JP2014072037A - 内燃機関用のスパークプラグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スパークプラグは、中心電極2と、中心電極2との間に火花放電ギャップを設けた接地電極とを備えている。中心電極2及び接地電極には、電極チップ4が設けられている。電極チップ4は、Crを5〜45質量%、元素Xを0.5〜25質量%含有し、残部がW及び不可避的不純物からなる基材部41と、基材部41を覆うように設けられ、基材部41よりもCrの含有量が多いCr濃化層43と、基材部41とCr濃化層43との間に設けられ、基材部41を構成する材料とCr濃化層43を構成する材料とからなる拡散層42とを有する。基材部41に含有される元素Xは、Mo、Si、Al及びPdの少なくとも一種以上からなる。
【選択図】図3
Description
また、スパークプラグには、着火性等を高めるために中心電極や接地電極に電極チップを設けたものがある。
ここで、電極チップの消耗の原因としては、火花放電によって電極チップが瞬間的に溶融することによる火花消耗と、高温環境下での使用によって電極チップが酸化揮発することによる酸化消耗とがある。
そこで、Irよりも高融点で耐火花消耗性に優れ、かつ安価なW(タングステン)を用いることが検討されている。ただし、Wは酸素との親和力が大きく、耐酸化性が十分とはいえない。そのため、特許文献1では、Wに加えて耐酸化性に優れたCr(クロム)を含有させた電極材料が開示されている。
このようなことから、耐火花消耗性及び耐酸化性を十分に確保した上で、安価に製造することができるスパークプラグが望まれている。
該中心電極との間に火花放電ギャップを設けた接地電極とを備え、
上記中心電極及び上記接地電極の少なくとも一方には、電極チップが設けられており、
該電極チップは、Crを5〜45質量%、元素Xを0.5〜25質量%含有し、残部がW及び不可避的不純物からなる基材部と、該基材部の少なくとも一部を覆うように設けられ、該基材部よりもCrの含有量が多いCr濃化層と、上記基材部と上記Cr濃化層との間に設けられ、上記基材部を構成する材料と上記Cr濃化層を構成する材料とからなる拡散層とを有し、
上記基材部に含有される上記元素Xは、Mo、Si、Al及びPdの少なくとも一種以上からなることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグにある(請求項1)。
このような構成とすることにより、電極チップの耐火花消耗性と耐酸化性とを両立させることができる。
よって、電極チップ全体として、耐火花消耗性と耐酸化性との両方を十分に確保することができ、スパークプラグの長寿命化を図ることができる。
すなわち、焼結密度が低い場合、基材部に存在する空孔が多くなるため、空孔の内壁面の酸化消耗が問題となる。また、空孔は、振動等による亀裂発生の起点となるため、耐久性の低下を招くおそれがある。したがって、基材部の焼結密度を高めることにより、基材部に存在する空孔が減少し、上述した効果を得ることができる。
上記基材部におけるCrの含有量が5質量%未満の場合には、電極チップの耐酸化性を十分に確保することができないおそれがある。一方、45質量%を超える場合には、Cr添加による融点の低下を招き、電極チップの耐火花消耗性を十分に確保することができないおそれがある。
このようなことから、上記基材部におけるCrの含有量は、15〜30質量%であることがより好ましい。
上記基材部における上記元素Xの含有量が0.5質量%未満の場合には、基材部の焼結性を向上させ、焼結密度を高めるという上述の効果を十分に得ることができないおそれがある。一方、25質量%を超える場合には、上記元素X添加による融点の低下を招き、電極チップの耐火花消耗性を十分に確保することができないおそれがある。また、上記元素X添加による焼結性向上の効果が小さくなるおそれがある。
例えば、拡散層は、基材部側に近づくほど基材部を構成する材料成分の割合が徐々に高くなり、Cr濃化層側に近づくほどCr濃化層を構成する材料成分の割合が徐々に高くなるような構成とすることができる。
この場合には、基材部とCr濃化層とが拡散層を介してより強固に結合した状態とすることができる。これにより、電極チップの表面に設けられたCr濃化層の剥離、脱落等をより一層抑制することができる。
なお、上記基材部に含有される元素とは、基材部に含有される不可避的不純物以外の元素のことである。
この場合には、スパークプラグの使用初期段階において、電極チップ(Cr濃化層)の表面に強固なCr酸化保護膜を十分に生成させ、それを維持することができる。これにより、電極チップの耐酸化性をより一層十分に確保することができる。
このようなことから、上記Cr濃化層におけるCrの含有量は、上記基材部におけるCrの含有量よりも10質量%以上多いことがより好ましい。
この場合には、スパークプラグの使用初期段階において、電極チップ(Cr濃化層)の表面に強固なCr酸化保護膜を生成させて維持し、電極チップの耐酸化性を十分に確保することができるという上述の効果を有効に発揮することができる。
このようなことから、上記Cr濃化層の厚みは、5〜30μmであることがより好ましい
この場合には、基材部とCr濃化層との間に拡散層を容易かつ精度良く形成することができる。また、基材部とCr濃化層とが拡散層を介してより強固に結合した状態とすることができる。これにより、電極チップの表面に設けたCr濃化層の剥離、脱落等をより一層抑制することができる。
内燃機関用のスパークプラグにかかる実施例について、図を用いて説明する。
本例のスパークプラグ1は、図1、図2に示すごとく、中心電極2と、中心電極2との間に火花放電ギャップGを設けた接地電極3とを備えている。中心電極2及び接地電極3には、電極チップ4が設けられている。
基材部41に含有される元素Xは、Mo、Si、Al及びPdの少なくとも一種以上からなる。
以下、これを詳説する。
筒状のハウジング6の外周には、取付用ネジ部61が設けられている。スパークプラグ1は、ハウジング6の取付用ネジ部61をエンジンの燃焼室の壁部に設けられたネジ孔(図示略)に螺合させることによって装着される。
ハウジング6の先端面60には、接地電極3が接合されている。接地電極3は、ハウジング6の先端面60から中心電極2に沿って延び、途中で内側に折り曲げられ、中心電極2に対して軸方向に対向するように形成されている。
中心電極2及び接地電極3の電極チップ4は、それぞれ略円柱形状を呈している。また、電極チップ4間には、火花放電ギャップGが設けられている。
基材部41は、Crを5〜45質量%、元素Xを0.5〜25質量%含有し、残部がW及び不可避的不純物からなる。ここで、元素Xは、Mo、Si、Al及びPdの少なくとも一種以上の元素からなる。
電極チップ4を作製するに当たっては、まず、最終的に基材部41の組成となるように原料粉末の調製を行う。次いで、原料粉末を所定の形状に成形した後、その成形体を非酸化雰囲気中(Ar雰囲気中)において温度1300〜1500℃の条件で焼成する。これにより、円柱形状の基材部41(直径:0.55mm、軸方向長さ:0.8mm)を得る。
以上により、基材部41と拡散層42とCr濃化層43とからなる電極チップ4(図3)を作製する。
本例のスパークプラグ1において、中心電極2及び接地電極3には、電極チップ4が設けられている。そして、電極チップ4は、基材部41と、基材部41を覆うように設けられ、基材部41よりもCrの含有量が多いCr濃化層43と、基材部41とCr濃化層43との間に設けられた拡散層42とを有する。
このような構成とすることにより、電極チップ4の耐火花消耗性と耐酸化性とを両立させることができる。
よって、電極チップ4全体として、耐火花消耗性と耐酸化性との両方を十分に確保することができ、スパークプラグ1の長寿命化を図ることができる。
本例は、基材部におけるCrの含有量を変化させた場合の電極チップ(基材部)の耐消耗性を評価した例である。ここでの耐消耗性の評価とは、耐火花消耗性及び耐酸化性の複合評価である。後述する実施例4、5も同様である。
耐久試験は、中心電極及び接地電極に電極チップをレーザ溶接したスパークプラグを直列6気筒、排気量2500ccのエンジンに設置し、エンジンを毎分5600回転(全負荷)にて100時間運転した。
耐消耗性の評価は、耐久試験前後それぞれの電極チップの写真を撮影し、その写真からUG(Unigraphics)等のCADソフト等を用いて、耐久試験前後それぞれの電極チップの3Dモデルを作成した。そして、両者を比較することによって電極チップの消耗体積を算出した。
同図から、基材部のCr含有量が5〜45質量%の範囲では消耗体積が0.15mm3以下となり、耐消耗性に優れていることがわかった。特に、基材部のCr含有量が15〜30質量%の範囲では消耗体積がより小さい値を示し、耐消耗性により一層優れていることがわかった。
一方、基材部のCr含有量が5質量%よりも少なく、また45質量%よりも多くなると、消耗体積が大きくなる傾向が見られた。
また、基材部におけるCrの含有量は、耐消耗性をより高めるという観点から、15〜30質量%であることが好ましいことがわかった。
本例は、基材部におけるPd(元素X)の含有量を変化させた場合の基材部の焼結性を評価したものである。
そして、各基材部の焼結密度を測定し、基材部の焼結性について評価した。なお、焼結密度の測定は、アルキメデス法を用いて理論密度に対する相対密度を測定することによって行った。
同図から、基材部のPd含有量が0.5質量%以上の範囲では焼結密度が85%以上となり、焼結性に優れていることがわかった。ただし、基材部のPd含有量が25質量%を
超えると、焼結密度の上昇はほとんど見られなかった。
表1は、組成の異なる5つの基材部(試験体1〜5)について、焼結性(焼結密度)の評価結果を示したものである。また、同表には、焼結性と併せて耐消耗性(消耗体積)の評価結果も示してある。なお、焼結性の評価は、上述した内容と同様である。また、耐消耗性の評価は、上述した実施例2と同様である。
また、同表から、試験体3〜5は、試験体1に比べて消耗体積が非常に小さく、試験体2とほぼ同等の消耗体積であり、耐消耗性にも優れていることがわかった。
本例は、Cr濃化層におけるCrの含有量を変化させた場合の電極チップの耐消耗性を評価したものである。
そして、各電極チップを用いたスパークプラグに対して耐久試験を行い、耐消耗性について評価した。なお、耐久試験及び耐消耗性の評価は、上述した実施例2と同様である。
同図から、Cr濃化層のCr含有量が35質量%以上の範囲(基材部のCr含有量よりも5質量%以上多い範囲)では消耗体積が0.06mm3以下となり、耐消耗性に優れていることがわかった。特に、Cr濃化層のCr含有量が40質量%以上の範囲(基材部のCr含有量よりも10質量%以上多い範囲)では消耗体積がより小さい値を示し、耐消耗性により一層優れていることがわかった。
一方、Cr濃化層のCr含有量が35質量%よりも少なくなると、消耗体積が大きくなる傾向が見られた。
本例は、Cr濃化層の厚みを変化させた場合の電極チップの耐消耗性を評価したものである。
そして、各電極チップを用いたスパークプラグに対して耐久試験を行い、耐消耗性について評価した。なお、耐久試験及び耐消耗性の評価は、上述した実施例2と同様である。
同図から、Cr濃化層の厚みが1〜30μmの範囲では消耗体積が0.06mm3以下となり、耐消耗性に優れていることがわかった。特に、Cr濃化層の厚みが5〜30μmの範囲では消耗体積がより小さい値を示し、耐消耗性により一層優れていることがわかった。
一方、Cr濃化層の厚みが1μmよりも小さく、また30μmよりも大きくなると、消耗体積が大きくなる傾向が見られた。
2 中心電極
3 接地電極
4 電極チップ
41 基材部
42 拡散層
43 Cr濃化層
G 火花放電ギャップ
Claims (5)
- 中心電極(2)と
該中心電極(2)との間に火花放電ギャップ(G)を設けた接地電極(3)とを備え、
上記中心電極(2)及び上記接地電極(3)の少なくとも一方には、電極チップ(4)が設けられており、
該電極チップ(4)は、Crを5〜45質量%、元素Xを0.5〜25質量%含有し、残部がW及び不可避的不純物からなる基材部(41)と、該基材部(41)の少なくとも一部を覆うように設けられ、該基材部(41)よりもCrの含有量が多いCr濃化層(43)と、上記基材部(41)と上記Cr濃化層(43)との間に設けられ、上記基材部(41)を構成する材料と上記Cr濃化層(43)を構成する材料とからなる拡散層(42)とを有し、
上記基材部(41)に含有される上記元素Xは、Mo、Si、Al及びPdの少なくとも一種以上からなることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 請求項1に記載のスパークプラグ(1)において、上記Cr濃化層(43)は、上記基材部(41)に含有される元素と同様の元素を含有してなることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 請求項1又は2に記載のスパークプラグ(1)において、上記Cr濃化層(43)におけるCrの含有量は、上記基材部(41)におけるCrの含有量よりも5質量%以上多いことを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のスパークプラグ(1)において、上記Cr濃化層(43)の厚みは、1〜30μmであることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のスパークプラグ(1)において、上記Cr濃化層(43)は、拡散浸透処理によって形成されていることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ(1)。
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