JP4533617B2 - 太陽電池パネルの取付け構造 - Google Patents

太陽電池パネルの取付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4533617B2
JP4533617B2 JP2003391422A JP2003391422A JP4533617B2 JP 4533617 B2 JP4533617 B2 JP 4533617B2 JP 2003391422 A JP2003391422 A JP 2003391422A JP 2003391422 A JP2003391422 A JP 2003391422A JP 4533617 B2 JP4533617 B2 JP 4533617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cell panel
fixed
frame
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003391422A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005098058A (ja
Inventor
貞雄 津嘉山
Original Assignee
株式会社日進
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日進 filed Critical 株式会社日進
Priority to JP2003391422A priority Critical patent/JP4533617B2/ja
Publication of JP2005098058A publication Critical patent/JP2005098058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4533617B2 publication Critical patent/JP4533617B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/30Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors
    • F24S25/33Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors forming substantially planar assemblies, e.g. of coplanar or stacked profiles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/20Peripheral frames for modules
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

本発明は、太陽電池パネルを太陽光に向けて設置する場合の取付け構造に関する。沖縄は緯度が低く、日照時間が長く、太陽の位置が高いので、太陽電池パネルによる発電に最適である。太陽光発電は、化石燃料を使用する発電に比べると環境を汚染しないので、地球環境をこれ以上悪化させないためにも普及がせまられている。
各社から種々のタイプの太陽電池パネルが発売されるに伴って、太陽電池パネルの取付け構造も種々提案されている。例えば、特開2003-221906 号公報に記載のように、太陽電池パネルを保持するホルダ部と、太陽電池パネルの周縁部に接触して、太陽電池パネルを前記ホルダに固定する固定部材と、パネル設置場所の上に載置され、自重又は自重と他部材との加算荷重により太陽電池パネルがパネル設置場所から動かないように安定させる基礎部である脚とを具備する太陽電池パネルの設置架台が提案されている。しかしながら、このような構造では、構造が複雑で高価となり、多数の太陽電池パネルを設置する場合には適しない。
これに対し、特開2003-218377 号公報に記載のように、架台を用いずに構築物に複数の太陽電池パネルを設置する場合に、複数の太陽電池パネルのアースを簡単に取れる設置構造が提案されているが、屋根の野地板に重ねて取付ける場合はともかく、屋根材から離すための架台を必要とする構造には採用できず、汎用性に欠ける。
また、強風に対する太陽電池パネルの固定構造を簡略化するために、特開2002-368249 号公報に記載のように、太陽電池パネルがコンクリート架台の上面に密着固定され、少なくとも太陽電池パネルの水流れ反対方向側端部、及び幅方向両端部はコンクリート架台に対し突出部を形成している構造が提案されているが、この構造も太陽電池パネルがコンクリート架台の上面に密着固定する構造に限られるため、設置構造が限定されてしまい、汎用性に欠ける。
さらに、特開2001-94138号公報に記載のように、隣接する太陽電池パネル枠体の対向辺の一方から板状の接続部を突設すると共に、他方から前記接続部に重ねて接続可能な被接続板状部を突設して、前記の接続部と被接続部を重ねて接続することにより、太陽電池パネルを複数連結可能とした構造も提案されている。しかしながら、この構造の場合は、強風に耐えられず、台風の多い地域には適しない。
特開2003-221906 特開2003-218377 特開2002-368249 特開2001-94138
以上のように、各種の太陽電池パネルの取付け構造が提案されているが、各太陽電池パネルごとに設ける構造であるために、多数の太陽電池パネルを設置する場合には複雑かつ大がかりとなり、取付け工事の作業性も悪いため、特に民間の一戸建て住宅に設置するのには適しない。
また、傾斜した屋根材に重ねて設置する構造であるために、陸屋根構造や屋上への設置には適しないとか、構造上、強風に耐えられず、沖縄などのような台風の多い地域には適しないなどの問題が残されている。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、どのような構造の屋根にも安全な作業でかつ容易に太陽電池パネルを取付けることができ、しかも強風にも耐えられる堅牢な構造を実現でき、多数の太陽電池パネルでも簡単にかつ能率的に取付けできる安価な取付け構造を実現することにある。
本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、太陽電池パネル(P)の取付け架台の短い方の脚(2)・(2)を南側に立て、長い方の脚(3)・(3)を北側に立てることによって、太陽電池パネル面が南側を向くように傾斜させると共に、
前記北側の脚(3)・(3)間だけにパンチングメタル側壁(14)を取付けて閉鎖することにより、北側側面から強風が入って太陽電池パネル(P)が吹き上げられるのを防止する構造となっていることを特徴とする太陽電池パネルの取付け構造である。
請求項1によると、段落「0028」に記載のように、図6に示す架台の短い方の脚2は南側に立て、長い方の脚3は北側に立てることによって、太陽電池パネル面が南側を向くように約10度傾斜させて設置する。そして、図2に示すように、例えば脚3・3間にパンチングメタル側壁14を取付けて閉鎖することにより、側面から強風が入って太陽電池パネルPが吹き上げられるのを防止している。パンチングメタルは、架台の補強効果も奏する。
請求項2は、太陽電池パネル枠に予めアングル材を取付け固定しておき、このアングル材を介して、架台に取付け固定する構造において、
前記アングル材の水平部を太陽電池パネル枠に固定してあり、前記アングル材の両端は鉛直部を切除して、この両端の水平部を前記架台の上面に載せて取付け固定する構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネルの取付け構造である。
このように、太陽電池パネル枠に予めアングル材を取付け固定しておき、このアングル材を介して、太陽電池パネルを架台に取付け固定する構造となっているため、アングル材によって、太陽電池パネルを補強でき、強風などの多発する地域に有効である。また、予め太陽電池パネルにアングル材を取付けておけば、現場ではアングル材だけを上側から架台などに取付ければ足りるので、危険の多い高所でも安全かつ容易に現場作業ができ、作業性が向上する。
しかも、アングル材の水平部を太陽電池パネル枠に固定してあり、前記アングル材の両端は鉛直部を切除して、この両端の水平部を架台の上面に載せて取付け固定する構造となっており、ボルトナットなどで連結するのは、アングル材の水平部だけであるため、ボルト孔の孔開けなども水平部だけで足り、作業が容易になる。また、鉛直方向の辺は、強度向上だけが目的であるため、鉛直方向の辺の突出量は小さい形状で足り、汎用性の高い、安価な市販品を利用でき、取り扱いも簡便である。
請求項3は、前記架台を構成するC形鋼又はH形鋼の上面の長手方向と直角方向の左右両側に、その左側並びに右側の太陽電池パネルの前記アングル材の端部の水平部を載せて取付け固定する構造となっていることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池パネルの取付け構造である。
このように、架台を構成するC形鋼又はH形鋼の上面の長手方向と直角方向の左右両側に、その左右の太陽電池パネルのアングル材端部の水平部を取付け固定する構造となっているため、太陽電池パネルの下側からの取付け作業は無く、作業が容易になる。また、限られた領域に複数の太陽電池パネルを密接して配置できる。
請求項4は、前記架台を構成するC形鋼又はH形鋼の上面の長手方向と直角方向の左右両側に、その左側並びに右側の太陽電池パネルの枠部を載せて、それぞれの枠部と一体に形成されたU字状溝にそれぞれ嵌入する嵌入腕部を前記形鋼に取付け固定する構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネルの取付け構造である。
このように、前記架台を構成するC形鋼又はH形鋼の上面の長手方向と直角方向の左右両側に、その左側並びに右側の太陽電池パネルの枠部を載せて、それぞれの枠部と一体に形成されたU字状溝にそれぞれ嵌入する嵌入腕部を前記形鋼に取付け固定する構造となっている。
すなわち、図11のように、左側の太陽電池パネル枠fに形成したU溝状部Uと右側の太陽電池パネル枠fに形成したU溝状部Uに下向きコ字状蓋8の左右の腕部9・9を挿入してある。そして、この状態で、コ字状蓋8の天板部のボルト孔からC型鋼Sのボルト孔にボルトB3を挿通して、ナットNで締めつけ固定してある。
また、図20のように、太陽電池パネルの左右の枠fの外周に形成されているu字状の溝20の中に、嵌入金具15、16の嵌入フック21が嵌入している。前記のように、左右の嵌入金具15、16はC型鋼Sの背面7に溶接固定されているので、太陽電池パネルPはC型鋼Sの背面7上に取付け固定されることになる。
以上のように、太陽電池パネルの各辺のパネル枠にU字状溝を有する構造の場合は、前記パネル枠の全長又は一部のU字状溝に嵌入金具を嵌入させて形鋼に取付け固定する構造となっているので、太陽電池パネル枠の押さえ固定がより確実となり、強風などで太陽電池パネルがガタついたり、震動したりすることも効果的に防止できる。
請求項1の記載は、段落「0028」に記載のように、図6に示す架台の短い方の脚2は南側に立て、長い方の脚3は北側に立てることによって、太陽電池パネル面が南側を向くように約10度傾斜させて設置する。そして、図2に示すように、例えば脚3・3間にパンチングメタル側壁14を取付けて閉鎖することにより、側面から強風が入って太陽電池パネルPが吹き上げられるのを防止している。パンチングメタルは、架台の補強効果も奏する。
請求項2のように、太陽電池パネル枠に予めアングル材を取付け固定しておき、このアングル材を介して、太陽電池パネルを架台に取付け固定する構造となっているため、アングル材によって、太陽電池パネルを補強でき、強風などの多発する地域に有効である。また、予め太陽電池パネルにアングル材を取付けておけば、現場ではアングル材だけを上側から架台などに取付ければ足りるので、危険の多い高所でも安全かつ容易に現場作業ができ、作業性が向上する。
しかも、アングル材の水平部を太陽電池パネル枠に固定してあり、前記アングル材の両端は鉛直部を切除して、この両端の水平部を架台の上面に載せて取付け固定する構造となっており、ボルトナットなどで連結するのは、アングル材の水平部だけであるため、ボルト孔の孔開けなども水平部だけで足り、作業が容易になる。また、鉛直方向の辺は、強度向上だけが目的であるため、鉛直方向の辺の突出量は小さい形状で足り、汎用性の高い、安価な市販品を利用でき、取り扱いも簡便である。
請求項3のように、架台を構成するC形鋼又はH形鋼の上面の長手方向と直角方向の左右両側に、その左右の太陽電池パネルのアングル材端部の水平部を取付け固定する構造となっているため、太陽電池パネルの下側からの取付け作業は無く、作業が容易になる。また、限られた領域に複数の太陽電池パネルを密接して配置できる。
請求項4のように、太陽電池パネル枠にU字状溝を有する構造の場合は、前記パネル枠の全長又は一部のU字状溝に嵌入腕部を嵌入させて形鋼に取付け固定する構造となっているので、太陽電池パネル枠の押さえ固定がより確実となり、強風などで太陽電池パネルがガタついたり、震動したりすることも効果的に防止できる。
次に本発明による太陽電池パネルの取付け構造が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は本発明による太陽電池パネルの取付け構造の完成状態の斜視図であり、2枚の太陽電池パネルP・Pが搭載されている例である。各太陽電池パネルP・Pの外周の枠fが、前後2本のアングル材を介して左右の型鋼S・Sに取付け固定されているが、この図では手前のアングル材の水平の辺1aのみが見えている。
図2は、図1の完成状態から、太陽電池パネルP・Pのみを取り外した状態を示す斜視図である。なお、この図は3枚パネル用の例である。この図では、取付け用のアングル材1の形状と左右の型鋼S・Sへの取付け状態が現れている。この図から明らかなように、アングル材1の水平の辺1aの両端が左右の型鋼S・Sの上に取付けられ、鉛直方向の辺1bが下向きに突出している。
図3は、前記アングル材1の詳細であり、(1)は正面図、(2)は右側面図である。このアングル材1は、水平の辺1aと下向きの鉛直方向の辺1bとがL字状に曲がっている。水平の辺1aの幅が大きく、この水平の辺1aを前記太陽電池パネル枠fにボルトで固定する。鉛直方向の辺1bは強度保持の目的であり、幅が小さく、常に下向きに用いる。(3)は、前記の鉛直方向の辺1bを上向きにした状態の平面図であり、水平の辺1aには、太陽電池パネル枠fに固定するボルトを挿通するボルト孔1dが現れている。
このアングル材1は、両端において、鉛直方向の辺1bを長さCだけカットして切除し、水平の辺1aのみを残してある。そして、このカット領域Cにおける水平の辺1cに開けたボルト孔1eに、図1・図2のボルトB1を挿通して、架台の型鋼Sに取付け固定する。
図4(1)は、前記のアングル材1を用いて太陽電池パネルPをH型鋼Sに取付け固定する構造であり、図1・図2のA−A位置の断面図である。アングル材1の水平の辺1aを、そのボルト孔1dに挿通したボルトB2で太陽電池パネル枠fに固定してあり、その鉛直方向の辺1bが下向きに突出している。そして、両端の鉛直方向の辺1bを切除した水平部分1cがH型鋼Sの上面に載置されている。この状態で、H型鋼Sの上面に開けたボルト孔と取付け辺1cの前記ボルト孔1eにボルトB1を挿通しナット締めし固定する。なお、図2及び図4から明らかなように、アングル材の下向きの鉛直方向辺1bは、太陽電池パネルPの中央寄りに位置している。この鉛直方向辺1bに開けた横孔1fは、太陽電池パネルのケーブル挿通用である。
図4(2)は、このようにしてアングル材1を取付けた状態の太陽電池パネルPの裏面であり、太陽電池パネルPの両側の枠fにアングル材1をボルト孔1dで取付ける。アングル材の水平の辺1aの一部は太陽電池パネル枠fから突出しているので、この突出部両端のボルト孔1eを利用して、型鋼Sに取付け固定する。
図5は、図4におけるH型鋼Sとアングル材両端との固定部の詳細を示す拡大図である。太陽電池パネルPの外周を囲むように太陽電池パネル枠fを有しており、パネル枠fの上部に形成した内向き溝に太陽電池パネルPの外周を嵌め込んだ構造になっている。このパネル枠fの後方の横枠f1の下面にアングル材1の水平の辺1aをボルトB2で固定してある。
図6は、前記のようにして複数の太陽電池パネルPを架台に取付け固定した状態の全容を示す斜視図である。架台の短い方の脚2は南側に立て、長い方の脚3は北側に立てることによって、太陽電池パネル面が南側を向くように約10度傾斜させて設置する。そして、図2に示すように、例えば脚3・3間にパンチングメタル側壁14を取付けて閉鎖することにより、側面から強風が入って太陽電池パネルPが吹き上げられるのを防止している。なお、パンチングメタルによって架台が補強されると共に、無数の孔によって自然換気が行われる。
図1、図2、図6からも明らかなように、架台を構成する型鋼Sは南北方向に延びており、東西方向に長い長方形の太陽電池パネルPの南側の枠fと北側の枠fの下側にアングル材をボルトナットで固定して一体化してある。そして、この太陽電池パネルPの下のアングル材の両端1c・1cを左右の南北方向の型鋼S・Sの上に載せ、ボルトB1で固定してある。このように、東西方向に長い太陽電池パネルPの南側の枠fと北側の枠fの下面にアングル材を重ねてボルトナットで固定してあるため、太陽電池パネルPのアルミニウム製の枠fが補強され、台風の多い沖縄地方でも、十分に耐えることができる。
図4、図5は図6におけるB−B位置の詳細であり、左右2枚の太陽電池パネルP・Pを共通のH型鋼の上に載置して固定してある。なお、各脚2、3の下端の基板4は、図1のブロック5や基礎コンクリートなどにボルトで固定される。
図7は、図6の架台を右側から見た側面図であり、アングル材1の鉛直方向の辺1bが図示されている。図6のC部では、上下左右4枚の太陽電池パネルの角部が1本のH型鋼Sの上に固定されていることになる。図8は、このように4枚の太陽電池パネルの角部の固定構造の詳細を示す平面図である。最も下側の1本の型鋼Sの上に上下左右の各アングル材1の両端の水平辺1cを載せてボルトB1で固定してあり、各アングル材1の上に太陽電池パネルPが位置している。このように、長方形の太陽電池パネルPの南側の枠fと北側の枠fの下に予め重ねて固定してあるアングル材の両端を共通の型鋼Sの上に載せてボルトで固定するので、4枚の太陽電池パネルPを隣接して配置する場合は、図8のように、四つの固定部が一か所に集中することになり、ボルト孔の孔開けやボルトナットによる固定作業などが簡便化される。
図9から図11は、このようにアングル材を各種の型鋼Sに取付け固定する構造の各種実施形態であり、図8のD−D位置の縦断面図で示してある。図9は型鋼SとしてH型鋼Sを90度寝かせて用いた場合であり、図5の実施形態と同じである。H型鋼Sの上板6の内面(下面)にナットNを予め溶接固定してある。したがって、このナットN上の上板6に開けたボルト孔の上に、アングル材両端1cの前記ボルト孔1eを重ねて、ボルトB1をねじ込むことで、太陽電池パネルPをH型鋼S上に取付け固定する。
図10、図11は、型鋼としてC型鋼Sの背面7を上側にして用いる実施形態である。図10は、図5・図9の実施形態と同じ要領でアングル材両端1cの前記ボルト孔1eを重ねて、ボルトB1でC型鋼S上に取付け固定してある。
図9、図10の実施形態は、各太陽電池パネルP専用のボルトB1で固定しているのに対し、図11の実施形態は、左右両側の太陽電池パネルP・Pを、共通のボルトB3で同時に取付け固定している。すなわち、左側の太陽電池パネル枠fに形成したU溝状部Uと右側の太陽電池パネル枠fに形成したU溝状部Uに下向きコ字状蓋8の左右の腕部9・9を挿入してある。そして、この状態で、コ字状蓋8の天板部のボルト孔からC型鋼Sのボルト孔にボルトB3を挿通して、ナットNで締めつけ固定してある。
図11では、型鋼S上に太陽電池パネル枠f・fを直接載せてボルトB3で固定している。したがって、アングル材の両端1cが現れていないが、図9・図10の場合と同じ要領で、左右のアングル材の両端1c・1cをC型鋼Sの上に重ね、その上に前記の太陽電池パネル枠fを重ねて、共通のボルトB3で固定することもできる。
図12から図16は、スライドタイプの実施形態であり、図12のように勾配のついた屋根材10の上に、勾配と同じ方向に傾斜した2本のガイドレールR1・R2を平行に固定してある。図13は図12のE−E方向の模式断面図であり、断面形状が上向きコ字状のガイドレールR1・R2の底部12をボルトB5で屋根材10の上に固定する。ガイドレールR1・R2の上向きコ字状部の上端両側に翼状に開いた平板部W1・W2の上から断面形状がワ冠状のカバー板11を被せて固定するが、図15、図16のように、このカバー板11の両端が太陽電池パネルPの両端から多少突出する程度の長さをしており、予め太陽電池パネルPの下面にボルトB6で固定しておく。そのため、太陽電池パネルPの下面のカバー板11をガイドレールR1・R2の上に被せてから、カバー板11の前記突出部をガイドレールR1・R2の前記平板部W1・W2にボルトナットB7で固定するだけで、太陽電池パネルPが屋根材10上に固定される。
図14は、こうして固定した状態の拡大断面図であり、片方のガイドレールR1側のみを示してある。施工順序は、まず屋根材10の上にガイドレールR1・R2の底部12に開けたボルト孔にアンカーボルトB5を挿通し、ナットNでガイドレールR1・R2を屋根材10上に固定しておく。なお、屋根材10を桟木の上に葺いてある場合は、この桟木にアンカーボルトB5を挿通し固定してもよいが、屋根材10の上にC鋼などを固定しておき、このC鋼などにアンカーボルトB5を固定する構造でもよい。
太陽電池パネル枠fの下面には、ボルトB6でカバー板11を固定してあるため、このカバー板11をガイドレールR1・R2の平板部W1・W2の上に被せるようにして、太陽電池パネルPをガイドレールR1・R2の上に載せる。そして、カバー板11をボルトB7で前記の平板部W1・W2に連結固定することで、太陽電池パネルPが屋根材10上のガイドレールR1・R2に取付け固定される。
ガイドレールR1・R2上に、複数枚の太陽電池パネルPを取付ける場合は、ガイドレールR1・R2を利用して、太陽電池パネルPをスライドさせると、作業を簡素化できる。すなわち、図12のガイドレールR1・R2の上に3枚の太陽電池パネルを搭載すると仮定すると、先ず、棟側において、ガイドレールR1・R2上に1枚の太陽電池パネルPを前記の要領で載せてから、軒側までスライド下降させる。そして、この1枚の太陽電池パネルPのカバー板11の軒側と棟側を、ガイドレールR1・R2の前記平板部W1・W2にボルトB7で固定する。
次に、2枚目の太陽電池パネルPをガイドレールR1・R2上に棟側で載せてから、前記の1枚目の太陽電池パネルPに隣接する位置までスライド下降させる。そして、ガイドレールR1・R2の平板部W1・W2にカバー板11軒側と棟側を、ボルトB7で固定する。最後に3枚目の太陽電池パネルPを棟側でガイドレールR1・R2上に載せてから、前記の2枚目の太陽電池パネルPと隣接する位置までスライド下降させてから、ガイドレールR1・R2にカバー板11の軒側と棟側をボルトB7で固定する。
このように、棟側でガイドレールR1・R2上に太陽電池パネルPのカバー板11を位置合わせしてから、傾斜したガイドレールR1・R2を利用して、棟側から太陽電池パネルPをスライド下降させれば、作業者が屋根材の上を移動しながら各太陽電池パネルPをガイドレールR1・R2上に位置合わせするなどの危険で面倒な作業から開放され、ボルトB7の締め作業だけで足りるので、作業性が改善される。
各太陽電池パネルPは、その下側すなわち軒側と上側すなわち棟側の上下2箇所をガイドレールR1・R2に固定する必要がある。これに対し、図15の実施形態は、2枚目以降は、棟側のみを固定すれば足りる構造になっている。この図に示すように、左側(棟側)の太陽電池パネルPの下のカバー板11の下側に板状の潜入部材13を固定してある。図16は図15のF−F断面図であり、左側(棟側)の太陽電池パネル枠fの下面にカバー板11と一緒に潜入板13を固定してある。
図15において、矢印a1の方向、すなわち左側の太陽電池パネルPを右側の太陽電池パネルP側にスライドさせると、潜入板13が右側の太陽電池パネルPのカバー板11の下に潜り込む。この状態で、左側の太陽電池パネルPの上側(棟側)のカバー板11をガイドレールR1・R2にボルトB7で固定すると、潜入板13が右側のカバー板11の下側に潜り込んでいるため、潜入板13側の太陽電池パネル枠fが離脱することは不可能となり、ボルトB7で連結固定したのと同じ効果となる。
なお、太陽電池パネルPをスライドさせないで、カバー板11を単にガイドレールR1・R2の上に被せて固定する場合は、ガイドレールR1・R2を屋根の勾配方向に傾ける必要性はない。例えば陸屋根の上に太陽電池パネルPを水平にあるいは傾斜状態で搭載するような場合は、必ずしもガイドレールR1・R2を傾ける必要性は無い。しかし、ガイドレールR1・R2を水平状態に固定する場合でも、その上で太陽電池パネルPを押してスライド移動できることは言うまでもない。
図12から図16のスライドタイプでは、アングル材を使用していないが、ガイドレールR1・R2と平行に太陽電池パネルPの下面にアングル材を取付け固定して、補強を行なうことも可能である。
以上のようにナットを型鋼Sなどに予め溶接固定しておく場合、溶接後に亜鉛メッキのどぶ漬け処理をすると、ネジ山がメッキで埋まってしまい、再度ネジ山を形成する必要が生じる場合がある。これに対し、どぶ漬け処理の後にナット部品をボルト孔に加締め固定する手法を採用すれば、このような問題を回避でき、仕上がりもきれいになる。
次に、図17以下において、パネル枠押さえ式の取付け構造を詳述する。図17は太陽電池パネルを嵌入金具で取付け固定した状態の斜視図であり、Pは太陽電池パネル、15は左側の嵌入金具、16は右側の嵌入金具である。17は前端の嵌入金具、18は中間の嵌入金具、19は後側の嵌入金具である。
図18は、図17の太陽電池パネルPを外して、各嵌入金具15…19のみを残した状態である。この図からも明らかなように、左右の嵌入金具15、16はC型鋼Sの背面7の上に溶接などで固定してある。また、前側と中間と後側の各嵌入金具17…19は、両端を前記の左右のC型鋼Sの背面7の上にボルトナットで取付け固定してある。
図19は、図18の各嵌入金具15…19を分解して示した斜視図である。なお、右側の嵌入金具16は省いてある。図20は、図17のG−G位置の拡大断面図である。この図からも明らかなように、図10と同様に太陽電池パネルの左右の枠fの外周に形成されているu字状の溝20の中に、嵌入金具15、16の嵌入フック21が嵌入している。前記のように、左右の嵌入金具15、16はC型鋼Sの背面7に溶接固定されているので、太陽電池パネルPはC型鋼Sの背面7上に取付け固定されることになる。
図21は、後方の嵌入金具19の詳細を示す図であり、ほぼZ字状の断面形状の底辺19aに開けた取付け孔22を用いて、C型鋼Sの背面7にボルトナットで取付け固定する。鉛直辺19bの上辺19cに形成した嵌入フック21をパネル枠のu字状溝20中に嵌入させる。なお、前側の嵌入金具17はこの後方の嵌入金具19と同じ部材を共用でき、向きを180度反転して用いるだけでよい。
図22は、中間の嵌入金具18の詳細であり、断面形状は、図21のZ字状の嵌入金具を背中合わせに一体化した形状をしている。このように背中合わせに2個の嵌入金具を有しているため、片方の嵌入フック21を前方のパネル枠fのu字状の溝20中に嵌入させ、他方の嵌入フック21を後方のパネル枠fのu字状の溝20中に嵌入させる。すなわち、1本の中間の嵌入金具18で隣接する2枚の太陽電池パネルの押さえに利用できる。中間すなわち底辺19aに開けた取付け孔22は、C型鋼Sの背面7に取付け固定するためのボルト挿入孔である。
この取付け構造において、太陽電池パネルを取付け固定するには、図18の左右の嵌入金具15、16を有するC型鋼Sを屋根上に固定した状態において、先に前側の嵌入金具17の両端を前記左右のC型鋼S・Sにボルトナットで取付け固定しておく。この場合、嵌入フック21は手前側すなわち太陽電池パネル側に向けておくことは言うまでもない。
この状態で、図20のように、左右の嵌入金具15と16との間に太陽電池パネルを挿入し、その左右のパネル枠fのu字状の溝20中に嵌入フック21を嵌入させた状態で、前側の押さえ金具17の位置までスライド移動させる。すると、前側の1枚の太陽電池パネルPが位置合わせされるため、次に中間の嵌入金具18を仮止めしてから、後方の手前側太陽電池パネルPを前記太陽電池パネルPの場合と同様にしてスライド移動させる。
こうして、中間の嵌入金具18の前後両側に太陽電池パネルP、Pを位置合わせし、そのパネル枠fのu字状の溝20中に背中合わせの嵌入フック21、21を嵌入させた状態で、中間の底辺19aの両端に開けた取付け孔22を用いて、C型鋼Sの背面7に固定する。そして最後に、手前の太陽電池パネルPの後側の押さえ金具19を位置合わせし、その嵌入フック21を後端のパネル枠fのu字状の溝20中に嵌入させた状態で、Z字状底辺19aに開けた取付け孔22を用いてC型鋼Sの背面7にボルトナットで取付け固定することによって、取付け固定作業が完了する。
以上は、嵌入フック21による嵌入押さえ構造であるのに対し、図23、図24は、嵌入フック21を要しないタイプの押さえ金具を用いる実施形態であり、汎用タイプである。
図23は、図20に対応して、押さえ金具タイプを例示した図であり、押さえ部分に嵌入フック21は無く、平板23だけの形状になっている。あるいは、鎖線24のように先端だけに軒状部を有する平板状になっている。このように、平板状又は軒付き平板状の押さえ金具の場合は、左右の押さえ金具15P、16Pのほか、前側と中間と後側の各押さえ金具17P…19Pも、嵌入フックタイプに代えて、平板状又は軒付き平板状とすることは言うまでもない。
太陽電池パネルのパネル枠fの押さえ部分が平板状又は軒付き平板状の場合は、前記のようなu字状溝20を有しないパネル枠を押さえる場合に好都合である。しかしながら、u字状溝20を有するために、この平板状又は軒付き平板状のタイプが適用できなくなるわけではないので、u字状溝20を有するパネル枠にも適用できる。したがって、汎用タイプといえる。
図24は、平板状タイプにおける、図17の方向の断面図である。平板状又は軒付き平板状の場合において、各太陽電池パネルを取付け固定するには、まず、前側の押さえ金具17Pの両端を左右のC型鋼Sの背面7上にボルトナットで取付け固定しておく。そして、図23のように、左右の押さえ金具15P、16Pの平板状押さえ23又は軒付き平板状押さえ24の下側に1枚の太陽電池パネルPをスライド移動させる。
次いで、背中合わせ状の中間嵌入金具18Pの両端を左右のC型鋼Sの背面7の上にボルトナットで固定した後、2枚目の手前の太陽電池パネルPをスライド移動させる。そして最後に、後側の押さえ金具19Pの両端を左右のC型鋼Sの背面7上に取付け固定する。
このように、左右の押さえ金具の間に太陽電池パネルをスライド移動させ、前後のパネル枠は押さえ金具で上から押さえる構造であるため、太陽電池パネル自体には何の加工も取付けなども必要とせず、しかも太陽電池パネルはスライドさせるだけであるから、太陽電池パネルを反転させたりする必要もなく、取付け固定作業が格段と簡素化され、作業時間が大幅に短縮される。
以上の実施形態においては、左右の嵌入金具15、16又は押さえ金具15P、16Pの外側には太陽電池パネルを取付けずに空いた状態になっているが、図20、図23のように、左右の嵌入金具15、16又は押さえ金具15P、16Pを背中合わせ構造にしておくと、この金具15、16又は15P、16Pを用いて、太陽電池パネルPを左右方向にも複数枚連設できる。
図25は、左右の嵌入金具15P、16PをC型鋼状に一体に形成した例であり、(1)は平面図、(2)は正面図、(3)左側面図である。この形状は、左側面図における下側をC型鋼として兼用できる。あるいは、下側の下向きコ字状の部分をC型鋼Sの背面7の上に跨がらせることもできる。なお、嵌入フック21に代えて、図23の実線23や鎖線24のように延ばすと、平板状又は軒付き平板状にすることができる。
次に、以上のようにして太陽電池パネルを取付け固定したC型鋼Sの屋根への取付け固定構造を説明する。図23における25は固定金具であり、上向きのコ字状をしている。このコ字状固定金具25の中間の底板部26に、長孔27を開けてある。したがって、屋根を貫通して予め固定してある取付けボルトB5を前記の長孔27に挿入して、ナットで仮止めしておくと、建物の屋根にルーズに仮取付けできる。
こうして、ルーズに取付けた状態の固定金具25に、前記のC型鋼Sを位置合わせした状態で、C型鋼Sの側板28と固定金具25の側板29のボルト孔にボルトを挿入してボルトナットで固定すると共に、前記のルーズ状態の部分を強固に完全に締めつけて固定すると、太陽電池パネルは屋根に強固に取付け固定できることになる。前記C型鋼Sの方向は自由である。すなわち、屋根の勾配の方向に向けてもよいし、勾配と交差する方向に向けてもよい。
C型鋼Sは、前記のように、屋根に直接搭載してアンカーボルトなどで取付け固定してもよいし、陸屋根の場合は、図2、図18のような脚2、3を用いて、屋上などに10度程度の勾配をつけて、取付け固定することもできる。勾配の方向にC型鋼Sを配置する場合は、勾配の上側から下側に向けて太陽電池パネルをスライドさせると楽にスライド移動できる。
以上のように、本発明の構成によると、太陽電池パネルの取付け固定を容易にかつ強固にでき、しかも短時間かつ能率的に安価に実現できるため、太陽光発電の普及が期待できる。その結果、化石燃料を用いる発電を抑制して、自然エネルギーによる発電を促進することで、地球環境の悪化を軽減することも可能となる。
本発明による太陽電池パネルの取付け構造の完成状態の斜視図である。 図1の完成状態から太陽電池パネルのみを取り外した状態を示す斜視図である。 前記アングル材の詳細であり、(1)は正面図、(2)は右側面図、(3)は鉛直方向の辺を上向きにした状態の平面図である。 前記アングル材で太陽電池パネルをH型鋼に取付け固定する構造であり、図2のA−A位置の断面図である。 図4におけるH型鋼とアングル材両端との固定部の詳細を示す拡大図である。 複数の太陽電池パネルを架台に取付け固定した状態の全容を示す斜視図である。 図6の架台を右側から見た側面図である。 4枚の太陽電池パネルの角部の固定構造の詳細を示す平面図である。 図9から図11は、アングル材を各種の型鋼に取付け固定する各種実施形態であり、図8のD−D位置の縦断面図で示してある。図9は型鋼としてH型鋼を用い、90度寝かせて用いた例である。 図10、図11はC型鋼の背面を上側にして用いる実施形態で、図10は、図5・図9と同じ要領でアングル材両端のボルト孔を重ねてボルトでC型鋼上に取付け固定した例である。 左右両側の太陽電池パネルを共通のボルトで同時に取付け固定した例である。 図12以降はスライドタイプの実施形態で、図12は屋根材の上に2本のガイドレールを平行に固定した斜視図である。 図12のE−E方向の模式縦断面図である。 図13の固定構造の詳細を示す拡大断面図で、片方のガイドレール側のみを示してある。 潜入板構造で取付け固定する太陽電池パネルの全容を示す斜視図である。 図15のF−F方向の縦断面図である。 太陽電池パネルを嵌入金具で取付け固定した状態の斜視図である。 各嵌入金具のみを示す斜視図である。 図18の各嵌入金具を分解して示した斜視図である。 図17のG−G位置の拡大断面図である。 後方の嵌入金具の詳細を示す図である。 中間の嵌入金具の詳細である。 押さえ金具タイプを例示した断面図である。 平板状タイプにおける、図17のH−H方向の断面図である。 左右の嵌入金具をC型鋼状に一体形成した例の断面図である。
P 太陽電池パネル
f 太陽電池パネルの枠
S 型鋼
1 アングル材
1a 水平の辺
1b 鉛直方向の辺
1c 両端の水平の辺
1d ボルト孔
1e ボルト孔
B1〜B7 ボルト
2 南側の脚
3 北側の脚
6 H型鋼の上板
7 C型鋼の背面
8 コ字状蓋
U U溝状部
9 腕部
10 屋根材
R1・R2 ガイドレール
11 カバー板
12底部
W1・W2 平板部
13 潜入部材
14 パンチングメタル側壁
15 左側の嵌入金具
16 右側の嵌入金具
17 前端の嵌入金具
18 中間の嵌入金具
19 後側の嵌入金具
15P 左側の押さえ金具
16P 右側の押さえ金具
17P 前端の押さえ金具
18P 中間の押さえ金具
19P 後側の押さえ金具
20 u字状の溝
21 嵌入フック
22 取付け孔
23 平板
24 軒状部
25 固定金具
26 底板部
27 長孔
28 側板

Claims (4)

  1. 太陽電池パネル(P)の取付け架台の短い方の脚(2)・(2)を南側に立て、長い方の脚(3)・(3)を北側に立てることによって、太陽電池パネル面が南側を向くように傾斜させると共に、
    前記北側の脚(3)・(3)間だけにパンチングメタル側壁(14)を取付けて閉鎖することにより、北側側面から強風が入って太陽電池パネル(P)が吹き上げられるのを防止する構造となっていることを特徴とする太陽電池パネルの取付け構造。
  2. 太陽電池パネル枠に予めアングル材を取付け固定しておき、このアングル材を介して、架台に取付け固定する構造において、
    前記アングル材の水平部を太陽電池パネル枠に固定してあり、前記アングル材の両端は鉛直部を切除して、この両端の水平部を前記架台の上面に載せて取付け固定する構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネルの取付け構造。
  3. 前記架台を構成するC形鋼又はH形鋼の上面の長手方向と直角方向の左右両側に、その左側並びに右側の太陽電池パネルの前記アングル材の端部の水平部を載せて取付け固定する構造となっていることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池パネルの取付け構造。
  4. 前記架台を構成するC形鋼又はH形鋼の上面の長手方向と直角方向の左右両側に、その左側並びに右側の太陽電池パネルの枠部を載せて、それぞれの枠部と一体に形成されたU字状溝にそれぞれ嵌入する嵌入腕部を前記形鋼に取付け固定する構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネルの取付け構造。
JP2003391422A 2003-08-29 2003-10-18 太陽電池パネルの取付け構造 Expired - Fee Related JP4533617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003391422A JP4533617B2 (ja) 2003-08-29 2003-10-18 太陽電池パネルの取付け構造

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305829 2003-08-29
JP2003391422A JP4533617B2 (ja) 2003-08-29 2003-10-18 太陽電池パネルの取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005098058A JP2005098058A (ja) 2005-04-14
JP4533617B2 true JP4533617B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=34467351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003391422A Expired - Fee Related JP4533617B2 (ja) 2003-08-29 2003-10-18 太陽電池パネルの取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4533617B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014077291A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Sekisui Jushi Co Ltd 建物の屋根部への太陽電池パネルの取付構造

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290107A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Sharp Corp 構造物設置架台及び太陽光発電システム
JP5706618B2 (ja) * 2010-01-22 2015-04-22 トヨタホーム株式会社 太陽光発電設備
CN102062490B (zh) * 2011-01-14 2013-04-10 滁州伯恩太阳能科技有限公司 太阳能平板集热器的固定装置
JP2012154101A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Asahi Kasei Homes Co 架台、連結用架台及び支持装置
JP5357229B2 (ja) * 2011-09-12 2013-12-04 タキゲン製造株式会社 太陽電池モジュールの固定装置
JP2013076305A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Lixil Corp 太陽光発電装置およびその設置方法
CN103107220B (zh) * 2012-12-31 2015-10-07 友达光电股份有限公司 光伏装置、光伏模块及其固定件
KR102413135B1 (ko) * 2021-12-29 2022-06-24 (주)디케이에너지 태양광 모듈 고정용 브라켓

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58126353U (ja) * 1982-02-18 1983-08-27 三洋電機株式会社 ガレ−ジ等構成体
JPH0710274U (ja) * 1993-07-06 1995-02-14 ナスステンレス株式会社 二段式駐車装置
JPH0849377A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 Fuji Kogyo:Kk 太陽電池モジュールの取付方法および取付構造
JPH11270084A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Sharp Corp 太陽電池パネルの設置構造
JP2003054685A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Sekisui Chem Co Ltd ソーラーパネル付き覆蓋および覆蓋の架設構造、並びに、ソーラーパネル用架設基台および架設基台の架設構造
JP2003082823A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Hitachi Chem Co Ltd 太陽熱集熱器の固定方法と固定構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58126353U (ja) * 1982-02-18 1983-08-27 三洋電機株式会社 ガレ−ジ等構成体
JPH0710274U (ja) * 1993-07-06 1995-02-14 ナスステンレス株式会社 二段式駐車装置
JPH0849377A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 Fuji Kogyo:Kk 太陽電池モジュールの取付方法および取付構造
JPH11270084A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Sharp Corp 太陽電池パネルの設置構造
JP2003054685A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Sekisui Chem Co Ltd ソーラーパネル付き覆蓋および覆蓋の架設構造、並びに、ソーラーパネル用架設基台および架設基台の架設構造
JP2003082823A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Hitachi Chem Co Ltd 太陽熱集熱器の固定方法と固定構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014077291A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Sekisui Jushi Co Ltd 建物の屋根部への太陽電池パネルの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005098058A (ja) 2005-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3352647B2 (ja) 建築用パネルにおける太陽電池パネルの設置構造
JP5836003B2 (ja) 太陽光発電装置の取付構造
JP3416927B2 (ja) 太陽電池装置の屋根上設置方法
JP3159601U (ja) 屋根上設備の支持フレームの取付金具及び屋根上設備の支持フレームの取付構造
KR200467825Y1 (ko) 태양광 모듈 패널이 설치된 지붕구조
JP2001193231A (ja) 太陽電池モジュールの取付構造
JP4533617B2 (ja) 太陽電池パネルの取付け構造
JP2014043720A (ja) 太陽エネルギー利用設備取付け架台及び太陽光発電装置
JP3173601U (ja) 太陽電池パネル支持構造体の支持金具及び該支持金具を用いた太陽電池パネル支持構造体
JP2014148822A (ja) 折板屋根に対する太陽電池アレイの据付装置
JP2002030773A (ja) 屋根設置型太陽光発電装置
WO2012121147A1 (ja) 太陽電池モジュールの架台、その施工方法、及びそれを備えた太陽光発電システム
JP3041279B2 (ja) 屋根上設置パネルの固定装置及びその取付方法並びに屋根上設置パネルの設置方法
JP4659072B2 (ja) 太陽電池の据え付け構造および据え付け方法
JP3555719B2 (ja) 太陽電池の取付け装置
JP2001152619A (ja) 太陽電池パネルの支持構造
JP5366057B2 (ja) 持出部材の設置構造、外設部材の取付構造、及び改修構造
JP4780810B1 (ja) 屋根上モジュール架台取付金具
JP2002013265A (ja) スレート葺き屋根における屋根上設置パネルの架台支持装置と、これを使用した屋根上設置パネルの固定装置及びその取付方法
JP3195460U (ja) 太陽電池パネル支持構造体
JP3202583U (ja) 太陽光発電パネルの支持構造
JPWO2018061696A1 (ja) 太陽光発電装置
JP3588214B2 (ja) 屋根設置物の固定具
JP5959233B2 (ja) 太陽電池モジュールの設置構造、及び設置方法
JP2016141971A (ja) Pvカーポート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4533617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees