JP2007173382A - 太陽光発電システム - Google Patents

太陽光発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007173382A
JP2007173382A JP2005366714A JP2005366714A JP2007173382A JP 2007173382 A JP2007173382 A JP 2007173382A JP 2005366714 A JP2005366714 A JP 2005366714A JP 2005366714 A JP2005366714 A JP 2005366714A JP 2007173382 A JP2007173382 A JP 2007173382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cell module
receiving surface
light receiving
power generation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005366714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5294184B2 (ja
Inventor
Hirofumi Mitsuoka
浩文 光岡
Keiji Odagaki
啓二 小田垣
Hiroshi Aihara
寛 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005366714A priority Critical patent/JP5294184B2/ja
Publication of JP2007173382A publication Critical patent/JP2007173382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5294184B2 publication Critical patent/JP5294184B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/10Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules extending in directions away from a supporting surface
    • F24S25/16Arrangement of interconnected standing structures; Standing structures having separate supporting portions for adjacent modules
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】太陽電池モジュールを設置する敷地面積を有効に活用し、発電効率を高くすることが可能な太陽光発電システムを提供する。
【解決手段】陸屋根等の略水平面上に架台を設置し、この架台上で、頂上部と谷間部が交互に形成される様に連なる複数の山型に各太陽電池モジュール101、102を配列支持している。太陽電池モジュール101の受光面(第1受光面)は、山型の一方向に傾く傾斜面となり、また太陽電池モジュール102の受光面(第2受光面)は、山型の他方向に傾く傾斜面となる。太陽電池モジュールを近接配置しても、太陽電池モジュールの影に他の太陽電池モジュールが入ることがなく、システムの敷地面積を有効に活用できる。また、太陽光受光方位面毎に、発電電力を集電することによって、システム全体として高効率な太陽光発電システムを提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、陸屋根や平地に設置される太陽光発電システムに関する。
一般に、太陽電池モジュールは、その傾斜角度を太陽光の最適入射角に設置すると、該モジュール単体での発電効率が最も良くなる。このため、太陽電池モジュールを陸屋根や地面等の水平面に設置する場合は、複数の太陽電池モジュールを同一方向に向けて傾斜させて配列するのが好ましい。
ところが、この様な配列形態では、各太陽電池モジュールを近接配置すると、日が傾く朝夕は勿論のこと、日が高く、日射強度が強い日中であっても、太陽電池モジュールの影が該モジュールに隣接する他の太陽電池モジュールの受光面の一部に差し込んで、この影の部分が発電しなくなり、発電効率が低下する。
このため、特許文献1では、複数の太陽電池モジュールを同一方向に向けて傾斜させ配列支持し、各太陽電池モジュールを相互に離間させて配置し、各太陽電池モジュール間に排水溝を設けている。
同様に、特許文献2でも、複数の太陽電池モジュールを同一方向に向けて傾斜させ配列支持し、各太陽電池モジュールを相互に離間させて配置している。
この様に各太陽電池モジュールを相互に離間させて配置すれば、太陽電池モジュールの影が他の太陽電池モジュールの受光面に差し込むことがなく、太陽電池モジュールの発電効率が低下せずに済む。
しかしながら、その様な配置では、所定枚数の太陽電池モジュールを設置するのに必要とされる設置面積が増大し、発電に寄与しない空きのスペースが広くなる。
一方、複数の太陽電池モジュールを水平に設置して並べれば、いずれの太陽電池モジュールも影に隠れることがない。ところが、この場合は、太陽電池モジュールの受光面に雨水等が滞留し易く、受光面の汚れの付着等による発電効率の低下が発生する。
このため、特許文献3では、複数の太陽電池モジュールを相互に隣接させて水平に並べることを前提とし、太陽電池モジュール自体を山折りにして、太陽電池モジュールの受光面に傾斜をつけ、太陽電池モジュールの受光面に雨水等が滞留することを防止して、発電効率の低下を防ぐようにしている。
特開2001−291889号公報 特開2001−152619号公報 特開2004−311502号公報
特許文献1及び2の様に複数の太陽電池モジュールを同一方向に向けて傾斜させ配列支持すると、それらの傾斜が緩やかであっても、発電効率を向上させることができるが、各太陽電池モジュールを相互に離間させて配置するので、各太陽電池の設置面積が増大し、システム全体でみると、発電に寄与しない空きのスペースが広くなった。
また、特許文献3の様に各太陽電池モジュールを相互に隣接させて水平に並べると、空きのスペースが無くなるものの、太陽電池モジュールの受光面を山型に傾斜させているために、太陽電池モジュールの受光面がそれぞれの傾斜を有する2つの受光面に分かれてしまい、時間帯によって太陽電池モジュールの2つの傾斜面間で発電電力量のアンバランスが発生し、低出力側の受光面で電流量が制限されて、システム全体としての出力にロスを生じた。
そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、太陽電池モジュールを設置する敷地面積を有効に活用し、発電効率を高くすることが可能な太陽光発電システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の太陽電池モジュールを備える太陽光発電システムにおいて、各太陽電池モジュールを設置固定するための架台を備え、前記架台上で、頂上部と谷間部が交互に形成される様に連なる複数の山型に各太陽電池モジュールを配列支持し、前記各山型の一方向に傾く傾斜面となる各太陽電池モジュールの第1受光面と該各山型の他方向に傾く傾斜面となる他の各太陽電池モジュールの第2受光面とを交互に配列している。
また、本発明においては、前記第1受光面を有する太陽電池モジュールと前記第2受光面を有する太陽電池モジュールは、前記各山型の頂上部と谷間部で相互に連なっている。
更に、本発明においては、前記山型の頂上部で相互に隣接する各太陽電池モジュールの第1及び第2受光面がなす頂角は、160度乃至174度の範囲に設定されている。
また、本発明においては、前記第1受光面を有する各太陽電池モジュールの発電電力を集電する第1電力線と、前記第2受光面を有する各太陽電池モジュールの発電電力を集電する第2電力線とを備えている。
この様な本発明の太陽光発電システムによれば、架台上で、頂上部と谷間部が交互に形成される様に連なる複数の山型に各太陽電池モジュールを配列支持し、各山型の一方向に傾く傾斜面となる各太陽電池モジュールの第1受光面と該各山型の他方向に傾く傾斜面となる他の各太陽電池モジュールの第2受光面とを交互に配列している。そして、第1受光面を有する太陽電池モジュールと第2受光面を有する太陽電池モジュールは、各山型の頂上部と谷間部で相互に連なっている。例えば、山型の頂上部で相互に隣接する各太陽電池モジュールの第1及び第2受光面がなす頂角が160度乃至174度の範囲に設定されている。従って、各太陽電池モジュールは、殆ど隙間無く配列されることになり、発電に寄与しない空きのスペースが少なく、太陽電池モジュールを設置する敷地面積を有効に活用することができる。また、太陽電池モジュールの受光面に雨水等が滞留せず、受光面の汚れの付着等がなく、汚れによる発電効率の低下も発生しない。
また、第1受光面を有する各太陽電池モジュールの発電電力を集電する第1電力線を設け、第2受光面を有する各太陽電池モジュールの発電電力を集電する第2電力線を設けているので、第1受光面を有する各太陽電池モジュールの発電電力と第2受光面を有する各太陽電池モジュールの発電電力を別々に集電することができる。このため、時間帯によって第1受光面と第2受光面間で発電電力量のアンバランスが発生しても、低出力側の受光面で電流量が制限されることはなく、システム全体としての出力にロスを生じることもなく、常に発電効率を高く維持することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の太陽光発電システムの一実施形態を示す斜視図である。また、図2(a)は、本実施形態の太陽電池システムを示す平面図である。更に、図2(b)、(c)、(d)、及び(e)は、図2(a)のA−A線断面図、B−B線断面図、C−C線断面図、及びD−D線断面図である。
本実施形態の太陽光発電システムでは、陸屋根等の略水平面上に架台を設置し、この架台上で、頂上部と谷間部が交互に形成される様に連なる複数の山型に各太陽電池モジュール101、102を配列支持している。太陽電池モジュール101の受光面(以下第1受光面と称す)は、山型の一方向に傾く傾斜面となり、また太陽電池モジュール102の受光面(以下第2受光面と称す)は、山型の他方向に傾く傾斜面となる。
上記架台は、例えば陸屋根上に横桟103を一定間隔で配列して、横桟103を陸屋根に配設されたアンカー(図示なし)にネジ止めなどで固定し、更に縦桟104を横桟103と交差する方向に一定間隔で配列して、縦桟104をビス等からなる固定具110により横桟103に固定している。
縦桟104には、太陽電池モジュール101、102毎に、太陽電池モジュールを受けて支持する各傾斜用支持部材105a、105bが溶接などにより予め固定されている。一方の傾斜用支持部材105aが高く、他方の傾斜用支持部材105bが低くされており、2本の縦桟104の各傾斜用支持部材105a、105bに太陽電池モジュールの両側を載せて固定し、太陽電池モジュールを傾斜させて支持している。これにより、各太陽電池モジュール101、102の第1受光面及び第2受光面が水平に対して3度乃至10度の角度範囲で傾斜して支持される。
また、図2(d)に示すように各傾斜用支持部材105a、105bを図面上縦方向に対して低い−高い−高い−低いの順に配列している。これにより、各太陽電池モジュール101、102の第1受光面及び第2受光面の傾斜角度が交互に替わり、頂上部と谷間部が交互に形成される様に連なる複数の山型が形成される。
更に、複数の太陽電池モジュール101を横方向に隣接させて配列し、かつ複数の太陽電池モジュール102を横方向に隣接させて配列し、相互に隣接し合う各太陽電池モジュール間で各傾斜用支持部材105a、105bを共有して、各傾斜用支持部材105a、105bの個数を低減し、部品点数の低減を実現している。
図3(a)は、本実施形態における矩形状の太陽電池モジュール101、102を示す平面図である。また、図3(b)及び図3(c)は太陽電池モジュール101、102を示す側面図であり、図3(d)は太陽電池モジュール101、102を示す裏面図である。
図3(a)〜(d)に示す様に太陽電池モジュール101、102は、多数の太陽電池セルを縦横方向に配列して固定し、それらの周囲を横枠部111及び縦枠部112により取り囲んで縁取りしたものである。横枠部111及び縦枠部112は、その表面(太陽電池モジュールの受光面側の表面)が面一状となるように形成されている。また、縦枠部112は、その側面にL字型に延設されたヒレ部113を備えており、この縦枠部112が架台の各傾斜用支持部材105a、105b上に載せられて固定される。
更に、太陽電池モジュール101、102の裏面側に端子ボックス121を固定しており、この端子ボックス121から電力を取り出す為の正極性の電力線122と負極性の電力線123を端子ボックス121から引き出している。これらの電力線122、123を通じて複数の太陽電池モジュールが相互接続され、該各太陽電池モジュールから電力が取り出される。
図4(a)は、相互に隣接する各太陽電池モジュール101又は102間での取り付け構造を示している。図4(a)に示す様にずれ防止用受け部材115の孔に傾斜用支持部材105a又は105bの突設柱106を差し入れて、このずれ防止用受け部材115を傾斜用支持部材105a又は105b上に載置し、このずれ防止用受け部材115の両側に相互に隣合う各太陽電池モジュールの縦枠部112をそれぞれ嵌め入れて係合させている。そして、押え部材107の孔に突設柱106を差し入れて、この押え部材107を該各太陽電池モジュールの縦枠部112のヒレ部113に嵌め入れて係合させ、該各太陽電池モジュールの縦枠部112のヒレ部113をずれ防止用受け部材115と押え部材107間に挟み込む。更に、ずれ防止用スペーサ114の孔に突設柱106を差し入れて、このずれ防止用スペーサ114を押え部材107に重ね合わせ、その上からナット116を突設柱106に形成された雄ネジにねじ込んで、ずれ防止用スペーサ114及び押え部材107を押さえ込む。これにより、相互に隣接する各太陽電池モジュールの縦枠部112のヒレ部113がずれ防止用受け部材115と押え部材107間に強固に挟み込まれて、該各太陽電池モジュールが固定される。
また、図4(b)は、太陽光発電システムの外周を縁取る太陽電池モジュール101又は102の外側端の取り付け構造を示している。ここでも、ずれ防止用受け部材115を傾斜用支持部材105a又は105b上に載置し、このずれ防止用受け部材115に太陽電池モジュールの縦枠部112を係合させている。そして、押え部材107を太陽電池モジュールの縦枠部112のヒレ部113に係合させ、ずれ防止用スペーサ114を押え部材107に重ね合わせ、その上からナット116を突設柱106の雄ネジにねじ込んで、ずれ防止用スペーサ114及び押え部材107を押さえ込み、太陽電池モジュールの縦枠部112のヒレ部113をずれ防止用受け部材115と押え部材107間に強固に挟み込んで固定している。
尚、図1及び図2においては、太陽電池モジュール101、102のヒレ部113、ずれ防止用スペーサ114、ずれ防止用受け部材115、及びナット116を省略している。また、ずれ防止用スペーサ114及びずれ防止用受け部材115は、適宜用いなくても、用いても構わない。
また、押え部材107として、傾斜用支持部材105a又は105bに設けられる2つのものを適用する代わりに、太陽電池モジュール101の縦枠部112と同等の長さの単体のものを適用し、この長い押え部材を太陽電池モジュール101の縦枠部112のヒレ部113全体に係合させても良い。
一方、図1に示す様に縦桟104と横桟103の交差部位において、縦桟104上にはストッパー109が固定されている。このストッパー109は、平板を折り曲げ加工したものであり、この平板面が太陽電池モジュール101、102の横桟103にそれぞれ接触して、太陽電池モジュール101、102が一定の隙間を空けて位置決めされる。
太陽電池モジュール101、102を各傾斜用支持部材105a、105b上に載せて固定するに際しては、太陽電池モジュール101、102をストッパー109の面に当接するまで傾斜方向に滑り落として、太陽電池モジュール101、102を位置決めする。これにより、山型の谷間部に相当する太陽電池モジュール101、102間に一定の隙間が形成され、同時に山型の頂上部に相当する太陽電池モジュール101、101間にも一定の隙間が形成され、更に太陽電池モジュール101の第1受光面により山型の一方の傾斜面が形成され、太陽電池モジュール102の第2受光面により山型の他方の傾斜面が形成される。このため、太陽電池モジュール101、102の正確な位置決め及び組み立て作業を容易かつ速やかに行うことができる。また、ストッパー109の平板面が太陽電池モジュール101、102の横桟103にそれぞれ接触することから、位置決めを高精度で行うことができる。
また、太陽電池モジュール101、101間に一定の隙間が形成されることにより、太陽光発電システム下方の熱気を該隙間から逃がして効率よく上昇させることができ、太陽電池モジュール101、102の空冷を行うことが可能となる。すなわち、山型の谷間部に相当する太陽電池モジュール101、102間の隙間から空気を取り入れ、太陽電池モジュール101、102裏面側で空気を流通させ、山型の頂上部に相当する太陽電池モジュール101、102間の隙間から空気を逃がし、これにより効率よく熱気を上昇させて太陽電池モジュールの空冷を行うことができ、太陽電池モジュール101、102の昇温を効果的に抑制して、発電出力の向上、太陽電池モジュールの耐久性の向上を図ることができる。
更に、図1及び図2(e)に示す様に太陽光発電システムの側面開口部に側面カバー108を嵌合して、この側面開口部を覆っている。これにより、外観上違和感の無い一体感が得られる。また、外観上の利点ばかりではなく、側面開口部を閉じることにより上昇方向の空気の通路を確実に形成して、より効率よく太陽電池モジュールの空冷を行うことが可能となる。更に、通気性が良好となることにより、太陽電池モジュール101、102の昇温の抑制、発電出力の向上、太陽電池モジュールの耐久性の向上をより期待することができる。
次に、太陽光発電システムにおける配線構造について説明する。
太陽電池モジュール101と太陽電池モジュール102は、相互に異なる方向に傾斜しているので、太陽光の入射角が相互に異なり、発電電力量も相互に異なる。
このため、仮に太陽電池モジュール101の電力線と太陽電池モジュール102の電力線を共通接続して、太陽光発電システムの発電電力を取り出そうとすると、低出力側の受光面で電流量が制限されて、システム全体としての出力にロスを生じる。
そこで、本実施形態では、図5に示す様に傾斜方向が一致する8個の太陽電池モジュール101の電力線を直列に接続して、これらの太陽電池モジュール101の発電電力を接続箱131に集電してから取り出し、同じく傾斜方向が一致する8個の太陽電池モジュール102の電力線を直列に接続して、これらの太陽電池モジュール102の発電電力を接続箱132に集電してから取り出している。従って、8個の太陽電池モジュール101と8個の太陽電池モジュール102を並列接続した構成である。
図6は、太陽電池モジュールの接続構成の比較例を示している。この比較例では、8個の太陽電池モジュール101と8個の太陽電池モジュール102を4個ずつの2グループに分け、グループ別に、4個の太陽電池モジュール101と4個の太陽電池モジュール102との計8個を直列に接続し、各グループの発電電力をそれぞれの接続箱133、134に集電してから取り出している。
次の表1は、1月乃至12月別に、図5の接続構成を有する本実施形態の太陽光発電システムの発電効率と図6の接続構成を有する比較例の太陽光発電システムの発電効率とを実験的に求めて示す表である。
Figure 2007173382
上記表1においては、条件1、3に図5の接続構成を有する本実施形態の太陽光発電システムの発電効率を示し、また条件2、4に図6の接続構成を有する比較例の太陽光発電システムの発電効率を示している。
そして、条件1、2では、太陽電池モジュール101の第1受光面を南傾斜面として配置し、太陽電池モジュール102の第2受光面を北傾斜面として配置している。
また、条件3、4では、太陽電池モジュール101の第1受光面を東傾斜面として配置し、太陽電池モジュール102の第2受光面を西傾斜面として配置している。
条件1と2の比較及び条件3と4の比較から明らかな様に、図5の接続構成を有する本実施形態の太陽光発電システムの発電効率の方が図6の接続構成を有する比較例の太陽光発電システムの発電効率よりも高い。従って、図5の接続構成を有する本実施形態の太陽光発電システムを採用することにより発電効率の向上を果たすことができる。
尚、本実施形態では、太陽光発電システムを陸屋根に設置しているが、地面等の設置にも柔軟に対処することができる。勿論、地面等に設置する場合でも、本実施形態と同様の作用効果が得られる。
以上のように、連なった山型に太陽電池モジュールを設置することで、太陽電池モジュールを近接配置しても、太陽電池モジュールの影に他の太陽電池モジュールが入ることがなく、システムの敷地面積を有効に活用できる。
また、第1受光面を有する太陽電池モジュールと第2受光面を有する太陽電池モジュール毎に、つまり太陽光受光方位面毎に、発電電力を集電することによって、システム全体として高効率な太陽光発電システムを提供することができる。
また、太陽電池モジュールの谷間部に隙間を設けることが可能であるので、傾斜した太陽電池モジュール表面を流れた雨水を太陽電池モジュール間の谷間部に効率よく排出させることが可能であり、受光面の汚れなどによる発電効率の低下を免れることができる。
また、架台が三角形の山型をなす太陽電池モジュールを含む構造物であるため、システム全体としての強度が向上し、架台の軽量化が図れる。
また、太陽電池モジュールの枠を傾斜用支持部材105a、105bの2点で支持し、傾斜用支持部材105a、105bを相互に隣接する2つの太陽電池モジュールで共有することにより、架台部品点数が減り、縦枠および横枠からなる枠部を軽量、堅牢かつ安価に構成することができ、部材コストが削減される。
また、谷間部を挟んで相互に隣接する2つの太陽電池モジュール同士では、相手側の太陽電池モジュールの反射散乱光を受光して、発電電力量の増加を期待することができる。
また、ストッパーにより架台への太陽電池モジュールの取り付けを容易に行うことが可能になり、施工作業性が向上し、施工コストも低減することができる。
また、太陽光システム裏側で空気が流通し易くなり、太陽電池モジュール周辺の通気性が確保され、温度の上昇が抑制されるため、発電出力の向上を図ることができ、太陽電池モジュールの耐久性も向上する。
また、傾斜面方向が同一である太陽電池モジュールを直列に接続することで発電電力量が増大する。
本発明の太陽光発電システムの一実施形態を示す斜視図である。 (a)は図1の太陽電池システムを示す平面図であり、また(b)、(c)、(d)、及び(e)は(a)のA−A線断面図、B−B線断面図、C−C線断面図、及びD−D線断面図である。 (a)は図1の太陽電池システムにおける太陽電池モジュールを示す平面図であり、また(b)及び(c)は太陽電池モジュールを示す側面図であり、更に(d)は太陽電池モジュールを示す裏面図である。 (a)は相互に隣接する各太陽電池モジュール間での取り付け構造を示す拡大図であり、また(b)は太陽光発電システムの外周を縁取る太陽電池モジュールの外側端の取り付け構造を示す拡大図である。 本実施形態の太陽光発電システムにおける太陽電池モジュールの接続構成を示す図である。 比較例の太陽光発電システムにおける太陽電池モジュールの接続構成を示す図である。
符号の説明
101、102 太陽電池モジュール
103 横桟
104 縦桟
105a、105b 傾斜用支持部材
106 突設柱
107 押え部材
108 側面カバー
109 ストッパー
110 固定具
111 横枠部
112 縦枠部
113 ヒレ部
114 ずれ防止用スペーサ
115 ずれ防止用受け部材
116 ナット
121 端子ボックス
122、123 電力線
131、132、133、134 接続箱

Claims (4)

  1. 複数の太陽電池モジュールを備える太陽光発電システムにおいて、
    各太陽電池モジュールを設置固定するための架台を備え、
    前記架台上で、頂上部と谷間部が交互に形成される様に連なる複数の山型に各太陽電池モジュールを配列支持し、
    前記各山型の一方向に傾く傾斜面となる各太陽電池モジュールの第1受光面と該各山型の他方向に傾く傾斜面となる他の各太陽電池モジュールの第2受光面とを交互に配列したことを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 前記第1受光面を有する太陽電池モジュールと前記第2受光面を有する太陽電池モジュールは、前記各山型の頂上部と谷間部で相互に連なることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システム。
  3. 前記山型の頂上部で相互に隣接する各太陽電池モジュールの第1及び第2受光面がなす頂角は、160度乃至174度の範囲に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽光発電システム。
  4. 前記第1受光面を有する各太陽電池モジュールの発電電力を集電する第1電力線と、前記第2受光面を有する各太陽電池モジュールの発電電力を集電する第2電力線とを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽光発電システム。
JP2005366714A 2005-12-20 2005-12-20 太陽光発電システム Active JP5294184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005366714A JP5294184B2 (ja) 2005-12-20 2005-12-20 太陽光発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005366714A JP5294184B2 (ja) 2005-12-20 2005-12-20 太陽光発電システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012147269A Division JP2012188927A (ja) 2012-06-29 2012-06-29 太陽光発電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007173382A true JP2007173382A (ja) 2007-07-05
JP5294184B2 JP5294184B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=38299562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005366714A Active JP5294184B2 (ja) 2005-12-20 2005-12-20 太陽光発電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5294184B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011046513A1 (en) * 2009-10-13 2011-04-21 Alternative Energy Technology Pte. Ltd. Connection system for a solar electric power conversion system
WO2012043421A1 (en) * 2010-09-28 2012-04-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Solar cell module
EP2296190A3 (de) * 2009-09-15 2012-10-31 REM GmbH Anordnung, Unterkonstruktion und Photovoltaikanlage
JP2013053480A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd 太陽光パネル架台
JP5315440B1 (ja) * 2012-06-12 2013-10-16 株式会社エコライフエンジニアリング ソーラーパネルの設置構造
JP2014154743A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Hitachi Power Solutions Co Ltd 太陽光発電装置
JP2014224382A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 日本フォームサービス株式会社 太陽光発電モジュール用架台システム
JP2015501628A (ja) * 2011-10-26 2015-01-15 アデンシス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAdensis GmbH 太陽電池モジュールを取り付けるための保持システム
JP2015228729A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社ジョイント ソーラーパネルサイト
JP6487590B1 (ja) * 2018-06-12 2019-03-20 株式会社Katoホールディングス ソーラーハウス
JP2019216521A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 株式会社Katoホールディングス 太陽光パネル用架台
JP2019216582A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 株式会社Katoホールディングス ソーラーハウス、及び、ソーラーハウスの製造方法
JP2022185748A (ja) * 2021-06-03 2022-12-15 晟平 李 ソーラーパネル用架台

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10308524A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Sekisui Chem Co Ltd 太陽電池モジュール
JP2005322821A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽光発電装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10308524A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Sekisui Chem Co Ltd 太陽電池モジュール
JP2005322821A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽光発電装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2296190A3 (de) * 2009-09-15 2012-10-31 REM GmbH Anordnung, Unterkonstruktion und Photovoltaikanlage
WO2011046513A1 (en) * 2009-10-13 2011-04-21 Alternative Energy Technology Pte. Ltd. Connection system for a solar electric power conversion system
WO2012043421A1 (en) * 2010-09-28 2012-04-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Solar cell module
JP2013053480A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd 太陽光パネル架台
JP2015501628A (ja) * 2011-10-26 2015-01-15 アデンシス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAdensis GmbH 太陽電池モジュールを取り付けるための保持システム
JP5315440B1 (ja) * 2012-06-12 2013-10-16 株式会社エコライフエンジニアリング ソーラーパネルの設置構造
JP2014154743A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Hitachi Power Solutions Co Ltd 太陽光発電装置
JP2014224382A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 日本フォームサービス株式会社 太陽光発電モジュール用架台システム
JP2015228729A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社ジョイント ソーラーパネルサイト
JP6487590B1 (ja) * 2018-06-12 2019-03-20 株式会社Katoホールディングス ソーラーハウス
JP2019214850A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 株式会社Katoホールディングス ソーラーハウス
JP2019216521A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 株式会社Katoホールディングス 太陽光パネル用架台
JP2019216582A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 株式会社Katoホールディングス ソーラーハウス、及び、ソーラーハウスの製造方法
JP2022185748A (ja) * 2021-06-03 2022-12-15 晟平 李 ソーラーパネル用架台

Also Published As

Publication number Publication date
JP5294184B2 (ja) 2013-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5294184B2 (ja) 太陽光発電システム
US10062796B2 (en) Photovoltaic system, module holder system and reflector
US9551510B2 (en) Slider clip and photovoltaic structure mounting system
JP4990367B2 (ja) 太陽電池アレイ
KR102198570B1 (ko) 양면 태양광 모듈용 지지 구조물
JP2013157478A (ja) 太陽光発電ユニットおよび太陽光発電システム
JP2006278537A (ja) 太陽電池アレイ
JP3199366U (ja) 太陽光発電システム
KR102058567B1 (ko) 태양광 발전모듈을 포함한 태양광 발전장치
KR101597202B1 (ko) 태양광 어레이의 조립식 지붕 고정 구조물
KR101437903B1 (ko) 하부플레이트의 강성과 조립성을 향상시킨 집광형 태양전지모듈 패널
JP7090427B2 (ja) 太陽電池モジュールの配置構造および太陽光発電システム
US20180269825A1 (en) Solar module arrangement and method of assembling a solar module arrangement
US9074795B2 (en) Solar collector and conversion array
JP2012188927A (ja) 太陽光発電システム
KR100764099B1 (ko) 반사판을 구비한 태양광 집광판 및 태양광 집광판 제조방법
JP5996581B2 (ja) 太陽電池モジュール及び太陽光発電システム
KR20190024303A (ko) 피라미드형 태양광 발전 구조체
JP2005142383A (ja) 太陽光発電装置
JP4183446B2 (ja) 太陽光発電装置
KR101968938B1 (ko) 피라미드형 태양광 발전 구조체들의 최적배치를 통한 태양광 발전 시스템
JP7018697B2 (ja) 太陽光発電ユニット
TW201921837A (zh) 太陽光發電系統
JP2015228729A (ja) ソーラーパネルサイト
KR102548302B1 (ko) 태양광 패널 설치 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110922

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110922

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120629

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120706

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20121005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5294184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150