JP2007227698A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】半導体ウエハSWの主面上に形成されたコバルトシリサイド層を覆う層間絶縁膜を形成し、コバルトシリサイド層に達する接続孔を層間絶縁膜に形成した後、実質的に窒素を含まない雰囲気のチャンバ22で、接続孔の内部を含む層間絶縁膜上にチタン膜をスパッタリング法により形成し、続いてチャンバ23で、接続孔の内部を含むチタン膜上に窒化チタン膜をスパッタリング法により形成する。その後、チャンバ24で半導体ウエハSWにアニール処理を施し、続いて接続孔の内部にタングステンを主導電材料とするプラグを形成する。
【選択図】図8
Description
本発明の一実施の形態によるCMOSデバイスの製造方法を図1〜図11を用いて工程順に説明する。
前述した実施の形態1では、バリア層を構成する窒素を含まないチタン膜15と窒化チタン膜16とを異なるチャンバ22,23でそれぞれ形成したが、本実施の形態2では、バリア層を構成する窒素を含まないチタン膜と窒化チタン膜とを同一のチャンバで形成する。
2 素子分離
3 p型ウエル
4 n型ウエル
5 ゲート絶縁膜
6 ゲート電極
8 サイドウォール
10 n型半導体領域
11 p型半導体領域
12 コバルトシリサイド層
13 層間絶縁膜
13a 第1絶縁膜
13b 第2絶縁膜
14 接続孔
15 チタン膜
16 窒化チタン膜
17 バリア成膜装置
18 搬送室
19 ゲートバルブ
20 ローダ
21 アンローダ
22,23,24 チャンバ
25 搬送用ロボット
26 窒化チタン膜
27 タングステン膜
28 プラグ
29 バリアメタル層
30 配線
31 チャンバ
32 シャッタ
33 ターゲット
SW 半導体ウエハ
Claims (20)
- 以下の工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法;
(a)半導体基板の主面上に高融点金属シリサイド層を形成し、前記高融点金属シリサイド層上に層間絶縁膜を形成する工程、
(b)前記高融点金属シリサイド層に達する接続孔を前記層間絶縁膜に形成する工程、
(c)実質的に窒素を含まない雰囲気の第1チャンバで、前記接続孔の内部を含む前記層間絶縁膜上にチタン膜をスパッタリング法により形成する工程、
(d)前記工程(c)の後、第2チャンバで、前記接続孔の内部を含む前記チタン膜上に窒化チタン膜をスパッタリング法により形成する工程、
(e)前記工程(d)の後、前記半導体基板にアニール処理を施す工程、
(f)前記工程(e)の後、前記接続孔の内部を含む前記窒化チタン膜上にタングステン膜をCVD法により形成して、前記接続孔の内部を前記タングステン膜で埋め込む工程、
(g)前記工程(f)の後、前記接続孔の外部の前記タングステン膜、前記窒化チタン膜及び前記チタン膜を除去して、前記接続孔の内部にプラグを形成する工程。 - 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記高融点金属シリサイド層はコバルトシリサイド層、チタンシリサイド層、ニッケルシリサイド層、タンタルシリサイド層またはモリブデンシリサイド層であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記工程(c)における前記第1チャンバの前記窒素の含有量は10ppm以下であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記チタン膜または前記窒化チタン膜の厚さは5〜20nmであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記アニール処理の雰囲気の圧力は大気圧〜266Paであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記工程(d)と前記工程(e)との間に、さらに以下の工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法;
(h)前記接続孔の内部を含む前記窒化チタン膜上にCVD法により窒化チタン膜を形成する工程。 - 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記工程(c)及び工程(d)のスパッタリング法は長距離スパッタリング法であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 以下の工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法;
(a)半導体基板の主面上に高融点金属シリサイド層を形成し、前記高融点金属シリサイド層上に層間絶縁膜を形成する工程、
(b)前記高融点金属シリサイド層に達する接続孔を前記層間絶縁膜に形成する工程、
(c)実質的に窒素を含まない雰囲気の第1チャンバで、前記接続孔の内部を含む前記層間絶縁膜上にチタン膜をスパッタリング法により形成する工程、
(d)前記工程(c)の後、第2チャンバで、前記接続孔の内部を含む前記チタン膜上に窒化チタン膜をスパッタリング法により形成する工程、
(e)前記工程(d)の後、前記半導体基板にアニール処理を施す工程、
(f)前記工程(e)の後、前記接続孔の内部を含む前記窒化チタン膜上にタングステン膜をCVD法により形成して、前記接続孔の内部を前記タングステン膜で埋め込む工程、
(g)前記工程(f)の後、前記接続孔の外部の前記タングステン膜、前記窒化チタン膜及び前記チタン膜を除去して、前記接続孔の内部にプラグを形成する工程、
(h)前記プラグ上に高融点金属膜からなる配線を形成する工程。 - 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、前記高融点金属シリサイド層はコバルトシリサイド層、チタンシリサイド層、ニッケルシリサイド層、タンタルシリサイド層またはモリブデンシリサイド層であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、前記工程(c)における前記第1チャンバの前記窒素の含有量は10ppm以下であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、前記チタン膜または前記窒化チタン膜の厚さは5〜20nmであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、前記アニール処理の雰囲気の圧力は大気圧〜266Paであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、前記工程(d)と前記工程(e)との間に、さらに以下の工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法;
(i)前記接続孔の内部を含む前記窒化チタン膜上にCVD法により窒化チタン膜を形成する工程。 - 以下の工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法;
(a)半導体基板の主面上に高融点金属シリサイド層を形成し、前記高融点金属シリサイド層上に層間絶縁膜を形成する工程、
(b)前記高融点金属シリサイド層に達する接続孔を前記層間絶縁膜に形成する工程、
(c)実質的に窒素を含まない雰囲気の第1チャンバで、前記接続孔の内部を含む前記層間絶縁膜上にチタン膜をスパッタリング法により形成する工程、
(d)前記工程(c)の後、第2チャンバで、前記接続孔の内部を含む前記チタン膜上に窒化チタン膜をスパッタリング法により形成する工程、
(e)前記工程(d)の後、前記半導体基板にアニール処理を施す工程、
(f)前記工程(e)の後、前記接続孔の内部を含む前記窒化チタン膜上にタングステン膜をCVD法により形成して、前記接続孔の内部を前記タングステン膜で埋め込む工程、
(g)前記工程(f)の後、前記タングステン膜、前記窒化チタン膜及び前記チタン膜をパターニングして、前記接続孔の内部にも前記タングステン膜が埋め込まれた配線を形成する工程。 - 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、前記高融点金属シリサイド層はコバルトシリサイド層、チタンシリサイド層、ニッケルシリサイド層、タンタルシリサイド層またはモリブデンシリサイド層であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、前記工程(c)における前記第1チャンバの前記窒素の含有量は10ppm以下であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、前記チタン膜または前記窒化チタン膜の厚さは5〜20nmであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、前記アニール処理の雰囲気の圧力は大気圧〜266Paであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、前記工程(d)と前記工程(e)との間に、さらに以下の工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(h)前記接続孔の内部を含む前記窒化チタン膜上にCVD法により窒化チタン膜を形成する工程。 - 以下の工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法;
(a)半導体基板の主面上に高融点金属シリサイド層を形成し、前記高融点金属シリサイド層上に層間絶縁膜を形成する工程、
(b)前記高融点金属シリサイド層に達する接続孔を前記層間絶縁膜に形成する工程、
(c)前記半導体基板が設置されるステージとターゲットとの間にシャッタを備えるスパッタリング用のチャンバを用意し、前記ターゲットと前記半導体基板との間に前記シャッタを置いて、前記チャンバにアルゴンガスを導入してスパッタリングを行う工程、
(d)前記工程(c)の後、前記シャッタを前記ターゲットと前記半導体基板との間から取り除き、前記チャンバにアルゴンガスを導入して、前記接続孔の内部を含む前記層間絶縁膜上にチタン膜をスパッタリング法により形成する工程、
(e)前記工程(d)の後、前記チャンバにアルゴンガス及び窒素ガスを導入して、前記接続孔の内部を含む前記チタン膜上に窒化チタン膜をスパッタリング法により形成する工程、
(f)前記工程(e)の後、前記半導体基板にアニール処理を施す工程、
(g)前記工程(f)の後、前記接続孔の内部を含む前記窒化チタン膜上にタングステン膜をCVD法により形成して、前記接続孔の内部を前記タングステン膜で埋め込む工程、
(h)前記工程(g)の後、前記接続孔の外部の前記タングステン膜、前記窒化チタン膜及び前記チタン膜を除去して、前記接続孔の内部にプラグを形成する工程。
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2006
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