JP2014118032A - 車両用内装材および車両用内装材の製造方法 - Google Patents

車両用内装材および車両用内装材の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014118032A
JP2014118032A JP2012274347A JP2012274347A JP2014118032A JP 2014118032 A JP2014118032 A JP 2014118032A JP 2012274347 A JP2012274347 A JP 2012274347A JP 2012274347 A JP2012274347 A JP 2012274347A JP 2014118032 A JP2014118032 A JP 2014118032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interior material
interior
reinforcing
end portion
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012274347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5943350B2 (ja
Inventor
Kenichi Sudo
憲一 須藤
Takahiro Ishigami
敬弘 石神
Kazuo Miyazaki
和男 宮崎
Hiroshi Morita
啓 森田
Taku Wako
卓 和光
Atsushi Izawa
篤 伊沢
Mitsuhiro Ishitani
光啓 石谷
Chiaki Ishibashi
知昌 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP2012274347A priority Critical patent/JP5943350B2/ja
Publication of JP2014118032A publication Critical patent/JP2014118032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5943350B2 publication Critical patent/JP5943350B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

【課題】 内装材本体の端部の見栄えおよび剛性を高め、しかも、高い生産性が得られる車両用内装材および車両用内装材の製造方法を提供する。
【解決手段】 車両用内装材10は、基材26と、基材26の表側に設けられる表皮材31と、基材26の裏側に設けられる裏面材32と、を積層してなる内装材本体20を有するものであって、裏面材32に固定される補強材50と、補強材50の縁部52を基点に内装材本体20の端部40を内装材本体20の裏側に折り返すことで形成され、補強材50に固定される折り返し部43と、を有する。補強材50に対して折り返し部43が正確に位置決めされると共に、補強材50の縁部52が折り返し部43によって覆われる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用内装材および車両用内装材の製造方法に関し、特に、車両用内装材の端末処理技術に関する。
従来、車両用内装材において、外縁や開口に形成される端部を車両用内装材の裏側に折り返す端末処理技術が各種提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図7(a)は、車両用内装材の基本構成を説明する図であり、車両用内装材100は、例えば、車両用天井材であり、車室の天井面を内装する内装材本体101を有する。内装材本体101は、ウレタンフォームなどの発泡成形体からなる基材102と、基材102の表側に設けられる表皮材103と、基材102の裏側に設けられる裏面材105とを積層してなる。裏面材105は、基材102側から、ホモポリマーポリプロピレン製のフィルムからなる内層、コポリマーポリプロピレン製のフィルムからなる中間層、および、スパンレースからなる外層を順次積層した3層構造で構成される。
内装材本体101における端末処理には、いわゆるヘミング工法が一般に用いられている。ヘミング工法では、内装材本体101の端部106を裏面材105側から加熱して軟化させた後、図7(b)に示すように、矢印(10)で示す向きに、端部106を内装材本体101の裏側に折り返す。この折り返された折り返し部107は、裏面材105のスパンレースと接するが、低融点のコポリマーポリプロピレン製のフィルムからなる中間層が溶融するため、折り返し部107は、重なり合う裏面材105同士が溶着することで、固定される。
ところで、車両用内装材100の端部106には、より高い剛性が求められる場合がある。例えば、サンルーフ用の開口を内装材本体101に設ける場合、開口を囲うように補強材を設置し、この設置した補強材によって、サンルーフ用の開口を形成する端部106の剛性を高める。
このような場合、従来は、図7(c)に示すように、ヘミング工法で端部106を端末処理した後、補強材108をホットメルトなどの接着剤111で裏面材105に固定し、この補強材108により折り返し部107を押えることで、端部106の剛性を高めていた。
特開2002−86600号公報
しかしながら、ヘミング工法で端末処理された端部106では、端部106の幅Wや端部106の厚みtが変動し易いことから、端部106に対して補強材108を正確に位置決めすることが難しい。このため、補強材108の位置がばらついてしまい、端部106周辺の見栄えがよくない。
また、補強材108の縁部112から接着剤111がはみ出すことでも、見栄えが悪くなる。この対策として、補強材108の縁部112付近に接着剤111を塗布しないことが一般に行われるが、この場合、補強材108の未接着範囲が広くなるため、端部106の剛性を十分に高めることができない。
なお、いわゆるキスカット工法を用い、表皮材を残して基材の一部を切断しておき、補強材を基材に固定した後に表皮材の端部を折り返して接着する方法も考えられる。しかし、この方法では、基材を剥がす手間がかかるため、生産性が低下する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、内装材本体の端部の見栄えおよび剛性を高め、しかも、高い生産性が得られる車両用内装材および車両用内装材の製造方法を提供することにある。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の車両用内装材は、基材と、前記基材の表側に設けられる表皮材と、前記基材の裏側に設けられる裏面材と、を積層してなる内装材本体を有する車両用内装材において、前記裏面材に固定される補強材と、前記補強材の縁部を基点に前記内装材本体の端部を前記内装材本体の裏側に折り返すことで形成され、前記補強材に固定される折り返し部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、補強材の縁部を基点に、内装材本体の端部を折り返すので、補強材に対して折り返し部が正確に位置決めされる。これにより、端部の見栄えを高めることができる。また、補強材の縁部が折り返し部によって覆われるので、補強材の縁部から接着剤がはみ出すなどの心配がなく、補強材の接着範囲を広く確保して補強材の接着強度を高めることができる。結果、端部の剛性を高めることができ、剛性を高めた分、補強材の板厚を薄くするなどして、材料費削減および軽量化を実現することができる。さらに、基材を剥がす必要がないことから、キスカット工法を用いた技術に比べ、生産性を高めることもできる。
(2)本発明の車両用内装材では、(1)の構成において、前記補強材は、前記裏面材に対して溶着可能な材料で構成され、前記折り返し部において、前記裏面材は、前記補強材に溶着されることを特徴とする。
この構成によれば、折り返し部を形成すると同時に、折り返した裏面材を補強材に溶着することができる。これにより、折り返し部を補強材に固定するための工程を削減することができ、生産性をより高めることができる。
(3)本発明の車両用内装材の製造方法は、基材と、前記基材の表側に設けられる表皮材と、前記基材の裏側に設けられる裏面材と、を積層してなる内装材本体を有する車両用内装材の製造方法において、前記裏面材に補強材を固定する固定工程と、前記内装材本体の端部を前記裏面材側から加熱して軟化させる加熱工程と、前記補強材の縁部を基点に、前記内装材本体の端部を前記内装材本体の裏側に折り返した後、この折り返した折り返し部において前記裏面材を前記補強材に溶着する折り返し工程と、を含むことを特徴とする。
この構成によれば、補強材の縁部を基点に、内装材本体の端部を折り返すので、補強材に対して折り返し部が正確に位置決めされる。これにより、端部の見栄えを高めることができる。また、補強材を裏面材に固定した後に、端部を折り返すので、補強材の縁部が折り返し部によって覆われる。したがって、補強材の縁部から接着剤がはみ出すなどの心配がなく、補強材の接着範囲を広く確保して補強材の接着強度を高めることができる。結果、端部の剛性を高めることができ、剛性を高めた分、補強材の板厚を薄くするなどして、材料費削減および軽量化を実現することができる。さらに、基材を剥がす必要がないことから、キスカット工法を用いた技術に比べ、生産性を高めることもできる。また、折り返し工程において、裏面材を補強材に溶着するので、折り返し部を補強材に固定するための工程を削減することができ、生産性をより高めることができる。
本発明によれば、内装材本体の端部の見栄えおよび剛性を高め、しかも、高い生産性が得られる車両用内装材および車両用内装材の製造方法を提供することができる。
本発明に係る実施形態の車両用内装材の平面図である。 内装材本体の層構成を示す断面図である。 図1のA−A線断面図である。 固定工程を説明する図である。 (a)はセット工程を説明する図、(b)は加熱工程を説明する図、(c)は折り返し工程を説明する図である。 車両用内装材の変形例を示す図であり、図3に対応する図である。 従来の車両用内装材の端部を説明する図であり、(a)は基本構成を示す図、(b)は(a)をヘミング工法にて端末処理した端部を示す図、(c)は(b)に補強材を設置した端部を示す図である。
(実施形態)
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(車両用内装材の全体構成)
図1に示すように、実施形態の車両用内装材10は、車両のルーフパネルの内面側(車室側)に取り付けられる車両用天井材であり、車室の天井面を内装する内装材本体20を有する。内装材本体20は、平面視で長方形状を呈しており、車両幅方向に沿って形成される前端部21および後端部22と、車両前後方向に沿って形成される左右の側端部23とを有する。また、内装材本体20の前部中央には、開口25が設けられる。この開口25は、ルーフパネルに設けたサンルーフに対応して設けられる。この例では、開口25は、車両幅方向に長い長方形状に形成される。
(内装材本体の層構成)
図2に示すように、内装材本体20は、基材26と、基材26の表側に設けられる表面側繊維層27と、基材26の裏側に設けられる裏面側繊維層28と、表面側繊維層27側に設けられる表皮材31と、裏面側繊維層28側に設けられる裏面材32とを積層してなる。
基材26は、ウレタンフォームに代表される発泡成形体などで構成される。表面側繊維層27および裏面側繊維層28は、ガラスマットなどの繊維材料からなり、内装材本体20を補強する補強層である。また、表面側繊維層27および裏面側繊維層28は、表皮材31および裏面材32を基材26に接着する機能を有してもよい。
表皮材31は、車室内の天井面を形成するものであり、不織布、織布、ニットなどの通気性の材料で構成される。一方、裏面材32は、非通気性の材料で構成されており、車室から内装材本体20の裏側への空気の流れを止め、表皮材31の表面に埃などが付着することを防ぐ。
このような裏面材32は、多層構造で構成することができる。この例では、通常融点の合成樹脂からなる内層(例えば、ホモポリマーポリプロピレン製のフィルム)33、低融点の合成樹脂からなる中間層(例えば、コポリマーポリプロピレン製のフィルム)35、および、外層(例えば、スパンレース)36の3層構造で、裏面材32を構成する。
(端部および補強材の構成)
図3に示すように、内装材本体20は、開口25の周縁を形成する端部40を有し、車両用内装材10は、この端部40を補強する補強材50を有する。端部40は、ヘミング工法により端末処理されており、内装材本体20の基部41(範囲A1で示す部分)に連なる折り曲げ部42(範囲A2で示す部分)と、折り曲げ部42に連なる折り返し部43(範囲A3で示す部分)とから構成される。
補強材50は、板状の部材であって、開口25の周縁を囲うように配置される。補強材50は、その下面の全体が接着剤(例えば、ホットメルトなど)51によって裏面材32の上面に固定される。
補強材50は、各種の材料で構成可能であるが、ここでは、裏面材32に対して溶着可能な材料で構成される。例えば、ポリプロピレン製のフィルムで主に構成される裏面材32に対して、ガラス繊維入りのポリプロピレン系樹脂で補強材50を構成して、裏面材32と補強材50を同一の材料で構成する。なお、裏面材32と補強材50を同一の材料で構成することにより、接着剤51の代わりに超音波溶着法を用いて、補強材50を裏面材32に固定することも可能になる。
折り曲げ部42は、端部40において、開口25の周縁を形成する部分である。折り曲げ部42は、任意の形状(ここでは、半円形状)に湾曲し、補強材50の端部40側の縁部52を覆う。折り返し部43は、補強材50の縁部52を基点に端部40を折り返すことで形成され、補強材50の上面に固定される。
(車両用内装材の製造方法)
次に、車両用内装材の製造方法を図4、図5に基づいて説明する。
車両用内装材の製造方法は、内装材本体20を準備する準備工程と、内装材本体20に補強材50を固定する固定工程と、内装材本体20の端部40を加熱して軟化させる加熱工程と、内装材本体20の端部40を折り返して補強材50に溶着する折り返し工程とを含む。
まず、準備工程では、図4に示すように、所定の形状に成形した基材26、表皮材31、および、裏面材32を積層した内装材本体20に対し、レーザーカット装置などを用いて製品の外形に沿ったトリムカット処理を施すと共に、開口25(図1参照)を形成するための穴61を開ける。
固定工程では、内装材本体20の裏面材32に、接着剤51を用いて補強材50を固定する(矢印(1))。このとき、折り曲げ部42(図3参照)および折り返し部43(図3参照)の形成に見合う距離Lだけ、穴61の周縁から離した位置に、補強材50の縁部52を配置する。
セット工程では、図5(a)に示すように、補強材50を固定した内装材本体20を受け台62にセットする(矢印(2))。このとき、距離Lに相当する端部40を受け台62からはみ出させた状態で、内装材本体20の表皮材31側を受け台62に載せる。
加熱工程では、図5(b)に示すように、熱風ノズル63および熱風遮蔽板65を端部40の裏面材32側に接近させ(矢印(3))、内装材本体20における端部40以外の部分を熱風遮蔽板65で遮蔽しながら、熱風ノズル63から高温の熱風を端部40に当てる。これにより、端部40を裏面材32側から加熱して軟化させる。このとき、端部40では、コポリマーポリプロピレン製のフィルムなど低融点の合成樹脂で構成される中間層35(図2参照)が溶融する。
折り返し工程では、熱風ノズル63を退避させ(矢印(4))、軟化した端部40に向けてブロック66を表皮材31側から接近させる(矢印(5))。そして、このブロック66によって、端部40を内装材本体20の裏側に折り曲げる(矢印(6))。さらに、熱風遮蔽板65を退避させて、図5(c)に示すように、ブロック66を補強材50側に移動させる(矢印(7))。そして、ブロック66により、補強材50の縁部52を基点に端部40を内装材本体20の裏側に折り返した後、この折り返した折り返し部43において、裏面材32を補強材50の上面に押し当てる(矢印(8))。このとき、折り返し部43では、スパンレースなどの外層36(図2参照)が補強材50の上面と接するが、コポリマーポリプロピレン製のフィルムなどからなる中間層35(図2参照)が溶融しているため、折り返し部43において、裏面材32が補強材50に溶着される。
(実施形態の効果)
以上、説明した実施形態の車両用内装材10およびその製造方法の効果について述べる。
本実施形態では、補強材50の縁部52を基点に端部40を折り返す。これに対し、熱風遮蔽板65とブロック66との隙間を調整することで、折り返し部43の基点の位置を調整することも可能である。しかし、この場合、折り返し部43の基点の位置を安定させることが難しいため、端部40の形態がばらつき易い。この点、本実施形態によれば、補強材50の縁部52を基点に端部40を折り返すので、補強材50に対して折り返し部43を正確に位置決めすることができる。これにより、端部40の見栄えを高めることができる。
また、実施形態では、補強材50を裏面材32に固定した後に、端部40を折り返すので、補強材50の縁部52が折り返し部43によって覆われる。したがって、接着剤51が縁部52からはみ出す心配がなく、補強材50の接着範囲を広く確保して補強材50の接着強度を高めることができる。結果、端部40の剛性を高めることができ、剛性を高めた分、補強材50の板厚を薄くするなどして、材料費削減および車両用内装材10の軽量化を実現することができる。さらに、基材26を剥がす必要がないことから、キスカット工法を用いた技術に比べ、生産性を高めることができる。
また、折り返し工程において、折り返し部43を形成すると同時に、折り返した裏面材32を補強材50に溶着できるので、折り返し部43を補強材50に固定するための工程を削減することができ、生産性をより高めることができる。
したがって、本実施形態によれば、内装材本体20の端部40の見栄えおよび剛性を高め、しかも、生産性を高めることができる。
(車両用内装材の変形例)
次に、車両用内装材の変形例を図6に基づいて説明する。なお、前述した端部40(図3参照)と共通する要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図6に示すように、車両用内装材10Bにおいて、内装材本体20Bの端部40Bは、基部41に対して斜めに立ち上がる立ち上がり部45を有する。端部40Bを補強する補強材50Bは、基部41側に位置する水平部53と、この水平部53に連なると共に立ち上がり部45に沿って傾斜する傾斜部55とからなる。折り返し部43は、傾斜部55の縁部52を基点に内装材本体20Bの裏側に折り返された後、傾斜部55に溶着される。
このように構成される車両用内装材10Bにおいても、前述した車両用内装材10(図3参照)と同様の作用が得られ、内装材本体20Bの端部40Bの見栄えおよび剛性を高めることができ、且つ、高い生産性を得ることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、実施形態では、サンルーフ用の開口を形成する端部に、本発明に係る端末処理技術を適用した例を示したが、本発明に係る端末処理技術は、前端部21(図1参照)、後端部22(図1参照)および左右の側端部23(図1参照)など、車両用天井材における各端部に適用可能である。
また、実施形態では、本発明を車両用天井材に適用した例を示したが、本発明は、車両用天井材の他、車両用ドアトリムなど各種の車両用内装材に適用可能である。
10 車両用内装材
10B 車両用内装材
20 内装材本体
20B 内装材本体
26 基材
31 表皮材
32 裏面材
40 端部
40B 端部
43 折り返し部
50 補強材
50B 補強材
52 縁部

Claims (3)

  1. 基材と、前記基材の表側に設けられる表皮材と、前記基材の裏側に設けられる裏面材と、を積層してなる内装材本体を有する車両用内装材において、
    前記裏面材に固定される補強材と、
    前記補強材の縁部を基点に前記内装材本体の端部を前記内装材本体の裏側に折り返すことで形成され、前記補強材に固定される折り返し部と、
    を有することを特徴とする車両用内装材。
  2. 前記補強材は、前記裏面材に対して溶着可能な材料で構成され、
    前記折り返し部において、前記裏面材は、前記補強材に溶着されることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装材。
  3. 基材と、前記基材の表側に設けられる表皮材と、前記基材の裏側に設けられる裏面材と、を積層してなる内装材本体を有する車両用内装材の製造方法において、
    前記裏面材に補強材を固定する固定工程と、
    前記内装材本体の端部を前記裏面材側から加熱して軟化させる加熱工程と、
    前記補強材の縁部を基点に、前記内装材本体の端部を前記内装材本体の裏側に折り返した後、この折り返した折り返し部において前記裏面材を前記補強材に溶着する折り返し工程と、
    を含むことを特徴とする車両用内装材の製造方法。
JP2012274347A 2012-12-17 2012-12-17 車両用内装材および車両用内装材の製造方法 Active JP5943350B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012274347A JP5943350B2 (ja) 2012-12-17 2012-12-17 車両用内装材および車両用内装材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012274347A JP5943350B2 (ja) 2012-12-17 2012-12-17 車両用内装材および車両用内装材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014118032A true JP2014118032A (ja) 2014-06-30
JP5943350B2 JP5943350B2 (ja) 2016-07-05

Family

ID=51173272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012274347A Active JP5943350B2 (ja) 2012-12-17 2012-12-17 車両用内装材および車両用内装材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5943350B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144995A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 トヨタ車体株式会社 治具による内装部材の目標支持位置の設定方法
KR20200066049A (ko) * 2018-11-30 2020-06-09 주식회사 포스코 헤밍 방법 및 이를 이용하여 가공된 패널 조립체
KR20210121780A (ko) * 2020-03-31 2021-10-08 황용준 보강된 개구부를 구비한 시트 커버의 제조방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7033564B2 (ja) 2019-06-27 2022-03-10 しげる工業株式会社 車両用内装品の端末部処理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135230A (ja) * 1986-11-27 1988-06-07 Toyota Motor Corp 成形天井表皮の巻き込み装置
JPH10291248A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Kasai Kogyo Co Ltd 積層材の端末処理装置とその端末処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135230A (ja) * 1986-11-27 1988-06-07 Toyota Motor Corp 成形天井表皮の巻き込み装置
JPH10291248A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Kasai Kogyo Co Ltd 積層材の端末処理装置とその端末処理方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144995A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 トヨタ車体株式会社 治具による内装部材の目標支持位置の設定方法
KR20200066049A (ko) * 2018-11-30 2020-06-09 주식회사 포스코 헤밍 방법 및 이를 이용하여 가공된 패널 조립체
KR102142786B1 (ko) 2018-11-30 2020-08-07 주식회사 포스코 헤밍 방법 및 이를 이용하여 가공된 패널 조립체
KR20210121780A (ko) * 2020-03-31 2021-10-08 황용준 보강된 개구부를 구비한 시트 커버의 제조방법
KR102608621B1 (ko) * 2020-03-31 2023-11-30 황용준 보강된 개구부를 구비한 시트 커버의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP5943350B2 (ja) 2016-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5943350B2 (ja) 車両用内装材および車両用内装材の製造方法
JP6552826B2 (ja) 車両用シート及びその製造方法
WO2012049878A1 (ja) 樹脂積層ボード部材及びその端末処理方法
US6832810B2 (en) Flexible headliner for automotive vehicle
JP2021109484A (ja) 乗物用内装材
JP5953189B2 (ja) 車両用内装材およびその製造方法
JP6937185B2 (ja) 車両用内装材
JPWO2018042645A1 (ja) 自動車用内装部品
US20150274092A1 (en) Method and device for forming a composite material
JP6728231B2 (ja) 車両用内装材
WO2018211866A1 (ja) 車両用内装材、及び、その製造方法
JP6401552B2 (ja) 積層板
KR101695210B1 (ko) 대시보드용 매트 및 이의 제조방법
JP7158934B2 (ja) 車両用内装材、及び、車両用スピーカーグリル
JP6114505B2 (ja) 車両用内装部品
JP5880926B2 (ja) 車両用内装材の製造方法
JP2012240555A (ja) 車両用内装材、及び車両用内装材の製造方法
JP5489242B2 (ja) 車両用内装材
JP5985240B2 (ja) 車両用内装材の基材、それを用いた内装材、および車両用内装材の製造方法
JP5847739B2 (ja) 自動車用内装部品の表皮材貼付構造
WO2023200005A1 (ja) 車両用内装材
KR20170135642A (ko) 대시보드용 매트
JP2018187883A (ja) 補強材の積層構造及び内装用樹脂成形体
JPH05179546A (ja) 成形天井基材
JP2013082282A (ja) 車両用内装材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5943350

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150