JP2014114539A - 太陽電池パネルの敷設構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない部品点数にて太陽電池パネルを傾斜状に配設でき、太陽光の受光効率に優れている太陽電池パネルの敷設構造を提供する。
【解決手段】本発明の太陽電池パネル5の敷設構造は、下地から立設する取付部材1に、一定長さの支持部材2を配設し、該支持部材2に太陽電池パネル5を敷設した構造であって、長手方向端部の高さが異なるように支持部材2を配設すると共に上下方向に重設可能であり、少なくとも高位に位置する端部を前記取付部材1に取り付け、この支持部材2に太陽電池パネル5を傾斜状に敷設することで段状としたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、少ない部品点数にて太陽電池パネルを傾斜状に配設でき、太陽光の受光効率に優れている太陽電池パネルの敷設構造に関する。
近年、地球温暖化の緩和を目的として、太陽光を用いた再生可能エネルギーを普及するという社会的気運の高まりがあり、地面や建築物の屋上等の有効利用の一つとして、太陽電池パネルを配設する試みがなされている。そして、この太陽電池パネルの受光効率の向上を図るなどの目的で、略平坦状の下地、或いはそれ自体が傾斜勾配を有する屋根下地等に対し、太陽電池パネルを傾斜状に設置する試みがなされている。
例えば特許文献1に記載の取付装置は、太陽光発電ユニットAを傾斜状に設置するために高低の二種類の受台座(高受台座3B,低受台座3A)を用いている。また、太陽光発電ユニットAの裏面側には取付材6が設けられ、その取付材6が低受台座3A、高受台座3Bに載置され、ボルトナットで固着されている。
特開2012−144903号公報
しかしながら、前記特許文献1の構造では、高低の二種類の受台座(高受台座3B,低受台座3A)を用いることで、部品点数が増加する問題があり、また、太陽光発電ユニットAの裏面側にも取付材6を設ける必要があるという点からコストの上昇が避けられないという問題があった。さらに、太陽光発電ユニットAと受台座(3A,3B)との固着が太陽光発電ユニットAの裏面で行われるため、作業者が目視しにくく、作業性が悪い(受台座3A,3Bのボルト孔と太陽光発電ユニットAの取付材6のボルト孔の併せながらボルトを差し込まなければならない)という問題もあった。
そこで、本発明は、少ない部品点数にて太陽電池パネルを傾斜状に配設でき、太陽光の受光効率に優れている太陽電池パネルの敷設構造を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、下地から立設する取付部材に、一定長さの支持部材を配設し、該支持部材に太陽電池パネルを敷設した構造であって、長手方向端部の高さが異なるように支持部材を配設すると共に上下方向に重設可能であり、少なくとも高位に位置する端部を前記取付部材に取り付け、この支持部材に太陽電池パネルを傾斜状に敷設することで段状としたことを特徴とする太陽電池パネルの敷設構造に関するものである。
また、本発明は、前記敷設構造において、隣接する太陽電池パネルのうちの高位に位置する端部には、太陽電池パネルの表面上に突設する起立部を設けたことを特徴とする太陽電池パネルの敷設構造をも提案する。
また、本発明は、前記敷設構造において、隣接する太陽電池パネルは、その敷設方向に間隔を形成して配設されることを特徴とする太陽電池パネルの敷設構造をも提案する。
また、本発明は、前記敷設構造において、太陽電池パネルは、裏面と下地間に空間を有することを特徴とする太陽電池パネルの敷設構造をも提案する。
また、本発明は、前記敷設構造において、支持部材には、上面、側壁の少なくとも一方に溝状部を設けたことを特徴とする太陽電池パネルの敷設構造をも提案する。
本発明の太陽電池パネルの敷設構造は、それぞれ一種類の取付部材、支持部材を用いて各太陽電池パネルを傾斜状に、全体として段状に敷設したものであり、少ない部品点数にて各太陽電池パネルを傾斜状に配設することができる。そして、太陽光を効率良く受けることができる角度に太陽電池パネルを設置することができる。
また、隣接する太陽電池パネルのうちの高位に位置する端部には、太陽電池パネルの表面上に突設する起立部を設けた場合には、雪止め具として、雪を太陽電池パネル間へ、又は該パネル間から裏面空間へ落とすことができる。さらに、この起立部は、太陽電池パネルの裏面空間内の空気を排出する作用も果たすので、太陽電池パネルの裏面空間内の排熱が円滑に行え、太陽電池セルの発電効率の低下を抑制することができる。
また、隣接する太陽電池パネルは、その敷設方向に間隔を形成して配設される場合には、例えば前述の起立部等の雪止め具などの外設部材をその間隔にそれぞれ容易に設けることができるため、雪を間隔へ落とす効果を各間隔毎に果たすことができる。
また、太陽電池パネルは、裏面と下地間に空間を有する場合には、例えば前記雪止め具を設けた際にも単に雪を堰き止めるばかりでなく、雪や雨水をパネル間から裏面空間に落とすことができ、受光面への積雪や付着物等を速やかに排除することができ、しかも太陽電池の発電効率の低下を防止することができる。
また、支持部材には、上面、側壁の少なくとも一方にの溝状部を設けた場合には、上面に設けた溝状部は太陽電池パネルの取付に際し、溝状部内を移動させる固定具にて容易に取付位置を調整することができ、成形誤差や取付誤差に柔軟に対応することができる。また、側壁に設けた溝状部は取付部材への取付に際し、同様に溝状部内を移動させる固定具にて容易に調整でき、成形誤差や取付誤差に柔軟に対応できる。
(a)第1実施例の太陽電池パネルの敷設構造を示斜視図、(b)その要部を拡大して示す斜視図である。 (a)第1実施例の太陽電池パネルの敷設構造の正断面図、(b)その接続部分における側断面図、(c)この第1実施例に用いた取付部材を拡大して示す斜視図、(d)この第1実施例に用いた持出金具を拡大して示す斜視図、(e)太陽電池パネルの水上側の端部構造を拡大して示す側断面図、(f)太陽電池パネルの水下側の端部構造を拡大して示す側断面図である。 (a)第1実施例において、折板屋根の端部の縦桟に、持出金具及び取付部材を配し、その後に支持部材を配設する状態を示す斜視図、(b)折板屋根に持出金具、取付部材、及び支持部材を配設した状態を示す斜視図である。 (a)第2実施例の太陽電池パネルの敷設構造を示す斜視図、(b)その正断面図、(c)その接続部分における側断面図、(d)用いた支持部材を示す断面図である。 (a)第3実施例の太陽電池パネルの敷設構造を示す斜視図、(b)その接続部分を拡大して示す断面図である。 (a)第4実施例の太陽電池パネルの敷設構造を示す斜視図、(b)その側断面図である。 第5実施例の太陽電池パネルの敷設構造の太陽電池パネルを省略した状態を示す斜視図である。
本発明の太陽電池パネルの敷設構造は、下地から立設する取付部材に、一定長さの支持部材を架け渡して配設し、該支持部材に太陽電池パネルを敷設した構造であり、取付部材と、長手方向端部の高さが異なるように配設する支持部材との実質的に2部材から構成されるので、少ない部品点数にて太陽電池パネルを傾斜状に配設することができる。
この構造により、取付部材に、支持部材の少なくとも高位に位置する端部の取付高さを適宜に調整して取り付け、支持部材及び太陽電池パネルの傾斜角度を変更(調整)することもできる。
本発明における下地は、瓦屋根、スレート屋根、縦葺き・横葺・折板等の金属屋根等の公知の既存又は新設屋根であっても、躯体上に防水機能を施して下地としたものであってもよく、また前記既存又は新設屋根に取り付けられた金具等でもよい。即ち、本発明の敷設構造に取り付けられる太陽電池パネル下面(下地上)での防水機能を備えるものであればその構成は特に問わない。
本発明に用いる太陽電池パネルは、結晶系等の太陽電池セルをガラス等に積層させてモジュール化したものであっても、アモルファス等の薄膜のものであってもよく、薄膜等にあっては、基材となる金属板等に一体化してシート状(板状)或いはボード状にしたものであってもよい。また、この太陽電池パネルは、上記のモジュール、シート、ボード等をそのまま敷設するものでも、周縁に枠体(フレーム)を配して敷設するものでもよい。さらに、発電量を増大させるために両面受光(発電)型の太陽電池を用いてもよく、この場合、太陽電池の裏面側に反射部を介在させればよく、下地が兼用するものでも別途設けるものでもよい。
本発明に用いる取付部材は、前記下地へビス等による直止め、嵌合、係合、ボルト等による挟着等でもよく、下地の構成(新設又は既存、屋根材の種類)によって適宜選択されるもので、防水性能を有する(具備する)取付方法であればその方法を限定するものではない。また、この取付部材は、支持部材の少なくとも高位に位置する端部を取り付ける取付部が設けられる構成であって、その取付部としては、ボルト等が挿入可能な「孔」又は「溝」を設けるものでも、ビス等による直止め部分を設けるものであってもよい。
この取付部材における取付部は、高さ調整機能を具備してもよく、その具体的な態様としては、以下の態様がある。
・高さ方向に複数の「孔」又は「溝」を設け、そのうち支持部材を取り付ける箇所(取付部)を選択することにより、傾斜角度を適宜に選択できる。
・水平方向に延在するように形成した長孔(長溝)に対し、ボルトを長孔の適宜位置にて固定することで傾斜角度を変更するようにすることができる。
・上下及び長さ方向に延在する略L字状に孔(以下、L孔という)又は溝を形成し、ボルトを適宜位置にて固定することで傾斜角度を変更するようにすることができる。なお、選択する箇所は横方向に延在する孔部分を選択する。
本発明に用いる支持部材は、前述のように一定長さであり、長手方向端部の高さが異なるように配設されるものである。
ここで、一定長さとは、太陽電池パネル(幅又は長さ)に対しての長さであっても、1枚に対してのものであっても、複数(例えば2枚)の太陽電池パネルに対しての長さであってもよい。即ち1段の支持部材の有効幅が1枚の太陽電池パネルを取り付け可能な幅であっても、2枚の太陽電池パネルを取付可能な幅であってもよい。このように本発明に用いる支持部材は、太陽電池パネルを取付可能であればよく、その方向は問わない。例えば後述する図示実施例(図1など)では、その多くを支持部材を下地としての折板の長手方向と同方向に配設しているが、図7の実施例のように交わる方向に配してもよい。
また、この支持部材を、長手方向端部の高さが異なるように配設することにより形成される傾斜角度は、その上に敷設する太陽電池パネルの傾斜角度でもあるため、太陽電池パネルが効率良く太陽光を受光する傾斜角度に設定されることが好ましい。
また、前述のように前記取付部材には、支持部材の少なくとも高位に位置する端部を取り付ける(固定する)が、低位に位置する端部は、必ずしも取付部材に固定しなくても良く、例えば後述する図示実施例のように低位に位置する端部を取付部材に載置し、配設方向の下段側の支持部材にて上方から押さえるように保持してもよい。
また、取付部材を挟んで隣接する2つの支持部材の端部同士は高さ方向で重なる(近接を含む)ものでも離間するものでもよく、また支持部材の長手方向に離間するものでもよい。例えば下地としての折板の長手方向(=流れ方向)と同方向に支持部材を配設する後述する図示実施例(図1)では、下段側の高位(上端)に位置する端部と上段側の低位(下端)に位置する端部が高さ方向で重なる(近接を含む)ものでも離間するものでもよく、流れ方向に離間するものでもよい。
なお、これらの取付部材と支持部材の固定、支持部材への太陽電池パネルの取付は、ビス等による固定であってもボルト等による締着であってもよい。また、パネルや各部材の耐荷重性能を得られれば、係合や嵌合であってもよい。前記ボルト等による締着の一例としては、支持部材の頂部(支持部)や側壁に溝状部を設け、該溝状部内にボルトの頭部を陥入して移動可能とする態様が好ましく、この態様ではボルトは溝状部内を長さ方向に移動することができる。そのため、前記取付部材に取付部として長孔又はL孔を形成する態様と組み合わせることにより、溝状部から突出させた螺子部分を長孔又はL孔の任意の位置に調整して支持部材をナットを締着すればよいので、成形誤差や取付誤差に柔軟に対応できる。
また、太陽電池パネルの高位に位置する端部には、太陽電池パネルの表面上に突設する起立部を設けることが好ましい。この場合、起立部は、雪止め具として、雪を太陽電池パネル間へ、又は該パネル間から裏面空間へ落とすことができる。さらに、この起立部は、太陽電池パネルの裏面空間内の空気を排出する作用も果たすので、太陽電池パネルの裏面空間内の排熱が円滑に行え、太陽電池セルの発電効率の低下を抑制することができる。
この起立部は、太陽電池パネルに設けられるものでも、太陽電池パネルを前記支持部材に取り付ける固定具に設けられるものでも、前記支持部材に設けられるものでもよい。また、起立部を設ける(取り付ける)ための部材を介在させるものでもよく、前記固定具等が兼用するものであってもよい。
また、隣接する太陽電池パネルは、その敷設方向に間隔を形成して配設されてもよい。この場合には、例えば前述の起立部等の雪止め具などの外設部材をその間隔にそれぞれ容易に設けることができ、雪を間隔へ落とす効果を各間隔毎に果たすことができる。
なお、1段の支持部材に対し、複数の太陽電池パネルを取り付ける場合、そのパネル間は、前述した間隔の有無、起立部の有無を問うものではない。
また、太陽電池パネルは、裏面と下地間に空間を有するように配設してもよい。この場合には、例えば前記雪止め具を設けた際にも単に雪を堰き止めるばかりでなく、雪や雨水をパネル間から裏面空間に落とすことができ、受光面への積雪や付着物等を速やかに排除することができ、しかも太陽電池の発電効率の低下を防止することができる。この空間は、下地の形状によるものであっても、取付部材の形状や、太陽電池の周縁フレームによるものであってもよい。少なくとも太陽電池モジュールの裏面に空間が形成されればよい。周縁にフレームを配した太陽電池パネルを敷設する場合、フレームの側壁が空間を形成する高さがあればよい。
また、前記支持部材には、その上面(太陽電池パネル取付用)又はその、側壁(取付部材への取付用)の少なくとも一方に溝状部を設けるようにしてもよく、溝状部内を移動させる固定具にて容易に太陽電池パネルや取付部材に取り付けることができる。このように溝状部にボルト頭部を配置することで調整が容易に調整でき、成形誤差や取付誤差に柔軟に対応できる。
図1〜図3に示す本発明の第1実施例は、下地として、流れ方向に沿うハゼ組み式の折板屋根30のハゼ部35,35'に取り付けられた持出金具4に、断面略U字状の取付部材1が固定され、その取付部材1に対し、一定長さの支持部材2を架け渡して配設し、その支持部材2に太陽電池パネル5を敷設した構成である。
この第1実施例における下地を構成する前記折板屋根30は、図3(a)に示すように山部と谷部とを構成する外装材3Aと、躯体3B上に固定されて前記外装材3Aを保持する図示しない保持部材とからなる。この外装材3Aは、略平坦状の平板部31の左右に傾斜状に立ち上がる立ち上がり部32,32を有し、各立ち上がり部32の上端に外側へ延在する載置部33が形成され、この載置部33の外側を略鉛直状に起立させて起立部34とし、隣接する外装材3A,3Aの当該部分を重合させてカシメてハゼ部としたものであり、外側に位置する重合部35と内側に位置する被重合部35'とした構成である。
この折板屋根30のハゼ部35,35'には、図1(b)、図2(d)に示す左右分割型の本体4Aと略ハット型の連結枠体4Bと上向きの縦ボルト4Cとからなる持出金具4が一体化されて取り付けられ、取り付けられた持出金具4の受けフランジ41に、取付部材1が一体的に固定されている。この本体4Aは、上端に略平坦状の受けフランジ41が設けられ、その下方に通孔を有する縦片部分を介して外方へ膨出状の包持部42が設けられ、さらにその他方に着座部43が設けられている。そして、この本体4Aと連結枠体4Bと縦ボルト4Cとは、係合状に組み合わされ、その着座部43を折板屋根30の載置部33上に受支させると共に、その包持部42がハゼ部35,35'を覆うように配置した状態で前記縦片部分に設けた通孔に連結具44を締着することにより一体化されている。
前記取付部材1は、前記下地3(4)から立設する部材であって、高さ方向に複数の取付部が設けられる構成であって、この取付部材1を挟んで隣接する2つの支持部材2,2のうちの水下段側の支持部材2の水上側の端部を取付可能である。
この第1実施例における取付部材1は、図2(c)に示すように底面11の左右から側壁12,12が立ち上がる略U字状のピース材であり、前記底面11の略中央には上方へ隆起する隆起部111が形成され、前記側壁12には上端から切り込まれて水下側へ延在する略L字状のL孔121が形成されている。なお、前記底面11(隆起部111)の略中央には、前記持出金具4の縦ボルト4Cが貫通する孔(図示せず)が設けられている。
そして、この構成の取付部材1の底面11及び側壁12,12で囲まれる凹状空間には水上側の支持部材2の水下側の端部が嵌合状に載置され、水下側の支持部材2の高位に位置する水上側の端部は、前記L孔121に取り付けられるので、このL孔121が取付部13である。
前記支持部材2は、太陽電池パネル5を支持する一定長さの部材であり、高位に位置する水上側の端部が前記取付部材1の取付部13(L孔121)に取り付けられ、低位に位置する水下側の端部が前記凹状空間に載置される。即ち取付部材1の凹状空間と高位に配置される支持部材2の端部に挟まれることによって支持部材2の水下側端部の浮き上がりを防ぐことができ、長手方向に傾斜するように配設される。
この第1実施例における支持部材2は、流れ方向に延在する一定長さの略門型成形体であり、太陽電池パネル5を支持する頂部(支持部)21の略中央にボルト2Bの頭部を収納し、且つボルト2Bをスライド可能に保持する溝状部211を有し、左右の脚状部間には空間部22を有し、左右の脚状部には、外向き水平方向に開放する溝状部23,23、及び外向き斜め上方に開放する溝状部24,24を有する。各溝状部23,24は、前記頂部21の溝状部211と同様に、何れも内部にボルト2Cの頭部を収納し、且つボルト2Cをスライド可能に保持する断面略矩形状の空間を備える構成であって、これらの各溝状部211,23,24は開放部に内側へせり出した突出部が設けられ、内部空間に収納するボルト等の脱落を防止する構成である。
前記支持部材2上に敷設する太陽電池パネル5は、図面には簡略化して示しているが、太陽電池セルをガラス等に積層させてモジュール化し、周縁に枠体(フレーム)を配して敷設したものであり、このフレームは、例えば後述する図4(b),(c)に符号51で示すように上端に略コ字状の保持部分を有し、該保持部分から下方へ沿在する縦部分を有し、このフレーム51の下端には前記支持部材2の頂部(支持部)21上に沿わせる着地部分が形成されている。なお、この太陽電池パネル5の流れ方向の長さ幅は、前記支持部材2の長さと略同程度に形成されている。
これらの各部材からなる敷設構造の施工手順を図3(a),(b)に基づいて以下に説明する。
まず、図3(a)に示すようにハゼ組み式の折板屋根30上に、前記構成の持出金具4を一体状に取り付ける。
この支持金具4の取付は、予め本体4Aと連結枠体4Bと縦ボルト4Cとを一体状に組んだ状態で、前記折板屋根30に形成されたハゼ部35,35'の左右から本体4Aを組み付けることで半ば自動的に一体化され、縦ボルト4Cが持出金具4に立設されるものとなる。
次に、取り付けた持出金具4の縦ボルト4Cに、前記構成の取付部材1を上方から臨ませ、縦ボルト4Cを底面11(隆状部111)の孔に挿通させてナットで固定する。
その際、取付部材1に形成した隆状部111が持出金具4の連結枠体4Bを跨ぐ状態で取り付けられるので、取付部材1を容易に流れ方向に沿うように配設することができる。
続いて、取り付けた取付金具1の凹状空間に、前記構成の支持部材2の水下側の端部を嵌合状に載置させる。
凹状空間の横幅(内幅)は、支持部材2の横幅(外幅)より僅かに大きく形成されているので、この配設(載置)は極めて容易に行うことができる。
なお、この図3(a)では、支持部材2の溝状部211,23にボルト2B,2Cを取り付けていない状態を示したが、側方へ突出するボルト2Cは、少なくとも支持部材2の水上側の端部を配設する以前に予め取り付けておく。なお、このボルト2B,2Cの取り付けは、溝状部211,23内にボルト2B,2Cの頭部を嵌入させて移動可能にした状態を指し、ナットについては、締め付けなければ先端に緩く嵌め付けておいてもよい。
その後、取付部材1のL孔121(取付部13)に支持部材2の水上側の端部を取り付ける。
その際、支持部材2の溝状部23,23に予め取り付けておいたボルト2C,2Cを水上側の端部付近に移動させておき、このボルト2C,2Cの螺子部分を、取付部材1の側壁12,12の上端からL孔121,121に嵌入し、支持部材2の配設位置を自在に調整してボルト2C,2Cにナット2E,2Eを嵌め付け、締め付け固定することにより、支持部材2を任意の傾斜角度に調整することができ、図3(a)の状態を得る。
この第1実施例では、折板屋根30に形成される複数の縦桟のうち、1つおきの縦桟のハゼ部35,35'に対して前記持出金具4、前記取付部材1、及び前記支持部材2を取り付け固定し、桁行き方向に隣接する二本の支持部材2,2(以下、一段の支持部材2と記す)に跨るように太陽電池パネル5を配設する。この太陽電池パネル5の配設は、その水上端及び水下端を、断面逆U字状の支持台6C,6Cの上に配設した押さえ材6A,6Bにて押さえ保持するように配設する。この太陽電池パネル5の流れ方向の長さ幅は、前述のように支持部材2の長さと略同程度に形成されているので、一段の支持部材2に対し、一枚の太陽電池パネル5を配設した。
ここで太陽電池パネル5の水上側の端部を押さえ保持する押さえ材6Aは、図2(e)に示すように太陽電池パネル5の水上端面及びその上面を押さえる略L字片状の押さえ部61を備え、前記支持部材2の頂部21の溝状部211に立設したボルト2Bの先端が挿通する孔を有する横片62を備える構成である。また、この押さえ材6Aには、水上側上方へ向く取付片65が設けられ、該取付片65に起立部71を有する外設部材7がビス7bで固定されている。
また、太陽電池パネル5の水下側の端部を押さえ保持する押さえ材6Bは、図2(f)に示すように太陽電池パネル5の水下端面及びその上面を押さえる略L字片状の押さえ部63を備え、前記支持部材2の頂部21の溝状部211に立設したボルト2B'の先端が挿通する孔を有する横片64を備える構成である。
このように支持部材2の頂部の溝状部211には、2本のボルト2B,2B'を取り付けておくが、少なくとも太陽電池パネル5の敷設以前に取り付けておけばよく、ナット2D,2D'を締め付けることで取り付け固定される。
このように施工される本発明の太陽電池パネル5の敷設構造は、それぞれ一種類の取付部材1、支持部材2を用いて太陽電池パネル5を傾斜状に敷設したものであり、少ない部品点数にて各太陽電池パネル5を傾斜状に、全体として段状に敷設することができる。そして、太陽光を効率良く受けることができる角度に太陽電池パネル5を設置することができる。
また、この第1実施例では、高さ調整可能な取付部13(L孔121)を設け、加えて支持部材2のボルト2Cは長さ方向に調整(移動)可能であるため、支持部材5及び太陽電池パネル5の傾斜角度を自在に変更(調整)することもできる。
しかも、使用する取付部材1は、板状材を断面略U字状に成形した底面11に隆状部111を形成すると共に両側壁12にL孔121を形成しただけの極めて簡易な構成であるから、容易に且つ少ないコストで前述の効果を果たすことができる。
さらに、流れ方向に隣接する太陽電池パネル5,5のうちの高位に位置する端部に、太陽電池パネル5の表面上に突設する起立部71を備える外設部材7を固定したので、雪止め具として、雪を太陽電池パネル5,5間へ、又はそこから裏面空間52へ落とすことができる。なお、この裏面空間52とは、図2(a),(b)に示すように太陽電池パネル5と下地(折板屋根30)との間の空間を指す。
しかも、この起立部71は、太陽電池パネルの裏面空間52内の空気を排出する作用も果たすので、太陽電池パネル5の裏面空間52内の排熱が円滑に行え、太陽電池セルの発電効率の低下を抑制することができる。
図4に示す本発明の第2実施例は、適用した折板屋根30",並びに用いた持出金具4"、取付部材1"、支持部材2"、及び押さえ材6A"のそれぞれの構成が前記第1実施例とは異なる。
まず、折板屋根30"は、図示しない躯体上にタイトフレーム(下部保持部材)及び上部保持部材を所定間隔にて固定し、その上から完全嵌合式の縦葺き外装材3Cを敷設し、その両端を前記上部保持部材に嵌合させると共に、キャップ3Dを嵌合させて施工されて施工した。この折板屋根30"は、流れ方向に沿う山部と谷部とが交互に繰り返す外観形状を有し、更に1つおきのキャップ3Dに代えて断面メガネ状の持出金具4"を取り付けた。
前記折板屋根30"に取り付ける持出金具4"は、図4(b)に示すように左右に中空部分を備える台状部45の左右から下方へ拡開状に延在する脚部46,46が形成される長尺材であって、前記台状部45の頂部451は略平坦状であり、その略中央に上方が開放する溝状部452を有し、該溝状部452にはボルト4Dの頭部が収納され、長さ方向に移動可能である。また、前記脚部46の下端には、外装材3Cに形成した被嵌合部に勘合する跳ね上げ片状の嵌合部461が設けられている。
前記持出金具4"のボルト4Dに取り付ける取付部材1"は、断面略U字状に成形されたピース材であり、図4(c)に示すようにその縦片に高さ方向に複数の孔13Xが設けられて取付部とされ、板状材をL字状に成形したL字材1Bとボルト1Cにて固定されている。そして、取付部材1"は、L字材1Bの横片がボルト4Dに固定されることにより一体的に固定される。
この取付部材1"においては、図4(c)に示すように高さ方向に合計4つの孔13Xを形成しており、最上段の孔13Xを高位に位置する取付部13Hとし、下から3番目の孔13Xを低位に位置する取付孔13Lとしたが、取り付ける孔13Xを適宜に調整することができる。
前記支持部材2"は、略矩形状の断面形状を有する一定長さの部材であり、その頂部25及び側壁26に溝状部251,261が形成される構成は、前記第1実施例の支持部材2と同様であり、これらの溝状部251,261には前記第1実施例と同様にボルト2B,2Cを移動可能に収納し、それぞれ太陽電池パネル5の取付用、支持部材2の取付用としている。
また、この第2実施例では、前記第1実施例のように外設部材7を取り付けていないので、前記押さえ材6A"は、取付片65が設けられない点を除いて前記第1実施例と全く同様である。
これらの各部材から構成される本発明の第2実施例の太陽電池パネル5の敷設構造は、用いる取付部材1"及び支持部材2"の基本構成が共通するため、前記第1実施例と同様の効果を奏するものである。
しかも、長尺な持出金具4"の長さ方向にボルト4Dを位置調整することができるため、取付部材1"の位置を自在に選択することができる。また、前述のように高さ方向に複数の孔13Xから任意に取付孔13H,13Lを選択できるため、太陽電池パネル5の傾斜角度を自在に変更(調整)することもできる。
また、この第2実施例に用いた取付部材1"は、板状材を断面略U字状に成形し、且つ複数の孔を形成しただけの極めて簡易な構成であるため、容易に且つ少ないコストで前述の効果を果たすことができる。
図5に示す本発明の第3実施例、図6に示す本発明の第4実施例は、それぞれ1段の支持部材2W,2W"に対して2枚の太陽電池パネル5,5を配した点が前記第1実施例、第2実施例と異なるものである。
図5の第3実施例では、取付部材1IIIの側壁12に低位の取付孔13Lとなる横長孔122が設けられる以外は、前記第1実施例の取付部材1と全く同様である。
また、この第3実施例では、前記第1実施例に用いた支持部材2も使用しているが、略中央部分には、その長さがほぼ2倍の支持部材2Wも使用している。なお、この支持部材2Wは、長さがほぼ2倍である以外の構成は前記支持部材2と共通であるから、同一符号を付して説明を省略する。但し、この第3実施例では、高位の取付孔13Hばかりでなく低位の取付孔13Lもボルト(2C,2C')を側壁12から突出させる構成とするものであるから、支持部材2,2Wの左右の溝状部23には、それぞれボルト2C,2C'を取り付けておく。
そして、この第3実施例の敷設構造の施工手順も前記第1実施例とほぼ同様に実施することができる。なお、前記横長孔122は、L孔121と同様に用いればよい。即ち図5(b)に示すように支持部材2,2Wの溝状部23に予め取り付けたボルト2C'の螺子部分を、取付部材1IIIの側壁12の側端から横長孔122に嵌入し、支持部材2,2Wの配設位置を自在に調整してナット2E'を嵌め付け、締め付け固定すればよい。
また、一段の支持部材2Wに2枚の太陽電池パネル5を配設する際に、隣接する太陽電池パネル5,5間には略ハット状の押さえ材6Dを配してその端部を押さえ保持した。
さらに、この第3実施例に示すように支持部材2,2Wは、長さ方向に離間して配設してもよい。
図6の第4実施例では、前記第2実施例に用いた支持部材2"も使用しているが、略中央部分には、その長さがほぼ2倍の支持部材2W"も使用している。なお、この支持部材2W"は、長さがほぼ2倍である以外の構成は前記支持部材2"と共通であるから、同一符号を付して説明を省略する。
そして、この第4実施例の敷設構造の施工手順も前記第2実施例とほぼ同様に実施することができる。
また、一段の支持部材2W"に2枚の太陽電池パネル5,5を配設する際に、隣接する太陽電池パネル5,5間には略ハット状の押さえ材6Dを配してその端部を押さえ保持した。
図7に示す第5実施例は、前記第1〜第4実施例と異なり、流れ方向と直交する桁行き方向に沿うように支持部材2を配した例であり、前記第1,第3実施例と同様の折板屋根30に形成される4つ分の縦桟に跨るように支持部材2を配設した。使用した取付部材1及び支持部材2は、前記第1実施例に用いたものと全く同一であるから同一符号を付して説明を省略する。
この第5実施例では、折板屋根30に取り付けた持出金具4に対し、取付部材1の側壁12,12が桁行き方向に沿うように配設される点で、前記第1実施例と異なるが、その配設手段等は全く同様に行えばよく、極めて容易に実施することができる。
また、配設した取付部材1に対し、図面左奥側を上段側とし、右手前側を下段側として支持部材2を配設する点で前記第1実施例と異なるが、その配設手段は全く同様に行えばよく、極めて容易に実施することができる。
なお、この第5実施例では、太陽電池パネル5の記載を省略しているが、前記第1実施例と同様に、即ち流れ方向に隣接する二本の支持部材2,2に跨るように太陽電池パネル5を配設すればよく、前記第1実施例とは縦横の方向が逆になる。
1,1",1III 取付部材
11 底面
111 隆起部
12 側壁
121 L孔
122 長孔
13 取付部
13X 孔
13H (高位に位置する)取付部
13L (低位に位置する)取付部
2,2",2W,2W" 支持部材
2B,2B',2C,2C' ボルト
2D,2D',2E,2E" ナット
21 頂部(支持部)
211 溝状部
22 空間部
23 溝状部
24 溝状部
25 頂部(支持部)
26 側壁
251 溝状部
261 溝状部
30,30" 折板屋根
3A 外装材
3C 外装材
3D キャップ
31 平板部
32 立ち上がり部
33 載置部
34 起立部
35 重合部(ハゼ部)
35' 被重合部(ハゼ部)
4,4" 持出金具
4A 本体
4B 連結枠材
4C 縦ボルト
4D ボルト
41 受けフランジ
42 包持部
43 着座部
44 連結具
45 台状部
451 頂部
452 溝状部
46 脚部
461 嵌合部
5 太陽電池パネル
51 フレーム
52 裏面空間
6A,6A",6B,6D 押さえ材
6C 支持台
61 押さえ部
62 横片
62 押さえ部
64 横片
65 取付片
7 外設部材(雪止め具)
71 起立部
7b ビス

Claims (5)

  1. 下地から立設する取付部材に、一定長さの支持部材を架け渡して配設し、該支持部材に太陽電池パネルを敷設した構造であって、
    長手方向端部の高さが異なるように前記支持部材を配設すると共に上下方向に重設可能であり、少なくとも高位に位置する端部を前記取付部材に取り付け、この支持部材に太陽電池パネルを傾斜状に敷設することで段状としたことを特徴とする太陽電池パネルの敷設構造。
  2. 隣接する太陽電池パネルのうちの高位に位置する端部には、太陽電池パネルの表面上に突設する起立部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネルの敷設構造。
  3. 隣接する太陽電池パネルは、その敷設方向に間隔を形成して配設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池パネルの敷設構造。
  4. 太陽電池パネルは、裏面と下地間に空間を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の太陽電池パネルの敷設構造。
  5. 支持部材に、上面、側壁の少なくとも一方に溝状部を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の太陽電池パネルの敷設構造。
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