JP2014046844A - 配線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グロメットによって車体にワイヤハーネスを取り付けた際に当該ワイヤハーネスを車体側の被接続部に接続することが困難になってしまうのを防止する。
【解決手段】配線装置1は、車体パネルに形成された貫通孔を通して車室外から車室内へとワイヤハーネス10が引き出されて車体パネルに取り付けられるものであり、ワイヤハーネス10の先端に取り付けられ車体パネル側の被接続部に着脱可能とされる端子30と、ワイヤハーネス10の外周面に取り付けられ前記貫通孔に装着されるグロメット20とを有し、前記貫通孔は、略長円形状であり、グロメット20は、前記貫通孔に嵌め込んで装着されるように当該貫通孔への装着部が略長円形状とされ表面に位置決め用目印25が形成され、端子30は、当該端子30の向きと位置決め用目印25が示す向きとが一致するようにワイヤハーネス10に取り付けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車体パネルに形成された貫通孔を通して車室外から車室内へと引き出されるワイヤハーネスを有する配線装置に関する。
特許文献1に開示されている技術は、ワイヤハーネスにテープを巻き、そのテープを目印としてワイヤハーネスへのグロメットの組み付け時に位置決めを行うというものである。
特開2000−195356号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術だと、ワイヤハーネスにグロメットを組み付ける際にテープがずれてしまう恐れがある。
そして、テープがずれてしまうと、ワイヤハーネスにグロメットを精度良く組み付けることができなくなる。その結果、グロメットによって車体にワイヤハーネスを取り付けた際に当該ワイヤハーネスを車体側の被接続部に接続することが困難になってしまう恐れがある。
本発明の目的は、グロメットによって車体にワイヤハーネスを取り付けた際に当該ワイヤハーネスを車体側の被接続部に接続することが困難になってしまうのを防止することである。
前記課題を解決するために、(1)本発明の一態様は、車体パネルに形成された貫通孔を通して車室外から車室内へとワイヤハーネスが引き出されて前記車体パネルに取り付けられる配線装置において、前記ワイヤハーネスの先端に取り付けられ前記車体パネル側の被接続部に着脱可能とされる端子と、前記ワイヤハーネスの外周面に取り付けられ前記貫通孔に装着されるグロメットとを有し、前記貫通孔は、長円形状又は各隅に円弧部を設けた多角形状であり、前記グロメットは、前記貫通孔に嵌め込んで装着されるように当該貫通孔への装着部が長円形状又は各隅に円弧部を設けた多角形状とされ表面に目印が形成され、前記端子は、当該端子の向きと前記目印が示す向きとが予め設定されている角度をなすように前記ワイヤハーネスに取り付けられることを特徴とする配線装置を提供する。
(2)本発明の一態様では、前記端子は、前記被接続部への装着の際に当該被接続部に対して回るのを防止する回り止め部が設けられることが好ましい。
(3)本発明の一態様では、前記端子は、バッテリパックが有する前記被接続部に接続されることが好ましい。
(4)本発明の一態様では、前記グロメットは、前記貫通孔への装着時に車室外に向く面に前記目印が形成されることが好ましい。
(1)の態様の発明によれば、車体パネルの貫通孔及びグロメットの装着部は、共に長円形状又は各隅に円弧部を設けた多角形状とされて当該装着部が当該貫通孔に装着されるため、その装着後にグロメットが車体パネルに対して回転してしまうのを防ぐことができる。これによって、(1)の態様の発明では、グロメットが車体パネルに対して回転してしまうことによってワイヤハーネス先端の端子の向きが変ってしまうのを防止できる。
また、(1)の態様の発明によれば、グロメットが有する目印が示す向きと端子の向きとが一致するように当該端子がワイヤハーネスに取り付けられることによって、配線装置を車体パネルに取り付けた時にワイヤハーネス先端の端子は、一定方向に向くようになる。これによって、(1)の態様の発明では、作業者は、端子を被接続部となる車両部品に容易に接続できる。
そして、(1)の態様の発明によれば、グロメット自体に目印が形成されているために、ワイヤハーネスにグロメットを組み付ける際に目印がずれてしまうのを防止できる。これによって、(1)の態様の発明では、作業者は、前述のように配線装置を車体パネルに取り付けた時のワイヤハーネス先端の端子の向きを一定方向にすることを的確に行える。
(2)の態様の発明によれば、端子の回り止め部の向きをも一定方向にすることができる。これによって、(2)の態様の発明では、端子が回り止め部を有する場合でも、作業者は、当該端子を被接続部となる車両部品に容易に接続できる。
(3)の態様の発明によれば、配線装置を車体パネルに取り付けた時のワイヤハーネス先端の端子の向きを一定方向にすることができるため、ワイヤハーネスがバッテリパックへの接続用のために太くて曲げづらいものとなっている場合でも、作業者は、ワイヤハーネスの向きを変えるなどの作業を行うことなく端子をバッテリパックの被接続部に接続できる。このように、(3)の態様の発明では、ワイヤハーネスがバッテリパックへの接続用のために太くて曲げづらいものとなっている場合でも、作業者は、端子をバッテリパックの被接続部に容易に接続できる。
(4)の態様の発明によれば、車室外に向く面に形成された目印を基に、ワイヤハーネスをグロメットに取り付けることができる。
図1は、車両の車体パネルに取り付けられて、車室内のバッテリパックの端子にワイヤハーネスが接続されている配線装置の構成例を示す図である。 図2は、配線装置の構成例を示す斜視図である。 図3は、配線装置の構成例を示す他の斜視図である。 図4は、図3に示すA部の詳細となるワイヤハーネスの端子の形状の一例を示す斜視図である。 図5は、図2に示す矢示B方向からみたワイヤハーネスの端子の形状の一例を示す平面図である。 図6は、図2に示す矢示C方向からみたワイヤハーネスの端子の形状の一例を示す平面図である。 図7は、グロメットの形状の一例を示す斜視図である。 図8は、グロメットが車体パネルに取り付けられた際に車室外に向く方向からみた当該グロメットの形状の一例を示す平面図である。 図9は、グロメットを車体パネルに取り付けられた際に車室内に向く方向からみた当該グロメットの形状の一例を示す平面図である。 図10は、バッテリパックに取り付けられた状態のバッテリパックの端子の一例を示す平面図である。 図11は、バッテリパックの端子の形状の一例を示す平面図である。 図12は、バッテリパックの端子の形状の一例を示す側面図である。 図13は、ワイヤハーネスの端子がバッテリパック側端子に接続されている状態の一例を示す図である。 図14は、ワイヤハーネスの端子をバッテリパックの端子に接続した状態の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、車体パネルに形成された貫通孔を通して車室外から車室内へと引き出されるワイヤハーネスを有する配線装置を挙げている。
(構成)
図1には、車両の車体パネル200に取り付けられて、車室内のバッテリパック100の接続部(すなわち、被接続部)110にワイヤハーネス10が接続されている配線装置1の構成例を示す。
ここで、バッテリパック100は、配線装置1が接続される前述の接続部110である端子(以下、バッテリパック側端子という。)110を有している。また、バッテリパック100は、例えば、車室内のシート下のフロアパネル上やトランクルームのトランクフロアパネル上に配置されている。このようなバッテリパック100として、12Vのバッテリが挙げられる。しかし、バッテリパック100は、12Vのバッテリに限定されないことは言うまでもない。
図2及び図3には、配線装置1の構成例を示す。
図2及び図3に示すように、配線装置1は、ワイヤハーネス10の他、グロメット20、及び端子(以下、ワイヤハーネス側端子という。)30を有している。
本実施形態では、ワイヤハーネス10は、バッテリパック100に大電流で電力を供給する。そのため、ワイヤハーネス10は、太い形状をなし硬く曲げ難い特性を有する。このワイヤハーネス10の端部にワイヤハーネス側端子30が接続されている。
図4乃至図6には、ワイヤハーネス側端子30の一例を示す。図4は、図3に示すA部の詳細となるワイヤハーネス側端子30の形状を示す斜視図である。図5は、図2に示す矢示B方向からみたワイヤハーネス側端子30の形状を示す平面図である。また、図6は、図2に示す矢示C方向からみたワイヤハーネス側端子30の形状を示す平面図である。
図4乃至図6に示すように、ワイヤハーネス側端子30は、バッテリパック側端子110に接触する部位となる本体部31に、ワイヤハーネス10の先端に圧着される圧着部32を有し、かつバッテリパック側端子110にネジ止め可能となるように本体部31に丸孔(例えばビス孔)31aが形成された、いわゆる圧着R形端子である。
このワイヤハーネス側端子30は、回り止め部33を有している。回り止め部33は、本体部31がバッテリパック側端子110に接続された際に当該ワイヤハーネス側端子30が当該バッテリパック側端子110に対して回るのを防止する。そのため、この回り止め部33は、本体部31の外周部に当該本体部31に対し立設された2枚の薄板状の突起部33aからなる。
ここで、各突起部33aは、本体部31の丸孔31aと同心円の接線方向に沿うように当該本体部31の外周部に並んで配置されている。本体部31において突起部33aの突出方向の面(図6では紙面に対して垂直上方向に向く面)は、バッテリパック側端子110にワイヤハーネス側端子30を接続した際に当該バッテリパック側端子110との接触面31bとなる。
また、図7乃至図9には、グロメット20の一例を示す。図7は、グロメット20の形状を示す斜視図である。また、図8は、グロメット20が車体パネル200に取り付けられた際に車室外に向く方向(すなわち車体下方、以下、車室外方向という。)からみた当該グロメット20の形状を示す平面図である。また、図9は、グロメット20が車体パネル200に取り付けられた際に車室内に向く方向(すなわち車体上方、以下、車室内方向という。)からみた当該グロメット20の形状を示す平面図である。
図7乃至図9に示すように、グロメット20は、全体の中で一番大きな径を有する大径部21と、大径部21よりも径が小さい小径部22とが一体に形成されている。例えば、グロメット20は、ゴム等の弾性材料によって形成されている。
大径部21は、略長円(楕円ともいう。)の円盤形状に形成されている。図2及び図9に示すように、この大径部21には、グロメット20が車体パネル200に取り付けられた際に車室内に向く面(以下、車室内側面という。)21aに装着部23が形成されている。
装着部23は、車体パネル200の貫通孔(図1に示す貫通孔201)に嵌め込まれて装着される部位となる。この装着部23は、大径部21の内周側に位置し、車体パネル200の貫通孔と同形状の略長円形状に形成されている。図2に示すように、この装着部23は、大径部21の外周部に対し車室内方向に多少突出している。そして、装着部23には、周方向において等間隔に配置された4個の爪23aが形成されている。具体的には、大径部21の長軸の各端部近傍に位置するように2つの爪23aが形成され、大径部21の短軸の各端部近傍に位置するように2つの爪23aが形成されている。ここで、車体パネル200側の貫通孔については、装着部23の形状と同様に長円形状に形成されている。
大径部21がこのような装着部23を有することによって、グロメット20は、車体パネル200の貫通孔内に装着部23が嵌め込まれて、当該装着部23の各爪23aが当該貫通孔の内周部に引っかかることで、車体パネル200に確実に装着された状態になる。
また、大径部21には、グロメット20が車体パネル200に取り付けられた際に車室外に向く面(以下、車室外側面という。)21bの略中央部に小径部22が一体に形成されている。小径部22は、ワイヤハーネス10が挿通される挿通孔22aを有し略円管形状に形成されている。
さらに、大径部21には、車室外側面21bに小径部22を囲むようにして、3個の取り外し用目印24と1個の位置決め用目印25とが形成されている。
各取り外し用目印24は、大径部21の車室内側面21aに形成した各爪23aに対応して、大径部21の長軸の各端部近傍に2箇所形成されかつ大径部21の短軸の一端部近傍に1箇所形成されている。グロメット20が車体パネル200の貫通孔に装着されている状態において車室外側面21bのこの取り外し用目印24が作業者に押圧されることで、車室内側面21aの対応する爪23aが車体パネル200の貫通孔の内周部から外れるようになる。
また、位置決め用目印25は、大径部21の短軸の他端部近傍(すなわち、取り外し用目印24が形成されていない部位)に形成されている。この位置決め用目印25は、図3では上方向(矢示D方向)を示しているように、特定の一定方向を示す。この位置決め用目印25は、ワイヤハーネス10にグロメット20を組み付ける際にワイヤハーネス10とグロメット20とを位置決めするために用いられる。これによって、図3に示すように、ワイヤハーネス先端のワイヤハーネス側端子30が向く方向(ワイヤハーネス10が湾曲形状ではなく真っ直ぐであれば本体部31の接触面31bが向く方向)とグロメット20に形成されている位置決め用目印25が示す方向(図3では上方)とが一致するようにワイヤハーネス10にグロメット20を組み付けることが可能になる。
配線装置1は以上のように構成されている。次に、バッテリパック100のバッテリパック側端子110(接続部)について説明する。
図10には、バッテリパック100に取り付けられた状態のバッテリパック側端子110を示す。
図1やこの図10に示すように、バッテリパック側端子110は、バッテリパック100の外周側に配置されている。
また、図11及び図12には、このバッテリパック側端子110の一例を示す。図11は、バッテリパック側端子110の形状を示す平面図である。また、図12は、バッテリパック側端子110の形状を示す側面図である。
図11及び図12に示すように、バッテリパック側端子110は、本体部111と雄ねじ部112とが一体に形成されている。本体部111は、バッテリパック100側に固定される一方で、バッテリパック100と電気的に接続される部位であり、略円盤形状をなす。この本体部111の表面(図12では上側に向く面)111aには、略中央に雄ねじ部112が一体に形成されている。
この雄ねじ部112がワイヤハーネス側端子30の丸孔31aに挿通されて、雄ねじ部112にナット(図1に示すナット120)が取り付けられることで、ワイヤハーネス側端子30がバッテリパック側端子110に固定される。
また、本体部111の表面111aには、雄ねじ部112の周囲に等間隔に4個の嵌合用溝113が形成されている。嵌合用溝113は、バッテリパック側端子110にワイヤハーネス側端子30を取り付けた際に当該ワイヤハーネス側端子30の回り止め部33の各突起部33aが嵌合される部位となる。そのため、各嵌合用溝113は、雄ねじ部112と同心円の接線方向に沿うように配置されて細長い形状をなしている。
(配線装置1の取り付け作業工程等)
次に、作業者が配線装置1をバッテリパック100に取り付ける作業工程について説明する。
ここで、配線装置1は、図2及び図3に示すように、ワイヤハーネス10にグロメット20が組み付けられている。
作業者は、このような配線装置1のワイヤハーネス10を車体パネル200に形成されている貫通孔を通して車室外から車室内へと引き出す。
そして、作業者は、ワイヤハーネス10に組み付けられているグロメット20を車体パネル200に取り付ける。このとき、作業者は、ワイヤハーネス10を車体パネル200の貫通孔に挿通した後の当該ワイヤハーネス10の先端のワイヤハーネス側端子30(具体的には、本体部31の接触面31b)がバッテリパック100のバッテリパック側端子110側に向くように、グロメット20の略長円形状の装着部23を車体パネル200の略長円形状の貫通孔に嵌め込む。
そして、作業者は、バッテリパック100のバッテリパック側端子110の近くに既に位置されているワイヤハーネス側端子30を当該バッテリパック側端子110に接続する。
図13には、ワイヤハーネス側端子30がバッテリパック側端子110に接続されている状態を示す。この図13及び図1に示すように、車体パネル200側から伸びてくるワイヤハーネス10の先端に取り付けられているワイヤハーネス側端子30が、バッテリパック側端子110に接続される。
以上のような作業工程によって配線装置1がバッテリパック100に取り付けられる。
よって、本実施形態では、グロメット20の位置決め用目印25が示す向きとワイヤハーネス先端のワイヤハーネス側端子30の向きとが一致するようにワイヤハーネス10にグロメット20を組み付けるだけで、配線装置1を車体パネル200に取り付けた時のワイヤハーネス側端子30の向きをバッテリパック側端子110がある方向に向けることができる。これによって、ワイヤハーネス10が太く曲げづらいものでも、作業者は、当該ワイヤハーネス10の先端のワイヤハーネス側端子30をバッテリパック側端子110に容易に接続できる。
また、本実施形態では、車体パネル200の長円形状の貫通孔にグロメット20の長円形状の装着部23を嵌め込んでいるため、そのように嵌め込んだ後にグロメット20が車体パネル200に対して回転してしまうのを防ぐことができる。これによって、ワイヤハーネス側端子30をバッテリパック側端子110に接続するまでの間に、グロメット20が車体パネル200に対して回転してしまうことによってワイヤハーネス先端のワイヤハーネス側端子30の向きが変ってしまうのを防止できる。
また、図14には、ワイヤハーネス側端子30をバッテリパック側端子110に接続した状態を示す。
図14のEやFの態様として示すように、ワイヤハーネス側端子30の回り止め部33の突起部33aの数(本例では2個)よりもバッテリパック側端子110の嵌合用溝113の数(本例では4個)を多くすることで、バッテリパック側端子110に対するワイヤハーネス側端子30の取り付け角度の自由度が増す。これによって、例えば、バッテリパック100が多種多様となった場合でも、作業者は、バッテリパック側端子110にワイヤハーネス側端子30を適切に取り付けることができるようになる。
(本実施形態の変形例)
本実施形態では、車体パネル200の貫通孔やグロメット20の装着部23が略長円形状になっている。しかし、本実施形態は、これに限定されない。例えば、車体パネル200の貫通孔やグロメット20の装着部23は、各隅に円弧部を設けた多角形状であっても良い。
また、本実施形態では、グロメット20の位置決め用目印25が示す向きとワイヤハーネス先端のワイヤハーネス側端子30の向きとが一致するように、位置決め用目印25がグロメット20に形成されている。しかし、本実施形態は、これに限定されない。例えば、グロメット20の位置決め用目印25が示す向きとワイヤハーネス先端のワイヤハーネス側端子30の向きとが予め設定されている角度(又は一定の関係)になるように、位置決め用目印25がグロメット20に形成されても良い。
また、本実施形態では、ワイヤハーネス側端子30の向きは、本体部31の接触面31bが向く方向とされている。しかし、本実施形態は、これに限定されない。例えば、ワイヤハーネス10が最初から湾曲している形状を有するような場合には、ワイヤハーネス側端子30の向きとは、グロメット20から湾曲して延びる当該ワイヤハーネス10の先端のワイヤハーネス側端子30が向く方向(図1では略右方向、図2では略左方向)としても良い。
また、本実施形態では、配線装置1のワイヤハーネス10の接続対象が、車体パネル200側のバッテリパック100になっている。しかし、本実施形態は、グロメット20を介して車体パネル200に装着されるワイヤハーネス10が接続されるものであれば、接続対象がバッテリパック100であることに限定されない。
また、本実施形態では、位置決め用目印25が、大径部21の車室外側面21bに形成されている。しかし、本実施形態は、これに限定されない。例えば、位置決め用目印25は、大径部21の車室内側面21aに形成されていても良い。
また、本実施形態では、ワイヤハーネス側端子30の本体部31の回り止め部33が、2個の突起部33aから構成されている。しかし、本実施形態は、これに限定されない。例えば、回り止め部33は、1個又は3個以上の突起部33aを有しても良い。また、回り止め部33は、図4乃至図6に示すものよりも小さい形状にしても良い。そして、回り止め部33を以上のような形状にした場合、バッテリパック側端子110の本体部111の嵌合用溝113もこれらの形状に合致させた形状にする。例えば、ワイヤハーネス側端子30の回り止め部33を1個の突起部33aとしたり、1個又は複数の突起部33aをより小さい形状としたりする一方で、バッテリパック側端子110の嵌合用溝113の数を増やすことで、バッテリパック側端子110に対するワイヤハーネス側端子30の取り付け角度の自由度をより高くすることができる。
また、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、請求項1により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
1 配線装置、10 ワイヤハーネス、20 グロメット、23 装着部、24 取り外し用目印、25 位置決め用目印、30 ワイヤハーネス側端子、33 回り止め部、100 バッテリパック、110 バッテリパック側端子、200 車体パネル、201 貫通孔

Claims (4)

  1. 車体パネルに形成された貫通孔を通して車室外から車室内へとワイヤハーネスが引き出されて前記車体パネルに取り付けられる配線装置において、
    前記ワイヤハーネスの先端に取り付けられ前記車体パネル側の被接続部に着脱可能とされる端子と、
    前記ワイヤハーネスの外周面に取り付けられ前記貫通孔に装着されるグロメットとを有し、
    前記貫通孔は、長円形状又は各隅に円弧部を設けた多角形状であり、
    前記グロメットは、前記貫通孔に嵌め込んで装着されるように当該貫通孔への装着部が長円形状又は各隅に円弧部を設けた多角形状とされ表面に目印が形成され、
    前記端子は、当該端子の向きと前記目印が示す向きとが予め設定されている角度をなすように前記ワイヤハーネスに取り付けられることを特徴とする配線装置。
  2. 前記端子は、前記被接続部への装着の際に当該被接続部に対して回るのを防止する回り止め部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の配線装置。
  3. 前記端子は、バッテリパックが有する前記被接続部に接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の配線装置。
  4. 前記グロメットは、前記貫通孔への装着時に車室外に向く面に前記目印が形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の配線装置。
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