JP2014063556A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリブロックを選択する選択信号数を削減可能な不揮発性半導体記憶装置を提供すること。
【解決手段】複数のメモリセルMC、第1選択トランジスタTrSGD及び第2トランジスタにTrSGSを有するメモリストリングMS含むブロックをi個(i:2以上の整数)含むメモリセルアレイ10と、ロウデコーダXfer_D、Xfer_Sと、m個(2≦m≦i)の前記ブロック毎に設けられ、前記転送トランジスタのゲートに接続されるブロックデコーダBDと、第1信号線群、第2信号線群のうち、いずれか一方を選択するスイッチ回路30とを具備する。
【選択図】図5

Description

実施形態は、メモリブロックを選択する選択信号数の削減に関する。
近年、メモリセルを積層した積層型の半導体メモリ(BiCS:Bit Cost Scalable Flash Memory)が開発されている。このBiCSは、低コストで大容量な半導体メモリを実現することが出来る。
特開2002−133894号公報 特開2007−207425号公報 特開2011−138579号公報 特開2010−34109号公報
本実施形態は、メモリブロックを選択する選択信号数を削減可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、半導体基板上に順次積層される複数のメモリセル、第1選択トランジスタ及び第2選択トランジスタを有するメモリストリングを複数個含むブロックをi個(i:2以上の整数)含むメモリセルアレイと、転送トランジスタを含み、この転送トランジスタを介して前記メモリセルに電圧を供給するロウデコーダと、m個(2≦m≦i)の前記ブロック毎に設けられ、前記転送トランジスタのゲートに接続されるブロックデコーダと、前記m個のブロックの各々から引き出され、前記第1選択トランジスタ及び前記第2選択トランジスタに接続される第1信号線群、前記第1信号群に接続された前記第1選択トランジスタ及び前記第2選択トランジスタとは異なる第1選択トランジスタ及び第2選択トランジスタに接続された第2信号線群のうち、いずれか一方を選択するスイッチ回路とを具備する。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成例。 第1の実施形態に係るメモリセルアレイの斜視図。 第1の実施形態に係るメモリストリングの断面図。 第1の実施形態に係るメモリストリングの等価回路。 第1の実施形態に係るブロック、Xfer_S、Xfer_D、周辺回路の接続概念図。 第1の実施形態に係るブロックデコーダのブロック図。 第1の実施形態に係るブロックデコーダの回路図。 第1の実施形態に係るスイッチ回路の回路図。 第1の実施形態に係るデコーダ部の回路図。 第1の実施形態に係る効果を示す概念図を示し、図10(a)は、比較例に係るブロックデコーダの占める面積を示し、図10(b)は、第1の実施形態に係り、共有数n=2としたときのブロックデコーダの占める面積を示し、図10(c)は、第1の実施形態に係り、共有数n=4としたときのブロックデコーダの占める面積を示す。 第1の実施形態に係る信号配線の本数が減少する様子を表した概念図。 第2の実施形態に係るデコーダ部の回路図。 第3の実施形態に係るブロック、Xfer_S、Xfer_D、周辺回路の接続概念図。
以下、本実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、複数ブロック共有することでブロックデコーダBDから、後述するXfer_Dまでの配線を削減するものである。
[第1の実施形態]
図1に第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成例を示す。
図1に示すように、第1の実施形態における不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルアレイ10(図中、1st Plane〜Nth Plane)、及びそれを制御可能な周辺回路20から構成される。
後述するが、1st Plane〜Nth Plane内の各々は、データを保持可能とし、半導体基板の法線方向に向かって形成された積層型のメモリセルMCを複数備える。
また、周辺回路20は、1st Plane〜Nth Planeを制御する制御部や、データの書き込み、読み出し、及び消去などを行う際の各種電圧を出力する電圧発生回路、これら構成は種々のMOSトランジスタ(例えば、高耐圧、及び低耐圧)、並びにこれらに電圧を供給する信号線、及びコンタクトプラグCPによって構成される。なお、これらMOSトランジスタ、信号線、及びコンタクトプラグCPなどは、メモリセルアレイ10直下にも配置される。
次に、1st Planeの平面図について説明する。なお、2nd Plane1〜Nth Planeに関しては、1st Planeと同一の構成であるため、ここでは説明を省略する。
図示するように、1st Planeは、MAT11−0〜例えばMAT11−1(区別しない場合には、単にMAT11と呼ぶ)、これらMAT11間に配置されるXFER_S及びXFER_D、カラムデコーダCOL(図中、COL)並びにブロックデコーダBD(図中、BD)を備える。
MAT11−0〜MAT11−1の各々は、複数のメモリストリングMSを備える。これらメモリストリングMS内を貫通するように、例えば第1方向に向かってワード線WL0〜WL3(以下、第1信号線群)、及びワード線WL4〜WL7(以下、第2信号線群)が形成され、また第2方向に向かって図示せぬビット線BLが複数形成される。
そして、ワード線WL0〜WL3の一端は、XFER_Sに接続され、ワード線WL4〜WL7に一端は、XFER_Dに接続される。すなわち、MAT11内を貫通するワード線WLは櫛歯状に配置される。
XFER_D及びXFER_Sは、複数のMOSトランジスタから構成され、MAT11内のいずれかメモリストリングMSを選択する。具体的には、ブロックデコーダBDからの制御信号を受けて、読み出し、書き込み、消去対象のメモリストリングMSを選択可能とする。
ブロックデコーダBDは、XFER_S及びXFER_D内のMOSトランジスタのオン、オフを切り替え、複数の中から書き込み、読み出し及び消去対象のメモリストリングMSを選択する。
カラムデコーダCOLは、図示せぬビット線BLを選択する。
<メモリセルアレイ10の断面図>
図2は、1st Planeを構成するメモリストリングMSの構造を3次元で示した斜視図である。ここで示す1st Planeの構造は、2nd Plane〜Nth Planeと同一の構造であるため、ここでは一例として1st Planeに着目して説明する。
図2に示すように、第1方向及び第2方向で形成される平面内において、マトリクス状(5×4)に柱状の半導体層SCが形成される。この半導体層SCは、半導体基板BG上であって、第1方向及び第2方向にそれぞれ直交する第3方向に沿って複数形成される。また、第2方向に沿って互いに隣接する半導体層SC同士が、半導体基板BG内で結合部JPを介して結合される。すなわち、互いに隣接する半導体層SC同士が結合部JPを介してU字形状のメモリストリングMSが形成される。
従って、第2方向に向かって手前から半導体層SC11、SC12、SC13、及びSC1−4が順次形成される。次いでこの半導体層SC11とSC12とが結合部JP11によって結合され、また半導体層SC13と半導体層14とが結合部JP12によって結合される。
なお、第1方向に沿ってこれら半導体層SC11、SC12、SC13、及びSC14に隣接するように形成された、例えば半導体層SC21とSC22、及び半導体層SC23とSC24を含む他の半導体層の組についても同様の構成であるため、説明を省略する。また本変形例では、m=5、n=4を一例に示しているが、数に限りはない。
次にメモリセルMCの構造について説明する。この半導体層SCの周囲には、半導体層SCの表面から順に、第1方向及び第2方向の面内に沿って、ゲート絶縁層、絶縁層(電荷蓄積層)、及びゲート絶縁層よりも誘電率が高い材料で形成される絶縁層(ブロック層)が形成される。次いで、この半導体層SCが形成される領域であって、第1方向及び第2方向の面内には、第1方向に沿って形成されたワード線WLが、第3方向に向かって複数層形成される。すなわち、このワード線WLと半導体層SCとの交点の領域にメモリセルMCが形成される。
図2の左上にA−A´の断面方向に沿って、メモリセルMCの断面図を拡大した様子を示す。図示するように、半導体層SCの表面を覆うように、この半導体層SCの表面から順にゲート酸化膜24c、電荷蓄積層24b、及びブロック層24aが形成される。更にこのブロック層24aの表面を覆うように導電層20が形成される。
更に、1st Planeの説明を続ける。上述したようにメモリストリングMSがU字形状で形成されているため、最上層に形成されたワード線WLの更に上に設けられるドレイン側の選択信号線SGDを基点として、下層にワード線WL7、WL6、WL5、及びWL4が順に形成され、結合部JPを介して下層から上層へ順にWL3、WL2、WL1、WL0及び選択信号線SGSが、半導体層SC11及びSC12に沿って形成される。
すなわち、各層積層されるワード線WLは、互いに隣接して配置される半導体層SC11及びSC12間、及び半導体層SC13及びSC14間で分離して形成され、また半導体層SC12−SC13間、及びSC11−SG14間で共通接続される。
更に、選択信号線SGSを貫通した半導体層SC12の一端はソース線SLに接続される。このソース線SLには隣接する半導体層SC13の一端も接続される。つまりこのソース線SLを共通として、隣接する半導体層SC12とSC13が結合される。
更に、選択信号線SGDを貫通する半導体層SC11及び半導体層SC14の一端はそれぞれビット線BL1で共通接続される。以下同様に、選択信号線SGDを貫通する半導体層SC21及び半導体層SC24の一端はそれぞれビット線BL2で共通接続され、半導体層SC31及び半導体層SC34の一端においても、それぞれビット線BL3に共通接続され、そして半導体層SCm1及び半導体層SCm4の一端についてもそれぞれビット線BLmで共通接続される。
なお、半導体層SC1−3、SC1−4で形成されるメモリストリングMSの構造は、半導体層SC1−1とSC1−2とで形成されるメモリストリングMSと同じであることから説明を省略する。
ここで、各メモリストリングMSにはメモリセルMC0〜MC7が形成されている場合を一例に説明したが、メモリストリングMSを構成するメモリセルMCの数に限りはない。つまり、メモリセルMCは16個でも、32個でもよい。以下、必要に応じてメモリセルMCの数をs個(s:自然数)とする場合がある。
1st Planeは、図2に示すようにデータを電気的に記憶するメモリセルMCを3次元マトリクス状に配列して構成される。すなわち、メモリセルMCは、積層方向にマトリクス状に配列されるとともに、積層方向に直交する水平方向にもマトリクス状に配列される。上述したように積層方向に並ぶ複数個のメモリセルMCは直列接続され、メモリストリングMSを構成する。後述するが、このメモリストリングMSの集合体(例えば、12個のメモリストリングMS)によってブロックBLKが構成される。そして、プレーンPとは、このブロックBLKが複数形成された集合体を指し、複数のプレーンPは同時に読み出し、書き込み、もしくは消去動作を行うことができる。
メモリストリングMSに話を戻す。メモリストリングMSの両端には選択時に導通状態とされるドレイン側選択トランジスタSGD(以下、選択トランジスタST1)、ソース側選択トランジスタSGS(以下、選択トランジスタST2)が接続される。このメモリストリングMSは、積層方向を長手方向として配列される。選択トランジスタST1の一端は、ビット線BLに接続される。選択トランジスタST2の一端は、ソース線SLに接続される。
<1ブロックBLKの断面図>
次に図3を用いてブロックBLKの定義について説明する。図3は上述したメモリセルアレイ10の断面図であり、ここでは、ビット線BL0に着目した断面図であるが、実際の構成では紙面奥方向に向かってビット線BL1〜ビット線BLmが形成される。
図示するように、同一のビット線BL0に、例えば複数のメモリストリングMSが電気的に接続される。本実施形態では例えば12本のメモリストリングMSで構成される単位を1ブロックBLKと呼ぶ。
すなわち、例えばメモリストリングMS0〜MS11によって構成される単位をブロックBLKと呼ぶ。例えば、プレーンP0がビット線BL0〜ビット線BLmで構成される場合、1ブロックBLK当たり、(m+1)×12個のメモリストリングMSが形成される。また、ソース線SLは第2方向に沿って隣接する各メモリストリングMS間で共有に接続される。
<ブロックBLKの等価回路>
次に図4を用いて上述したメモリストリングMSの回路図について説明する。なお、メモリストリングMS0〜MS11の各々の構成は同一であるため、以下ではメモリストリングMS0に着目して説明する。また各メモリストリングMSが備えるメモリセルMCは8個(s=8)とする。
<メモリストリングMS0について>
メモリストリングMS0の回路構成について説明する。メモリストリングMS0は、メモリセルMC0〜MC7、選択トランジスタST1及び選択トランジスタST2、並びにトランジスタST_BGを備える。
メモリセルMC0〜MC7の制御ゲートCGはワード線WLとして機能する。すなわち、メモリストリングMS0には、8本のワード線WLが貫通することになる。
このメモリセルMC0〜MC3は、選択トランジスタST2及び選択トランジスタST_BGと、の間に直列接続される。
選択トランジスタST2の電流経路の他端はソース線SLに接続され、ゲートには信号SGS0が供給される。また、選択トランジスタST_BGの電流経路の一端は、メモリセルMC3の電流経路の一端に接続され、ゲートには信号BGが供給される。
また、メモリセルMC4〜MC7は、選択トランジスタST1と、選択トランジスタST_BGと、の間に直列接続される。選択トランジスタST1の電流経路の他端はビット線BL0に接続され、ゲートには信号SGD0が供給される。また、選択トランジスタST_BGの電流経路の他端は、メモリセルMC4の電流経路の一端に接続される。
なお上述したが、メモリストリングMS1〜メモリストリングMS11についてもメモリストリングMS0と同様の構成であるため、説明を省略する。
上記メモリストリングMS0〜メモリストリングMSk内に設けられるメモリセルMC0〜メモリセルMC7のゲートの各々は、1つのブロックBLK内を横断するように共通接続される。
具体的に説明すると、各々の制御ゲートCGは、図示せぬ他のビット線BL1〜BLmに接続されるメモリストリングMS0〜メモリストリングMS11内の全てのメモリセルMC0を構成する制御ゲートCGと共通接続される。
<メモリセルアレイ10と周辺回路20との詳細な接続例>
次に、図5〜図9を用いて上述したメモリセルアレイ10と周辺回路20との詳細な接続例について説明する。図5に示すように、周辺回路20はスイッチ回路30を備える。なお、周辺回路20はスイッチ回路30以外に、電圧発生回路や、センスアンプ、ドライバ回路、制御部等備えるが、ここではスイッチ回路30に着目する。
また一例として、ブロックBLK0及びブロックBLK1の組で1つのブロックBLK、ブロックBLK2及びブロックBLK3の組で1つのブロックBLK、…、ブロックBLK(i−2)及びブロックBLK(i−1)の組で1つのブロックBLKとする。換言すれば、2つ毎にブロックBLKを共有するものと仮定する。
このため、ブロックBLK0及びブロックBLK1の組、ブロックBLK2及びブロックBLK3の組、…、ブロックBLK(i−2)及びブロックBLK(i−1)の組にそれぞれ1つのブロックデコーダBDが配置されるものとする。
i=1000であれば、ブロックデコーダBDは500個配置される。またなお、メモリストリングMSを構成するバックゲート素子BG等は省略するが、2つずつのブロックBLKを共有する場合、バックゲート素子BGの選択・非選択は2ブロック単位で制御される。
本実施形態に係るスイッチ回路30と、上述したメモリセルアレイ10、並びにXfer_S、及びXfer_Dの接続関係の概念は以下のようである。
具体的には、メモリセルアレイ10内のBLK0〜BLK(i−1)からXfer_S、Xfer_Dを介して引き出された24本の信号線SGS0〜SGS23、24本の信号線SGD0〜SGD23、16本のワード線WL0〜WL15がスイッチ回路30へと接続される。
すなわち、ブロックBLK0、ブロックBLK2、…、及びBLK(i−2)から引き出された各々の信号線SGS0、信号線SGD0、…、信号線SGS11、及び信号線SGD11が、転送トランジスタTrSGD_0〜TrSGD_11及び転送トランジスタTrSGS_0〜TrSGS_11を介して、互いに結合し、これら信号線SGS、信号線SGDの組がスイッチ回路30へと接続される(ここでi=2k、k:正の整数)。また転送トランジスタTrTrSGD_0〜TrSGD_11及び転送トランジスタTrSGS_0〜TrSGS_11のゲートそれぞれには、信号BLKSEL、BLKSELnが供給される。
ブロックBLK1、ブロックBLK3、…、及びBLK(i−1)から引き出された各々の信号線SGS12、信号線SGD12、…、信号線SGS23が、転送トランジスタTrSGD_0〜TrSGD_11及び転送トランジスタTrSGS_0〜TrSGS_11を介して、互いに結合し、これら信号線SGS、信号線SGDの組がスイッチ回路30へと接続される。また転送トランジスタTrSGD_0〜TrSGD_11及び転送トランジスタTrSGS_0〜TrSGS_11のゲートのそれぞれには、信号BLKSEL、BLKSELnが供給される。
ブロックBLK0、ブロックBLK2、…、BLK(i−2)から引き出された各々のワード線WL0〜ワード線WL7がブロックBLK内の各メモリストリングMS間で結合された後、転送トランジスタTrMC_0〜TrMC_7を介して、その後互いに結合し、これらワード線WL0〜WL7がスイッチ回路30へと接続される。また転送トランジスタTrMC_0〜TrMC_7のゲートには信号BLKSELが供給される。
更に、ブロックBLK1、ブロックBLK3、…、及びBLK(i−1)から引き出された各々のワード線WL8〜ワード線WL15も同様の方法で結合(すなわち、転送トランジスタTrMC_8〜TrMC_15を介して、その後互いに結合)しこれらワード線WLがスイッチ回路30へと接続される。また、転送トランジスタTrMC_8〜TrMC_15のゲートにも信号BLKSELが供給される。
以下、具体的な接続関係について説明する。
<ブロックBLK0とそれに対応するXfer_S、Xfer_Dとの接続関係について>
まずSub−BLK0に着目して、信号線SGD、信号線SGS、及び信号線CGについて説明する。
<信号線SGD、信号線SGS>
<Sub−BLK0>
選択トランジスタST1のゲートに接続される信号線SGD_0は、ノードN0でMOSトランジスタTrSGD_0の電流経路の一端に接続され、またこの信号線SGD_0はMOSトランジスタTrSGD_0の他端を介してノードN0´に接続される。
また、選択トランジスタST2のゲートに接続される信号線SGS_0は、ノードN1でMOSトランジスタTrSGS_0の電流経路の一端に接続され、またこの信号線SGD0はMOSトランジスタTrSGS_0の他端を介してノードN1´に接続される。
以降、信号線SGD_1〜信号線SGD_11、及び信号線SGS_1〜信号線SGS_11についても同様である。つまり、信号線SGD_1〜信号線SGD_11、及び信号線SGS_1〜信号線SGS_11についても対応するMOSトランジスタTrSGD、及びTrSGSを介してスイッチ回路30と接続される。
<Sub−BLK1〜Sub−BLK11>
上記ではSub−BLK0に着目して説明したが、他のSub−BLK1〜Sub−BLK11についても同様である。つまり、Sub−BLK1〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL0〜WL15についても、対応するMOSトランジスタTrSGD、及びTrSGSを介してスイッチ回路30と接続される。
<ワード線WL>
<Sub−BLK0>
MOSトランジスタTrMC0の電流経路の一端(ノードN20)にはメモリセルMC0に接続されるワード線WL0が接続され、またこのワード線WL0はMOSトランジスタTrMC0の電流経路の他端を介してノードN20´に接続される。
<Sub−BLK1>
Sub−BLK1から引き出されたワード線WL0についても上記ノードN20に接続され、MOSトランジスタTrMC0を介してノードN20´に接続される。
ここでは、Sub−BLK0、及びSub−BLK1のワード線WL0に着目したが、Sub−BLK2〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL0についても同様である。
また更に、Sub−BLK0〜Sub−BLK11の各々から引き出されたワード線WL1〜ワード線WL7についても同様である。例えば、Sub−BLK0〜Sub−BLK11の各々から引き出されたワード線WL7は、ノードN22で共通接続され、対応するMOSトランジスタTrMC7を介してノードN22´に接続される。
このように、ワード線WL1〜ワード線WL7についてもSub−BLK0〜Sub−BLK11間で共通接続され、次いで対応するMOSトランジスタTrMC1〜MOSトランジスタTrMC7を介してスイッチ回路30と接続される。
<BLK0と、BLK2、…BLK(i−2)との接続関係>
<信号線SGD、及び信号線SGSについて>
まず、信号線SGD、及び信号線SGSについて説明する。
例えばブロックBLK0内のSub−BLK0から引き出された信号線SGD_0と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(i−2)内の各々のSub−BLK0から引き出された信号線SGD_0とが、ノードN0´で共通接続される。
同様に、例えばブロックBLK0内のSub−BLK0から引き出された信号線SGS_0と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(i−2)内の各々のSub−BLK0から引き出された信号線SGS_0とが、ノードN1´で共通接続される。
以下同様に、ブロックBLK0内のSub−BLK11から引き出された信号線SGD_11と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(1−2)内の各々のSub−BLK111から引き出された信号線SGD_11とが、ノードN4´で共通接続され、ブロックBLK0内のSub−BLK11から引き出された信号線SGD_11と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(i−2)内のSub−BLK11から引き出された信号線SGD_11とが、ノードN5´で共通接続される。
すなわち、BLK0、BLK2、…BLK(i−2)間で共通接続された、計12本の信号線SGD、信号線SGSがスイッチ回路30へと接続される。
<ワード線WLについて>
次に、ワード線WLについて説明する。
例えば、ブロックBLK0内のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL0と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(1−2)内の各々のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL0とが、ノードN20´で共通接続される。
ワード線WL1〜WL7についても同様である。すなわち、ブロックBLK0内のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL1〜WL7と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(i−2)内の各々のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL1〜WL7とが、共通接続される。
例えば、図5に示すように、ブロックBLK0内のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL7と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(i−2)内の各々のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL7とが、ノードN21´で共通接続される。
すなわち、ブロックBLK0、ブロックBLK2、ブロックBLK4、…、ブロックBLK(i−2)から引き出され、互いに結合されたワード線WL0〜WL7の、計8本がスイッチ回路30に接続される。
<ブロックBLK1と、それに対応するXfer_S、Xfer_Dと、の接続関係について>
次に、ブロックBLK1内のSub−BLK0に着目して、信号線SGD、信号線SGS、及び信号線CGについて説明する。
<信号線SGD、信号線SGS>
<Sub−BLK0>
選択トランジスタST1のゲートに接続される信号線SGD_0(以降、信号線SGD_12)は、ノードN6でMOSトランジスタTrSGD_0(以下、MOSトランジスタTrSGD_12)の電流経路の一端に接続され、またこの信号線SGD_12はMOSトランジスタTrSGD_12の他端を介してノードN6´に接続される。 次いで、選択トランジスタST2のゲートに接続される信号線SGS_0(以降、信号線SGS_12)は、ノードN7でMOSトランジスタTrSGS_0(以下、MOSトランジスタTrSGS_12)の電流経路の一端に接続され、またこの信号線SGD0はMOSトランジスタTrSGS_12の他端を介してノードN7´に接続される。
以降、Sub−BLK0内の信号線SGD13〜信号線SGD23、及び信号線SGS13〜信号線SGS23についても同様である。つまり、信号線SGD13〜信号線SGD23、及び信号線SGS13〜信号線SGS23についても対応するMOSトランジスタTrSGD、及びTrSGSを介してスイッチ回路30と接続される。
<Sub−BLK1〜Sub−BLK11>
上記ではブロックBLK1内のSub−BLK0に着目して説明したが、ブロックBLK1内のSub−BLK1〜Sub−BLK11についても同様である。つまり、Sub−BLK1〜Sub−BLK11から引き出された信号線SGD13〜信号線SGD23、及び信号線SGS13〜信号線SGS23についても、対応するMOSトランジスタTrSGD、及びTrSGSを介してスイッチ回路30と接続される。
<ワード線WL>
<Sub−BLK0>
MOSトランジスタTrMC0(以下、MOSトランジスタTrMC12)の電流経路の一端(ノードN23)にはメモリセルMC0に接続されるワード線WL0(以降、ワード線WL8)が接続され、またこのワード線WL8はMOSトランジスタTrMC12の電流経路の他端を介してノードN23´に接続される。
<Sub−BLK1>
Sub−BLK1から引き出されたワード線WL0(以降、ワード線WL8)についても上記ノードN23に接続され、MOSトランジスタTrMC8を介してノードN23´に接続される。
ここでは、Sub−BLK0、及びSub−BLK1のワード線WL8に着目したが、Sub−BLK2〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL8についても同様である。
また、Sub−BLK0〜Sub−BLK11の各々から引き出されたワード線WL8〜ワード線WL15についても同様である。例えば、Sub−BLK0〜Sub−BLK11の各々から引き出されたワード線WL15は、ノードN25で共通接続され、対応するMOSトランジスタTrMC15を介してノードN25´に接続される。
このように、ワード線WL8〜ワード線WL15についてもSub−BLK0〜Sub−BLK11間で共通接続され、次いで対応するMOSトランジスタTrMC8〜MOSトランジスタTrMC15を介してスイッチ回路30と接続される。
<BLK1、BLK3、…BLK(i−1)の接続関係>
<信号線SGD、及び信号線SGSについて>
まず、信号線SGD、及び信号線SGSについて説明する。
例えばブロックBLK1内のSub−BLK0から引き出された信号線SGD_0と、ブロックBLK3、BLK5、…BLK(i−1)内のSub−BLK0から引き出された信号線SGD_0とが、ノードN6´で共通接続される。
同様に、例えばブロックBLK1内のSub−BLK0から引き出された信号線SGS_0と、ブロックBLK3、BLK5、…BLK(i−1)内のSub−BLK0から引き出された信号線SGS_0とが、ノードN7´で共通接続される。
以下同様に、ブロックBLK1内のSub−BLK0から引き出された信号線SGD_11(以降、信号線SGD_23)と、ブロックBLK3、BLK5、…BLK(i−1)内のSub−BLK11から引き出された信号線SGD_23とが、ノードN10´で共通接続され、ブロックBLK1内のSub−BLK0から引き出された信号線SGS_11(以降、信号線SGS_23)と、ブロックBLK3、BLK5、…BLK(i−1)内のSub−BLK11から引き出された信号線SGS_11(以降、信号線SGS_23)とが、ノードN11´で共通接続される。
すなわち、BLK1、BLK3、BLK5、…BLK(i−1)間で共通接続された、計12本の信号線SGD、信号線SGSがスイッチ回路30へと接続される。
以上より、BLK0、BLK2、…BLK(i−2)間で共通接続された12本の信号線SGD、信号線SGSと、BLK1、BLK3、BLK5、…BLK(i−1)間で共通接続された12本の信号線SGD、信号線SGSと、の計24本がスイッチ回路30と接続される。
<ワード線WLについて>
次に、ワード線WLについて説明する。
例えば、ブロックBLK1内のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL8と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(i−1)内の各々のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL8とが、ノードN23´で共通接続される。
ワード線WL9〜WL15についても同様である。すなわち、ブロックBLK1内のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL9〜WL15と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(i−2)内の各々のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL9〜WL15とが、共通接続される。例えば、図5に示すように、ブロックBLK0内のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL15と、ブロックBLK2、BLK4、…BLK(i−2)内の各々のSub−BLK0〜Sub−BLK11から引き出されたワード線WL15とが、ノードN25´で共通接続される。
すなわち、ブロックBLK1、ブロックBLK3、ブロックBLK5、…、ブロックBLK(i−1)から引き出され、互いに結合されたワード線WL8〜WL15の、計8本がスイッチ回路30に接続される。
<非選択用MOSトランジスタTrについて>
以下、ブロックBLK0及びブロックBLK1に対応するXfer_S及びXfer_D内の非選択用MOSトランジスタTrについて説明する。なお、図5では、Xfer_S及びXfer_Dを纏めて図示しているが、実際は図1に示すようにMAT11を挟むようにして両端に配置される。
Xfer_S及びXfer_D内の非選択用MOSトランジスタTrは、対応するメモリストリングMSを非選択とする場合に、ブロックデコーダBDによる制御によってオン状態、すなわち、選択トランジスタST1及びST2に接地電位を転送する機能を有する。なお、その他、ブロックBLK2及びブロックBLK3、…、並びにブロックBLK(i−2)及びブロックBLK(i−1)にそれぞれ対応するXfer_S及びXfer_D内の非選択用MOSトランジスタTrについても同様であるため説明を省略する。
ブロックBLK0及びブロックBLK1に対応するXfer_S及びXfer_D内には、ゲートにブロックデコーダBDが出力する信号BLKSELnが供給され、電流経路の一端には非選択電位が供給されるMOSトランジスタTr群が設けられる。
以下、接続関係について具体的に説明する。MOSトランジスタTrSGDU_0の電流経路の一端には非選択電位(VSS_1)が供給され、他端は、ノードN0で信号線SGD_0と共通接続される。また、MOSトランジスタTrSGSU_0の電流経路の一端には非選択電位(VSS_2)が供給され、他端は、ノードN1で信号線SGS_0と共通接続される。
更に、MOSトランジスタTrSGDU_1の電流経路の一端には非選択電位(VSS_1)が供給され、他端は、ノードN2で信号線SGD_1と共通接続され、MOSトランジスタTrSGSU_1の電流経路の一端には非選択電位(VSS_2)が供給され、他端は、ノードN3で信号線SGDS_1と共通接続される。
同様に、MOSトランジスタTrSGDU_2〜MOSトランジスタTrSGDU_23、及びMOSトランジスタTrSGSU_2〜MOSトランジスタTrSGSU_23についても同様である。
つまり、例えばMOSトランジスタTrSGDU_23の電流経路の一端には非選択電位(VSS_1)が供給され、他端は、ノードN10で信号線SGD_23と共通接続され、またMOSトランジスタTrSGSU_23の電流経路の一端には非選択電位(VSS_2)が供給され、他端は、ノードN11で信号線SGS_23と共通接続される。
なお、実際には、MOSトランジスタTrSGDU_6〜MOSトランジスタTrSGDU_11、及びMOSトランジスタTrSGSU_6〜MOSトランジスタTrSGSU_11、並びにMOSトランジスタTrSGDU_18〜MOSトランジスタTrSGDU_23、及びMOSトランジスタTrSGSU_18〜MOSトランジスタTrSGSU_23の電流経路の他端には、上記説明した非選択電位とは異なる電位(ここも非選択電位)が供給される。
<ブロックデコーダBD>
次に、ブロックデコーダBDについて説明する。上述したようにブロックデコーダBDは、2つのブロックBLK毎(例えば、ブロックBLK0、ブロックBLK1の組、…、ブロックBLK(i−2)、ブロックBLK(i−1)の組)に設けられる。すなわち、i個のブロックBLKに対し、ブロックデコーダBD_1〜ブロックデコーダBD_(i−1)/2だけ存在する。
これらブロックデコーダBDは、ブロックBLKを選択、または非選択とする。具体的には、ブロックデコーダが出力する信号BLKSELが“H”レベルとされると、MOSトランジスタTrSGD_0〜TrSGD_23、MOSトランジスタTrSGS_0〜TrSGS_23、及びMOSトランジスタTrMC0〜TrMC95がオン状態とされ、対応するブロックBLKが選択される。
これに対し、ブロックデコーダが出力する信号BLKSELnが“H”レベルとされると、MOSトランジスタTrSGDU_0〜TrSGDU_23、及びMOSトランジスタTrSGSU_0〜TrSGSU_23がオン状態とされ、対応するブロックBLKが非選択状態とされる。
すなわち、ブロックBLK0〜ブロックBLK(i−1)のブロックBLKのうち、選択状態となるブロックBLKに対応するブロックデコーダBDが出力する信号BLKSELが“H”レベルとされ、その他、ブロックデコーダBDは信号BLKSELnを“H”レベルとする。以下、ブロックデコーダBDの詳細な構造について説明する。
<ブロックデコーダBDの構造について>
次に、図6、図7を用いてブロックデコーダBDの構造及び等価回路について説明する。図6はブロックデコーダBDのブロック図を示し、図7はブロックデコーダBDの等価回路を示す。
図6を用いてブロックデコーダBDの説明をする。なお、ここでは、上述したブロックBLKの共有において、4つブロックBLKを共有する場合を考える。すなわち、例えばブロックBLK0、ブロックBLK1、ブロックBLK2、及びブロックBLK3を1つの集合体とし、これら4つのブロックBLKに対し、ブロックデコーダBDを1つ設ける。
図6に示すように、ブロックデコーダBDは、ラッチ回路LAT1、デコーダ40、アドレスデコーダ部41(図中、addressと表記)、MOSトランジスタ42、レベルシフタ43、及びレベルシフタ44を備える。
<ラッチ回路LAT1>
ラッチ回路LAT1は、対応するブロックBLK(例えば、BLK0〜BLK3)の不良か否かを示すデータを保持する。具体的には対応するブロックBLKが不良であると、ラッチ回路LAT1は“L”レベルを保持する。これに対し、対応するブロックBLKが良品である場合には、ラッチ回路LAT1は“H”レベルを保持する。
ここで例えば、ブロックBLK2が不良である場合、ラッチ回路LATは“L”レベルを保持する。
なお、対応するブロックBLK全てを不良とみなした場合には、ラッチ回路LAT1は“L”レベルをさせ、これに対して対応するブロックBLKのうち、いずれかブロックBLKを良品、残りのブロックBLKを不良と分けてみなす場合には、ラッチ機能を停止させることも出来る。
<アドレスデコーダ部41>
次にアドレスデコーダ部41について説明する。アドレスデコーダ部41には、複数のアドレス信号(図中、address信号)が入力される。上述したように、ブロックデコーダBDは、4つのブロックBLK単位で設けられている。なお、アドレス信号は、全ブロックBLKから例えば共有単位の4ブロックBLKずつを選択するために必要なビット数を有している。
例えばブロックBLK0を指定する信号addressが入力されると、ブロックデコーダBDは信号BLKSEL=“H”レベル、信号BLKSELn=“L”レベルを出力する。
これに対し、例えばブロックBLK0〜ブロックBLK3のいずれも選択されない場合、ブロックデコーダBDは、信号BLKSEL=“L”レベル、信号BLKSELn=“H”レベルを出力する。
<レベルシフタLS43、LS44>
レベルシフタLS43はインバータinv1によって反転された入力信号に基づき信号BLKSELnを出力し、またレベルシフタLS44は、入力信号に基づいて信号BLKSELを出力する。これらレベルシフタLS43、LS44は、例えば入力された電圧VDDを、書き込み電圧や読み出し電圧までに昇圧する。このため、信号BLKSEL、信号BLKSELnは高電圧とされる。
<ブロックデコーダBDの等価回路について>
次図7を用いてに上述したブロックデコーダBDの等価回路について説明する。
<ラッチ回路LAT1>
ラッチ回路LAT1について説明する。なお以下では必要に応じて、ラッチ回路LAT1がブロックBLK0〜ブロックBLK3に対応するものとして説明することがある。
ラッチ回路LAT1は、nチャネル型MOSトランジスタ60〜63、pチャネル型MOSトランジスタ64及び65、並びにインバータinv10及びインバータinv11を備える。
MOSトランジスタ60の電流経路の一端はノードN40に接続され、ゲートにはノードN42が接続される。MOSトランジスタ61の電流経路の一端は、MOSトランジスタ60の電流経路の他端に接続され、ゲートには信号RSTが供給され、電流経路の他端は接地される。すなわち、MOSトランジスタ60及び61がオン状態とされると、ノードN40は“L”レベルとされる。
MOSトランジスタ62の電流経路の一端は、ノードN41に接続され、他端はMOSトランジスタ63の電流経路の一端に接続され、ゲートには信号SETが供給される。
更に、MOSトランジスタ63の電流経路の他端は、電流経路の他端は接地され、ゲートはノードN42が接続される。つまり、MOSトランジスタ62及びMOSトランジスタ63が全てオン状態とされると、ノードN41は“L”レベルとされる。
MOSトランジスタ64の電流経路の一端には電圧VDDが供給され、ゲートには信号RSTが供給され、他端はノードN40に接続される。またMOSトランジスタ65の電流経路の一端には電圧VDDが供給され、ゲートには信号SETが供給され、電流経路の他端にはノードN41が接続される。
次いで、インバータinv10、及びinv11について説明する。インバータinv10、inv11で保持部を構成する。つまり、インバータinv10の出力端がインバータinv11の入力端に接続され、このインバータinv11の出力端が、インバータinv10の入力端に接続される。
以下、対応するブロックBLK0〜ブロックBLK3を全て不良とみなす場合にラッチ回路LAT1に入力される信号と、一部のブロックBLKを不良(残りのブロックBLKは良好)と判断した場合にラッチ回路LAT1に入力される信号と、について説明する。まず、MOSトランジスタ74、75について触れる。
全てのブロックBLKが選択対象になる場合、MOSトランジスタ74に供給されるゲート信号ONが活性化される(この際、MOSトランジスタ70〜73もオン状態)。
また、MOSトランジスタ75に供給されるゲート信号BBは、不良ブロックBLKが対象になった際、ブロックBLKが選択対象になる前段階で一時的に活性化されるが、ブロックBLKが選択される間は低電圧に固定され、MOSトランジスタ75はオフ状態とされている。
<全てのブロックBLK0〜ブロックBLK3を不良とみなす場合>
この場合、信号SET=“H”レベル、信号RST=“L”レベルが入力される。この結果ノードN41の電位レベルは“L”に遷移する。
従って、後述するMOSトランジスタ70〜MOSトランジスタ74が不良ブロックBLK対象にもかかわらず誤って全てオン状態とされた場合であっても、MOSトランジスタ66はオフ状態とされるため、ノードN46は“L”に遷移することはない。
つまり、信号BLKSELnが“H”レベルとされ、ブロックBLK0〜ブロックBLK3には非選択電位が供給される。換言すれば、ブロックBLK0〜ブロックBLK3が選択されることはない。
<不良ブロックBLKと良好なブロックBLKとに分ける場合>
これに対し、ブロックBLK0〜ブロックBLK3のうち一部が良品であって、これらブロックBLKを不良ブロックBLKと良好なブロックBLKとに分ける場合、ラッチ回路LAT1を動作させない。すなわち、不揮発性半導体記憶装置に電源が投入された初期状態を維持させる。具体的には信号RST=“H”レベル、信号SET=“L”レベルが入力される。これによりノードN41を“H”レベルへと遷移させ、次いで上述したようにMOSトランジスタ70〜MOSトランジスタ74をオン状態とする。
なお、後述するが、スイッチ回路20により、共有するブロックBLKのうち、選択ブロックBLKに書き込み電圧、読み出し電圧等が転送され、不良ブロックBLKや、非選択ブロックBLKには、これら書き込み電圧、読み出し電圧等が転送させることはない。
<アドレスデコーダ部41>
次にアドレスデコーダ部41について説明する。アドレスデコーダ部41は、nチャネル型MOSトランジスタ70〜75、及びpチャネル型MOSトランジスタ78及び79を備える。MOSトランジスタ70〜75は、直列接続されるように、互いに各々のドレイン及びソースで接続される。
MOSトランジスタ70〜73のゲートには上述した信号addressが供給される。ブロックBLK0〜BLK3のいずれかを選択する場合、この信号addressによってMOSトランジスタ70〜73の全てがオン状態とされる。
次いで、信号ON=“H”レベル、及び上述したようにMOSトランジスタ66がオン状態とされれば、ノードM46は“L”レベルに遷移する。従って、後述するインバータinv23から、信号BLKSELとして“H”レベルが出力される。
これに対し、ブロックBLK0〜ブロックBLK3のいずれも非選択状態の場合、信号ONが“L”レベルとされ、ノードN46の電位は“H”レベルとされる。このため、インバータinv20及びinv21を介して、“H”レベルの信号BLKSELnが出力される。
<インバータinv20、inv21、及びinv22>
インバータinv20の入力端にはノードN46が接続される。インバータinv20は、このノードN46の電位レベルを反転した結果をノードN42(インバータinv21の入力端)に出力する。
インバータinv21はノードN42の電位レベルを受け、この電位レベルを反転した結果を信号BLKSELnとしてブロックデコーダBDから出力される。
またインバータinv22は、ノードN42の電位レベルを反転し、これをインバータ23へと供給する。これを受けたインバータ23は、インバータ22から供給された電圧レベルを反転し、信号BLKSELとして出力する。
<スイッチ回路30>
次に図8及び図9を用いてスイッチ回路30について説明する。スイッチ回路30は、大きく分けて、電圧切替部31と、デコーダ部32と、から構成される。
<電圧切替部31>
電圧切替部31は、第1切替部〜第4切替部を備える。本実施形態では省略し、1つしか示さないが、これら第1切替部〜第4切替部のうち、第1切替部、及び第2切替部の各々は、1ブロックBLK(12メモリストリングMS)選択するために本来12個設けられる(図中、切替部とデコーダ部とを接続する配線に“12”と記載)。ここでは、t番目(t:0〜11)の第1切替部、及び第2切替部とする。
そして、第3切替部は、メモリストリングMSを構成する8本のワード線WLに電圧を印加するため、本来8個設けられる(図中、切替部とデコーダ部とを接続する配線に“8”と記載)。この第3切替部においても構造が同一であるため、切替部1つだけを示す。ここでは、l番目(l:0〜7)に設けられた第3切替部とする。
更に、第4切替部はi個設けられるブロックBLKのうち1つのブロックBLKを選択することが出来れば良いため、1つだけ設けられる。
<第1切替部>
第1切替部は、nチャネル型MOSトランジスタ31−1及びMOSトランジスタ31−2を備える。MOSトランジスタ31−1の電流経路の一端には電圧V2(例えば、電圧VDD)が供給され、ゲートには信号St1が供給され(t:0〜11)、電流経路の他端はノードN50に接続される。
この信号St1が“H”レベルとされると、信号線SGS_0〜信号線SGS_11または信号線SGS_12〜信号線SGS_23のうち、いずれか1本に電圧V2が供給される。換言すれば、対応するメモリストリングMSのうち選択トランジスタST2が選択状態となる。
また、MOSトランジスタ31−2の電流経路の一端には電圧V3が供給され、ゲートには信号/St1(“/”とは反転を示す。すなわち、信号/St1とは、信号St1の反転信号である)が供給され、電流経路の他端はノードN50に接続される。
すなわち、信号/St1が“H”レベルとされると、信号線SGS_0〜信号線SGS_11または信号線SGS_12〜信号線SGS_23のうち、いずれか1本に電圧V3が供給される。換言すれば、対応するメモリストリングMSが非選択とされる。
<第2切替部>
次に第2切替部について説明する。所定のメモリストリングMSを選択、非選択する必要があるため、上記第1切替部で選択された信号線SGSと対を為す信号線SGDが第2切替部によって選択される。なお非選択とされるメモリストリングMSについても同様である。
第2切替部は、nチャネル型MOSトランジスタ31−3及び31−4を備える。MOSトランジスタ31−3の電流経路の一端には電圧V2が供給され、ゲートには信号Dt1が供給され、電流経路の一端はノードN51に接続される。
この信号Dt1が“H”レベルとされると、信号線SGD_0〜信号線SGD_11または信号線SGD_12〜信号線SGD_23のうち、いずれか1本に電圧V2が供給される。換言すれば、対応するメモリストリングMSのうち選択トランジスタST1が選択状態となる。
また、MOSトランジスタ31−4の電流経路の一端には電圧V3が供給され、ゲートには信号/Dt1が供給され、電流経路の他端はノードN51に接続される。
すなわち、信号/Dt1が“H”レベルとされると、信号線SGD_0〜信号線SGD_11または信号線SGD_12〜信号線SGD_23のうち、いずれか1本に電圧V3が供給される。換言すれば、対応するメモリストリングMSが非選択とされる。
<第3切替部>
第3切替部は、上述したようにワード線WL0〜WL7に対応した数だけ設けられるが、ここでは省略して1つのみ示す。
図示するように、第3切替部は、nチャネル型MOSトランジスタ31−5を備える。このMOSトランジスタ31−5の電流経路の一端には、電圧V2(例えば、書き込み動作電圧、読み出し動作電圧、消去動作電圧)が供給され、ゲートには信号Clが供給され、電流経路の他端はノードN52に接続される。
これにより、例えば書き込み動作の場合、MOSトランジスタ31−5から供給された書き込み動作電圧が、いずれかブロックBLK内のいずれか1つのメモリストリングMS内のワード線WLに供給される。また読み出し動作電圧、消去動作電圧についても同様である。
<第4切替部>
次に第4切替部について説明する。上述したように、第1〜第3切替部に対して第4切替部は1つだけ設けられる。
図示するように、第4切替部は、nチャネル型MOSトランジスタ31−6を備える。このMOSトランジスタ31−6の電流経路の一端には、電圧V2(例えば、読み出し動作非選択電圧、書き込み動作非選択電位など、トランジスタST_BGがオン状態とされる電位)が供給され、ゲートには信号Bが供給され、電流経路の他端はノードN53に接続される。
これにより、例えば書き込み動作の場合、MOSトランジスタ31−6から供給された書き込み動作非選択電圧V2が、いずれかブロックBLKの選択トランジスタST_BGのゲートに信号BGとして供給される。また読み出し動作電圧、消去動作電圧についても同様である。
<デコーダ部32>
次にデコーダ部32について説明する。デコーダ部32は、デコーダDec_S、デコーダDec_D、及びデコーダDec_Cを備える。以下、共有ブロック数n=“4”とした場合を想定して説明をする。すなわち、デコーダDec_Sには例えばブロックBLK0〜ブロックBLK3の各々から引き出された信号線SGS(計48本)が接続される。
同様に、デコーダDec_Dには、例えばブロックBLK0〜ブロックBLK3の各々から引き出された信号線SGD(計48本)が接続される。次いで、デコーダDec_Cには、例えばブロックBLK0〜ブロックBLK3の各々から引き出された信号線CG(計32本)が接続される。
<デコーダDec_S>
デコーダDec_Sには信号IN3、IN4、t1、t2、t3、電圧V4およびV5が供給される。デコーダDec_Sはこの信号IN3、及び信号IN4を受け、次いでこの信号IN3、及び信号IN4をデコードする。このデコード結果により、デコーダDec_Sは、12×4本の信号線SGSのうちどのブロックBLKに対応する信号線SGSに、第1切替部からの電圧を印加するかを選択する。
なお、電圧V4は、このデコーダDec_S内に入っているレベルシフタ(後述する)に供給される。次に後述する図9のMUX回路84とその出力先のMUX回路80〜83までの動作について説明する。
選択された例えば4ブロックBLKうち不良のあるセルがあるため、使用できないブロックBLKへのアクセス動作の禁止がある。しかし、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置では信号BLKSELが共有されたブロックBLKのSG線、CG線、BG線すべてをデータ転送してしまうため、図9の回路で非選択状態の電圧を設定させておく必要がある。
図9の回路の段階でSG線、CG線、BG線に選択または非選択の電位を与えておけば、図9の次の回路であるXfer_SまたはXfer_D回路内で信号BLKSELによってデータ転送可能になっても問題ない。
どのブロックBLKをアクセス可能または禁止かを信号tに供給される。この信号はROMに予めデータを保有しておき、データをROMから転送される方法を取っている。信号tでブロックBLK毎に独立した配線がMUX回路まで入る。
<デコーダDec_D>
デコーダDec_Dも同様に信号IN3、IN4、t1、t2、t3、電圧V4およびV5が供給される。デコーダDec_Dはこの信号IN3、及び信号IN4を受け、次いでこの信号IN3、及び信号IN4をデコードする。
このデコード結果により、このデコーダDec_Dは、12×4本の信号線SGDのうちどのブロックBLKに対応する信号線SGDに、第2切替部からの電圧を印加するかを選択する。なお、電圧V4は、このデコーダDec_D内に入っているレベルシフタに供給される。MUX回路84からMUX回路80〜83までの接続方法はデコーダDecSで説明した内容と同じであるため割愛する。
<デコーダDec_C>
デコーダDec_Cも同様に信号IN3、IN4、t1、t2、t3、電圧V4およびV5が供給される。デコーダDec_Cはこの信号IN3、及び信号IN4を受け、次いでこの信号IN3、及び信号IN4をデコードする。
このデコード結果により、このデコーダDec_Cは、8×4本の信号線SGDのうち、どのブロックBLK内の信号線CGに対して、第3切替部からの電圧を印加するかを選択する。なお、電圧V4は、このデコーダDec_C内に入っているレベルシフタに供給される。
<デコーダDec_B>
デコーダDec_Bも同様に信号IN3、IN4、t1、t2、t3、電圧V4およびV5が供給される。デコーダDec_Bはこの信号IN3、及び信号IN4を受け、次いでこの信号IN3、及び信号IN4をデコードする。
このデコード結果により、このデコーダDec_Bは、i本の信号線BGのうちどのブロックBLKに対応する信号線BGに、第4切替部からの電圧を印加するかを選択する。なお、電圧V4は、このデコーダDec_C内に入っているレベルシフタに供給される。
次に図9を用いて上述したデコーダ部32の等価回路について説明する。以下説明するデコーダ部32は、n=4、すなわちブロックBLKの共有数を4とした場合の構成例であって、一例として上記デコーダDec_Sの場合を例に挙げる。すなわち、共有数に従って、以下説明するデコーダ部32を構成する部材の数が増減することは明らかである。
デコーダ部32は、インバータinv60及びinv61、NAND回路70〜73、MUX回路80〜84、レベルシフタLS90〜LS93、並びにnチャネル型MOSトランジスタTr100〜Tr147を保持する。
インバータinv60の入力端はノードN50を介して信号IN3が供給され、出力端はノードN51に接続される。またインバータinv61の入力端はノードN52を介して信号IN4が供給され、出力端はノードN53に接続される。
NAND回路70はノードN50の電圧レベルとノードN52の電圧レベルとをNAND演算し、この演算結果をMUX回路80へと出力する。
NAND回路71はノードN51の電圧レベルとノードN53の電圧レベルとをNAND演算し、この演算結果をMUX回路81へと出力する。
NAND回路72はノードN50の電圧レベルとノードN52の電圧レベルとをNAND演算し、この演算結果をMUX回路82へと出力する。
NAND回路73はノードN51の電圧レベルとノードN53の電圧レベルとをNAND演算し、この演算結果をMUX回路83へと出力する。
MUX回路84は、制御信号t2及び制御信号t3に従って、電圧Vまたは接地電位(0V)のいずれかをノードN54に出力する。例えば消去動作など全ブロックBLK選択する場合などは、制御信号t2及び制御信号t3に従って、MUX回路84は電圧V5を選択し、この選択した電圧VをMUX回路80〜83に出力する。
信号t2はMUX回路84の入力電位V5および電圧VSS(低電圧:図中、逆三角形)のどちらの電位をMUX回路80からMUX回路83に送るかを切り替えるスイッチ信号とする。
信号t3はさらに、MUX回路80からMUX回路84に対し、どのMUX回路に電圧を与えるかまたは与えないかを決める信号とする。共有ブロックBLK数nに従い、ビット数も変化する。
MUX回路80は、NAND回路70からの演算結果と、MUX回路84からの電圧レベルと、のいずれかを制御信号t1に基づいて選択する。なお、通常動作では、MUX回路80は、制御信号t1に従って、NAND回路70からの演算結果を選択する。また例えば消去動作など全ブロックBLK選択する場合などは制御信号t1に従って、MUX回路84の電圧レベルを選択する。以下、MUX回路81〜83も同様である。
MUX回路81は、NAND回路71からの演算結果と、MUX回路84からの電圧レベルと、のいずれかを制御信号t1に基づいて選択する。MUX回路82は、NAND回路72からの演算結果と、MUX回路84からの電圧レベルと、のいずれかを制御信号t1に基づいて選択する。そして、MUX回路83は、NAND回路73からの演算結果と、MUX回路84からの電圧レベルと、のいずれかを制御信号t1に基づいて選択する。
レベルシフタ90はMUX回路80から供給された信号を、電圧V1によって昇圧する。次いでレベルシフタ90は昇圧した電圧を対応するMOSトランジスタ100〜MOSトランジスタ111のゲートに供給する。
例えば、MUX回路80から供給された信号が“H”レベルであった場合、MOSトランジスタ100〜111のそれぞれはオン状態とされ、電圧切替部31から印加された電圧(例えば電圧V2や電圧V3など)が、これらMOSトランジスタ100〜111を介してXfer_S、Xfer_Dに印加される。この際、他のMOSトランジスタ112〜147はオフ状態とされる。
レベルシフタ91はMUX回路81から供給された信号を、電圧V1によって昇圧する。次いでレベルシフタ91は昇圧した電圧を対応するMOSトランジスタ112〜MOSトランジスタ123のゲートに供給する。
例えば、MUX回路81から供給された信号が“H”レベルであった場合、MOSトランジスタ112〜123のそれぞれはオン状態とされ、電圧切替部31から印加された電圧(例えば電圧V2や電圧V3など)が、これらMOSトランジスタ112〜123を介してXfer_S、Xfer_Dに印加される。この際、他のMOSトランジスタ100〜111、及びMOSトランジスタ124〜147はオフ状態とされる。以下、レベルシフタ92、及び93についても同様であるため説明を省略する。
<第1の実施形態に係る効果>
第1の実施形態に係る不揮発半導体装置によれば、下記(1)〜(3)の効果を得ることが出来る。
(1)周辺回路の面積を削減することが出来る。
上記したように第1の実施形態では、複数ブロックBLKを共有し、複数ブロックBLKに対して、1つのブロックデコーダBDが配置される。このため、不揮発性半導体記憶装置内に設けられるブロックデコーダBDの数を削減することが出来る。例えば、ブロックBLKの共有する単位数n=2とすると、配置されるブロックデコーダBDの数は半分とされ、更に、単位数n=4とすると、更にその半分の数とされる。
図10(a)〜図10(c)を用いてこの面積削減について表した概念図を示す。図10(a)は比較例として、共有数n=1、すなわちブロックBLK毎にブロックデコーダBDが設けられる不揮発性半導体記憶装置を示す。図10(b)は、第1の実施形態において、共有数n=2とした場合、図10(c)は共有数n=4とした場合を示す。
図10(a)に示すように、複数ブロックBLKを共有することなく、ブロックBLK毎にブロックデコーダBDが配置される場合、ブロックBLK毎に上述したインバータinv20〜inv22(図10(a)中、BUF0、BUF1…と記載)、ラッチ回路LAT(図10(a)中、LAT0、LAT1…と記載)、及びアドレスデコーダ部41(図中、Add0、Add1…と記載)が配置される。なお、横方向は、ブロックBLKの横幅を示す。
これに対し図10(b)で示すように、共有数n=2とするとラッチ回路LAT1、インバータinv20〜inv22やアドレスデコーダ部41は共有する複数ブロックBLKに対して設けられることから、共有数nに応じて減少する。
すなわち、図10(b)に示すように共有数n=2である場合、ブロックBLK2つ毎にこれらラッチ回路LAT1、インバータinv20〜inv22やアドレスデコーダ部41が設けられるため、比較例に対して占める面積は半分程度となる。
更に、図10(c)に示すように共有数n=4とした場合、ブロックBLK4つ毎にこれらラッチ回路LAT1、インバータinv20〜inv22やアドレスデコーダ部41が設けられるため、比較例に対して占める面積は1/4程度となる。
従って、全体としてみると共有数nが減るに従ってブロックデコーダBDの占める面積が縮小していくことがわかる。後述するが、第1の実施形態において共有数nの最適な値は、n=4である。新規に追加された回路部ではセルアレイ10の下に収納することができるので、回路が増大してもチップ面積増加することはない。したがってブロックデコーダBDの面積削減分の効果を出すことができる。
(2)メモリセルアレイ下に配置される配線を削減することが出来る。
図5では便宜上Xfer_DとXfer_Sとを纏めて記載したが、実際のXfer_SとXfer_Dの配置は図1に示すようにメモリセルアレイの両端に位置される。ブロックデコーダBDは、上述したようにこれらXfer_D、Xfer_S内のMOSトランジスタ群を選択するよう、このブロックデコーダBDとXfer_S、Xfer_Dとは配線で接続されている。
ここで、比較例を挙げて説明する。比較例では、複数ブロックBLKを共有せず、1つのブロックBLKに1つのブロックデコーダBDが配置される不揮発性半導体記憶装置を想定する。つまり、ブロックBLKの両端に位置するXfer_D、Xfer_Sを選択するため、1つのブロックデコーダBDから信号BLKSEL、信号BLKSELnを供給する信号配線が配置される。
そして図1からも分かるように、ブロックデコーダBDと、例えばXfer_D内のMOSトランジスタのゲートと、を接続する信号配線(信号BLKSEL、信号BLKSELnの2本)はメモリセルアレイ10が形成される直下を通過する。すなわち、このメモリセルアレイ10の直下を通過する信号配線が多いほどセルアレイ下に配置する回路面積が拡大されてしまう。比較例であると、このブロックデコーダBDと、例えばXfer_D内のMOSトランジスタのゲートと、を接続する信号配線(信号BLKSEL、信号BLKSELnの2本)がロックBLK毎に配置される。
しかし、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置であると、上述したようにブロックBLKを共有する。例えば、共有数n=2とするとブロックデコーダBDの配置数は比較例に対し半分である。つまり、ブロックデコーダBDから例えばXfer_Dまでの信号配線の数も半分となる。
このように、共有するブロック数を増加させることでメモリセルアレイ10の直下を追加する配線数を減少させ、これによりセルアレイ下に配置する回路面積を削減することが出来る。
上記内容を踏まえ、図11を用いてブロックBLKの共有数nを増加させた際に、この信号配線(信号BLKSEL、信号BLKSELn)の本数が減少する様子を表した概念図を示す。なお、以下図11は、信号BLKSEL、信号BLKSELnの本数に限らず、信号線SGS、信号線SGD、及び信号線CGの本数についても言及し、またMAT11内に配置される総ブロック数を“1000”とする。
図11に示すように、縦軸に共有するブロック数(共有数n)、1本の半導体層SCに積層されるメモリセルMCの数、信号線SGS、信号線SGD、信号線CG、及び信号配線(BLKSEL、BLKSELn)を取り、横軸に共有数nが増えた際の、各信号線の本数を取る。なお、1つの半導体層SCに積層されるメモリセルMCの数を“24”とする。すなわち、メモリストリングMSはメモリセルMC0〜メモリセルMC47で構成される。
図示するように、比較例で挙げた不揮発性半導体記憶装置(共有数n=1)であると、上記したようにブロックBLK毎にブロックデコーダBDが配置される。このため信号配線(信号BLKSEL、信号BLKSELnのための信号線)の本数は、ブロックBLKの数に等しくなる。すなわち、それぞれ1000本である。また、比較例では、信号線SGS、信号線SGD、及び信号線CGは全ブロックBLKで共通接続されるため、それぞれの本数は図示するように、上から“12”、“12”、及び“8”となる。
これに対し、共有数n=2であると、上述したように信号配線(信号BLKSEL、信号BLKSELnのための信号線)の本数はそれぞれ“500”本とされる。なお、この場合、共有するブロックBLK(例えば、ブロックBLK0、ブロックBLK1)から引き出される信号線SGS、信号線SGD、及び信号線CGの本数は比較例に比して倍となる。しかし、不揮発性半導体記憶装置全体でみると、比較例(2096本)に比して、“1168”と約半分の信号線で済む。
同様に、共有数n=4の場合を説明する。この場合、ブロックBLK0〜ブロックBLK3、ブロックBLK4〜ブロックBLK7、…、ブロックBLK(i−4)〜ブロックBLK(i−1)毎にブロックデコーダBDが設けられるため、ブロックデコーダBDからXfer_Dまでの信号配線(信号BLKSEL、信号BLKSELnのための信号線)の本数はそれぞれ“250”本とされる。
なお、この場合、共有するブロックBLK(例えば、ブロックBLK0〜ブロックBLK3)から信号線SGS、信号線SGD、及び信号線CGが引き出されるので、その本数は比較例に比して4倍となる(図11中、上から“48”、“48”、“192”)。
しかし、不揮発性半導体記憶装置全体でみると、比較例(2096本)に比して、“812”と“1200”本程度少なくなる。
(3)全ブロックBLKを選択することが出来る。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置であると、共有数n=4の場合、共有した4つのブロックBLKから信号線SGS、信号線SGDが別個に引き出される。すなわち、比較例では12本の信号線SGS、信号線SGDに対し、48本引き出されることになる。この構成に対し、第1の実施形態における所望の電圧印加は、共有した4つのブロックBLKのうちいずれか1ブロックBLKに為される。すなわち、このままでは全ブロックBLKを選択することが出来ない。また、アクセス可否のブロックBLKを分別することもできない。
これは、図9中のMUX回路及びこれに対応するMOSトランジスタ100〜MOSトランジスタ147の構成からも分かる。
この点、第1の実施形態ではこの点を考慮し、図9中において更にMUX回路84及びこれを制御する制御信号t2、及び制御信号t3を設けている。
上述したようにMUX回路84とは、全ブロックBLK選択する際、制御信号t2、t3に従って電圧V5をMUX回路80〜83のそれぞれに供給する機能を有する。そして、MUX回路80〜MUX回路83の各々は、制御信号t1に従ってNAND回路70〜73の出力に関わらずノードN54の電圧レベルを選択する。
つまり、全ブロックBLKを選択する際、MUX回路80〜MUX回路83から電圧V5が出力され、対応するMOSトランジスタ100〜MOSトランジスタ147は全てオン状態とされる。従って、全ブロックBLKを選択することが出来、信号線SGS、信号線SGDを別々に引き出した場合であっても、例えば消去動作などを実行することが出来る。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について説明する。第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、上述したデコーダ部32に構成を一部追加した点で異なる。第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置であると、非選択BLKに電圧を供給することが出来る。以下、図12に第2の実施形態に係るデコーダ部32の構成を示す。なお、上記図9と異なる構成についてのみ説明し、このデコーダ部32についても一例として上記デコーダDec_Sの場合を例に挙げる。
<デコーダ部32>
図12に示すように、第2の実施形態に係るデコーダ部32は、更にインバータinv200〜203、レベルシフタLS90´〜LS93、nチャネル型MOSトランジスタ210〜MOSトランジスタ258、及び電圧発生部260を備える。共有ブロックBLKが4ブロックBLKつまりn=4の場合で説明する。
インバータinv200の入力端はノードN60に接続され、出力端はレベルシフタLS90´に接続される。レベルシフタLS90´はインバータinv200からの入力を受け、この入力に応じてMOSトランジスタ210〜221のゲートに昇圧電圧を供給する。また、MOSトランジスタ210〜221の電流経路の一端は、対応するMOSトランジスタ100〜MOSトランジスタ111の電流経路の一端とそれぞれ接続され、電流経路の他端はノードN70に接続される。
インバータinv201の入力端はノードN61に接続され、出力端はレベルシフタLS91´に接続される。レベルシフタLS91´はインバータinv201からの入力を受け、この入力に応じてMOSトランジスタ222〜233のゲートに昇圧電圧を供給する。また、MOSトランジスタ222〜233の電流経路の一端は、対応するMOSトランジスタ112〜MOSトランジスタ123の電流経路の一端とそれぞれ接続され、電流経路の他端はノードN70に接続される。
インバータinv202の入力端はノードN62に接続され、出力端はレベルシフタLS92´に接続される。レベルシフタLS92´はインバータinv202からの入力を受け、この入力に応じてMOSトランジスタ234〜245のゲートに昇圧電圧を供給する。また、MOSトランジスタ234〜245の電流経路の一端は、対応するMOSトランジスタ124〜MOSトランジスタ135の電流経路の一端とそれぞれ接続され、電流経路の他端はノードN70に接続される。
インバータinv203の入力端はノードN63に接続され、出力端はレベルシフタLS93´に接続される。レベルシフタLS93´はインバータinv203からの入力を受け、この入力に応じてMOSトランジスタ246〜257のゲートに昇圧電圧を供給する。また、MOSトランジスタ246〜257の電流経路の一端は、対応するMOSトランジスタ136〜MOSトランジスタ146の電流経路の一端とそれぞれ接続され、電流経路の他端はノードN70に接続される。
また、電圧生成部260は、信号Fを受けMOSトランジスタ258がオン状態とされると、電圧V3(例えば、電圧VDD、電圧VSS)をノードN70に供給する。すなわち、レベルシフタLS90´〜93´によってMOSトランジスタ210〜257がオン状態とされると、例え信号IN5及び信号IN6のデコードの結果、非選択のブロックBLKであっても電圧V3を供給することが出来る。
なお、上記デコーダ部32の説明では一例として上記デコーダDec_Sの場合を例に挙げたが、デコーダDec_DやデコーダDec_Cであってもよい。
<第2の実施形態に係る効果>
第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置であると、上記(1)〜(3)の効果に加え、更に(4)の効果を得ることが出来る。
(4)誤動作を抑制することが出来る。
すなわち、第2の実施形態では、レベルシフタLS90´〜93´、及び電圧生成回路260、及びMOSトランジスタ210〜358を更に備える。
このため、上述したように例えMUX回路80〜83において“L”レベルとされても、インバータinv200〜203の出力によってMOSトランジスタ210〜257のいずれかがオン状態とされ、非選択ブロックBLKに電圧を供給することが出来る。このように、非選択ブロックBLKに対しても一定の電圧を印加することで、誤動作を抑制することが出来る。
[第3の実施形態]
次に第3の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について説明する。第3の実施形態は、Xfer_S及びXfer_D内にレベルシフタLSを設けた構成である。なお、レベルシフタLSはブロックBLK毎に設けられる。Xfer_S、Xfer_Dの構成は同一であるため、以下実施形態では、Xfer_Sを簡略したブロック図を用いて説明する。
<Xfer_Sの簡略図>
図13に示すように、Xfer_Sは、MOSトランジスタ群(図5に示すMOSトランジスタTrSGD、TrSGS、TrMC等)に加えて、レベルシフタLSを備える。
レベルシフタLSには、ブロックデコーダBDから供給される信号BLKSEL、及び信号BLKSELnが入力される。レベルシフタLSは、ブロックデコーダBDから供給される高電圧を低電圧へと電圧値を変化させる。ついで、レベルシフタLSはその低電圧の電圧を、MOSトランジスタTr群へと供給する。
<第3の実施形態に係る効果>
第3の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置であると、上記(1)〜(5)の効果に加えて、さらに(6)の効果を得ることが出来る。
(6)消費電力を抑制することができる。
第3の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置であると、Xfer_S及びXfer_D内にレベルシフタLSが設けられる。そしてこのレベルシフタLSによってMOSトランジスタTr群のゲートに印加される電圧を低下させる。このため、Xfer_SやXfer_D内のMOSトランジスタTr群のゲートに印加する電力消費量を低減することができる。
さらに、無駄に高電圧をこれらMOSトランジスタ群のゲートに印加しないことから、周辺回路20の寿命を延ばすことが出来る。
(7)配線間距離を縮めることができる。
上記説明したように、レベルシフタLSから供給される電圧は低電圧であるため、配線間の耐圧条件が緩和される。すなわち、高電圧であると、配線間距離が短ければ短いほど、隣接する配線の電圧の影響を受けてしまう。このため、隣接する配線距離を離す必要がある。
しかし、第3の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置であると、低電圧であるため、隣接する配線間距離を縮めることができる。つまり、面積縮小を促すことが出来る。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
10…メモリセルアレイ、20…周辺回路&PAD、11−0…MAT、SC…半導体層、MS…メモリストリング、SGS、SGD…選択信号線、WL…ワード線、BL…ビット線、BG…半導体基板、30…スイッチ回路、41…アドレスデコーダ部、43、44、70〜73…NAND回路、80〜84…MUX回路、90〜93…レベルシフタ、LAT1…ラッチ回路、BLK…ブロック、60〜63、66、70〜75、31−1〜31−6、100〜147、210〜258…nチャネル型MOSトランジスタ、32…デコーダ部、64、65、78、79…pチャネル型MOSトランジスタ、inv10、11、20〜23、60、61…インバータ

Claims (5)

  1. 半導体基板上に順次積層される複数のメモリセル、第1選択トランジスタ及び第2選択トランジスタを有するメモリストリングを複数個含むブロックをi個(i:2以上の整数)含むメモリセルアレイと、
    転送トランジスタを含み、この転送トランジスタを介して前記メモリセルに電圧を供給するロウデコーダと、
    m個(2≦m≦i)の前記ブロック毎に設けられ、前記転送トランジスタのゲートに接続されるブロックデコーダと、
    前記m個のブロックの各々から引き出され、前記第1選択トランジスタ及び前記第2選択トランジスタに接続される第1信号線群、前記第1信号群に接続された前記第1選択トランジスタ及び前記第2選択トランジスタとは異なる第1選択トランジスタ及び第2選択トランジスタに接続された第2信号線群のうち、いずれか一方を選択するスイッチ回路と
    を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記ブロックデコーダは、
    前記ブロックを選択・非選択とするための信号をこのブロック内に設けられた前記転送トランジスタの前記ゲートに出力するバッファ回路と、
    前記ブロックが選択される際、入力されるアドレス信号によって前記バッファ回路に“H”レベル信号を出力するよう制御するアドレスデコーダと、
    前記m個の前記ブロックの各々に対応し、このブロックの各々が不良か否かを示すデータを保持するラッチ回路を備え、
    前記ラッチ回路は、
    対応する前記m個の前記ブロック全てを不良と判断する場合には“L”レベルを保持し、
    対応する前記m個の前記ブロックを不良と不良ではないブロックとに分け、これらブロック内で選択・非選択させる場合には、“H”レベルを保持する
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルアレイは、前記バッファ回路、前記アドレスデコーダは前記m個の前記ブロックに対し共有利用される
    ことを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記スイッチ回路は、
    前記第1信号群、前記第2信号群のうちいずれか一方を選択するデコーダ部と、
    前記第1、第2選択トランジスタに選択電圧または接地電圧を印加する電圧切替部を含み、
    前記デコーダ部には、前記第1信号群、前記第2信号群のうちいずれか一方を選択する制御信号が、前記mの値に応じたビット数分入力される
    ことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記ロウデコーダは、前記ブロック毎にレベルシフタを含み、
    前記レベルシフタは、前記バッファ回路からの前記信号を受け、前記信号の電圧レベルを第1電圧からこの第1電圧よりも低い第2電圧に低減し、この第2電圧を前記転送トランジスタのゲートへと供給する
    ことを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置。
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