JPH1112670A - 点火プラグ用電極材料 - Google Patents
点火プラグ用電極材料Info
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- JPH1112670A JPH1112670A JP16743497A JP16743497A JPH1112670A JP H1112670 A JPH1112670 A JP H1112670A JP 16743497 A JP16743497 A JP 16743497A JP 16743497 A JP16743497 A JP 16743497A JP H1112670 A JPH1112670 A JP H1112670A
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- platinum
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温に晒されても側方電極の折損や電極先端
に張り付けた白金チップの剥離が起こらない信頼性、耐
久性に優れた点火プラグ用電極材料を提供することであ
る。 【解決手段】 重量比でNiを72%以上、Crを14
〜17%、Feを6〜10%含有するNi−Cr−Fe
基合金に、Mo、W、Nbの中から選ばれた元素の一種
以上を0.1〜0.5%添加し、さらに、C、Si、M
n、Al、Tiを各々1%以下添加し、残部はP、S、
Cuの不純分とした組成の合金を電極材料として使用す
るようにした。
に張り付けた白金チップの剥離が起こらない信頼性、耐
久性に優れた点火プラグ用電極材料を提供することであ
る。 【解決手段】 重量比でNiを72%以上、Crを14
〜17%、Feを6〜10%含有するNi−Cr−Fe
基合金に、Mo、W、Nbの中から選ばれた元素の一種
以上を0.1〜0.5%添加し、さらに、C、Si、M
n、Al、Tiを各々1%以下添加し、残部はP、S、
Cuの不純分とした組成の合金を電極材料として使用す
るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として内燃機
関用点火プラグのスパーク電極に用いられる電極材料に
関するものである。詳しくは、側方(接地)電極の折損
や、電極先端に付ける白金チップの剥離のない信頼性、
耐久性に優れたプラグ用電極材に関するものである。
関用点火プラグのスパーク電極に用いられる電極材料に
関するものである。詳しくは、側方(接地)電極の折損
や、電極先端に付ける白金チップの剥離のない信頼性、
耐久性に優れたプラグ用電極材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジン等の点火プラグの電極材
料には、通常、ニッケル基合金、具体的には、Si,C
r,Mn,Al,Ti,C,等を1種または2種以上、
重量比でトータル1.0〜10%の範囲で添加したニッ
ケル合金が使用されている。また、最近では、耐熱、耐
高温酸化性に優れたインコネル系の合金、例えばJIS
NCF600(Ni−16wt%Cr−8wt%Fe)
が使われている。
料には、通常、ニッケル基合金、具体的には、Si,C
r,Mn,Al,Ti,C,等を1種または2種以上、
重量比でトータル1.0〜10%の範囲で添加したニッ
ケル合金が使用されている。また、最近では、耐熱、耐
高温酸化性に優れたインコネル系の合金、例えばJIS
NCF600(Ni−16wt%Cr−8wt%Fe)
が使われている。
【0003】しかしながら、これ等の電極材料では、近
年のエンジンの高出力化に対応するのが難しくなってき
た。即ち、エンジンの高圧縮比化、ターボチャージャ等
での過給による充填効率向上などにより、エンジン内の
条件がより一層過酷になって電極が更なる高温に晒され
出し、加えて、ガソリン・エアー混合ガスの圧縮燃焼と
同ガスの排気吸入による著しい温度変化の繰り返し、エ
ンジンの高出力化による振動なども問題となってプラグ
電極に対する要求特性がますます厳しくなってきた。上
記の電極材料は、この厳しい要求特性を満たし得るもの
ではない。このため、高出力化を図ったエンジンには、
NCF600系の合金で形成した電極の先端に白金(P
t−Ir合金やPt−Ni合金)チップを張り付けた白
金プラグが多く採用されている。
年のエンジンの高出力化に対応するのが難しくなってき
た。即ち、エンジンの高圧縮比化、ターボチャージャ等
での過給による充填効率向上などにより、エンジン内の
条件がより一層過酷になって電極が更なる高温に晒され
出し、加えて、ガソリン・エアー混合ガスの圧縮燃焼と
同ガスの排気吸入による著しい温度変化の繰り返し、エ
ンジンの高出力化による振動なども問題となってプラグ
電極に対する要求特性がますます厳しくなってきた。上
記の電極材料は、この厳しい要求特性を満たし得るもの
ではない。このため、高出力化を図ったエンジンには、
NCF600系の合金で形成した電極の先端に白金(P
t−Ir合金やPt−Ni合金)チップを張り付けた白
金プラグが多く採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】過酷な使用条件に耐え
るには、単に白金チップを張り付けるだけでは充分でな
く、従って、新しい電極材料が色々と検討されている。
例えば、特開昭63−118040号公報や特開昭63
−153236号公報には耐食性を改善した電極材料が
示され、また、特開平7−268522号公報には高温
強度を改善した電極材料が示されているが、このような
材料も、電極の突き出した先端部は高温に晒されること
から脆化、消耗が著しく、電極の変形や側方電極の折損
などが起こる。
るには、単に白金チップを張り付けるだけでは充分でな
く、従って、新しい電極材料が色々と検討されている。
例えば、特開昭63−118040号公報や特開昭63
−153236号公報には耐食性を改善した電極材料が
示され、また、特開平7−268522号公報には高温
強度を改善した電極材料が示されているが、このような
材料も、電極の突き出した先端部は高温に晒されること
から脆化、消耗が著しく、電極の変形や側方電極の折損
などが起こる。
【0005】また、折損には至らなくても、張り合わせ
た白金チップが剥離して脱落することがある。この白金
チップの剥離は、高・低の極端な温度変化による繰り返
しの熱応力によるものであって、その対策としてFe−
Cr基の合金を改善した電極材料(特開平5−1983
49号)も開発されているが、これも表層部の過酸化を
抑えきれておらず、メンテナンスフリー化が叫ばれる現
在では、真に満足のいくものとは言えなくなっている。
た白金チップが剥離して脱落することがある。この白金
チップの剥離は、高・低の極端な温度変化による繰り返
しの熱応力によるものであって、その対策としてFe−
Cr基の合金を改善した電極材料(特開平5−1983
49号)も開発されているが、これも表層部の過酸化を
抑えきれておらず、メンテナンスフリー化が叫ばれる現
在では、真に満足のいくものとは言えなくなっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の電極材料は、
側方電極の折損と白金チップの剥離の問題を解決するた
め、NCF600系合金に、同合金の弱点を改善するの
に有効な微量の添加元素を含有させる。
側方電極の折損と白金チップの剥離の問題を解決するた
め、NCF600系合金に、同合金の弱点を改善するの
に有効な微量の添加元素を含有させる。
【0007】具体的には、重量比でNiを72%以上、
Crを14〜17%、Feを6〜10%含有するNi−
Cr−Fe基合金に、Mo、W、Nbの中から選ばれた
元素の一種以上を0.1〜0.5%添加し、さらに、
C、Si、Mn、Al、Tiを各々1%以下添加し、残
部はP、S、Cuの不純分とした組成の合金である。
Crを14〜17%、Feを6〜10%含有するNi−
Cr−Fe基合金に、Mo、W、Nbの中から選ばれた
元素の一種以上を0.1〜0.5%添加し、さらに、
C、Si、Mn、Al、Tiを各々1%以下添加し、残
部はP、S、Cuの不純分とした組成の合金である。
【0008】なお、C、Si、Mn、Al、Ti、P、
S、Cuの添加量は、C:0.01〜0.12%、S
i:0.1〜0.5%、Mn:0.2〜0.8%、A
l:0.005〜0.5%、Ti:0.005〜0.5
%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Cu:
0.5%以下にするのが望ましい。
S、Cuの添加量は、C:0.01〜0.12%、S
i:0.1〜0.5%、Mn:0.2〜0.8%、A
l:0.005〜0.5%、Ti:0.005〜0.5
%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Cu:
0.5%以下にするのが望ましい。
【0009】
【作用】この発明でNi基合金中に添加するMo,W,
Nb,C,Si,Mn,Al,Tiは、高温に晒される
プラグ電極にとって重要な元素であり、高温強度、高温
耐酸化性、耐振動性を向上させるだけでなく、接合され
る白金チップとの元素拡散を促進し、悪環境下で発生す
る側方電極の折損事故や繰り返し熱応力による白金チッ
プ剥離の問題を改善するものである。
Nb,C,Si,Mn,Al,Tiは、高温に晒される
プラグ電極にとって重要な元素であり、高温強度、高温
耐酸化性、耐振動性を向上させるだけでなく、接合され
る白金チップとの元素拡散を促進し、悪環境下で発生す
る側方電極の折損事故や繰り返し熱応力による白金チッ
プ剥離の問題を改善するものである。
【0010】これ等の添加元素のうち、Mo,W,Nb
は、Ni基合金中に固溶硬化して高温強度を上げると共
に、高温耐酸化性も向上させる元素である。また、結晶
粒粗大化も防止し、しかも、白金チップとの溶接加工で
相手材に対する元素の拡散深さを助長する役割をなす重
要な元素であることが種々の実験で証明された。
は、Ni基合金中に固溶硬化して高温強度を上げると共
に、高温耐酸化性も向上させる元素である。また、結晶
粒粗大化も防止し、しかも、白金チップとの溶接加工で
相手材に対する元素の拡散深さを助長する役割をなす重
要な元素であることが種々の実験で証明された。
【0011】ここで、この3種の元素の添加量につい
て、その1種以上を0.1〜0.5%に制限したのは、
0.1%以下、特に0.005%以下では添加の効果が
薄く、逆に0.5%以上、特に0.8%を超えると加工
硬化が生じて冷間加工性が悪くなり、現状工程で製造し
ようとすると問題が生起し易くなるからである。このM
o,W,Nbのうち任意の2種を選択して、或いは3種
を添加しても効果は同じになるが、これ等の元素の合計
添加量は0.1〜0.5%までとするのが望ましい。
て、その1種以上を0.1〜0.5%に制限したのは、
0.1%以下、特に0.005%以下では添加の効果が
薄く、逆に0.5%以上、特に0.8%を超えると加工
硬化が生じて冷間加工性が悪くなり、現状工程で製造し
ようとすると問題が生起し易くなるからである。このM
o,W,Nbのうち任意の2種を選択して、或いは3種
を添加しても効果は同じになるが、これ等の元素の合計
添加量は0.1〜0.5%までとするのが望ましい。
【0012】次に、Cは、高温強度を上げる為には多い
ほど良いが、0.12%以上、特に0.15%以上にな
ると、冷間加工性を悪くする上に、主体金具(鉄のハウ
ジング)との溶接性も悪くなる。一方、振動対策の観点
からは0.01%以下にするのは好ましくなく、従っ
て、その添加量は0.01〜0.12%の範囲とするの
が望ましい。
ほど良いが、0.12%以上、特に0.15%以上にな
ると、冷間加工性を悪くする上に、主体金具(鉄のハウ
ジング)との溶接性も悪くなる。一方、振動対策の観点
からは0.01%以下にするのは好ましくなく、従っ
て、その添加量は0.01〜0.12%の範囲とするの
が望ましい。
【0013】また、Siは耐酸化性を向上させる上での
重要な元素であって、0.1%以下では効果がなく、逆
に0.5%以上、特に1%にもなると、かえって高温酸
化が進み問題となるので0.1〜0.5%とするのが望
ましい。
重要な元素であって、0.1%以下では効果がなく、逆
に0.5%以上、特に1%にもなると、かえって高温酸
化が進み問題となるので0.1〜0.5%とするのが望
ましい。
【0014】MnもSiと同様耐酸化性を改善するのに
有効な成分であり、その効果から添加量は0.2〜0.
8%とするのが望ましい。
有効な成分であり、その効果から添加量は0.2〜0.
8%とするのが望ましい。
【0015】さらに、Al,Tiは、脱酸剤として重要
であるほか、耐酸化性の向上にも役立つ成分である。こ
れ等は、0.005%以下では効果がなく、一方、0.
5%以上になると酸素と優先的に反応して脆い酸化膜を
作り、電極折損の原因となったりするので、その添加量
は0.005〜0.5%までとするのが望ましい。
であるほか、耐酸化性の向上にも役立つ成分である。こ
れ等は、0.005%以下では効果がなく、一方、0.
5%以上になると酸素と優先的に反応して脆い酸化膜を
作り、電極折損の原因となったりするので、その添加量
は0.005〜0.5%までとするのが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に、点火プラグ(いわゆる白
金プラグ)の一例を示す。図の1は中心電極、2は絶縁
碍子、3は側方電極、4は主体金具(鉄のハウジング)
であり、側方電極3は主体金具4に溶接して取付けられ
ている。中心電極1の先端には白金チップ5が抵抗溶接
で張り付けられている。また、対極となる側方電極3に
も白金チップ6が、埋め込み溶接後、拡散熱処理して取
付けられている。放電ギャップgを介して対向する2つ
の白金チップ5、6は、両者ともPt−Ir、Pt−N
i等の合金から成る。
金プラグ)の一例を示す。図の1は中心電極、2は絶縁
碍子、3は側方電極、4は主体金具(鉄のハウジング)
であり、側方電極3は主体金具4に溶接して取付けられ
ている。中心電極1の先端には白金チップ5が抵抗溶接
で張り付けられている。また、対極となる側方電極3に
も白金チップ6が、埋め込み溶接後、拡散熱処理して取
付けられている。放電ギャップgを介して対向する2つ
の白金チップ5、6は、両者ともPt−Ir、Pt−N
i等の合金から成る。
【0017】この発明の電極材料は、この白金プラグの
中心電極用及び側方電極用として特に有効なものであ
る。
中心電極用及び側方電極用として特に有効なものであ
る。
【0018】(実施例)表1に示す組成の原料を用意
し、これを真空溶解炉で溶解後、圧延、伸線、軟化工程
を経て所定サイズの電極材料を得た。そして、その電極
材料を中心電極、側方電極に成形加工して各電極にPt
−Ir合金のチップを上述した方法で接合し、この白金
チップ付き中心電極、側方電極を用いて図1の点火プラ
グを作った。
し、これを真空溶解炉で溶解後、圧延、伸線、軟化工程
を経て所定サイズの電極材料を得た。そして、その電極
材料を中心電極、側方電極に成形加工して各電極にPt
−Ir合金のチップを上述した方法で接合し、この白金
チップ付き中心電極、側方電極を用いて図1の点火プラ
グを作った。
【0019】次に、表1に示す従来品、本発明品、比較
品の各材料で作った電極について、側方電極の折れ及び
白金チップ剥離に関する信頼性の評価試験を実施した。
品の各材料で作った電極について、側方電極の折れ及び
白金チップ剥離に関する信頼性の評価試験を実施した。
【0020】試験は、試作プラグを使用した4サイク
ル、6気筒のエンジンをアイドリング1分、フルスロッ
トル1分の条件を繰り返して100時間運転し、電極に
熱サイクルによる応力を加える方法で行った。その結果
を表1に併せて示す。
ル、6気筒のエンジンをアイドリング1分、フルスロッ
トル1分の条件を繰り返して100時間運転し、電極に
熱サイクルによる応力を加える方法で行った。その結果
を表1に併せて示す。
【0021】
【表1】
【0022】評価結果は、繰り返し熱応力により側方電
極の折れ、白金チップの剥離が生じたものを△、その折
れ、剥離が比較的少なかったものを○、全く発生しなか
ったものを◎で示している。
極の折れ、白金チップの剥離が生じたものを△、その折
れ、剥離が比較的少なかったものを○、全く発生しなか
ったものを◎で示している。
【0023】この結果から分かるように、従来のインコ
ネル系合金(従来品)では良い結果が得られていない
が、本発明品には、側方電極の折れ、及び白金チップの
剥離に関して明らかな改善効果が現れている。
ネル系合金(従来品)では良い結果が得られていない
が、本発明品には、側方電極の折れ、及び白金チップの
剥離に関して明らかな改善効果が現れている。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の電極材料
は、従来のインコネル系合金に微量の添加元素、特にM
o,W,Nbの中から選ばれた一種以上の元素を含ませ
たことにより、今まで以上に高温強度、高温耐酸化性に
優れたものになっており、側方電極の折損や白金チップ
の剥離を防止して点火プラグの信頼性、耐久性を高める
のに役立つ。
は、従来のインコネル系合金に微量の添加元素、特にM
o,W,Nbの中から選ばれた一種以上の元素を含ませ
たことにより、今まで以上に高温強度、高温耐酸化性に
優れたものになっており、側方電極の折損や白金チップ
の剥離を防止して点火プラグの信頼性、耐久性を高める
のに役立つ。
【0025】内燃機関は、希薄燃焼化が進み、ますます
放電電圧を高める傾向にあり、その高電圧のためにプラ
グの電極周辺が1000℃近い温度に晒されることを考
えると、この発明は極めて有意義なものと言える。
放電電圧を高める傾向にあり、その高電圧のためにプラ
グの電極周辺が1000℃近い温度に晒されることを考
えると、この発明は極めて有意義なものと言える。
【0026】また、冷間加工性も良いので、製造に当た
っては既存の設備、工程で対応でき、従来品と同様に低
価格で提供できる利点もある。
っては既存の設備、工程で対応でき、従来品と同様に低
価格で提供できる利点もある。
【図1】白金チップを使用した白金プラグの先端部を拡
大して示す図
大して示す図
1 中心電極 2 絶縁碍子 3 側方電極 4 主体金具 5、6 白金チップ g 放電ギャップ
Claims (2)
- 【請求項1】 重量比でNiを72%以上、Crを14
〜17%、Feを6〜10%含有するNi−Cr−Fe
基合金に、Mo、W、Nbの中から選ばれた元素の一種
以上を0.1〜0.5%添加し、さらに、C、Si、M
n、Al、Tiを各々1%以下添加し、残部はP、S、
Cuの不純分からなる点火プラグ用電極材料。 - 【請求項2】 C、Si、Mn、Al、Ti、P、S、
Cuの添加量が、C:0.01〜0.12%、Si:
0.1〜0.5%、Mn:0.2〜0.8%、Al:
0.005〜0.5%、Ti:0.005〜0.5%、
P:0.03%以下、S:0.02%以下、Cu:0.
5%以下である請求項1記載の点火プラグ用電極材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16743497A JPH1112670A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 点火プラグ用電極材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16743497A JPH1112670A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 点火プラグ用電極材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1112670A true JPH1112670A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15849643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16743497A Pending JPH1112670A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 点火プラグ用電極材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1112670A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6412465B1 (en) * | 2000-07-27 | 2002-07-02 | Federal-Mogul World Wide, Inc. | Ignition device having a firing tip formed from a yttrium-stabilized platinum-tungsten alloy |
JP2003105467A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
EP1325965A1 (en) * | 2001-12-21 | 2003-07-09 | Hitachi Metals, Ltd. | Ni-based alloy improved in oxidation-resistance, high temperature strength and hot workability |
US6677698B2 (en) * | 2000-12-15 | 2004-01-13 | Delphi Technologies, Inc. | Spark plug copper core alloy |
DE10308559B4 (de) * | 2002-02-27 | 2013-07-18 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Zündkerze |
CN104561718A (zh) * | 2014-12-13 | 2015-04-29 | 宁波帝杨电子科技有限公司 | 铌基高温合金及其制备方法和应用 |
US9077158B2 (en) | 2012-09-28 | 2015-07-07 | Denso Corporation | Spark plug for internal combustion engine |
JP2017130267A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
-
1997
- 1997-06-24 JP JP16743497A patent/JPH1112670A/ja active Pending
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