JP2014107532A - 積層セラミック電子部品 - Google Patents

積層セラミック電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2014107532A
JP2014107532A JP2012273969A JP2012273969A JP2014107532A JP 2014107532 A JP2014107532 A JP 2014107532A JP 2012273969 A JP2012273969 A JP 2012273969A JP 2012273969 A JP2012273969 A JP 2012273969A JP 2014107532 A JP2014107532 A JP 2014107532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic body
capacitor
exposed
electronic component
ceramic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012273969A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5804569B2 (ja
Inventor
Wi Heon Kim
ヘオン キム、ウィ
Doo Young Kim
ヤン キム、ドゥー
Jae Yeol Choi
ヨル チョイ、ジェ
Jong Ho Lee
ホ リー、ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electro Mechanics Co Ltd filed Critical Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Publication of JP2014107532A publication Critical patent/JP2014107532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5804569B2 publication Critical patent/JP5804569B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/005Electrodes
    • H01G4/012Form of non-self-supporting electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/232Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/30Stacked capacitors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/018Dielectrics
    • H01G4/06Solid dielectrics
    • H01G4/08Inorganic dielectrics
    • H01G4/12Ceramic dielectrics

Abstract

【課題】本発明は、積層セラミック電子部品に関する。
【解決手段】本発明の一実施形態による積層セラミック電子部品は、誘電体層を含み、対向する第1及び第2の主面、対向する第1及び第2の側面、及び対向する第1及び第2の端面を有するセラミック本体と、上記セラミック本体の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部と上記容量部から上記第1の側面に露出するように延長形成された第1のリード部を有する第1の内部電極と、上記誘電体層を介して上記第1の内部電極と交互に積層され且つ上記第1の内部電極と絶縁され、上記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第2のリード部を有する第2の内部電極と、上記第1のリード部及び第2のリード部とそれぞれ連結されて形成される第1の外部電極及び第2の外部電極と、上記セラミック本体の第1の側面に形成される絶縁層と、を含み、上記第1のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さは上記第2のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さに比べて長い。
【選択図】図4

Description

本発明は、内部電極間のショート不良を改善すると共に、電圧印加の際に積層セラミック電子部品によって発生するアコースティックノイズを低減することができる積層セラミック電子部品に関する。
セラミック材料を用いる電子部品としては、キャパシタ、インダクター、圧電素子、バリスター又はサーミスター等がある。
このようなセラミック電子部品のうち積層セラミックキャパシタ(MLCC:Multi‐Layered Ceramic Capacitor)は、小型でありながらも高容量が保障され、実装が容易であるという長所を有する。
このような積層セラミックキャパシタは、コンピューター、個人携帯用端末機(PDA:Personal Digital Assistants)又は携帯電話等の多様な電子製品の回路基板に装着されて電気を充電又は放電させる重要な役割をするチップ型のコンデンサーであり、使用用途及び容量に応じて多様なサイズと積層形態を有する。
特に、最近では、電子製品の小型化につれ、電子製品に用いられる積層セラミックキャパシタの超小型化及び超高容量化も求められている。
よって、製品の超小型化のために誘電体層及び内部電極の厚さを薄くし、超高容量化のために多数の誘電体層を積層した積層セラミックキャパシタが製造されている。
一方、外部電極が全て下面に位置する積層セラミックキャパシタがある。このような構造の積層セラミックキャパシタは、実装密度及び容量に優れ、ESLが低いという長所を有するが、セラミック本体の切断時に切断ストレスによって対向する内部電極の位置ずれ現象による内部電極間のショート不良が発生し易いという短所がある。
日本特開2006−086359号公報
本発明の目的は、内部電極間のショート不良を改善すると共に、電圧印加の際に積層セラミック電子部品によって発生するアコースティックノイズを低減することができる積層セラミック電子部品を提供することである。
本発明の一実施形態によれば、誘電体層を含み、対向する第1及び第2の主面、対向する第1及び第2の側面、及び対向する第1及び第2の端面を有するセラミック本体と、上記セラミック本体の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部と上記容量部から上記第1の側面に露出するように延長形成された第1のリード部を有する第1の内部電極と、上記誘電体層を介して上記第1の内部電極と交互に積層され且つ上記第1の内部電極と絶縁され、上記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第2のリード部を有する第2の内部電極と、上記第1のリード部及び第2のリード部とそれぞれ連結されて形成される第1の外部電極及び第2の外部電極と、上記セラミック本体の第1の側面に形成される絶縁層と、を含み、上記第1のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さは上記第2のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さに比べて長い積層セラミック電子部品を提供する。
上記第1及び第2の内部電極の上記セラミック本体の長さ方向の長さをL、上記第1のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さをL1、及び上記第2のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さをL2と定義すると、0.05≦L2/(L−L1)≦0.9を満足することができる。
上記第1及び第2の内部電極は、上記セラミック本体の実装面に対して垂直に配置されることができる。
上記第1の外部電極は、上記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成されることができる。
上記第2の外部電極は、上記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成されることができる。
上記絶縁層は、エポキシ、耐熱性高分子、ガラス及びセラミックからなる群から選択された一つ以上を含むことができる。
上記絶縁層は、互いに重なる第1及び第2の内部電極の露出部を全て覆うように形成されることができる。
上記絶縁層は、上記セラミック本体の第1の側面から測定される第1及び第2の外部電極の高さより小さく形成されることができる。
本発明の他の実施形態によれば、誘電体層を含み、対向する第1及び第2の主面、対向する第1及び第2の側面、及び対向する第1及び第2の端面を有するセラミック本体と、上記セラミック本体の内部に容量を形成するための容量部を形成する重なり領域を有し上記重なり領域が第1の側面に露出するように形成され、上記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第1のリード部を有する第1の内部電極、及び上記誘電体層を介して上記第1の内部電極と交互に積層され且つ上記第1の内部電極と絶縁され、上記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第2のリード部を有する第2の内部電極を含む第1のユニットと、上記セラミック本体の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部と上記容量部から上記第1の側面に露出するように延長形成された第3のリード部を有する第3の内部電極、及び上記誘電体層を介して上記第3の内部電極と交互に積層され且つ上記第3の内部電極と絶縁され、上記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第4のリード部を有する第4の内部電極を含む第2のユニットと、上記第1及び第3のリード部と連結されて形成される第1の外部電極、及び上記第2及び第4のリード部と連結されて形成される第2の外部電極と、上記セラミック本体の第1の側面に形成される絶縁層と、を含み、上記第1のユニットと第2のユニットは上記誘電体層を介して交互に積層される積層セラミック電子部品を提供する。
上記第1から第4の内部電極の上記セラミック本体の長さ方向の長さをL、上記第1の内部電極が上記第1の側面に露出した領域の上記セラミック本体の長さ方向の長さをL3、及び上記第4のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さをL4と定義すると、0.05≦L4/(L−L3)≦0.9を満足することができる。
上記第1及び第2の内部電極は、上記セラミック本体の実装面に対して垂直に配置されることができる。
上記第1の外部電極は、上記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成されることができる。
上記第2の外部電極は、上記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成されることができる。
上記絶縁層は、エポキシ、耐熱性高分子、ガラス及びセラミックからなる群から選択された一つ以上を含むことができる。
上記絶縁層は、互いに重なる第1及び第2の内部電極の露出部を全て覆うように形成されることができる。
上記絶縁層は、上記セラミック本体の第1の側面から測定される第1及び第2の外部電極の高さより小さく形成されることができる。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2の内部電極がセラミック本体の一側面に交互に露出するようにすることにより、内部電極間のショート不良を改善することができる。
本発明の一実施形態によれば、容量部を形成する第1及び第2の内部電極の重なり領域が増加して積層セラミックキャパシタの容量が増加することができる。
また、外部から異なる極性の電圧が印加される第1及び第2の内部電極間の距離が近くなるため、カレントループ(Current loop)が短くなり、これにより、等価直列インダクタンス(ESL、Equivalent Series Inductance)が低くなることができる。
また、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタによれば、印刷回路基板上の実装面積を最小化し、アコースティックノイズを顕著に減少させることができる。
本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタの概略的な構造を示す斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の第1の内部電極と第1の外部電極の結合構造を示す断面図である。 図1の第2の内部電極と第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。 図1の第1及び第2の内部電極と第1及び第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。 図1の第1の側面からみた積層セラミックキャパシタの内部構造を概略的に示す概略図である。 本発明の他の実施形態による積層セラミックキャパシタの概略的な構造を示す斜視図である。 図7の分解斜視図である。 図7の第1の内部電極と第1の外部電極の結合構造を示す断面図である。 図7の第2の内部電極と第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。 図7の第1及び第2の内部電極と第1及び第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。 図7の第3の内部電極と第1の外部電極の結合構造を示す断面図である。 図7の第4の内部電極と第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。 図7の第3及び第4の内部電極と第1及び第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。 図7の第1の側面からみた積層セラミックキャパシタの内部構造を概略的に示す概略図である。
以下では、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
図1は、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタの概略的な構造を示す斜視図である。
図2は、図1の分解斜視図である。
図3は、図1の第1の内部電極と第1の外部電極の結合構造を示す断面図である。
図4は、図1の第2の内部電極と第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。
図5は、図1の第1及び第2の内部電極と第1及び第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。
図6は、図1の第1の側面からみた積層セラミックキャパシタの内部構造を概略的に示す概略図である。
本実施形態による積層セラミックキャパシタは、2端子垂直積層型キャパシタであることができる。「垂直積層型(vertically laminated or vertical multilayer)」とは、キャパシタ内に積層された内部電極が回路基板の実装領域面に垂直に配置されることを意味し、「2端子(2‐terminal)」とは、キャパシタの端子として2個の端子が回路基板に接続されることを意味する。
図1〜図7を参照すると、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタ100は、セラミック本体110と、上記セラミック本体の内部に形成される内部電極121、122と、上記セラミック本体の一面に形成される絶縁層140及び外部電極131、132と、を含むことができる。
本実施形態において、セラミック本体110は、対向する第1の主面5及び第2の主面6と、上記第1の主面5と第2の主面6とを連結する第1の側面1及び第2の側面2と、第1の端面3及び第2の端面4と、を有することができる。上記セラミック本体110の形状は、特に制限されず、図示されているように六面体形状であることができる。本発明の一実施形態によれば、セラミック本体の第1の側面1は回路基板の実装領域に配置される実装面となることができる。
本発明の一実施形態によれば、x‐方向は第1及び第2の外部電極が所定の間隔を置いて形成される方向であり、y‐方向は内部電極が誘電体層を介して積層される方向であり、z‐方向は内部電極が回路基板に実装される方向である。
本発明の一実施形態によれば、上記セラミック本体110は、複数の誘電体層111が積層されて形成されることができる。上記セラミック本体110を構成する複数の誘電体層111は焼結された状態で、隣接する誘電体層間の境界は確認できない程度に一体化されている。
上記誘電体層111は、セラミックパウダー、有機溶剤及び有機バインダーを含むセラミックグリーンシートの焼成によって形成されることができる。上記セラミックパウダーは高誘電率を有する物質であり、上記セラミックパウダーとしてはチタン酸バリウム(BaTiO)系材料、チタン酸ストロンチウム(SrTiO)系材料等を用いることができるが、これに制限されるものではない。
本発明の一実施形態によれば、セラミック本体110の内部には内部電極が形成されることができる。
図3〜図5を参照すると、第1の極性の第1の内部電極121と第2の極性の第2の内部電極122とを一対とし、一つの誘電体層111を介して対向するようにy‐方向に配置されることができる。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2の内部電極121、122は、積層セラミックキャパシタの実装面、即ち、第1の側面1に垂直に配置されることができる。
本発明において、第1及び第2とは互いに異なる極性を意味する。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2の内部電極121、122は、導電性金属を含む導電性ペーストによって形成されることができる。
上記導電性金属は、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、又はこれらの合金であることができるが、これに制限されるものではない。
誘電体層を形成するセラミックグリーンシート上に、スクリーン印刷法又はグラビア印刷法等の印刷法を用いて導電性ペーストで内部電極層を印刷することができる。
内部電極層が印刷されたセラミックグリーンシートを交互に積層し焼成してセラミック本体を形成することができる。
本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタ100は、上記セラミック本体110の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部120と上記容量部120から上記第1の側面1に露出するように延長形成された第1のリード部121aを有する第1の内部電極121と、上記誘電体層111を介して上記第1の内部電極121と交互に積層され且つ上記第1の内部電極121と絶縁され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第2のリード部122aを有する第2の内部電極122と、を含むことができる。
第1及び第2の内部電極121、122は互いに異なる極性の外部電極と連結されるためにそれぞれ第1及び第2のリード部121a、122aを有し、上記第1及び第2のリード部121a、122aは上記セラミック本体110の第1の側面1に露出することができる。
本発明の一実施形態によれば、積層セラミックキャパシタは垂直積層型であり、第1及び第2のリード部121a、122aはセラミック本体の同一面に露出することができる。
本発明の一実施形態によれば、内部電極のリード部とは、内部電極を形成する導体パターンにおいて幅(W)が増加してセラミック本体の一面に露出した領域を意味する。
上記第1及び第2の内部電極121、122は重なり領域によって静電容量を形成し、互いに異なる極性の外部電極と連結される第1及び第2のリード部121a、122aは重なり領域を有しない。
上記のように、第1及び第2のリード部121a、122aは重ならずに絶縁されているため、セラミック本体の切断時に切断ストレスによって対向する内部電極の位置ずれ現象による内部電極間のショート不良が発生することを改善することができる。
本発明の一実施形態によれば、上記第1のリード部121aの上記セラミック本体110の長さ方向の長さは、上記第2のリード部122aの上記セラミック本体110の長さ方向の長さに比べて長い。
上記第1のリード部121aと第2のリード部122aは互いに重ならないため、上記第1の内部電極121と上記第2の内部電極122は絶縁されることができる。
上記第1のリード部121aの上記セラミック本体110の長さ方向の長さを上記第2のリード部122aの上記セラミック本体110の長さ方向の長さに比べて長くすることにより、セラミック本体を焼成する段階で残炭を除去する経路をさらに確保することができる。
これにより、内部電極の連結性がより向上し、積層セラミックキャパシタの容量が増加する効果が得られる。
図5を参照すると、上記第1及び第2の内部電極121、122の上記セラミック本体110の長さ方向の長さをL、上記第1のリード部121aの上記セラミック本体110の長さ方向の長さをL1、及び上記第2のリード部122aの上記セラミック本体110の長さ方向の長さをL2と定義すると、0.05≦L2/(L−L1)≦0.9を満足することができる。
上記のように、上記第1及び第2の内部電極121、122の長さL、上記第1のリード部121aの長さL1、及び上記第2のリード部122aの長さL2が0.05≦L2/(L−L1)≦0.9を満足するように調節することにより、容量増加及びショート不良減少効果が得られる。
上記L2/(L−L1)が0.05未満の場合は、セラミック本体110の第1の側面に露出する第1及び第2のリード部121a、122aの長さが小さいため、十分な残炭経路の確保が困難であり、容量増加効果が足りない可能性がある。
上記L2/(L−L1)が0.9を超える場合は、セラミック本体110の第1の側面に露出する第1及び第2のリード部121a、122a間の間隔が狭いため、ショート不良が発生する恐れがある。
図6を参照すると、上記のように、第1及び第2の内部電極121、122が上記セラミック本体110の第1の側面1に交互に露出していることが確認できる。
図3〜図5を参照すると、セラミック本体110の第1の側面1に引き出された第1の内部電極121の第1のリード部121aと連結されるように第1の外部電極131が形成され、セラミック本体110の第1の側面1に引き出された第2の内部電極122の第2のリード部122aと連結されるように第2の外部電極132が形成されることができる。
上記第1の外部電極131は、第1のリード部121aと連結されるために上記セラミック本体の第1の側面1に形成され、上記セラミック本体の第1の端面3に延長形成されることができるが、これに制限されるものではない。
また、上記第2の外部電極132は、第2のリード部122aと連結されるために上記セラミック本体の第1の側面1に形成され、上記セラミック本体の第2の端面4に延長形成されることができるが、これに制限されるものではない。
即ち、上記第1の外部電極131は、上記セラミック本体110の第1の主面5、第2の主面6及び第2の側面2のうち一つ以上に延長形成されることができる。
また、上記第2の外部電極132は、上記セラミック本体110の第1の主面5、第2の主面6及び第2の側面2のうち一つ以上に延長形成されることができる。
したがって、本発明の一実施形態によれば、上記第1の外部電極131は、上記セラミック本体110の第1の側面1に引き出された第1の内部電極121の第1のリード部121aと連結され、且つ上記セラミック本体110の長さ方向の一側端部を取り囲むように形成されることができる。
また、上記第2の外部電極132は、上記セラミック本体110の第1の側面1に引き出された第2の内部電極122の第2のリード部122aと連結され、且つ上記セラミック本体110の長さ方向の他側端部を取り囲むように形成されることができる。
上記第1及び第2の外部電極131、132は、導電性金属を含む導電性ペーストによって形成されることができる。
上記導電性金属は、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、スズ(Sn)、又はこれらの合金であることができるが、これに制限されるものではない。
上記導電性ペーストは絶縁性物質をさらに含み、例えば、上記絶縁性物質はガラスであることができるが、これに制限されるものではない。
上記第1及び第2の外部電極131、132を形成する方法は特に制限されず、上記セラミック本体をディッピング(dipping)して形成することができ、メッキ等の別の方法を用いることもできる。
本発明の一実施形態によれば、図5に示されているように、セラミック本体110の第1の側面1には絶縁層140が形成されることができる。
上記絶縁層140は、第1及び第2の外部電極131、132の間に形成されることができる。
上記絶縁層140は、第1の側面に露出した第1のリード部121aを覆うように形成され、第1の側面に露出した第1及び第2の内部電極121,122の重なり領域を全て覆うように形成されることができる。
本発明の一実施形態によれば、図5に示されているように、上記絶縁層140は、第1及び第2の外部電極の間のセラミック本体の一面を完全に埋めるように形成されることができる。
なお、図示されてはいないが、本発明の一実施形態によれば、絶縁層140は、第1のリード部121aのみを覆うように形成され、第1及び第2の外部電極131、132と所定の間隔を置いて形成されることができる。
本発明の一実施形態によれば、絶縁層140は、第1の外部電極131又は第2の外部電極132の高さより小さく形成されることができる。上記絶縁層及び外部電極の高さは、実装面、即ち、第1の側面を基準として測定されることができる。
本実施形態によれば、上記絶縁層の高さが第1及び第2の外部電極の高さより低いため、積層セラミックキャパシタ100が回路基板上に安定的に実装されることができる。
また、第1及び第2の外部電極131、132は、セラミック本体の第1の側面の一部に形成されることができる。
上記絶縁層140は、特に制限されず、例えば、エポキシ、耐熱性高分子、ガラス及びセラミックからなる群から選択された一つ以上を含むことができる。
本発明の一実施形態によれば、上記絶縁層140は、セラミックスラリーで形成されることができる。
上記セラミックスラリーの量及び形状を調節することにより絶縁層140の形成位置及び高さを調節することができる。
上記絶縁層140は、焼成工程によりセラミック本体が形成された後、上記セラミック本体にセラミックスラリーを塗布し焼成することにより形成されることができる。
別の方法としては、セラミック本体を形成するセラミックグリーンシート上に絶縁層を形成するセラミックスラリーを塗布し、セラミックグリーンシートと一緒に焼成することにより形成されることができる。
上記セラミックスラリーの形成方法は特に制限されず、例えば、スプレー方式で噴射するか又はローラーを用いて塗布することができる。
上記絶縁層140は、セラミック本体の一面に露出した第1のリード部121aを覆うことにより内部電極間の短絡を防止し、耐湿特性低下等の内部欠陥を防止することができる。
図7は、本発明の他の実施形態による積層セラミックキャパシタの概略的な構造を示す斜視図である。
図8は、図7の分解斜視図である。
図9は、図7の第1の内部電極と第1の外部電極の結合構造を示す断面図である。
図10は、図7の第2の内部電極と第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。
図11は、図7の第1及び第2の内部電極と第1及び第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。
図12は、図7の第3の内部電極と第1の外部電極の結合構造を示す断面図である。
図13は、図7の第4の内部電極と第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。
図14は、図7の第3及び第4の内部電極と第1及び第2の外部電極の結合構造を示す断面図である。
図15は、図7の第1の側面からみた積層セラミックキャパシタの内部構造を概略的に示す概略図である。
図7〜図15を参照すると、本発明の他の実施形態による積層セラミック電子部品は、誘電体層111を含み、対向する第1及び第2の主面5、6、対向する第1及び第2の側面1、2、及び対向する第1及び第2の端面3、4を有するセラミック本体110と、上記セラミック本体110の内部に容量を形成するための容量部120を形成する重なり領域を有し上記重なり領域が第1の側面1に露出するように形成され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第1のリード部123aを有する第1の内部電極123、及び上記誘電体層111を介して上記第1の内部電極123と交互に積層され且つ上記第1の内部電極123と絶縁され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第2のリード部124aを有する第2の内部電極124を含む第1のユニットIと、上記セラミック本体110の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部120と上記容量部120から上記第1の側面1に露出するように延長形成された第3のリード部125aを有する第3の内部電極125、及び上記誘電体層111を介して上記第3の内部電極125と交互に積層され且つ上記第3の内部電極125と絶縁され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第4のリード部126aを有する第4の内部電極126を含む第2のユニットIIと、上記第1及び第3のリード部123a、125aと連結されて形成される第1の外部電極131、及び上記第2及び第4のリード部124a、126aと連結されて形成される第2の外部電極132と、上記セラミック本体110の第1の側面に形成される絶縁層140と、を含み、上記第1のユニットIと第2のユニットIIは上記誘電体層111を介して交互に積層されることができる。
上記第1から第4の内部電極の上記セラミック本体の長さ方向の長さをL、上記第1の内部電極が上記第1の側面に露出した領域の上記セラミック本体の長さ方向の長さをL3、及び上記第4のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さをL4と定義すると、0.05≦L4/(L−L3)≦0.9を満足することができる。
上記第1及び第2の内部電極は、上記セラミック本体の実装面に対して垂直に配置されることができる。
上記第1の外部電極は、上記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成されることができる。
上記第2の外部電極は、上記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成されることができる。
上記絶縁層は、エポキシ、耐熱性高分子、ガラス及びセラミックからなる群から選択された一つ以上を含むことができる。
上記絶縁層は、互いに重なる第1及び第2の内部電極の露出部を全て覆うように形成されることができる。
上記絶縁層は、上記セラミック本体の第1の側面から測定される第1及び第2の外部電極の高さより小さく形成されることができる。
上述した本発明の一実施形態と異なる構成要素を中心に説明し、同じ構成要素に関する詳細な説明は省略する。
本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタ100は、上記セラミック本体110の内部に容量を形成するための容量部120を形成する重なり領域を有し上記重なり領域が第1の側面1に露出するように形成され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第1のリード部123aを有する第1の内部電極123、及び上記誘電体層111を介して上記第1の内部電極123と交互に積層され且つ上記第1の内部電極123と絶縁され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第2のリード部124aを有する第2の内部電極124を含む第1のユニットIと、上記セラミック本体110の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部120と上記容量部120から上記第1の側面1に露出するように延長形成された第3のリード部125aを有する第3の内部電極125、及び上記誘電体層111を介して上記第3の内部電極125と交互に積層され且つ上記第3の内部電極125と絶縁され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第4のリード部126aを有する第4の内部電極126を含む第2のユニットIIと、を含むことができる。
上記第1のユニットIは、上記セラミック本体110の内部に容量を形成するための容量部120を形成する重なり領域を有し上記重なり領域が第1の側面1に露出するように形成され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第1のリード部123aを有する第1の内部電極123と、上記誘電体層111を介して上記第1の内部電極123と交互に積層され且つ上記第1の内部電極123と絶縁され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第2のリード部124aを有する第2の内部電極124と、を含むことができる。
第1及び第2の内部電極123、124は互いに異なる極性の外部電極と連結されるためにそれぞれ第1及び第2のリード部123a、124aを有し、上記第1及び第2のリード部123a、124aは上記セラミック本体110の第1の側面1に露出することができる。
本発明の一実施形態によれば、積層セラミックキャパシタは垂直積層型であり、第1及び第2のリード部123a、124aはセラミック本体の同一面に露出することができる。
本発明の一実施形態によれば、内部電極のリード部とは、内部電極を形成する導体パターンにおいて幅(W)が増加してセラミック本体の一面に露出した領域を意味する。
通常、第1及び第2の内部電極は重なり領域によって静電容量を形成し、互いに異なる極性の外部電極と連結されるリード部は重なり領域を有しない。
本発明の一実施形態によれば、容量部120を形成する重なり領域が第1の側面1に露出するように形成されることができ、上記第1の内部電極123が上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第1のリード部123aを有し、上記第2の内部電極124が上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第2のリード部124aを有することができる。
上記第1のリード部123aと第2のリード部124aは互いに重ならないため、上記第1の内部電極123と上記第2の内部電極124は絶縁されることができる。
上記のように、本発明の一実施形態によれば、上記セラミック本体110の内部に容量部120を形成する重なり領域が第1の側面1に露出するように形成されることにより、積層セラミックキャパシタ100の容量が増加することができる。
また、外部から異なる極性の電圧が印加される第1及び第2の内部電極間の距離が近くなるため、カレントループ(current loop)が短くなり、これにより、等価直列インダクタンス(ESL、Equivalent Series Inductance)が低くなることができる。
上記第2のユニットIIは、上記セラミック本体110の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部120と上記容量部120から上記第1の側面1に露出するように延長形成された第3のリード部125aを有する第3の内部電極125と、上記誘電体層111を介して上記第3の内部電極125と交互に積層され且つ上記第3の内部電極125と絶縁され、上記容量部120から第1の側面1に露出するように延長形成された第4のリード部126aを有する第4の内部電極126と、を含むことができる。
第3及び第4の内部電極125、126は互いに異なる極性の外部電極と連結されるためにそれぞれ第3及び第4のリード部125a、126aを有し、上記第3及び第4のリード部125a、126aは上記セラミック本体110の第1の側面1に露出することができる。
本発明の一実施形態によれば、積層セラミックキャパシタは垂直積層型であり、第3及び第4のリード部125a、126aはセラミック本体の同一面に露出することができる。
本発明の一実施形態によれば、内部電極のリード部とは、内部電極を形成する導体パターンにおいて幅(W)が増加してセラミック本体の一面に露出した領域を意味する。
上記第3及び第4の内部電極125、126は重なり領域によって静電容量を形成し、互いに異なる極性の外部電極と連結される第3及び第4のリード部125a、126aは重なり領域を有しない。
上記のように、第3及び第4のリード部125a、126aは重ならずに絶縁されているため、セラミック本体の切断時に切断ストレスによって対向する内部電極の位置ずれ現象による内部電極間のショート不良が発生することを改善することができる。
本発明の他の実施形態によれば、上記第1のリード部123aと上記第2のリード部124aは、上記第3及び第4のリード部125a、126aよりも長さが長く、上記セラミック本体110の第1の側面に露出するため、セラミック本体を焼成する段階で残炭を除去する経路をさらに確保することができる。
これにより、内部電極の連結性がより向上し、積層セラミックキャパシタの容量が増加する効果が得られる。
図14を参照すると、上記第1から第4の内部電極123、124、125、126の上記セラミック本体110の長さ方向の長さをL、上記第1の内部電極123が上記第1の側面1に露出した領域の上記セラミック本体110の長さ方向の長さをL3、及び上記第4のリード部126aの上記セラミック本体110の長さ方向の長さをL4と定義すると、0.05≦L4/(L−L3)≦0.9を満足することができる。
上記のように、上記第1から第4の内部電極123、124、125、126の長さL、上記第1の内部電極123が上記第1の側面1に露出した領域の長さL3、及び上記第4のリード部126aの長さL4が0.05≦L4/(L−L3)≦0.9を満足するように調節することにより、容量増加及びショート不良減少効果が得られる。
上記L4/(L−L3)が0.05未満の場合は、セラミック本体110の第1の側面に露出する第1の内部電極123の長さが小さいため、十分な残炭経路の確保が困難であり、容量増加効果が足りない可能性がある。
上記L4/(L−L3)が0.9を超える場合は、セラミック本体110の第1の側面に露出する第1の内部電極123及び第4のリード部126a間の間隔が狭いため、ショート不良が発生する恐れがある。
図15を参照すると、上記のように、第1のユニットIと第2のユニットIIが誘電体層を介して上記セラミック本体110の内部に積層されて第1の側面1に交互に露出していることが確認できる。
下記表1は、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタにおいて、第1及び第2の内部電極の上記セラミック本体の長さ方向の長さL、第1のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さL1、及び第2のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さL2による静電容量及びショート発生率を比較した表である。
Figure 2014107532
上記表1を参照すると、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタにおいて、本発明の数値範囲を外れる場合は、静電容量低下又はショート発生率が増加することが分かる。
これに対し、本発明の数値範囲を満足する場合は、静電容量増加及びショート発生率が低下することが分かる。
下記表2は、本発明の他の実施形態による積層セラミックキャパシタにおいて、第1から第4の内部電極の上記セラミック本体の長さ方向の長さL、上記第1の内部電極が上記第1の側面に露出した領域の上記セラミック本体の長さ方向の長さL3、及び上記第4のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さL4による静電容量及びショート発生率を比較した表である。
Figure 2014107532
上記表2を参照すると、本発明の他の実施形態による積層セラミックキャパシタにおいて、本発明の数値範囲を外れる場合は、静電容量低下又はショート発生率が増加することが分かる。
これに対し、本発明の数値範囲を満足する場合は、静電容量増加及びショート発生率が低下することが分かる。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2の内部電極は第1の側面に露出する部分にも重なり領域が形成されるため、積層セラミックキャパシタの容量が増加することができる。
また、第1及び第2の内部電極がセラミック本体の一側面に交互に露出するようにすることにより、内部電極間のショート不良を改善することができる。
また、外部から異なる極性の電圧が印加される第1及び第2の内部電極間の距離が近くなるため、カレントループ(current loop)が短くなり、これにより、等価直列インダクタンス(ESL、Equivalent Series Inductance)が低くなることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有する者には明らかである。
100 積層セラミックキャパシタ
110 セラミック本体
111 誘電体層
120 容量部
121、123 第1の内部電極
122、124 第2の内部電極
121a、123a 第1のリード部
122a、124a 第2のリード部
125、126 第3及び第4の内部電極
125a、126a 第3及び第4のリード部
131、132 第1及び第2の外部電極
140 絶縁層
I 第1のユニット
II 第2のユニット
本発明の一実施形態によれば、誘電体層を含み、対向する第1及び第2の主面、対向する第1及び第2の側面、及び対向する第1及び第2の端面を有するセラミック本体と、上記セラミック本体の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部と上記容量部から上記第1の側面に露出するように延長形成された第1のリード部を有する第1の内部電極と、上記誘電体層を介して上記第1の内部電極と交互に積層され且つ上記第1の内部電極と絶縁され、上記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第2のリード部を有する第2の内部電極と、上記第1のリード部及び第2のリード部とそれぞれ連結されて形成される第1の外部電極及び第2の外部電極と、上記セラミック本体の第1の側面に形成される絶縁層と、を含み、上記第1のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さは上記第2のリード部の上記セラミック本体の長さ方向の長さに比べて長く、第1及び第2の内部電極のセラミック本体の長さ方向の長さをL、第1のリード部のセラミック本体の長さ方向の長さをL1、及び第2のリード部のセラミック本体の長さ方向の長さをL2と定義すると、0.05≦L2/(L−L1)≦0.9を満足する、積層セラミック電子部品を提供する。
上記絶縁層は、上記セラミック本体の第1の側面から測定される第1及び第2の外部電極の高さより小さく形成されることができる。また、第1の内部電極と第2の内部電極とが交互に積層される方向において、第1のリード部と第2のリード部との間に、第1のリード部も第2のリード部もない空間が設けられ、空間はセラミック本体を構成する誘電体層により埋められるとしてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、誘電体層を含み、対向する第1及び第2の主面、対向する第1及び第2の側面、及び対向する第1及び第2の端面を有するセラミック本体と、上記セラミック本体の内部に容量を形成するための容量部を形成する重なり領域を有し上記重なり領域が第1の側面に露出するように形成され、上記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第1のリード部を有する第1の内部電極、及び上記誘電体層を介して上記第1の内部電極と交互に積層され且つ上記第1の内部電極と絶縁され、上記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第2のリード部を有する第2の内部電極を含む第1のユニットと、上記セラミック本体の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部と上記容量部から上記第1の側面に露出するように延長形成された第3のリード部を有する第3の内部電極、及び上記誘電体層を介して上記第3の内部電極と交互に積層され且つ上記第3の内部電極と絶縁され、上記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第4のリード部を有する第4の内部電極を含む第2のユニットと、上記第1及び第3のリード部と連結されて形成される第1の外部電極、及び上記第2及び第4のリード部と連結されて形成される第2の外部電極と、上記セラミック本体の第1の側面に形成される絶縁層と、を含み、上記第1のユニットと第2のユニットは上記誘電体層を介して交互に積層され、第1から第4の内部電極のセラミック本体の長さ方向の長さをL、第1の内部電極が第1の側面に露出した領域のセラミック本体の長さ方向の長さをL3、及び第4のリード部のセラミック本体の長さ方向の長さをL4と定義すると、0.05≦L4/(L−L3)≦0.9を満足する、積層セラミック電子部品を提供する。

Claims (16)

  1. 誘電体層を含み、対向する第1及び第2の主面、対向する第1及び第2の側面、及び対向する第1及び第2の端面を有するセラミック本体と、
    前記セラミック本体の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部と前記容量部から前記第1の側面に露出するように延長形成された第1のリード部を有する第1の内部電極と、
    前記誘電体層を介して前記第1の内部電極と交互に積層され且つ前記第1の内部電極と絶縁され、前記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第2のリード部を有する第2の内部電極と、
    前記第1のリード部及び第2のリード部とそれぞれ連結されて形成される第1の外部電極及び第2の外部電極と、
    前記セラミック本体の第1の側面に形成される絶縁層と、
    を含み、
    前記第1のリード部の前記セラミック本体の長さ方向の長さは前記第2のリード部の前記セラミック本体の長さ方向の長さに比べて長い、積層セラミック電子部品。
  2. 前記第1及び第2の内部電極の前記セラミック本体の長さ方向の長さをL、前記第1のリード部の前記セラミック本体の長さ方向の長さをL1、及び前記第2のリード部の前記セラミック本体の長さ方向の長さをL2と定義すると、0.05≦L2/(L−L1)≦0.9を満足する、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
  3. 前記第1及び第2の内部電極は、前記セラミック本体の実装面に対して垂直に配置される、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
  4. 前記第1の外部電極は、前記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成される、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
  5. 前記第2の外部電極は、前記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成される、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
  6. 前記絶縁層は、エポキシ、耐熱性高分子、ガラス及びセラミックからなる群から選択された一つ以上を含む、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
  7. 前記絶縁層は、前記第1及び第2の内部電極の露出部を全て覆うように形成される、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
  8. 前記絶縁層は、前記セラミック本体の第1の側面から測定される第1及び第2の外部電極の高さより小さく形成される、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
  9. 誘電体層を含み、対向する第1及び第2の主面、対向する第1及び第2の側面、及び対向する第1及び第2の端面を有するセラミック本体と、
    前記セラミック本体の内部に容量を形成するための容量部を形成する重なり領域を有し前記重なり領域が第1の側面に露出するように形成され、前記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第1のリード部を有する第1の内部電極、及び前記誘電体層を介して前記第1の内部電極と交互に積層され且つ前記第1の内部電極と絶縁され、前記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第2のリード部を有する第2の内部電極を含む第1のユニットと、
    前記セラミック本体の内部に形成され、容量を形成するための重なり領域を有する容量部と前記容量部から前記第1の側面に露出するように延長形成された第3のリード部を有する第3の内部電極、及び前記誘電体層を介して前記第3の内部電極と交互に積層され且つ前記第3の内部電極と絶縁され、前記容量部から第1の側面に露出するように延長形成された第4のリード部を有する第4の内部電極を含む第2のユニットと、
    前記第1及び第3のリード部と連結されて形成される第1の外部電極、及び前記第2及び第4のリード部と連結されて形成される第2の外部電極と、
    前記セラミック本体の第1の側面に形成される絶縁層と、
    を含み、
    前記第1のユニットと第2のユニットは前記誘電体層を介して交互に積層される、積層セラミック電子部品。
  10. 前記第1から第4の内部電極の前記セラミック本体の長さ方向の長さをL、前記第1の内部電極が前記第1の側面に露出した領域の前記セラミック本体の長さ方向の長さをL3、及び前記第4のリード部の前記セラミック本体の長さ方向の長さをL4と定義すると、0.05≦L4/(L−L3)≦0.9を満足する、請求項9に記載の積層セラミック電子部品。
  11. 前記第1及び第2の内部電極は、前記セラミック本体の実装面に対して垂直に配置される、請求項9に記載の積層セラミック電子部品。
  12. 前記第1の外部電極は、前記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成される、請求項9に記載の積層セラミック電子部品。
  13. 前記第2の外部電極は、前記セラミック本体の第1の主面、第2の主面及び第2の側面のうち一つ以上に延長形成される、請求項9に記載の積層セラミック電子部品。
  14. 前記絶縁層は、エポキシ、耐熱性高分子、ガラス及びセラミックからなる群から選択された一つ以上を含む、請求項9に記載の積層セラミック電子部品。
  15. 前記絶縁層は、前記第1及び第2の内部電極の露出部を全て覆うように形成される、請求項9に記載の積層セラミック電子部品。
  16. 前記絶縁層は、前記セラミック本体の第1の側面から測定される第1及び第2の外部電極の高さより小さく形成される、請求項9に記載の積層セラミック電子部品。
JP2012273969A 2012-11-29 2012-12-14 積層セラミック電子部品 Active JP5804569B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020120136772A KR101422934B1 (ko) 2012-11-29 2012-11-29 적층 세라믹 전자부품
KR10-2012-0136772 2012-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014107532A true JP2014107532A (ja) 2014-06-09
JP5804569B2 JP5804569B2 (ja) 2015-11-04

Family

ID=50773082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012273969A Active JP5804569B2 (ja) 2012-11-29 2012-12-14 積層セラミック電子部品

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8964353B2 (ja)
JP (1) JP5804569B2 (ja)
KR (1) KR101422934B1 (ja)
CN (1) CN103854855B (ja)
TW (1) TWI479521B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160013703A (ko) * 2014-07-28 2016-02-05 삼성전기주식회사 적층 커패시터, 그 제조 방법 및 그를 사용하는 전자기기
CN104701010B (zh) * 2015-03-16 2018-04-20 广东风华高新科技股份有限公司 多层陶瓷电容器
KR101792396B1 (ko) * 2015-10-29 2017-11-02 삼성전기주식회사 커패시터 및 그 제조방법
US10187994B2 (en) 2015-10-29 2019-01-22 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Capacitor and method of manufacturing the same
JP6838381B2 (ja) * 2016-12-14 2021-03-03 Tdk株式会社 積層電子部品
KR102004804B1 (ko) * 2017-08-28 2019-07-29 삼성전기주식회사 복합 전자부품, 그 실장 기판
KR102505428B1 (ko) * 2017-11-20 2023-03-03 삼성전기주식회사 복합 전자부품, 그 실장 기판
JP7128628B2 (ja) * 2018-01-30 2022-08-31 太陽誘電株式会社 積層圧電セラミック部品及び圧電デバイス

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071811A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Tdk Corp 積層コンデンサ及び電子機器
JP2008258481A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品およびその製造方法
JP2009026872A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Taiyo Yuden Co Ltd 積層コンデンサ
JP2009054973A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Kyocera Corp 積層コンデンサおよびコンデンサ実装基板
JP2011204778A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4000701B2 (ja) * 1999-01-14 2007-10-31 株式会社村田製作所 積層コンデンサ
US6292351B1 (en) * 1999-11-17 2001-09-18 Tdk Corporation Multilayer ceramic capacitor for three-dimensional mounting
EP1605478B1 (en) * 2000-12-28 2007-08-29 TDK Corporation Multilayer ceramic capacitor for three-dimensional mounting
US6627509B2 (en) 2001-11-26 2003-09-30 Delaware Capital Formation, Inc. Surface flashover resistant capacitors and method for producing same
JP2006013245A (ja) 2004-06-28 2006-01-12 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法
JP4108650B2 (ja) * 2004-06-29 2008-06-25 Tdk株式会社 積層コンデンサ
JP2006086359A (ja) 2004-09-16 2006-03-30 Taiyo Yuden Co Ltd 積層セラミックコンデンサ
US20080174931A1 (en) * 2007-01-18 2008-07-24 Skamser Daniel J Vertical electrode layer design to minimize flex cracks in capacitors
KR100867505B1 (ko) * 2007-09-19 2008-11-07 삼성전기주식회사 적층형 칩 커패시터 실장용 회로기판 및 적층형 칩커패시터를 구비한 회로기판 장치
JP2009194096A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Murata Mfg Co Ltd 部品内蔵基板、及びそれを用いた部品パッケージ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071811A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Tdk Corp 積層コンデンサ及び電子機器
JP2008258481A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品およびその製造方法
JP2009026872A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Taiyo Yuden Co Ltd 積層コンデンサ
JP2009054973A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Kyocera Corp 積層コンデンサおよびコンデンサ実装基板
JP2011204778A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW201421500A (zh) 2014-06-01
KR20140069480A (ko) 2014-06-10
US8964353B2 (en) 2015-02-24
KR101422934B1 (ko) 2014-07-23
US20140146436A1 (en) 2014-05-29
CN103854855B (zh) 2017-04-12
JP5804569B2 (ja) 2015-11-04
CN103854855A (zh) 2014-06-11
TWI479521B (zh) 2015-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5804569B2 (ja) 積層セラミック電子部品
JP6027058B2 (ja) 積層セラミックキャパシタ及びその実装基板
JP5955903B2 (ja) 積層セラミックキャパシタ
JP5733836B2 (ja) 積層セラミック電子部品
JP6278595B2 (ja) 積層セラミック電子部品及びその製造方法
TWI512771B (zh) 多層陶瓷電子組件及用來安裝該組件的板件
JP5932946B2 (ja) 積層セラミック電子部品
JP5587441B2 (ja) 積層セラミック電子部品
JP6342286B2 (ja) 積層セラミックキャパシタ
JP2015038914A (ja) 積層セラミック電子部品
JP5628351B2 (ja) 積層セラミックキャパシタ及びその製造方法
US10297386B2 (en) Multilayer ceramic capacitor and board having the same
KR102089696B1 (ko) 적층 세라믹 전자부품 및 적층 세라믹 전자부품의 실장 기판
JP5675860B2 (ja) 積層セラミック電子部品
KR101532116B1 (ko) 적층 세라믹 전자부품 및 그 제조방법
JP6626966B2 (ja) 積層型コンデンサ
US20230207218A1 (en) Multilayerr electronic component
JP2021019189A (ja) 積層型キャパシタ及びその実装基板

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140325

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140623

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5804569

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250