JP2014052173A - テンターの熱風噴射ノズル及びこれを用いたテンターの熱風噴射装置 - Google Patents

テンターの熱風噴射ノズル及びこれを用いたテンターの熱風噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】熱風による織物生地の処理効率を一層効率よくした、熱風噴射ノズル及びこれを用いたテンターの熱風噴射装置を提供する。
【解決手段】織物生地に向かう側に水平に配置され、複数のノズル孔150が形成されたノズル板110、前記ノズル板から織物生地の反対側に離隔して配置される覆板120、及び前記ノズル板と覆板の幅方向両側縁部を連結する両側板130、140によって多角形に形成されるダクトの一端には熱風流入口160が形成され、他端は閉鎖され、前記ノズル孔の熱風流動方向の上流側に位置する上流側縁部S1から熱風噴射方向の反対方向に折り曲げられることで、前記ノズル孔から噴射される熱風が織物生地の上下面に対して直角方向に噴射されるように熱風の流動を制御する熱風流動制御片180を含んでなる。
【選択図】図13

Description

本発明は織物や編物などの織物生地に対して熱処理、収縮、乾燥などを行う纎維機械の一種であるテンター(tenter
machine)に係り、より詳しくはノズル孔から噴射される熱風を移送される織物生地に直角方向に噴射させるとともに、熱風が熱風供給ダクトを通じて噴射ノズルに供給される過程で渦流が発生しないようにし、熱風の供給量を調節することで、熱風による織物生地の処理効率を高めたテンターの熱風噴射ノズル及びこれを用いたテンターの熱風噴射装置に関する。
一般に、織物または編物などの織物生地の加工処理過程には、染色の前処理工程として行うヒートセッティング(heat
setting)工程、染色の後処理工程として行う乾燥(drying)工程及び熱処理による収縮工程などがあり、このような工程を実施するための装置として主にテンターが使われる。
一般に、テンターは、上側空間に織物生地が水平に通過し、織物生地の移送方向の上流側及び下流側端部にそれぞれ織物生地進入口と織物生地引出口が備えられたチャンバーと;前記チャンバーの下側空間に配置される熱風生成ダクトと;前記熱風生成ダクトの一側に結合される加熱器と;前記熱風生成ダクトの他側に連結されて上側に延設され、上側に前記熱風生成ダクトの一側に向けて開口する複数の熱風出口を持つ熱風供給ダクトと;前記熱風供給ダクトの熱風出口に流入端が装着され、他端が閉鎖するチャネル型ノズル本体と、前記ノズル本体の織物生地に対向する面に結合され、複数のノズル孔が形成された上下側熱風噴射ノズルと;前記熱風供給ダクトの下端に設置され、前記チャンバー内の空気を前記加熱器と熱風生成ダクトを通じて吸入して熱風供給ダクトを通じて前記熱風噴射ノズルの内部に送風して、熱風を熱風噴射ノズルのノズル孔を通じて織物生地の上下面に噴射する送風機を含んでなる。
前記チャンバーは、織物生地の処理において移送速度と処理条件に応じてその全長が決定される。前記チャンバーは、その全長を等分した長さを有する複数の単位チャンバーを連結してなる。前記織物生地進入口と織物生地引出口はそれぞれ前記単位チャンバーの上下流端に設置される上下流端単位チャンバーに備えられる。
従来のテンターによってヒートセッティング工程、乾燥工程及び収縮工程を実施するに当たっては、織物生地を移送させながら前記送風機と加熱器を駆動させれば、送風機によってチャンバー内部の空気が加熱器を通じて熱風生成ダクトに吸入され、吸入された空気が加熱器と接触しながら熱交換によって加熱されて180℃〜220℃程度の熱風が生成し、生成した熱風は送風機によって熱風供給ダクトを通じて熱風噴射ノズルの内部に供給される。
熱風噴射ノズルの内部に供給された熱風は、熱風噴射ノズルのノズル板に形成された複数のノズル孔を通じて織物生地の上下面に噴射されて、ヒートセッティング工程、乾燥工程または収縮工程を実施することになる。
従来のテンターに係わる特許文献1は、多数の乾燥チャンバーが連続して設置され、それぞれの乾燥チャンバーは上端部と下端部に分離され、下端部に設置されるバーナーと上端部に設置される混合ダクトがそれぞれの乾燥チャンバーで交互に反対方向に向かうように設置されるテンターにおいて、前記混合ダクトから排出される熱風を次の乾燥チャンバーに移動させるために設置される流入通路は乾燥チャンバーの下端部のバーナー設置位置のそばに上端部に向かって開口し、下端部側にはすべての面が仕切りで塞がり、次の乾燥チャンバーの下端部に開口するように設置されるテンター熱風システムを開示している。
前記特許文献1は、混合ダクトの一端から送風される熱風が混合ダクトの他端に向かって流動しながら混合ダクトに形成された複数のノズル孔を通じて織物生地の上下面に噴射されるように構成されている。
しかし、前記混合ダクトは、図21に示すように、単に平板状のノズル板Pにノズル孔Hが穿孔された形態に構成されているため、ノズル孔Hから噴射される熱風の噴射方向(W2)が移送される織物生地Fに対して直角に噴射されずに、熱風流動方向(W1)に対して傾いた状態で噴射されるため、ヒートセッティング工程や染色後の乾燥工程または熱処理による収縮工程がなだらかになされない問題点がある。
したがって、本出願人(発明者)は前述した問題点を解決するために、特許文献2のテンター及び乾燥器のノズルに及ぶ高温空気の噴射方向と風圧調節方法及びその装置を開発した。
前記特許文献2は、熱交換器、ガイドダクト、及びノズル孔の形成されたノズルでなるテンターにおいて、前記ガイドダクトに締結されるそれぞれのノズルの内部に上面が一定角度で傾斜面を成して多数のノズル孔が穿孔された整流板を取り付けて誘導チャンバーと停滞チャンバーを形成し、前記整流板のノズル孔とノズルのノズル孔が高温空気の通過する方向に対して一定の傾きで形成された平面を持つようにエンボス加工して、前記平面での高温空気の移動方向と対向するように構成することにより、織物生地の上下面に噴射される熱風が織物生地の上下面に対して直角を成すようにしたものである。
しかし、前記特許文献2によるテンターに対して研究と実験を繰り返えした結果、織物生地に噴射される熱風が織物生地に対して直角を成すことができず、熱風の送風方向が傾くため、ヒートセッティング工程と染色の後、乾燥工程及び熱処理による収縮工程が多少十分でないことを確認した。
したがって、本出願人(発明者)は前記特許文献2の問題を解決するために多様な実験と研究を繰り返えした結果、本発明を完成するに至った。
大韓民国登録特許第10−0475663号公報 大韓民国登録特許第10−0078903号公報
本発明の目的は、熱風噴射ノズルのノズル板に形成されたノズル孔を通じて織物生地の上下面に噴射される熱風の噴射角度(方向)が織物生地の上下面に対して直角方向を成すようにすることにより、ヒートセッティング工程や染色の後、乾燥工程及び熱処理による収縮工程が効果的で十分になされるようにした熱風噴射ノズル及びこれを用いたテンターの熱風噴射装置を提供することである。
本発明の他の目的は、送風機から熱風生成ダクトと熱風供給ダクトを通じて熱風噴射ノズルに熱風が送風される過程で渦流が発生しないようにし、熱風の供給量を調節することにより、熱風による織物生地の処理効率を一層効率よくしたテンターの熱風噴射装置を提供することである。
本発明は前述した目的を達成するために、織物生地に向かう側に水平に配置され、複数のノズル孔が形成されたノズル板;前記ノズル板から織物生地の反対側に離隔して配置される覆板;及び前記ノズル板と覆板の幅方向両側縁部を連結する両側板によって多角形に形成されるダクトの一端には熱風流入口が形成され、他端は閉鎖され、前記ノズル孔の熱風流動方向の上流側に位置する上流側縁部から熱風噴射方向の反対方向に折り曲げられることで、前記ノズル孔から噴射される熱風が織物生地の上下面に対して直角方向に噴射されるように熱風の流動を制御する熱風流動制御片;を含んでなる、テンターの熱風噴射ノズルを提供する。
前記熱風流動制御片は、前記ノズル板に対して直角を成す垂直片でなることができる。
前記熱風流動制御片は、熱風流動方向の下流側に傾くように形成された傾斜片でなることができる。
前記熱風流動制御片は、前記ノズル孔の上流側縁部から垂直に延設される垂直部と、前記垂直部の先端から前記閉鎖端に向けて折り曲げられた水平部とを含んでなることができる。
前記熱風流動制御片は、前記ノズル孔の上流側縁部から下流側縁部方向に湾曲した湾曲片でなることができる。
前記熱風流動制御片は、前記ノズル孔の上流側縁部からノズル板に対して直角に折り曲げられた垂直部と、前記垂直部の端部から熱風流動方向の下流側に湾曲形成された湾曲部とからなることができる。
前記熱風流動制御片の先端部は半円形に形成されることができる。
また、本発明は、前記目的を達成するために、上側空間に織物生地Fが水平に通過し、織物生地の移送方向の上流側及び下流側端部に織物生地進入口と織物生地引出口が備えられたチャンバー;前記チャンバーの下側空間に配置される熱風生成ダクト;前記熱風生成ダクトの一側に結合される加熱器;前記熱風生成ダクトの他側と連結される熱風入口を通じて供給された熱風を複数の熱風案内片を備える熱風出口を通じて熱風噴射ノズルの熱風流入口側に熱風を排出する熱風供給ダクト:前記熱風流入口に流入する熱風を織物生地に噴射する、織物生地に向かう側に水平に配置され、複数のノズル孔が形成されたノズル板、前記ノズル板から織物生地の反対側に離隔して配置される覆板及び前記ノズル板と覆板の幅方向両側縁部を連結する両側板によって多角形に形成されるダクトの一端には熱風流入口が形成され、他端は閉鎖され、前記ノズル孔の熱風流動方向の上流側に位置する上流側縁部から熱風噴射方向の反対方向に折り曲げられることで、前記ノズル孔から噴射される熱風が織物生地の上下面に対して直角方向に噴射されるように熱風の流動を制御する熱風流動制御片とを含んでなる熱風噴射ノズル;及び前記熱風供給ダクトの下端に設置され、前記チャンバーの内部の空気を前記加熱器と熱風生成ダクトによって吸入し、熱風供給ダクトを通じて熱風噴射ノズルの内部に送風する送風機;を含んでなることを特徴とする、テンターの熱風噴射装置を提供する。
前記チャンバーは、上流壁に織物生地進入口が形成された上流側単位チャンバー;下流壁に織物生地引出口が形成された下流側単位チャンバー;及び前記上流側単位チャンバーと下流側単位チャンバーの間に配置される少なくとも一つ以上の中間単位チャンバー;を含んでなることができる。
前記単位チャンバーの内部空間は上流側空間と下流側空間に半分され、上流側空間と下流側空間にそれぞれ上下に複数対の熱風噴射ノズル、それぞれ一つずつの熱風生成ダクト、加熱器、熱風供給ダクト及び送風機が備えられることができる。
前記各単位チャンバー内に設置される前記熱風噴射ノズル、熱風生成ダクト、加熱器、熱風供給ダクト及び送風機は上流側空間と下流側空間に互いに反対方向に配置されることができる。
前記熱風供給ダクトの内部に備えられ、前記熱風噴射ノズルに供給される熱風が渦流を引き起こすことを防止し、熱風の供給量を調節するために、熱風制御手段をさらに含んでなることができる。
前記熱風制御手段は、前記熱風供給ダクトの熱風入口と熱風出口の間に形成され、送風機から送風されて熱風入口を通じて流入した熱風が上向きに流動する熱風上向流路と、前記熱風上向流路に沿って上昇した熱風が熱風上向流路の上端から熱風噴射ノズル側に下向きに流動する熱風下向流路とに区画する熱風迂回誘導板;前記熱風供給ダクトの上端に備えられ、前記熱風上向流路に沿って上向きに流動する熱風を前記熱風下向流路に下向きに反転させる熱風反転流路をなす熱風反転誘導板;前記熱風下向流路の内部において上側熱風出口に近接して配置され、熱風を上下側熱風噴射ノズルの熱風出口側に分配する熱風分配板;前記熱風反転流路と熱風下向流路間の流路の開放角度を調節する第1風量調節板;及び前記熱風下向流路内において上下側熱風噴射ノズル間の流路の開放角度を調節する第2風量調節板を含んでなることができる。
前記熱風迂回誘導板は、前記熱風上向流路と熱風下向流路を区画する区画板と、前記区画板の下端と下側熱風入口の下端の間を連結する熱風誘導板とを含んでなることができる。
前記熱風誘導板は、熱風下向流路に沿って下向きに流動する熱風が下側熱風噴射ノズルの熱風流入口に誘導される過程で渦流が発生しないように湾曲形に形成されることができる。
前記熱風反転誘導板は、前記熱風上向流路に沿って上昇流動する熱風が前記熱風下向流路に下向きに反転される過程で渦流が発生しないように両側端部を湾曲形に形成されることができる。
前記熱風分配板は、前記熱風下向流路に沿って下向きに流動する熱風を上下側熱風噴射ノズル側に分配する傾斜板を含んでなることができる。
前記第1風量調節板は、支持端が熱風供給ダクトの上側熱風出口の上端に回動可能に支持され、下向きに回動した状態では自由端が前記熱風迂回誘導板の上端に接して前記熱風反転流路と熱風下向流路の間を閉鎖し、上向きに回動した状態では熱風反転流路と熱風下向流路の間を開放するように構成されることができる。
前記第1風量調節板は、第1風量調節板を上向きに回動させて熱風反転流路と熱風下向流路の間を開放したとき、熱風反転流路で反転される熱風が渦流を形成しないようにするために、湾曲部を備えることができる。
前記第2風量調節板は、支持端が前記熱風迂回誘導板の中間部に上下回動可能に支持され、上向きに回動した状態ではその自由端が前記熱風分配板の下端に接触して、熱風下向流路を下向きに流動する熱風が下側熱風噴射ノズル側に供給されることを遮断し、下向きに回動した状態ではその自由端が前記熱風分配板の下端から逸脱して、熱風下向流路を下向きに流動する熱風が下側熱風噴射ノズル側に供給されるように構成されることができる。
本発明は、ノズル板に形成されるノズル孔の上流側に熱風流動制御片を備えているので、熱風噴射ノズルのノズル板に形成されたノズル孔を通じて織物生地の上下面に噴射される熱風の噴射角度(方向)が織物生地の上下面に対して直角方向を成すようにすることにより、ヒートセッティング工程や染色の後、乾燥工程及び熱処理による収縮工程が効果的で十分になされる。
また、本発明は、熱風供給ダクトに熱風制御手段を備えているので、送風機から熱風生成ダクトと熱風供給ダクトを通じて熱風噴射ノズルに熱風が送風される過程で渦流発生を最小化して、織物生地の上下面に噴射される熱風の噴射角度が織物生地の上下面に対して直角を成すようにすることにより、ヒートセッティング工程や染色の後、乾燥工程及び熱処理による収縮工程が効果的で十分になされる。
本発明による熱風噴射ノズルの好適な第1実施例において、上下側熱風噴射ノズルの斜視図及び部分拡大図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第1実施例において、上下側熱風噴射ノズルの部分拡大断面図である。 本実施例による熱風噴射ノズルが適用されたテンターの熱風噴射装置の一例を示す平面図である。 図3のA−A線についての断面図である。 図4のB−B線についての断面図である。 図3のC−C線についての断面図である。 熱風制御手段の開放状態を示す部分斜視図である。 熱風制御手段の閉鎖状態を示す部分斜視図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第2実施例において、上下側熱風噴射ノズルの斜視図及び部分拡大図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第2実施例において、上下側熱風噴射ノズルの部分拡大断面図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第3実施例において、上下側熱風噴射ノズルの斜視図及び部分拡大図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第3実施例において、上下側熱風噴射ノズルの部分拡大断面図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第4実施例において、上下側熱風噴射ノズルの斜視図及び部分拡大図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第4実施例において、上下側熱風噴射ノズルの部分拡大断面図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第5実施例において、上下側熱風噴射ノズルの斜視図及び部分拡大図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第5実施例において、上下側熱風噴射ノズルの部分拡大断面図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第6実施例において、上下側熱風噴射ノズルの斜視図及び部分拡大図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第6実施例において、上下側熱風噴射ノズルの側面図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第6実施例において、図18のE−E線についての断面図である。 本発明による熱風噴射ノズルの好適な第6実施例において、図18のF−F線についての断面図である。 従来の熱風噴射ノズルの部分拡大断面図である。
以下、本発明によるテンターの熱風噴射ノズル及びこれを用いたテンターの熱風噴射装置の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は本発明によるテンターの熱風噴射ノズルの好適な第1実施例を示すものである。
本実施例による前記テンターの熱風噴射ノズル100は、織物生地Fに向かう側に水平に配置されるノズル板110と、前記ノズル板110から織物生地Fの反対側に離隔して配置される覆板120と、前記ノズル板110と覆板120の幅方向両側縁部を連結する両側板130、140とによって断面四角のダクト型に形成され、前記ノズル板110に複数のノズル孔150が備えられる。
前記熱風噴射ノズル100の長手方向一端は熱風流入口160が形成された開放端でなり、他端は閉鎖部材170によって閉鎖した閉鎖端でなり、開放端の熱風流入口160を通じて流入した熱風が閉鎖端に向けて流動しながらノズル孔150を通じて噴射されるように構成される。
前記熱風噴射ノズル100の内部断面積は、前記熱風流入口160が形成された開放端が広く、閉鎖端に行くほど次第に狭くなるように構成することにより、熱風噴射ノズル100の内部を流動しながらノズル孔150を通じて噴射される熱風が開放端から閉鎖端まで全領域にわたって一様に噴射されるように構成される。
このために、前記両側板130、140は、前記ノズル板110に対応する縁部が水平に形成され、覆板120に対応する縁部が開放端から閉鎖端に行くほどノズル板110に向けて傾くように形成され、これにより、前記覆板120は、前記両側板130、140に対応して、開放端から閉鎖端に行くほど前記ノズル板110に向けて傾くように設置される。
前記熱風噴射ノズル100は、テンターのチャンバー(後述する)内で移送される織物生地Fの上下側において、前記ノズル板110が織物生地Fの上下面に向かうように配置されて、移送される織物生地Fの上下面に熱風を噴射するように設置される。
前記ノズル孔150はノズル板110の長手方向及び幅方向に配列され、前記ノズル孔150は長手方向に配列されるもの同士は一直線上に一定間隔で配置され、幅方向に配列されるもの同士は横方向にずれた状態で一定間隔で配置される。これは、ノズル孔150からの熱風噴射が織物生地Fの全面にわたってなされるようにするためのものである。
すなわち、熱風噴射用ノズル板100をテンターに適用したとき、織物生地Fの移送方向(D)が熱風噴射用ノズル板100の幅方向と一致するようになる。この際、幅方向に配列されるノズル孔150を一直線上に配置する場合、移送される織物生地Fの幅方向に配列されたノズル孔150の中で隣接したノズル孔150から噴射された熱風の間に境界が生ずることになるため、織物生地Fの全面にわたって熱風噴射がなされなくて熱風噴射非適用部位が生ずる一方、幅方向に配列されるもの同士横方向にずれるようにする場合、幅方向に配列されたノズル孔150から噴射される熱風が互いに重畳する状態となるので、織物生地Fの全面にわたって熱風噴射非適用部位なしに熱風噴射がなされるようにすることができるからである。
前記ノズル孔150は、前記ノズル板110を打抜することで形成することができる。前記ノズル孔150のそれぞれは、熱風噴射ノズル100内の熱風流動方向(W1)を基準として、上下流側縁部S1、S2と両側縁部S3、S4のいずれも直線形に形成して長方形を成すように構成することができるが、上流側縁部S1と両側縁部S3、S4は直線形に形成するが下流側縁部S2は半円形に形成することが好ましい(図1参照)。
前記ノズル孔150の熱風流動方向(W1)の上流側に位置する上流側縁部S1には、前記ノズル孔150から噴射される熱風が織物生地Fの上下面に対して直角方向に噴射されるように熱風の流動を制御する熱風流動制御片180が備えられる(図1及び2参照)。
前記熱風流動制御片180は、前記ノズル板110を打抜してノズル孔150を形成する過程でノズル板110に一体に形成される。すなわち、前記ノズル板11を打抜してノズル孔150を形成する過程で、ノズル孔150の下流側縁部S2と両側縁部S3、S4は完全に切断するが、上流側縁部S1は切断しないように打抜するとともに、熱風流動制御片180がノズル孔150の上流側縁部S1で熱風噴射方向(W2)の反対方向、つまり織物生地Fの反対方向に折り曲げられた状態に形成するものである。
本実施例においては、前記熱風流動制御片180が前記ノズル板110に対して直角を成す垂直片181でなる。
この際、前記熱風流動制御片180の先端縁部は前記ノズル孔150の下流側縁部S2に対応する形態に形成される。すなわち、図示の例においては、前記ノズル孔150の下流側縁部S2が半円形に形成され、これに対応して前記熱風流動制御片180の先端縁部も半円形に形成されている。
一方、前記ノズル孔150の下流側縁部S2と熱風流動制御片180の先端縁部を直線形に形成することもできる。
前記熱風流入口160を通じて熱風噴射ノズル100の内部に流入した熱風は開放端から閉鎖端に向けて流動しながらそれぞれのノズル孔150の位置で前記熱風流動制御片180によって一応遮断された後、前記熱風流動制御片180を迂回して閉鎖端に向けて流動し続けるようになる。
したがって、前記熱風噴射ノズル100の内部を流動する熱風は直接に前記ノズル孔150に向けて流動せずに、前記熱風流動制御片180によって遮断されてから迂回して流動するようになり、この過程で、熱風が前記熱風噴射ノズル100の内部圧力と外部圧力の差によってノズル孔150を通過するようになるので、ノズル孔150での熱風噴射角度が熱風の流動速度に影響されなくなる。
図2で仮想線で表示された矢印は熱風流動制御片180によって制御されることにより、ノズル孔150に向けて流動することができない熱風を示すものである。
結果として、前記ノズル孔150から噴射される熱風の噴射角度(方向)は前記ノズル板110及び織物生地Fに対して直角方向を成すようになる。
図3は本発明による熱風噴射ノズルが適用されたテンターの熱風噴射装置の一例を示すものである。
テンターの熱風噴射装置は、上側空間に織物生地Fが水平に通過し、織物生地Fの移送方向の上流側及び下流側端部に織物生地進入口203と織物生地引出口204が備えられたチャンバー200と;前記チャンバー200の下側空間に配置される熱風生成ダクト300と;前記熱風生成ダクト300の一側に結合される加熱器400と;前記熱風生成ダクト300の他側に連結される熱風入口510から上側に延設され、上側に前記熱風生成ダクト300の一側に向けて開口して前記熱風噴射ノズル100の流入端が装着され、複数の熱風案内片540が形成された熱風出口520を通じて熱風噴射ノズル100の熱風流入口160側に熱風を排出する熱風供給ダクト500と;前記熱風流入口160に流入する熱風を織物生地Fに噴射する熱風噴射ノズル100と;前記熱風供給ダクト500の下端に設置され、前記チャンバー200内部の空気を前記加熱器400と熱風生成ダクト300を通じて吸入して熱風供給ダクト500を通じて熱風噴射ノズル100の内部に送風する送風機600とを含んでなる。
前記チャンバー200の長さは織物生地Fの移送速度と前述したヒートセッティング工程、乾燥工程及び収縮工程に必要な熱風接触時間を考慮して決定され、幅は織物生地Fの幅を考慮して決定される。
前記チャンバー200は、前述したヒートセッティング工程、乾燥工程及び収縮工程のために、10mから数十mに至る長さでなる。これは単一チャンバーで構成することもできるが、通常複数の単位チャンバー200A、200B、200Cを連結して構成する。
前記上流側単位チャンバー200Aには上流壁201が備えられ、下流側単位チャンバー200Cには下流壁202が備えられ、上流壁201と下流壁202には前記織物生地進入口203と織物生地引出口204が形成される。
前記単位チャンバー200Aは織物生地Fの移送方向の上流側に位置する上流側単位チャンバーであり、単位チャンバー200Bは織物生地Fの移送方向下流側に位置する下流側単位チャンバーであり、単位チャンバー200Cは上下流側単位チャンバー200A、200Bの間に連結される中間単位チャンバーである。図示の例においては、単位チャンバー200A、200B、200Cを三つのみ示したが、前述した工程条件によって複数の中間単位チャンバー200Cを連結することができるものである。
前記単位チャンバー200A、200B、200Cの内部空間は上流側空間と下流側空間に半分され、上流側空間と下流側空間にそれぞれ上下複数対(図面には4対)の熱風噴射ノズル100と、それぞれ一つずつの熱風生成ダクト300、加熱器400、熱風供給ダクト500及び送風機600が備えられる。
また、前記各単位チャンバー200A、200B、200C内に設置される前記熱風噴射ノズル100と熱風生成ダクト300、加熱器400、熱風供給ダクト500及び送風機600はいずれも同一方向に配置することもできるが、図示の例のように上流側空間と下流側空間に設置されるものが互いに反対方向、つまりそれぞれの単位チャンバー200A、200B、200Cの中心点を基準に回転対称に配置することが好ましい。
前記熱風生成ダクト300は単位チャンバー200A、200B、200Cの幅方向一端から他端に向けて配置され、一端部には空気吸入口310が形成され、他端部には熱風吐出口320が形成され、前記空気吸入口310に前記加熱器400が設置される。
前記加熱器400は自ら熱を発生させる電熱ヒーターやボイラーなどを直接使うこともできるが、単位チャンバー200A、200B、200C内での占有空間を最小化するために、外部の熱源に連結される熱交換器を使うことが好ましい。
前記熱風供給ダクト500は、下端に前記熱風生成ダクト300の熱風吐出口320に連結される熱風入口510を備え、上端に一側方向に向けて開口した複数の熱風出口520を備える。
前記熱風入口510は熱風供給ダクト500の下端に熱風生成ダクト300に向けて形成され、前記熱風出口520は熱風供給ダクト500の上端に熱風入口510と同一方向に向けて形成される。
前記熱風出口520はそれぞれ複数(図示の例には四つ)ずつ上下2段に設置される。前記熱風出口520の縁部には熱風噴射ノズル100の流入端を取り囲んで支持するためのノズル固定フレーム530が備えられる。
前記熱風出口520には熱風を熱風噴射ノズル100の長手方向に案内するための複数(図面には三つ)の熱風案内片540が備えられる。
前記熱風案内片540の上下端とノズル固定フレーム530の上下端の間には、前記熱風噴射ノズル100の流入端を熱風出口520に挿入できるように、前記熱風噴射ノズル100の流入端が挿入される隙間541が形成される。
前記熱風案内片540は前記熱風噴射ノズル100の流入端に形成された熱風流入口160内に設置することもできる。
前記送風機600は、吸入端が前記加熱器400の設置された熱風生成ダクト300の一端部に向けて位置し、吐出端が前記熱風供給ダクト500に向けて位置する遠心ファンを使うことが好ましい。
本発明による熱風噴射装置が備えられたテンターによる織物生地Fのヒートセッティング工程、乾燥工程、収縮工程を説明する。
前記加熱器400と送風機600を稼動させた状態で、織物生地Fが上流側単位チャンバー200Aの織物生地進入口203を通じて進入して中間単位チャンバー200Cを通過し、下流側単位チャンバー200Bの織物生地引出口204を通じて引き出される状態で移送させれば、送風機600の吸入力によって単位チャンバー200A、200B、200C内の空気が空気吸入口310を通じて熱風生成ダクト300に吸入される。
この際、前記熱風生成ダクト300の空気吸入口310には加熱器400が設置されているので、熱風生成ダクト300に吸入される空気は加熱器400を通しながら加熱されて熱風生成ダクト300の内部で熱風が生成する。
前記熱風生成ダクト300で生成した熱風は熱風生成ダクト300の熱風吐出口320を通じて熱風供給ダクト500の熱風入口510を通過し、熱風供給ダクト500内に流入する。
前記熱風供給ダクト500に流入した熱風は熱風供給ダクト500の内部を通じて上昇して熱風供給ダクト500の上端に備えられた熱風出口520から排出され、前記熱風出口520から排出された熱風は前記熱風流入口160を通じて熱風噴射ノズル100の内部に供給される。
前記熱風噴射ノズル100の内部に供給された熱風は熱風噴射ノズル100のノズル板110に形成された複数のノズル孔150を通じて織物生地Fの上下面噴射されることで、織物生地Fのヒートセッティング工程、乾燥工程または収縮工程がなされるようにする。
一方、前記熱風供給ダクト500の内部には熱風噴射ノズル100に供給される熱風が渦流を引き起こすことを防止し、熱風の供給量を調節するために熱風制御手段が備えられる。
前記熱風制御手段は、前記熱風供給ダクト500の熱風入口510と上側の熱風出口520の間に形成され、送風機600から送風されて熱風入口510を通じて流入した熱風が上向きに流動する熱風上向流路P1と、前記熱風上向流路P1に沿って上昇した熱風が熱風上向流路P1の上端で熱風噴射ノズル100側に下向きに流動する熱風下向流路P2とに区画する熱風迂回誘導板710と;前記熱風供給ダクト500の上端に備えられ、前記熱風上向流路P1に沿って上向きに流動する熱風を前記熱風下向流路P2に下向きに反転させる熱風反転流路P3を形成する熱風反転誘導板720と;前記熱風下向流路P2の内部において上側熱風出口520に近接して配置され、熱風を上下側熱風噴射ノズル100の熱風出口520側に分配する熱風分配板730と;前記熱風反転流路P3と熱風下向流路P2の間を開閉するか開放角度を調節する第1風量調節板740;及び前記熱風下向流路P2内で上下側熱風噴射ノズル100側に供給される熱風の流路を開閉するか開放角度を調節する第2風量調節板750と;を含んでなる(図6〜図8参照)。
前記熱風迂回誘導板710は、前記熱風上向流路P1と熱風下向流路P2を区画する区画板711と、前記区画板711の下端と下側熱風入口510の下端の間を連結する熱風誘導板712とを含む。
前記熱風誘導板712は、熱風下向流路P2に沿って下向きに流動する熱風が下側熱風噴射ノズル100の熱風流入口160に誘導される過程で渦流が発生しないように湾曲形に形成することが好ましい。
前記熱風反転誘導板720は、前記熱風上向流路P1に沿って上昇流動する熱風が前記熱風下向流路P2に下向きに反転される過程で渦流が発生しないように両側端部を湾曲形に形成することが好ましい。
前記熱風分配板730は、前記熱風下向流路P2に沿って下向きに流動する熱風を上下側熱風噴射ノズル100側に分配する傾斜板731、732を含む。前記傾斜板731、732の上端は湾曲連結部733によって連結される。
前記第1風量調節板740は、支持端が熱風供給ダクト500の上側熱風出口520の上端に回動可能に支持され、下向きに回動した状態では自由端が前記熱風迂回誘導板710の上端に接して前記熱風反転流路P3と熱風下向流路P2の間を閉鎖し、上向きに回動した状態では熱風反転流路P3と熱風下向流路P2の間を開放するように構成されるもので、その開放角度を調節して上下側熱風噴射ノズル100に供給される熱風の風量を調節するように構成される。
前記第1風量調節板740は平板状に形成することもできるが、第1風量調節板740を上向きに回動させて熱風反転流路P3と熱風下向流路P2の間を開放したとき、熱風反転流路P3で反転される熱風が渦流を形成しないようにするために湾曲部741を備えることが好ましい。
前記第1風量調節板740を開閉操作するために、第1風量調節板740の支持端に固定連結されて第1風量調節板740と一体に回動する回動レバー742と、前記回動レバー742の自由端にヒンジで連結されて昇降可能に設置される操作ロッド743とが備えられる。前記回動レバー742の自由端部には前記操作ロッド743と連結するヒンジピンが遊動可能に挿入される長孔744が形成される。
前記第2風量調節板750は、支持端が前記熱風迂回誘導板710の中間部に上下回動可能に支持され、上向きに回動した状態ではその自由端が前記熱風分配板730の下端に接触しながら熱風下向流路P2を下向きに流動する熱風が下側熱風噴射ノズル100側に供給されることを遮断し、下向きに回動した状態では、その自由端が前記熱風分配板730の下端から離脱して熱風下向流路P2を下向きに流動する熱風が下側熱風噴射ノズル100側に供給できるように構成されるもので、その開放角度を調節して下側熱風噴射ノズル100に供給される熱風の風量を調節するように構成される。
前記第2風量調節板750を開閉操作するために、第2風量調節板740の支持端に固定連結される固定レバー751と、前記固定レバー751にヒンジで連結される連結レバー752と、前記連結レバー752にヒンジで連結されて水平運動可能に設置される操作レバー753とが備えられる。
また、前記第1及び第2風量調節板740、750は、前述したレバーとロッドを用いて操作することもできるが、それぞれの支持端をサーボモーターなどの回転駆動手段に連結して自動制御することができるように構成することもできる。
前述した風量制御手段を備えた本発明のテンターの熱風噴射装置によって織物生地のヒートセッティング工程、乾燥工程及び収縮工程を進める場合には、前記第1及び第2風量調節板740、750によって上下側熱風噴射ノズル100に供給される熱風の風量を調節することにより、最適の工程を実施することができるようになる。
図9及び図10は本発明による熱風噴射ノズルの好適な第2実施例を示すものである。
本実施例による熱風噴射ノズル100は、前記熱風流動制御片180が熱風流動方向(W1)の下流側に傾くように形成された傾斜片182で構成されたものである。
本実施例においては、前記熱風流動制御片180が熱風流動方向(W1)の上流側から下流側に傾くように形成された傾斜片182で構成されているので、前記熱風噴射ノズル100の内部を流動する熱風に対する流動抵抗を低減させることができるとともに前記熱風噴射ノズル100の内部を流動する熱風が直ちにノズル孔150に向かうことを抑制して、ノズル孔150から噴射される熱風噴射方向(W2)がノズル板110に対して直角を成すようにする。
本実施例による熱風噴射ノズルのその他の構成及び作用は前述した第1実施例と同様であるので、同一部分に対しては同一符号を付与し、その具体的な説明は省略する。
図11及び図12は本発明による熱風噴射ノズルの好適な第3実施例を示すものである。
本実施例による熱風噴射ノズル100は、前記熱風流動制御片180が熱風流動方向(W1)の下流側に折り曲げられたものである。
前記熱風流動制御片180は、前記ノズル孔150の上流側縁部S1から垂直に延設される垂直部183と、前記垂直部183の先端から前記閉鎖端に向けて折り曲げられた水平部184とを含む。
本実施例においては、前記熱風流動制御片180が垂直部183と水平部184とから構成されているので、前記熱風噴射ノズル100の内部を流動する熱風が垂直部183によって1次に遮断及び迂回され、水平部184によって2次に遮断及び迂回されて、熱風が直ちにノズル孔150に向かうことをより効果的に抑制することができるので、ノズル孔150から噴射される熱風噴射方向(W2)がノズル板110に対して直角を成すようになる。
特に、前記水平部184は、前記熱風噴射ノズル100の内部を流動する熱風がノズル孔150に向かうことをより確かに抑制することができるので、熱風噴射方向(W2)がノズル板110と織物生地Fに対して直角を成すようにするのに一層効果的に作用するようになる。
本実施例による熱風噴射ノズルのその他の構成及び作用は前述した第1実施例と同様であるので、同一部分に対しては同一符号を付与し、その具体的な説明は省略する。
図13及び図14は本発明による熱風噴射ノズルの好適な第4実施例を示すものである。
本実施例による熱風噴射ノズル100は、前記熱風流動制御片180が熱風流動方向(W1)の下流側に湾曲形成されたものである。
前記熱風流動制御片180は、前記ノズル孔150の上流側縁部S1から下流側縁部S2の方向に湾曲した湾曲片185でなる。
本実施例においては、前記熱風流動制御片180が湾曲片185でなっているため、前記熱風噴射ノズル100の内部を流動する熱風に対する流動抵抗を低減させることができるとともに、熱風が直ちにノズル孔150に向かうことを抑制して、ノズル孔150から噴射される熱風噴射方向(W2)がノズル板110に対して直角を成すようになる。
本実施例による熱風噴射ノズルのその他の構成及び作用は前述した第1実施例と同様であるので、同一部分に対しては同一符号を付与し、その具体的な説明は省略する。
図15及び図16は本発明による熱風噴射ノズル100の好適な第5実施例を示すものである。
本実施例による熱風噴射ノズル100は、前記熱風流動制御片180がノズル板110に垂直に折り曲げられるとともに熱風流動方向(W1)の下流側に湾曲形成されたものである。
前記熱風流動制御片180は、前記ノズル孔150の上流側縁部S1からノズル板110に対して直角に折り曲げられた垂直部186と、前記垂直部186の端部から熱風流動方向(W1)の下流側に湾曲形成された湾曲部187とからなる。
本実施例においては、前記熱風流動制御片180が垂直部186と湾曲部187とからなっているため、垂直部186と湾曲部187による遮断及び迂回誘導作用によって熱風の流動をより効果的に制御することができ、結果として熱風噴射ノズル100のノズル孔150から噴射される熱風噴射方向(W2)がノズル板110に対して直角を成すようになる。
本実施例による熱風噴射ノズルのその他の構成及び作用は前述した第1実施例と同様であるので、同一部分に対しては同一符号を付与し、その具体的な説明は省略する。
図17ないし図20は本発明による熱風噴射ノズル100の好適な第6実施例を示すものである。
本実施例による熱風噴射ノズル100は、ノズル板110が両側に向けて対称に傾いた傾斜面111、112を持つ波形に形成され、前記傾斜面111、112に前記ノズル孔150と熱風流動制御片180が備えられたものである。
本実施例による熱風噴射ノズル100は編物や織物の組職が押し込まれるか変形されたものを元形に修復させるのに適したものである。
すなわち、本実施例による熱風噴射ノズル100は、両側に向けて対称に傾いた傾斜面111、112にノズル孔150が形成されているため、熱風噴射ノズル100の長手方向に見るとき、ノズル孔150から噴射される熱風が編物や織物に対して傾いた方向に噴射されるので、編物や織物が斜めに噴射される熱風によって編物や織物にウェーブが形成されて編物や織物の組職が生かされるようになる。
本実施例において、前記熱風流動制御片180は前述した第5実施例と同一形態のものを例示したが、第1ないし第4実施例の熱風流動制御片のいずれでも採用することができる。
以上、本発明の詳細な説明では具体的な実施例について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範疇内で多様な変形が可能であるのは当該分野で通常の知識を持った者に明らかであると言える。
本発明は、織物や編物などの織物生地に対して熱処理、収縮、乾燥などを行う纎維機械の一種であるテンターに適用可能である。
100 熱風噴射ノズル
110 ノズル板
150 ノズル孔
160 熱風流入口
170 閉鎖部材
180 熱風流動制御片
200 チャンバー
200A、200B、200C 単位チャンバー
300 熱風生成ダクト
400 加熱器
500 熱風供給ダクト
600 送風機
710 熱風迂回誘導板
720 熱風反転誘導板
730 熱風分配板
740 第1風量調節板
750 第2風量調節板

Claims (28)

  1. 織物生地Fに向かう側に水平に配置され、複数のノズル孔150が形成されたノズル板110;
    前記ノズル板110から織物生地Fの反対側に離隔して配置される覆板120;及び
    前記ノズル板110と覆板120の幅方向両側縁部を連結する両側板130、140によって多角形に形成されるダクトの一端には熱風流入口160が形成され、他端は閉鎖され、前記ノズル孔150の熱風流動方向(W1)の上流側に位置する上流側縁部S1から熱風噴射方向(W2)の反対方向に折り曲げられることで、前記ノズル孔150から噴射される熱風が織物生地Fの上下面に対して直角方向に噴射されるように熱風の流動を制御する熱風流動制御片180;を含んでなる、テンターの熱風噴射ノズル。
  2. 前記熱風流動制御片180が前記ノズル板110に対して直角を成す垂直片181でなることを特徴とする、請求項1に記載のテンターの熱風噴射ノズル。
  3. 前記熱風流動制御片180が熱風流動方向(W1)の下流側に傾くように形成された傾斜片182でなることを特徴とする、請求項1に記載のテンターの熱風噴射ノズル。
  4. 前記熱風流動制御片180が、前記ノズル孔150の上流側縁部S1から垂直に延設される垂直部183と、前記垂直部183の先端から前記閉鎖端に向けて折り曲げられた水平部184とを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載のテンターの熱風噴射ノズル。
  5. 前記熱風流動制御片180が前記ノズル孔150の上流側縁部S1から下流側縁部S2方向に湾曲した湾曲片185でなることを特徴とする、請求項1に記載のテンターの熱風噴射ノズル。
  6. 前記熱風流動制御片180が、前記ノズル孔150の上流側縁部S1からノズル板110に対して直角に折り曲げられた垂直部186と、前記垂直部186の端部から熱風流動方向(W1)の下流側に湾曲形成された湾曲部187とからなることを特徴とする、請求項1に記載のテンターの熱風噴射ノズル。
  7. 前記熱風噴射ノズル100は、ノズル板110が両側に向けて対称に傾いた傾斜面111、112を持つ波形に形成され、前記傾斜面111、112に前記ノズル孔150と熱風流動制御片180が備えられたことを特徴とする、請求項1に記載のテンターの熱風噴射ノズル。
  8. 前記熱風流動制御片180の先端部は半円形に形成されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のテンターの熱風噴射ノズル。
  9. 上側空間に織物生地Fが水平に通過し、織物生地Fの移送方向の上流側及び下流側端部に織物生地進入口203と織物生地引出口204が備えられたチャンバー200;
    前記チャンバー200の下側空間に配置される熱風生成ダクト300;
    前記熱風生成ダクト300の一側に結合される加熱器400;
    前記熱風生成ダクト300の他側と連結される熱風入口510を通じて供給された熱風を複数の熱風案内片540を備える熱風出口520を通じて熱風噴射ノズル100の熱風流入口160側に熱風を排出する熱風供給ダクト500:
    前記熱風流入口160に流入する熱風を織物生地Fに噴射する、織物生地Fに向かう側に水平に配置され、複数のノズル孔150が形成されたノズル板110、前記ノズル板110から織物生地Fの反対側に離隔して配置される覆板120及び前記ノズル板110と覆板120の幅方向両側縁部を連結する両側板130、140によって多角形に形成されるダクトの一端には熱風流入口160が形成され、他端は閉鎖され、前記ノズル孔150の熱風流動方向(W1)の上流側に位置する上流側縁部S1から熱風噴射方向(W2)の反対方向に折り曲げられることで、前記ノズル孔150から噴射される熱風が織物生地Fの上下面に対して直角方向に噴射されるように熱風の流動を制御する熱風流動制御片180とを含んでなる熱風噴射ノズル100;及び
    前記熱風供給ダクト500の下端に設置され、前記チャンバー200の内部の空気を前記加熱器400と熱風生成ダクト300によって吸入し、熱風供給ダクト500を通じて熱風噴射ノズル100の内部に送風する送風機600;を含んでなることを特徴とする、テンターの熱風噴射装置。
  10. 前記チャンバー200は、
    上流壁201に織物生地進入口203が形成された上流側単位チャンバー200A;
    下流壁202に織物生地引出口204が形成された下流側単位チャンバー200B;及び
    前記上流側単位チャンバー200Aと下流側単位チャンバー200Bの間に配置される少なくとも一つ以上の中間単位チャンバー200C;を含んでなることを特徴とする、請求項9に記載のテンターの熱風噴射装置。
  11. 前記単位チャンバー200A、200B、200Cの内部空間は上流側空間と下流側空間に半分され、上流側空間と下流側空間にそれぞれ上下に複数対の熱風噴射ノズル100、それぞれ一つずつの熱風生成ダクト300、加熱器400、熱風供給ダクト500及び送風機600が備えられることを特徴とする、請求項10に記載のテンターの熱風噴射装置。
  12. 前記各単位チャンバー200A、200B、200C内に設置される前記熱風噴射ノズル100、熱風生成ダクト300、加熱器400、熱風供給ダクト500及び送風機600は上流側空間と下流側空間に互いに反対方向に配置されることを特徴とする、請求項11に記載のテンターの熱風噴射装置。
  13. 前記熱風供給ダクト500の内部に備えられ、前記熱風噴射ノズル100に供給される熱風が渦流を引き起こすことを防止し、熱風の供給量を調節するために、熱風制御手段をさらに含んでなることを特徴とする、請求項9に記載のテンターの熱風噴射装置。
  14. 前記熱風制御手段は、
    前記熱風供給ダクト500の熱風入口510と熱風出口520の間に形成され、送風機600から送風されて熱風入口510を通じて流入した熱風が上向きに流動する熱風上向流路P1と、前記熱風上向流路P1に沿って上昇した熱風が熱風上向流路P1の上端から熱風噴射ノズル100側に下向きに流動する熱風下向流路P2とに区画する熱風迂回誘導板710;
    前記熱風供給ダクト500の上端に備えられ、前記熱風上向流路P1に沿って上向きに流動する熱風を前記熱風下向流路P2に下向きに反転させる熱風反転流路P3をなす熱風反転誘導板720;
    前記熱風下向流路P2の内部において上側熱風出口520に近接して配置され、熱風を上下側熱風噴射ノズル100の熱風出口520側に分配する熱風分配板730;
    前記熱風反転流路P3と熱風下向流路P2間の流路の開放角度を調節する第1風量調節板740;及び
    前記熱風下向流路P2内において上下側熱風噴射ノズル100間の流路の開放角度を調節する第2風量調節板750を含んでなることを特徴とする、請求項13に記載のテンターの熱風噴射装置。
  15. 前記熱風迂回誘導板710は、前記熱風上向流路P1と熱風下向流路P2を区画する区画板711と、前記区画板711の下端と下側熱風入口510の下端の間を連結する熱風誘導板712とを含んでなることを特徴とする、請求項14に記載のテンターの熱風噴射装置。
  16. 前記熱風誘導板712は、熱風下向流路P2に沿って下向きに流動する熱風が下側熱風噴射ノズル100の熱風流入口160に誘導される過程で渦流が発生しないように湾曲形に形成されることを特徴とする、請求項15に記載のテンターの熱風噴射装置。
  17. 前記熱風反転誘導板720は、前記熱風上向流路P1に沿って上昇流動する熱風が前記熱風下向流路P2に下向きに反転される過程で渦流が発生しないように両側端部を湾曲形に形成されることを特徴とする、請求項14に記載のテンターの熱風噴射装置。
  18. 前記熱風分配板730は、前記熱風下向流路P2に沿って下向きに流動する熱風を上下側熱風噴射ノズル100側に分配する傾斜板731、732を含んでなることを特徴とする、請求項14に記載のテンターの熱風噴射装置。
  19. 前記第1風量調節板740は、支持端が熱風供給ダクト500の上側熱風出口520の上端に回動可能に支持され、下向きに回動した状態では自由端が前記熱風迂回誘導板710の上端に接して前記熱風反転流路P3と熱風下向流路P2の間を閉鎖し、上向きに回動した状態では熱風反転流路P3と熱風下向流路P2の間を開放するように構成されることを特徴とする、請求項14に記載のテンターの熱風噴射装置。
  20. 前記第1風量調節板740は、第1風量調節板740を上向きに回動させて熱風反転流路P3と熱風下向流路P2の間を開放したとき、熱風反転流路P3で反転される熱風が渦流を形成しないようにするために、湾曲部741を備えることを特徴とする、請求項19に記載のテンターの熱風噴射装置。
  21. 前記第2風量調節板750は、支持端が前記熱風迂回誘導板710の中間部に上下回動可能に支持され、上向きに回動した状態ではその自由端が前記熱風分配板730の下端に接触して、熱風下向流路P2を下向きに流動する熱風が下側熱風噴射ノズル100側に供給されることを遮断し、下向きに回動した状態ではその自由端が前記熱風分配板730の下端から逸脱して、熱風下向流路P2を下向きに流動する熱風が下側熱風噴射ノズル100側に供給されるように構成されることを特徴とする、請求項14に記載のテンターの熱風噴射装置。
  22. 前記熱風流動制御片180が前記ノズル板110に対して直角を成す垂直片181でなることを特徴とする、請求項9に記載のテンターの熱風噴射装置。
  23. 前記熱風流動制御片180が熱風流動方向(W1)の下流側に傾くように形成された傾斜片182でなることを特徴とする、請求項9に記載のテンターの熱風噴射装置。
  24. 前記熱風流動制御片180が、前記ノズル孔150の上流側縁部S1から垂直に延設される垂直部183と、前記垂直部183の先端から前記閉鎖端に向けて折り曲げられた水平部184とを含んでなることを特徴とする、請求項9に記載のテンターの熱風噴射装置。
  25. 前記熱風流動制御片180が前記ノズル孔150の上流側縁部S1から下流側縁部S2方向に湾曲した湾曲片185でなることを特徴とする、請求項9に記載のテンターの熱風噴射装置。
  26. 前記熱風流動制御片180が、前記ノズル孔150の上流側縁部S1からノズル板110に対して直角に折り曲げられた垂直部186と、前記垂直部186の端部から熱風流動方向(W1)の下流側に湾曲形成された湾曲部187とからなることを特徴とする、請求項9に記載のテンターの熱風噴射装置。
  27. 前記熱風噴射ノズル100はノズル板110が両側に向けて対称に傾いた傾斜面111、112を持つ波形に形成され、前記傾斜面111、112に前記ノズル孔150と熱風流動制御片180を備えたことを特徴とする、請求項9に記載のテンターの熱風噴射装置。
  28. 前記熱風流動制御片180の先端部は半円形に形成されることを特徴とする、請求項9及び請求項22〜27のいずれか一項に記載のテンターの熱風噴射装置。
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