JPH01105485A - 内燃機関用スパークプラグ - Google Patents

内燃機関用スパークプラグ

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JPH01105485A
JPH01105485A JP8244388A JP8244388A JPH01105485A JP H01105485 A JPH01105485 A JP H01105485A JP 8244388 A JP8244388 A JP 8244388A JP 8244388 A JP8244388 A JP 8244388A JP H01105485 A JPH01105485 A JP H01105485A
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JP
Japan
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spark discharge
spark
internal combustion
spark plug
combustion engine
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JP8244388A
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Yasuyuki Sato
保幸 佐藤
Masaki Sugata
須賀田 正毅
Hiroyuki Murai
博之 村井
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐火花消耗性を有した卑金属材料で構成された
火花放電部を電極に備えた内燃機関用スパークプラグに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来の内燃機関用スパークプラグにおいては、特開昭5
7−180886号公報に開示されているように、中心
電極および/または接地電極に、貴金属で構成された火
花放電層(以下放電層)を抵抗溶接等の方法で接合した
ものがある。
このスパークプラグは放電層において火花放電が行われ
るが、放電層が貴金属で構成されているため、放電層の
火花消耗が少なく、従って寿命が長いという利点がある
しかしながら、上記従来のスパークプラグは放電層が貴
金属で構成されているため、価格の上昇を招くという難
点がある。
そこで、従来の他の例として、放電層の材料に安価なタ
ングステン合金を用いたものが特開昭61−26748
号公報に開示されている。
これは、クロム(cr)15〜40重量%、残部タング
ステン(W)よりなる合金、あるいはCr15〜35重
量%、シリコン(Si)、アルミニウム(Aj2)、ニ
ッケル(N il、) 、鉄(Fe)の群から選択した
一つを1〜10重量%、および残部Wよりなる合金で前
記放電層を構成したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、スパークプラグの電極に設けられる放電
層を上記のタングステン合金で構成した場合、価格的に
安価である反面、高温酸化が激しく、放電層の消耗が著
しくなり、従って長寿命という点で難点があることを見
出したのである。
本発明は、かかる問題点を解決しようとするものである
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、本発明者の鋭意研究により、従来考えられて
いなかった極めて高い濃度のCrを含む卑金属で火花放
電部を構成したものである。
即ち、一対の電極を有し、該一対の電極間で火花放電を
発生させるようにした内燃機関用スパークプラグにおい
て、前記一対の電極のうちの少なくとも一方の電極に火
花放電部を備え、該火花放電部が少なくとも90重量%
のクロムを含む卑金属材料により構成されているという
技術的手段を採用したものである。
上記構成のスパークプラグにおいては、火花放電部の厚
さを少なくとも0.3 mmとすることが好ましい。
また、上記火花放電部と上記いずれか一方の電極との間
に熱応力緩和部を設けてよい。この熱応力緩和部は、上
記一方の電極の母材の線膨張係数と前記火花放電部の卑
金属材料の線膨張係数との間に位置する線膨張係数を有
した卑金属材料により構成される。
〔実施例〕
以下本発明を具体的実施例により詳細に説明する。
第1図および第2図において、1はアルミナ磁器からな
る絶縁碍子で、中心に軸穴1aが設けである。2は炭素
鋼からなる中軸で、絶縁碍子1の上部に挿通しである。
3は黄銅等からなる端子で、中軸2の頭部にねじ込み固
定しである。4は円筒状のハウジングで耐熱導電性の金
属で構成してあり、このハウジング4の内側にリング状
の気密パツキン5およびかしめリング6を介して前記絶
縁碍子1が固定しである。なお、ハウジング4にはエン
ジンブロックに固定するためのねじ部4aが設けである
。7は耐熱、耐蝕、導電性金属、例えばNi−Cr系の
インコネル材からなる外装部7aと銅芯部7bとから構
成された中心電極である。
8は本発明における火花放電部であり、円板形状に形成
してあって、中心電極7の先端端面に抵抗溶接等の方法
で接合しである。9は、耐熱、耐蝕、導電性金属、例え
ばNi−Cr系のインコネル材からなる接地電極で、前
記ハウジング4の端面に接合されている。10は、本発
明の火花放電部で、上記放電部8に対向する位置に抵抗
溶接等の方法で接合しである。この火花放電部10は、
円板状もしくは楕円板状に形成しである。11は、絶縁
碍子1の軸穴1aの内に封着した導電性ガラスシール層
であり、銅粉末と低融点ガラスから構成されており、こ
のシール層11で中軸と中心電極7とを電気的に接続す
ると共に、両者を絶縁碍子1の軸穴1aに移動なきよう
固定しである。
本発明は、上記火花放電部8.10の組成に係わるもの
であり、この火花放電部8.lOを少なくとも90%の
Crを含む卑金属材料で構成し、かつ上記火花放電部の
厚さ(TA 、 T++ )を0.3胴以上にしたもの
である。
第3図〜第5図は、耐火花消耗性と密接に関連する材料
特性である融点、熱伝導度、電気抵抗とCr含有量との
関係を調査したものである。なお、純Crについては、
99.9%と99.9−9%の例が示しである。
第6図は、本発明の材料中耐酸化性が若干劣るC−r 
−W合金の耐酸化性について調べたものであり、大気中
で1時間各部度で加熱し、酸化重量増加率を調べたもの
である。
さて、第3図〜第5図の結果より、Fe、Ni。
Coについては、これらの添加量が10%を上回り、C
rが90%を下回ると、融点、熱伝導度、電気抵抗は急
激に悪い方向に変化する。また、第3図〜第6図の結果
より、Wは、Wの添加量が増加するに従い、熱伝導度、
電気抵抗が悪い方向に変化し、特に耐酸化性はWの添加
量10%以上すなわちCr含有量90%以下で急激に悪
くなる。
次に、具体的に耐火花消耗性について実験を行った結果
を第7図に示す。この実験は、圧力5kg/d、温度2
00°Cの圧力容器内空気中で火花エネルギー50mJ
の点火電源を用い、火花回数12000発/分で100
時間火花放電を行ったものである。上記圧力容器に取付
けたスパークプラグには、その中心、接地の両電極に第
2図のごとく火花放電部8.10(厚さ約1mm)が接
合してあり、このプラグは日本電装株式会社製造の品番
W16EXR−Uを基本構造としている。第7図の結果
から明らかなごとく、火花放電部のCr含有量が多いほ
ど火花消耗量は少なく、90%以上では極めて優れた耐
火花消耗性を示すことがわかる。なお、このことは実際
のエンジンで実験しても同じことが言える。
なお、本発明によるクロム合金および純クロムは冷間鍛
造性が若干悪いため、通常の溶解材により本発明を達成
する他に本発明による金属材料の粉末を圧縮成型して焼
結する、いわゆる焼結合金の製造方法で作成することも
有効である。しかし、焼結合金にて作成する場合、焼結
密度/理論密度によって耐火花消耗性の悪化が考えられ
るので、焼結密度/理論密度と火花消耗との関係につい
て調べた。その結果を第8図に示す。実験の方法は第7
図の実験と同じ方法にて行い、使用したスパークプラグ
には、その中心、接地の両電極に第2図のごとく火花放
電部8.10(厚さ約1mm)が接合してあり、この火
花放電部8.10の焼結密度/理論密度を種々変えて実
験した。このプラグは日本電装株式会社製造の品番W1
6EXR−Uを基本構造としている。第8図の結果から
明らかなごとく火花放電部の焼結密度/理論密度は高い
ほど火花消耗量は少ないが、焼結密度/理論密度が90
%以上あれば、密度100%のものと、火花消耗量はほ
とんど変わらず良好であるということが分かる。
ところで、上記実施例においては、火花放電部8.10
と電極7,9とは材料が異なっているため、それぞれの
材料の線膨張係数の差により、火花放電部および、火花
放電部と電極との間、および電極には熱応力が発生する
。そこで、熱応力による影響を実験した。実験に用いた
プラグとして日本電装株式会社製の品番W16EX−U
を用い、このプラグの中心、接地の両電極に、各種の厚
さTA、Tmの純度99.9%の純Cr(残部は不可避
的不純物)より成る線膨張係数6.5X10−6/°C
の火花放電部を抵抗溶接法で接合したものである。また
、中心、接地の両電極は77.5%のNi、15.5%
のCr、及び7%のFeの合金材料よりなり、線膨張係
数は13.5 X 10−b/’Cである。
実験は、プラグを2600cc4サイクルエンジンに装
着し市場において最も熱応力の発生の著しい運転条件で
あるW、O,T5000r、p、m。
で1分間運転後、1分間アイドル運転をし、これを繰り
返し100時間行うものである。
その結果を第9図に示す。第9図は、中心電極側火花放
電部および接地電極側火花放電部の厚さ(Ta 、T[
l)を横軸に、各厚さにおいて各々4個ずつ試験をした
時に第10図に示す縦亀裂の発生率を縦軸に示しである
。第9図より明らかなように中心電極側、接地電極側と
も火花放電部の厚さが薄くなると、中心、接地の両電極
の火花放電部ともに、第10図に示す火花放電面から火
花放電部と電極の溶接面の方への縦亀裂14が発生する
。しかし火花放電部の厚さTA、T、とも0.3m以上
にすれば、第10図に示す縦亀裂14の発生はなくなる
。また、火花放電部の厚さTa、Tsを0.3閣以上に
し縦亀裂14の発生を抑制すると、第11図に示す様に
火花放電部の火花放電部と電極との溶接面近傍に、溶接
面とほぼ平行に横亀裂15が発生する場合がある。この
横亀裂15は、通常の市場−での使用においては、発生
も認められなかったが、近年のエンジンの高出力化、高
性能化の要求の中にあって、長期間の使用によって横亀
裂150発生により火花放電部が脱落する可能性がある
ということを確認することができた。
そこで、横亀裂抑制のため、火花放電部と電極との間に
熱応力緩和部を設けた実施例が第12図である。この第
12図において、第2図と同一符号は第2図と同一の構
成を示しており、熱応力緩和部は符号12および13で
示しである。
電極7の母材金属(外装部7a)および電極9の母材金
属は一般的に前述したようにインコネル600(商品名
)等よりなっていて、−船釣に線膨張係数は13.5x
10−6/”c〜14.0×10−6/℃である。一方
、火花放電部8.10を構成するCrを90%以上含有
した高濃度Cr合金の卑金属材料の線膨張係数は6.5
 x 10−6/”c〜7.0×IO−6/℃である。
従って、電極7,9と火花放電部8.10との間には7
. OX 10−6/℃の線膨張係数の差があり、この
差に起因する熱応力で火花放電部8.10に亀裂が生じ
るのである。ここで、熱応力緩和部12.13の線膨張
係数及び厚さT。、Tnと火花放電部8.10に発生す
る横亀裂の有無との関係を求めた例が第13図である。
実験に用いたプラグとして日本電装株式会社製の品番W
I6Ex−Uを用い、このプラグの中心、接地の両電極
に、各種の厚さ(’re 、 TD )の線膨張係数を
、13.5X10−6/’Cから6.5×10−6/℃
まで種々変えたニッケルークロム合金製の熱応力緩和部
および肉厚1.0+nm (TE、T、)の純度99.
9%の純Cr(残部は不可避的不純物)より成る線膨張
係数6.5 X 10−6/℃の火花放電部を抵抗溶接
方で接合したものである。また、中心、接地の両電極は
77.5%のNi、15.5%のCr、および7%のF
eの合金材料よりなり、線膨張係数は13.5xlO−
’/’cである。実験は、熱応力緩和部の厚さ(Tc 
、 ’rn )と線膨張係数を種々変えた上記プラグを
2600cc4サイクルエンジンに装着し、5000r
、p、m、で1分間運転後1分間アイドル運転をし、こ
れを繰り返し100時間行うものである。
第13図から明らかなように、火花放電部8゜10に横
亀裂を発生しない熱応力緩和部12,13の卑金属材料
の線膨張係数は8.5 X 10−6/℃〜12. O
X 10−67”Cであることがわかる。この範囲の線
膨張係数を得るには、実験に用いたニッケルークロム合
金ではクロムの含有量が50%〜85%(残部50〜1
5%はニッケル)必要である。さらに、横亀裂の発生し
ない熱応力緩和部の必要厚さTIl、Tcは線膨張係数
が10.0×10−6/℃で0.05薗以上必要であり
10.OX 10−6/°Cよりも大きくなっても、小
さくなっても、熱応力緩和部の必要厚さT。、Tcは厚
くなり、線膨張係数が8.5 X 10−6/’Cのと
き、0.15世以上、線膨張係数が12.OX 10−
’/’Cのときは、0.1閣以上必要となることがわか
る。さらに、熱応力緩和部を上記のようにもうけること
により、火花放電部の厚さTt、Trを0.3 mm以
下としても第9図に示す不具合は発生しないことがわか
った。
しかし、火花放電部の厚さは、製造面からの制約および
長寿命という目的のためには0.1 mm以上を確保す
ることが望ましい。
このようムこ、熱応力緩和部12.13を構成する卑金
属材料の線膨張係数を、電極7.9の母材の線膨張係数
と火花放電部8,10を構成する卑金属材料の線膨張係
数との間に適当な厚さで位置させることで、火花放電部
8.IOの亀裂の発生を回避させることができる。
第14図は本発明の更に他の実施例を示すものである。
この実施例は、中心電極側の火花放電部8を前記実施例
のように薄層状に代えて棒状にし、絶縁碍子1の軸穴1
aの奥まで配置して中心電極7とFの位置で接合したも
のである。この実施例において、火花放電部は前記実施
例と同じ<Cr90%以上を含有した卑金属材料で構成
しである。
このCr90%以上を含有した卑金属材料の線膨張係数
は絶縁碍子1のアルミナ焼結体の線膨張係数に近似して
いるため、火花放電部8と絶縁碍子1の軸穴との間の隙
間を無くすことも可能であり、プラグの小型化へのニー
ズに答えることができる。
本発明は上記実施例に限定されず、次のように種々の変
形が可能である。
(1)火花放電部は中心および接地の両電極に設けたが
、どちらか一方の電極に設けてもよい。このことは火花
放電部−熱応力緩和部の組合わせのものについても同様
のことがいえる。
(2)火花放電部の卑金属材料には10%までのFe、
Ni、Co、Wの1つが含まれていてもよいとしたが、
これらが2つ以上組み合わさって含まれていてもよいし
、また、これら以外の別の金属あるいは不可避的不純物
が含まれていてもよく、要はCrが90%以上含まれて
いればよい。
(3)熱応力緩和部は50%〜85%のCrおよび50
%〜15%のNiの合金材料に限らず、52%Fe−4
2%Ni−6%Cr合金(線膨張係数8.5〜9.2X
10−6/’C)、47%Fe−47%Ni−6%Cr
合金(線膨張係数10.0〜11.OX 10−6/℃
)等の、Ni、Crのうちの1つまたは2つを5%〜5
0%含有し残部95%〜50%FeからなるFe−Ni
合金、Fe−Ni−Cr合金で構成してもよい。また、
熱応力緩和部はNiおよびCrの少なくとも1つを5%
〜50%、Tiおよび/またはAI!、の1つを6%以
下、および残部95%〜44%のFeよりなる合金で構
成してもよい。また、耐酸化性を向上するために1%以
下のチタンおよび/もしくは5%以下のアルミニウムを
添加した合金で構成してもよい。
(4)中心電極7または接地電極9の母材は、93%N
i−2%Cr−3%Mn−2%Siで構成してもよい。
(5)火花放電部と熱応力緩和部とは互いに抵抗溶接に
よって接合したが、拡散溶接で接合してもよい。また、
熱応力緩和部を電極に溶接後、熱処理することで両者の
接合部に合金層を形成し、熱応力の緩和を一層図っても
よい。なお、この合金層の厚さは10μm以上がよい。
このことは火花放電部についてもいえる。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、次に述べる効果を奏する
(1)スパークプラグの電極に、少なくとも90%のC
rを含有した卑金属材料で構成された火花放電部を備え
ることにより、火花放電部の消耗を飛躍的に向上するこ
とができ、従って安価で長寿命のスパークプラグを得る
ことができる。
(2)上記の火花放電部の厚さを少なくとも0.3胴と
することにより、該火花放電部に発生する横亀裂を抑制
して火花放電部の脱落を防止できる。
(3)また、電極の前記火花放電部とこの電極の母材と
の間に、両者の線膨張係数の間に位置する線膨張係数を
有する卑金属材料よりなる熱応力緩和部を配置すること
により、火花放電部と電極の母材との間の熱応力を熱応
力緩和部で緩和することができ、従って長期間の使用に
よる火花放電部の縦亀裂の発生回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す半断面図、第2図は第
1図の要部拡大断面図、第3図〜第5図および第7図は
本発明において、Cr含有量によ明の他の実施例の要部
を示す拡大断面図、第12ダ 図は本発明の作用説明に供する特性図、第1客図は本発
明の更に他の実施例を示す断面図である。 7・・・中心電極、8・・・火花放電部、9・・・接地
電極。 10・・・火花放電部、12.13・・・熱応力緩和部
。 Cr 省fIi (wtl ) 第3図 第4図 Cr 鵠’i(WtX) 第12図 第11図 第13図 第14図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の電極を有し、該一対の電極間で火花放電を
    発生させるようにした内燃機関用スパークプラグにおい
    て、前記一対の電極のうちの少なくとも一方の電極に火
    花放電部を備え、該火花放電部が少なくとも90重量%
    のクロムを含む卑金属材料により構成されていることを
    特徴とする内燃機関用スパークプラグ。
  2. (2)前記火花放電部の厚さは少なくとも0.3mmで
    あることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用スパー
    クプラグ。
  3. (3)前記火花放電部は、クロム90重量%以上と、鉄
    、ニッケル、コバルト、タングステンの群から選択され
    た少なくとも一つの金属10重量%以下との合金より構
    成されており、前記クロムと前記少なくとも一つの金属
    との総和は100重量%であることを特徴とする請求項
    1記載の内燃機関用スパークプラグ。
  4. (4)前記火花放電部は、不可避的不純物を含有した純
    クロムから構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の内燃機関用スパークプラグ。
  5. (5)前記火花放電部は、前記一対の電極の両方に備え
    られていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用
    スパークプラグ。
  6. (6)一対の電極を有し、該一対の電極間で火花放電を
    発生させるようにした内燃機関用スパークプラグにおい
    て、前記一対の電極のうち少なくとも一方の電極に、熱
    応力緩和部および火花放電部を備え、前記熱応力緩和部
    は前記一方の電極の母材と前記火花放電部との間に位置
    しており、前記火花放電部は少なくとも90重量%のク
    ロムを含む卑金属材料により構成されており、前記熱応
    力緩和部は、前記一方の電極の母材の線膨張係数と前記
    火花放電部の卑金属材料の線膨張係数との間に位置する
    線膨張係数を有した卑金属材料により構成されているこ
    とを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。
  7. (7)前記熱応力緩和部の卑金属材料の線膨張係数は8
    .5×10^−^6/℃〜12.0×10^−^6/℃
    であることを特徴とする請求項6記載の内燃機関用スパ
    ークプラグ。
  8. (8)前記熱応力緩和部の卑金属材料の線膨張係数は、
    8.5×10^−^6/℃〜12.0×10^−^6/
    ℃とし、かつ、線膨張係数が10×10^−^6/℃の
    ときは、前記熱応力緩和部の厚さを少なくとも0.05
    mmとし、線膨張係数が、8.5×10^−^6/℃〜
    12.0×10^−^6/℃の範囲内で、10×10^
    −^6/℃より大きくなる場合も、小さくなる場合も前
    記熱応力緩和部の厚さは厚くなり、線膨張係数が8.5
    ×10^−^6/℃のときは、前記熱応力緩和部の厚さ
    を少なくとも0.15mmとし、線膨張係数が12.0
    ×10^−^6/℃のときは、前記熱応力緩和部の厚さ
    を少なくとも0.1mmとしたことを特徴とする請求項
    6記載の内燃機関用スパークプラグ。
  9. (9)前記熱応力緩和部の卑金属材料は、 (a)ニッケル50重量%〜15重量およびクロム50
    重量%〜85重量%よりなる合金、 (b)ニッケルおよびクロムの少なくとも1つを5重量
    %〜50重量%および残部95重量%〜50重量%の鉄
    よりなる合金、 (c)ニッケルおよびクロムの少なくとも1つを5重量
    %〜50重量%、チタンおよびアルミニウムの少なくと
    も1つを6重量%以下および残部95%〜44%の鉄よ
    りなる合金、の(a)乃至(c)の群から選択された一
    つの合金材料よりなることを特徴とする請求項6記載の
    内燃機関用スパークプラグ。
  10. (10)前記火花放電部は、クロム90重量%以上と、
    鉄、ニッケル、コバルト、タングステンの群から選択さ
    れた少なくとも一つの金属10重量%以下との合金より
    構成されており、前記クロムと前記少なくとも一つの金
    属との総和は100重量%であることを特徴とする請求
    項6記載の内燃機関用スパークプラグ。
  11. (11)前記火花放電部は、不可避的不純物を含有した
    純クロムから構成されていることを特徴とする請求項6
    記載の内燃機関用スパークプラグ。
  12. (12)前記火花放電部および前記熱応力緩和部は、前
    記一対の電極の両方に備えられていることを特徴とする
    請求項6記載の内燃機関用スパークプラグ。
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