JP2920511B2 - 乾燥装置 - Google Patents
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Description
空気の導入構造に関するものである。
す如く、走行する紙又はプラスチツクフイルム等のウエ
ブWが通過する乾燥室2と、乾燥室2内に配設した箱状
のノズル3,3…と、乾燥室2内から外部へ延設した排
気路4と、乾燥室2内に形成した還流路5と、ノズル
3,3…に通じる送風路6と、還流路5と送風路6との
間に配設した送風フアン7及び加熱装置8と、還流路5
に接合した新鮮空気導入路9とを備えている。新鮮空気
導入路9は、フイルター10、押込みフアン11及び新
鮮空気量調節用ダンパー13を備え、外部から取り入れ
た新鮮空気を強制的に送風フアン7へ送風するようにな
つている。排気路4は、適所に排気フアン12及び排気
空気量調節用ダンパー14を設けている。
8で加熱された熱風は、送風路6で各ノズル3に導か
れ、各ノズル3からウエブWに向かつて噴出し、ウエブ
Wの乾燥に寄与した後に還流路5で導かれて送風フアン
7に還流するように循環する。この循環する熱風は、溶
剤の乾燥に伴う溶剤蒸気圧の上昇を防止するために、そ
の一部が、排気路4で排気されると共に新鮮空気導入路
9で導入した新鮮空気と置換される。
きには、ノズル3,3…から噴出する熱風の全部又は大
半を排気路4から外部へ排気し、排気風量に相当する新
鮮空気を新鮮空気導入路9で導入する所謂全量排気とす
る必要がある。そこで、従来の乾燥装置1は、新鮮空気
導入路9に送風フアン11及び新鮮空気量調節用ダンパ
ー13を設けて、所定量の新鮮空気を強制的に還流路5
へ供給するようにしている。
を備えない場合には、新鮮空気が、通気抵抗の大きなフ
イルター10を通過せずに、乾燥室2の通気抵抗の小さ
なウエブ出入口2a,2bを通過すると共に還流路5に
導かれて送風フアン7へ吸引されることになる。これで
は、フイルター10を通過しない空気が導入されること
になり、クリーンな乾燥を達成できない問題があると共
に、ウエブ出入口2a,2bを通過する高速の空気流に
よりウエブWの安定走行を阻害する問題も生じることに
なる。従って、乾燥能力が高い従来の乾燥装置では、フ
イルター10を備えた新鮮空気導入路9に送風フアン1
1を設ける必要があつた。
路9に送風フアン11を設けることは、送風フアン11
による製造コスト及び運転コストの上昇を招く問題があ
る。
を解決するために、新鮮空気導入用の送風フアンを必要
としない乾燥装置の提供を目的とする。更に、請求項2
記載の発明は、新鮮空気の導入構造が簡単となる乾燥装
置の提供を目的とする。
要旨は、乾燥室内に配設したノズルと、この乾燥室内か
ら外部へ延設した排気路と、乾燥室内に通じる還流路
と、ノズルに通じる送風路と、還流路と送風路との間に
配設した送風フアンと、フイルターを設けると共に還流
路に接合した新鮮空気導入路とを備えた乾燥装置におい
て、前記還流路は、押込みフアンを設けない前記新鮮空
気導入路との接合箇所より上流側に、循環風量調節用ダ
ンパーを配設したことを特徴とする乾燥装置である。
アンの吸引力で、新鮮空気を新鮮空気導入路から送風フ
アンへ強制的に導くことができる。従って、循環風量調
節用ダンパーを全閉としたときには、ノズルから噴出し
た熱風の全部を排気路から外部へ排出できると共に、排
気風量と同量の新鮮空気を新鮮空気導入路から還流路を
介して送風フアンへ強制的に導くことができ、全量排気
が可能となる。また、循環風量調節用ダンパーを開くと
きには、その開度に応じて、ノズルから噴出した熱風の
一部と新鮮空気とを還流路を介して送風フアンへ強制的
に導くことができると共に、新鮮空気量と同量の排気を
排気路から外部へ排出できる。
記載の乾燥装置において、前記乾燥室と一体に形成した
フアン設置室に前記送風フアンを配設し、前記乾燥室と
フアン設置室との間に仕切壁を設け、該仕切壁に開設し
た吸引口に前記循環風量調節用ダンパーを配設し、該仕
切壁と前記送風フアンの吸引口との間の空間に前記新鮮
空気導入路を開口したことである。
と送風フアンの吸引口との間の空間で還流路の一部を形
成するので、この一部をダクトで形成する必要がなくな
る。
1乃至図4に示す実施の形態に基づいて説明する。
に接合したものを模式的に示すものであり、図2は一方
の乾燥装置21を部分的に切欠いて断面した平面図、図
3は一方の乾燥装置21をウエブ進行方向に向かつて正
視すると共に一部切欠いて断面した正面図、図4は他方
の乾燥装置41の部分的に切欠いて断面した平面図であ
る。
徴は、図1に示す如く、還流路25における、押込みフ
アンを設けない新鮮空気導入路29との接合箇所A
(B)より上流側に、循環風量調節用ダンパー33を配
設したことである。更に、乾燥装置21に固有の特徴
は、図1乃至図3に示す如く、乾燥室22とフアン設置
室37との間に仕切壁38を設けると共に、仕切壁38
に開設した吸引口38aに循環風量調節用ダンパー33
を配設することにより、仕切壁38と送風フアン27の
吸引口27aとの間の空間Cを還流路25の一部とし、
この空間Cに新鮮空気導入路29の終端29aを開口し
たことである。
ツクフイルム等のウエブWが通過する乾燥室22と、送
風フアン27及び加熱装置28を設置するフアン設置室
37とを一体のフレームで形成してあり、両室22,3
7を板状等の仕切壁38で区画してある。送風フアン2
7は、図2及び図3に示す如く、フアンケーシング27
bと、フアンケーシング27bに内蔵したフアンロータ
27cと、フアンロータ27cを回転駆動するモータ2
7dとを備え、フアンロータ27cの回転に伴い吸引口
27aから吸引した空気を加熱装置28へ送風するよう
に構成してある。加熱装置28は、蒸気ヒータ、オイル
ヒータ又はガスバーナ等が適宜選択され、送風されてき
た空気を設定温度まで加熱するように構成してある。
から仕切壁38を貫通して延設した送風路26は、乾燥
室22内側がダクトで形成されて二路に分岐してある。
送風路26の分岐路26a,26bは、各ノズル3が通
気可能に接合されると共に、その途中に分岐量調節用の
ダンパー39,39を必要に応じて設けてある。
た熱風を還流するための還流路25を、ノズル3,3…
及びダクトで形成された送風路26の周囲に形成してあ
る。還流路25は、仕切壁38の吸引口38aを貫通し
て前記空間Cまで延長してある。
0を備え、外部から取り入れた新鮮空気を前記空間Cへ
供給するように構成してある。排気路24は、乾燥室2
2の還流路25に通じるようにしてあり、排気風量調節
用ダンパー34及び排気フアン32を備えている。
生した設定温度の熱風は、送風路26で各ノズル3に導
かれ、各ノズル3からウエブWに向かつて噴出してウエ
ブWを浮揚状態で乾燥させ、ウエブWの乾燥に寄与した
後に還流路25で導かれ、その一部が排気路24で外部
へ排気されると共に、残部が送風フアン27に還流して
循環する。
引力で、新鮮空気導入路29から送風フアン27へ新鮮
空気を強制的に導くことができる。従って、循環風量調
節用ダンパー33を全閉としたときには、各ノズル3か
ら噴出した熱風の全部を排気路24から外部へ排出でき
ると共に、排気風量と同量の新鮮空気を新鮮空気導入路
29から空間C(還流路25の一部)を介して送風フア
ン27の吸引口27aへ強制的に導くことができ、所謂
全量排気が可能となる。また、循環風量調節用ダンパー
33を開くときには、その開度に応じて、各ノズル3か
ら噴出した後に還流する熱風の一部と新鮮空気との混合
空気を送風フアン27の吸引口27aへ強制的に導くこ
とができると共に、新鮮空気量と同量の排気を排気路2
4から外部へ排出することができる。
41が上述した一方の乾燥装置21と相違する所は、一
方の乾燥装置21の仕切壁38を設けることなく、還流
路25の終端側をダクト42で形成したことである。こ
のダクト42は、送風フアン27の吸引口27aに一端
を接合すると共に循環風量調節用ダンパー33に他端を
接合し、更にその途中箇所Bに新鮮空気導入路29の終
端29aを接合してある。他方の乾燥装置41におい
て、この相違点以外の構成は、上述した一方の乾燥装置
21と実質的に同一である。
は、次の如き優れた効果を有する。
引力で、新鮮空気を新鮮空気導入路から送風フアンへ強
制的に導くので、新鮮空気導入用の送風フアンを省略す
ることが可能となり、製造コスト及び運転コストの低減
を図ることができる。
アンの吸引口との間の還流路をダクトで形成する必要が
ないため、構造が簡単となり製造コストの低減を図るこ
とができる。
であり、二種類の乾燥装置を直列に接合した模式図であ
る。
に切欠いて断面した平面図である。
進行方向に向かつて正視すると共に一部切欠いて断面し
た正面図である。
に切欠いて断面した平面図である。
て示す全体の斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 乾燥室内に配設したノズルと、この乾燥
室内から外部へ延設した排気路と、乾燥室内に通じる還
流路と、ノズルに通じる送風路と、還流路と送風路との
間に配設した送風フアンと、フイルターを設けると共に
還流路に接合した新鮮空気導入路とを備えた乾燥装置に
おいて、前記還流路は、押込みフアンを設けない前記新
鮮空気導入路との接合箇所より上流側に、循環風量調節
用ダンパーを配設したことを特徴とする乾燥装置。 - 【請求項2】 前記乾燥室と一体に形成したフアン設置
室に前記送風フアンを配設し、前記乾燥室とフアン設置
室との間に仕切壁を設け、該仕切壁に開設した吸引口に
前記循環風量調節用ダンパーを配設し、該仕切壁と前記
送風フアンの吸引口との間の空間に前記新鮮空気導入路
を開口した請求項1記載の乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32508896A JP2920511B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32508896A JP2920511B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10170152A JPH10170152A (ja) | 1998-06-26 |
JP2920511B2 true JP2920511B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=18173013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32508896A Expired - Fee Related JP2920511B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2920511B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007192528A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-02 | Orient Sogyo:Kk | 印刷機の乾燥装置 |
JP5245317B2 (ja) * | 2007-08-02 | 2013-07-24 | 井関農機株式会社 | 農産物用乾燥機 |
JP5522213B2 (ja) * | 2012-07-31 | 2014-06-18 | トヨタ自動車株式会社 | シート状基材の乾燥装置 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP32508896A patent/JP2920511B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10170152A (ja) | 1998-06-26 |
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