JP2014148822A - 折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置 - Google Patents

折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】折板屋根に対し、支柱を含む架台を介して太陽電池アレイを設置するための据付装置として、架台としての構体強度ならびに折板屋根に対する取付強度を充分に確保でき、折板屋根側の負荷による変形や破損、据付部分からの雨漏り、太陽電池アレイの撓み変形等を確実に防止でき、且つ施工容易なものを提供する。
【解決手段】太陽電池アレイ10を支承する架台フレーム1と、折板屋根2の山部21に跨嵌する長枠状の据付ベース3と、この据付ベース3上に立設されて架台フレーム1を支持する複数本の支柱4A,4Bと、各支柱4A,4Bの根元部を据付ベース3に連結する連結金具5とを備える。据付ベース3は、山部21両側の傾斜側板部23,23に被さる両側の裾板部32,32において、傾斜側板部23,23にねじ止めされ、両裾板部32,32上にねじ止め部分を覆うカバー板6が装着されてなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、工場建屋や倉庫、体育館等の折板屋根上に太陽電池アレイを支柱を含む架台を介して設置するための据付装置に関する。
近年、環境保護、省資源、CO2 削減等の観点から、太陽電池パネルを用いて発電する太陽光発電システムが急速に普及しつつある。これに伴い、太陽電池パネルを既存の建造物の種々の部位、例えばビルの屋上、家屋の屋根、ベランダ、手摺り等に設置することも一般化しているが、比較的に大きな設置面積を確保できる部位として、工場建屋や倉庫、体育館等の低平な大型建物に多用される折板屋根が注目されている。この折板屋根は、一般的に金属板を断面台形の谷山が一定ピッチで連続する形に曲成したものであり、雨水を流下させるために折筋に沿って緩い勾配を持つが、谷山の高さが揃って全体的に広く平坦な設置面を構成することで、複数の太陽電池モジュールからなる太陽電池アレイのような大型の太陽電池パネルを設置するのに適している。
このような折板屋根に対する太陽電池パネルの据付形態は、太陽電池パネルを屋根面に沿って配置させるフラット配置型と、架台を介して太陽電池パ7ルを所定の傾斜状態で配置させる傾斜型とに大別される。しかして、傾斜配置型では、その傾斜角度によって高い受光効率(発電効率)が得られるように設定できるが、パネル全体に風圧を受け易く且つ地震等で揺れ易い形になるため、架台としての構体強度ならびに折板屋根に対する取付強度を充分に確保すると共に、折板屋根側の負荷による変形や破損、据付部分からの雨漏り等を防止する必要がある。
従来、上記傾斜配置型における架台の簡単な据付方式として、該架台の支柱を折板屋根の山部上に載置し、一対のくの字形に曲折した帯板状の取付金具を該支柱の根元部の左右両側の各側面と該山部の左右両側の各傾斜面とにわたって当接し、両取付金具を支柱側及び折板屋根側にビス止めする方式が知られる。しかるに、このような据付方式では、折板屋根に対する支柱根元部の取付強度が弱いため、太陽電池アレイのように太陽電池パネルのサイズが大きくなると、強風時の大きな風圧や地震による大きな振動が加わった際、取付金具のビス止め部が外れたり、支柱が傾いたり、折板屋根側の変形や破損を生じたりする虞れがあると共に、ビス止め部分から雨水が屋内に浸入する懸念もあり、また折板屋根の山部における支柱立設部位に太陽電池パネル及び架台の重量負荷が集中し、該山部が凹むような変形を生じ易いという問題もあった。
一方、他の据付方式として、折板屋根の所要ピッチ分毎に離間した複数の各山部に沿って配置する複数の角筒状のレールと、これらレール間にわたって載置するアルミニウム製で断面直角三角形の横長の筒形フレームとを、該山部にボルト止めすると共に、その筒形フレームの傾斜面に横長帯板状の太陽電池モジュールを取り付ける方式(特許文献1)や、折板屋根の山部の複数箇所に、上面に取付ボルトを溶接にて突設したコ字枠状の固定ベース(固定金具)を跨嵌させ、その両側板に外側から螺挿したボルトの先端を該山部の両側傾斜面に設けた係合凹部に押接して固定し、これら固定ベース上に前記取付ボルトとナットによって左右一対の支持バーを架設固定し、両支持バーの前端に設けた前側支持部と後端に立設した支柱部の上端に設けた後側支持部との間に、太陽電池本体(太陽電池パネル)を傾斜状態に取り付ける方式(特許文献2)等が提案されている。
特開2001−90274号公報 特開2001−303724号公報
しかしながら、前記提案に係る前者の据付方式では、折板屋根に対する架台の取付強度は充分に確保できるが、太陽電池パネルを取り付ける横長の筒形フレームが製造及び材料コスト面より大型化しにくいため、該太陽電池パネルの傾斜方向のサイズが大きい場合には適用困難であり、太陽電池モジュールとして横長のパネルを一枚ずつ横並びにするような配置形態に限定され、またレール及び筒形フレームをボルト止めする際、折板屋根の下側(屋根裏側)からボルトを外側へ突出させる操作を要して作業性が悪く、屋根裏側の構造によっては作業できない可能性もある上、そのボルト止め部分にパッキンを介在させても雨水の浸入を完全には防止できないという難点があった。一方、前記提案に係る後者の据付方式では、折板屋根に対する架台の取付強度は確保できるが、適用する折板屋根が山部の両側傾斜面に係合凹部を有するものに限られることに加え、太陽電池パネル自体を前後両端縁で支持する構造であるため、架台としての構体強度が不充分で風圧や振動に弱い上、該太陽電池パネルの傾斜方向のサイズが大きい場合に、自重で撓んで太陽電池が損傷したり発電効率の低下に繋がる懸念もあった。
本発明は、上述の事情に鑑みて、折板屋根上に太陽電池アレイを支柱を含む架台を介して高い受光効率が得られる傾斜角度で設置するための据付装置として、架台としての構体強度ならびに折板屋根に対する取付強度を充分に確保できると共に、折板屋根側の負荷による変形や破損、据付部分からの雨漏り、太陽電池アレイの撓み変形等を確実に防止でき、且つ施工容易なものを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示せば、請求項1の発明に係る折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置は、複数本の縦桟11と横桟12が格子状に連結された架台フレーム1と、該架台フレーム1に支承される太陽電池アレイ10と、折板屋根2の山部21に沿って跨嵌する長枠状の据付ベース3と、この据付ベース3上に立設されて架台フレーム1を少なくとも前後両側及び左右両側で支持する複数本の支柱4A,4Bと、各支柱4A,4Bの根元部を据付ベース3に連結する連結金具5とを備え、据付ベース3は、山部21両側の傾斜側板部23,23に被さる両側の裾板部32,32において、該傾斜側板部23,23にねじ止めされると共に、両裾板部32,32上にねじ止め部分を覆うカバー板6が装着されてなる構成としている。
請求項2の発明は、上記請求項1折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置において、据付ベース3の各裾板部32におけるねじ止め部分の下面側と、折板屋根2の傾斜側板部23表面との間にシール材7が介挿されてなる構成としている。
請求項3の発明は、上記請求項1又は2の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置において、据付ベース3及びカバー板6がアルミ型材からなり、据付ベース3にカバー板6の上下縁部(屈曲上縁部61、係止突縁部63)を係止する上下の係止部(下向き係止片33、係止突縁部34)が形成されてなる構成としている。
請求項4の発明は、上記請求項1〜3のいずれかに記載の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置において、据付ベース3は、折板屋根2の山部21に沿って該山部21上に載る角筒部31を有し、この角筒部31の両側下部から裾板部32,32が張出してなり、連結金具5は、角筒部31に跨嵌してボルト止めされる基枠部51と、該基枠部51上に連設されて支柱4A,4Bの根元部にボルト止めする支柱受け部52とを有してなる構成としている。
請求項5の発明は、上記請求項5の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置において、据付ベース3の角筒部31の上部側31aが幅広に形成され、連結金具5の基枠部51が該角筒部31の幅広の上部側31aを上方離脱不能で且つ長手方向摺動可能に抱持する形状を備えてなる構成としている。
請求項6の発明は、上記請求項の1〜5のいずれかの折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置において、架台フレーム1における前後及び左右に隣接した4本の支柱4A,4A,4B,4B位置を頂点とする矩形内の中央寄り位置と、4本の各支柱4A,4A,4B,4Bの根元部との間にブレース8A,8Bが架設されてなる構成としている。
請求項7の発明は、上記請求項6の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置において、各ブレース8A,8Bの上下端部が、架台フレーム1に組み付けられた円筒状の上側ブレース取付桟13と、支柱4A,4A及び4B,4Bの根元部間に架設された円筒状の下側ブレース取付桟14,14とに、各々枢支金具9を介して枢着されてなる構成としている。
次に、本発明の効果について図面の参照符号を付して説明する。まず、請求項1の発明に係る折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置では、折板屋根2の山部21に沿って長枠状の据付ベース3が跨嵌し、その両側の裾板部32,32で該山筋21両側の傾斜側板部23,23にねじ止めされ、架台フレーム1を少なくとも前後両側及び左右両側で支持する複数本の支柱4A,4Bが各々連結金具5を介して該据付ベース3上に立設されている。従って、架台としての根元側を含む構体強度ならびに折板屋根2に対する取付強度が大きく、太陽電池アレイ10としてパネルサイズが大きくても強風時の風圧や地震の振動に充分に耐えることができる上、太陽電池アレイ10自体も架台フレーム1に支持されていることで自重による撓みを生じず、太陽電池としての優れた耐久性及び発電効率を持つ。また、太陽電池アレイ10を含む架台部全体の重量負荷は、各支柱4A,4Bから長枠状の据付ベース3によって広面積に分散して折板屋根2の山部21に加わるから、該山部21の局所への負荷集中による変形や破損が回避される。一方、据付ベース3は各裾板部32が折板屋根2の該山筋21の傾斜側板部23に長手方向複数箇所でねじ止めされているが、その裾板部32上にねじ止め部分を覆うカバー板6が装着されているため、ねじ止め部分からの雨水の浸入が防止される。更に、この据付装置では、その据付工事において折板屋根2の下側からの操作が不要であり、屋根裏側の構造に左右されずに容易に作業を行える。
請求項2の発明によれば、据付ベース3の各裾板部32におけるねじ止め部分の下面側と、折板屋根2の傾斜側板部23表面との間にシール材7が介挿されているから、該ねじ止め部分からの雨水の浸入をより確実に防止できる。
請求項3の発明によれば、据付ベース3にカバー板6の上下縁部(屈曲上縁部61、係止突縁部63)を係止する上下の係止部(下向き係止片33、係止突縁部34)が形成されているから、該据付ベース3に対してカバー板6を一端側から長手方向に沿ってスライドさせる形で容易に装着できると共に、該据付ベース3及びカバー板6がアルミ型材からなるため、上記のスライド装着を可能とする断面形状のものを安価に量産できる。
請求項4の発明によれば、据付ベース3は、折板屋根2の山部21に載る部分が角筒部31をなして高剛性であり、この角筒部31に連結金具5が跨嵌してボルト止めされているため、支柱4A,4Bに加わる重量負荷を該角筒部31の全体で受け止め、その下面全体から折板屋根2の山部21へ均等に伝達でき、もって該山部21の局所的な負荷集中による変形や破損をより確実に回避できる。
請求項5の発明によれば、連結金具5の基枠部51が据付ベース3の角筒部31における幅広の上部側31aを上方離脱不能で且つ長手方向摺動可能に抱持する形状であるから、据付作業に際し、据付ベース3に予め連結金具5を装着した状態で取り扱うことができ、その装着状態で据付ベース3を折板屋根2にねじ止め後、支柱4A,4Bの位置に応じて該連結金具5を据付ベース3上で摺動させて適正位置に調整できる
請求項6の発明によれば、架台フレーム1における前後及び左右に隣接した4本の支柱4A,4A,4B,4B位置を頂点とする矩形内の中央寄り位置と、4本の各支柱4A,4A,4B,4Bの根元部との間にブレース8A,8Bが架設されているから、架台構体が非常に高強度のトラス構造になり、強風に晒され易い場所でも大きな支持強度及び耐風圧強度を確保できる。また、ブレース8A,8Bが上端側で架台フレーム1の上記矩形内の中央寄り位置を支承しているから、その中央寄り位置における該架台フレーム1の撓み変形が防止されると共に、ブレース8A,8Bに加わる荷重の負荷が支柱4A,4Bの根元側で受け止められ、該負荷が支柱4A,4Bに対する曲げ力として作用しにくいため、支柱4A,4Bが細くても充分な耐久性を確保できる。
請求項7の発明によれば、各ブレース8A,8Bの上下端部が、架台フレーム1に組み付けられた円筒状の上側ブレース取付桟13と、支柱4A,4A及び4B,4Bの根元部間に架設された円筒状の下側ブレース取付桟14,14とに、各々枢支金具9を介して枢着されるから、該ブレース8A,8Bの傾斜角度及び傾斜方向が種々異なっていても、同じ枢支金具9を用いてブレース取付桟13,14に対する嵌合位置と回転姿勢を調整することで対応でき、もって太陽電池アレイ10の全体サイズの違いにも共通部材を使用して材料コストを低減し得ると共に、同じ操作手順で該ブレース8A,8Bを止着できるので施工作業も容易になる。
本発明の一実施形態に係る太陽電池アレイの据付装置の側面図である。 同据付装置の背面図である。 同据付装置の前部側の縦断側面図である。 同据付装置の折板屋根に対する据付ベースの装着部分を拡大して示す縦断正面図である。 (a)は同据付装置の後部側上部の縦断側面図,(b)は(a)の仮想線円の拡大図である。 同据付装置の架台フレームにおけるブレースの上端側とブレース取付桟との結合部を示す縦断側面図である。 同据付装置の架台フレームにおける縦桟とブレース取付桟との結合部を示す縦断側面図である。 同据付装置におけるブレースの上端側とブレース取付桟との結合構造を示す展開斜視図である。
以下に、本発明に係る折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1及び図2に示す太陽電池アレイの据付装置は、山部21と谷部22とが交互に一定ピッチで連続する金属製の折板屋根2上に、太陽電池アレイ10を前後方向に傾斜状態で据え付けるものであり、該太陽電池アレイ10を支承する架台フレーム1と、この架台フレーム1を前部側で支持する複数本の低い支柱4Aと、同後部側で支持する複数本の高い支柱4Bと、各支柱4A,4Bに対応して折板屋根2の山部21に沿って跨嵌する据付ベース3と、各々複数本の前後のブレース8A,8Bと、上側及び下側のブレース取付桟13,14とを備えている。なお、前後の支柱4A,4B及びブレース8A,8Bは角筒状の中空アルミ型材、上側及び下側のブレース取付桟13,14は円筒状の中空アルミ型材からなる。
太陽電池アレイ10は、左右方向に長い太陽光発電パネルPを前後の傾斜方向に沿って2枚ずつ、左右方向にも複数枚が並ぶように平面的に配置したものである。また、架台フレーム1は、太陽電池アレイ10の直下に配置した前後方向に沿う複数本の縦桟11と、これら縦桟11を受ける形で下側に配置した左右方向に支柱4A,4B沿う複数本の横桟12とが、相互の交叉位置で結合金具16を介して格子状に結合されてなる。そして、太陽電池アレイ10の前後2枚の太陽光発電パネルPからなる矩形単位U毎に、架台フレーム1を前後左右の4本の支柱4A,4A,4B、4Bで支持する形で、各支柱4A,4Bの上端部が架台フレーム1の横桟12に対して連結金具12を介して連結固定されると共に、各支柱4A,4Bの下端部が連結金具5を介して据付ベース3に取付固定されている。なお、架台フレーム1の縦桟11及び横桟12は角筒状の中空アルミ型材からなり、その縦桟11は前記矩形単位Uで左右2本が平行配置し、横桟12も太陽電池アレイ10の前後部に2本が平行配置している。また、太陽電池アレイ10は、前後縁部と、前後の太陽光発電パネルP,P同士の隣接位置において、取付金具19を介して架台フレーム1の縦桟11に取り付けられている。
上側ブレース取付桟13は、太陽電池アレイ10の前記矩形単位U毎に、その前後方向中間位置において、架台フレーム1の左右の縦桟11,11間にブラケット17を介して架設されている。また、下側ブレース取付桟14は、前部側の左右の支柱4A,4Aの根元部間と、後部側の左右の支柱4B,4Bの根元部間とに、それぞれ同様のブラケット18を介して架設されている。そして、前後のブレース8A,8Bは、上端部が上側ブレース取付桟13の左右の各端部に、下端側が下側ブレース取付桟14における支柱4A,4Bの近傍に、それぞれ枢支金具9を介して枢着され、太陽電池アレイ10の前記矩形単位U毎に計4本が配置している。その前後2本のブレース8A,8Bは図1の如く逆V字形をなし、また上側ブレース取付桟13の両端部が該矩形単位Uにおける左右方向中央寄りに位置するため、図2に示すように前後方向から見て4本がハの字形に配置している。従って、架台フレーム1と、前記矩形単位U毎に各4本の支柱4A,4B及びブレース8A,8Bとからなる架台構体は、左右及び前後の両方向でトラス構造を構成している。
図3及び図4で示すように、据付ベース3は、横向きの角筒部31の下端左右両側から裾板部32,32が縦断面ハの字形に延出した構造の長枠状をなし、折板屋根2に対し、その山部21上に角筒部31が載った状態で、両裾板部32,32が該山部21の両側の傾斜板部23,23に被さるように跨嵌し、各裾板部32において長手方向複数箇所(図では4箇所)でタッピングビスVにてねじ止めされている。また、角筒部31の左右両側には下部寄り位置に断面逆L字形の下向き係止片33,33が、各裾板部32の下縁部には断面くの字形に立ち上がる係止突縁部34が、それぞれ長手方向全長にわたって連続して突設されている。そして、各裾板部32上には、カバー板6が、上反りした屈曲上縁部61を角筒部31の下向き係止片33に、下縁側に内向きに突設された係止突縁部63を当該裾板部32の係止突縁部34の上側にそれぞれ係合して嵌装され、ビスVによる各ねじ止め部分を覆うと共に、下縁部62が裾板部32の係止突縁部34の外側へ張出している。なお、据付ベース3及びカバー板6は共にアルミ型材にて製作されている。
なお、据付ベース3の角筒部31は、水平隔壁34によって内部が上下に分画されると共に、該水平隔壁34の上部側31aが幅広に構成されている。また、据付ベース3の各裾板部32の下面側には、タッピングビスVによる各ねじ止め部分に対応して浅い凹陥部32aが設けてあり、この凹陥部32aと折板屋根2の傾斜板部23の表面との隙間にシール材7が装填され、タッピングビスVは該シール材7を貫通している。このシール材7としては、タッピングビスVの貫通部を水密封止し得る粘弾性を有する材料であれば特に制約されないが、例えばEPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)スポンジ等の合成ゴム系スポンジが好適である。
据付ベース3に支柱4A,4Bを連結する連結金具5は、下向きコ字形をなす下側の基枠部51と、上向きコ字形をなす上側の支柱受け部32とが一体化した形態であり、据付ベース3の角筒部31を基枠部51で保持して側方から貫通する左右2本のボルトBとナットNによって連結すると共に、支柱受け部32に支柱4A,4Bの根元部を嵌合して同様に上下2本のボルトBとナットNにて連結することにより、据付ベース3上に支柱4A,4Bを立設固定している。そして、基枠部51の対向する両内側面には各々上下一対の凸条部51a,51aが設けてあり、これら凸条部51a,51aよりも上位側で据付ベース3の角筒部31における幅広の上部側31aを上方離脱不能で且つ長手方向摺動可能に抱持すると共に、ボルトBを両凸条部51a,51a間の溝部51bに貫通させてナットNを螺合緊締することにより、両凸条部51a,51aが該角筒部31に押接するようになっている。なお、該連結金具5の基枠部51の左右両下縁は、据付ベース3の下向き係止片33の外側に配置している。
一方、支柱4A,4Bの上端部を架台フレーム1の縦桟11に連結する連結金具15は、前記下端部の連結に用いる連結金具5の上下を逆にしたものに相当し、図3及び図5で示すように、上向きコ字形の上向き抱持枠部15aと、下向きコ字形の下向き抱持枠部15bとが一体化しており、下向き抱持枠部15bで支柱4A,4Bの上端部を抱持すると共に、上向き抱持枠部15aで横桟12を抱持した状態で、これら抱持位置に側方から貫通させたボルトBにナットNを螺合緊締することにより、該横桟12と支柱4A,4Bとを連結固定している。なお、上向き抱持枠部15aによる横桟12の抱持部では、該横桟12の内部に角形の鉄鋼製又はアルミ製の補強パイプ40が挿嵌されており、ボルトBが該補強パイプ45を貫通するように設定されている。
また、架台フレーム1の角筒状の縦桟11及び横桟12は、上下部が幅広の角枠部11a,12aとなり、これによって両側面の中央部に凹陥部11b,12bを有している。そして、連結金具15の上向き抱持枠部15aは、図5(b)で詳細に示すように、前記連結金具5の基枠部51と同様に、対向する内側面に一対の凸条部151,151を備えており、これら凸条部151,151よりも下位側で角枠部12aを上下方向離脱不能で且つ長手方向摺動可能に抱持すると共に、前記ボルトBを両凸条部151,151間の溝部152に貫通してナットNを螺合緊締することにより、両凸条部151,151が横桟12の凹陥部12bに押接するようになっている。なお、横桟12の両側の凹陥部12b,12bの各々内面側にも長手方向に沿う一対の凸条12c,12cが形成されているため、該ナットNの螺合緊締による締付力が凸条12c,12cを介して補強パイプ40に加わるようになっている。
架台フレーム1の縦桟11と横桟12とを結合する結合金具16は、上部材16Aと下部材16Bとの2部材にて構成されている。その上部材16Aは、平板部161の上面側に上向きコ字状の抱持枠部162が形成されており、該抱持枠部162内に縦桟11を抱持した状態で、側方から貫通させたボルトBとナットNによって該縦桟11に固定されている。下部材16Bは、傾斜上板部163の下面側に一対の挟持片164,165が垂設されて下向きコ字状の抱持枠部166を形成しており、該抱持枠部166内に横桟12を抱持した状態で、側方から貫通させたボルトBとナットNによって該縦桟12に固定されている。そして、上部材16Aと下部材16Bとは、前者の平板部161に後者の傾斜上板部163を接合した状態で、その接合部をボルトBとナットNにて連結している。なお、下部材16Bの後部側の挟持片165は、縦桟11の傾斜に対応してくの字状に曲折している。また、結合金具16の上下部材16A,16Bの抱持枠部162,166も、図5(b)で代表して示すように、前記連結金具5,15と同様に、対向する内側面に上下一対の凸条部167,167が設けてあり、両凸条部167,167を縦桟11及び横桟12の凹陥部11b,12bに嵌入することにより、角枠部11a,12aを上下方向離脱不能で且つ長手方向摺動可能に抱持すると共に、両凸条部167,167間の溝部168で貫通したボルトBにナットNを螺合緊締することにより、両凸条部167,167が縦桟11及び横桟12の凹陥部11b,12bに押接する。
ブレース8A,8Bの上下端部をブレース取付桟13,14に枢着する枢支金具9は、図3,図6,図8に示すように、円環部9aから一対のブレース取付片9b,9bが外側へ延出した形状であり、円環部9aにブレース取付桟13,14を挿嵌させ、その挿嵌位置で貫通させたボルトBにナットNを螺合緊締することにより、ブレース取付桟13,14に枢着すると共に、両ブレース取付片9b,9b間にブレース8A,8Bの上端側又は下端側を挟み、その挟み込み位置で貫通させたボルトBにナットNを螺合緊締することにより、ブレース8A,8Bの上下端部を枢着している。なお、図9において、Hはボルト挿通孔、Wはワッシャーを示す。
架台フレーム1の縦桟11に上側ブレース取付桟13を架設するブラケット17は、図7に示すように、該ブレース取付桟13を挿嵌させる円環部171を有するブラケット本体17Aと、縦桟11に固定する縦桟抱持金具17Bとで構成されている。その縦桟抱持金具17Bは、結合金具16の上部材16Aと同様の縦断面形状を有し、上向きコ字状の抱持枠部172で縦桟11を抱持した状態で、その抱持位置に貫通させたボルトBにナットNを螺合緊締することにより、該縦桟11に固定されている。そして、ブラケット本体17Aと縦桟抱持金具17Bとは、両者の接合した平板部173,174をボルト止めして一体化している。また、支柱4A,4Aの根元部間ならびに支柱4B,4Bの根元部間に下側ブレース取付桟14を架設するブラケット18は、図3で代表して示すように、ブラケット17のブラケット本体17Aと同様の形態であり、円環部181に下側ブレース取付桟14を挿嵌した状態で、その挿嵌位置で該円環部181及び支柱4A,4Bに貫通させたボルトBにナットNを螺合緊締して該ブレース取付桟14を固定すると共に、支柱4A,4Bの側面に当接した平板部182で貫通させたボルトBにナットNを螺合緊締して当該支柱4A,4Bに固着されている。
太陽電池アレイ10を架台フレーム1の縦桟11に取り付ける取付金具19は、図3及び図5に示すように、結合金具16の上部材16Aと同様の縦断面形状を有する抱持枠部19aと、この抱持枠部19a上に配置したスペーサー19bと、U字形係止片19cとで構成されている。そして、この取付金具19では、抱持枠部19aで架台フレーム1の縦桟11を上方から抱持してボルト止めすると共に、スペーサー19bを前後方向で隣接する太陽光発電パネルP,Pの周枠F,F間、太陽電池アレイ10の前後端縁では該周枠と外側の当板19dとの間に配置させ、U字形係止片19cの張出した両端部を周枠F,Fの上面又は該周枠と当板の上面に係止し、抱持枠部19a及び縦桟11と該U字形係止片19cを下方から貫通するボルトBにナットNを螺合緊締することにより、縦桟11に各太陽光発電パネルPを固定している。
なお、連結金具5,15、枢支金具9、結合金具16の上下部材16A,16B、ブラケット17のブラケット本体17A及び縦桟抱持金具17B、ブラケット18、取付金具19の抱持枠部19a及びU字形係止片19cは、いずれもアルミ型材の切断短材からなる。そして、これらアルミ型材ならびに既述の中空アルミ型材は、アルミニウム及びアルミニウム合金からなるものを包含する。
上記構成の太陽電池アレイの据付装置では、折板屋根2の山部21に沿って長枠状の据付ベース3が跨嵌し、その両側の裾板部32,32で該山筋21両側の傾斜側板部23,23にねじ止めされ、架台フレーム1を前後両側及び左右両側で支持する支柱4A,4Bが各々連結金具5を介して該据付ベース3上に立設されているから、架台としての根元側を含む構体強度ならびに折板屋根2に対する取付強度が大きく、太陽電池アレイ10としてパネルサイズが大きくても強風時の風圧や地震の振動に充分に耐えることができる。また、太陽電池アレイ10自体も架台フレーム1に支持されていることで自重による撓みを生じず、太陽電池としての優れた耐久性及び発電効率を発揮する。更に、太陽電池アレイ10を含む架台部全体の重量負荷は、各支柱4A,4Bから長枠状の据付ベース3によって広面積に分散して折板屋根2の山部21に加わるから、該山部21の局所への負荷集中による変形や破損も回避される。しかも、この据付装置では、その据付工事において折板屋根2の下側からの操作が不要であるから、屋根裏側の構造に左右されずに容易に作業を行えるという利点もある。
加えて、実施形態のように、据付ベース3の折板屋根2の山部21に沿って載る部分を高剛性の角筒部31として、この角筒部31に連結金具5を跨嵌してボルト止めする構成とすれば、支柱4A,4Bに加わる重量負荷が該角筒部31の全体で受け止められ、その下面全体から折板屋根2の山部21へ均等に負荷を伝達できるから、該山部21の局所的な負荷集中による変形や破損をより確実に回避できる。また、実施形態のように、連結金具5の基枠部51を、据付ベース3の角筒部31における幅広の上部側31aを上方離脱不能で且つ長手方向摺動可能に抱持する形状とすれば、据付作業に際し、据付ベース3に予め連結金具5を装着した状態で取り扱うことができ、その装着状態で据付ベース3を折板屋根2にねじ止め後、支柱4A,4Bの位置に応じて該連結金具5を据付ベース3上で摺動させて適正位置に調整できるから、作業性が大きく向上する。
更に、実施形態のように、架台フレーム1における前後及び左右に隣接した4本の支柱4A,4A,4B,4B位置を頂点とする矩形内の中央寄り位置と、4本の各支柱4A,4A,4B,4Bの根元部との間にブレース8A,8Bを架設すれば、架台構体が非常に高強度のトラス構造になるから、強風に晒され易い場所でも大きな支持強度及び耐風圧強度を確保できることに加え、架台フレーム1の中央寄り位置における撓み変形も防止され、またブレース8A,8Bに加わる荷重の負荷が支柱4A,4Bの根元側で受け止められて曲げ力として作用しにくいため、支柱4A,4Bが細くても充分な耐久性を確保できるという利点もある。そして、架台フレーム1に組み付けられた円筒状の上側ブレース取付桟13と、支柱4A,4A及び4B,4Bの根元部間に架設された円筒状の下側ブレース取付桟14,14とに、各ブレース8A,8Bの上下端部を各々枢支金具9を介して枢着する構成とすれば、該ブレース8A,8Bの傾斜角度及び傾斜方向が種々異なっていても、同じ枢支金具9を用いてブレース取付桟13,14に対する嵌合位置と回転姿勢を調整することで対応できるから、太陽電池アレイ10の全体サイズの違いにも共通部材を使用して材料コストを低減し得ると共に、同じ操作手順で該ブレース8A,8Bを止着できるので施工作業も容易になる。
一方、据付ベース3は各裾板部32が折板屋根2の該山筋21の傾斜側板部23に長手方向複数箇所でねじ止めされているが、その裾板部32上にねじ止め部分を覆うカバー板6が装着されているため、ねじ止め部分からの雨水の浸入が防止される。そして、特に実施形態のように、据付ベース3の各裾板部32におけるねじ止め部分の下面側と、折板屋根2の傾斜側板部23表面との間にシール材7を介挿することで、該ねじ止め部分からの雨水の浸入をより確実に防止できる。
また、実施形態のように、据付ベース3にカバー板6の上下縁部を係止するための上下の係止部を設けることにより、該据付ベース3に対してカバー板6を一端側から長手方向に沿ってスライドさせる形で容易に装着できると共に、該据付ベース3及びカバー板6にアルミ型材を用いることで、上記のスライド装着を可能とする断面形状のものを安価に量産できる。なお、実施形態ではカバー板6の上下縁を屈曲上縁部61、係止突縁部63として、また据付ベース3側の上下の係止部を下向き係止片33、係止突縁部34として例示したが、これらは相互に係合可能な種々の形状に設定できる。しかして、実施形態のように、該連結金具5の基枠部51の左右両下縁が据付ベース3の上側係止部(下向き係止片33)の外側に配置し、且つカバー板6の下縁部62が裾板部32の下側係止部(係止突縁部34)の外側へ張出した構造とすれば、カバー板6の上下縁の係合部に雨滴が当たらず、ねじ止め部分からの雨水の浸入をより効果的に防止できる。
更に、実施形態における据付ベース3の角筒部31に対する連結金具5の連結部、架台フレーム1の横桟12に対する連結金具15の連結部、架台フレーム1の縦桟11と横桟12の結合金具16による結合部のように、金具(5,12,16)にて中空材(3,11,12)を上下方向離脱不能で且つ長手方向摺動可能に抱持する構成とすれば、据付け施工に際し、中空材に対して予め金具を嵌装しておき、組み付け時に必要位置まで移動させることで、その作業操作をより容易に行えるという利点がある。また、これら金具を中空材に対してボルトBとナットNで連結する際、実施形態のように抱持枠部の対向する各内側面に凸条部(71a,151,167)を設け、両凸条部間の溝部(71b,152,168)でボルトBを貫通するようにすれば、ナットNの螺合緊締によって両凸条部が中空材に押接するから、該ナットNによる締付力が広面積に分散し、該締付力の局所的集中による中空材の歪み変形を生じにくく、それだけ締付力を大きくして強固な連結状態にできるという利点がある。
本発明を適用する太陽電池アレイ10としては、上記実施形態では傾斜する前後方向に沿って2枚の太陽光発電パネルPが配置する構成を例示したが、前後及び左右方向の該発電パネルPの配置枚数と全体幅には特に制約はない。しかして、据付装置における前後(傾斜)方向に沿う支柱の本数は、実施形態では前後2本であるが、太陽電池アレイ10の前後方向の全体幅が広い場合には3本以上に増やせばよい。また、太陽電池アレイ10の傾斜角度についても、据付場所の緯度に応じて年間平均で受光効率が最も高くなる角度とすればよく、赤道直下での0°から極地での90°まで任意に設定できる。なお、実施形態では太陽電池アレイ1の太陽光発電パネルPが横長であるために、該太陽電池アレイ1を架台フレーム1の縦桟11で支承しているが、太陽光発電パネルPが縦長の場合は該太陽電池アレイ1を架台フレーム1の横桟12で支承することになる。また、ブレース取付桟13,14は、実施形態では左右方向に沿う形で架設しているが、前後方向に沿う形で架設してもよい。
本発明においては、据付ベース3の断面形状、連結金具5,15、枢支金具9、結合金具16、ブラケット17,18の形態とこれらの取付構造、太陽電池アレイ10の架台フレーム1に対する取付構造、ブレース8A,8Bの配置本数、配置間隔、傾斜角度、架台フレーム1の縦桟11及び横桟12、ブレース取付桟13,14、支柱4A,4B、ブレース8A,8Bに用いる中空アルミ型材の断面形状等、細部構成については実施形態以外に種々設計変更可能である。
1 架台フレーム
10 太陽電池アレイ
11 縦桟
12 横桟
13 上側ブレース取付桟
14 下側ブレース取付桟
2 折板屋根
21 山部
22 谷部
23 傾斜側板部
3 据付ベース
31 角筒部
31a 上部側
32 裾板部
33 下向き係止片(係止部)
34 係止突縁部(係止部)
4A,4B 支柱
5 連結金具
51 基枠部
52 支柱受け部
6 カバー板
61 屈曲上縁部(上縁)
63 係止突縁部(下縁)
7 シール材
8A,8B ブレース
9 枢支金具
B ボルト
N ナット
P 太陽光発電パネル
U 太陽電池アレイの矩形単位
V タッピングビス(ねじ止め部分)

Claims (7)

  1. 複数本の縦桟と横桟が格子状に連結された架台フレームと、該架台フレームに支承される太陽電池アレイと、折板屋根の山部に沿って跨嵌する長枠状の据付ベースと、この据付ベース上に立設されて前記架台フレームを少なくとも前後両側及び左右両側で支持する複数本の支柱と、各支柱の根元部を前記据付ベースに連結する連結金具とを備え、
    前記据付ベースは、前記山部両側の傾斜側板部に被さる両側の裾板部において、該傾斜側板部に長手方向複数箇所でねじ止めされると共に、両裾板部上にねじ止め部分を覆うカバー板が装着されてなる折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置。
  2. 前記据付ベースの各裾板部におけるねじ止め部分の下面側と、折板屋根の傾斜側板部表面との間にシール材が介挿されてなる請求項1に記載の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置。
  3. 前記据付ベース及びカバー板がアルミ型材からなり、据付ベースにカバー板の上下縁部を係止する上下の係止部が形成されてなる請求項1又は2に記載の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置。
  4. 前記据付ベースは、折板屋根の山部に沿って該山部上に載る角筒部を有し、この角筒部の両側下部から前記裾板部が張出してなり、
    前記連結金具は、前記角筒部に跨嵌してボルト止めされる基枠部と、該基枠部上に連設されて前記支柱の根元部にボルト止めする支柱受け部とを有してなる請求項1〜3のいずれかに記載の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置。
  5. 前記据付ベースの角筒部の上部側が幅広に形成され、前記連結金具の基枠部が該角筒部の幅広の上部側を上方離脱不能で且つ長手方向摺動可能に抱持する形状を備えてなる請求項4に記載の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置。
  6. 前記架台フレームにおける前後及び左右に隣接した4本の支柱位置を頂点とする矩形内の中央寄り位置と、前記4本の各支柱の根元部との間にブレースが架設されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置。
  7. 前記各ブレースの上下端部が、架台フレームに組み付けられた円筒状の上側ブレース取付桟と、支柱の根元部間に架設された円筒状の下側ブレース取付桟とに、各々枢支金具を介して枢着されてなる請求項6に記載の折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置。
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