JPH05180483A - レンジ給排気装置 - Google Patents
レンジ給排気装置Info
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- JPH05180483A JPH05180483A JP60392A JP60392A JPH05180483A JP H05180483 A JPH05180483 A JP H05180483A JP 60392 A JP60392 A JP 60392A JP 60392 A JP60392 A JP 60392A JP H05180483 A JPH05180483 A JP H05180483A
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- air supply
- exhaust
- wall
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンジフードの排気に対する給気を、排気吸
込口の周囲の給気吹出口から行い、外気の冷風感をなく
し、調理により発生する蒸気，油煙等をレンジフードで
補集しやすくすることを目的とする。 【構成】 キッチンの外壁１に設けられた排気口２と、
ガスレンジ３の上部の隔壁Ａ４に覆われた排気送風機５
を排気ダクト６で接続し、キッチンの外壁１に設けられ
た外気吸込口７と、内部に給気送風機８もしくは給気送
風機と熱交換器１６を備えた給気送風ユニット９を給気
ダクトＡ１０で接続し、前記給気送風ユニット９と前記
隔壁Ａ４の外側に給気通路となる間隔を持って設けられ
た隔壁Ｂ１２を給気ダクトＢ１３で接続し、前記隔壁Ａ
４と前記隔壁Ｂ１２の下端の隙間を給気吹出口とし、油
煙や蒸気の拡散を防止し、冷風感や熱風感をなくすよう
にしたものである。
込口の周囲の給気吹出口から行い、外気の冷風感をなく
し、調理により発生する蒸気，油煙等をレンジフードで
補集しやすくすることを目的とする。 【構成】 キッチンの外壁１に設けられた排気口２と、
ガスレンジ３の上部の隔壁Ａ４に覆われた排気送風機５
を排気ダクト６で接続し、キッチンの外壁１に設けられ
た外気吸込口７と、内部に給気送風機８もしくは給気送
風機と熱交換器１６を備えた給気送風ユニット９を給気
ダクトＡ１０で接続し、前記給気送風ユニット９と前記
隔壁Ａ４の外側に給気通路となる間隔を持って設けられ
た隔壁Ｂ１２を給気ダクトＢ１３で接続し、前記隔壁Ａ
４と前記隔壁Ｂ１２の下端の隙間を給気吹出口とし、油
煙や蒸気の拡散を防止し、冷風感や熱風感をなくすよう
にしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、キッチンのレンジフー
ドの排気に対する給気を行うレンジ給排気装置に関する
ものである。
ドの排気に対する給気を行うレンジ給排気装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、住宅におけるキッチンの使用率、あ
るいは、快適性、清潔性の追求といった面から、調理中の
油煙を拡散させることなく、確実に排気し、新鮮な空気を
取り入れる給気をいかに行うかが建物の気密性の高まり
とともに追求されている。
るいは、快適性、清潔性の追求といった面から、調理中の
油煙を拡散させることなく、確実に排気し、新鮮な空気を
取り入れる給気をいかに行うかが建物の気密性の高まり
とともに追求されている。
【０００３】従来、キッチンの排気を行うレンジフード
に対して給気装置というものを特に設けない例が多い。
これは住宅の気密性があまり高くなく、キッチンおよび
住宅の細部の隙間からレンジフードの排気に相当する外
気を吸引することができ、また隙間風による不快感等に
ついても関心が低かったためである。
に対して給気装置というものを特に設けない例が多い。
これは住宅の気密性があまり高くなく、キッチンおよび
住宅の細部の隙間からレンジフードの排気に相当する外
気を吸引することができ、また隙間風による不快感等に
ついても関心が低かったためである。
【０００４】しかしながら近年は住宅の気密性が向上
し、レンジフード使用時には強制的に給気をする必要性
が生じてきており、住宅の快適性にも関心が高まってき
ている。そこで以下に示すような給気装置等を設置する
住宅が増えてきている。
し、レンジフード使用時には強制的に給気をする必要性
が生じてきており、住宅の快適性にも関心が高まってき
ている。そこで以下に示すような給気装置等を設置する
住宅が増えてきている。
【０００５】第４図に示すように、レンジ台１０１の上
にガスレンジ１０２が設置されており、このガスレンジ
１０２の上方に、内部に排気用送風機１０３を備えたレ
ンジフード１０４が備えられ、排気ダクト１０５により
キッチン等の外壁１０６に設けられた室外排気口１０７
と、前記排気用送風機１０３とが接続されている。
にガスレンジ１０２が設置されており、このガスレンジ
１０２の上方に、内部に排気用送風機１０３を備えたレ
ンジフード１０４が備えられ、排気ダクト１０５により
キッチン等の外壁１０６に設けられた室外排気口１０７
と、前記排気用送風機１０３とが接続されている。
【０００６】一方、前記外壁１０６に設けられた外気吸
込口１０８から外気吸込ダクト１０９により、給気用送
風機１１０と、予熱を行うための熱交換器１１１を備え
ている予熱給気装置１１２に接続され、さらに室内吹出
口１１３に吹出ダクト１１４で接続されており、前記レ
ンジフード１０４の運転と連動して、前記予熱給気装置
１１２が自動的に運転される。
込口１０８から外気吸込ダクト１０９により、給気用送
風機１１０と、予熱を行うための熱交換器１１１を備え
ている予熱給気装置１１２に接続され、さらに室内吹出
口１１３に吹出ダクト１１４で接続されており、前記レ
ンジフード１０４の運転と連動して、前記予熱給気装置
１１２が自動的に運転される。
【０００７】これによって前記レンジフード１０４によ
って排気された空気に相当する量の外気を、冬期等には
人体への冷風感を防止するために室温に近い温度まで暖
めて導入することができるものであった。
って排気された空気に相当する量の外気を、冬期等には
人体への冷風感を防止するために室温に近い温度まで暖
めて導入することができるものであった。
【０００８】またガスレンジ１０２による調理によって
発生する蒸気、油煙等がレンジフード１０４に到達する
前に拡散して広がり、うまくレンジフード１０４に吸引
されないのが一般的であった。
発生する蒸気、油煙等がレンジフード１０４に到達する
前に拡散して広がり、うまくレンジフード１０４に吸引
されないのが一般的であった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のレン
ジ給排気装置では、冬期等の外気温の低いときは、キッ
チンへの冷風の侵入を防止するため温水等を用いて熱交
換器１１１によって外気を暖めて導入するため、エネル
ギーロスが大きく、また温水を作るためのボイラー（図
示せず）および予熱給気装置１１２の設置が必要とな
り、設備費用が相当高価なものになるという問題があっ
た。
ジ給排気装置では、冬期等の外気温の低いときは、キッ
チンへの冷風の侵入を防止するため温水等を用いて熱交
換器１１１によって外気を暖めて導入するため、エネル
ギーロスが大きく、また温水を作るためのボイラー（図
示せず）および予熱給気装置１１２の設置が必要とな
り、設備費用が相当高価なものになるという問題があっ
た。
【００１０】また、ガスレンジ１０２による調理によっ
て発生する蒸気、油煙等がレンジフード１０４に到達す
る前に拡散して広がりうまくレンジフード１０４の内部
に吸引されず油煙がキッチンに充満しキッチンが油煙で
汚れるという問題もあった。
て発生する蒸気、油煙等がレンジフード１０４に到達す
る前に拡散して広がりうまくレンジフード１０４の内部
に吸引されず油煙がキッチンに充満しキッチンが油煙で
汚れるという問題もあった。
【００１１】本発明は上記課題を解決するもので、予熱
装置を用いずに給気送風ユニットにより外気をガスレン
ジの周囲へ導き、人体への冷風感をなくし、予熱に必要
な熱交換器、ボイラー等の設備費用を削減することによ
り装置全体の価格を低減し、しかも調理によって発生す
る蒸気、油煙等をレンジフードへ到達するまで拡散を防
ぎ、レンジフードにおける捕集効率を大幅に向上させる
レンジ給気装置を提供することを第一の目的とする。
装置を用いずに給気送風ユニットにより外気をガスレン
ジの周囲へ導き、人体への冷風感をなくし、予熱に必要
な熱交換器、ボイラー等の設備費用を削減することによ
り装置全体の価格を低減し、しかも調理によって発生す
る蒸気、油煙等をレンジフードへ到達するまで拡散を防
ぎ、レンジフードにおける捕集効率を大幅に向上させる
レンジ給気装置を提供することを第一の目的とする。
【００１２】第２の目的は、熱交換器を組み込んだ予熱
給気送風ユニットにより外気を予熱し、ガスレンジの周
囲へ導き、人体への冷風感をなくし、キッチンの冷暖房
効果を損なうことなく、しかも調理によって発生する蒸
気、油煙等をレンジフードへ到達するまで拡散を防ぎ、
レンジフードにおける捕集効率を大幅に向上させるレン
ジ給気装置を提供することにある。
給気送風ユニットにより外気を予熱し、ガスレンジの周
囲へ導き、人体への冷風感をなくし、キッチンの冷暖房
効果を損なうことなく、しかも調理によって発生する蒸
気、油煙等をレンジフードへ到達するまで拡散を防ぎ、
レンジフードにおける捕集効率を大幅に向上させるレン
ジ給気装置を提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明のレンジ給排気装
置は、上記第１の目的を達成するための第１の手段は、
キッチンの外壁に設けられた排気口と、ガスレンジの上
部の隔壁Ａに覆われた排気送風機を排気ダクトで接続
し、キッチンの外壁に設けられた外気吸込口と、内部に
給気送風機を備えた給気送風ユニットを給気ダクトＡで
接続し、前記給気送風ユニットと前記隔壁Ａの外側に給
気通路となる間隔をもって設けられた隔壁Ｂを給気ダク
トＢで接続し、前記隔壁Ａと前記隔壁Ｂの下端の隙間を
給気吹出口として構成したものである。
置は、上記第１の目的を達成するための第１の手段は、
キッチンの外壁に設けられた排気口と、ガスレンジの上
部の隔壁Ａに覆われた排気送風機を排気ダクトで接続
し、キッチンの外壁に設けられた外気吸込口と、内部に
給気送風機を備えた給気送風ユニットを給気ダクトＡで
接続し、前記給気送風ユニットと前記隔壁Ａの外側に給
気通路となる間隔をもって設けられた隔壁Ｂを給気ダク
トＢで接続し、前記隔壁Ａと前記隔壁Ｂの下端の隙間を
給気吹出口として構成したものである。
【００１４】また、上記第２の目的を達成するための第
２の手段は、キッチンの外壁に設けられた排気口と、ガ
スレンジの上部の隔壁Ａに覆われた排気送風機を排気ダ
クトで接続し、キッチンの外壁に設けられた外気吸込口
と、内部に給気送風機と熱交換器を備えた予熱給気送風
ユニットを給気ダクトＡで接続し、前記給気送風ユニッ
トと前記隔壁Ａの外側に給気通路となる間隔をもって設
けられた隔壁Ｂを給気ダクトＢで接続し、前記隔壁Ａと
前記隔壁Ｂの下端の隙間を給気吹出口として構成したも
のである。
２の手段は、キッチンの外壁に設けられた排気口と、ガ
スレンジの上部の隔壁Ａに覆われた排気送風機を排気ダ
クトで接続し、キッチンの外壁に設けられた外気吸込口
と、内部に給気送風機と熱交換器を備えた予熱給気送風
ユニットを給気ダクトＡで接続し、前記給気送風ユニッ
トと前記隔壁Ａの外側に給気通路となる間隔をもって設
けられた隔壁Ｂを給気ダクトＢで接続し、前記隔壁Ａと
前記隔壁Ｂの下端の隙間を給気吹出口として構成したも
のである。
【００１５】
【作用】本発明は、上記した第１の手段の構成により、
レンジフードの運転に連動して給気送風ユニットが運転
され、レンジフードの排気相当量の外気を、キッチンの
外壁に設けられた外気吸込口より給気ダクトＡ、給気送
風ユニット、給気ダクトＢ、隔壁Ａと隔壁Ｂの間の給気
通路を経て、レンジフード下端の周囲に設けられた複数
の給気吹出口へ導き、エアーカーテンのように気流の層
ができ、調理によって発生する蒸気、油煙等の拡散を防
ぐことができるものである。
レンジフードの運転に連動して給気送風ユニットが運転
され、レンジフードの排気相当量の外気を、キッチンの
外壁に設けられた外気吸込口より給気ダクトＡ、給気送
風ユニット、給気ダクトＢ、隔壁Ａと隔壁Ｂの間の給気
通路を経て、レンジフード下端の周囲に設けられた複数
の給気吹出口へ導き、エアーカーテンのように気流の層
ができ、調理によって発生する蒸気、油煙等の拡散を防
ぐことができるものである。
【００１６】また、第２の手段の構成により、レンジフ
ードの運転に連動して予熱給気送風ユニットが運転さ
れ、レンジフードの排気相当量の外気を、キッチンの外
壁に設けられた外気吸込口よりを給気ダクトＡ、予熱給
気送風ユニットを経て、熱交換器で予熱し、さらに給気
ダクトＢ、隔壁Ａと隔壁Ｂの間の給気通路を経て、レン
ジフード下端の周囲に設けられた複数の給気吹出口へ導
き、エアーカーテンのように気流の層ができ、調理によ
って発生する蒸気、油煙等の拡散を防ぐことができるも
のである。
ードの運転に連動して予熱給気送風ユニットが運転さ
れ、レンジフードの排気相当量の外気を、キッチンの外
壁に設けられた外気吸込口よりを給気ダクトＡ、予熱給
気送風ユニットを経て、熱交換器で予熱し、さらに給気
ダクトＢ、隔壁Ａと隔壁Ｂの間の給気通路を経て、レン
ジフード下端の周囲に設けられた複数の給気吹出口へ導
き、エアーカーテンのように気流の層ができ、調理によ
って発生する蒸気、油煙等の拡散を防ぐことができるも
のである。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の第１実施例について図１およ
び図２を参照しながら説明する。
び図２を参照しながら説明する。
【００１８】図に示すように、キッチンの外壁１に設け
られた排気口２と、ガスレンジ３の上部の隔壁Ａ４に覆
われた排気送風機５を排気ダクト６に接続し、キッチン
の前記外壁１に設けられた外気吸込口７と、内部に給気
送風機８を備えた給気送風ユニット９を給気ダクトＡ１
０で接続し、前記給気送風ユニット９と、前記隔壁Ａ４
の外側に給気通路１１となる間隔をもって設けられた隔
壁Ｂ１２を給気ダクトＢ１３で接続し、前記隔壁Ａ４と
前記隔壁Ｂ１２の下端の隙間を給気吹出口１４とし略全
周にわたって構成している。隔壁Ａ４は箱体形状をな
し、その下面は排気吸込口１５として排気送風機５と連
通している。図２に示すように給気吹出口１４は排気吸
込口１５の周囲に排気吸込口１５を取り囲むように設け
られている。
られた排気口２と、ガスレンジ３の上部の隔壁Ａ４に覆
われた排気送風機５を排気ダクト６に接続し、キッチン
の前記外壁１に設けられた外気吸込口７と、内部に給気
送風機８を備えた給気送風ユニット９を給気ダクトＡ１
０で接続し、前記給気送風ユニット９と、前記隔壁Ａ４
の外側に給気通路１１となる間隔をもって設けられた隔
壁Ｂ１２を給気ダクトＢ１３で接続し、前記隔壁Ａ４と
前記隔壁Ｂ１２の下端の隙間を給気吹出口１４とし略全
周にわたって構成している。隔壁Ａ４は箱体形状をな
し、その下面は排気吸込口１５として排気送風機５と連
通している。図２に示すように給気吹出口１４は排気吸
込口１５の周囲に排気吸込口１５を取り囲むように設け
られている。
【００１９】上記構成により、ガスレンジ３を使用して
調理等を行う時は、上部の隔壁Ａ４に覆われた排気送風
機５を運転するとガスレンジ３の周辺の空気は排気吸込
口１５より吸い込まれ、排気送風機５によって排気ダク
ト６を経てキッチンの外壁１に設けられた排気口２より
屋外へ排出される。
調理等を行う時は、上部の隔壁Ａ４に覆われた排気送風
機５を運転するとガスレンジ３の周辺の空気は排気吸込
口１５より吸い込まれ、排気送風機５によって排気ダク
ト６を経てキッチンの外壁１に設けられた排気口２より
屋外へ排出される。
【００２０】一方、排気送風機５の運転に連動して給気
送風ユニット９が運転され、給気送風機８によってキッ
チンの外壁１に設けられた外気吸込口７より外気が給気
ダクトＡ１０、給気ダクトＢ１３を経て隔壁Ａ４と隔壁
Ｂの間の給気通路１１へ導かれ給気吹出口１４よりガス
レンジ３を取り囲むようにエアーカーテン状の気流とし
て吹き出すこととなる。
送風ユニット９が運転され、給気送風機８によってキッ
チンの外壁１に設けられた外気吸込口７より外気が給気
ダクトＡ１０、給気ダクトＢ１３を経て隔壁Ａ４と隔壁
Ｂの間の給気通路１１へ導かれ給気吹出口１４よりガス
レンジ３を取り囲むようにエアーカーテン状の気流とし
て吹き出すこととなる。
【００２１】これによって冬期等外気温の低い場合で
も、導入された外気がキッチンの室内を通過することが
なく、給気吹出口１４より吹き出す空気はガスレンジ３
の周囲にエアーカーテンとしての役目を果たし、すぐに
排気送風機５に吸引されるので、人体への冷風感もな
く、キッチンの室内の空気を排気する量が少ないのでエ
ネルギーロスを防ぐことができるのである。すなわち、
図２に示すように排気吸込口１５の周囲に設けられた給
気吹出口１４よりガスレンジ３を包み込むように外気が
吹き出し、図１の破線の部分にエアーカーテンのように
気流の層ができ、調理によって発生する蒸気、油煙等が
排気吸込口１５へ到達するまで拡散を防ぐことができる
のである。
も、導入された外気がキッチンの室内を通過することが
なく、給気吹出口１４より吹き出す空気はガスレンジ３
の周囲にエアーカーテンとしての役目を果たし、すぐに
排気送風機５に吸引されるので、人体への冷風感もな
く、キッチンの室内の空気を排気する量が少ないのでエ
ネルギーロスを防ぐことができるのである。すなわち、
図２に示すように排気吸込口１５の周囲に設けられた給
気吹出口１４よりガスレンジ３を包み込むように外気が
吹き出し、図１の破線の部分にエアーカーテンのように
気流の層ができ、調理によって発生する蒸気、油煙等が
排気吸込口１５へ到達するまで拡散を防ぐことができる
のである。
【００２２】つぎに、本発明の第２の実施例について図
２および図３を参照しながら説明する。
２および図３を参照しながら説明する。
【００２３】図に示すように、キッチンの外壁１に設け
られた排気口２と、ガスレンジ３の上部の隔壁Ａ４に覆
われた排気送風機５を排気ダクト６で接続し、キッチン
の前記外壁１に設けられた外気吸込口７と、内部に給気
送風機８と熱交換器１６を備えた予熱給気送風ユニット
１７を給気ダクトＡ１０で接続し、前記予熱給気送風ユ
ニット１７と前記隔壁Ａ４の外側に給気通路１１となる
間隔をもって設けられた隔壁Ｂ１２を給気ダクトＢ１３
で接続し、前記隔壁Ａ４と前記隔壁Ｂ１２の下端の隙間
を給気吹出口１４とし略全周に設けられている。隔壁Ａ
４は箱体形状をなしその下面は排気吸込口１５として排
気送風機５と連通している。図２に示すように給気吹出
口１４は排気吸込口１５の周囲に排気吸込口１５を取り
囲むように設けられている。
られた排気口２と、ガスレンジ３の上部の隔壁Ａ４に覆
われた排気送風機５を排気ダクト６で接続し、キッチン
の前記外壁１に設けられた外気吸込口７と、内部に給気
送風機８と熱交換器１６を備えた予熱給気送風ユニット
１７を給気ダクトＡ１０で接続し、前記予熱給気送風ユ
ニット１７と前記隔壁Ａ４の外側に給気通路１１となる
間隔をもって設けられた隔壁Ｂ１２を給気ダクトＢ１３
で接続し、前記隔壁Ａ４と前記隔壁Ｂ１２の下端の隙間
を給気吹出口１４とし略全周に設けられている。隔壁Ａ
４は箱体形状をなしその下面は排気吸込口１５として排
気送風機５と連通している。図２に示すように給気吹出
口１４は排気吸込口１５の周囲に排気吸込口１５を取り
囲むように設けられている。
【００２４】上記構成により、ガスレンジ３を使用して
調理等を行う時は、上部の隔壁Ａ４に覆われた排気送風
機５を運転すると、ガスレンジ３の周辺の空気は排気吸
込口１５より吸い込まれ、排気送風機５によって排気ダ
クト６を経てキッチンの外壁１に設けられた排気口２よ
り屋外へ排出される。
調理等を行う時は、上部の隔壁Ａ４に覆われた排気送風
機５を運転すると、ガスレンジ３の周辺の空気は排気吸
込口１５より吸い込まれ、排気送風機５によって排気ダ
クト６を経てキッチンの外壁１に設けられた排気口２よ
り屋外へ排出される。
【００２５】一方排気送風機５の運転に連動して予熱給
気送風ユニット１７が運転され、給気送風機８によって
キッチンの外壁１に設けられた外気吸込口７より外気が
給気ダクトＡ１０を経て熱交換器１６でキッチンの室温
に近い温度まで暖められ（夏期には冷やされ）、給気ダ
クトＢ１３を経て隔壁Ａ４と隔壁Ｂの間の給気通路１１
へ導かれ給気吹出口１４よりガスレンジ３を取り囲むよ
うにエアーカーテン状の気流として吹き出すこととな
る。
気送風ユニット１７が運転され、給気送風機８によって
キッチンの外壁１に設けられた外気吸込口７より外気が
給気ダクトＡ１０を経て熱交換器１６でキッチンの室温
に近い温度まで暖められ（夏期には冷やされ）、給気ダ
クトＢ１３を経て隔壁Ａ４と隔壁Ｂの間の給気通路１１
へ導かれ給気吹出口１４よりガスレンジ３を取り囲むよ
うにエアーカーテン状の気流として吹き出すこととな
る。
【００２６】これによって冬期等外気温の低い場合で
も、導入された外気がキッチンの室温と温度差がないた
め人体への冷風感あるいは熱風感もなく、給気吹出口１
４より吹き出す空気はガスレンジ３の周囲にエアーカー
テンとしての役目を果たすのである。すなわち、図２に
示すように排気吸込口１５の周囲に設けられた給気吹出
口１４よりガスレンジ３を包み込むように外気が吹き出
し、図１の破線の部分にエアーカーテンのように気流の
層ができ、調理によって発生する蒸気、油煙等が排気吸
込口１５へ到達するまで拡散を防ぐことができるのであ
る。
も、導入された外気がキッチンの室温と温度差がないた
め人体への冷風感あるいは熱風感もなく、給気吹出口１
４より吹き出す空気はガスレンジ３の周囲にエアーカー
テンとしての役目を果たすのである。すなわち、図２に
示すように排気吸込口１５の周囲に設けられた給気吹出
口１４よりガスレンジ３を包み込むように外気が吹き出
し、図１の破線の部分にエアーカーテンのように気流の
層ができ、調理によって発生する蒸気、油煙等が排気吸
込口１５へ到達するまで拡散を防ぐことができるのであ
る。
【００２７】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、外気を暖めたり冷やしたりして室内へ供給
する予熱用熱交換器を用いる場合も用いない場合も共
に、給気送風ユニットにより排気送風機の排気相当量の
外気を排気吸込口の周囲に設けられた給気吹出口よりガ
スレンジを包み込むように吹き出し、エアーカーテンの
ように気流の層を作り、人体への冷風感かつ、熱風感を
なくし、キッチンの冷暖房効果を損なうことなく、しか
も調理によって発生する蒸気、油煙等をレンジフードへ
到達するまで拡散を防ぎレンジフードの捕集効率を大幅
に向上させることができるレンジ給排気装置を提供でき
る。
明によれば、外気を暖めたり冷やしたりして室内へ供給
する予熱用熱交換器を用いる場合も用いない場合も共
に、給気送風ユニットにより排気送風機の排気相当量の
外気を排気吸込口の周囲に設けられた給気吹出口よりガ
スレンジを包み込むように吹き出し、エアーカーテンの
ように気流の層を作り、人体への冷風感かつ、熱風感を
なくし、キッチンの冷暖房効果を損なうことなく、しか
も調理によって発生する蒸気、油煙等をレンジフードへ
到達するまで拡散を防ぎレンジフードの捕集効率を大幅
に向上させることができるレンジ給排気装置を提供でき
る。
【図１】本発明の第１実施例のレンジ給排気装置の構成
を示す側面図
を示す側面図
【図２】同レンジ給排気装置の水平断面図
【図３】本発明の第２実施例のレンジ給排気装置の構成
を示す側面図
を示す側面図
【図４】従来のレンジ給排気装置の構成を示す側面図
１ 外壁 ２ 排気口 ３ ガスレンジ ４ 隔壁Ａ ５ 排気送風機 ６ 排気ダクト ７ 外気吸込口 ８ 給気送風機 ９ 給気送風ユニット １０ 給気ダクトＡ １１ 給気通路 １２ 隔壁Ｂ １３ 給気ダクトＢ １４ 給気吹出口 １６ 熱交換器 １７ 予熱給気送風ユニット
Claims (2)
- 【請求項１】 キッチンの外壁に設けられた排気口と、
ガスレンジの上部の隔壁Ａに覆われた排気送風機を排気
ダクトで接続し、キッチンの外壁に設けられた外気吸込
口と、内部に給気送風機を備えた給気送風ユニットを給
気ダクトＡで接続し、前記給気送風ユニットと前記隔壁
Ａの外側に給気通路となる間隔をもって設けられた隔壁
Ｂを給気ダクトＢで接続し、前記隔壁Ａと前記隔壁Ｂの
下端の隙間を給気吹出口としたレンジ給排気装置。 - 【請求項２】 キッチンの外壁に設けられた排気口と、
ガスレンジの上部の隔壁Ａに覆われた排気送風機を排気
ダクトで接続し、キッチンの外壁に設けられた外気吸込
口と、内部に給気送風機と熱交換器を備えた予熱給気送
風ユニットを給気ダクトＡで接続し、前記給気送風ユニ
ットと前記隔壁Ａの外側に給気通路となる間隔をもって
設けられた隔壁Ｂを給気ダクトＢで接続し、前記隔壁Ａ
と前記隔壁Ｂの下端の隙間を給気吹出口としたレンジ給
排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60392A JPH05180483A (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | レンジ給排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60392A JPH05180483A (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | レンジ給排気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05180483A true JPH05180483A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=11478311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60392A Pending JPH05180483A (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | レンジ給排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05180483A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010216757A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Ryoju Estate Co Ltd | 給排気システム |
| JP2014129969A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Daikin Ind Ltd | 換気システム |
| JP2014156962A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Kyoritsu Air Tech Inc | 空調システム及び空調方法 |
| CN112146141A (zh) * | 2019-06-27 | 2020-12-29 | 宁波港菱环境科技股份有限公司 | 一种组合抽油烟机使用的空气调节器 |
-
1992
- 1992-01-07 JP JP60392A patent/JPH05180483A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010216757A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Ryoju Estate Co Ltd | 給排気システム |
| JP2014129969A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Daikin Ind Ltd | 換気システム |
| JP2014156962A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Kyoritsu Air Tech Inc | 空調システム及び空調方法 |
| CN112146141A (zh) * | 2019-06-27 | 2020-12-29 | 宁波港菱环境科技股份有限公司 | 一种组合抽油烟机使用的空气调节器 |
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