JPH1114117A - 同時給排気型換気扇 - Google Patents

同時給排気型換気扇

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JPH1114117A
JPH1114117A JP17661997A JP17661997A JPH1114117A JP H1114117 A JPH1114117 A JP H1114117A JP 17661997 A JP17661997 A JP 17661997A JP 17661997 A JP17661997 A JP 17661997A JP H1114117 A JPH1114117 A JP H1114117A
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JP
Japan
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air
exhaust
fan
air supply
supply chamber
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Application number
JP17661997A
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English (en)
Inventor
Kanako Nakayama
香奈子 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通風抵抗が小さくファン能力が低くても十分
な同時給排気を行うことのできる同時給排気型換気扇換
気扇を提供する。 【解決手段】 本発明の同時給排気型換気扇は、室内の
天井に取り付けられる、給気及び排気機能を有する親機
1を備える。この親機1が一体のケーシング2を有し、
該ケ−ジング2内に、給気チャンバー部3と換気扇部5
とが並列に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他のファンから送
風された空気を吹き出す給気チャンバーと換気扇とが一
体化された「同時給排気型換気扇」に関する。特には、
通風抵抗が小さく子機側の給気ファン能力が低くても十
分な同時給排気を行うことのできる同時給排気型換気扇
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の天井換気扇とは異なり、他のファ
ンから送風された空気を吹き出す給気チャンバーと換気
扇とが一体化された「同時給排気型換気扇」が商品化さ
れており、効果的な室内の乾燥等に利用されている。図
3は、従来の同時給排気型換気扇の構成を示す図であ
る。(A)は、同時給排気型換気扇の設置されている住
宅の浴室付近の全体配置を示す斜視図であり、(B)
は、同時給排気型換気扇の構成を示す側面断面図であ
る。
【0003】図3(A)には、住宅の浴室101とその
隣の脱衣室107が示されている。浴室101の天井1
03には同時給排気型換気扇の親機115が設置されて
おり、脱衣室107の天井105には子機111が設置
されている。子機111から親機115の間には、給気
ダクト113が敷設されている。また、親機115から
屋外に向けて排気ダクト117が敷設されている。子機
111は、脱衣室107内の空気を吸い込んで、給気ダ
クト113を介して親機115に送る。子機111に
は、その下面に吸込口121が設けられており、内部に
送風用のファン123及びモータ125が設けられてい
る。
【0004】親機115では、子機111からダクト1
13を通って送られてきた空気は、通路131を通っ
て、側方の吹出口133から浴室101内に吹き出す。
なお、給気通路131は、内部ケーシング135の外側
に設けられている。また、親機115の内部ケーシング
135内には、ファン139及びモータ137が設けら
れており、親機115の下面の吸込口141から浴室内
の空気を吸い込んで、排気ダクト117を介して屋外に
排気する。なお、内部ケーシング135は、給気と排気
が混ざらないようにする役割を果す。
【0005】上述のように、比較的乾いた脱衣室107
の空気を湿った浴室101内に送り込んで、湿った浴室
101内の空気を屋外に排出することにより、浴室10
1内を効果的に乾かしてやることができる。これによ
り、浴室排気単独の換気扇がある場合よりも、短い時間
で浴室内を乾かすことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の同時給排
気型換気扇換気扇は、親機の給気チャンバーの内部に換
気扇を有する構造であるため、通風抵抗が大きい。すな
わち、親機115の内部ケーシング135と外部ケーシ
ング134との間の給気通路131を広くとることがで
きず通風抵抗が大きい。したがって、必要な給気風量を
確保するためには、子機の送風用ファンとして能力の大
きいものを選択しなければならず、設置施工性が悪く、
コストが高くなるなどの欠点があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、他のファンから送風された空気を吹き出す
給気チャンバーと換気扇とが一体化された同時給排気型
換気扇であって、通風抵抗が小さくファン能力が低くて
も十分な同時給排気を行うことのできる同時給排気型換
気扇換気扇を提供することを目的とする。また、コスト
が安く、設置施工性の良い同時給排気型換気扇を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の同時給排気型換気扇は、 室内の天井に取
り付けられる、給気チャンバー及び排気機能を有する親
機と、 この親機に給気を送る子機と、 を備える同時
給排気型換気扇であって、 上記親機が一体のケーシン
グを有し、 該ケ−ジング内に、給気チャンバー部と排
気扇部とが並列に配置されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。図1は、本発明の1実施例に係る同時給排気型換気
扇の構成を示す図である。(A)は親機の斜視図、
(B)は底面図である。この同時給排気型換気扇の親機
1は、一体のケーシング2を有し、このケーシング2内
には、給気チャンバー部3と排気扇部5が左右に並列に
配置されている。両部3、5の間は仕切4で気密に仕切
られている。
【0010】給気チャンバー部3の側面には、給気ダク
ト接続口11が設けられており、同給気ダクト接続口1
1には給気ダクト7が接続されている。給気ダクト7か
らの給気はチャンバー3内に入る。給気チャンバー3の
下部には、水平方向に張り出すような形で吹出口13が
設けられている。吹出口13は、図1(B)に示されて
いるように、排気扇部側を除いたケーシングの3面に設
けられている。そして、給気が天井に沿って三方向に吹
き出す。なお、給気チャンバー3の底はフタがされてい
る。
【0011】親機1の排気扇部5内には、ファン23及
びその駆動用モータ(図示されず)が設けられている。
また、排気扇部5の側面には排気ダクト接続口21が設
けられている。排気ダクト接続口21には、排気ダクト
9が接続されており、排気扇部5に吸い込んだ空気は、
このダクト9を通して屋外に排出される。
【0012】排気扇部5の下部側面には、反給気チャン
バー3側に、水平に張り出す吸込口25が設けられてい
る。ファン23が回転すると、この吸込口25から室内
の空気を吸い込む。なお、排気扇部5の底面はフタがさ
れている。このように、給気吹出口が横向き3方向に、
換気扇の吸込口が横向き1方向にそれぞれ開いていれ
ば、給気された空気がショートサーキットして換気され
ることを防止することができる。そのため送風ファンと
組み合わせて効果的な室内乾燥を行うことができる。
【0013】この同時給排気型換気扇の親機1の給気チ
ャンバー部3には、通風の抵抗となるような内部機器が
ないため、子機から給気チャンバー部吹出口13に至る
通風抵抗は低く、子機のファンを小型化できる。
【0014】図2は、本発明の他の1実施例に係る同時
給排気型換気扇の全体構成を示す図である。この同時給
排気型換気扇では、給気ダクト7、親機1及び排気ダク
ト9の構成は、図1の同時給排気型換気扇と同じであ
る。異なる点は、子機111内に温水コイル203が設
けられている点である。温水コイル203は、屋外に置
かれたガス給湯機207から配管205を通じて温水を
供給され、この温水と空気とを熱交換し、温風を発生さ
せる。この温風は、ファン201によって、給気ダクト
7を通って親機1に送られ、給気チャンバー3から室内
に吹き出す。
【0015】このように温風を吹き出す温風機としても
使用でき、効果的な暖房・乾燥を行うことができる。こ
のとき、温風機のファンは従来よりも小さい能力のファ
ンを利用できる。この方式は浴室暖房機、浴室乾燥機に
応用が可能である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、通風抵抗が小さくファン能力が低くても十分
な同時給排気を行うことのできる同時給排気型換気扇を
提供することができる。コストが安く、設置施工性の良
い同時給排気型換気扇を提供することができる。また、
給気の際の通風抵抗が少なくなり、送風用のファンとし
て従来よりファン能力の小さいものを選択することがで
きる。排気扇部の吸込口が、ケーシングの反給気チャン
バー側の側面に設けられている場合には、給気された空
気がショートサーキットして換気されることを防止する
ことができる。そのため送風ファンと組み合わせて効果
的な室内乾燥を行うことができる。さらに、温風を吹き
出す温風機と組み合わせて効果的な暖房・乾燥を行うこ
とができる。このとき、温風機のファンは従来よりも小
さい能力のファンを利用できる。この方式は浴室暖房
機、浴室乾燥機に応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る同時給排気型換気扇の
構成を示す図である。(A)は親機の斜視図、(B)は
底面図である。
【図2】本発明の他の1実施例に係る同時給排気型換気
扇の全体構成を示す図である。
【図3】従来の同時給排気型換気扇の構成を示す図であ
る。(A)は、同時給排気型換気扇の設置されている住
宅の浴室付近の全体配置を示す斜視図であり、(B)
は、同時給排気型換気扇の構成を示す側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 同時給排気型換気扇親機2 ケーシング 3 給気チャンバー部 4 仕切 5 排気扇部 7 給気ダクト 9 排気ダクト 10 温風機 11 給気ダクト接続口 13 吹出口 21 排気ダクト接続口 23 ファン 25 吸込口 101 浴室 103、105 天
井 107 脱衣室 111 子機 113 給気ダクト 115 親機 117 排気ダクト 121 吸込口 123 ファン 125 モータ 131 通路 133 吹出口 134 外部ケーシング 135 内部ケーシ
ング 137 モータ 139 ファン 141 吸込口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の天井に取り付けられる、給気チャ
    ンバー及び排気機能を有する親機と、 この親機に給気
    を送る子機と、 を備える同時給排気型換気扇であっ
    て、 上記親機が一体のケーシングを有し、 該ケ−ジング内に、給気チャンバー部と排気扇部とが並
    列に配置されていることを特徴とする同時給排気型換気
    扇。
  2. 【請求項2】 上記給気チャンバー部の吹出口が、上記
    ケーシングの側面に設けられており、給気が上記天井に
    沿って吹き出すことを特徴とする請求項1記載の同時給
    排気型換気扇。
  3. 【請求項3】 上記吹出口が、上記排気扇部側を除いた
    上記ケーシングの3面に設けられていることを特徴とす
    る請求項2記載の同時給排気型換気扇。
  4. 【請求項4】 上記排気扇部の吸込口が、上記ケーシン
    グの反給気チャンバー側の側面に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の同時給排気型換気扇。
  5. 【請求項5】 上記吹出口が、排気扇部側を除いたケー
    シングの3面に設けられており、上記排気扇部の吸込口
    が、反給気チャンバー側の側面に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の同時給排気型換気扇。
  6. 【請求項6】 上記子機の一種としての温風機を有し、
    該温風機が送風ダクトを介して上記給気チャンバー部に
    接続されていることを特徴とする請求項1〜5いずれか
    1項記載の同時給排気型換気扇。
JP17661997A 1997-06-18 1997-06-18 同時給排気型換気扇 Pending JPH1114117A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100565593B1 (ko) * 2003-06-04 2006-03-30 엘지전자 주식회사 급배기 직결형 환기겸용 공조시스템
JP2006291626A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Kyc Machine Industry Co Ltd わく組足場用手摺
JP2016090154A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気清浄装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210