JP2016178992A - X線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線管がどのような高さにあっても、操作性に優れ、表示情報の確認が容易なX線撮影装置を提供する。【解決手段】X線管を支持する手段として折り畳み可能なアーム部を備えたX線撮影装置であり、アーム部を構成するアームの連結部に、X線管部を操作する操作装置を備える。操作装置は、例えば、操作装置を兼ねた表示器(タッチパネル付表示装置)であり、アームの連結部から取り外し可能である。また別の操作装置として、アーム部を操作するハンドルを設ける。アーム部を操作するためのハンドルには、X線管を操作する操作用スイッチを設けてもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、X線管を備え、対向配置したX線管とX線検出器との間に被写体を配置して撮影を行うX線撮影装置に関し、特に回診車として利用される移動型X線撮影装置に好適なX線撮影装置に関する。
移動型X線撮影装置は、X線管を支持する支柱やアームなどのX線管支持部と、X線管の駆動装置や電源を備えた本体とを台車に搭載した構造を有し、病室など被写体がいる場所に移動して撮影を行う装置である。X線管支持部は、通常、装置の走行方向において本体より前方側に配置される。このため装置移動時の前方視野が遮られるという問題があり、支柱をなくしてアームのみでX線管を支持する機構も提案されている(特許文献1)。
また移動型X線撮影装置の本体には、操作に必要なUIを表示したり、撮影した画像を撮影場所で確認したりするための表示部や操作部が備えられたコンソールが一体的に設けられている(例えば、特許文献2)。
米国特許第5,265,149号明細書 特開2012−45421号公報
上述したX線撮影装置で撮影する際に、操作者は、X線管部をX線検出器及び被写体に対し適切な位置に位置づけるという作業と、被写体情報や管電圧、管電流等の撮影条件を設定してX線を照射し撮影するという作業とが必要となる。
従来のX線撮影装置では、例えば、コンソールを立ち上げて電源を投入し、移動用のハンドルを操作して装置を移動し、撮影場所に到着したならば、X線管支持部側に操作者が移動して、X線管のセッティングを行い、その後、コンソールの操作部に対面する場所に戻って撮影条件の入力や撮影を行う、という順番で作業が進められる。撮影場所に装置を移動してから撮影までの間に、操作者は度々、X線管部を操作する位置とコンソールに対面する位置との間を移動しなければならない。
また折り畳み式のアームでX線管球を支持した構造のX線撮影装置では、アームを伸ばした状態ではX線管の高さが高いため、X線管の操作を行うことが困難な場合がある。また支柱やアームを操作しているときには、コンソールの表示部に表示された管電圧や管電流等の撮影条件を確認することはできない。X線管部に、撮影条件を表示する簡易なモニターを取り付けた装置もあるが、X線管が高い位置では、モニター画面を確認することは難しい。
本発明は、これら従来のX線撮影装置、特に移動型X線撮影装置の問題を解決し、操作性に優れ、表示情報の確認が容易なX線撮影装置を提供することを課題とする。
本発明のX線撮影装置は、X線管を支持する手段として折り畳み可能なアーム部を備えたX線撮影装置であり、アーム部を構成するアームの連結部に、前記X線管部を操作する操作装置を備えることにより、上記課題を解決する。
操作装置は、例えば、操作装置を兼ねた表示装置(タッチパネル付表示装置)であり、アームの連結部から取り外し可能である。
また操作装置は、アーム部を操作するハンドルである。アーム部を操作するためのハンドルには、X線管を操作する操作用スイッチを設けることができる。
アーム部を操作する位置に、入力操作が可能で且つ撮影に必要な情報や撮影画像などを表示する操作装置兼表示装置を備えることにより、操作者が撮影のための作業する際の操作性を大幅に向上することができる。
また操作装置兼表示装置をアーム連結部に対し着脱可能にすることにより、操作者は任意の位置で入力作業や撮影のための操作を行うことができる。また操作者以外の人、例えば被写体である患者も撮影後の画像をその場で見ることができる。
アーム部に操作用のハンドルを設けることにより、X線管自体を操作しなくても、X線を高い位置まで移動することができる。さらにハンドルにX線管を操作するスイッチを設けることにより、X線管から離れていてもX線管位置の調整を行うことができる。
実施形態のX線撮影装置を正面側から見た斜視図。 実施形態のX線撮影装置の背面側から見た斜視図。 実施形態のX線撮影装置の側面図。 実施形態のX線撮影装置の背面図。 実施形態のX線管部の構造を説明する図。 実施形態のX線撮影装置のアーム部の構造を説明する図。 実施形態の移動型X線撮影装置のハンドルを示す図で、(a)は平面図、(b)はハンドルの側面図である。 実施形態のX線撮影装置の制御装置の機能ブロック図。 X線撮影装置の操作の手順の一例を示す図。 X線撮影装置の姿勢の一例を示す側面図。 X線撮影装置の姿勢の他の例を示す背面図。
以下、本発明のX線撮影装置を、移動型X線撮影装置に適用した実施形態を説明する。
本実施形態のX線撮影装置は、X線管部と、X線管部の駆動装置を備えた本体と、端部に前記X線管部が固定され、X線管部と本体とを連結するアーム部とを備え、アーム部は、折り畳み可能な複数のアームを備え、2つのアームの連結部に、X線管部を操作する操作装置を備えている。本体は、台車に搭載されており、移動可能である。
操作装置の一つは、タッチパネル付き表示装置(操作装置兼表示装置)であって、アームの連結部に対し、着脱可能である。操作装置の他の一つは、アームを操作するハンドルである。本実施形態のX線撮影装置は、アームの連結部を覆うカバーをさらに備え、当該カバーに操作装置を兼ねた表示装置が取り付けられ、またハンドルが固定される。またアーム部は、本体に連結された第一アームと、端部にX線管部が固定された第二アームとを備え、第一アームは前記本体に対しスライド可能且つ開閉する方向に回転可能に連結され、第二アームは、第一アームに対し、開閉する方向の回転及び前記第一アームの長手方向を軸とする旋回が可能に連結され、ハンドルは、第一アームの回転及び第二アームの回転及び旋回を操作するハンドルである。
本実施形態のX線撮影装置において、ハンドルは、X線管部の動作を操作する操作スイッチ(操作装置)を備える。X線管部の動作は、例えば、回転、旋回及び首ふり動作の少なくとも一つの動作を含む。
以下、図1〜図4を参照して、本実施形態の移動型X線撮影装置(以下、単にX線撮影装置ともいう)の全体構成を説明する。図1は、X線撮影装置の正面側から見た斜視図、図2は、背面側から見た斜視図、図3は側面図、図4は背面図である。なお本明細書では、装置の移動方向の前側を正面、後ろ側を背面という。
本実施形態のX線撮影装置は、図1及び図2に示すように、側面が概ね三角形の形状を有する本体10と、本体10に固定されたアーム部30と、アーム部30の一端に固定されたX線管部20と、台車(不図示)とからなる。本体10を構成する筐体の内部には、図示していないが、台車を駆動するための電源装置やX線管部20を駆動するための電源装置或いは充電装置、X線管の駆動及びX線撮影装置に備えられる各機構部の動作を制御する御装置、及びX線撮影装置の重心位置を制御するためのバランサーなどが収納されている。
本体10の底部は、車輪(前輪41及び後輪42)を備えた台車(不図示)に固定されている。車輪は、本体10(台車)に対し、ダンパーやスプリング等を介して固定することができる。
本実施形態のX線撮影装置では、前輪41は装置方向転換用の自在車輪、後輪42は駆動源により駆動される駆動輪で、前輪41よりも径が大きい。なお後輪42は垂直面に対し傾いていてもよく、その場合、2つの後輪間の間隔は、床面に接する部分で一番大きい。これにより、後輪よりも前方に位置し重量のあるX線管部20を本体10に対し移動させた場合にも、本体10が床面に密着し、姿勢が不安定になるのを防止している。
また駆動輪である後輪42には、その駆動をロック/解除する電磁ロックなどが備えられており、ロックが解除されているときだけ走行できる。
本体10の正面パネル10Aは下から上に向かって、傾斜或いは外側に凸のゆるやかな曲面になっており、そのパネル面により内側に、アーム部30の一部又は全部を収納する収納凹部11が形成されている。アーム部30の一端は、この収納凹部11内に軸支されており、この支持軸(不図示)を中心に回転させることにより、収納凹部11内に収納された状態から、図1に示す引き出された状態に移動することができる。また収納凹部11には、収納凹部11に軸支されたアーム部30の一端を、収納凹部11の長手方向に沿って移動させるためのスライド機構が設けられている。このスライド機構によりアーム部30は収納凹部11下端の位置から上端の位置まで移動する。
正面パネル10Aには、この収納凹部11の下端に連続して、アーム部30に固定されたX線管部20を収納するためのX線管収納部13が形成されている。アーム部30の一端に固定されたX線管部20は、図3に示すようにアーム部30が収納凹部11に収納された状態で、そのX線照射窓側(絞り部)がX線管収納部13の底部に向かうように、X線管収納部13に収納される。
正面パネル10Aには、さらに、可搬式のX線検出器(不図示)を支持する支持枠50が取り付けられており、支持枠50を収納する溝部が、X線管収納部13及び収納凹部11の両側に設けられている。図1では、支持枠50が溝部に収納された状態を示している。X線検出器は、FPD(Flat Panel Detector)等の公知のX線検出器であり、被写体を挟んでX線管部20と対向するように位置づけた状態で撮影が行われる。従ってX線検出器の位置(姿勢)は、X線管部20との関係で変わるが、支持枠50は、X線検出器の一つの姿勢を固定する支持体として機能することができる。
一方、本体10の背面パネル10Cには、図2及び図4に示すように、可搬式のX線検出器を収納するX線検出器収納部17、表示パネル61及びX線撮影装置を移動させるための移動用ハンドル71が設けられている。
X線検出器収納部17は、X線検出器を安定に支持できる構造であれればよく、形状は枠状やポケット状など任意である。
X線検出器収納部17は、さらに、X線検出器を本体内に設置された電源装置や画像形成装置に接続するための端子部を備えることができる。X線検出器収納部17が、このような端子部を備える場合には、例えば、撮影が終了したX線検出器をX線検出器収納部17に収納すると、収納部17の端子部にX線検出器の端子部が接続され、X線検出器を充電したり、X線検出器が検出した信号を画像形成装置で読み取り、画像の作成、表示などを行ったりすることが可能となる。さらにX線検出器収納部17は、殺菌用紫外線発生源などを備えていてもよく、紫外線発生源は収納部17にX線検出器が収納されたときに作動するように構成する。これにより撮影毎に、紫外線照射によりX線検出器を殺菌することができる。
表示パネル61は、制御装置への入力を行うためのGUIや上述した画像などを表示するため装置で、X線検出器収納部17の上部で、装置背面に立った操作者が見やすい高さ、角度に設置されている。表示パネル61とともに、操作用のボタン等を配置した操作パネルが設置されていてもよい。
一例として、表示パネル61はタッチパネルで構成され、その入力画面を介して被写体の情報及び撮影条件などを入力することができる。被写体の情報は、例えば患者氏名、患者IDなどであり、撮影条件は、撮影部位、撮影日時などである。患者情報は、患者IDカード等からの読み取りによって入力することも可能である。入力された条件は、撮影した画像ファイルとともに撮影データファイルとして本体10が備える制御装置内の記録部に記録される。制御装置の詳細は後述する。
X線撮影装置を移動させるための移動用ハンドル71は背面パネル10Cの上端に固定されている。操作者はX線撮影装置の背面側に立ち、この移動用ハンドル71を押して、X線撮影装置を所望の場所に移動させることができる。移動用ハンドル71には、図示しないがデッドマン型スイッチ(ブレーキ解除レバー)が備えられている。移動用ハンドル71を握るとこのブレーキ解除レバーが押し下げられ、台車(後輪42)のロックが解除され、レバーが押し下げられている状態では台車を自由に走行させることができる。またレバーの押し下げをやめると後輪42はロックされる。
X線管部20は、X線管球とそれに付属する装置や機構を含む部分であり、本実施形態では、円筒形状のX線管と高電圧発生装置とを一体のケースに収めた一体型のX線発生装置と、そのX線照射窓側に固定されたX線可動絞りとを含む。可動絞りには、さらに、X線検出器との位置を確定するための赤外線測距離器などが固定されていてもよい。高電圧発生装置は、図示しないケーブルを介して、本体10に収納される電源装置に接続されている。ケーブルはアーム部30内を通って本体10に引き込まれる。
X線管部20は、また図1に示すように、円筒状カバーの両端に固定された保持器21によって、アーム部30の先端に固定されており、2方向の回転及び首ふり動作などの種々の動作が可能であり、X線照射側(絞り装置)を任意の方向に向けることができる。
X線管部20の保持器21とアーム部30との連結部の一例を図5に示す。この例では、図5に示すように、保持器21はその中央部に第1の軸部22を有し、この第1の軸部22がアーム部30の先端に軸支された第2の軸部23に軸支されている。第1の軸部22は、第2の軸部23に対し軸P1を中心として回転し、第2の軸部23は、アーム部30に対し、軸P1と直交する軸P2を中心として回転する。これにより、X線管部20を、軸P2を中心に回転させることにより、X線照射窓が下側に向いた状態から、横(左又は右)に向いた状態に、さらにより上側に向いた状態まで変化させることができる。さらにこれらの状態においてX線管部20を軸P1を中心に回転させることにより、絞り装置の角度を変化させることができる。これら2方向の回転に加えて、X線管部20の軸部22に対する回転、即ち首ふり動作などを追加することができる。
軸P1、軸P2を中心とするX線管部20の回転は、X線管部20に接続されたケーブルがねじ切られるのを防ぐために、360度未満に制限される。回転角度を制限する機構は機械的なものであってもよいし、電気的な機構でもよい。なおX線管部20の保持器21とアーム部30との連結部は、図5に示すものに限定されず、図1に示すように、保持器21の軸がアーム部30に軸支される構造も採りえる。
上述したX線管部20の回転や首ふり動作は、小型モータ等の動力でも行うことができ、後述する操作装置によって操作される。なおX線管部20の操作を、電動から手動に切り替えて行えるように構成してもよく、その場合、手動で操作するためのハンドル(不図示)が設けられる。
次にアーム部とその連結部について、図6を参照して説明する。
アーム部30は、本実施形態では、図6に示すように、2つのアーム、本体10側に固定される第一アーム31と、X線管部20が固定される第二アーム32とから構成され、第一アーム31は本体10に対し、折り畳み可能(回転可能)に連結され、第二アーム32は、第一アーム31に対し折り畳み可能(開閉可能)に連結されている。
第一アーム31の、本体10に連結される端部311には、第一アーム31の回転軸が固定され、本体10の収納凹部11には、この回転軸を収納凹部11の長手方向に移動するためのスライド機構が設けられている。スライド機構は、公知の機構を採用することができるが、ここでは、収納凹部11の底面または側面にその長手方向に沿って形成した細長い溝(開口)を形成するとともに、第一アーム31の端部311に固定された回転軸の両端に車輪313を設け、この車輪が溝に係合し、溝内をスライドするように構成している。なお溝と車輪の組み合わせの他、レールと車輪の組み合わせ、ラックとピニオンなどでもよい。これにより第一アーム31の端部311は、収納凹部下端から上端まで移動することができる。
図6では、スライド機構として、収納凹部11の側面に設けられた細長い開口12を点線で示している。開口12に係合する第一アーム31の端部側に設けられる車輪313は、端部311を、第一アーム31の長手方向と直交する方向に貫通する軸に固定されている。これにより第一アーム31は、車輪の軸を中心として回転することができ、上面パネル10Aに対する角度を変化させることができる。
第二アーム32は、第一アーム31の本体10に固定された端部311と反対側の端部312に開閉可能且つ回転可能に固定されている。例えば図6に示すように、第二アーム32の端部322は、第一アーム31の端部312に軸部323を介して連結されている。軸部323は、第一アーム31の端部312に軸P3により軸支され、軸P3を中心に回転することができる。第二アーム32の端部322は、軸部323に対し軸P4により軸支され、軸P4を中心に回転(旋回)することができる。
なお図6に示す機構は、第一アーム31に対する第二アーム32の上述した動きを達成するための一例であって、逆に軸部323が第一アームに対し、軸P4を中心に回転し、第二アーム32が軸部323に対し軸P3を中心に回転する構造であってもよいし、その他のジョイント機構を採用してもよい。
上述した第一アームのスライド、回転(開き角度)、及び第二アームの軸P3、P4を中心とする回転(開き角度及び旋回角度)は、後述するアーム操作ハンドルを用いて手動で行うことも可能であり、またモータなど電気的な駆動源(不図示)を補助的に利用することもできる。駆動源を用いることにより、重量のあるX線管部20を搭載したアーム部30をハンドルや操作具により容易に移動させることができ、またアーム部30の操作を半自動化することも可能である。
またアーム部30には、第一アーム31のスライド機構や回転機構及び第二アーム32の回転機構に付随して、第一及び第二アーム31、32を所定のスライド位置や回転位置でロック・解除するための機構(不図示)が設けられている。ロック機構は、機械的或いは電気的に第一及び第二アーム31、32のスライドと回転をロックする機構で、例えば電磁ロックなどが採用でき、ペダルやレバーやボタンの操作によってロックとロックの解除を行うことができる。
さらにアーム部30は第一及び第二アーム31、32のスライド方向の位置や開き角度、旋回角度を検知するためにエンコーダ等の位置検出器を備えることが好ましい。駆動源を用いてアーム部30を移動させる場合、位置検出器で検出した第一及び第二アーム31、32の位置や角度の検出結果をアーム部30の制御に利用することができる。
次に第一アーム31と第二アーム32の連結部(アーム部の連結部ともいう)について説明する。
アーム部の連結部には、図1及び図3に示すように、カバー73が固定されている。カバー73は、第二アーム32の端部322に固定(軸支)されており、その側面に、アーム部30を操作するためのアーム操作ハンドル72(以下、単にハンドル72ともいう)の端部が一体的に固定されている。カバー73の形状は特に限定されるものではないが、図示する実施形態では、2枚の上面パネル73A、73B(図6)を鈍角の角度を持って連結し、板材の両側に細い側面パネルを接合した形状を有する。なお図6では、側面パネルを省略し、上面パネル73A、73Bのみを模式的に示している。
カバー73は、第一アーム31が回転しても、上面パネル73Aがほぼ水平な位置を保つことができる。
カバー73を構成する上面パネル73A、73Bのうち、背面側に位置する上面パネル73Bの上には、タブレット式の操作装置兼表示装置62(以下、操作用タブレットという)を設置するタブレット固定部が設けられており、このタブレット固定部に操作用タブレット62が設置される。上述したようにカバー73は、上面パネル73A、73Bが角度を持って連結されているので、水平面に対し操作用タブレット62に角度を持たせることができ、操作者が画面を見やすくすることができる。なお操作用タブレット62は、カバー73に固定されていてもよいし、カバー73に対し着脱自在としてもよいが、本実施形態では着脱可能に構成されている場合を説明する。
操作用タブレット62は、例えば、タッチパネル付き液晶表示装置であり、本体10の背面に固定された表示パネル61とは異なる表示機能を有するものであってもよいし、表示パネル61を補う表示機能を有するものであってもよい。例えば、操作用タブレット62は、操作用のGUI専用或いは画像用の表示パネルでもよいし、両者を表示するものであってもよい。操作の一例として、表示画面に表示されたUIを介して、装置に必要な情報を入力したり、アーム部30及びX線管部20の駆動制御に必要な指令を入力したりすることができる。操作用タブレット62から入力された情報や指令は、本体10の制御装置に渡され、制御装置がアーム部30及びX線管部20を駆動する各機構部の動作を制御する。
アーム部30及びX線管部20の駆動としては、例えば、収納部11に収納されたアーム部30を予め設定した初期位置に移動させてX線管部を初期位置に位置づける、初期位置から撮影位置までの調整、アーム部20に対するX線管部20の回転・旋回及び首ふりなど、がある。初期位置は、特に限定するものではないが、アーム部とX線管部を自動的に移動させても、移動範囲内で他の物や人と接触しない位置であり、例えば、第一アーム31を収納部11内でスライドさせながら本体10に対する角度を開き、且つX線管部20が本体10より外側に突出しない状態で第二アーム32の第一アーム31に対する角度を開いた位置などが採りえる。
このため上面パネル73Bのタブレット固定部には、本体10内部に収納された制御装置や電源装置と操作用タブレット62とを接続する端子が設けられている。また操作用タブレット62側にも本体側の端子と接続する端子が設けられており、タブレット固定部に操作用タブレット62を設置したときに、これら端子どうしが接続されるとともに機械的に固定される。端子はUSB端子その他公知の構成を採りえる。また端子には電源装置との接続端子も含まれる。この場合、操作用タブレット62をタブレット固定部に設置することで、操作用タブレット62は本体側の電源装置に接続され、電源装置からの電力で駆動されるとともに、操作用タブレット62に内蔵される充電式電池が充電される。
操作用タブレット62と本体10とが無線で通信する機能を備える場合には、端子による接続は不要であり、固定部は入力表示装置62を安定に保持する枠や凹部などの構造であればよい。
カバー73には、さらに、アーム部30を操作者が操作するためのハンドル72が固定されている。
ハンドル72は、本実施形態では、図7(a)に示すように、押し下げている間動作を保持するデッドマン型スイッチ75、76を備えたハンドルで、ハンドル72を握る動作でスイッチ75、75が押し下げられると、第一アームと第二アームの位置をロックするロック機構例えば電磁ロックが解除され、その移動が可能となる。スライド位置については、例えば、スイッチ75、76がともに押し下げられているときだけロックが解除されるようにする。或いはスイッチ75、76とは別にスライド位置をロック/解除するスイッチを設けてもよい。
これにより例えばハンドル72を持ち上げることにより、第一アーム31の端部312を引き上げて、本体10に対する角度(開き角度)を変化させることができる。またハンドル72を装置の後方且つ情報に引きあげることにより、第一アーム31の端部311をスライドさせて収納凹部11の上方に移動させることができる。この第一アーム31の上方へのスライドは開き角度と連動させてもよく、この場合は、第一アーム31が上方へスライドするのに伴い開き角度を大きくし、第一アーム31が収納凹部11の上端に移動した状態では、第一アーム31がほぼ垂直になるようにする。
第一アーム31を所定のスライド位置に引き上げたのち、スライド機構をロックし、第一アーム31及び第二アーム32の開き角度を調節する。
スイッチ75、76が操作されない状態では、第一アーム31及び第二アーム32ともにロック状態であって動かないが、ハンドル72を握りながら、例えばスイッチ76を押し下げると、第一アーム32のロックが解除される。この状態で、操作者がハンドル72を押し下げるか押し上げると、第二アーム32が軸P3を中心に回動し、その結果、X線管部20が固定された端部321が上昇或いは下降し、X線管部20の位置を変化させることができる。スイッチ76の押し下げ操作を停止することで、その位置に第二アーム32が固定される。
また第一アーム31及び第二アーム32の開き角度方向の回転をロックした状態で、ハンドル72を左右に回転させることにより、第二アーム32を、軸P4を中心として回転即ち旋回させることができる。これによりX線管部20を左右方向に旋回させることができる。
なお上述したハンドル72によるアーム部30の操作は一例であって、この実施形態を限定するものではない。これら第一アーム31のスライド、回転及び第二アームの回転をそれぞれ電気的な駆動装置で行う場合には、上述した操作ハンドル72の持ち上げる操作、引き上げる操作或いは回転させる操作が、駆動装置を動作させる制御信号の発信となる。
ハンドル72には、図7(b)に示すように、X線管部20の回転を行うための操作ボタン77、78を設けてもよい。図示する例では、図5に示すX線管部20の軸P1周りの回転及び軸P2周りの回転を行うための操作ボタン77、78がそれぞれ設けられており、これらのボタンは、ハンドル72を握った手の親指で操作しやすい位置、例えば、ハンドル72の外側面に設けられている。これにより、X線管部20から離れた位置でもX線管部20を回転、首ふり操作し、X線検出器と対向する位置にセットできる。
次に、本体10に備えられる制御装置について図8を参照して説明する。
図8に示すように、制御装置100は、X線駆動装置を制御して撮影の開始・停止などを行う撮影制御部101、X線撮影装置の台車(後輪42)の駆動を制御する移動制御部103、アーム部30やX線管部20を動かすための各機構部を制御する機構制御部102、表示パネル61や入力表示装置62に表示させる画像を制御する表示制御部104、及び、制御に必要な情報やデータなどを記憶部する記憶部105を備えている。
表示パネル61及び操作用タブレット62は、その他の操作スイッチ(例えば、電源のON・OFFボタンや図7(b)の操作ボタン77,78)とともに、入力装置として機能し、これらから入力された指令や情報は制御装置100に送られる。主として、移動制御部103への指令は、表示パネル61を介して、機構制御部102への指令は、操作用タブレット62を介して、入力するように構成されている。
表示パネル61の画面は、操作用のボタンが表示された領域、画像を表示するための領域、被写体情報を表示する領域などからなり、表示制御部104の制御下で、それぞれの領域を必要に応じて、拡大したり縮小したり、オーバーレイしたりすることが可能である。
操作用タブレット62は、表示制御部104の制御下で、例えば、機構制御部102への指令を行うための表示モード(機構操作モード)と、表示パネル61と同じ表示を行うモード(基本モード)とに、表示モードを切り替える構成にしてもよい。
このような構成における撮影手順の一例を、図9を参照して説明する。まず、電源を投入してコンソールを立ち上げた状態で、移動用ハンドル71でブレーキ解除レバーを握り、ハンドル71を走行して、装置を所定の場所に移動する(S901)。台車(後輪42)にブレーキがかかり、確実に撮影位置に止まった状態になった後(S902)、撮影準備を行う。まず表示パネル61から被写体情報を入力するとともに撮影条件を入力する(S903)。
次に、操作用タブレット62を操作し、アーム部30及びX線管部20を初期位置にセットする(S904)。或いは手動でアーム操作ハンドル72を操作してもよく、例えば、第一アーム31を上に引き上げながら、本体10に対する角度を変えて、図10に示すように、ほぼ垂直な位置に設定する。さらに必要に応じて第一アーム31の位置を変更するとともに第二アーム32を第一アーム31に対し回転させて、X線管部20を所定の高さに設定する(S905)。
第二アーム32を旋回させる必要がない場合には、図10に示すように、X線検出器の支持枠50を本体10の正面パネル10Aから引き出し、X線検出器を支持枠50に載置し、X線検出器とX線管部20との間に被写体を配置する。被写体の状態により、第二アーム32を旋回させる必要がある場合には、被写体の下側にX線検出器を配置し、アーム操作ハンドル72を操作して第二アーム32を図11に示すように旋回させて被写体の真上に位置させる。この際、操作用タブレット62を機構操作モードとし、アームの駆動を、操作用タブレット62を介して制御することも可能である。
アーム部20を動かしてX線管部20を所定の位置に設置した後、X線管部20をアーム部に対し回転・旋回或いは首ふり動作させて位置決めする(S906)。このX線管部20の駆動は、ハンドル72に備えられたスイッチ77,78又は操作用タブレット62を介して制御する。なおX線管部20の駆動制御については、ハンドル72のスイッチ77,78と操作用タブレット62のいずれを優先するかについて予め決めておいてもよいし、操作用タブレット62のモードを切り替えることにより優先性を切り替えるようにしてもよい。例えば操作用タブレット62が機構操作モードのときは、操作用タブレット62からの指令を優先するようにしてもよい。
ハンドル72を介してアーム部30及びX線管部20を操作するときの操作者の位置は、必ずしも本体10に備えられた表示パネル61に対面する位置とは限らないが、ハンドル72と操作用タブレット62に対面しているので、上述した操作を容易に行うことができる。
その後、操作用タブレット62の表示モードを基本モードに変えて、表示パネル61から入力した情報を確認の上、必要に応じて追加、修正を行い、その場で撮影を開始する(S907)。続けて撮影を行う場合には(S908)、必要に応じて台車を移動させて上記S901〜S906を繰り返す。また台車を移動しない場合には、S903或いはS905に戻り、S907までを繰り返す。
本実施形態によれば、2つのアームの連結部に、アーム先端に連結されたX線管部を操作する操作装置を備えることにより、X線管部の高さが高くても或いは低くても、操作者が操作しやすい位置で容易にX線管部の操作を行うことができる。
また操作装置が表示装置を兼ねることにより、操作者が被写体情報や撮影条件などを撮影時に確認すべき情報を容易に確認できる。
さらにアーム操作用ハンドルを設けることにより、X線管部の動作を感覚的に把握しながら操作することができる。またアーム操作ハンドルに、アーム部に対するX線管部の回転・旋回等を操作するスイッチを設けることで、より操作性が向上する。
<変更例>
上記実施形態では、アーム部の連結部に、操作装置兼表示装置及びアーム操作ハンドルの両方を備えたX線撮影装置を説明したが、操作装置兼表示装置及びアーム操作ハンドルの一方のみを備える場合も本発明に包含される。即ち、図1等に示すX線撮影装置では、アーム部30の連結部に、ハンドル72と操作装置兼表示装置62の両方が描かれているが、変更例として、操作装置兼表示装置62を備えず、ハンドル72が備えられているX線撮影装置、或いは、ハンドル72を備えず、操作装置兼表示装置62が備えられているX線撮影装置、もあり得る。またアーム操作ハンドル72を備えたX線撮影装置であって、ハンドル72にX線管部20を操作するための操作スイッチを備えない態様もあり得る。
また上記実施形態では、アーム部は2つのアームで構成されている場合を説明したが、アーム部を構成するアームの数は2つに限らず、例えば3つのアームで構成してもよいし、1つ又は2つのアームをリンクで構成してもよい。
さらに上記実施形態で説明した種々の要素のうち、操作装置兼表示装置及びアーム操作ハンドルを除く要素については、適宜省略することが可能である。例えば、第一実施形態では、本体の正面にアーム部を収納する収納部を備えたX線撮影装置を説明したが、例えば特許文献1に記載されるような、アーム部が本体に直接或いは本体とは別の構造体に接続されている装置にも本発明は適用できる。またアームが本体に対しスライドする実施形態を説明したが、アームの位置は変わらず、単に旋回するものであってもよい。
本発明によれば、操作性が改良され、回診用X線撮影装置に適したX線撮影装置が提供される。
10・・・本体、20・・・X線管部、30・・・アーム部、31・・・第一アーム、32・・・第二アーム、50・・・X線検出器用支持枠、61・・・表示パネル(本体側の表示装置)、62・・・操作装置兼表示装置(操作用タブレット)、71・・・移動用ハンドル、72・・・アーム操作ハンドル。

Claims (11)

  1. X線管部と、前記X線管部の駆動装置を備えた本体と、端部に前記X線管部が固定され、前記X線管部と前記本体とを連結するアーム部とを備え、
    前記アーム部は、折り畳み可能な複数のアームを備え、2つのアームの連結部に前記X線管部を操作する操作装置を備えたことを特徴とするX線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置であって、
    前記操作装置は、操作装置を兼ねた表示装置であることを特徴とするX線撮影装置。
  3. 請求項2に記載のX線撮影装置であって、
    前記操作装置を兼ねた表示装置は、前記アームの連結部に対し、着脱可能であることを特徴とするX線撮影装置。
  4. 請求項1に記載のX線撮影装置であって、
    前記アームの連結部を覆うカバーをさらに備え、前記操作装置は前記カバーに取り付けられていることを特徴とするX線撮影装置。
  5. 請求項1に記載のX線撮影装置であって、
    前記操作装置は、前記アームを操作するハンドルであることを特徴とするX線撮影装置。
  6. 請求項5に記載のX線撮影装置であって、
    前記アーム部は、前記本体に連結された第一アームと、端部に前記X線管部が固定された第二アームとを備え、前記第一アームは前記本体に対し、スライド可能及び開閉する方向に回転可能に連結され、前記第二アームは、前記第一アームに対し、開閉する方向の回転及び前記第一アームの長手方向を軸とする旋回が可能に連結され、
    前記ハンドルは、前記第一アームのスライド及び回転、並びに第二アームの回転及び旋回を操作するハンドルであることを特徴とするX線撮影装置。
  7. 請求項6に記載のX線撮影装置であって、
    前記ハンドルは、前記X線管部の動作を操作する操作スイッチを備えることを特徴とするX線撮影装置。
  8. 請求項7に記載のX線撮影装置であって、
    前記X線管部は、前記アーム部の端部に、回転、旋回及び首ふり動作の少なくとも一つの動作が可能に連結され、前記操作スイッチは、回転、旋回及び首ふり動作の少なくとも一つの動作を操作するスイッチであることを特徴とするX線撮影装置。
  9. X線管部と、前記X線管部の駆動装置を備えた本体と、端部に前記X線管部が固定され、前記X線管部と前記本体とを連結するアーム部とを備え、
    前記アーム部は、折り畳み可能な複数のアームを備え、2つのアームの連結部に、前記X線管部を操作する操作装置として、前記アームを操作するハンドルと操作装置を兼ねた表示装置とを備えたことを特徴とするX線撮影装置。
  10. 請求項2又は9に記載のX線撮影装置であって、
    前記本体部は、表示装置と制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記表示装置と、前記アームの連結部に備えられた前記操作装置を兼ねた表示装置とを制御する表示制御部を備えることを特徴とするX線撮影装置。
  11. 請求項1ないし10いずれか1項に記載のX線撮影装置であって、
    前記本体は、台車に固定されており、移動型であるX線撮影装置。

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