JPS6016387Y2 - 除湿乾燥装置 - Google Patents

除湿乾燥装置

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JPS6016387Y2
JPS6016387Y2 JP17565881U JP17565881U JPS6016387Y2 JP S6016387 Y2 JPS6016387 Y2 JP S6016387Y2 JP 17565881 U JP17565881 U JP 17565881U JP 17565881 U JP17565881 U JP 17565881U JP S6016387 Y2 JPS6016387 Y2 JP S6016387Y2
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JP
Japan
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hot air
bathroom
dehumidifying
drying
return
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Application number
JP17565881U
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English (en)
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JPS5880993U (ja
Inventor
弘信 高賀茂
隆雄 高橋
重則 渡辺
昌久 野口
軍次 山室
Original Assignee
日立化成工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一個の除湿乾燥機を取付けることによって、大
物や多量の洗濯物の場合と、小物や少量の洗濯物の場合
とによって使い分けができるようにした除湿乾燥装置に
関するものである。
最近の住宅事情等から浴室利用衣類乾燥器や回転ドラム
式の衣類乾燥器が種々提案されているが、これらには次
のごとき問題があるのである。
すなわち浴室利用衣類乾燥器及び回転ドラム式の衣類乾
燥器の双方共、排気ダクトを必要としてそのための工事
費がかかると共に、排気中に含まれるエネルギーを放出
するのでエネルギーの損失となって不経済であり、また
換気時に吸込する外気の温度が低いときには大きな加熱
エネルギーが必要となり加熱熱量等無駄が多く、ランニ
ングコストも多くかかるし、電気ヒータ一式のものまた
は温水循環式熱交換器式の転のにしろ、容量が大きく必
要であり、電気ヒーターの場合には1,2KW程度とな
るので専用回路が必要となりその工事費も余分にかかる
ことになる。
また浴室利用乾燥の場合には小物や少量の洗濯物の乾燥
の場合にも浴室全体を加温することになるので熱ロスが
大きく、さらに回転ドラム式の衣類乾燥器の場合には洗
濯物の布地のよじれ、シワ等の問題があるのである。
本考案は上記の不都合に鑑みてなされたもので、設備容
量を小さく、ランニングコストの低減、乾燥能力の向上
等を計ると共に、小物、大物、少量、多量の洗濯物の乾
燥に対する使い勝手をよくしたものであり、以下に本考
案の実施例を第1図〜第3図により説明する。
第1図は本考案による除湿乾燥装置の一実施例を示す縦
断面図であり、除湿乾燥機を浴室の衣類乾燥用として用
いるようにした場合の実施例を示し、1は浴室、2は洗
面所、3は浴室1と洗面所2とを仕切る壁であり、4は
浴槽、5は浴室1内等に吊下げられた洗濯物であり、6
は洗面所2に設置された洗濯機等である。
10は浴室1と洗面所2とを仕切る壁3における室1の
外壁面3a側すなわち洗面所2の内壁面側に取付けられ
た除湿乾燥機である。
この除湿乾燥機10について第3図に生り説明すると、
ケース11の内部に温水循環式熱交換器12または電気
ヒーター等の加熱器と送風機13からなる温風発生機構
と、圧縮機14、再熱器15、キャピラリーチューブ(
減圧装置など)16、冷却器17、水受容器18、排水
チューブ19、冷媒配管20及び送風機(温風発生機構
のらのと共用)13等からなる除湿機構りが内蔵され、
ケース11には複数の温風吐出口11a(衣類乾燥用ケ
ース向)、lla’(浴室向)と戻り温風吸込口11b
(衣類乾燥用ケース向)、llb’(浴室向)が設けら
れており、更にこの温風吐出口11a、11a’及び戻
り温風吸込口1mb、11b’を切替え開閉できるよう
に開閉装置が設けられている。
この除湿乾燥機10の温風吐出口11a、lla’と戻
り温風吸込口11b、iib’の内11a’(浴室向)
とllb’(浴室向)との一対を第1図に示すように、
壁3に設けた開口と連結して浴室1内に開口せしめて除
湿乾燥機10を壁3の上部等に戸棚式に取付け、他の一
対の温風吐出口11aと戻り温風吸込口11bとを除湿
乾燥機10本体の下部に設けた伸縮自在または折りたみ
可能とした衣類乾燥用ケース21内に開口させて取付け
るのである。
尚除湿乾燥機10における圧縮機14、再熱器15、キ
ャピラリーチューブ16、冷却器17等は冷媒配管20
で連結されて閉回路となっており、冷媒としてはフロン
ガスを用いる。
第2図は除湿乾燥機10の下部に取付けた伸縮目在また
は折りたたみ可能とした衣類乾燥用ケース21内で洗濯
物を乾燥するようにする場合の実施例を示す縦断面図で
ある。
次に上記除湿乾燥機10の運転原理について説明する払
第1図に示す場合のように浴室1を洗濯物5の乾燥室と
する場合にはこの除湿乾燥機10の衣類乾燥用ケース2
1側の温風吐出口11aと戻り温風吸込口11bを開閉
装置により閉じるようにし、また第2図に示すように衣
類乾燥用ケース21を洗濯物5の乾燥室として用いる場
合は浴室1側に開口した温風吐出口11a′と戻り温風
吸込口11b′を閉じるようにして使用される。
浴室1または衣類乾燥用ケース21内の洗濯物5から蒸
発した水分は水蒸気となり戻り温風吸込口11bまたは
11b′から除湿乾燥機10内に入り、冷却器17の内
部ではキャピラリーチー1−ブ16で減圧された冷媒が
気化するので気化熱を奪うことによって冷却器17の表
面は低温となり、その表面では空気中の水分が結露して
結露水22となって冷却器17の下側に設けた水受容器
18に滴下する。
このようにして除湿された空気は再熱器15(冷媒は圧
縮機14で高温高圧となっている)で加温され、更に温
水循環式熱交換器12または電気ヒーター等による加熱
器で高温に加温され、カラカラに乾いた温風Aとなって
温風吐出口11aまたは11a′から再び浴室1または
衣類乾燥用ケース21内に吐出された洗濯物の乾燥が進
行する。
また洗濯物5から蒸発した水分を含んだ湿った戻り温風
Bは再び除湿乾燥機10内に入って前記と同様のことが
繰返される。
この除湿され且つ加温された温風Aによって浴室1内ま
たは衣類乾燥用ケース21内の洗濯物が加熱乾燥される
のである。
尚前記した浴室1や洗面所2は一体成形のFRP製や鉄
板製でもよいが、在来工法のものにでも適用できるし、
また除湿乾燥機10は壁3に吊戸棚の如(取付け、温風
吐出口と戻り温風吸入口は壁3に穴をあけて導風管を組
込むようにしてもよい。
除湿乾燥機10のケース11は鉄板製、合成樹脂製や木
材製の場合にはその内面に耐熱性の良い材料で補うよう
にし、また加熱器が温水循環式熱交換器12の場合にこ
れに循環させる温水は、例えば別のガス焚暖房給湯器な
どから配管された80’C前後の温水を循環させるよう
にし、温水循環式熱交換器12はフィン付銅管等に6で
もよい。
また温水が得られない上うな場合には、上記温水循環式
熱交換器12に替えてシーズヒーター等の電気ヒーター
を組み込むようにしてもよい。
送風機13は1〜5−/分程度の風量の能力とし、再熱
器15、冷却器17と共にフィン付熱交換器でフィン付
銅管を使う。
また結露水22は洗濯1回当り多くて1〜31程度であ
るが、排水チューブ19を浴室1の排水管や洗面所2の
排水管に連結するようにしておけば自然に機外へ排出さ
せることができるようになる。
衣類乾燥用ケース21は伸縮自在または折りたたみでき
る程度の可撓性のある材料、例えばポリエチレン、ナイ
ロン、ゴム等のプラスチックフィルム、または綿、ポリ
エステル等の布などで作り、その形状は袋状、カーテン
状等種々考えられる。
本考案は上記の如(、複数の温風吐出口と戻り温風吸込
口が設けられると共にこの温風吐出口と戻り温風吸込口
の開閉装置を設けた除湿乾燥機の上記温風吐出口と戻り
温風吸込口の内の一対を浴室内と連通させて浴室外の壁
面に取付け、この除湿乾燥機の他の一対の温風吐出用と
戻り温風吸込口を除湿乾燥機本体の下部に設けた伸縮自
在または折りたたみ可能とした衣類乾燥用ケース内に開
口させた除湿乾燥装置であり、洗濯物からの蒸発しまた
水分を含んだ空気を排出することなくこの空気を再度除
湿加温して使用する方式により、給排気ダクトが不要と
なりそのための工事費の節減ができる、熱損失がなく加
熱容量を400〜5QQkcal /h程度減らしても
同じ乾燥能力とすることができる等の効果があると共に
、除湿乾燥機が浴室と衣類乾燥用ケースとの両方に使え
るように取付Uられているので、大物や多量の洗濯物の
場合には浴室を乾燥室として使用し、小物や少量の洗濯
物の場合には衣類乾燥用ケースを乾燥室とする等の最適
の使い分けができるようになり、ランニングコスト、乾
燥時間、使い勝手等が向上するのである。
また衣類乾燥用ケースは伸縮自在または折りたたみ可能
としているので、不使用時には折りたたんで除湿乾燥機
の下部に収納するようにすれば邪魔になることもなく美
観を損なうことがないのである。
尚、本考案による除湿乾燥機は単に洗濯物の乾燥だけで
な(、例えば衣類乾燥用ケース側の温風吐出口に伸縮自
在等のホースを接続すれば局所暖房やヘアドライヤーε
して使うことができるようになると共に、冬の暖房、夏
季等において除湿機構のみを運転ずれば、浴室−や洗面
所の除湿ができてカビや腐食の発生の防止ができ、また
湯上り時に運転して快適な室内とする等多目的に用いる
ようにすればコストパフォーマンスがよくなることは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による除湿乾燥装置の実施例を示す縦断
面図で、浴室を乾燥室として使用する場合を示し、第2
図は衣類乾燥用ケース側を乾燥室εして使用している場
合の実施例を示す縦断面図であり、第3図は実施例によ
る除湿乾燥装置における除湿乾燥機の原理を示す説明断
面図であ6゜符号の説明、1・・・・・・浴室、2・・
・・・・洗面所、3・・・・・・壁、3a・・・・・・
外壁面、4・・・・・・浴槽、5・・・・・・洗濯物、
6・・・・・・洗濯機、10・・・・・・除湿乾燥機、
11・・・・・・ケース、lia・・・・・・温風吐出
口(衣類乾燥用ケース向)、11a′・・・・・・温風
吐出口(浴室向)、116・・・・・・戻り温風吸込口
(衣類乾燥用ケース向)、11b′・・・・・・戻り温
風吸込口(浴室向)12・・・・・・温水循環式熱交換
器、13・・・・・・送風機、14・・・・・・圧縮機
、15・・・・・・再熱器、16・・・・・・キャピラ
リーチューブ、17・・・・・・冷却器、18・・・・
・・水受容器、1訃・・・・・排水チューブ、20・・
・・・・冷媒配管、21・・・・・・衣類乾燥用ケース
、22・・・・・・結露水。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数の温風吐出口と戻り温風吸込口と、該温風吐出
    口と戻り温風吸込口の開閉装置を設けた除湿乾燥機を浴
    室の外壁面に取付けて、前記除湿乾燥機の温風吐出口と
    戻り温風吸込口の一対を浴室外壁に設けた開口と連結し
    て浴室内に開口し、他の一対の温風吐出口と戻り温風吸
    込口とを該除湿乾燥機本体の下部に設けた伸縮自在また
    は折りたたみ可能の衣類乾燥用ケース内に開口させてな
    ることを特徴とする除湿乾燥装置。 2 開閉装置が温風吐出口と戻り温風吸込口とを選択的
    に開閉できるようにしてなるものであることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の除湿乾燥装置。 3 浴室の外壁面が洗面所の内壁面であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の
    除湿乾燥装置。
JP17565881U 1981-11-25 1981-11-25 除湿乾燥装置 Expired JPS6016387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17565881U JPS6016387Y2 (ja) 1981-11-25 1981-11-25 除湿乾燥装置

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JP17565881U JPS6016387Y2 (ja) 1981-11-25 1981-11-25 除湿乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPS5880993U JPS5880993U (ja) 1983-06-01
JPS6016387Y2 true JPS6016387Y2 (ja) 1985-05-21

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ID=29968125

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JP17565881U Expired JPS6016387Y2 (ja) 1981-11-25 1981-11-25 除湿乾燥装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5913834A (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 Sanden Corp 浴室を乾燥室とする機能を有する空調システム
JPS6064799U (ja) * 1983-10-06 1985-05-08 ミサワホーム株式会社 浴室用乾燥装置
JPS60109597U (ja) * 1983-12-28 1985-07-25 ミサワホ−ム株式会社 浴室および脱衣室兼用乾燥装置

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JPS5880993U (ja) 1983-06-01

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