JPH07167561A - 材料ウエブの熱処理装置 - Google Patents

材料ウエブの熱処理装置

Info

Publication number
JPH07167561A
JPH07167561A JP6250827A JP25082794A JPH07167561A JP H07167561 A JPH07167561 A JP H07167561A JP 6250827 A JP6250827 A JP 6250827A JP 25082794 A JP25082794 A JP 25082794A JP H07167561 A JPH07167561 A JP H07167561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
heat treatment
treatment apparatus
fan
inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6250827A
Other languages
English (en)
Inventor
Christian Strahm
クリスティアン・ストラーム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZORIPAATO AG
Solipat AG
Original Assignee
ZORIPAATO AG
Solipat AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25692238&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH07167561(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ZORIPAATO AG, Solipat AG filed Critical ZORIPAATO AG
Publication of JPH07167561A publication Critical patent/JPH07167561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C3/00Stretching, tentering or spreading textile fabrics; Producing elasticity in textile fabrics
    • D06C3/02Stretching, tentering or spreading textile fabrics; Producing elasticity in textile fabrics by endless chain or like apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/44Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/441Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/444Bladed diffusers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B13/00Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement
    • F26B13/10Arrangements for feeding, heating or supporting materials; Controlling movement, tension or position of materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱効率を向上させた熱処理装置を提供する。 【構成】 ファン(7)の作用により圧力室(15)か
ら入口(6、6′)を通ってノズルケーシング(4、
4′)内へ供給される加熱循環空気により材料ウエブ
(1)を処理する。層流を生じさせるため、すなわち、
空気の改善した分布を生じさせるため、ファン(7)を
入口(6、6′)から出来る限り遠ざけ、好ましくはハ
ウジング(2)のカバー壁(16)の下方に装着する。
この構成により、入口(6、6′)とファン(7)の圧
力側(12)との間に、比較的大きく長手方向に延びた
圧力室(14)が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングを備え、こ
のハウジングが材料ウエブを案内するための案内及び搬
送手段と、材料ウエブの搬送方向に対して横方向に延
び、材料ウエブの方に向いたノズル出口を有し、一端に
入口を有する少なくとも1つのノズルケーシングと、ハ
ウジング内で循環空気を発生させるためのファンと、処
理媒体を加熱するための加熱装置とを有し;ハウジング
が、入口及びファンの圧力側を含む圧力室と、ノズルケ
ーシングを包囲し、ファンの吸入側を含む帰還流室とに
分割されているような型式の、連続的に案内される材料
ウエブ、特に繊維ウエブをガス処理媒体で熱処理するた
めの熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】ノズルドライヤ又は対
流ドライヤと呼ばれるこのような型式の装置は既知で、
布やメリヤスを処理する繊維(textile) 産業において使
用してきた。処理媒体として、加熱した周囲の空気を使
用し、ある場合には、他のガス媒体や加熱空気とガス媒
体との混合物を使用するのが常套である。
【0003】上記の装置に関連する装置は、例えば、東
ドイツ特許第255201号明細書に開示されている。
既知の装置における問題点は、ハウジング、特にノズル
ケーシング内に乱流が発生し、これが不均一な温度分布
を生じさせ、不満足な乾燥結果を与えてしまうことであ
る。これとは別に、個々のノズルケーシングに対しては
外部からしか接近できず、しかもその接近も困難であ
り、また、熱絶縁材料(断熱材料)を使用したとしても
装置全体としての熱効率は低い。
【0004】
【発明の目的】それ故、本発明の目的は、熱効率を最適
化し、乱流を出来る限り少なくした状態で処理媒体の均
一な分布を達成でき、特に、材料ウエブ上の温度の均一
な分布を達成できる上述の型式の装置を提供することで
ある。また、この装置は保守や修理のために装置への接
近を容易にしている。
【0005】
【発明の構成並びに作用効果】本発明によれば、上記目
的は、上記型式の装置において、ノズルケーシングへの
出口とは反対側のハウジングの側部にファンを配置する
ことにより、達成される。これに関して、従来の場合と
は異なり、ファンをノズルケーシングの出口開口にでき
るだけ近づけて配置する必要がなく、逆に、ファンと空
気入口との間の距離を出来る限り長くした場合に著しく
良好な結果が得られることが判明した。大きくて比較的
長い圧力室により、空気の層流が形成され、乾燥室の全
幅にわたってすべてのノズルへの空気の均一分布が得ら
れる。従来の比較的短い乾燥室における避け難い乱流を
伴う場合に比べて、温度分布も著しく良好になる。
【0006】ハウジングにカバー壁を設け、その下方に
ファンを配置した場合、ファン側からも材料ウエブの領
域へ自由に接近できる。ファンの回転軸線を垂直に位置
させることができ、駆動装置をハウジング上でカバー壁
の上方に配置することができる。これにより、設置空間
を節約した状態で駆動装置を配置でき、最適な状態で駆
動装置に接近できる。
【0007】ファンとノズルケーシング上の入口開口と
の間で圧力室内に加熱装置を配置した場合、更なる利点
が得られる。圧力室内での処理媒体の熱膨張の結果、一
層性能の優れたファンを使用することなく、ノズル出口
での排気速度が増大する。更に、熱損失も最小化でき
る。加熱装置は熱源に接続できるラジエータユニット、
又は、流れの方向に沿って配置され、カバー壁上に装着
したガスバーナーでよい。ガスバーナーの場合、ガスバ
ーナー及び供給手段に関連する制御素子をハウジングの
カバー壁上に配置できる。
【0008】少なくとも上方及び下方のノズルケーシン
グを材料ウエブの両側に配置し、上方の入口開口と下方
の入口開口との間に装着した関節フラップにより、両方
のノズルケーシングへ供給される処理媒体の体積を制御
できるようにした場合、材料ウエブに対して特に最適な
作用が得られる。このフラップにより、損傷を与えるよ
うな乱流を発生させることなく、ファンからの均一な流
れは体積に従って容易に分布させることができる。
【0009】例えば、材料ウエブが静止している場合に
処理作業を停止させるために、等(同)方向に枢動する
バイパスフラップにより上方入口開口及び下方入口開口
を閉じることができるようにする。圧力室と帰還流室と
の間にバイパス開口を設け、下方のバイパスフラップに
よりこのバイパス開口を閉じることができるようにす
る。
【0010】ハウジングの長手方向両側に摺動ドア又は
枢動ドアを配置した場合には、装置への接近が更に容易
になる。
【0011】既知の方法で搬送方向に平行に延びるハウ
ジングから処理媒体を除去するための排気ダクトを装置
に設け、この排気ダクトを熱交換器として設計した場
合、最適の熱効率が達成される。これは、ハウジング内
へ新鮮な空気を供給するための複数個のチューブを排気
ダクト中に延在させて、新鮮な空気を予熱できるように
することにより、達成される。排気ダクトはハウジング
の基部(底部)において帰還流室内に特に有利な方法で
配置され、チューブは排気ダクトに対して横方向に延び
る。従って、新鮮な空気は外部からハウジング壁を通っ
て帰還流室へ導入され、そこからファン内へ吸引され
る。搬送方向に対して傾斜した面内に多数のチューブを
並置した場合に、最適の熱回復が達成される。
【0012】流れ状態に関する更なる改善はファンを特
殊に設計することにより達成できる。すなわち、ロータ
及びベンチレータハウジングを備えた半径方向のベンチ
レータ(換気装置)としてファンを設計し、ロータの軸
線のまわりで実質上螺旋状に延びる半径方向の排気出口
をベンチレータハウジングに設ける。この種の装置に設
置する従来の半径方向のベンチレータとは異なり、ロー
タの軸線に対して直角な方向における排気出口の長さは
ベンチレータハウジングの最大半径より大きい。更に、
排気出口は排気アダプタの端部に配置され、排気アダプ
タ内には、ロータ軸線にほぼ平行にガイドベーンを配置
して、排気出口の全断面にわたって流れの均一な分布を
生じさせる。この手段により、圧力室への入口において
最適な流れ状態が得られる。
【0013】ロータ軸線に平行な方向における排気出口
の幅をロータの領域におけるハウジングの幅より小さく
した場合に、更なる利点が得られる。すなわち、このよ
うにすることにより、排気出口において螺旋体の外縁に
のみ流れが集中するのを阻止することができる。螺旋状
ハウジングの幅より排気出口の幅を小さくすれば、排気
出口の全断面にわたって均一な流れ密度が得られる。
【0014】排気出口の減少した幅は排気アダプタの全
長にわたって同じにすることができる。換言すれば、排
気アダプタの入口における全断面にわたって排気出口の
幅を同じとすることができる。しかし、排気アダプタの
入口における幅を外側から内側に向かって漸進的又は段
階的に減少させてもよい。
【0015】ガイドベーンの肉厚は流れの方向に沿って
増大させることができ、ガイドベーンは出口の領域で終
端させることができる。従って、流れ減速度が減少す
る。装置にディフューザを接続することにより、螺旋状
ハウジングの全幅にわたる減速度を更に増大させること
ができる。
【0016】ハウジング壁の螺旋曲線を270°の角度
(好ましくは、220°ないし240°の角度)にわた
って延在させた場合に、排気出口における良好な長さ/
幅比が得られる。同時に、排気出口の長さをハウジング
の最大直径より長くすることもできる。
【0017】
【実施例】図1に示す装置は、ほぼ矩形の断面を呈し、
好ましくは熱絶縁層(断熱層)を備えたハウジング2を
有する。材料ウエブ1は、例えば幅出しフレーム(stent
ering frame)の如き適当な案内及び搬送手段3により、
ハウジングを通して案内される。既知の方法で、多数の
ノズルケーシング4、4′が材料ウエヴの両側で搬送方
向に配置され、個々のノズル間には排気空気を排出させ
るためのギャップが設けてある。ノズルケーシングは材
料ウエブ1の方に向いたノズル出口5を具備する。循環
する空気Uは入口6、6′からノズルケーシング内へ進
入し、ノズルケーシングの断面は必要な空気の体積に適
合するようにテーパ(先細り)している。
【0018】入口6、6′とは反対側のハウジングの側
部で、カバー壁16の下側にファン7を装着する。ファ
ンのための駆動装置11はカバー壁16の上側に配置
し、必要なら、適当なトランスミッションを駆動列内に
設ける。仕切り25により、圧力室14を入口6、6′
とファンの圧力側12との間で隔離し、残りの空間は、
個々のノズルケーシング4、4′を包囲しファン7の吸
入側13に接続した帰還流室15を形成する。
【0019】入口6、6′は等方向(同方向)に枢動で
きるバイパスフラップ18、18′により閉じることが
できる。図1に示す実施例の場合、これら両方のバイパ
スフラップは完全に開いた位置にあって、ノズルケーシ
ング4、4′は最大空気体積を受け入れる。下方の仕切
り26は下方の入口6′の下方に配置され、バイパス開
口19を具備する。このバイパス開口は下方バイパスフ
ラップ18′の枢動領域内に位置し、この下方バイパス
フラップにより閉じることができる。従って、循環空気
Uは材料ウエブ1に衝突した後にのみ帰還流室15へ進
入できる。
【0020】上方入口6と下方入口6′との間には関節
運動できるようにフラップ17が装着され、このフラッ
プにより、個々のノズルケーシング4、4′へ供給され
る空気体積を制御できる。フラップがいずれかの極限位
置へ移動したとき、2つのノズルケーシングのうちの一
方が循環空気から完全に遮断される。
【0021】ラジエータ装置8は上方入口6の上方から
ハウジング2の左上隅まで傾斜して延びている。このラ
ジエータ装置は熱源(図示せず)に接続することができ
る。熱源は加熱蒸気又は加熱オイルでよい。
【0022】吸入側13において、綿毛その他の汚物を
捕捉するふるい21がファン7の下方に配置され、この
ふるいは作業中に外部から交換できる。
【0023】排気ダクト22はハウジング2の基部(底
部)において帰還流室15内に配置され、このダクトは
ハウジングを通るウエブの搬送方向に平行に延びる。こ
のダクトには横方向のチューブ24が進入しており、こ
れらのチューブはハウジングの壁を貫通すると共に、一
端で外側へ通じ、他端で帰還流室15へ通じている。図
3に明示するように、ダクト22は多数の相互連結した
装置の全ライン(全長)にわたって延びるとよい。この
場合、循環空気Uの一部は排気空気Aとして吸引ファン
23により吸引されるが、これに相当する新鮮な空気F
を装置へ導入しなければならない。冷えた新鮮な空気F
はチューブ24を通って進入し、同時に高温排気空気A
で加熱される。この熱回復(熱交換)により、加熱効率
が大幅に改善される。個々のチューブ24を排気ダクト
22内において傾斜した1つの表面内で相互に並置した
場合に、最適な効果が得られる。図3を参照すると、チ
ューブ24は乾燥領域27内にのみ配置されており、排
気ダクト22の処理領域28は閉じられている。
【0024】ドア20、20′はハウジング2の長手方
向両側に配置され、これらのドアは開位置へ摺動又は枢
動できる。従って、ドライヤ(乾燥器)の内部空間へは
両側から容易に接近できる。
【0025】ノズルケーシング4、4′及びファン7の
配列に関し、図2に示す実施例に係る装置は図1に示す
実施例の装置と同様の構造を有する。しかし、図2の装
置では、ラジエータ装置の代わりに、ガスバーナー9を
カバー壁16に配置し、必要なら、ガスバーナーのため
の制御素子10をカバー壁16上に取り付ける。また、
排気ダクトには図1のようなチューブ24が進入してお
らず、排気ダクトは閉じられている。
【0026】更に、図1の実施例とは異なり、バイパス
フラップ18、18′は完全に閉じており、バイパス開
口19は完全に開いている。この作動モードにおいて
は、循環空気Uは圧力室14と帰還流室15との間で循
環するが、材料ウエブ1には作用しない。この型式の作
動モードは、例えば材料ウエブ1が静止していて、増大
する熱効果によるウエブの損傷を防止する場合に、必要
である。
【0027】図3に示すラインは繊維ウエブ1の両側に
6個のノズルケーシング4、4′をそれぞれ備えた複数
の装置(ユニット)から成る。各ユニットは2つのファ
ン7を有する。もちろん、本発明の要旨を変更すること
なく他の組み合わせを採用できることは言うまでもな
い。
【0028】図4は幾分簡略化した半径方向のベンチレ
ータ(換気装置)7を示し、このベンチレータは実質上
螺旋状のベンチレータハウジング30を備え、このハウ
ジング内にロータ29が位置する。ロータ29は軸線3
2のまわりで回転し、吸入入口35へ空気を吸引する。
螺旋状ハウジングの端部、即ちハウジングの最大半径R
max部分において、ベンチレータハウジング30に排
気アダプタ33を取り付ける。この排気アダプタは排気
出口31となって開いており、この出口の長さLは最大
半径Rmaxより大きい。排気アダプタ33内に配置し
たガイドベーン34は流れを均一に分布させる。排気出
口31の幅BAは螺旋状ハウジングの幅BGより小さ
い。ハウジングの幅は排気アダプタの入口断面部36で
減少しているが、この地点で、最大半径部Rmaxの幅
を最小半径部Rminに向かって更に減少させることが
できる。
【0029】図5、6を参照して半径方向のベンチレー
タの幾何学形状を一層詳細に説明する。螺旋状ハウジン
グ30は約220°ないし240°の角度αにわたって
最小半径部Rminから最大半径部Rmaxまで延びて
いる。最大半径部Rmaxにおいて、排気アダプタ33
はハウジングの外壁に対してほぼ接線方向に延びてい
る。最小半径部Rmin側では、排気アダプタは出口の
幅Lまで曲線状に広がって延びる。ガイドベーン34は
この曲線の形状に適合するように調整される。
【0030】図6から分かるように、排気アダプタ33
は螺旋状ハウジングの幅BGに比べて減少した幅BAを
有し、この幅は出口31に向かって徐々に減少する。
【0031】出口31の長さLは螺旋状ハウジング30
の最大半径Rmaxより大きい。標準の360°の角度
にわたる螺旋体を破線37にて示す。このことから、排
気アダプタに接続する実際の螺旋体の切り口部は破線3
7から90°の角度だけ回転していることが分かる。
【0032】付加的な特殊な特徴としては、図示の実施
例では、ガイドベーン34の肉厚が出口31に向かって
増大していることである。出口31の面において、ガイ
ドベーンは終端している。ガイドベーンのすべての端部
は互いにほぼ平行に出口に向かっており、出口の面に対
して実質上直角である。最小半径部Rminに最も近い
ガイドベーンは比較的大きな湾曲で屈曲し、最大半径部
Rmaxに最も近いガイドベーンはほぼ真っすぐに延び
る。
【0033】以上、本発明を特定の実施例につき説明し
たが、本発明はこれらの実施例に限定されず、本発明の
要旨内で種々の修正、変更が可能であることは言うまで
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥作動中の、ラジエータ加熱による乾燥手段
を備えた処理装置の実施例を示す断面図である。
【図2】ノズルケーシングを閉じたバイパス作動におけ
る、ガスバーナー加熱による乾燥手段を備えた処理装置
の実施例を示す断面図である。
【図3】多数の処理装置から成る全体の乾燥ラインを示
す縮小側面図である。
【図4】半径方向のベンチレータの斜視図である。
【図5】別の実施例に係る半径方向のベンチレータの平
面図である。
【図6】図5のベンチレータの側面図である。
【符号の説明】
1 材料ウエブ 2 ハウジング 3 案内及び搬送手段 4、4′ ノズルケーシング 5 ノズル出口 6、6′ 入口 7 ファン 8 ラジエータ 9 ガスバーナー 11 駆動装置 12 圧力側 13 吸入側 14 圧力室 15 帰還流室 16 カバー壁 17 関節フラップ 18、18′ バイパスフラップ 19 バイパス開口 20 ドア 22 排気ダクト 24 チューブ 29 ロータ 30 ベンチレータハウジング 31 出口 32 ロータ軸線 33 排気アダプタ 34 ガイドベーン

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に案内される材料ウエブ、特に繊
    維ウエブをガス処理媒体で熱処理するための装置であっ
    て、ハウジング(2)を備え、このハウジングが材料ウ
    エブ(1)を案内するための案内及び搬送手段(3)
    と、材料ウエブの搬送方向に対して横方向に延び、材料
    ウエブ(1)の方に向いたノズル出口(5)を有し、一
    端に入口(6)を有する少なくとも1つのノズルケーシ
    ング(4)と、当該ハウジング内で循環空気(U)を発
    生させるためのファン(7)と、処理媒体を加熱するた
    めの加熱装置(8、9)とを有し;該ハウジング(2)
    が、上記入口(6)及び上記ファン(7)の圧力側(1
    2)を含む圧力室(14)と、上記ノズルケーシング
    (4)を包囲し、上記ファン(7)の吸入側(13)を
    含む帰還流室(15)とに分割されている熱処理装置に
    おいて、 上記ファン(7)が上記ノズルケーシング(4)の入口
    (6)とは反対側の上記ハウジング(2)の側部に位置
    していることを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 上記ハウジング(2)がカバー壁(1
    6)を有し、上記ファン(7)が当該ハウジング内で上
    記カバー壁(16)の下方に配置されていることを特徴
    とする請求項1の熱処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ファン(7)を駆動する駆動装置
    (11)を上記ハウジング(2)上で上記カバー壁(1
    6)の上方に配置したことを特徴とする請求項2の熱処
    理装置。
  4. 【請求項4】 上記加熱装置を上記圧力室(14)内で
    上記ファン(7)と上記入口(6)との間に配置したこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の熱
    処理装置。
  5. 【請求項5】 上記加熱装置が熱源に接続可能なラジエ
    ータユニット(8)から成り、このラジエータユニット
    が上記入口(6)の上方で上記圧力室(14)内へ延び
    ていることを特徴とする請求項4の熱処理装置。
  6. 【請求項6】 上記加熱装置が、上記カバー壁(16)
    に装着され上記ハウジング(2)内で流れの方向に沿っ
    て配置されたガスバーナー(9)から成ることを特徴と
    する請求項4の熱処理装置。
  7. 【請求項7】 材料ウエブ(1)の両側に少なくとも1
    つの上方のノズルケーシング(4)と下方のノズルケー
    シング(4′)とを配置し、これら両方のノズルケーシ
    ングへ供給される処理媒体の体積が上方の入口(6)と
    下方の入口(6′)との間に位置した関節フラップ(1
    7)により制御されることを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれかに記載の熱処理装置。
  8. 【請求項8】 上記上方及び下方の入口(6、6′)を
    等方向に枢動可能な上方及び下方のバイパスフラップ
    (18、18′)によってそれぞれ閉じることができ、
    上記圧力室(14)と上記帰還流室(15)との間にバ
    イパス開口(19)を設け、このバイパス開口を上記下
    方のバイパスフラップ(18′)によって閉じることが
    できることを特徴とする請求項7の熱処理装置。
  9. 【請求項9】 上記ハウジング(2)の長手方向両側に
    摺動ドア又は枢動ドア(20)を設けたことを特徴とす
    る請求項1ないし8のいずれかに記載の熱処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    熱処理装置であって、上記ハウジングから処理媒体を除
    去するため搬送方向に平行に延びた少なくとも1つの排
    気ダクト(22)を備えた熱処理装置において、 新鮮な空気(F)を供給するための複数個のチューブ
    (24)が上記排気ダクト(22)を通して上記ハウジ
    ング内へ進入しており、新鮮な空気を予熱できることを
    特徴とする熱処理装置。
  11. 【請求項11】 上記排気ダクト(22)が上記帰還流
    室(15)内で上記ハウジング(2)の基部に配置され
    ており、上記チューブ(24)が当該排気ダクト(2
    2)に対して横方向に延びていることを特徴とする請求
    項10の熱処理装置。
  12. 【請求項12】 上記複数個のチューブ(24)が搬送
    方向に対して傾斜した面内で並置されていることを特徴
    とする請求項11の熱処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    熱処理装置であって、上記ファン(7)がロータ(2
    9)と、このロータの軸線のまわりを延びる実質上螺旋
    状のベンチレータハウジング(30)とを備えた半径方
    向のベンチレータから成り、上記ベンチレータハウジン
    グに半径方向の出口(31)が設けてある熱処理装置に
    おいて、 上記ロータの軸線(32)に直角な方向における上記出
    口(31)の長さ(L)が上記ベンチレータハウジング
    (30)の最大半径(Rmax)より大きくなってお
    り、当該出口(31)が排気アダプタ(33)の端部に
    配置されており、当該ロータの軸線に実質上平行に延び
    流れの均一分布を生じさせるガイドベーン(34)が該
    出口(31)の全断面にわたって上記排気アダプタ内に
    配置されていることを特徴とする熱処理装置。
  14. 【請求項14】 上記ロータの軸線(32)に平行な方
    向における上記出口の幅(BA)が当該ロータの領域に
    おける上記ベンチレータハウジングの幅(BG)より小
    さいことを特徴とする請求項13の熱処理装置。
  15. 【請求項15】 上記排気アダプタの入口における幅が
    螺旋の最大半径(Rmax)から最小半径(Rmin)
    まで連続的又は段階的に減少することを特徴とする請求
    項14の熱処理装置。
  16. 【請求項16】 上記ガイドベーンの肉厚が流れの方向
    に向かって増大しており、当該ガイドベーンが上記出口
    (31)の領域で終端していることを特徴とする請求項
    13ないし15のいずれかに記載の熱処理装置。
  17. 【請求項17】 上記ガイドベーン(34)が上記出口
    (31)の面に対して実質上直角に交差していることを
    特徴とする請求項13ないし16のいずれかに記載の熱
    処理装置。
JP6250827A 1993-10-15 1994-10-17 材料ウエブの熱処理装置 Pending JPH07167561A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH312293 1993-10-15
CH323193 1993-10-27
CH3231/93-7 1993-10-27
CH3122/93-2 1993-10-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07167561A true JPH07167561A (ja) 1995-07-04

Family

ID=25692238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6250827A Pending JPH07167561A (ja) 1993-10-15 1994-10-17 材料ウエブの熱処理装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5564200A (ja)
EP (1) EP0648882B1 (ja)
JP (1) JPH07167561A (ja)
AT (1) ATE160599T1 (ja)
DE (1) DE59404669D1 (ja)
ES (1) ES2109649T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021515880A (ja) * 2018-03-15 2021-06-24 グレンツェバッハ ビーエスエイチ ゲーエムベーハー ボードを乾燥するための方法及び装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI971899A (fi) * 1997-05-02 1998-11-03 Sunds Defibrator Panelhandling Menetelmä ja laitteisto levymäisen materiaalin käsittelemiseksi kaasum aisella aineella
US6131308A (en) * 1999-09-10 2000-10-17 Ingenieurgemeinschaft Wsp, Prof. Dr.-Ing C Kramer, Prof. Dipl.-Ing H.J. Gerhardt M.S. Apparatus for levitational guidance of web material
DE10010842B4 (de) * 2000-03-06 2009-10-01 Brückner Trockentechnik GmbH & Co. KG Vorrichtung zur Behandlung von Warenbahnen
FR2826851B1 (fr) * 2001-07-03 2004-08-06 Nielsen Innovation Aspirateur autonome a efficacite elevee
EP1351030A1 (de) * 2002-04-02 2003-10-08 Solipat Ag Vorrichtung und Verfahren zum Verfestigen eines Faserverbundes
KR101276844B1 (ko) * 2007-02-16 2013-06-24 엘지전자 주식회사 의류건조기
US8429831B2 (en) 2009-09-04 2013-04-30 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Drug-eluting coatings applied to medical devices by spraying and drying to remove solvent
ITFI20110076A1 (it) * 2011-04-19 2012-10-20 Unitech Textile Machinery S P A "macchina per il trattamento di tessuti con recupero di calore"
KR101548652B1 (ko) 2015-07-10 2015-08-31 주식회사 아이에스더블유 섬유 건조 및 셋팅기용 열풍 공급구조체
DE202015106039U1 (de) * 2015-11-10 2017-02-13 Autefa Solutions Germany Gmbh Behandlungseinrichtung
JP7241576B2 (ja) * 2019-03-13 2023-03-17 株式会社Screenホールディングス ウェブ乾燥装置およびウェブ乾燥方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE255201C (ja) * 1909-12-09
DE1013034B (de) * 1955-12-24 1957-08-01 Paul Pollrich & Comp Austrittsgehaeuse fuer Radialgeblaese
FR1590289A (ja) * 1967-11-02 1970-04-13
US3568331A (en) * 1969-01-08 1971-03-09 Greenbank Eng Co Ltd Suction drying apparatus
DE2143774A1 (de) * 1971-09-01 1973-03-08 Brueckner Trockentechnik Kg Vorrichtung zur behandlung einer textilbahn
US4586268A (en) * 1982-02-19 1986-05-06 Vepa Aktiengesellschaft Heat treatment tunnel
DE3432503A1 (de) * 1984-09-04 1986-03-13 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Radialventilator
DE3627904A1 (de) * 1986-08-16 1988-02-18 Monforts Gmbh & Co A Konvektionstrocken- und/oder -fixiermaschine
DE4026107A1 (de) * 1990-08-17 1992-02-20 Monforts Gmbh & Co A Konvektions-trocken und/oder -fixiermaschine
US5303484A (en) * 1992-04-09 1994-04-19 Thermo Electron Web Systems, Inc. Compact convective web dryer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021515880A (ja) * 2018-03-15 2021-06-24 グレンツェバッハ ビーエスエイチ ゲーエムベーハー ボードを乾燥するための方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
ATE160599T1 (de) 1997-12-15
US5564200A (en) 1996-10-15
DE59404669D1 (de) 1998-01-08
EP0648882A1 (de) 1995-04-19
EP0648882B1 (de) 1997-11-26
ES2109649T3 (es) 1998-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07167561A (ja) 材料ウエブの熱処理装置
JP5501487B2 (ja) テンターの熱風噴射ノズル及びこれを用いたテンターの熱風噴射装置
US5062409A (en) Hot-air furnace
US3377056A (en) Drying apparatus
US6935052B2 (en) Dryer
US6903306B2 (en) Directional cooling system for vacuum heat treating furnace
JPH06184978A (ja) ウェブ材料の対流式乾燥システム
JPS62211258A (ja) 気体又は液体媒体を用いてウエブ状材料を浮遊させてガイドするための装置
US11118787B2 (en) Impingement oven
US6370792B1 (en) Structure and methods for introducing heated ari into a kiln chamber
CN114234443A (zh) 一种电磁热风机
US4380126A (en) Heat recycling apparatus
KR20130041811A (ko) 직물 웨브의 열처리 장치
JP3082327B2 (ja) 熱風循環炉
JP2003090681A (ja) 熱風処理装置
JP4122005B2 (ja) 天井型空気調和機
CN109863272B (zh) 用于连续条料的热处理的对流罩
JP2946076B2 (ja) 熱風循環炉
JP7261573B2 (ja) 熱処理装置
JP2920511B2 (ja) 乾燥装置
KR102145461B1 (ko) 식품 건조기
JP3449553B2 (ja) 上下吹出形直近空調ユニット
JP2676192B2 (ja) 食品加熱方法
JP2001324207A (ja) 風向変更ルーバー及びそれを有する浴室暖房乾燥機
KR200148485Y1 (ko) 난방용 공기조절장치

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040716