JP2014125120A - 空気入りタイヤ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ビードコア3aを含む左右一対のビード3と、前記ビードコアに架け渡されたカーカスプライ5と、カーカスプライ5の内周側に配置されるインナーライナー4を有し、カーカスプライ5がビードコア3aの周りをタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側へ巻き上げられてなり、前記インナーライナー4の両端部が前記ビード及び前記カーカスプライ5の間に延在してなる。
【選択図】図2
Description
次に本発明に係る空気入りタイヤについて、以下の条件の下に、上記の実施例1、下記の比較例1及び従来例について比較試験を行った。
試験車両: 国産 1.8L セダン
[比較例1の構成]
比較例1の空気入りタイヤの概要は、ビードコアの周りにカーカスプライをタイヤ幅方向外側から内側へ巻き上げ、カーカスプライの外側に重ねてインナーライナーをタイヤ幅方向内側から外側へ巻き上げた構造である。すなわち、実施例1の空気入りタイヤTとの相違は、実施例1の空気入りタイヤTにおいてはインナーライナーがカーカスプライの内側に位置するのに対し、比較例1の空気入りタイヤはインナーライナーがカーカスプライの外側に位置する。
従来例の空気入りタイヤの概要は、ビードコアの周りにカーカスプライをタイヤ幅方向内側から外側へ巻き上げ、カーカスプライの外側に重ねてインナーライナーをタイヤ幅方向内側から外側へ巻き上げた構造である。すなわち、実施例1の空気入りタイヤTとの相違は、実施例1の空気入りタイヤTにおいてはインナーライナーがカーカスプライの内側に位置し、インナーライナーがタイヤ幅方向内側から外側へ巻き上げられ、カーカスプライがタイヤ幅方向外側から内側に巻き上げられるのに対し、従来例の空気入りタイヤはインナーライナーがカーカスプライの外側に位置し、インナーライナー及びカーカスプライが共にタイヤ幅方向内側から外側に巻き上げられる。
表中の「軽量化効果」は、タイヤ質量を測定し、従来例の測定結果を100として指数で実施例1及び比較例1の軽量化効果を評価するものである。当該指数が大きいほど軽量化効果が高いことを示す。
軽量化効果については、実施例1の空気入りタイヤよりも比較例1の空気入りタイヤが劣っている結果となった。この結果から、インナーライナーをカーカスプライの内側に位置させる構成が軽量化効果を向上させることが判明した。
1………タイヤトレッド
1’……タイヤトレッドの頂部
1a……ベルト及びベルト補強
1b……トレッドゴム
1c……ショルダー領域
2………サイドウォール
2a……タイヤの最大幅位置
3………ビード
3a……ビードコア
3a’…ビードコアの下端
3b……ビードフィラー
4………インナーライナー
4a……インナーライナーの端部
5………カーカスプライ
5a……カーカスプライの端部
6………ラバーチェーハー
H………タイヤ断面の高さ(タイヤをリムに組み付けた際のビードの下端から垂直方向上方のタイヤトレッド1の頂部1’までのタイヤ径方向の距離)
Hi……インナーライナーの巻き上げ高さ(タイヤをリムに組み付けた際のビードの下端からインナーライナーを巻き上げた上端までのタイヤ径方向の距離)
Hp……カーカスプライの巻き上げ高さ(タイヤをリムに組み付けた際のビードの下端からカーカスプライを巻き上げた上端までのタイヤ径方向の距離)
11……トレッドリング
13……ビード
13a…ビードコア
13b…ビードフィラー
14……インナーライナー
14a…インナーライナーの両端部
15……カーカスプライ
15a…カーカスプライの両端部
17……サイドウォールゴム
18……ラバーチェーハー
20……タイヤ成型ドラム
20a…ビードセット
20b…中子
20c…ステッチャーロール
Claims (8)
- ビードコアを含む左右一対のビードと、前記ビードコアに架け渡されたカーカスプライと、前記カーカスプライの内周側に配置されるインナーライナーを有する空気入りタイヤにおいて、
前記カーカスプライがビードコアの周りをタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側へ巻き上げられてなり、
前記インナーライナーの両端部が前記ビード及び前記カーカスプライの間に延在してなる
ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記インナーライナーがビードコアの周りにタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側へ巻き上げられてなることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- ビードコアの周りにおいて、ラバーチェーハーが配置されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記ラバーチェーハーは、少なくともカーカスプライを巻き上げた端部を被覆するように配置されてなることを特徴とする請求項3に記載の空気入りタイヤ。
- インナーライナーを巻き上げる高さは、ノミナル径から垂直方向上方にタイヤ断面高さの5%以下であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- カーカスプライを巻き上げる高さは、ノミナル径から垂直方向上方にタイヤ断面高さの55%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 成型ドラム上にインナーライナーを貼り付ける工程と、
前記インナーライナー上に、ビードコアとビードフィラーとを備えた一対のビードを、タイヤ幅中心に対して等間隔に載置する工程と、
前記インナーライナーの両端部をビードのタイヤ幅方向外側に巻き上げると共に、前記ビードフィラーを前記インナーライナー上に圧着する工程と、
前記インナーライナー上に圧着した前記ビードフィラーの上にカーカスプライを貼り付ける工程と、
カーカスプライの上にサイドウォールゴムを貼り付ける工程と、
前記カーカスプライ及び前記サイドウォールゴムをインナーライナーの巻上部に圧着すると共に、カーカスプライの両端部をビードの内周側に折返してグリーンケースを形成する工程と、
前記グリーンケースを拡張させてベルト及びトレッドゴムからなるトレッドリングに貼り付けた後、カーカスプライの両端部をビードのタイヤ幅方向内側に巻き上げる工程と
を含むことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。 - 前記カーカスプライの上にサイドウォールゴムを貼り付けると共に前記カーカスプライの両端部にラバーチェーハーを貼り付ける工程と、
前記カーカスプライ及び前記サイドウォールゴムを前記インナーライナーの巻上部に圧着すると共にカーカスプライの両端部をラバーチェーハーと共にビードの内周側に折返してグリーンケースを形成する工程と、
前記グリーンケースを拡張させてベルト及びトレッドゴムからなるトレッドリングに貼り付けた後、
前記カーカスプライの両端部をラバーチェーハーと共にビードのタイヤ幅方向内側に巻き上げてラバーチェーハーによりカーカスプライの巻上部を被覆する工程と
を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の空気入りタイヤの製造方法。
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