JP2001152619A - 太陽電池パネルの支持構造 - Google Patents

太陽電池パネルの支持構造

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JP2001152619A
JP2001152619A JP34130899A JP34130899A JP2001152619A JP 2001152619 A JP2001152619 A JP 2001152619A JP 34130899 A JP34130899 A JP 34130899A JP 34130899 A JP34130899 A JP 34130899A JP 2001152619 A JP2001152619 A JP 2001152619A
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cell panel
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solar
roof
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Katsuhiro Ito
克尋 伊藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付作業が容易であるとともに、折板屋根に
も設置可能な太陽電池パネルの支持構造を提供すること
にある。 【解決手段】 矩形状の太陽電池パネル2を水平面に対
して傾斜させた状態に支持する支持構造であって、太陽
電池パネル2の下端2a縁に沿って延在し、太陽電池パネ
ル2の下端2a側を支持する下端側支持部材と、太陽電池
パネル2の上端2b縁に沿って延在し、太陽電池パネル2の
上端2b側を下端2a側よりも高い位置に支持する上端側支
持部材とを備え、これらの部材と略直交するように配設
された複数本のレール部材上に前記下端側支持部材と前
記上端側支持部材とが支持されてなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池を備えた
太陽電池パネルを架台を介して屋根又は建物の外面に取
り付ける太陽電池パネルの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、太陽エネルギーを電気エネル
ギーに変換する発電素子として、シリコン半導体などか
ら構成される太陽電池が広く利用されている。この太陽
電池を利用する場合、一般的には、枠状のフレーム内に
太陽電池を所定数組み込んだ矩形平板状の太陽電池パネ
ルを用い、この太陽電池パネルを屋根や建物の外面など
の被設置部に並設している。
【0003】このような太陽電池パネルを設置する方法
としては、 屋根や建物の外面などの平坦面上に、断面形状が直角
三角形状の架台を設け、この架台上に太陽電池パネルを
傾斜させて取り付ける方法、 傾斜した屋根の屋根下地材の上に、屋根の傾斜方向に
沿って支持レールを固定し、この支持レール上に太陽電
池パネルのフレームを取り付けて太陽電池パネルを屋根
材として兼用する方法(特開平7−180310号公報
参照)などがある。
【0004】
【発明の解決すべき課題】しかしながら、の方法で
は、被設置部(建物の屋根など)から上方に突出する太
陽電池パネルに対して高い風圧が加わり、架台が設置さ
れる被設置部に補強が必要になるうえ、架台にも風圧に
耐えるだけの剛性を有する部材や補強材が必要になる。
【0005】また、の方法では、屋根下地材には、レ
ールを取り付けるための特別な接続金具などが必要にな
る上に、このような太陽電池パネルが取り付けられる屋
根形態は、片流れ屋根、切妻屋根、寄棟屋根などの屋根
形態に限られるので、例えば、ホームセンターや倉庫な
どで使われている折板屋根などの屋根形態を持つ建物に
は設置することができないという問題がある。さらに以
上のいずれの方法でも、太陽電池パネルを設置する屋根
や建物が異なる毎に太陽電池パネルを取り付けるための
架台を個別に設計する必要があり、非効率的であった。
【0006】本発明の目的は、取付作業が容易であると
ともに、折板屋根にも設置可能な太陽電池パネルの支持
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽電池パネル
の支持構造1は、図面を参照して説明すると、矩形状の
太陽電池パネル2を水平面に対して傾斜させた状態に支
持する支持構造であって、太陽電池パネル2の下端2a縁
に沿って延在し、太陽電池パネル2の下端2a側を支持す
る下端側支持部材と、太陽電池パネル2の上端2b縁に沿
って延在し、太陽電池パネル2の上端2b側を下端2a側よ
りも高い位置に支持する上端側支持部材とを備え、これ
らの部材と略直交するように配設された複数本のレール
部材上に前記下端側支持部材と前記上端側支持部材とが
支持されてなることを特徴とする。
【0008】このような太陽電池パネルの支持構造によ
れば、横レール12によって風圧を遮り、太陽電池パネル
2裏面に印加される風圧をなくすることができ、しか
も、架台15は横レール12と縦レール11とを組み合わせた
簡単な構造とされており、其れ自体の自重が小さいの
で、太陽電池パネル2を配設するにあたって特に建物外
面を補強する必要は生じない。
【0009】このように、横レール12と縦レール11のぞ
れぞれは部品として標準化することにより汎用性を持た
せることができ、特に設置対象となる建物の外面毎に横
レール12と縦レール11のぞれぞれを改めて設計する必要
はなく、太陽電池パネル2の取付作業を効率化し、架台1
5自体も低コストとすることができる。
【0010】また、縦レール11を介して、太陽電池パネ
ル2を取り付けることで、太陽電池パネル2と建物の外面
部との間には、横レール12と縦レール11の高さを合わせ
た寸法分の間隔が設けられる。すなわち、直接太陽電池
パネル2と建物の外面とが接触することはなく、日射に
よって建物の外面に蓄積された熱が太陽電池パネル2に
伝達する際には、横レール12及び縦レール11を介して伝
達される。一方、熱を蓄積した横レール12及び縦レール
11は風が当たることにより冷却され、その結果、建物の
外面から太陽電池パネル2への熱の伝達が防止されて太
陽電池パネル2の温度上昇が抑制されるので、太陽電池
パネル2の発電効率を向上させることができる。
【0011】さらに、前記レール部材、即ち縦レール11
及び横レール12は所定の間隔を有して配設された複数の
ベース部材、例えば置き基礎3上に架設される。従っ
て、係る構成とすることにより、日射によって陸屋根に
蓄積された熱を太陽電池パネル2へさらに伝達しにくく
させると共に陸屋根と前記レール部材との固定を確実に
行うことができる。ここで、前記所定の間隔とは、ベー
ス部材に載置されるレール部材の長さに基づいて設定さ
れるものであり、少なくとも前記レールの両端部にはそ
れぞれベース部材が設置される。また、このベース部材
は太陽電池パネル2の幅と略同じ間隔に配設されても良
くい。従って、ベース部材の上方に設置される横レール
12の長さも太陽電池パネル2の幅に基づいて適宜設定す
ることが可能であり、太陽電池パネル2毎に横レール12
を分割して設置しても良い。
【0012】また、本発明の太陽電池パネルの支持構造
1では、ベース部材は、陸屋根等の建物の屋上に載置さ
れたことを特徴とする。係る構成とすることにより、太
陽電池パネル2は、この受光面21bに入射する太陽光線S
に対して、ほぼ正視した状態で配置されている。このた
め、多くの太陽エネルギーが、太陽電池によって電気エ
ネルギーに変換されるので、太陽電池パネル2の変換効
率を向上させることができる。特に、太陽が南中高度に
ある時の日射角度に対応して、太陽電池パネル2の受光
面の傾斜角度を設定することで、望ましい変換効率を得
ることができる。
【0013】また、本発明の太陽電池パネルの支持構造
1では、横レール12と縦レール11とを組み合わせた架台
15には複数個の太陽電池パネル2を配設して太陽電池パ
ネル2によって得られる電気エネルギー(発電量)を大
きくすることができ、照明、電気温水器、冷暖房など建
物内の多くの設備に電力を供給することができる。
【0014】さらに、本発明の太陽電池パネルの支持構
造1では、前記建物の外面が複数の突出部61が一方向
Kに連続して形成された折板屋根6である場合には前記
横レール12を前記折板屋根6の突出部61を跨いで配設
し、前記縦レール11を前記突出部61に沿って配設する様
にすることが好便である。
【0015】折板屋根6に使われる折板材60は、雨水を
流下させるために延出して設けられた溝部62と、これら
溝部から上方に突出した台形状断面をなして設けられた
突出部61とを含んで構成されている。このような折板材
60が複数連接して設けられた折板屋根6では、通常、突
出部61の高さレベルが同一に設定されている。 そこ
で、このような高さレベルが一定とされた突出部61同士
を跨ぐようにして配設される横レール12と前記突出部61
に沿って配設される縦レール11とにより構成される架台
15を介して太陽電池パネル2を配置することで、太陽電
池パネル2を折板屋根6に容易に設置することができる。
また、突出部61同士を跨ぐようにして配設される横レー
ル12は折板屋根6の山谷線と直交する態様で設置される
ので、横レール12自体が折板屋根6の補強部材として機
能し、折板屋根6の強度を向上することができる。
【0016】そして、前記縦レール11は、前記折板屋根
6の突出部61が延びる方向に沿って、この突出部61上に
取り付けられ、前記太陽電池パネル2は、前記縦レール1
1の長手方向と交差して設けられていることが好まし
い。
【0017】このように、折板屋根6の突出部61の延出
方向に沿って、縦レール11が取り付けられているととも
に太陽電池パネル2の下端部分が、突出部61の上端部分
よりもレールの高さ寸法分だけ高い位置に配置されてい
る。このため、折板屋根6の溝部62には充分な空間が確
保されているので、折板屋根6の溝部62に落下した落ち
葉などのゴミは、レールに引っ掛からずに、折板屋根6
の傾斜方向に落下することになる。従って、このような
ゴミを人為的に掃き落とす手間が少なくなり、折板屋根
6の維持管理に伴う作業を軽減することができる。
【0018】また、前記縦レール11は、防水機能を有す
るボルト7によって前記突出部61に固定されていること
が好ましい。
【0019】このように、防水機能を有するボルトが、
折板屋根6の突出部61に太陽電池パネル2を取り付ける際
に使われているので、ボルト孔を通じて折板60の裏面に
及ぼうとする雨水の浸入を防止することができ、太陽電
池パネル2の支持構造の耐水性を向上させることができ
る。
【0020】さらに、前記縦レール11の内部には、前記
太陽電池パネル2に接続される配線を収納するための配
線収納用スペースが設けられていることが好ましい。
【0021】このように、縦レール11には、配線収納用
スペースが形成されているので、太陽電池パネル2に接
続される配線を、この縦レール11内に収納することがで
きる。従って、外部からは配線は見えなくなり、太陽電
池パネル2の支持構造の外観上の意匠性を向上させるこ
とができる。また、配線は、太陽光線の直接の照射から
免れるので、配線を構成する部材のうち、導線を被覆す
る被覆材が、紫外線によって劣化することを防止するこ
とができるので、太陽電池パネル2の支持構造の補修作
業を軽減することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)以下に、本発明
の第一実施形態を図面を参照して説明する。図1及び図
2には、本実施形態に係る太陽電池パネル支持構造1が
示されている。この太陽電池パネル支持構造1は、太陽
電池を備えた太陽電池パネル2を、コンクリート建物、
重・軽量鉄骨或いは木造よりなる建物の陸屋根に取付け
てなる。縦レール11は、図1及び図2に示すように、断
面四角状の長尺の角型鋼が用いられて、この角型鋼が同
一の方向に置き基礎3上に複数並設されている。そし
て、このレール11内部の中空の空間は、太陽電池から延
びる配線(図示省略)を収納する配線収納用スペースと
されている。また、図3(a)に示すように、コンクリ
ート製の方形の置き基礎3はその裏面四隅に両面接着テ
ープが取り付けられ、この両面接着テープを介してコン
クリート建物の屋上に固定される。前記置き基礎3は縦
方向及び横方向に必要数設置され、その置き基礎3に縦
レール11a,11b,・・・が取り付けられる。置き基礎3へ
の縦レール11の取付にあたっては、置き基礎3上面の一
端縁から他端縁に向けての縦レール11の載置位置に両面
テープが接着され、この両面テープを介して縦レール11
が並列した複数の置き基礎3上に設置される。また、置
き基礎3への縦レール11の設置にあたっては、図3
(b)に示すように、縦レール11の上面部及び側面部を
覆う凸形状の取付金具を使用しても良く、係る取付金具
の両端部の突出片と置き基礎3とを固定部材によって固
定しても良い。さらに縦レール11a,11b,・・・に掛け渡
して第一の横レール12a及び第二の横レール12bが配置さ
れる。以上の縦レール11a及び第一の横レール12a及び第
二の横レール12bによって形成される一区画に各太陽電
池パネル2が配置される。ここで、第一の横レール12aと
第二の横レール12bとは、図4に示すように、形状を異
にしており、第一の横レール12aは、太陽電池パネル2の
一方の端面を保持する形状をなしている。また、第二横
レール12bの形状は、前記太陽電池パネル2の一方の端面
と対向する他方の端面を保持する上端部と、縦レール11
に固定されるために下面を平坦とした下端部とが連結さ
れてなる。その連結部は、第二横レール12bの高さが第
一横レール12aの高さより大となるように設定される。
【0023】太陽電池パネル2は、シリコン結晶からな
る太陽電池を直列に並べて、配線は結線して省略した
が、この太陽電池を固定する樹脂製の充填材と、太陽電
池および充填材を支持する基板と、太陽電池を表面で被
覆するコート材とを含んで構成されている。
【0024】ここで、太陽電池パネル支持構造1を構成
する手順を以下に説明する。 1.建物屋上に、置き基礎3を複数アレイ状に配置す
る。 2.ここで、置き基礎3の裏面四隅には両面接着テープ
が取り付けられ、この両面テープを介して置き基礎3が
建物屋上に固定される。 3.並列された置き基礎3の並びに沿って縦レール11を
配置すると共に複数の縦レール11跨ぐように、横レール
12を配設する。 4.このとき、縦レール11と横レール12との固定は、ボ
ルト又はTP(タッピング)ビスを用いて行われるか、
若しくは溶接による固定がなされる。 5.太陽電池パネル2を配置して太陽電池パネル支持構
造1を形成する。
【0025】このような太陽電池パネル支持構造1によ
れば、以下に述べるような効果が得られる。 (1)太陽電池パネル2の背面を支持する第1の横レー
ル12a及び第2の横レール12bとこれの横レールに略直交
して配置されて太陽電池パネル2の背面を支持する縦レ
ール11とからなる架台15を介して太陽電池パネル2が建
物の外面に取り付けられている。このため、横レール12
によって風圧が遮られ、太陽電池パネル2に印加される
風圧をなくすことができる。また、架台15は横レール12
と縦レール11とを組み合わせた簡単な構造とされ、其れ
自体の自重が小さいことから太陽電池パネル2を配設す
るにあたって、建物の外面に補強する必要が生じない。
【0026】(2)縦レール11の内部には、太陽電池パ
ネル2に接続される配線を収納するための配線収納用ス
ペースが設けられている。このため、太陽光線の直接の
照射から免れることができ、配線を被覆する被覆材を紫
外線による劣化から守ることができる。従って、配線の
使用可能利用期間を延ばすことができるので、太陽電池
パネル支持構造1の補修作業を軽減することができる。
【0027】(3)縦レール11の内部には、太陽電池パ
ネル2に接続される配線を収納するための配線収納用ス
ペースが設けられている。このため、外部からは配線は
見えなくなり、太陽電池パネル支持構造1の外観上の意
匠性を向上させることができる。
【0028】(4)コンクリート建物の屋上と、太陽電
池パネル2との間に、縦レール11及び置き基礎3が配置さ
れているので、コンクリート建物の屋上に蓄積された熱
を縦レール11及び置き基礎3によって冷却することがで
きる。このため、太陽電池パネル2には、熱が伝達され
にくくなるので、太陽電池パネル2の発電効率を向上さ
せることができる。
【0029】(5)複数個の太陽電池パネル2が配置さ
れるので、太陽電池パネル2によって得られる電気エネ
ルギー(発電量)を大きくすることができ、照明、電機
温水器、冷暖房など建物内の多くの設備に電力を供給す
ることができる。
【0030】(6)置き基礎3上に縦レール11が取り付
けられ、さらにこの縦レール11に掛け渡す態様で横レー
ル12が配設される。太陽電池パネル2は、その下端部2a
が横レール12aを介して縦レール11に支持され、その上
端部2bが横レール12bに支持される態様で配置される。
このため、置き基礎3の上端の高さレベルよりも、縦レ
ール11の高さ寸法分だけ高い位置に、太陽電池パネル2
の下端部分の取付面21aが配置されることになる。ま
た、置き基礎3の上端の高さレベルよりも、縦レール11
bの高さ寸法分及び横レール12bの高さ寸法分だけ高い
位置に太陽電池パネル2の上端部分の取付面21aが配置さ
れることとなる。従って、陸屋根の表面と縦レール11と
は十分な隙間が設けられているため、その内部に侵入し
た落ち葉などのゴミを人為的に掃き落とす手間が軽減さ
れる。
【0031】(7)太陽電池パネル2は、この受光面21b
に入射する太陽光線Sに対して、ほぼ正視した状態で配
置されている。このため、多くの太陽エネルギーが、太
陽電池によって電気エネルギーに変換されるので、太陽
電池パネル2の変換効率を向上させることができる。特
に、太陽が南中高度にある時の日射角度に対応して、太
陽電池パネル2の受光面の傾斜角度を設定することで、
望ましい変換効率を得ることができる。
【0032】(8)縦レール11と横レール12により構成
される架台15に太陽電池パネル2が固定される。従っ
て、簡単な動作で太陽電池パネル2を取り付けることが
できるので、太陽電池パネル支持構造1の設置作業を容
易にすることができる。
【0033】前記実施形態では、太陽電池パネル2を建
物屋上に固定するのに、両面テープが用いられていた
が、太陽電池パネル2を取り付ける固定手段は、両面テ
ープに限らない。例えば、図3(b)に示すように、縦
レール11の上面部及び側面部を覆う断面が凸形状の取付
金具5を使用しても良く、係る取付金具5の両端部の突出
片5aと置き基礎3とをボルト等によって結合することに
よって、縦レール11と置き基礎3とを固定しても良い。
【0034】そして、前記実施形態では、太陽電池パネ
ル2は、各置き基礎3の配設方向と垂直に交差して配置さ
れていたが、このような太陽電池パネル2の配置角度
は、これに限らない。例えば、各置き基礎3の配設方向
と斜めに交差して配置されていても良い。
【0035】(第二実施形態)次に、本発明の第二実施
形態を図面を参照して説明する。図5及び図6には、本
実施形態に係る太陽電池取り付け構造が示されている。
この太陽電池パネル支持構造1は、太陽電池を備えた太
陽電池パネル2を、ホームセンターや倉庫などの建物本
体上に設けられている折板屋根6に取付けてなる。すな
わち、複数の突出部61が勾配方向に連続して形成された
折板屋根6に、太陽電池を備えた太陽電池パネル2が、複
数の突出部61を跨ぐように直交して複数配置されてい
る。
【0036】このうち、折板屋根6は、突出部61が勾配
方向Kに向かって連続して形成された折板60を、棟方向
Mに沿って複数重ねて配置することで構成される屋根で
あり、上方に突出した突出部61と、この突出部61に連続
して雨水を流下させる凹部である溝部62とを含んで構成
されている。なお、この突出部61の間隔(ピッチ)P
は、150mm、200mm、300mmなどのように規格に
従って、適宜設定されている。なお、このように複数の
折板60が配置された折板屋根6では、複数の突出部61
は、折板屋根6の棟方向に沿って、同一の高さレベルに
配置される。すなわち、突出部61の上端が、棟方向に沿
って水平な直線上に位置している。
【0037】このような折板屋根6に太陽電池パネル2を
固定する本実施の形態の太陽電池パネル支持構造1は、
図5及び図6に示すように、太陽電池を備えた太陽電池
パネル2を架台15を介して屋根6に取付けてなる。前記架
台15は前記折板屋根6の突出部61を跨いで配設される第
1の横レール12a及び第2の横レール12bと折板屋根6の
突出部61が延びる方向に沿って配置された縦レール11と
を含んで構成されている。
【0038】そして、図7に示すように、縦レール11が
折板屋根6の突出部61上にボルト7によって固定されるこ
とで、太陽電池パネル2は折板屋根6に固定されている。
折板屋根6の突出部61、レール11bの上下面41,42には、
ボルト7を通すボルト孔(図示省略)が形成され、折板
屋根6の裏側から挿通されたボルト7を、縦レール11を介
して突出させ、ナット8 に螺合させている。このボルト
7は、硬質ゴム性のパッキン材71Aが取り付けられた頭部
71を有しており、ナット8 を締め付けると同時に、この
パッキン材71Aが突出部61の裏面に圧縮されることで、
突出部61のボルト孔が密閉されて、雨水の浸入が防止さ
れる。係る構成は特にこれに限定されるものではなく、
同様の機能を有する公知の手段等を適宜採用することが
できる。
【0039】ここで、太陽電池パネル支持構造1を構成
する手順を以下に説明する。 1.建物本体を形成した後、この建物本体上に、折板60
を複数配置しながら折板屋根6を形成する。 2.ここで、折板屋根6を形成するとともに、突出部61
上に複数の縦レール11を配置し、この縦レール11にボル
ト7を突出部61の裏側から差し込む。 3.折板屋根6の突出部61が延びる方向に沿って縦レー
ル11bを配置すると共に複数の縦レール11を跨ぐよう
に、横レール12aを配設する。 4.太陽電池パネル2を配置して太陽電池パネル取付構
造1を形成する。なお、以上に説明した本発明の実施形
態において、ボルト7の挿入を折板屋根6の裏側からと
したが、それに限られるものではなく、縦レール11と折
板屋根6とを確実に固定する手段であれば必要に応じて
適宜採用することができる。また、望ましくは防水部材
としてパッキン材が備えられていればよい。
【0040】このような太陽電池パネル支持構造1によ
れば、以下に述べるような効果が得られる。 (1)折板屋根6の突出部61と、太陽電池パネル2との間
に、縦レール11が配置されているので、折板60に蓄積さ
れた熱を縦レール11によって冷却することができる。こ
のため、太陽電池パネル2には、熱が伝達されにくくな
るので、太陽電池パネル2の発電効率を向上させること
ができる。
【0041】(2)折板屋根6の突出部61が延びる方向
(勾配方向)Kに沿って、この突出部61上に縦レール11
が取り付けられ、さらにこの縦レール11に掛け渡す態様
で横レール12a,12bが配設される。太陽電池パネル2は、
その下端部2aが横レール12aを介して縦レール11bに支持
され、その上端部2bが横レール12bに支持される態様で
配置される。このため、突出部61の上端の高さレベルよ
りも、縦レール11の高さ寸法分だけ高い位置に、太陽電
池パネル2の下端部分の取付面21aが配置されることにな
る。また突出部61の上端の高さレベルよりも、縦レール
11の高さ寸法分及び横レール12bの高さ寸法分だけ高い
位置に太陽電池パネル2の上端部分の取付面21aが配置さ
れることとなる。従って、折板屋根6の溝部62に落下し
た落ち葉などのゴミは、縦レール11若しくは太陽電池パ
ネル2に引っ掛からずに、折板屋根6の勾配方向Kに落下
することになる。このようなゴミを人為的に掃き落とす
手間が少なくなり、折板屋根6の維持管理に伴う作業を
軽減することができる。
【0042】(3)縦レール11は、硬質ゴム製のパッキ
ン材71Aが取り付けられた頭部71を有するボルト7によっ
て突出部61に固定されている。このため、ボルト孔を通
して折板60の裏面に及ぼうとする雨水の浸入を防止する
ことができ、太陽電池パネル支持構造1の耐水性を向上
させることができる。
【0043】(4)既設の折板屋根6に新たに太陽電池
パネル2を取り付ける場合、補強部材などを設けずに済
むので、設置に伴うコスト上昇を抑えることができる。
【0044】(5)太陽電池パネル2の高さは、315m
mであるため、日射によってできる太陽電池パネル2の影
は、折板屋根6の南向きの傾斜面にのみでき、この折板
屋根6を越えて北側の敷地まで延びることはない。従っ
て、特に、冬季にあっては、棟を越えて日陰を作らない
ので、北側敷地での日照を確保することができる。
【0045】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成も含
み、以下に示すような変形なども本発明に含まれる。
【0046】すなわち、前記実施形態では、縦レール11
bの内部は、太陽電池パネル2からの配線を収納する配線
収納用スペースとなっていたが、このような中空の空間
が省略されていても良い。この場合、例えば、縦レール
11bとしては、H型鋼やI型鋼などを利用できる。また、
太陽電池パネル2の設置状態若しくは屋根の形態によっ
ては、縦レール11自体が省略されても良い。この場合
は、前述した縦レール11と同様の形態で、太陽電池パネ
ル2を支持した横レール12を屋根上に直接固定すること
となる。
【0047】また、図8に示すように、縦レール11と第
1の横レール12a及び第2の横レール12bとにより構成さ
れる架台15の側面部にその側面部を塞ぐ形状をなすパン
チメタル13が設置されても良い。従って、架台15の剛性
が向上するとともに架台15内にゴミなどの侵入を防ぐこ
とができるので、陸屋根上の管理に伴う作業を軽減する
ことができる。
【0048】さらに、前記実施形態では、太陽電池パネ
ル2を折板屋根6に固定するのに、防水機能を有したボル
ト7が用いられていたが、太陽電池パネル2を取り付ける
固定手段は、ボルト7に限らない。例えば、折板60の突
出部61にブラケットを設けて、このブラケットと縦レー
ル11bとを溶接によって固定しても良い。
【0049】そして、前記実施形態では、太陽電池パネ
ル2は、折板屋根6の突出部61と垂直に交差して配置され
ていたが、このような太陽電池パネル2の配置角度は、
これに限らない。例えば、突出部61の延びる方向と斜め
に交差して配置されていても良い。
【0050】また、太陽電池パネル2の一方の端部に、
隣接する太陽電池パネル2の端部を差し込む差込口を設
け、このような太陽電池パネル2同士を直列に連結する
ことで太陽電池パネル2相互を連結する様にしても良
い。
【0051】また、前記実施形態では、太陽電池パネル
支持構造1が用いられる折板屋根6は、ホームセンターや
倉庫などの建物であったが、このような太陽電池パネル
支持構造1の用途は、これらに限らない。例えば、野球
場の内野席を覆う屋根、待合所の屋根および駐輪場の屋
根などに設けられた折板屋根であっても良い。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の太陽電池パ
ネル支持構造によれば、以下に述べるような効果が得ら
れる。
【0053】すなわち、請求項1に記載の太陽電池パネ
ル支持構造によれば矩形状の太陽電池パネル2を水平面
に対して傾斜させた状態に支持する支持構造であって、
太陽電池パネル2の下端2a縁に沿って延在し、太陽電池
パネル2の下端2a側を支持する下端側支持部材と、太陽
電池パネル2の上端2b縁に沿って延在し、太陽電池パネ
ル2の上端2b側を下端2a側よりも高い位置に支持する上
端側支持部材とを備え、これらの部材と略直交するよう
に配設された複数本のレール部材上に前記下端側支持部
材と前記上端側支持部材とが支持されてなる。これによ
って、複数本の横レール12によって風圧を遮り、太陽電
池パネル2の裏面に印加される風圧をなくすることがで
き、しかも、架台15は横レール12と縦レール11とを組み
合わせた簡単な構造とされており、其れ自体の自重が小
さいので、太陽電池パネル2を配設するにあたって特に
建物外面を補強する必要が生じない。また、横レール12
と縦レール11のぞれぞれは部品として標準化することに
より汎用性を持たせることができ、特に設置対象となる
建物の外面毎に横レール12と縦レール11のぞれぞれを改
めて設計する必要はなく、太陽電池パネル2の取付作業
を効率化し、架台15自体も低コストとすることができ
る。
【0054】さらに、縦レール11を介して、太陽電池パ
ネル2を取り付けることで、太陽電池パネル2と建物の外
面部との間には、横レール12と縦レール11の高さを合わ
せた寸法分の間隔が設けられる。すなわち、直接太陽電
池パネル2と建物の外面とが接触することはなく、日射
によって建物の外面に蓄積された熱が太陽電池パネル2
に伝達する際には、横レール12及び縦レール11を介して
伝達される。一方、熱を蓄積した横レール12及び縦レー
ル11は風が当たることにより冷却され、その結果、建物
の外面から太陽電池パネル2への熱の伝達が防止されて
太陽電池パネル2の温度上昇が抑制されるので、太陽電
池パネル2の発電効率を向上させることができる。
【0055】請求項2に記載の太陽電池パネル支持構造
によれば、前記レール部材、即ち縦レール11及び横レー
ル12は所定の間隔を有して配設された複数のベース部
材、例えば置き基礎3上に架設される。従って、係る構
成とすることにより、日射によって陸屋根に蓄積された
熱を太陽電池パネル2へ及ぼさなくさせると共に前記レ
ール部材の固定とを確実に行うことができる。
【0056】また、請求項3に記載の太陽電池パネル支
持構造によれば、ベース部材は建物の屋上に載置され
る。係る構成とすることにより、太陽電池パネル2は、
この受光面21bに入射する太陽光線に対して、ほぼ正視
した状態で配置されている。このため、多くの太陽エネ
ルギーが、太陽電池によって電気エネルギーに変換され
るので、太陽電池パネル2の変換効率を向上させること
ができる。特に、太陽が南中高度にある時の日射角度に
対応して、太陽電池パネル2の受光面の傾斜角度を設定
することが可能であり、望ましい変換効率を得ることが
できる。
【0057】そして、請求項4に記載の太陽電池パネル
支持構造によれば、ベース部材は建物の陸屋根上に載置
される。このため、効率よく日射を太陽電池パネルに供
給し、陸屋根に蓄積された熱を太陽電池パネル2に及ぼ
すことなく、陸屋根と前記レール部材との固定を確実に
行うことができる。
【0058】また、請求項5に記載の太陽電池パネル支
持構造によれば、レール部材は建物の陸屋根上に載置さ
れる。熱を蓄積したレール部材に風が当たることにより
冷却され、その結果、建物の外面から太陽電池パネル2
への熱の伝達が防止されて太陽電池パネル2の温度上昇
が抑制されるので、太陽電池パネル2の発電効率を向上
させることができる。
【0059】また、請求項6に記載の太陽電池パネル支
持構造によれば、折板屋根からなる陸屋根の突出部と略
直交するようにレール部材が載置されている。このた
め、太陽電池パネル2を折板屋根6に容易に設置すること
ができる。また、突出部61同士を跨ぐようにして配設さ
れる横レール12は折板屋根6の山谷線と直交する態様で
設置されるので、横レール12自体が折板屋根6の補強部
材として機能し、折板屋根6の強度を向上することがで
きる。さらには、折板屋根6の溝部62には充分な空間が
確保されているので、折板屋根6の溝部62に落下した落
ち葉などのゴミは、レールに引っ掛からずに、折板屋根
6の傾斜方向に落下することになる。従って、このよう
なゴミを人為的に掃き落とす手間が少なくなり、折板屋
根6の維持管理に伴う作業を軽減することができる。
【0060】さらに、請求項7に記載の太陽電池パネル
支持構造によれば、レール部材が中空に形成されると共
にその内部には太陽電池パネルの配線を収容する空間が
形成されている。このため、外部からは配線は見えなく
なり、太陽電池パネル支持構造の外観上の意匠性を向上
させることができる。
【0061】そして、配線は、太陽光線の直接の照射か
ら免れるので、導線を被覆する被覆材が、紫外線によっ
て劣化することを防止することができる。従って、配線
の使用可能期間を伸ばすことができるので、太陽電池パ
ネル支持構造の補修作業を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態に係る太陽電池パネル
支持構造を示す斜視図である。
【図2】 前記第一実施形態に係る太陽電池パネル支持
構造を示す斜視図である。
【図3】 前記第一実施形態に係る太陽電池パネル支持
構造を示す斜視図である。
【図4】 前記実施形態における架台の構成を示す図で
ある。
【図5】 本発明の第二実施形態に係る太陽電池パネル
支持構造を示す斜視図である。
【図6】 前記第二実施形態に係る太陽電池パネル支
持構造を示す斜視図である。
【図7】 前記実施形態における架台の構成を示す図で
ある。
【図8】 前記第二実施形態に係る太陽電池パネル支持
構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 太陽電池パネル支持構造 2 太陽電池パネル 3 置き基礎 5 取付金具 6 折板屋根 7 ボルト 11 縦レール 12 横レール 13 パンチメタル 15 架台 60 折板 61 突出部 62 溝部 71 パッキン材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形状の太陽電池パネルを水平面に対して
    傾斜させた状態に支持する支持構造であって、太陽電池
    パネルの下端縁に沿って延在し、太陽電池パネルの下端
    側を支持する下端側支持部材と、太陽電池パネルの上端
    縁に沿って延在し、太陽電池パネルの上端側を下端側よ
    りも高い位置に支持する上端側支持部材とを備え、これ
    らの部材と略直交するように配設された複数本のレール
    部材上に前記下端側支持部材と前記上端側支持部材とが
    支持されてなることを特徴とする太陽電池パネルの支持
    構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の太陽電池パネルの支持構
    造において、レール部材は所定の間隔をおいて配設され
    た複数のベース部材間に架設されたことを特徴とする太
    陽電池パネルの支持構造。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の太陽電池パネルの支持構
    造において、ベース部材は建物の屋上に載置されたこと
    を特徴とする太陽電池パネルの支持構造。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の太陽電池パネルの支持構
    造において、ベース部材は建物の陸屋根上に載置された
    ことを特徴とする太陽電池パネルの支持構造。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の太陽電池パネルの支持構
    造において、レール部材は建物の陸屋根上に載置された
    ことを特徴とする太陽電池パネルの支持構造。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の太陽電池パネルの支持構
    造において、陸屋根は折板屋根で構成され、レール部材
    は折板屋根の突出部と直交するように載置されたことを
    特徴とする太陽電池パネルの支持構造。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6の何れか一に記載の
    太陽電池パネルの支持構造において、レール部材が中空
    に形成されると共にその内部には太陽電池パネルの配線
    を収容する空間が形成されたことを特徴とする太陽電池
    パネルの支持構造。
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