JP2014130983A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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剛司 林
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賢太郎 喜多
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Abstract

【課題】Al配線のヒロックを抑制することのできる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】成膜直後の化学的に活性なAl膜14の表面を窒素雰囲気に曝すことにより、Al膜14の表面に窒素を吸着させ、Al膜14の最表面に1分子層程度の極薄いAl−N層を形成する。その後、Al膜14上にバリアメタル用のTi膜15aを堆積することにより、Al膜14とTi膜15aとの合金化が抑制され、Al膜14に内包されるストレスが小さくなるので、Al配線のヒロックを抑制することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、Al(アルミニウム)配線を備えた半導体装置の製造に適用して有効な技術に関する。
半導体集積回路において多用されているAl配線は、ヒロック(hillock)の防止やエレクトロマイグレーション(Electromigration:EM)耐性向上のために、従来より、Al膜に他の元素を添加したり、Al膜の上下を高融点金属膜で挟み込んだりする対策が採用されている。
Al膜に添加する元素の代表的なものはCu(銅)やSi(シリコン)であり、Al膜の上下に形成する高融点金属膜の代表的なものは、Ti(チタン)膜上にTiN(窒化チタン)膜を積み重ねた積層膜である。なお、以下ではAl膜の下層に形成する高融点金属膜をバリアメタル膜と呼び、Al膜の上層に形成する高融点金属膜をキャップメタル膜と呼ぶ。
特許文献1(特開平9−115906号公報)は、Al−1.0%Si膜をパターニングしてAl配線を形成した後、窒素ガス雰囲気下でスパッタリングを行い、Al配線の表面付近の領域に窒素原子を導入してダメージ層を形成することにより、ヒロック密度を低減する技術を開示している。
特許文献2(特開2004−55986号公報)は、Al配線形成後に高温の熱処理が行われると、Al膜とキャップメタルのTi膜とが合金化し、その際に発生する応力がヒロック(ここでは粒成長と呼んでいる)の原因になることを指摘している。その対策として、同文献は、Al配線の側面にTi/TiN膜を形成した後、水素アニールを行ってAl配線の側面にTiAlからなる被覆膜を形成し、その際に発生する応力の反作用を利用して粒成長の原因となる前記応力を打ち消す技術を開示している。
特許文献3(特開平9−64039号公報)は、上述したAl膜とTi膜との合金化がAl配線の表面モホロジを悪化させることを指摘している。その対策として、同文献は、キャップメタル膜(Ti/TiN膜)を形成する際の被処理基板温度を225℃以下に制御する技術を開示している。
特許文献4(特許第3322305号)は、Al配線のボイド防止対策として、バリアメタル膜、Al膜およびキャップメタル膜からなる積層膜上に酸化シリコン膜を堆積し、まず酸化シリコン膜およびキャップメタル膜を配線形状にパターニングした後、熱処理を行なってAl−Ti合金層を形成し、その後、パターン化された酸化シリコン膜をマスクにしてAl膜およびバリアメタル膜をパターニングする技術を開示している。
特開平9−115906号公報 特開2004−55986号公報 特開平9−64039号公報 特許第3322305号
Al配線にヒロックが発生する原因は、キャップメタル膜やバリアメタル膜、あるいはキャップメタル膜上に形成する反射防止膜などがAl膜に及ぼす応力であるが、これらの応力のうち、特に、キャップメタル膜の一部であるTi膜とAl膜とが合金化する際に発生する応力の影響が大であると考えられる。
本発明者らは、上記したTi膜とAl膜との合金化に着目し、ヒロックの発生数とTi膜の膜厚との関係を評価したところ、図17に示すように、両者には相関があり、Ti膜の膜厚をゼロにした場合、すなわちAl膜の上部のキャップメタル膜をTiN膜のみで構成した場合には、Al配線のヒロック発生数がゼロになることを見出した。
このことから、Al膜上にTi膜を形成すると、両者の界面にAl−Ti合金層が形成され、その際に発生する応力がAl膜中に内包される。そして、Al配線形成後の熱処理、例えばAl配線上に層間絶縁膜を堆積する際の熱処理によって、上記応力がヒロックとして開放されるものと推定される。
しかしながら、Al膜上にTi膜を形成せず、キャップメタル膜をTiN膜のみで構成した場合には、Al配線上の層間絶縁膜に形成したスルーホール内のメタルプラグとAl配線とのコンタクト抵抗が上昇するという問題が生じる。これは、Al膜上にTiN膜を直接スパッタ成膜すると、スパッタチャンバ内の窒素プラズマによってAl膜の表面が窒化され、高抵抗なAlN(窒化アルミニウム)層が形成されるためである。
従って、コンタクト抵抗低減の観点からは、キャップメタル膜にTi膜が欠かせないが、ヒロック防止の観点からは、Al膜とTi膜との合金化を抑制しなければならない。また、特許文献4で指摘されているように、Al膜とTi膜との合金化によってAl膜に内包されるストレスは、Al配線のボイド発生の原因にもなる。このことからも、Al膜とTi膜との合金化を抑制することが課題となる。
近年、集積回路における配線の高密度化、配線間スペースの狭小化に伴い、優れたギャップフィリング(gap filling)特性を有する層間絶縁膜材料として、高密度プラズマ(High Density Plazma:HDP)CVD法で堆積した酸化シリコン膜(以下、HDP酸化膜という)が多用されている。
そして、今後は、配線間スペースのさらなる狭小化が進むことから、ギャップフィリング特性をより向上させるために、HDP酸化膜の成膜温度の高温化(例えば300℃以上)が不可避となる。
しかしながら、HDP酸化膜の成膜温度を高くすると、Al−Ti合金層の形成によって発生する応力がヒロックとして開放され易くなるために、前述した特許文献に記載されているようなAl−Ti合金化抑制方法ではヒロックの発生を有効に防止することが困難となる。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される課題を解決するための手段のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本願の一実施の形態における半導体装置の製造方法は、第1Ti膜と第1TiN膜との積層膜からなるバリアメタル膜と、前記バリアメタル膜上に形成したAl膜と、前記Al膜上に形成した第2Ti膜と第2TiN膜との積層膜からなるキャップメタル膜とをパターニングしてAl配線を形成する工程を有し、前記バリアメタル膜上に前記Al膜を形成した後、前記Al膜上に前記キャップメタル膜を形成する工程に先立ち、前記Al膜を窒素雰囲気に曝すものである。
本願において開示される課題を解決するための手段のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下の通りである。
Al膜上にキャップメタル膜を形成する工程に先立って、Al膜を窒素雰囲気に曝すことにより、Al膜の最表面に1分子層程度の極薄いAl−N層が形成され、Al−Ti合金層の形成が抑制されるので、Al配線にヒロックやボイドが発生し難くなる。
実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図1に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図2に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図3に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図4に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 実施の形態1で用いる枚葉式マルチチャンバ型のスパッタリング装置を示す概略構成図である。 (a)は、図5に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図であり、(b)は、(a)に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図であり、(c)は、(b)に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図である。 (a)は、図7(c)に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図であり、(b)は、(a)に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図である。 図8(b)に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図である。 図9に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図である。 図10に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図11に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図12に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図13に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図14に続く半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 実施の形態2で用いる枚葉式マルチチャンバ型のスパッタリング装置を示す概略構成図である。 キャップメタル膜の一部であるTi膜の膜厚とヒロック発生数との関係を示すグラフである。
以下、実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、実施の形態では、特に必要なときを除き、同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。さらに、実施の形態を説明する図面においては、構成を分かり易くするために、平面図であってもハッチングを付す場合や、断面図であってもハッチングを省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態1による半導体装置の製造方法について、図面を参照しながら工程順に説明する。
図1は、素子分離溝2およびウェル(p型ウェル3p、n型ウェル3n)を形成した半導体基板1の要部断面図である。ここで、半導体基板1は、例えば厚さ700〜800μm程度のp型単結晶シリコンからなる半導体ウェハである。素子分離溝2は、この半導体基板1の主面をエッチングして深さ350nm程度の溝を形成し、続いて半導体基板1の主面上にCVD(Chemical Vapor Deposition)法で酸化シリコン膜を堆積した後、溝の外部の酸化シリコン膜を化学的機械研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)法で除去することによって形成する。p型ウェル3pは、後の工程でnチャネル型MISFETが形成される活性領域であり、半導体基板1の主面の一部にB(ホウ素)をイオン注入することによって形成する。n型ウェル3nは、後の工程でpチャネル型MISFETが形成される活性領域であり、半導体基板1の主面の一部にP(リン)をイオン注入することによって形成する。
次に、図2に示すように、半導体基板1を熱処理してp型ウェル3p、n型ウェル3nのそれぞれに表面に酸化シリコンからなるゲート絶縁膜4を形成した後、p型ウェル3pのゲート絶縁膜4上にnチャネル型MISFETのゲート電極5nを形成し、n型ウェル3nのゲート絶縁膜4上にpチャネル型MISFETのゲート電極5pを形成する。
ゲート電極5n、5pを形成するには、まず、半導体基板1の主面上にCVD法で多結晶シリコン膜を堆積した後、p型ウェル3pの上部の多結晶シリコン膜にP(リン)をイオン注入し、n型ウェル3nの上部の多結晶シリコン膜にB(ホウ素)をイオン注入する。続いて、半導体基板1の主面上にCVD法で酸化シリコン(または窒化シリコン)からなるキャップ絶縁膜6を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでキャップ絶縁膜6と多結晶シリコン膜とをパターニングする。これにより、p型ウェル3pの上部には、上面がキャップ絶縁膜6で覆われたn型多結晶シリコン膜で構成されるゲート電極5nが形成され、n型ウェル3nの上部には、上面がキャップ絶縁膜6で覆われたp型多結晶シリコン膜で構成されるゲート電極5pが形成される。
次に、図3に示すように、p型ウェル3pにAs(ヒ素)をイオン注入することによって、ゲート電極5nの両側のp型ウェル3pにn型半導体領域7nを形成し、n型ウェル3nにB(ホウ素)をイオン注入することによって、ゲート電極5pの両側のn型ウェル3nにp型半導体領域7pを形成する。
次に、図4に示すように、半導体基板1の主面上にCVD法で窒化シリコン膜を堆積した後、この窒化シリコン膜を異方的にエッチングすることにより、ゲート電極5n、5pの側壁にスペーサ8を形成する。
続いて、p型ウェル3pにAs(ヒ素)をイオン注入することによって、ゲート電極5nの両側のp型ウェル3pにn型半導体領域9nを形成し、n型ウェル3nにB(ホウ素)をイオン注入することによって、ゲート電極5pの両側のn型ウェル3nにp型半導体領域9pを形成する。
p型ウェル3pに形成された上記n型半導体領域7nおよびn型半導体領域9nは、nチャネル型MISFETのソース、ドレインを構成し、n型ウェル3nに形成された上記p型半導体領域7pおよびp型半導体領域9pは、pチャネル型MISFETのソース、ドレインを構成する。ここまでの工程により、nチャネル型MISFETおよびpチャネル型MISFETが完成する。
次に、図5に示すように、半導体基板1の主面上に絶縁膜10を形成する。続いて、フォトレジスト膜をマスクにして絶縁膜10をドライエッチングし、nチャネル型MISFETのソース、ドレインの上部、およびpチャネル型MISFETのソース、ドレインの上部にコンタクトホール11を形成した後、これらのコンタクトホール11の内部にメタルプラグ12を形成する。
上記絶縁膜10は、例えばプラズマCVD法で堆積した酸化シリコン膜で構成する。また、コンタクトホール11の内部にメタルプラグ12を形成するには、例えばコンタクトホール11の内部を含む絶縁膜10の上部にCVD法でTiN(窒化チタン)膜およびW(タングステン)膜を堆積した後、絶縁膜10の上部のTiN膜およびW膜を化学的機械研磨法によって除去する。
次に、上記絶縁膜10の上部にAl配線を形成する工程について詳述する。本実施の形態1において、Al配線とは、Ti膜とTiN膜との積層膜からなるバリアメタル膜と、このバリアメタル膜上に堆積したAl膜と、このAl膜上に堆積したTi膜とTiN膜との積層膜からなるキャップメタル膜とで構成されるメタル配線を言う。また、Al膜には、エレクトロマイグレーション耐性向上を目的としてCuやSiを添加したAl合金膜の他、これらの添加物を含まない純Al膜も含まれる。
図6は、本実施の形態1で用いる枚葉式マルチチャンバ型のスパッタリング装置を示す概略構成図である。
スパッタリング装置40Aは、排気機構などによって所定の真空度に維持される真空搬送室41を備えており、真空搬送室41の周囲には、開閉手段であるゲートバルブ(図示せず)を介して真空搬送室41に接続されたロードロック室42および複数のチャンバが配置されている。
ロードロック室42を挟んで真空搬送室41と反対側には、ウェハ搬入出室50が設けられている。また、ウェハ搬入出室50を挟んでロードロック室42と反対側には、半導体ウェハ1Wを収納するフープ(Front Open Unified Pod)48を取り付けるポート49が設けられている。
フープ48は、半導体ウェハ1Wを密閉収納する搬送容器であり、通常25枚、12枚、6枚等のバッチ単位で半導体ウェハ1Wを収納する。フープ48の容器外壁は、微細な通気フィルタ部を除いて機密構造になっており、塵埃はほぼ完全に排除される。従って、クラス1000の雰囲気で搬送しても、内部はクラス1の清浄度が保てるようになっている。スパッタリング装置40Aとフープ48とのドッキングは、フープ48の扉をポート49に取り付け、ウェハ搬入出室50の内部に引き込むことにより、清浄さを保持した状態で行われる。
真空搬送室41に接続されるチャンバは、バリアメタル成膜用のチャンバ43、Al成膜用のチャンバ44およびキャップメタル成膜用のチャンバ45からなる。また、各チャンバ43〜45の内部には、半導体ウェハ1Wを保持し、かつ所定の温度に加熱するウェハステージ47が設けられている。図示は省略するが、各ウェハステージ47の上方には、所定のスパッタターゲットが保持されたターゲットホルダが設けられており、ロードロック室42の内部には、半導体ウェハ1Wを所定の温度に上昇させる加熱機構と、半導体ウェハ1Wの温度を室温に戻す冷却機構とが設けられている。
上記スパッタリング装置40Aを用いてAl膜を形成するには、前述したメタルプラグ12の形成工程(図5参照)が完了した半導体ウェハ1Wをフープ48に収納した状態でポート49に搭載する。
次に、ウェハ搬入出室50内に設置された搬送用ロボット(図示せず)を使って1枚の半導体ウェハ1Wをフープ48から取り出し、いずれかのロードロック室42へ搬入する。続いて、半導体ウェハ1Wが搬入されたロードロック室42内を真空引きした後、所定の温度に加熱して脱ガスを行う。
次に、真空搬送室41内に設置された多関節アーム構造の搬送用ロボット(図示せず)を使って、ロードロック室42内の半導体ウェハ1Wを真空搬送室41へ搬送した後、バリアメタル成膜用のチャンバ43に収容してウェハステージ47上に載置する。ウェハステージ47の温度は、例えば300℃程度に設定されている。
次に、バリアメタル成膜用のチャンバ43内を所定の真空度とした後、Ar(アルゴン)など不活性ガスをチャンバ43内に導入し、Tiターゲットを用いたスパッタリングによって、半導体ウェハ1Wの表面(酸化シリコン膜10の上面)に膜厚10nm程度のTi膜(第1Ti膜)13aを堆積する(図7(a))。続いて、チャンバ43内に窒素ガスを含む不活性ガスを導入して窒素プラズマを発生させ、この窒素プラズマを含む雰囲気下でスパッタリングを続けることにより、Ti膜13aの表面に膜厚20nm程度のTiN膜(第1TiN膜)13bを堆積する。これにより、酸化シリコン膜10の上面にTi膜13aとTiN膜13bとの積層膜からなるバリアメタル膜13が形成される(図7(b))。
次に、搬送用ロボットを使ってチャンバ43内の半導体ウェハ1Wを真空搬送室41に取り出した後、Al成膜用のチャンバ44に収容する。続いて、Al成膜用のチャンバ44内を所定の真空度とした後、Arなどの不活性ガスを導入し、例えば0.5w%のCuを含むAl合金ターゲットを用いたスパッタリングによって、半導体ウェハ1Wの表面(バリアメタル膜13の上面)に膜厚250nm程度のAl膜14を堆積する(図7(c))。
次に、搬送用ロボットを使ってチャンバ44内の半導体ウェハ1Wを真空搬送室41に取り出した後、キャップメタル成膜用のチャンバ45に収容する。続いて、キャップメタル成膜用のチャンバ45内を所定の真空度とした後、チャンバ45内に窒素を含むガスを導入し、Al膜14の表面を窒素雰囲気に曝す。このときの処理条件は、一例としてウェハステージ温度=250℃〜300℃、窒素ガス流量=50sccm〜200sccm、窒素ガス曝露時間=30秒〜300秒である。
このように、成膜直後の化学的に活性なAl膜14の表面を窒素雰囲気に曝すことにより、Al膜14の表面に窒素が吸着し、Al膜14の最表面に1分子層程度の極薄いAl−N層(図示せず)が形成される。
次に、チャンバ45内の窒素を含むガスを充分に排気した後、チャンバ45内にArなどの不活性ガスを導入し、Tiターゲットを用いたスパッタリングによって、半導体ウェハ1Wの表面(Al膜14の上面)に膜厚5nm程度のTi膜(第2Ti膜)15aを堆積する(図8(a))。
前述したように、Al膜14の最表面には、1分子層程度の極薄いAl−N層が形成されている。従って、このAl膜14の上面にTi膜15aを堆積すると、両者の間に介在するAl−N層により、Al−Ti合金層の形成が抑制される。
次に、チャンバ45内に窒素を含む不活性ガスを導入して窒素プラズマを発生させ、この窒素プラズマを含む雰囲気下でスパッタリングを続けることにより、Ti膜15aの表面に膜厚50nm程度のTiN膜(第2TiN膜)15bを堆積する。これにより、Al膜14の上面にTi膜15aとTiN膜15bとの積層膜からなるキャップメタル膜15が形成される(図8(b))。
次に、搬送用ロボットを使ってチャンバ45内の半導体ウェハ1Wを真空搬送室41に取り出し、続いてこの半導体ウェハ1Wをロードロック室42に搬送して室温まで冷却する。
次に、搬送用ロボットを使って半導体ウェハ1Wをロードロック室42から取り出し、フープ48に収納した後、次工程に搬送する。そして、例えばプラズマCVD法を用いてキャップメタル膜24の上面に反射防止膜16を堆積する(図9)。キャップメタル膜15上の反射防止膜16は、配線形成のためのフォトリソグラフィ工程におけるハレーションを防止する機能を有し、例えば膜厚40nm程度の窒化シリコン膜で構成する。
次に、図10に示すように、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングで反射防止膜16、キャップメタル膜15、Al膜14およびバリアメタル膜13をパターニングすることにより、絶縁膜10の上部に第1層Al配線M1を形成する。第1層Al配線M1は、コンタクトホール11内のメタルプラグ12を介してnチャネル型MISFETまたはpチャネル型MISFETと電気的に接続される。第1層Al配線M1の幅、および隣り合う第1層Al配線M1同士のピッチは、それぞれ200nm〜800nm程度である。
次に、図11に示すように、第1層Al配線M1の上部に第1層間絶縁膜17を堆積した後、化学的機械研磨法を用いて第1層間絶縁膜17の上面を平坦化する。第1層間絶縁膜17は、例えば高密度プラズマCVD法を用いて形成したHDP酸化膜で構成し、微細なピッチで形成された第1層Al配線M1に対するギャップフィリング特性を向上させるために、300℃以上の高温で形成する。
前述したように、第1層Al配線M1は、Al膜14の最表面に極薄いAl−N層を形成したことにより、Al膜14とその上面に堆積したTi膜15aとの合金化が抑制されている。すなわち、第1層Al配線M1は、Al膜14とTi膜15aとの合金化によってAl膜14に内包されるストレスが小さくなっている。従って、第1層Al配線M1の上部に300℃以上の高温で第1層間絶縁膜17を堆積した場合でも、第1層Al配線M1にヒロックやボイドが発生し難い。
次に、図12に示すように、フォトレジスト膜をマスクにして、第1層間絶縁膜17と第1層Al配線M1の最上層に形成された反射防止膜16とをドライエッチングし、第1層Al配線M1の上部にスルーホール18を形成した後、これらのスルーホール18の内部にメタルプラグ19を形成する。スルーホール18の内部にメタルプラグ19を形成するには、例えばスルーホール18の内部を含む第1層間絶縁膜17の上部にCVD法でTiN膜およびW膜を堆積した後、第1層間絶縁膜17の上部のTiN膜およびW膜を化学的機械研磨法によって除去する。
前述したように、第1層Al配線M1は、Al膜14の最表面に高抵抗のAl−N層が形成されているが、このAl−N層は1分子層程度の極薄い層である。従って、スルーホール18の内部に形成されたメタルプラグ19と第1層Al配線M1とのコンタクト抵抗は、上記Al−N層を形成しない場合と殆ど同一である。すなわち、Al−N層を形成したことによる上記コンタクト抵抗の上昇は、殆ど無視することができる。
次に、図13に示すように、第1層間絶縁膜17の上部に第2層Al配線M2を形成し、スルーホール18内のメタルプラグ19を介して第2層Al配線M2と第1層Al配線M1とを電気的に接続する。第2層Al配線M2の幅、および隣り合う第2層Al配線M2同士のピッチは、それぞれ200nm〜800nm程度である。
第2層Al配線M2は、前述した枚葉式マルチチャンバ型のスパッタリング装置40A(図6参照)を用い、第1層Al配線M1と同様の構造および同様の方法で形成する。すなわち、第2層Al配線M2は、Ti/TiN膜からなるバリアメタル膜21、Al膜22、Ti/TiN膜からなるキャップメタル膜23および反射防止膜24をこの順に積層した構造を有している。また、Al膜22の最表面には、キャップメタル膜23の一部であるTi膜とAl膜22とが合金化するのを抑制するために、前述した方法によって1分子層程度の極薄い膜厚を有するAl−N層を形成する。
次に、図14に示すように、第2層Al配線M2の上部に第2層間絶縁膜25を堆積し、化学的機械研磨法を用いて第2層間絶縁膜25の上面を平坦化した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングで第2層Al配線M2の上部にスルーホール26を形成し、これらのスルーホール26の内部にメタルプラグ27を形成する。メタルプラグ27は、スルーホール26の内部を含む第2層間絶縁膜25の上部にCVD法でTiN膜およびW膜を堆積した後、第2層間絶縁膜25の上部のTiN膜およびW膜を化学的機械研磨法で除去することによって形成する。
第2層間絶縁膜25は、第1層間絶縁膜17と同様、高密度プラズマCVD法を用いて形成したHDP酸化膜で構成し、300℃以上の高温で形成する。第2層Al配線M2は、Al膜22の最表面に極薄いAl−N層を形成したことにより、下層の第1層Al配線M1と同様、Al−Ti合金層の形成が抑制されているので、Al膜22に内包されるストレスが小さくなっている。従って、300℃以上の高温で第2層間絶縁膜25を堆積した場合でも、第2層Al配線M2にはヒロックやボイドが発生し難い。
次に、図15に示すように、第2層間絶縁膜25の上部に最上層配線である第3層Al配線M3を形成し、スルーホール26内のメタルプラグ27を介して第3層Al配線M3と第2層Al配線M2とを電気的に接続する。
第3層Al配線M3は、下層の配線(第1層Al配線M1および第2層Al配線M2)と異なり、配線の上面に接続されるメタルプラグが存在しないため、キャップメタル膜をTiN膜のみで構成することも可能である。従って、Ti/TiN膜からなるバリアメタル膜31、Al膜32、TiN膜からなるキャップメタル膜33および反射防止膜34をこの順に積層した構造を有している。また、第3層Al配線M3の配線幅、および隣り合う配線同士のピッチは、いずれも下層の配線より広い。
バリアメタル膜31、Al膜32およびキャップメタル膜33は、前述した枚葉式マルチチャンバ型のスパッタリング装置40A(図6参照)を用いて形成するが、Al膜32の膜厚は、1μm程度とする。
図示は省略するが、その後、第3層Al配線M3の上部に耐水性が高い緻密なパッシベーション膜、例えばプラズマCVD法で堆積された酸化シリコン膜と窒化シリコン膜との積層膜を形成し、半導体装置を略完成させる。
なお、本実施の形態1では、3層のAl配線(第1層Al配線M1、第2層Al配線M2および第3層Al配線M3)を有する半導体装置について説明したが、本実施の形態1の製造方法は、4層以上のAl配線を有する半導体装置に適用できることは勿論である。
すなわち、4層以上のAl配線を有する半導体装置を製造する場合であっても、上記第1層Al配線M1および第2層Al配線M2のように、配線幅、および隣り合う配線同士のピッチが狭いAl配線を形成する場合は、前述した方法でAl膜の最表面に極薄いAl−N層を形成する。
一方、配線幅、および隣り合う配線同士のピッチが広いAl配線を形成する場合は、Al膜の最表面に極薄いAl−N層を形成する工程を省略することができる。また、このAl配線の上部に形成する層間絶縁膜は、HDP酸化膜以外の絶縁膜であってもよい。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、図6に示したような3つの成膜用チャンバ(バリアメタル成膜用のチャンバ43、Al成膜用のチャンバ44およびキャップメタル成膜用のチャンバ45)を備えた枚葉式のスパッタリング装置40Aを使用したが、例えば図16に示すような4つの成膜用チャンバ(バリアメタル成膜用のチャンバ43、Al成膜用のチャンバ44およびキャップメタル成膜用のチャンバ45、46)を備えた枚葉式のスパッタリング装置40Bを使用することもできる。
このスパッタリング装置40Bを使用する場合は、Al成膜用のチャンバ44内で半導体ウェハ1Wの表面(バリアメタル膜13の上面)にAl膜14を堆積した後、半導体ウェハ1Wをキャップメタル成膜用の第1のチャンバ45に移し、このチャンバ45内でAl膜14の表面を窒素雰囲気に曝す処理と、Ti膜15aの堆積とを行う。続いて、半導体ウェハ1Wをキャップメタル成膜用の第2のチャンバ46に移し、このチャンバ46内でTiN膜15bの堆積を行う。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明はこれまで記載した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前記実施の形態では、MISFET(nチャネル型MISFETおよびpチャネル型MISFET)の上部に複数層のAl配線を形成する半導体装置の製造に適用したが、MISFET以外の半導体素子や、センサ、フォトダイオード、機械要素部品などを組み込んだMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)型半導体装置の製造に適用することもできる。
1 半導体基板
2 素子分離溝
3n n型ウェル
3p p型ウェル
4 ゲート絶縁膜
5n、5p ゲート電極
6 キャップ絶縁膜
7n n型半導体領域
7p p型半導体領域
8 スペーサ
9n n型半導体領域
9p p型半導体領域
10 絶縁膜
11 コンタクトホール
12 メタルプラグ
13 バリアメタル膜
13a Ti膜(第1Ti膜)
13b TiN膜(第1TiN膜)
14 Al膜
15 キャップメタル膜
15a Ti膜(第2Ti膜)
15b TiN膜(第2TiN膜)
16 反射防止膜
17 第1層間絶縁膜
18 スルーホール
19 メタルプラグ
21 バリアメタル膜
22 Al膜
23 キャップメタル膜
24 反射防止膜
25 第2層間絶縁膜
26 スルーホール
27 メタルプラグ
31 バリアメタル膜
32 Al膜
33 キャップメタル膜
34 反射防止膜
40A、40B スパッタリング装置
41 真空搬送室
42 ロードロック室
43、44、45、46 チャンバ
47 ウェハステージ
48 フープ
49 ポート
50 ウェハ搬入出室
M1 第1層Al配線
M2 第2層Al配線
M3 第3層Al配線

Claims (6)

  1. (a)半導体基板の主面上にスパッタリング法で第1Ti膜と第1TiN膜との積層膜からなるバリアメタル膜を形成する工程と、
    (b)前記バリアメタル膜上にスパッタリング法でAl膜を形成する工程と、
    (c)前記Al膜を窒素雰囲気に曝す工程と、
    (d)前記(c)工程の後、前記Al膜上にスパッタリング法で第2Ti膜と第2TiN膜との積層膜からなるキャップメタル膜を形成する工程と、
    (e)前記キャップメタル膜、前記Al膜および前記バリアメタル膜をパターニングすることにより、Al配線を形成する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  2. 内部が所定の真空度に維持される真空搬送室と、前記真空搬送室に接続された第1、第2および第3チャンバを備えたスパッタリング装置を使用し、
    前記第1Ti膜および前記第1TiN膜は、前記第1チャンバ内で形成し、
    前記Al膜は、前記第2チャンバ内で形成し、
    前記Al膜を窒素雰囲気に曝す処理は、前記第3チャンバ内で行い、
    前記第2Ti膜および前記第2TiN膜は、前記第3チャンバ内で形成する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 内部が所定の真空度に維持される真空搬送室と、前記真空搬送室に接続された第1、第2、第3および第4チャンバを備えたスパッタリング装置を使用し、
    前記第1Ti膜および前記第1TiN膜は、前記第1チャンバ内で形成し、
    前記Al膜は、前記第2チャンバ内で形成し、
    前記Al膜を窒素雰囲気に曝す処理は、前記第3チャンバ内で行い、
    前記第2Ti膜は、前記第3チャンバ内で形成し、
    前記第2TiN膜は、前記第4チャンバ内で形成する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記(e)工程の後、高密度プラズマCVD法を用いて前記Al配線上に酸化シリコン系絶縁膜を形成する工程を有する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記酸化シリコン系絶縁膜の成膜温度は、300℃以上である請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記Al配線の幅、および隣り合う前記Al配線同士のピッチは、それぞれ200nm〜800nm程度である請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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