JPS6332714Y2 - - Google Patents

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JPS6332714Y2
JPS6332714Y2 JP1983204609U JP20460983U JPS6332714Y2 JP S6332714 Y2 JPS6332714 Y2 JP S6332714Y2 JP 1983204609 U JP1983204609 U JP 1983204609U JP 20460983 U JP20460983 U JP 20460983U JP S6332714 Y2 JPS6332714 Y2 JP S6332714Y2
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JP
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bathroom
ventilation hole
storage box
ceiling
air
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JP1983204609U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、浴室と脱衣室とに別個に加温空気
を送り各室の乾燥および洗濯物の乾燥等のできる
乾燥装置に関する。
集合住宅化によつて生じてくる屋外への洗濯物
乾燥の煩わしさを解消する目的で、または、生活
の合理化といつた背景から要求される洗濯物乾燥
時間の自由な選択、あるいは、プライバシーの保
護といつた理由により、衣類乾燥機や衣類乾燥室
の要求は年々高まりつつある。なお、この要求は
寒冷地域、粉塵地帯、火山灰降下地帯等において
は絶対的なものとなつてくる。
このような背景から近年、一部では、温風を吹
き出す乾燥機を浴室に設置し、浴室を洗濯物の乾
燥室として利用するようになつてきている。とこ
ろが、上記従来の乾燥機はほとんど洗濯物の乾燥
専用となり、用途が浴室用に限られて使用範囲が
狭くなるとともに、洗濯物乾燥時以外はほとんど
使用しないといつた稼動時間の短い設備になつて
しまい、使用効率が悪いといつた問題があつた。
また、脱衣室等に設けるものでも、脱衣室内に
乾燥機を設けるために通常でも狭い脱衣室を更に
狭くするとともに、脱衣時等に手などをぶつける
などする場合があつた。また、吹出口を浴室等に
開口し、吸気口を軒下屋外の臨ませるとともに前
記吹出口と吸気口との間をつなぐダクトを天井裏
に配設したものなどがあるが、これらは天井裏に
ダクトを配設する必要があるとともに吸気口、吹
出口を多数設ける必要があるなど設備工事が大掛
かりとなり設備工事等が掛かるなどの問題があつ
た。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
必要に応じて浴室の乾燥と脱衣室の乾燥とをなし
えるようにした用途の広い乾燥装置を提供すると
ともに乾燥ユニツトそのものがダクトを兼ね、ス
ペースの有効利用が図られ、かつ設備工事も簡単
な乾燥装置を提供することを目的とする。
以下この考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面略図
であり、図中Aは浴室、Bは浴室Aに隣接した脱
衣室、1は浴室Aと脱衣室Bとを仕切る仕切壁、
2は脱衣室の天井、3は脱衣室の天井2より低め
で設けられた浴室の天井を各々示し、この浴室の
天井3の天井裏4に以下に説明する乾燥ユニツト
Dが設けられている。この乾燥ユニツトDは一面
を開口させた収納ボツクス5と、この収納ボツク
ス5の内部に取り付けられた送気フアンであるシ
ロツコフアン6と加熱ヒータ7とから成り、シロ
ツコフアン6は、吸込側すなわちシロツコフアン
6の軸方向一側を収納ボツクス5の開口面5aの
半分側にまたその吹出側を上記開口面5aの残り
の半分側に向けて収納されていて、上記開口面5
aの半分側(吸気口)から空気を吸い込みこの吸
い込んだ空気を上記開口面5aの他の半分側(吹
出口)から吹き出すことができるようになつてい
る。そして、上記浴室の天井3の上方の天井2の
下面には支持部材8が固定され、この支持部材8
の下端に取り付けられた回動軸9によつて上記収
納ボツクス5が鉛直な面内で回動自在に支持さ
れ、収納ボツクス5はその開口面5aを上記浴室
の天井3と上記仕切壁1とに向けることができる
ようになつている。また、収納ボツクス5の下の
浴室の天井3の一部には収納ボツクス5の開口面
5aとほぼ同形同大の通風孔3aが形成されると
ともに、収納ボツクス5の側方の仕切壁1の一部
にも上記収納ボツクス5の開口面5aとほぼ同形
同大の通気孔1aが形成されている。
また、上記支持板8には収納ボツクス5を回動
させる例えばモータ等の機械的回動機構(図示
略)が取り付けられ、この回動機構の操作スイツ
チは脱衣室Bの壁に取り付けられていて、この操
作スイツチにより収納ボツクス5を回動させるこ
とができるようになつている。
なお、上記シロツコフアン6と加熱ヒータ7と
は各々建物の屋内電気配線にスイツチを介して連
絡され、このスイツチは脱衣室の壁に取り付けら
れていて、このスイツチを操作することによつて
シロツコフアン6と加熱ヒータ7とを個々に作動
させることができるようになつている。また、通
気孔1aと通風孔3aには目隠し用グリル1b,
3bが取り付けられている。
次に上記のように構成されたこの考案の作用に
ついて説明する。
脱衣室Bに送風する場合には、上記操作スイツ
チによつて回動機構を作動させて収納ボツクス5
の開口面5aを第1図の実線に示すように通気孔
1aに向け、シロツコフアン6を作動させる。こ
の操作によりシロツコフアン6は脱衣室Bの空気
を通気孔1aを介して軸方向一側から吸入しその
後に脱衣室Bに通気孔1aを介して送風する。な
お、必要に応じて加熱ヒータ7に通電しシロツコ
フアン6を作動させることによつて脱衣室Bに温
風を送り、脱衣室Bの乾燥・暖房もできる。
また、浴室Aに洗濯物を干した場合には、上記
操作スイツチによつて回動機構を作動させて収納
ボツクス5の開口面5aを第1図の2点鎖線に示
すように通風孔3aに向け、シロツコフアン6と
加熱ヒータ7とに通電し、浴室Aに温風を送る。
この温風によつて洗濯物は乾燥されるとともに浴
室A内も乾燥される。なお、この送風の際に加熱
ヒータ7に通電しないでおくことによつて、涼風
を送り出すこともできる。
すなわち上記構成によれば、収納ボツクス5の
回動によつて浴室Aと脱衣室Bの2室への送風と
2室の乾燥を切り換えてなしうるため、装置の使
用効率は従来の乾燥機よりも高くなる。
また、軸方向一側から吸気しフアンから吹き出
すシロツコフアン6を設けるととに加熱ヒータ7
を内部に設けた乾燥ユニツトを回動するだけで浴
室Aと脱衣室Bへの送風等を切り換えられ、しか
も乾燥ユニツトDの一面である開口面5aのみで
吸気と吹き出しを同時に可能にするので、通気
孔、通風孔も各室に1個づつですむとともにダク
ト等も不要となり、かつ設置容積が小さくてすむ
ので、天井裏に取り付けられ、脱衣室等の容積を
犠牲にせずスペースの有効利用が図れる。従つて
設備工事費も安価にすむ。
なお、上記実施例においては脱衣室の天井2を
浴室の天井3より高めて設けた場合について説明
したが、両天井2,3が同じ高さであつた場合は
通風孔と通気孔を天井2,3に形成し、脱衣室の
天井2を浴室の天井3より低めて設けた場合には
通風孔を脱衣室の天井2に形成し乾燥ユニツトD
を脱衣室の天井裏に設けることにする。
第2図と第3図はこの考案の他の実施例を示す
もので、第1図に示す構成部分と同じものには同
一の符号を付してそれらの説明は省略する。この
実施例では、横断面U字状で開口面を下向きに
し、かつ開口面にセパレータ10aを設けた収納
ボツクスに相当するフアンカバー10の内側にク
ロスフローフアン(送気フアン)11と加熱ヒー
タ12とを設けて乾燥ユニツトD′を構成し、こ
の乾燥ユニツトD′を回動自在に支持部材8に取
り付けて構成したものである。
この実施例の装置においても前記実施例と同等
の効果を得ることができる。
ところで脱衣室Bは洗濯室となることもあり、
両方を兼ねる部屋となることもある。さらに、乾
燥ユニツトD,D′の設置場所は浴室Aの天井裏
に限らず、浴室Aの壁の裏側、または、脱衣室B
の壁の裏側であつてもよい。
以上説明したようにこの考案は、浴室天井ある
いは浴室壁に通風孔を形成するとともにこの通風
孔の近くの脱衣室の壁あるいは天井に通気孔を形
成し、通風孔と通気孔の間に、送気フアンと加熱
ヒータと吸気口と吹出口とを有した乾燥ユニツト
を設けるとともに、吸気口と吹出口を上記通風口
が通気口に対向できるように上記乾燥ユニツトを
回動自在に設けたものであるため、脱衣室と浴室
の2室のうち所要の一方に温風または涼風を送る
ことができる。このため浴室に洗濯物を干した場
合に洗濯物の乾燥を促すことができるとともに、
浴室の乾燥もできる。したがつてこの考案の装置
は従来の乾燥機より用途が広く、使用効率が高く
なるといつた優れた特長を有している。
また、送風フアンが吸気口と吹出口とを隣接さ
せるとともにこれらの吸気口等を収納ボツクスの
一面の開口面に向けて形成されているので、収納
ボツクスを回動させその開口面を通風孔等に対向
させるだけで吸気、吹き出しができ、ダストなど
特別の設備を設ける必要がないとともに、浴室等
に1個の通風孔等のみで足り、しかも収納スペー
スが小さくてすむ。従つて、また天井裏など狭い
個所でも取り付けることができ狭い脱衣室等に設
ける必要がなくスペースの有効利用が図られる。
従つて設備工事費等も安価にすむなどの効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の縦断面略図、第
2図はこの考案の他の実施例の一部を断面とした
斜視略図、第3図は同実施例の縦断面略図であ
る。 A……浴室、B……脱衣室、D……乾燥ユニツ
ト、1……仕切壁、1a……通気孔、2……脱衣
室の天井、3……浴室の天井、3a……通風孔、
6……シロツコフアン(送気フアン)、7……加
熱ヒータ、10……フアンカバー、11……クロ
スフローフアン(送気フアン)、12……加熱ヒ
ータ、D′……乾燥ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室と脱衣室とが互いに隣接する浴室天井の一
    部あるいは浴室壁の一部に通風孔を形成し、この
    通風孔に近い側の脱衣室の壁の一部あるいは脱衣
    室の天井の一部に通気孔を形成するとともに、上
    記通風孔と通気孔との間の天井裏または壁の裏側
    には乾燥ユニツトが設けられ、前記乾燥ユニツト
    は一面に開口面を開口させた収納ボツクスと前記
    収納ボツクス内に取り付けられた送風フアンと加
    熱ヒータとからなり、前記送風フアンは吸気口と
    吹出口とを互いに隣接させるとともに前記吸気口
    と吹出口とを前記収納ボツクスの開口面に向け、
    前記乾燥ユニツトはその開口面を前記通風孔ある
    いは通気孔に対向できるように回動自在に設けら
    れてなることを特徴とする浴室および脱衣室兼用
    乾燥装置。
JP20460983U 1983-12-28 1983-12-28 浴室および脱衣室兼用乾燥装置 Granted JPS60109597U (ja)

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JP20460983U JPS60109597U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 浴室および脱衣室兼用乾燥装置

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JP20460983U JPS60109597U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 浴室および脱衣室兼用乾燥装置

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JPS60109597U JPS60109597U (ja) 1985-07-25
JPS6332714Y2 true JPS6332714Y2 (ja) 1988-08-31

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ID=30767002

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001241680A (ja) * 2000-02-24 2001-09-07 Inax Corp 脱衣室温風器

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Family Cites Families (4)

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JPS5468278U (ja) * 1977-10-24 1979-05-15
JPS5941828Y2 (ja) * 1979-09-27 1984-12-04 ナショナル住宅産業株式会社 乾燥室装置
JPS57137496U (ja) * 1981-02-20 1982-08-27
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