JP2014092679A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の定着温度の制御に応じてトナー載り量を適切に制御することで、印刷品質の劣化を極力防ぎつつ、画像形成装置の消費電力を低減する技術を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、プリンタエンジンが備える定着装置によって記録材に画像を定着させる際の定着温度を、所定の基準で制御する。具体的には、画像形成装置は、省電力モードで画像を印刷する場合には、定着温度を通常モードよりも低い値に設定するとともに、設定した定着温度で定着装置が記録材に画像を定着させることが可能なトナー載り量を決定する。更に、画像形成装置は、入力された画像データから、決定されたトナー載り量に対応した印刷データを生成し、生成した印刷データに基づいて記録材に画像を印刷する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
近年、環境に対する意識の向上及び電気料金の削減という観点から、電気製品全般に消費電力を低減させることが求められている。このため画像形成装置においても、通常の動作モードよりも消費電力を低減した省電力モード(省エネモード)を具備する画像形成装置が増加している。
記録材にトナー画像を形成し、形成したトナー画像を定着装置で記録材に熱定着させる、電子写真方式の画像形成装置では、定着装置の消費電力が画像形成装置の消費電力の大部分を占めていることが知られている。このため、省エネモードにある画像形成装置が一定時間以上使用されない場合に、定着装置の温度を低下させ、定着装置に含まれる加熱部(ヒータ)への電力供給を低減することによって、画像形成装置の消費電力を低減する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、画像形成装置の待機時における消費電力や電気料金をユーザに入力させ、入力された値に基づいて、待機時における定着装置の温度を制御する技術が提案されている。
また、電子写真方式の画像形成装置では、通常、定着装置の温度は予め設定されており、設定された定着温度に応じて、記録材に載せることが可能な最大の色材(トナー)量が定められる。特に、マルチカラーの画像形成装置では、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)等の複数色のトナーを重ね合わせて画像形成を行うため、記録材に載せるトナー量が多くなる傾向にある。そのようなマルチカラーの画像形成装置においては、記録材上に最大量のトナーが載った場合であっても十分な定着性が得られるように、定着温度が設定される。特許文献2では、マルチカラーの画像形成装置に適用可能な、トナー消費量情報に基づく定着動作の制御が提案されている。特許文献2の画像形成装置では、省電力モードにおいて定着装置の定着温度を下げておくとともに、入力画像に応じたトナー消費量に基づいて、定着温度が所定温度に達していない場合であっても定着動作が可能であると判断した場合には、印刷動作を開始する。これにより、消費電力の低減と省エネモードからの復帰時間の短縮を図っている。(以下では、記録材上に載せるトナーの量を「トナー載り量」と称する。)
特開2006−162864号公報 特開平11−125987号公報
しかし、上述の従来技術では、待機時の消費電力にのみ着目し、実際に画像形成(印刷)動作を実行している間の消費電力の制御を行うには至っていない。画像形成装置が高い頻度で印刷処理を実行している場合には、待機状態(省エネモード)にほとんど移行せず、上述の従来技術では消費電力を十分に低減できない可能性がある。
また、近年では、電力需要の平準化のために、電力供給者が、時間帯ごとに電気料金の単価を変動させる時間帯別料金制度を導入し始めている。このため、画像形成装置においても、電気料金の単価の変動に応じて消費電力を制御することで、消費電力の低減と電気料金の削減を図ることが望ましいといえる。しかし、上述の従来技術では、そのような制御を行うには至っていない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本発明は、画像形成装置の定着温度の制御に応じてトナー載り量を適切に制御することで、印刷品質の劣化を極力防ぎつつ、画像形成装置の消費電力を低減する技術を提供することを目的としている。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。本発明の一態様に係る画像形成装置は、入力された画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段を備える画像形成装置であって、画像形成手段が備える定着手段によって記録材に画像を定着させる際の定着手段の温度に相当する定着温度を、所定の基準で制御する定着制御手段と、画像形成手段によって画像形成を行う際の記録材上のトナー載り量であって、定着制御手段によって制御された定着温度で定着手段が記録材に画像を定着させることが可能なトナー載り量を決定する決定手段と、入力された画像データから、決定手段によって決定されたトナー載り量に対応した画像データを生成する画像処理手段と、画像処理手段によって生成された画像データに基づいて記録材に画像を形成するよう画像形成手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の定着温度の制御に応じてトナー載り量を適切に制御することで、印刷品質の劣化を極力防ぎつつ、画像形成装置の消費電力を低減する技術を提供できる。また、電力価格情報に基づいて定着温度を制御することで、電力の使用料金を低減することも可能である。
第1の実施形態に係る画像形成装置100のシステム構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る画像形成装置100の機能構成を示す図。 第1の実施形態に係る画像形成装置100における、定着温度とトナー載り量との関係を示す図。 第1の実施形態に係る画像形成装置100でCPU101(トナー載り量制御部212)によって実行される、トナー載り量の制御の手順を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る画像形成装置100でCPU101によって実行される画像形成処理の手順を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る画像形成装置100における、定着温度、定着速度及びトナー載り量の関係を示す図。 第2の実施形態に係る画像形成装置100でCPU101によって実行される画像形成処理の手順を示すフローチャート。 第3の実施形態に係る画像形成装置100における、電力単価、定着温度及びトナー載り量の関係を示す図。 第3の実施形態に係る画像形成装置100でCPU101によって実行される画像形成処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施形態]
まず、図1乃至図5を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。本発明は、モノカラー方式及びマルチカラー方式を問わず、複写機、複合機(MFP)、レーザプリンタ、ファクシミリ装置等の、電子写真方式の画像形成装置に対して適用可能である。なお、以下で説明する第1乃至第3の実施形態では、本発明を適用した画像形成装置として、スキャン機能、プリント機能、コピー機能、送信機能等を備えたMFPを例に説明する。また、複数色(CMYKの4色)の現像剤(トナー)を用いてマルチカラー画像を記録材上に形成可能なMFPを例に説明する。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、外部記憶装置104、表示部105、操作部106、エンジンI/F107、ネットワークインタフェース(I/F)108、及びスキャナI/F109を備え、これらのデバイスはシステムバス110を介して相互に接続されている。また、画像形成装置100は、プリンタエンジン111及びスキャナユニット112を更に備える。プリンタエンジン111及びスキャナユニット112は、それぞれエンジンI/F107及びスキャナI/F109を介してシステムバス110に接続されている。
CPU101は、画像形成装置100全体の動作を制御する。CPU101は、ROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって、後述する各種の処理を実行する。ROM102は、読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムやプリンタエンジンの制御を行うためのプログラム、及び文字データや文字コード情報等が格納されている。RAM103は、揮発性のランダムアクセスメモリであり、CPU101のワークエリア、及び各種のデータの一時的な記憶領域として使用される。例えば、RAM103には、ダウンロードによって追加的に登録されたフォントデータ、外部装置から受信した画像ファイル等を格納するための記憶領域として使用される。外部記憶装置104は、例えばハードディスクを備え、各種のデータがスプールされ、プログラム、情報ファイル及び画像データ等が格納され、または、作業領域として使用される。
表示部105は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)を備え、画像形成装置100の設定状態、実行中の処理の状況、エラー状態等の表示に使用される。操作部106は、ハードキー及び表示部105上に設けられたタッチパネル等の入力デバイスを備え、ユーザの操作によって入力(指示)を受け付ける。操作部106は、画像形成装置100の設定の変更、設定のリセット等を行うために使用され、また、画像形成(印刷)を実行する際の画像形成装置100の動作モード(印刷モード)を設定するために使用される。本実施形態では、画像形成装置100は、動作モードとして、通常モードと、通常モードよりも消費電力を低減した状態で動作する省電力モード(省エネモード)を有している。なお、通常モード及び省エネモードは、第1の動作モード及び第2の動作モードの一例である。
エンジンI/F107は、印刷を実行する際に、CPU101からの指示に応じてプリンタエンジン111を制御するためのインタフェースとして機能する。エンジンI/F107を介して、CPU101とプリンタエンジン111との間でコマンド等が送受信される。ネットワークI/F108は、画像形成装置100をネットワーク113に接続するためのインタフェースとして機能する。なお、ネットワーク113は、例えば、LANであってもよいし、電話回線網(PSTN)であってもよい。プリンタエンジン111は、CPU101による制御によって、システムバス110側から受信した画像データに基づいて、記録材に画像を形成(印刷)する。プリンタエンジン111は、記録材上に転写したトナー像を記録材に熱で定着させる定着装置(定着部)を備える。定着装置は、記録材を加熱するための加熱部(ヒータ)を備え、記録材に画像を定着させる際のヒータの温度(定着温度)がCPU101(後述する定着温度制御部203)によって制御される。
スキャナI/F109は、スキャナユニット112による原稿の読み取りを行う際に、CPU101からの指示に応じてスキャナユニット112を制御するためのインタフェースとして機能する。スキャナI/F109を介して、CPU101とスキャナユニット112との間でコマンド等が送受信される。スキャナユニット112は、CPU101による制御によって、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F109を介してRAM103または外部記憶装置104に画像データを送信する。
<画像形成装置の機能構成>
図2は、画像形成装置100の機能構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、機能構成として、画像入力部201、印刷設定判定部202、定着温度制御部203、トナー載り量算出部204、画像処理部205、及び画像出力部206を備える。これらの各機能部は、CPU101がROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって、それぞれ画像形成装置100上で実現される。なお、図2に示す定着速度制御部221及び電力単価情報取得部231は、それぞれ第2及び第3の実施形態で用いられ、第1の実施形態では用いられないため、画像形成装置100が必ずしもそれらを備えている必要はない。
画像入力部201は、画像形成装置100に対する画像データの入力を受け付ける。画像データは、PC等の外部装置からネットワーク113及びネットワークI/F108を介して入力されてもよいし、スキャナユニット112によって生成された画像データがスキャナI/F109を介して入力されてもよい。入力される画像データは、例えばビットマップ画像である。画像入力部201は、入力として受け付けた画像データをRAM103で保持する。
印刷設定判定部202は、ユーザによって指定された設定値に基づいて、プリンタエンジン111内の定着装置を予め定められた温度(通常設定温度)で動作させるか、またはそれよりも低い温度(低温設定温度)で動作させるかを判定する。本実施形態では、当該判定は、画像形成装置100が省エネモードに設定されているか否かを判定することによって実現される。本実施形態では、画像形成装置100の動作モードが省エネモードに設定されている場合、印刷設定判定部202は、定着装置を低温設定温度で動作させると判定する。
定着温度制御部203は、定着装置の定着温度を、後述するように、所定の基準で制御する。本実施形態(及び第2の実施形態)では、定着温度制御部203が、入力された画像データに基づく画像形成を行う際の画像形成装置100の動作モードを基準として、定着温度を制御する例について説明する。なお、後述する第3の実施形態では、外部装置から取得された電力価格情報を基準として定着温度を制御する例について説明する。なお、定着温度制御部203は、定着制御手段の一例である。
トナー載り量算出部204は、定着温度制御部203によって制御(設定)された定着温度に基づいて、当該定着温度で定着装置が記録材に画像を定着させることが可能なトナー載り量を決定(例えば算出)する。通常、低い定着温度において定着可能なトナー載り量は、通常の定着温度における定着可能なトナー載り量よりも少なくなる。なお、定着温度とトナー載り量との関係については、図3を用いて後述する。
画像処理部205は、トナー載り量算出部204よって決定されたトナー載り量に基づいて、入力された画像データに対して、色変換処理、濃度補正処理、中間調処理等の画像処理を実行する。これにより、画像処理部205は、入力された画像データを、画像出力部206で出力(記録材に印刷)可能な画像に対応した画像データ(印刷データ)に変換する。即ち、画像処理部205は、入力された画像データから、トナー載り量算出部204によって決定されたトナー載り量に対応した印刷データを生成する。なお、後述するように、画像処理部205は、印刷設定(例えば、通常モード及び省エネモード等の動作モード)に応じて、入力された画像データに適用する画像処理を変更する。
画像出力部206は、画像処理部205で生成された印刷データを、エンジンI/F107を介してビデオ信号としてプリンタエンジン111に送信する。これにより、画像出力部206は、画像処理部205によって生成された印刷データに基づいて記録材に画像を形成するよう、プリンタエンジン111を制御する。プリンタエンジン111は、露光、現像、転写及び定着の各プロセスを実行することによって、記録材に画像を印刷する。
<定着温度とトナー載り量との関係>
図3は、本実施形態に係る、通常モード及び省エネモードにおける、定着温度とトナー載り量との関係を示す図である。画像処理部205によって生成される印刷データは、通常、4色(CMYK)のトナーに対応する画像データである。ここで、ある画素におけるCMYK各色の信号値の総和を総色数として定義する。例えば、各色の信号値が(C,M,Y,K)=(214,200,188,20)である場合、総色数は、214+200+188+20=622となる。また、トナー載り量を、単色における最大色数(即ち、最大信号値255)に対する4色(CMYK)の総色数の割合として定義する。例えば、総色数が上述のように622である場合、トナー載り量は、622/255≒2.44=240[%]となる。
図3に示す例では、通常モードにおける定着温度は150℃、省エネモードにおける定着温度はそれより低い130℃に設定される。また、それぞれの定着温度におけるトナー載り量は、通常モードでは200%、省エネモードでは100%に予め定められている。これは、定着温度が低い温度に設定された場合、定着可能なトナー載り量は、定着温度が通常の定着温度に設定された場合よりも低い値となるためである。
<画像処理部における画像処理>
図2に示すように、画像処理部205は、色変換処理部211、トナー載り量制御部212、濃度補正処理部213、及び中間調処理部214を備える。
色変換処理部211は、入力された画像データを、画像形成装置100に適したデータに変換する。例えば、入力される画像データがRGBデータであり、画像形成装置100が一般的なCMYKのトナーを用いるマルチカラープリンタである場合、色変換処理部211は、RGBデータからCMYKデータへ変換する処理を、入力された画像データに適用する。なお、入力される画像データがCMYKデータである場合には、色変換処理部211は、画像データに対する処理を実行しなくてよい。
トナー載り量制御部212は、色変換処理部211による変換処理によって得られた画像データから、トナー載り量算出部204によって決定されたトナー載り量に対応した画像データを生成する。即ち、トナー載り量制御部212は、トナー載り量算出部204によって決定されたトナー載り量以下のトナー載り量となる画像データを生成する。
図4は、トナー載り量制御部212による処理の手順の一例を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおける各ステップの処理は、CPU101が、ROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって、画像形成装置100上で実現される。
トナー載り量制御部212は、トナー載り量の制御を開始すると、S401で、入力された画像データの着目画素におけるCMYK信号値の総和を求め、その値をSUMとする。
次にS402で、トナー載り量制御部212は、値SUMが総和の制限値N以下(SUM<=N)であるか否かを判定する。ここで、制限値Nは、トナー載り量算出部204によって決定されたトナー載り量に基づいて設定される。例えば、図3の例では、通常モードにおける制限値Nは、255×200[%]=510、省エネモードにおける制限値Nは、255×100[%]=255と設定される。S402で、トナー載り量制御部212は、値SUMが制限値N以下である場合(S402で「Yes」)には処理をS410へ進め、値SUMが制限値Nより大きい場合(S402で「No」)には処理をS403へ進める。
S403〜S405の処理は、一般的なUCR(下色除去)処理である。S403で、トナー載り量制御部212は、着目画素の信号値の総和を示す値SUMにおける、制限値Nを上回った分に相当する値(SUM−N)の半分の値と、C、M、Yの各色の成分値とのうちで最小の値を、値UCRとする。なお、2で割る演算は1ビットの右シフトによって実現できる。
S404で、トナー載り量制御部212は、UCR処理後のK成分の値K'として、K成分の値の取り得る最大値(この場合255)と、元のK成分値KにS403で求めたUCR値を加えた値とのうちで小さい方の値を、K成分の新たな値K'とする。
更に、S405で、トナー載り量制御部212は、新たなK成分の値K'と元のK成分の値Kとの差分(即ち、下色除去された成分)を、元のC、M、Y成分の値からそれぞれ差し引いた値を、URC処理後のC、M、Y成分の値C'、M'、Y'とする。これにより、UCR処理を行った結果として得られた新たな色成分毎の値は、それぞれC'、M'、Y'、K'となる。
その後、トナー載り量制御部212は、S406で、C'、M'、Y'、K'の総和を求め、値SUM'とし、S407で、値SUM'が制限値N以下であるか否かを判定する。トナー載り量制御部212は、値SUM'が制限値N以下である場合(S407で「Yes」)、処理をS409へ進め、値SUM'が制限値Nより大きい場合(S407で「No」)はS408へ進める。
トナー載り量制御部212は、S408、S409またはS410で、トナー載り量制御後の出力色成分値C"、M"、Y"、K"を生成して出力する。
S408では、トナー載り量制御部212は、まず、UCR処理後のK成分の値K'をそのまま出力色成分値K"とする。また、トナー載り量制御部212は、制限値Nから値K'(=K")を差し引いた値(N−K')を、その他の入力の色成分値C'、M'、Y'の比に応じて按分し、得られた値を出力色成分値C"、M"、Y"とする。S409では、トナー載り量制御部212は、UCR処理後の各色成分値C'、M'、Y'、K'を、そのまま出力色成分値C"、M"、Y"、K"とする。また、S410では、トナー載り量制御部212は、入力色成分値C、M、Y、Kを、そのまま出力色成分値C"、M"、Y"、K"とする。
再び、画像処理部205(図2)の説明に戻る。濃度補正処理部213は、トナー載り量制御部212による処理によって得られたデータを、プリンタエンジン111固有の濃度特性に合わせて補正する補正処理を行う。具体的な処理方法としては、CMYK各色について、入力濃度レベルと出力濃度レベルを対応付けた濃度補正テーブルを使用する方法、関数を用いた演算によって補正する方法が挙げられる。
中間調処理部214は、濃度補正処理部213によって濃度補正が施されたデータに対して、中間調処理を施す。プリンタエンジン111は、通常、2、4、16階調等、低階調数のみの出力に対応している場合が多い。このため、中間調処理部214は、少ない階調数での出力でも安定した中間調表現での出力が可能となるように、中間調処理を行う。なお、中間調処理部214による中間調処理には、濃度パターン法、組織的ディザ法、誤差拡散法等の様々な方法を適用可能である。
上述のトナー載り量の制御は、UCR処理によって実現できる。しかし、トナー載り量の制御は、必ずしもUCR処理に限られず、例えば、CMYK各色の信号値を一律に減少させることによっても実現できる。
また、上述のトナー載り量の制御は、入力される画像データがRGBデータ及びCMYKデータのいずれであっても適用可能である。しかし、入力される画像データがRGBデータである場合には、下記のような方法を適用することも可能である。
(トナー載り量制御の変形例)
本例では、色変換処理部211は、予め保持している複数の色変換テーブルのうち、設定されている印刷設定(動作モード)に応じて色変換テーブルを切り替えて画像データに適用することによって、色変換処理を行う。即ち、印刷設定として設定された動作モードが通常モードである場合には、通常モード用の色変換テーブルを適用し、省エネモードである場合には、省エネモード用テーブルを適用する。
色変換テーブルに基づく色変換処理には、代表的には、3次元ルックアップテーブル(LUT)が用いられる。このテーブルは、RGBデータをCMYKデータに変換するための対応関係を表す検索表に相当する。当該テーブルは、N×N×N個の格子点で構成されるため、格子間隔を十分狭くすることによって原理的には精度良く色変換を行うことが可能である。ただし、実際にはメモリ容量、処理スピード等の問題から、実現可能な格子点数は限られており、また、色変換の対象となる点が格子点に当たることは極めて稀である。このため、一般的には、3次元補間処理により変換処理後の色値を求めている。
省エネモードにおける色変換処理は、省エネモード用の色変換テーブルを適用することによって実現される。省エネモード用の色変換テーブルは、例えば、各格子点におけるデータの総色数が、トナー載り量算出部204で決定されたトナー載り量に基づく制限値となるように設定される。ここで、格子点から3次元補間処理を行う際、格子点上のデータの総色数がトナー載り量の制限値を超えないように制御されていれば、これら格子点から補間処理で得られる信号値も、その制限値を超えることはない。したがって、それぞれの動作モード(通常モード及び省エネモード)に対応した色変換テーブルを用いて色変換処理を行うことで、それぞれのモードにおけるトナー載り量の制御が可能となる。
なお、濃度補正処理部213は、色変換処理部211で処理されたデータに対して濃度特性の補正処理を行い、中間調処理部214は、濃度補正処理部213によって濃度補正されたデータに対して中間調処理を施す。
<画像形成処理>
図5は、本実施形態に係る画像形成装置100においてCPU101によって実行される画像形成処理の手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおける各ステップの処理は、CPU101が、ROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって、画像形成装置100上で実現される。
まずS501で、画像入力部201は、画像データの入力を受け付けて、入力された画像データをRAM103で保持する。
S502で、印刷設定判定部202は、ユーザによって指定された設定値に基づいて、定着装置を予め定められた温度(通常設定温度)で動作させるか、それよりも低い温度(低温設定温度)で動作させるかを判定する。当該判定は、上述のように、印刷を実行する際の画像形成装置100の動作モードとして、例えば省エネモードが設定されているか否かを判定することによって実現できる。ユーザは、操作部106を用いて、印刷を実行する際の動作モードを設定することが可能である。
S502で、印刷設定判定部202は、低温設定温度で定着動作を行うと判定した場合(S502で「Yes」)、S503に処理を進める。この場合、S503で、定着温度制御部203は、定着装置の定着温度を低温設定温度に設定し、処理をS504に進める。例えば、定着温度が通常設定温度に設定されている場合には、定着温度を通常設定温度から低温設定温度に変更する。一方、S502で、印刷設定判定部202は、通常設定温度で定着動作を行うと判定した場合(S502で「No」)、S506に処理を進める。この場合、S506で、定着温度制御部203は、定着温度を通常設定温度に設定し、処理をS507に進める。例えば、定着温度が通常設定温度に設定されている場合には、定着温度をそのまま維持する。このように、画像形成装置100が印刷の際の動作モードとして、通常モード(第1の動作モード)及び省エネモード(第2の動作モード)の2つの動作モードを有する場合に、省エネモードで印刷を実行する際には、定着温度制御部203は、通常モードで印刷を行う場合より定着温度を低下させればよい。
S504及びS507で、トナー載り量算出部204は、それぞれの定着温度における定着可能なトナー載り量を決定(算出)する。S504では、トナー載り量算出部204は、定着温度が低温設定温度に制御されている場合に対応する定着可能なトナー載り量(低載り量)を決定する。この場合の定着可能なトナー載り量は、通常設定温度における定着可能なトナー載り量よりも低くなる。一方、S507では、トナー載り量算出部204は、定着温度が通常設定温度に制御されている場合に対応する定着可能なトナー載り量(通常載り量)を算出する。
トナー載り量算出部204は、例えば、図3に示すようなリスト構造のデータに基づいて、トナー載り量を決定できる。即ち、S503またはS506において定着温度制御部203によって制御された定着温度に対応する、リスト構造のデータで予め定められた値を、画像形成を行う際の記録材上のトナー載り量として決定すればよい。あるいは、定着温度とトナー載り量との対応関係を規定した1次元LUTに含まれる値を補間処理することによって、定着温度制御部203によって制御された定着温度に対応するトナー載り量を算出してもよい。
S505で、画像処理部205は、トナー載り量算出部204によって決定されたトナー載り量に基づいて、S501で入力された画像データから、決定されたトナー載り量に対応した印刷データを生成する画像処理を実行する。更に、S508で、画像出力部206は、画像処理部205によって生成された印刷データを、エンジンI/F107を介してプリンタエンジン111に送信し、当該印刷データに基づいて記録材に画像を印刷するようプリンタエンジン111を制御する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置100は、プリンタエンジン111が備える定着装置によって記録材に画像を定着させる際の定着温度を、所定の基準で制御する。具体的には、画像形成装置100は、省電力モードで画像を印刷する場合には、定着温度を通常モードよりも低い値に設定するとともに、設定した定着温度で定着装置が記録材に画像を定着させることが可能なトナー載り量を決定する。更に、画像形成装置100は、入力された画像データから、決定されたトナー載り量に対応した印刷データを生成し、生成した印刷データに基づいて記録材に画像を印刷する。このように、本実施形態では、定着温度を低下させながら、その定着温度で定着可能なトナー載り量を用いて印刷を実行する。
本実施形態によれば、画像形成装置100の定着温度の制御に応じてトナー載り量を適切に制御することで、印刷品質の劣化を極力防ぎつつ、画像形成装置100の消費電力を効率良く低減することが可能である。
なお、本実施形態では、定着装置の定着温度を通常設定温度及び低温設定温度の2つの温度のいずれかに制御する場合を例として、定着温度及びトナー載り量の制御を説明した。しかし、本発明はこれに限定されることはなく、定着温度を種々の値(例えば、3つ以上の離散的な値、または連続的に変化する値)に制御する場合にも適用可能である。そのような場合には、所定の基準で制御された定着温度が低いほど、(記録材に定着可能な範囲で)トナー載り量を低い値に決定すればよい。このように、定着温度を種々の値に制御した場合であっても、上述の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
[第2の実施形態]
第1の実施形態の画像形成装置100では、定着装置の定着温度の制御(即ち、定着装置のヒータへの電力供給の制御)に合わせて定着可能なトナー載り量を決定することで、印刷品質を極力維持しつつ、画像形成装置100の消費電力を低減している。例えば、省エネモードにおいて定着温度を低温設定温度に設定した場合、それに合わせてトナー載り量を、画像を定着可能な範囲で低い値に決定する。このようにトナー載り量を低い値に決定した場合、少なからず印刷品質に影響が生じうる。これは、トナー載り量の減少に伴って、再現可能な色域が狭くなるためである。
一方、ある定着温度における定着可能なトナー載り量は、プリンタエンジン111の画像形成速度(印刷速度または定着速度)を低下させることによって増加することが知られている。これは、定着速度の減速によって、記録材上のトナーに熱を加えることが可能な時間が増加する結果、記録材へのトナーの定着性が高まるためである。
第2の実施形態では、定着装置の定着温度を第1の実施形態と同様に制御する一方で、定着温度に応じて印刷速度を更に制御することによって、トナー載り量の減少を抑え(またはトナー載り量を減少させることなく)、印刷品質の劣化を抑えることを可能にする。なお、以下では、説明の簡略化のため、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、主に第1の実施形態と異なる部分を説明する。
以下では、一例として、定着装置の定着温度を低下させる場合には、印刷品質(画質)と印刷速度(定着速度)とのいずれを優先すべきかの設定に基づいて、トナー載り量または印刷速度を制御する場合について説明する。
<画像形成装置の機能構成>
第2の実施形態に係る画像形成装置100は、第1の実施形態に係る画像形成装置100に対して、図2に示す定着速度制御部221を加えたものである。即ち、画像形成装置100は、画像入力部201、印刷設定判定部202、定着温度制御部203、トナー載り量算出部204、画像処理部205、画像出力部206、及び定着速度制御部221を備える。
印刷設定判定部202は、ユーザによって指定された設定値に基づいて、プリンタエンジン111内の定着装置を予め定められた温度(通常設定温度)で動作させるか、またはそれよりも低い温度(低温設定温度)で動作させるかを判定する。本実施形態では更に、印刷設定判定部202は、印刷用の動作モードとして省エネモードに設定され、低温温度設定の定着温度で定着装置を動作させる場合、印刷速度(定着速度)と印刷品質のいずれを優先すべきことが設定されているかを判定する。この判定処理も、ユーザによって指定された設定値に基づいて行われる。
定着速度制御部221は、プリンタエンジン111の定着速度を、後述するように、設定された定着温度に基づいて、必要に応じて制御する。
トナー載り量算出部204は、設定された定着温度及び定着速度に基づいて、当該定着温度及び定着速度で定着装置が記録材に画像を定着させることが可能なトナー載り量を決定(例えば算出)する。定着温度、定着速度及びトナー載り量の関係の詳細については、図6を用いて後述する。
なお、上記以外の各機能部の動作は、第1の実施形態と同様である。
<定着温度、定着速度及びトナー載り量の関係>
図6は、本実施形態に係る、通常モード及び省エネモードにおける、定着温度、定着速度及びトナー載り量の関係を示す図である。図6に示す例では、通常モード及び省エネモードにおける定着温度は、第1の実施形態(図3)と同様、それぞれ150℃及び130℃に設定される。また、通常モードにおける印刷速度(定着速度)は20ppmに設定される。
本実施形態では、省エネモードでは、速度優先設定が行われている場合、定着速度は通常モードと同一の20ppmに設定される一方、トナー載り量は、定着性を確保するために、通常モードより低い100%に設定される。また、省エネモードでは、画質(印刷品質)優先設定が行われている場合、画質を通常モードと同等とするために、トナー載り量は、通常モードと同一の200%に設定される一方、定着性を確保するために、定着速度は15ppmに低減されている。
<画像形成処理>
図7は、本実施形態に係る画像形成装置100においてCPU101によって実行される画像形成処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおける各ステップの処理は、CPU101が、ROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって、画像形成装置100上で実現される。
まず、S701〜S703及びS710は、第1の実施形態におけるS501〜S503及びS506と同様である。
S703で、定着温度制御部203は、定着装置の定着温度を低温設定温度に設定すると、処理をS704に進める。S704で、印刷設定判定部202は、ユーザによって指定された設定値に基づいて、印刷処理を印刷速度優先で行うか、画質優先で行うかを判定する。これにより、印刷設定判定部202は、定着温度を低下させた場合に、印刷速度を低下させるか否かを選択する。印刷設定判定部202は、印刷速度優先で印刷処理を行う(即ち、印刷速度を低下させない)と判定した場合(S704で「Yes」)、処理をS705に進める。一方、印刷設定判定部202は、画質優先で印刷処理を行う(即ち、印刷速度を低下させる)と判定した場合(S605で「No」)、処理をS708に進める。
S705では、定着速度制御部221は、定着速度を(通常モードに対応した)通常速度に設定し、処理をS706に進める。一方、S708では、定着速度制御部221は、定着速度を、通常速度より低い速度(低速度)に設定し、処理をS709に進める。例えば、定着速度が通常速度に設定されている場合には、定着速度を通常速度から低速度に変更する。
また、S710で、定着温度制御部203は、定着装置の定着温度を通常設定温度に設定すると、処理をS711に進める。S711では、定着速度制御部221は、定着速度を通常速度に設定し、処理をS712に進める。
S706、S709及びS712で、トナー載り量算出部204は、それぞれの定着温度及び定着速度で定着装置が画像を記録材に定着させることが可能なトナー載り量を決定(算出)する。S706では、トナー載り量算出部204は、定着温度が低温設定温度であり、かつ、定着速度が通常速度である場合に対応する、定着可能なトナー載り量(低載り量)を決定する。S709では、トナー載り量算出部204は、定着温度が低温設定温度であり、かつ、定着速度が低速度である場合に対応する、定着可能なトナー載り量(通常載り量)を決定する。このように、定着速度を低下させることが選択された場合のトナー載り量(低載り量)は、定着速度を低下させないことが選択された場合のトナー載り量(通常載り量)よりも多くなるように決定される。また、S712では、トナー載り量算出部204は、定着温度が通常設定温度であり、かつ、定着速度が通常速度である場合に対応する、定着可能なトナー載り量(通常載り量)を決定する。なお、トナー載り量算出部204は、例えば、図6に示すようなリスト構造のデータに基づいて、トナー載り量を決定できる。
S706、S709またはS712の後、S707で、画像処理部205は、トナー載り量算出部204によって決定されたトナー載り量に基づいて、S701で入力された画像データから、決定されたトナー載り量に対応した印刷データを生成する画像処理を実行する。更に、S713で、画像出力部206は、画像処理部205によって生成された印刷データを、エンジンI/F107を介してプリンタエンジン111に送信し、当該印刷データに基づいて記録材に画像を印刷するようプリンタエンジン111を制御する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、画像形成装置100の定着温度の制御に応じてトナー載り量を適切に制御することで、印刷品質の劣化を極力防ぎつつ、画像形成装置100の消費電力を効率良く低減することが可能である。更に、本実施形態によれば、定着速度を制御することで、定着温度を低下させてもトナー載り量の減少を抑えられるため(またはトナー載り量を減少させることがないため)、印刷品質の劣化を抑えながら印刷を行うことが可能になる。
[第3の実施形態]
上述の第1及び第2の実施形態に係る画像形成装置100では、定着装置の定着温度の制御によって画像形成装置100の消費電力を低減する一方、定着温度に応じてトナー載り量を決定することで、トナー載り量の減少に伴う印刷品質の劣化を軽減している。
しかし、近年では、電力需要の平準化のために、電力供給者が、時間帯ごとに電気料金の単価を変動させる時間帯別料金制度を導入し始めている。そのようなケースでは、第1及び第2の実施形態に示した制御によって消費電力を低減するだけでなく、電力の価格(即ち、電力供給)の変動に応じて効果的に消費電力を低減することも必要となる。
そこで、第3の実施形態では、外部装置からネットワークを介して電力価格を示す情報を取得して、取得した情報に基づいて定着装置の定着温度を制御することで、効率的に消費電力を低減する例について説明する。なお、以下では、説明の簡略化のため、第1及び第2の実施形態と共通する部分については説明を省略し、主に第1及び第2の実施形態と異なる部分を説明する。
<画像形成装置の機能構成>
第3の実施形態に係る画像形成装置100は、第1の実施形態に係る画像形成装置100に対して、図2に示す電力単価情報取得部231を加えたものである。即ち、画像形成装置100は、画像入力部201、印刷設定判定部202、定着温度制御部203、トナー載り量算出部204、画像処理部205、画像出力部206、及び定着速度制御部221を備える。
電力単価情報取得部231は、ネットワークI/F108を介して、外部装置から定期的に電力価格情報を取得する。本実施形態では、電力価格情報として、時間帯に応じて(電力会社によって)変更される、単位時間当たりの電力価格(電力単価)を示す電力単価情報である。ここで、電力の単価は、例えば円/kWhで示される。また、電力単価情報の取得先となる外部装置は、電力会社の管理サーバ(図示せず)等である。電力単価情報取得部231は、取得した電力単価情報をRAM103で保持する。
印刷設定判定部202は、ユーザによって指定された設定値に基づいて、電力単価情報に応じた定着装置の定着温度の制御を行うか否かを判定する。
定着温度制御部203は、画像形成装置100の動作モードを基準として用いる第1の実施形態とは異なり、電力単価情報取得部231によって取得された電力単価情報を基準として、定着温度を制御する。即ち、定着温度制御部203は、電力単価情報に基づいて定着温度を決定(例えば算出)し、定着装置の定着温度を、決定した温度に制御する。なお、電力単価、定着温度及びトナー載り量の関係の詳細については、図8を用いて後述する。
なお、上記以外の各機能部の動作は、第1の実施形態と同様である。
<電力単価、定着温度及びトナー載り量の関係>
図8は、本実施形態に係る、定着装置を電力単価情報に応じて制御する際の、電力単価、定着温度、及びトナー載り量の関係を示した図である。
図8(A)は、定着装置の定着温度を、電力単価と所定の閾値との比較結果に基づいて制御する例を示している。この例では、電力単価が所定の閾値(料金A)よりも低い場合には、定着温度を通常設定温度(第1の温度)に設定し、電力単価が所定の閾値以上(料金A以上)の場合には、定着温度を低温設定温度(第2の温度)に設定する。なお、通常設定温度及び低温設定温度は、第1の実施形態で説明したものと同様である。また、所定の閾値(料金A)は、ユーザによって任意に設定されていればよい。
図8(B)は、定着装置の定着温度を、電力単価に応じて変化させる例を示している。この例では、電力単価が料金Bより低い場合には、定着温度を通常設定温度に設定し、電力単価が料金Cより高い場合には、定着温度を低温設定温度に設定する。更に、電力単価が料金Bと料金Cとの間の値であるには、電力単価に比例して定着温度を変化させ、即ち、電力単価が高いほど、定着温度を低下させる。この場合、図8(C)に示すように、連続的に変化する定着温度に応じてトナー載り量を決定すればよく、定着温度が低いほどトナー載り量を低い値に決定すればよい。なお、電力単価に関する判定の閾値として用いられる料金B及び料金Cは、ユーザによって任意に設定されていればよい。
<画像形成処理>
図9は、本実施形態に係る画像形成装置100においてCPU101によって実行される画像形成処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおける各ステップの処理は、CPU101が、ROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって、画像形成装置100上で実現される。
まず、S901は、第1の実施形態におけるS501と同様である。S902で、電力単価情報取得部231は、ネットワークI/F108を介して、外部装置から電力単価情報を取得して、取得した電力単価情報をRAM103で保持する。
次に、S903で、印刷設定判定部202は、ユーザによって指定された設定値に基づいて、電力単価情報に応じた定着装置の定着温度の制御を行うか否かを判定する。ユーザは、操作部106を用いて、電力単価情報に応じた定着装置の定着温度の制御を行うか否かを設定することが可能である。
S903で、印刷設定判定部202は、電力単価情報に応じた定着装置の定着温度の制御を行うと判定した場合(S903で「Yes」)、処理をS904に進める。定着温度制御部203は、S904で、電力単価情報が示す電力単価に基づいて定着温度を決定するとともに、S905で、定着装置の定着温度を、S904で決定した温度に設定し、処理をS906に進める。定着温度制御部203は、例えば、図8に示したような関係を規定した1次元LUTとして予め用意し、当該1次元LUTに含まれる値を補間処理することによって、電力単価に対応する定着温度を算出することが可能である。
一方、S903で、印刷設定判定部202は、電力単価情報に応じた定着装置の定着温度の制御を行わないと判定した場合(S903で「No」)、処理をS908に進める。S908で、定着温度制御部203は、定着温度を通常設定温度に設定し、処理をS909に進める。
S906及びS909で、トナー載り量算出部204は、それぞれの定着温度における定着可能なトナー載り量を決定(算出)する。この処理は、第1の実施形態におけるS504及びS507と同様である。
その後、S907で、画像処理部205は、トナー載り量算出部204によって決定されたトナー載り量に基づいて、S901で入力された画像データから、決定されたトナー載り量に対応した印刷データを生成する画像処理を実行する。更に、S910で、画像出力部206は、画像処理部205によって生成された印刷データを、エンジンI/F107を介してプリンタエンジン111に送信し、当該印刷データに基づいて記録材に画像を印刷するようプリンタエンジン111を制御する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置100は、外部装置から電力単価情報を取得し、取得した単価情報に基づいて定着装置の定着温度を制御する。これにより、電力価格に応じて効率的に画像形成装置100の消費電力を低減できる。特に、電力単価が高い時間帯には消費電力を低減することが可能となるため、電力の使用料金をより安くすることが可能となる。
なお、上述の第1乃至第3の実施形態は、1つ以上の実施形態を適宜組み合わせて実施することも可能である。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 入力された画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段を備える画像形成装置であって、
    前記画像形成手段が備える定着手段によって記録材に画像を定着させる際の前記定着手段の温度に相当する定着温度を、所定の基準で制御する定着制御手段と、
    前記画像形成手段によって画像形成を行う際の記録材上のトナー載り量であって、前記定着制御手段によって制御された前記定着温度で前記定着手段が記録材に画像を定着させることが可能なトナー載り量を決定する決定手段と、
    前記入力された画像データから、前記決定手段によって決定されたトナー載り量に対応した画像データを生成する画像処理手段と、
    前記画像処理手段によって生成された画像データに基づいて記録材に画像を形成するよう前記画像形成手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着制御手段は、前記入力された画像データに基づく画像形成を行う際の前記画像形成装置の動作モードを基準として前記定着温度を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、第1の動作モードと、前記第1の動作モードよりも消費電力を低減した状態で動作する第2の動作モードとを有し、
    前記定着制御手段は、前記第2の動作モードで前記画像形成を行う際には、前記第1の動作モードで前記画像形成を行う場合より前記定着温度を低下させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. ネットワークを介して外部装置から電力価格情報を取得する取得手段を更に備え、
    前記定着制御手段は、前記取得手段によって取得された前記電力価格情報を基準として前記定着温度を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記定着制御手段は、前記取得手段によって取得された前記電力価格情報が示す電力価格が高いほど、前記定着温度を低下させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記定着制御手段は、
    前記取得手段によって取得された前記電力価格情報が示す電力価格が所定の閾値よりも低い場合には、前記定着温度を第1の温度に制御し、前記電力価格が前記所定の閾値以上である場合には、前記定着温度を前記第1の温度よりも低い第2の温度に制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記電力価格情報は、時間帯に応じて変更される、単位時間あたりの電力価格を示し、
    前記取得手段は、前記外部装置から定期的に前記電力価格情報を取得する
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記決定手段は、前記定着制御手段によって制御された前記定着温度が低いほど、前記トナー載り量を低い値に決定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記定着制御手段によって制御された前記定着温度に応じて、前記画像形成手段の画像形成速度を制御する速度制御手段を更に備え、
    前記決定手段は、
    前記定着制御手段によって制御された前記定着温度、及び前記速度制御手段によって制御された前記画像形成速度で前記定着手段が記録材に画像を定着させることが可能なトナー載り量を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記定着制御手段が前記定着温度を低下させた場合に、前記画像形成手段による画像形成速度を低下させるか否かを選択する選択手段と、
    前記選択手段による選択に応じて、前記画像形成速度を制御する速度制御手段と
    を更に備え、
    前記決定手段は、
    前記選択手段によって前記画像形成速度を低下させることが選択された場合の前記トナー載り量が、前記画像形成速度を低下させないことが選択された場合の前記トナー載り量よりも多くなるよう、前記トナー載り量を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 入力された画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段を備える画像形成装置の制御方法であって、
    定着制御手段が、前記画像形成手段が備える定着手段によって記録材に画像を定着させる際の前記定着手段の温度に相当する定着温度を、所定の基準で制御する定着制御工程と、
    決定手段が、前記画像形成手段によって画像形成を行う際の記録材上のトナー載り量であって、前記定着制御工程で制御された前記定着温度で前記定着手段が記録材に画像を定着させることが可能なトナー載り量を決定する決定工程と、
    画像処理手段が、前記入力された画像データから、前記決定工程で決定されたトナー載り量に対応した画像データを生成する画像処理工程と、
    制御手段が、前記画像処理工程で生成された画像データに基づいて記録材に画像を形成するよう前記画像形成手段を制御する制御工程と
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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