにより、モニタの表示面に平行であり、台車部が移動する移動面に対して垂直な方向の回転軸が提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検者の透過放射線から放射線画像を得るための放射線を発生する放射線源を台車に搭載した移動型X線発生装置に関する。
近年、病室や手術室内でX線撮影を行う移動型X線撮影回診車や、X線を照射するX線管と患者からの透過X線を検出するX線検出器をC型アームにより保持するX線撮影装置のような、医療用のX線撮影装置が普及している。
ところで、移動形X線撮影回診車を用いてX線撮影をする際、X線管球をベッドで寝ている被検者の上に配置するために、X線管球には、ベッド上の被検者に関してX線照射位置を変更するための機構が必要である。特に、被検者の撮影部位が四肢である場合、ベッド上のどの位置でもX線管球を配置できるようにしなければ、X線検出器とX線管球のポジショニングを良好な状態にセットすることはできず、適切な画像を撮影することができない。したがって、移動型X線撮影回診車では、台車に対して可動なアームによりX線管球を支持する構成が採用されている。
移動型X線撮影回診車は、病室内の狭いベッド間や、タンカおよびその他医療装置が往来する病棟の廊下を走行するために、移動時には、装置全体をコンパクトにする必要がある。したがって、X線管球を支持するアームには、X線撮影時には広く展開し、移動時には、小さく収納できる構造が必要となる。そこで、特許文献1では、X線管球を支持するアームを伸縮可能に構成することで、X線撮影時の展開としてのアーム伸長と、移動時の収納としてのアーム短縮を行っている。
特開2006−81690号公報
手術室における移動型X線撮影回診車の利用において、手術で患者に処置を行っている医師が、移動型X線撮影回診車で撮影したX線画像をモニタで確認しながら手術を進めることがある。しかし、特許文献1に記載された移動型X線撮影回診車では、台車上のモニタの位置が固定であるため、X線撮影をしながら回診車上のモニタを確認することができない場合がある。そのため、別途モニタを用意する必要があるが、手術台の周りには、多数の医用機器があり、別途モニタを用意するには、そのためのスペースを設けなければならない。すなわち、手術の作業フローや、緊急時に必要な機器の配置によってモニタの設置位置が制限され、効率的な処置を行うことができなる可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、X線管球とモニタを搭載した移動型X線発生装置において、医師または操作者が容易にモニタの内容を確認できるようにすることを目的とする。
上述した目的を達成するための本発明の一態様による移動型X線発生装置は以下の構成を備える。すなわち、
X線を照射するX線管球と、前記X線管球を支持するアームと、前記アームを支持し移動が可能な台車部と、前記台車部の上部に搭載されたモニタとを有する移動型X線発生装置であって、
前記モニタを、第一の回転軸の周りに回動可能に支持する第一の部材と、
前記第一の部材を、前記台車に対して、前記第一の回転軸とは別の第二の回転軸の周りに回動可能に、支持する第二の部材とを備え、
前記第一の回転軸と前記第二の回転軸の少なくとも何れかにより、前記モニタの表示面に平行であり、前記台車部が移動する移動面に対して垂直な方向の回転軸を提供する。
本発明によれば、X線管球とモニタを搭載した移動型X線発生装置において、医師または操作者が容易にモニタの内容を確認できるようになる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付の図面を参照して説明される好ましい実施形態等によって明らかにしていく。
第一実施形態の移動型X線撮影装置の外観を示す図。 第一実施形態におけるモニタ移動を説明する図。 第一実施形態によるモニタスイベル回転を説明する図。 ランドスケープ表示モードとポートレート表示モードを表示状態を説明する図。 画像処理有モードと画像処理無モードの表示状態を説明する図。 X線撮影設定モードと診断画像表示モードを説明する図。 第一実施形態のモニタ表示モード切り替えを示すフローチャート。 第二実施形態の移動型X線撮影装置の外観を示す図。 第二実施形態におけるモニタの移動を説明する図。 第三実施形態による移動型X線撮影装置の外観の概略図。 第三実施形態のモニタ収納システムを説明する図。 第三実施形態のモニタ収納システムのフローチャート。 第四実施形態の移動型X線撮影装置の外観を示す図。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係わる移動型X線発生装置の外観構成を示す図である。なお、移動型X線発生装置はX線源であるX線管球を搭載し、一般にX線検出用のカセッテとともに移動型X線撮影装置を構成するものであり、以下では移動型X線撮影装置と称する。図1(a)は、装置の移動時の形態(以下、移動形態)における後方からの斜視図を示し、図1(b)は、装置の移動形態における前方からの斜視図を示している。ここで、前方、後方とは、使用者がハンドル20を用いて押した場合の進行方向に関して先頭側を前方、後尾側を後方としている。
図1において、X線管球1は、X線を発生するX線源であり、被検者にX線を照射する。アーム2は、X線管球1を支持し、少なくとも水平方向にX線管球1を移動させるための伸縮機構と、伸縮位置固定機構を有している。支柱3は、台車部5に対してアーム2を支持する。アーム支持部4は、アーム2と支柱3を連結し、アーム2を支柱3に沿って移動するとともにその移動による任意の位置でアーム2を支柱3に固定する機能を有する。台車部5は、支柱3を支持する。移動機構6は、複数のタイヤ、もしくはキャスタを有し、台車部5を地面に対して移動させる。以下、移動機構6による台車部5の移動する面を移動面という。支柱回転部7は、台車部5と支柱3を連結し、支柱3を台車部5上で移動機構6による移動面と垂直な軸を中心に回転可能にするベアリング機構を有する。また、支柱回転部7には、無励磁作動ブレーキが構成されており、無励磁作動ブレーキの通電状態で支柱3を任意の位置に回転させ、非通電状態で支柱3を任意の位置に止めることができる。
モニタ8は台車部5の上部に配置されたモニタ支持アーム9により支持されている。チルトヒンジ10とスイベルヒンジ11はモニタ支持部材12を介して連結され、チルトヒンジ10はモニタ8に取りつけられ、スイベルヒンジ11はモニタ支持アーム9に取りつけられている。また、チルトヒンジ10とスイベルヒンジ11は、モニタの姿勢を自在に保持できるようなトルクヒンジが望ましいが、任意のヒンジ開き角度でロック可能な機構を有したトルクの小さいトルクヒンジ、ダンパヒンジ、あるいはそれらの組合せでも良い。さらに、所望のモニタ姿勢でモニタ8の位置をロックすることが可能な機構を設けても良い。
次に、図2を参照して、第一実施形態による移動型X線撮影装置のモニタ移動について説明する。図2(a)は移動型X線撮影装置の最小外観寸法時におけるモニタ8の位置を示し、図2(b)はモニタ8がチルトした状態を示し、図2(c)は図2(b)の状態からモニタ8をスイベルさせた状態を示している。第一実施形態では、モニタ8のチルト角度は、図2(a)のモニタ8の位置から上向きに180°までの可動範囲であることが望ましい。また、モニタ8のスイベル角度は、図2(a)のモニタ位置から、左右に各90°ずつ回転可能とすることが望ましい。これにより、X線管球1を移動形態から取りまわす際に、アーム2を伸ばさない限りモニタ8と干渉することはなく、操作性が良好な装置を実現できる。
図3を参照して、第一実施形態のモニタ8のスイベル移動に関してさらに詳細に説明する。17は、モニタ8がスイベル移動する回転軸を示す。図3(a)は、図1で示した移動形態時のモニタ8の位置を示しており、図3(b)は、図3(a)からスイベルヒンジ11によりスイベル回転軸17を中心にモニタ8を左回りに90°回転させた状態を示している。このように、モニタ8を左回りまたは右回り(不図示)に回転させることで、チルトヒンジ10の回転軸が台車部5の移動面に対して垂直な方向の回転軸となる。このような、台車部5の移動面に垂直な方向の回転軸の周りの回動がモニタ8に提供されることで、操作者あるいは医師は、さまざまな位置からモニタ8の表示内容を確認することができる。
以上のように、モニタ8は第一の回転軸と第二の回転軸の2つの回転軸の周りを回動可能に台車部5に装着されている。より具体的には、第一の回転軸の周りに回動可能にモニタ8を支持する第一の部材(チルトヒンジ10とモニタ支持部材12)にモニタ8が連結されている。そして、第一の部材を第一の回転軸とは別の第二の回転軸の周りに回動可能に支持する第二の部材(スイベルヒンジ11、モニタ支持アーム9)に第一の部材が連結されている。こうして、モニタ8は第一の回転軸と第二の回転軸の周りに回動可能に台車部5に支持される。そして、図2(c)のような状態(チルトヒンジ10の回転軸が移動面に対して垂直になる状態)とすることで、モニタ8の表示面に平行であり、台車部5の移動面に対して垂直な方向の回転軸がモニタ8に対して提供される。その結果、モニタ8の表示面を移動型X線撮影装置の右側方〜後方または左側方〜後方に向けることが可能となり、操作者や医師は容易にモニタ8の内容を確認できるようになる。
また、第一実施形態の移動型X線撮影装置は、モニタ8のスイベル回転軸17周りの回転状態を検出するための不図示の検出部を具備しており、この検出部の検出結果に応じてモニタ8の表示内容が切り替わる構成となっている。上述したように、スイベル回転軸17はモニタ8の表示面に垂直な方向を有するので、本実施形態では、モニタ8の回転状態として、横長にした状態(ランドスケープ)と縦長にした状態(ポートレイト)が提供され得る。検出部がモニタ8の回転状態として横長状態(図3(a))と縦長状態(図3(b))のいずれであるかを検出すると、モニタ8の表示モードがその検出結果に従って以下に説明するように切り替わる。なお、回転状態を検出する検出部としては、例えば、
・ロータリエンコーダなどを用いてスイベル回転軸17周りの回転角度を検出し、モニタ8が横長の状態か縦長の状態かを検出する構成、
・加速度センサによりモニタ8が(重力に対して)横長状態か縦長状態かを検出する構成、
・モニタ8が横長状態のときにオンするスイッチ、および/または、縦長状態のときにオンするメカニカルなスイッチを用いて、モニタ8の状態を検出する構成、があげられる。
以下、図4〜図6を参照して、モニタ8の表示モードについて説明する。第一実施形態におけるモニタ8は、撮影対象の患者を示す患者情報や、患者の場所、検査情報リストを表示するほか、技師確認用の撮影画像や、医師診断用の撮影画像を表示する。また、使用者はモニタ8の画面から種々の操作を行うことができる。たとえば、使用者に操作権限を与えるためのログイン操作や操作権限をなくすためのログアウト操作、装置の全体もしくは一部を起動/シャットダウンする操作、撮影条件の設定や撮影したX線画像を院内ネットワークに送信する操作などを行うことができる。
図4は、モニタ8の横長(ランドスケープ)表示を行う第一の表示モードと、縦長(ポートレート)表示を行う第二の表示モードについて説明する図である。図4(a)は、モニタ8の長方形の表示域の短辺を縦方向とする横長状態でのランドスケープ表示(第一の表示モード)を示す。また、図4(b)は、モニタ8の長方形の表示域の長辺を縦方向とする縦長状態でのポートレート表示(第二の表示モード)を示している。
画像表示域101には、X線管球1からのX線照射により得られたX線画像が表示される。センサ状態表示域102には、X線撮影センサの状態が表示される。たとえば、センサ状態表示域102には、撮影準備中か照射待機中か、画像データ読み出し中か停止中かを示す表示や、撮影不可能状態、電源状態、通信状態、グリッドの有無や種類が表示される。患者情報表示域103には、X線撮影対象である患者の氏名、生年月日などの患者情報が表示される。なお、患者情報表示域103に患者の所在地情報(患者がいる病室など)を表示しても良い。条件設定領域104は、X線撮影の条件(管電圧、管電流、曝射時間など)を設定するためのユーザインターフェースを提供する。このため、本実施形態のモニタ8はタッチパネルを具備している。図4では条件設定領域104において、使用者は撮影部位や撮影方向などの撮影条件を設定することができる状態が示されている。
図示の表示内容は一例であり、その他のX線撮影に関する情報を表示しても良い。以上のように、図4(a)と図4(b)で示した表示モードの切替は、表示内容は同一であるが、横長表示と縦長表示で各情報の配置のレイアウトを変更した例である。以上のように、上述した検出部によるモニタ8のスイベル回転軸17に対する回転状態の検出結果に応じて、モニタ表示はランドスケープ表示(図4(a)),ポートレート表示(図4(b))のいずれかに切り替わる。操作者または医師は、モニタ8の姿勢に適したモニタ表示を選択することができ、操作性が向上する。
次に、検出部によるモニタ8の回転状態の検出に応じて表示モードを切り替える処理の別の例について図5を参照して説明する。図5(a)の第一の表示モードでは、図4(a)の表示内容と同等であるが、画像表示域101には、X線撮影技師が再撮影をするか否かを判断するのに耐えられる程度の画像を表示する。たとえば、X線撮影画像に低解像度処理を施した画像が表示される。
他方、図5(b)の第二の表示モードでは、縦長表示に対応するレイアウトとするとともに、画像表示域101には、医師が画像診断可能なX線画像を表示するX線撮影画像が表示される。すなわち、図5(b)の画像表示域101aでは、図5(a)の画像表示域101に表示される画像よりも高解像度なX線撮影画像が表示される。そのため、X線撮影画像に高解像度処理または/かつグリッド縞を低減する画像処理などを行って得られた画像が画像表示域101aに表示されるようにする。なお、任意に画像処理を選択可能にしても良い。また、図5(b)のように、患者情報表示域103などの診断画像以外の情報を付加しても良い。但し、図5(b)に示す第二の表示モードでは、診断画像の提示が目的となるので、撮影部位の設定などのユーザインターフェースは表示していない。以上のような表示モードの切替によれば、処理時間を要する診断画像を表示するための画像処理を選択的に行って観察に適したモニタ表示を提供することが可能となり、操作性が向上する。
次に、図6を参照して、表示モードの切り替えのさらに別の例を説明する。図6では、モニタ8における第一の表示モードとしてX線撮影設定表示モード、第二の表示モードとして診断画像表示モードが用いられる場合を説明する。図6(a)はX線撮影設定表示モードを示しており、ログインボタン106の操作により使用者は移動型X線撮影装置にログインすることができ、使用者はログインにより装置の各種操作を行うことができる。シャットダウンボタン107は、誤起動した際に装置の電源を落とすのに用いられる。その他ボタン108は、その他の設定に用いられるボタンであり、表示されていないものを選択したい場合に使用する。その他の設定の中では、選択ボタンを自由に増減させることもできる。
検査情報取得ボタン109は検査情報リストを取得するためのボタンであり、このボタンが操作されると、装置は院内ネットワークと通信して検査情報を取得する。患者位置ボタン110は、患者位置情報を見る為のボタンである。患者位置ボタン110が選択されると、院内マップや検査対象患者の病室情報が画像表示域101に表示される。画像送信ボタン111は、画像を院内ネットワークに送信するためのものであり、選択以前に撮影した画像を送信する。
検査情報選択ボタン112は、検査情報選択であり、検査情報取得ボタン109の操作により入手した検査情報リストを基に、撮影部位や撮影体位を選択する。患者情報ボタン113は、患者情報を表示させるためのボタンである。上述のように、患者情報には、患者の氏名、年齢、患者ID、性別が含まれており、使用者は患者を確認することができる。撮影条件設定ボタン114は、撮影条件設定を行うためのボタンであり、管電流、管電圧、X線照射時間などを設定することができる。
図6(b)は診断画像表示モードにおける表示の一例を示しており、診断画像を表示するための画像表示域101bが表示されている。なお、モニタ8の表示可能領域内の画像表示域101b以外の領域に設定された撮影条件の一部を表示するようにしても良い。これにより、モニタ8の回転状態に応じて、X線撮影の設定と画像診断を選択することが可能となり、手術室内で、その場に応じたモニタ表示が可能となり、操作性が向上する。
なお、図5や図6に示した表示モード内容の切替では、横長状態で撮影設定を行う画面が提示され、縦長状態で診断画像を表示する画面が提示されるようにしたが、逆であってもよい。すなわち、縦長状態で撮影設定を行う画面が提示され、横長状態で診断画像を表示する画面が提示されるようにしてもよい。また、第一の表示モードや第二の表示モードの表示内容や組み合わせについても、上記例に限られるものではない。
以上の図4〜図6で説明したモニタ内容を切り替えるための制御構成を図2を参照して説明する。図2において、モニタ表示制御部15は、不図示の検知部により検知されたモニタ8の回転状態に応じてモニタ8における表示モード(表示内容)を切り替える。撮影制御部16は、モニタ8(タッチパネル)を介してなされたX線撮影条件の設定やX線撮影の実行を制御する。なお、図2では、各制御部とモニタ8は、有線接続により通信を行うが、無線通信を利用して良い。また、検出部とモニタ表示制御部15や撮影制御部16との通信接続に関しても、有線、無線を問わない。
図7は、第一実施形態に係わるシステムの処理を説明するフローチャートである。ステップS10において、装置の起動や撮影の開始に伴い、モニタ表示制御部15は、まず、第一の表示モードでの表示を行う。本実施形態では、とりあえずモニタ8の回転状態が横長(ランドスケープ)の状態であった場合の表示内容である第一の表示モードによる表示が実行されるようにするが、これに限られるものではない。例えば、装置の起動に伴ってモニタ8の回転状態が縦長(ポートレート)の状態であった場合の表示内容である第二の表示モードによる表示が実行されるようにしてもよい。あるいは、検出部による回転状態の検出を待って表示を開始するようにしてもよい(すなわち、ステップS10が省略されてもよい)。
ステップS11において、モニタ表示制御部15は、検出部によるモニタ8の回転状態の検出結果を取得する。図1〜図3に示した構成では、モニタ表示制御部15はスイベルヒンジ11の回転角度を取得し、モニタ8の回転状態を検出する(ステップS12)。検出された回転状態が横長(ランドスケープ)であった場合は、処理はステップS12からステップS13へ進み、モニタ表示制御部15は、モニタ8の表示を第一の表示モードで行う。一方、回転状態が縦長(ポートレート)であることが検出された場合は、処理はステップS12からステップS14へ進み、モニタ表示制御部15は、モニタ8の表示を第二の表示モードで行う。
なお、モニタ8が縦長状態でも横長状態でもない中間状態を検知し、そのような中間状態が検知された場合には処理をステップS12からステップS11へ戻すようにして、その時点の表示モードを維持するようにしてもよい。例えば、スイベルヒンジ11の回転角度が0〜15°で横長状態の信号を、75〜90°で縦長状態の信号を出力し、15〜75°では信号が出力されないような構成の検出部を用いた場合を考える。この場合、回転角度が15〜75°の間は、モニタ8が縦長状態でも横長状態でもない中間状態(信号が出力されない状態)となる。或いは、回転角度が0°及びその近傍でオンになるスイッチ、回転角度が90°及びその近傍でオンになるスイッチにより検出部が構成される場合にも、中間状態が存在することになる。
また、ステップS13では、それまでの表示モードが第二の表示モードであれば第一の表示モードへ表示内容を切り替えるが、それまでの表示モードが第一の表示モードであれば表示内容を変更することはしない。その場合、ステップS13はスキップされることと等価の処理となる。ステップS14でも同様に、それまでの表示モードが第一の表示モードであれば第二の表示モードへ表示内容を切り替えるが、それまでの表示モードが第二の表示モードであれば表示内容を変更することはしない。その場合、ステップS14がスキップされることと等価の処理となる。
以上のような処理により、モニタ8のスイベル回転軸17周りの回転の検知に応じてモニタ8の表示モードが切り替わり、モニタの表示内容が、図4〜図6で示したように変更される。なお、モニタ8の移動(スイベル、チルト回転)は、ユーザがマニュアルにて行うものとするが、モータなどを用いた駆動機構により行われるようにしてもよい。また、上記実施形態では、表示モードの切り替えをスイベルヒンジ11の回転位置(回転角度)に応じて行うようにしたがこれに限られるものではなく、たとえば、表示モードの切り替えを明示的に指示する為のスイッチを設けてもよい。
以上のような構成により、モニタ8の姿勢によって、モニタ8の表示内容を選択することができるとともに、モニタ8で医師が画像診断を行うことができるため、操作性が向上した移動型X線撮影装置を提供することができる。すなわち、操作者、もしくは医師は、モニタ8の姿勢に応じて、適したモニタ情報をみることができるようになる。それにより、手術室でも移動型X線撮影回診車上の一つのモニタ8を用いて、X線撮影の設定とX線画像診断ができるようになり、効率的な処置を実施することができる。
以上のように、第一実施形態の移動型X線撮影装置によれば、X線撮影の設定とX線画像診断ができ、操作者、医師による操作性が向上する。
なお、上記実施形態では、モニタ8の回転状態が横長状態か縦長状態かで2つの表示モードの間の切り替えを行ったが、第二の回転軸の回転状態を加えて2つ以上の表示モードの間での切り替えを行うようにしてもよい。
[第二実施形態]
第一実施形態では、第一の回転軸としてモニタ8の一辺に沿った方向の回転軸がチルトヒンジ10により提供され、第二の回転軸としてモニタ8の画面に垂直な方向の回転軸がスイベルヒンジ11により提供される構成を説明した。しかしながら、第一の回転軸、第二の回転軸はこのような組み合わせに限られるものではない。第二実施形態では、モニタ8に関する回転軸の組合せの別の例として、第一の回転軸としてモニタ8の一辺に沿った方向の回転軸を、第二の回転軸として台車部5の移動面に垂直な方向の回転軸を用いた構成を説明する。
図8は、本発明の第二実施形態に係わる移動型X線撮影装置の構成を示す図である。図8(a)は、装置の移動形態における後方からの斜視図を示し、図8(b)は、装置の移動形態における前方からの斜視図を示している。第二実施形態では、移動形態において、モニタ8がX線管球1の上部に配置される。
図8において、第一実施形態(図1)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。モニタ8は、台車部5の上部に配置されたモニタ支持アーム9aにより支持されている。また、チルトヒンジ10aは、モニタ支持アーム9aに対してモニタ8がチルトするように取りつけられており、第一の回転軸を提供する。チルトヒンジ10aは、モニタ8の姿勢を自在に保持できるようなトルクヒンジが望ましいが、任意のヒンジ開き角度でロック可能な機構を有したトルクの小さいトルクヒンジ、もしくはダンパヒンジの組合せでも良い。さらに、所望のモニタ角度でのみモニタ8の位置をロック可能な機構を設けたものであっても良い。
図9に、第二実施形態のモニタ移動に関する説明図を示す。回転軸14は、モニタ支持アーム9aを台車部5上で旋回可能に支持する旋回部の回転軸であり、第二の回転軸に相当する。そのような旋回のために、モニタ支持アーム9aと台車部5とは、例えばスイベルヒンジで接続されていることが望ましい。図9(a)は、図8(a)の状態からモニタ8をチルトさせて垂直に立てた状態を示している。そして、図9(b)の状態は、図9(a)からX線管球1を移動させ、モニタ8を、回転軸14を中心に回動させた状態を示している。第二実施形態では、モニタのチルト角度は、図9(a)のモニタ位置から、上向きに90°までの可動範囲が望ましい。
また、モニタ8の表示モード(表示内容)の切り替えに関しては、第一実施形態で説明したのと類似の機能を備えることができる。但し、第二実施形態では、モニタ8の回転状態が横長状態であるか縦長状態であるかに応じた表示モードの切り替えではなく、第一の回転軸または第二の回転軸のいずれかの回転位置、あるいはそれら回転位置の組合せにより表示モードを切り替える。或いは、モニタ8を表示面に垂直な方向の回転軸の周りで回動可能な構成を追加して、第一実施形態と同様に横長状態と縦長状態で表示モードを切り替えるようにしてもよい。
以上の構成により、第二実施形態によれば、モニタ8の表示面を移動型X線撮影装置の右側方〜後方〜左側方へと連続的に回動させることが可能となり、操作者や医師は容易にモニタ8の内容を確認できるようになる。また、第一実施形態と比べ、モニタ8の可動域を大きくすることができ、特に手術室内での使用において、モニタを医師に近づけることができ、より効率的に画像診断が可能な移動型X線撮影装置を提供することができる。
[第三実施形態]
次に、図10を参照して、本発明の第三実施形態に係わる移動型X線撮影装置の構成を説明する。第二実施形態では、移動形態においてX線管球1がモニタ8の上部に位置する構成を示したが、第三実施形態では、移動形態においてモニタ8がX線管球1の下部に配置されている。
図10(a)〜(c)は、それぞれ装置の側面図を示しており、図10(a)は、装置の移動形態を示している。図10(b)は、図10(a)の移動形態の状態からX線管球1を上昇させ、モニタ8をチルトさせて垂直に立てた状態を示している。図10(c)は、モニタ8を、回転軸14を中心に旋回させた状態を示している。
図10において、第一実施形態(図1)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。モニタ支持アーム9bは、第二実施形態(図9)で示したようなL字型の部材ではなく、板上の部材(または、立ち上がり部分の短いL字型の部材)となり、その端部にチルトヒンジ10bを介してモニタ8が配置されている。また、第三実施形態で説明したようにモニタ8の表示モードの切り替えを行う構成を設けることもできる。或いは、モニタ8を表示面に垂直な方向の回転軸の周りで回動可能な構成を追加して、第一実施形態と同様に横長状態と縦長状態で表示モードを切り替えるようにしてもよい。
第三実施形態の構成では、さらにX線管球1とモニタ8との干渉を考慮した構成になっている。図11(a)は、装置のX線曝射時の状態を示し、図11(b)は、X線管球1を収納する際にモニタ8が収納される状態を示している。支柱回転部7は、台車部5に対する支柱3の回転角度センサ18を有している。また、チルトヒンジ10bは、モータ(不図示)を有しており、モニタ角度制御部19の制御により、モニタ8の角度を変更する。なお、図11では、各制御部と回転角度センサ18、チルトヒンジ10bのモータは、有線接続により通信されているが、無線通信を利用して通信しても良い。
図12に、第三実施形態に係わるシステムのフローチャート図を示す。X線撮影の開始に伴い、ユーザが支柱3を回転させると、ステップS20において、回転角度センサ18が支柱3の回転角度を検知する。ステップS21では、撮影制御部16が支柱3の回転角度が予め設定された角度範囲内にあるかどうかを判断する。支柱3の回転角度が予め決められた設定範囲内にある場合は、処理はステップS22に移行し、設定範囲外にある場合は、ステップS20に戻る。ステップS22では、撮影制御部16からの駆動信号をモニタ角度制御部19が受け取り、チルトヒンジ10bのモータを駆動してモニタ8を図10(a)に示すような移動形態の位置まで移動させる。以上の処理によれば、たとえば、撮影が終了して操作者がX線管球1を支持する支柱3を図11(b)に示すような状態に回転すると、モニタ8が起立した状態から台車部5の移動面とほぼ平行な状態(モニタ収納状態)へと自動的に移動することになる。そのため、操作者は移動型X線撮影装置をスムーズに移動形態へセットすることが可能になる。
以上のような構成により、第二実施形態と比べ、モニタ8の回転軸14の周りの回動位置に依らずにX線管球1を移動形態における収納位置へ収納することが可能となり、操作者の操作性が向上した移動型X線撮影装置を提供することができる。
[第四実施形態]
第一実施形態〜第三実施形態では、モニタ8の一辺に沿った第一の回転軸と、第一の回転軸とは別の第二の回転軸とが互いに直交する方向となっているが、これに限られるものではない。第四実施形態では、第一の回転軸と第二の回転軸が平行な構成について説明する。なお、第四実施形態では、さらに、第二の回転軸が支柱3の回転軸と一致する構成、すなわち、モニタ8を支持するアームが支柱3の一部となる構成を有している。
図13は、第四実施形態に係わる移動型X線撮影装置の構成を示す図である。図13において、第一実施形態(図1)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。図13(a)は、装置の移動形態における後方からの斜視図を示し、図13(b)は、装置の撮影時における前方からの斜視図を示している。第四実施形態の移動型X線撮影装置では、X線管球1を保持する支柱3とモニタ8を支持するモニタ支持部材12aとがチルトヒンジを介して連結されている。
また、モニタ8の表示内容は第一実施形態で説明したとおりである。モニタ8は、支柱3の側面に配置されたモニタ支持部材12aにより支持されている。モニタ支持部材12aには、モニタ8をチルトさせるためのチルトヒンジが設けられを有している。モニタ支持部材12aのチルトヒンジは、モニタ支持部材12aに対してモニタ8が回転するように取りつけられている。また、そのチルト回転軸の方向は、モニタ8の表示面の一辺に沿った方向であるとともに支柱3と平行な方向となっている。また、モニタ支持部材12aのチルトヒンジは、モニタ8の姿勢を自在に保持できるようなトルクヒンジが望ましいが、任意のヒンジ開き角度でロック可能な機構を有したトルクの小さいトルクヒンジ、もしくはダンパヒンジの組合せでも良い。さらに、所望のモニタ角度でのみモニタ位置をロック可能な機構を設けても良い。
また、第四実施形態においても、第二実施形態と同様にモニタ8における表示モードの切替を行うようにしてもよい。さらに、モニタ8の表示をランドスケープ表示とポートレート表示に切り替えるために、モニタ支持部材12aとモニタ8を第一実施形態で示したようなスイベルヒンジ11で接続するようにしても良い。このような構成により、モニタ8の表示内容の切り替えに関しては、第一実施形態で説明した切り替え(ランドスケープとポートレートによる切り替え)を行うことができる。さらに、モニタ8は、モニタ支持部材12aとワンステップの操作で着脱可能に構成されていても良い。
以上の構成により、第一実施形態と比べモニタ8を医師に近づけることができるようになり、特に手術室内での使用において、より効率的に画像診断が可能な移動型X線撮影装置を提供することができる。
また、モニタ8は内部にバッテリーやメモリを備えることにより、それまでに表示した画像を記憶し、呼び出して表示させることを可能としてもよい。これにより、モニタ8を着脱可能に構成すれば、操作者が手術中の医師のそばにモニタ8を持ち運ぶことができるようになり、さらにモニタ8を医師に近づけることができる。また救急外来での利用では、医師は、たとえば救急外来の処置室の外で待機している患者の家族に、患者の状況についてモニタ8を用いて説明することができる。

Claims (10)

  1. X線を照射するX線管球と、前記X線管球を支持するアームと、前記アームを支持し移動が可能な台車部と、前記台車部の上部に搭載されたモニタとを有する移動型X線発生装置であって、
    前記モニタを、第一の回転軸の周りに回動可能に支持する第一の部材と、
    前記第一の部材を、前記台車部に対して、前記第一の回転軸とは別の第二の回転軸の周りに回動可能に、支持する第二の部材とを備え、
    前記第一の回転軸と前記第二の回転軸の少なくとも何れかにより、前記モニタの表示面に平行であり、前記台車部が移動する移動面に対して垂直な方向の回転軸を提供することを特徴とする移動型X線発生装置。
  2. 前記第一の回転軸は前記モニタの一辺に沿った方向の回転軸であり、前記第二の回転軸は前記モニタの画面に垂直な方向の回転軸であり、
    前記第二の部材を前記第二の回転軸の周りに回動することで、前記第一の回転軸が前記移動面に対して垂直な方向となることを特徴とする請求項1に記載の移動型X線発生装置。
  3. 前記第一の回転軸は前記モニタの一辺に沿った方向の回転軸であり、前記第二の回転軸は前記移動面に垂直な方向の回転軸であることを特徴とする請求項1に記載の移動型X線発生装置。
  4. 前記第一の回転軸の周りの回動により前記モニタの表示面を前記移動面に対して起立させることで、前記第二の回転軸が前記モニタの表示面に平行で前記移動面に対して垂直な方向の回転軸を提供することを特徴とする請求項3に記載の移動型X線発生装置。
  5. 前記第一の回転軸と前記第二の回転軸は平行であり、前記第二の部材が前記アームの少なくとも一部を構成することを特徴とする請求項3に記載の移動型X線発生装置。
  6. 前記モニタにおける表示内容を第一の表示モードと第二の表示モードとの間で切り替える切り替え手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の移動型X線発生装置。
  7. 前記切り替え手段は、前記モニタの、前記第一の回転軸の周りの回転位置と前記第二の回転軸の周りの回転位置の少なくとも何れかに基づいて表示モードを切り替えることを特徴とする請求項6に記載の移動型X線発生装置。
  8. 前記第二の回転軸の周りに前記モニタを回動することで前記モニタが横長状態になると前記モニタに第一の表示モードによる表示を行い、前記モニタが縦長状態になると第二の表示モードによる表示を行う切り替え手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の移動型X線発生装置。
  9. 前記第一の表示モードでは横長状態に応じたレイアウトで、前記第二の表示モードでは縦長状態に応じたレイアウトで、前記モニタへの表示を行うことを特徴とする請求項8に記載の移動型X線発生装置。
  10. 前記第一の表示モードでは撮影設定のための画面を前記モニタに表示し、前記第二の表示モードでは診断用の撮影画像を表示するための画面を前記モニタに表示することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の移動型X線発生装置。
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