JP3185012U - 太陽光発電モジュール用架台 - Google Patents

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Abstract

【課題】強風に対して安定性のある軽量型の架台を構成し、限られたスペースに多くの発電モジュールを設置することが可能な太陽光発電モジュール用架台を提供する。
【解決手段】太陽電池モジュールを支持する架台10を設ける。太陽電池モジュールの受光面P1が傾斜するように架台10に設置する。太陽電池モジュールの周囲に開いた隙間を閉塞するカバー体20を設ける。一対の太陽電池モジュールを組み合せて発電モジュールユニットQを設ける。発電モジュールユニットQの各受光面P1の向きを東西に向けて設置するように構成する。
【選択図】図4

Description

本考案は、主に平坦な屋上などに太陽光発電モジュールを設置する際に、効率良く設置することができる太陽光発電モジュール用架台に関するものである。
当出願人は、先に、特許文献1乃至3のごとく、軽量で設置作業を合理化することができ、しかも、軽量でありながら強風に対して極めて安定性のある設置が可能な軽量型の太陽光発電モジュール用架台を提案している。
これらの軽量型の架台は、設置面に組み合わせ載置した架台の上に、受光面が傾斜した複数台の発電モジュールを設置し、この傾斜した発電モジュールの周囲から設置面までに開いた隙間を覆うカバー体を形成したものである。このカバー体を外側に傾斜するように装着することで、発電モジュールに吹付ける風圧によって発電モジュールを設置面に押圧するように構成したものである。
このように風圧を利用することで、軽量でありながら強風に対して極めて安定性のある設置が可能になり、しかも組立て作業も簡単且つ合理的に行うことができる架台の提供に成功している。
特開2012‐87560号公報 特開2012‐97439号公報 特開2012‐134408号公報
これら従来の軽量型の架台を平坦な屋上等に設置するには、受光効率を高めると共に、雨や塵等が受光面に溜まらないようにするため、受光面を南向きに傾斜した状態で設置している。また、これら従来の軽量型の架台は、発電モジュールの周囲の隙間をカバー体で覆うことで、軽量でも強風に対して極めて安定性のある設置が可能になるものであるから、限られたスペースに、できるだけ多数の発電モジュールを設置しようとすると、この外側に傾斜したカバー体が増設の妨げになっていた。
すなわち、傾斜した受光面を南向きにして設置した場合、北側には外側に傾斜したカバー体が張り出すことになる(図10参照)。更に、各発電モジュールの設置やメンテナンスのために、作業員の通路も確保する必要がある。そのため、従来の軽量型の架台を利用して限られたスペースに、できるだけ多くの発電モジュールを設置しようとすると、外側に張り出すカバー体や通路に多くのスペースが必要になり、これらのスペースが発電モジュールの増設の妨げになるものであった。
そこで、本考案は上述の課題を解消すべく創出されたもので、強風に対して極めて安定性のある設置が可能になる軽量型の架台を構成し、しかも、限られたスペースに多くの発電モジュールを設置することが可能な太陽電池モジュール用架台の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、設置面にフレームを組み合わせて載置し太陽電池モジュールPを支持する架台10と、受光面P1が傾斜するように架台10に設置した太陽電池モジュールPの周囲から設置面までに開いた隙間を閉塞するカバー体20とを備え、太陽電池モジュールPに吹付ける風圧を太陽電池モジュールPの押圧力に利用できるように構成した太陽電池モジュール用架台において、
該架台10は、水平設置面に東西向きに平行に配置される一対の基礎フレーム11と、該基礎フレーム11相互を連結する連結フレーム12と、基礎フレーム11に立設され前記太陽電池モジュールPの傾斜した受光面P1の下端部側を支持する下部支持脚13と、前記太陽電池モジュールPの傾斜した受光面P1の上端側を支持する上部支持脚14とで構成され、
該架台10に一対の太陽電池モジュールPを組み合せて発電モジュールユニットQを設け、発電モジュールユニットQの各受光面P1の向きを東西に向けて設置するように構成したことにある。
第2の手段の前記架台10は、前記下部支持脚13と前記上部支持脚14とに夫々連結ボルト15を立設し、前記架台10に載置した前記太陽電池モジュールPと前記カバー体20との隙間から上方に突出した連結ボルト15に係止片16を連結し、該係止片16にて太陽電池モジュールPとカバー体20とを架台10に同時に固定するように構成する。
第3の手段の前記基礎フレーム11は、前記架台10の上に載置した一対の前記発電モジュールユニットQ及び前記カバー体20から東西側に突出し、前記発電モジュールユニットQへ配線する配線口11Aを形成すると共に、該配線口11Aを施蓋する端部カバー24を備えたものである。
第4の手段の前記カバー体20は、前記発電モジュールユニットQの東西側に配置される先端カバー21と、前記発電モジュールユニットQの南北側に配置され前記発電モジュールユニットQの側面から設置面に向けて傾斜する側面カバー22と、前記太陽電池モジュールP相互の連結部分を覆う上面カバー23とで構成されたものである。
本考案の請求項1のごとく、該架台10に一対の太陽電池モジュールPを組み合せて発電モジュールユニットQを設け、発電モジュールユニットQの各受光面P1の向きを東西に向けて設置するように構成したことにより、軽量型の架台を提供しながら、限られたスペースに多くの太陽電池モジュールPを設置することが可能になった。
請求項2のように、架台10に載置した太陽電池モジュールPとカバー体20との隙間から上方に突出した連結ボルト15に係止片16を連結し、該係止片16にて太陽電池モジュールPとカバー体20とを架台10に同時に固定するように構成したことで、太陽電池モジュールPやカバー体20の設置作業が極めて簡略化され、多くの太陽電池モジュールPを設置する場合でも効率的に設置することができる。
請求項3のごとく、基礎フレーム11は、一対の前記発電モジュールユニットQ及びカバー体20から東西側に突出し、発電モジュールユニットQへ配線する配線口11Aを形成すると共に、該配線口11Aを施蓋する端部カバー24を備えたことで、発電モジュールユニットQへの配線作業やメンテナンスを容易にすることができる。
請求項4のように、前記カバー体20は、前記発電モジュールユニットQの東西側に配置される先端カバー21と、前記発電モジュールユニットQの南北側に配置され前記発電モジュールユニットQの側面から設置面に向けて傾斜する側面カバー22と、前記太陽電池モジュールP相互の連結部分を覆う上面カバー23とで構成したことで、これらのカバー体20により太陽電池モジュールPに吹付ける風圧を利用して太陽電池モジュールPを設置面に押圧することができる。この結果、軽量でありながら強風に対して極めて安定性のある設置が可能になる。
本考案の発電モジュールユニットの一実施例を示す斜視図である。 本考案の発電モジュールユニットの一実施例を示す平面図である。 本考案の発電モジュールユニットの架台の一実施例を示す平面図である。 本考案の発電モジュールユニットの一実施例を示す側面図である。 本考案の発電モジュールユニットの架台の一実施例を示す側面図である。 本考案の発電モジュールユニットの一実施例を示す正面図である。 本考案の発電モジュールユニットの架台の一実施例を示す正面図である。 本考案の発電モジュールユニットを連設した例を示す要部平面図である。 本考案の発電モジュールユニットを連設した例を示す平面図である。 従来の軽量型架台を使用して連設した例を示す平面図である。
このように本考案によると、強風に対して極めて安定性のある設置が可能になる軽量型の架台を構成し、しかも、限られたスペースに多くの発電モジュールを設置することができるといった目的を実現した。
以下、本考案システムの一実施例を説明する。本考案は軽量型の架台を組み合せて構成した発電モジュールユニットQを設け、この発電モジュールユニットQの各受光面P1の向きを東西に向けて設置するように構成したものである(図9参照)。
発電モジュールユニットQは、一対の太陽電池モジュールPの受光面P1が側面山形状を成すように組み合せて架台10に支持したものである(図4参照)。この架台10は、設置面にフレームを組み合わせて載置し太陽電池モジュールPを支持する部材で、受光面P1が傾斜するように支持固定する。
架台10の材質として、例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属材や強化プラスチック等の合成樹脂材などで形成される。図示例の架台10は、基礎フレーム11、連結フレーム12、下部支持脚13、上部支持脚14にて構成されている(図3、図7参照)。基礎フレーム11は、水平設置面に東西向きに平行に配置される一対の部材で、この基礎フレーム11を連結フレーム12が連結して一体化する。
下部支持脚13と上部支持脚14とは、基礎フレーム11に立設される部材で、下部支持脚13は、太陽電池モジュールPの傾斜した受光面P1の下端部側を支持し、上部支持脚14は、太陽電池モジュールPの傾斜した受光面P1の上端側を支持するものである(図5、図7参照)。これら下部支持脚13と上部支持脚14との上端部には、連結ボルト15を介して太陽電池モジュールPを押さえる係止片16が連結されている(図4、図5参照)。そして、太陽電池モジュールPの上面端部とカバー体20の上面とに係止するものである(図1参照)。
そして、基礎フレーム11に装着した下部支持脚13と上部支持脚14から夫々上方に突出する連結ボルト15を設ける。更に、架台10に載置した太陽電池モジュールPと後述するカバー体20との隙間から上方に突出した連結ボルト15に係止片16を連結し、該係止片16にて太陽電池モジュールPとカバー体20とを架台10に同時に固定するように構成している(図2参照)。
また、基礎フレーム11の幅を2台並列状態の太陽電池モジュールPの南北向き端部を同時に載置する幅に形成し、該基礎フレーム11に、太陽電池モジュールPの端部、又は太陽電池モジュールPの端部とカバー体20とを同時に装着するように構成している(図8参照)。
更に、基礎フレーム11は、架台10の上に載置した一対の太陽電池モジュールP及びカバー体20の東西側に突出し、発電モジュールユニットQへの配線口11Aを形成すると共に、該配線口11Aを施蓋する端部カバー24を備えている(図1参照)。
発電モジュールユニットQの架台10には、設置した太陽電池モジュールPの周囲から設置面までに開いた隙間を閉塞するカバー体20を備えている(図1参照)。これらのカバー体20によって、太陽電池モジュールPに吹付ける風圧を太陽電池モジュールPの押圧力に利用できるように構成したものである。
図示のカバー体20は、先端カバー21、側面カバー22、上面カバー23にて構成されている(図2参照)。先端カバー21は、発電モジュールユニットQの東西側に配置されるカバーで、傾斜した太陽電池モジュールPの下端部側に配設する。側面カバー22は、発電モジュールユニットQの南北側に配置されるカバーで、発電モジュールユニットQの側面から設置面に向けて傾斜している(図6参照)。上面カバー23は、太陽電池モジュールP相互の連結部分を覆うカバーであり、太陽電池モジュールPの上端部相互間に配設する(図2参照)。
本考案では、このように構成した発電モジュールユニットQを設置する際に、発電モジュールユニットQの各受光面P1の向きを東西に向けて複数の発電モジュールユニットQ設置するものである。図示例では、南北に隣接する太陽電池モジュールP相互が近接するように配置している。また、東西に隣接する発電モジュールユニットQ相互間に通路用の間隔Q1を開けて配置している(図9参照)。
カバー体20は、架台10に設置した発電モジュールPの側面から設置面に向けて傾斜する側面カバー21と、発電モジュールPの前後面から水平設置面に向けて傾斜する前面カバー22及び後面カバー23と、基礎フレーム11の端部上面をカバーする端部カバー24とで構成されている(図1参照)。図示のカバー体20は、特に太陽電池モジュールPの後端部が持ち上った状態で載置した架台10に装着するのに好適であるが、太陽電池モジュールPを水平にしても使用することができる。
側面カバー21は、太陽電池モジュールPの左右側縁部から外側に傾斜した一対のカバーである(図3参照)。図示の側面カバー21は、太陽電池モジュールPの左右側縁に沿った帯状の上面部21Aと、この上面部21Aからそれぞれ屈曲形成された側面部21Bと、前面部21Cと、後面部21Dとを備えている。側面部21Bは、架台10の側部の外側に傾斜している。更に、前面部21Cは、前面カバー22の端部を覆い。後面部21Dは、後面カバー23の端部を覆っている。
後面カバー23は、太陽電池モジュールPの後側縁部から外側に傾斜したカバーである(図3参照)。この後面カバー23は、太陽電池モジュールPの後側縁に沿って形成した帯状の上面部23Aから、架台10の外側に傾斜した後面部23Bを備えている。
端部カバー24は、太陽電池モジュールPを設置した基礎フレーム11の端部を覆うもので、配線用の出口を現場にて加工するものである(図1参照)。
本考案架台の組み立て手順は次のとおりである。まず、水平設置面の左右に基礎フレーム11を複数本並行に配置する。次に、各基礎フレーム11を連結フレーム12で連結する。更に、下部支持脚13と上部支持脚14とを設置すると共に、これらの上部に一対の太陽電池モジュールPを設置固定して発電モジュールユニットQを構成する。このとき、東西の発電モジュールユニットQ間に通路となる間隔Q1を設ける。一方、南北の発電モジュールユニットQ間を密接状態にして連設するものである(図9参照)。作業者は、この間隔Q1を介して発電モジュールユニットQを設置し、あるいは太陽電池モジュールPのメンテナンスを行うものである。
図9のように、6m×19mのスペースに発電モジュールユニットQを配置することにより、52台もの太陽電池モジュールPを設置することが可能になった。従来の架台を同じスペースに設置した場合、太陽電池モジュールPの設置は44台が限界であったことから(図10参照)、同じスペースでより大きな電力量を提供することが可能になる。
尚、本考案の各構成は図示例に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲において自由に変更できるものである。例えば、本考案によると、主にビルの屋上のような水平設置面に設置するのに好適であるが、この他、地上での使用などあらゆる場所に太陽電池モジュールPを設置することが可能である。
P 太陽電池モジュール
P1 受光面
Q 発電モジュールユニット
10 架台
11 基礎フレーム
11A 配線口
12 連結フレーム
13 下部支持脚
14 上部支持脚
15 連結ボルト
16 係止片
20 カバー体
21 先端カバー
22 側面カバー
23 上面カバー
24 端部カバー

Claims (4)

  1. 設置面にフレームを組み合わせて載置し太陽電池モジュールを支持する架台と、受光面が傾斜するように架台に設置した太陽電池モジュールの周囲から設置面までに開いた隙間を閉塞するカバー体とを備え、太陽電池モジュールに吹付ける風圧を太陽電池モジュールの押圧力に利用できるように構成した太陽電池モジュール用架台において、
    該架台は、水平設置面に東西向きに平行に配置される一対の基礎フレームと、該基礎フレーム相互を連結する連結フレームと、基礎フレームに立設され前記太陽電池モジュールの傾斜した受光面の下端部側を支持する下部支持脚と、前記太陽電池モジュールの傾斜した受光面の上端側を支持する上部支持脚とで構成され、
    該架台に一対の太陽電池モジュールを組み合せて発電モジュールユニットを設け、発電モジュールユニットの各受光面の向きを東西に向けて設置するように構成したことを特徴とする太陽光発電モジュール用架台。
  2. 前記架台は、前記下部支持脚と前記上部支持脚とに夫々連結ボルトを立設し、前記架台に載置した前記太陽電池モジュールと前記カバー体との隙間から上方に突出した連結ボルトに係止片を連結し、該係止片にて太陽電池モジュールとカバー体とを架台に同時に固定するように構成した請求項1記載の太陽光発電モジュール用架台。
  3. 前記基礎フレームは、前記架台の上に載置した一対の前記発電モジュールユニット及び前記カバー体から東西側に突出し、前記発電モジュールユニットへ配線する配線口を形成すると共に、該配線口を施蓋する端部カバーを備えた請求項1記載の太陽光発電モジュール用架台。
  4. 前記カバー体は、前記発電モジュールユニットの東西側に配置される先端カバーと、前記発電モジュールユニットの南北側に配置され前記発電モジュールユニットの側面から設置面に向けて傾斜する側面カバーと、前記太陽電池モジュール相互の連結部分を覆う上面カバーとで構成された請求項1記載の太陽光発電モジュール用架台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015096681A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 亮輔 金田 パネル用架台
JP2015124537A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 株式会社Siソーラー ソーラーパネル配置構造

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