JP2014046593A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】区画部材及びその近傍に残留した液体が増粘するのを抑制する。
【解決手段】プリンタは、ヘッド1と、吐出空間S1を外部空間S2から区画する区画状態と吐出空間S1を外部空間S2に開放する開放状態とを取り得るキャップ機構40と、加湿機構と、これらの動作を制御する制御装置とを含んでいる。制御装置は、区画状態となるようにキャップ機構40を制御するとともに、吐出空間S1に対して加湿空気を隙間61から供給し、隙間62から排出するように加湿機構を制御する。隙間61、62は、キャップ41と鍔部38の外縁部とによって画定されている。鍔部38の外縁部には、切り欠き38aが形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出装置に関する。
液体吐出装置は、インク等の液体を吐出する吐出口が開口した吐出面を有するヘッドを備えている。この吐出口から液体が吐出されない状況が長時間続くと、吐出口近傍の液体の水分が蒸発して粘性が増加し、吐出口に目詰まりが生じる。この吐出口の目詰まりを抑制するための技術として、例えば、下記特許文献1に記載された技術が知られている。
特許文献1に記載された技術では、凹状のキャッピング部によって吐出面を覆うことで、外部空間から隔てられた吐出空間を形成する。そして、キャッピング部の底面に空気供給口及び空気排出口が形成された空気流路を有する空調装置により、加湿した空気を空気供給口から吐出空間内に供給し、且つ吐出空間内の空気を空気排出口から排出することで吐出口近傍の液体を加湿している。こうして、吐出口近傍の液体の蒸発が抑制され、吐出口の目詰まりが抑制される。
特開2005−212138号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、空気供給口及び空気排出口がキャッピング部の底面の両端に形成されていない。つまり、吐出空間内においては、加湿空気が空気供給口から吐出面を経由して空気排出口に流れる加湿経路が構成されているが、その経路はキャッピング部の端にまで及ばないため、キャッピング部の吐出面と当接する環状部材(区画部材)に付着した液体を当該加湿空気で加湿することができない。このため、加湿空気の循環を停止すると、この加湿されていない環状部材及びその近傍に残留した増粘液体が吐出口近傍の液体から水分を吸収するため、当該液体が増粘して吐出口の目詰まりが生じる。
そこで、本発明の目的は、区画部材及びその近傍に残留した液体が増粘するのを抑制することが可能な液体吐出装置を提供することである。
本発明の液体吐出装置は、液体を吐出する複数の吐出口が形成された吐出面を有するヘッドと、前記ヘッドを取り囲む環状のリップ部材を含み、前記ヘッド側に設けられた区画部材と、前記吐出面に対向する対向部材と、前記リップ部材が前記対向部材と当接する当接位置及び前記リップ部材が前記対向部材から離隔した離隔位置の間において、前記リップ部材を移動させるリップ移動機構とを有し、前記区画部材が前記吐出面と前記対向部材との間の吐出空間を外部空間から区画した区画状態と、前記区画部材が前記吐出空間を前記外部空間に開放した開放状態とを取り得るキャップ機構と、加湿空気を生成する生成部と、前記ヘッドの第1側面に沿って延在するとともに、外側に向かって突出した第1鍔部と、前記第1側面との間において前記吐出面を挟んで配置された排出口とを有し、前記区画部材によって区画された前記吐出空間内に前記第1鍔部の外縁部と前記区画部材とによって画定された供給口から加湿空気を供給し、前記排出口から当該吐出空間の空気を排出する加湿動作を行う加湿機構と、前記リップ部材の移動に際して、前記リップ移動機構を制御するとともに、前記加湿動作の実行に際して、前記加湿機構を制御する制御手段とを備えている。そして、前記第1鍔部の前記外縁部には、切り欠きが形成されている。
これによると、区画状態において加湿動作を行うと、供給口が区画部材および第1鍔部の外縁部により画定されていることから、供給口近傍では、加湿空気が区画部材の内周面に沿って滑らかに流入することになり、吐出空間内全域に加湿空気が行き渡りやすくなる。加湿不足の領域が生じにくくなり、区画状態において、吐出口内の液体が増粘しにくくなる。加えて、区画状態を取るときに、区画部材と第1鍔部の外縁部とが接触し、この状態で加湿動作が行われても、当該外縁部に形成された切り欠きを通って吐出空間に加湿空気が供給される。供給口が確保されることになり、より狭い隙間を介した加湿空気の供給時に生じやすい泡の発生を抑制することが可能となる。
本発明において、前記切り欠きは、前記吐出面に対して垂直な方向から見て、矩形平面形状を有していることが好ましい。これにより、区画状態を取るときに、区画部材と第1鍔部の外縁部とが接触しても、液体膜の形成が矩形平面形状の角部に限定される一方で、確実に供給口が確保される。このため、泡の発生を効果的に抑制することが可能となる。
また、本発明において、前記切り欠きは、前記第1側面に沿った前記第1鍔部の延在方向の長さが、前記延在方向に直交する方向の長さよりも長いことが好ましい。これにより、区画状態を取るときに、区画部材と第1鍔部の外縁部とが接触しても、液体膜が切り欠き部分により一層形成されにくくなる。
また、本発明において、前記切り欠きは、前記吐出面に対して垂直な方向から見て、V字形状を有していることが好ましい。これにより、区画状態を取るときに、区画部材と第1鍔部の外縁部とが接触しても、液体膜の形成がV字形状の角部に限定される一方で、確実に供給口が確保される。このため、泡の発生を効果的に抑制することが可能となる。
また、本発明において、前記切り欠きは、前記第1鍔部の前記外縁部に複数形成されていることが好ましい。これにより、区画状態を取るときに、区画部材と第1鍔部の外縁部とが接触しても、複数の切り欠きを通って吐出空間に加湿空気が供給される。このため、加湿空気が、供給口近傍における区画部材の内周面全体に亘って流れやすくなり、区画部材及びその近傍に残留した液体が増粘するのをより抑制することが可能となる。加えて、加湿空気が、区画部材と第1鍔部の外縁部との接触箇所から吐出空間に供給されるのをより抑制することが可能となる。この結果、加湿空気を供給する際に生じる、泡の発生をより抑制することが可能となる。
また、本発明において、前記区画部材は、前記リップ部材と前記ヘッドとの間を塞ぐ可撓性のダイアフラムを含み、前記加湿機構は、前記第1側面に接続されるとともに、前記ダイアフラムが接続された第1接続部と、前記第1側面との間に前記吐出面を挟む前記ヘッドの第2側面に接続されるとともに、前記ダイアフラムが接続された第2接続部と、前記第2接続部の下方から外側に向かって突出した第2鍔部とをさらに有しており、前記第1鍔部は、前記第1接続部の下方から外側に向かって突出し、前記排出口は、前記第2鍔部の外縁部と前記区画部材とによって画定されている。前記第1接続部には、前記区画部材と前記第1鍔部及び前記第1接続部とで囲まれた第1空間に連通する第1流路が形成されており、前記第2接続部には、前記区画部材と前記第2鍔部及び前記第2接続部とで囲まれた第2空間に連通する第2流路が形成されており、前記加湿機構は、前記生成部と前記第1流路とを接続する第1配管と、前記生成部で生成された加湿空気を前記第1配管に供給するポンプとをさらに有しており、前記加湿動作において、前記第1流路を介して前記第1空間に加湿空気を供給し、前記第2流路を介して前記第2空間の空気を排出することが好ましい。これにより、区画状態において加湿動作を行うと、加湿空気が供給口近傍における区画部材の内周面に沿って吐出空間に流入し、吐出面と対向部材との間を経て、供給口近傍に対向する区画部材の内周面に沿って排出口に向かう。このため、区画部材及びその近傍に残留した液体が増粘するのをさらに抑制することが可能となる。この結果、区画状態において、吐出口内の液体がより増粘しにくくなる。加えて、簡易な加湿機構の構成で加湿動作を実行することが可能となる。
また、本発明において、前記第2鍔部の前記外縁部にも、前記切り欠きが形成されていることが好ましい。これにより、区画状態を取るときに、区画部材と第2鍔部の外縁部とが接触しても、切り欠きを通して吐出空間内の空気を排出することが可能となる。このため、吐出空間内の圧力の上昇を防ぐことが可能となり、吐出口に形成された液体メニスカスが破れるのを防ぐことが可能となる。
また、本発明において、前記加湿機構は、前記生成部と前記第2流路とを接続する第2配管をさらに有しており、前記生成部は、前記第2配管を介して前記第2空間から排出されてきた空気を加湿して加湿空気を生成することが好ましい。これにより、吐出空間から排出された空気を効果的に加湿することができる。
また、本発明において、前記ダイアフラムは、前記区画部材が前記区画状態を取るときに、下面全体が前記第1鍔部の上面より上方に配置されることが好ましい。これにより、第1鍔部とダイアフラムとで構成される空気の通路が確実に確保される。このため、泡の発生がより一層抑制される。
本発明の液体吐出装置によると、区画状態において加湿動作を行うと、供給口が区画部材および第1鍔部の外縁部により画定されていることから、供給口近傍では、加湿空気が区画部材の内周面に沿って滑らかに流入することになり、吐出空間内全域に加湿空気が行き渡りやすくなる。加湿不足の領域が生じにくくなり、区画状態において、吐出口内の液体が増粘しにくくなる。加えて、区画状態を取るときに、区画部材と第1鍔部の外縁部とが接触し、この状態で加湿動作が行われても、当該外縁部に形成された切り欠きを通って吐出空間に加湿空気が供給される。供給口が確保されることになり、より狭い隙間を介した加湿空気の供給時に生じやすい泡の発生を抑制することが可能となる。
本発明の液体吐出装置の一実施形態によるインクジェットプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 図1のプリンタに含まれるヘッドのヘッド本体及び一対のジョイント部材を示す平面図である。 (a)は図2の一点鎖線で囲まれた領域を示す拡大図であり、(b)は図3(a)のIIIb−IIIb線に沿った部分断面図であり、(c)は図3(b)の一点鎖線で囲まれた領域を示す拡大図である。 図1のプリンタに含まれるヘッドホルダ及び加湿機構を示す概略図である。 (a)は図4の一点鎖線で囲まれた領域を示す部分断面図であって、キャップが離隔位置にある状況を示す図であり、(b)はキャップが当接位置にある状況を示す図である。 図4のVI−VI線に沿った断面図である。 プリンタの電気的構成を示すブロック図である。 プリンタの制御装置が実行するキャッピング及び加湿動作の制御内容を示すフロー図である。 鍔部に形成された切り欠きの変形例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1を参照し、本発明に係る液体吐出装置の一実施形態としてのインクジェットプリンタ101の全体構成について説明する。
プリンタ101は、直方体形状の筐体101aを有する。筐体101aの天板上部には、排紙部31が設けられている。筐体101aの内部空間は、上から順に空間A,B,Cに区分できる。空間A,Bには、給紙部1cから排紙部31に向かう用紙搬送経路が形成されており、図1に示す黒太矢印に沿って用紙Pが搬送される。空間Aでは、用紙Pへの画像形成と、用紙Pの排紙部31への搬送が行われる。空間Bでは、用紙Pの搬送経路への給紙が行われる。空間Cからは、空間Aのヘッド1に対してインクが供給される。
空間Aには、ブラックインクを吐出するヘッド1、搬送機構8、キャップ機構40、用紙センサ32、加湿動作に用いられる加湿機構50(図4参照)、及び、制御装置100等が配置されている。
ヘッド1は、主走査方向に長尺な略直方体形状を有し、駆動信号に基づいて画像を形成する。ヘッド1は、ヘッドホルダ13を介して筐体101aに支持され、プラテン5と所定の間隙を介して対向する。ヘッド1は、ヘッド本体3(図2参照)に加えて、リザーバユニット12(図5参照)、フレキシブルプリント配線基板(FPC)、回路基板等が積層された積層体である。上流側流路部材としてのリザーバユニット12には、リザーバを含む上流側インク流路(ともに不図示)が形成されており、カートリッジ4からインクが供給される。リザーバは、インクを一時的に貯留する。
下流側流路部材としての流路ユニット11は、アクチュエータユニット19と共にヘッド本体3を構成し、リザーバユニット12のインクが供給される。流路ユニット11の下面は、複数の吐出口108が形成された吐出面1aである。吐出口108からは、アクチュエータユニット19の駆動により、インクが吐出される。なお、ヘッド1は、後に詳述する。
回路基板は、制御装置100からの信号を調整する。出力信号は、FPC上のドライバICで駆動信号に変換され、さらにヘッド本体3のアクチュエータユニット19に出力される。アクチュエータユニット19は、駆動信号が供給されると、流路ユニット11内のインクに圧力を加える。
ヘッドホルダ13には、ヘッド1に加えて、キャップ機構40を構成するキャップ41が取り付けられている。キャップ41は、ヘッド1に配設された環状部材であって、平面視でヘッド1を内包する。キャップ機構40の構成、動作、機能等は、後に詳述する。
搬送機構8は、用紙Pをガイドする2つのガイド部9a,9bと、プラテン5とを含んでいる。2つのガイド部9a,9bは、プラテン5を挟んで配置されている。搬送方向上流側のガイド部9aは、3つのガイド18aと3つの送りローラ対22〜24とを有し、給紙部1cとプラテン5とを繋ぐ。そして、ガイド部9aは、画像形成用の用紙Pをプラテン5に向けて搬送する。搬送方向下流側のガイド部9bは、3つのガイド18bと4つの送りローラ対25〜28とを有し、プラテン5と排紙部31とを繋ぐ。画像形成後の用紙Pが、排紙部31に向けて搬送される。なお、プラテン5は、板状部材であって吐出面1a及びキャップ41よりも一回り大きな平面サイズを有する。
用紙センサ32は、送りローラ対24の上流側に配置され、搬送される用紙Pの先端を検知する。このとき出力された検知信号は、同期したヘッド1及び搬送機構8の駆動に用いられ、所望の解像度と速度で画像が形成されることになる。
加湿機構50は、吐出面1aに対向した吐出空間S1に加湿空気を供給する。吐出空間S1に開口する吐出口108は、内部のインクに水分が補給されることになり、増粘や乾燥が抑制される。
空間Bには、給紙部1cが配置されている。給紙部1cは、給紙トレイ20及び給紙ローラ21を有する。このうち、給紙トレイ20が、筐体101aに対して着脱可能である。給紙トレイ20には、複数の用紙Pが収納可能である。給紙ローラ21は、給紙トレイ20内で最も上方の用紙Pを送り出す。
ここで、副走査方向とは、用紙Pが送りローラ対23〜25によって搬送される搬送方向D(図1中矢印D方向)と平行な方向であり、主走査方向とは、水平面に平行且つ副走査方向に直交する方向である。
空間Cには、ブラックインクを貯留するカートリッジ4が、筐体101aに対して着脱可能に配置されている。カートリッジ4は、ヘッド1にチューブ(不図示)及びポンプ29(図7参照)を介して接続されている。なお、ポンプ29は、ヘッド1にインクを強制的に送るとき(すなわち、パージ時や液体の初期導入時)に駆動される。これ以外は停止状態にあり、ポンプ29はヘッド1へのインク供給を妨げない。
次に、制御装置100について説明する。制御装置100は、プリンタ各部の動作を制御して、プリンタ101全体の動作を司る。制御装置100は、外部装置(プリンタ101と接続されたPC等)から供給された記録指令(画像データなど)に基づいて、画像形成動作を制御する。記録指令を受けると、制御装置100は、給紙ローラ21用の給紙モータ135(図7参照)、各送りローラ対22〜28用の送りモータ137(図7参照)等を駆動する。給紙トレイ20から送り出された用紙Pは、上流側ガイド部9aによりガイドされ支持面5a上に送られる。用紙Pは、ヘッド1の真下を副走査方向(用紙搬送方向D)に通過する際に、制御装置100の制御により、吐出面1aからインクが吐出され、所望の画像が形成される。なお、インクの吐出タイミングは、用紙センサ32からの検知信号に基づいて行われる。そして画像が形成された用紙Pは、下流側ガイド部9bによりガイドされて、筐体101aの上部から排紙部31に排出される。
また、制御装置100は、メンテナンス動作によって、ヘッド1のインク吐出特性の回復・維持や記録に係わる準備を行う。メンテナンス動作には、パージやフラッシングによるインク排出動作、ワイピングによる吐出面1aのクリーニング動作、キャッピングや加湿動作によるインクの増粘防止動作等が含まれる。
パージでは、ポンプ29が駆動されて、すべての吐出口108からインクが強制的に排出される。フラッシングでは、アクチュエータが駆動されて、吐出口108からインクが吐出される。インクの吐出は、フラッシングデータ(画像データと異なるデータ)に基づいて行われる。ワイピングでは、吐出面1aがワイパ(板状弾性部材)によって払拭される。ワイピングは、パージ動作後に行われ、吐出面1a上の残留インクや異物が取り除かれる。
キャッピングでは、図4及び図5(b)に示すように、キャップ41により吐出空間(吐出面1aと対向する空間)S1が外部空間S2から隔離される。増粘防止動作における加湿動作では、図5(b)に示すように、隔離された吐出空間S1に加湿空気が供給される。
インク排出動作は、クリーニング動作を伴い、ヘッド1内の異物や吐出口108近傍の増粘インクが排出される。吐出口108の吐出特性が回復され、吐出面1aが清浄化される。キャッピングによりメニスカスの乾燥が抑制され、加湿により乾燥がさらに抑制される。なお、インク排出動作は、例えば、プリンタ101の電源投入直後、搬送経路内での紙ジャム(詰まり)時、所定時間以上継続した画像形成後や非吐出後等に行われる。電源投入直後のインク排出動作(特に、フラッシング)は、記録に係わる準備動作となる。インクの増粘防止動作は、例えば、プリンタ101の停止時や休止時に行われる。
次に、図2及び図3を参照し、ヘッド本体3の構成について説明する。なお、図3(a)では、アクチュエータユニット19の下側にあって破線で示すべき圧力室110、アパーチャ112及び吐出口108を実線で示している。
ヘッド本体3は、図2に示すように、流路ユニット11の上面に4つのアクチュエータユニット19が固定された積層体である。上面には、圧力室110が開口している。アクチュエータユニット19は、この開口を封止し、圧力室110の側壁を構成している。
流路ユニット11は、図3(b)に示すように、9枚のステンレス製プレート122〜130を積層した積層体である。流路ユニット11の内部には、インク流路が形成されている。インク流路は、上流側の共通インク流路と下流側の個別インク流路132とから構成される。共通インク流路は、マニホールド流路105及びこれから分岐した副マニホールド流路105aからなる。マニホールド流路105は、一端に上面のインク供給口105bを持つ。個別インク流路132は、副マニホールド流路105aの出口から、アパーチャ112及び圧力室110を経て、下面(吐出面1a)の吐出口108に至る。吐出口108は、吐出面1aにおいて、主走査方向に600dpiに相当する間隔で配列している。
次に、アクチュエータユニット19について説明する。図2に示すように、4つのアクチュエータユニット19は、それぞれ台形の平面形状を有しており、インク供給口105bを避けるよう主走査方向に千鳥状に配置されている。さらに、各アクチュエータユニット19の平行対向辺は主走査方向に沿っており、隣接するアクチュエータユニット19の斜辺同士は副走査方向に沿って重なっている。
図3(c)に示すように、アクチュエータユニット19は、強誘電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系セラミックスであり、3枚の圧電層141〜143から構成されている。最上層の圧電層141は、上面に複数の個別電極135が形成され、厚み方向に分極されている。圧電層142の上面には、共通電極134が全体的に形成されている。両電極134、135間に分極方向の電界が生じると、間の圧電層141(駆動活性部)が面方向に縮む。圧電層142、143は、自発的に変形しないので、圧電層141との間に歪み差が生じる。これにより、個別電極135と圧力室110とに挟まれた部分が、圧力室110に向かって突出(ユニモルフ変形)する。このとき圧力室110内のインクは加圧され、インク滴として吐出される。
このように、アクチュエータユニット19には、個別電極135毎にアクチュエータが作り込まれており、独立してインクに吐出エネルギーを付与できる。ここで、共通電極134は、常にグランド電位にある。また、駆動信号は、個別ランド136から個別電極135に選択的に供給される。個別ランド136は、個別電極135の先端部にある。
本実施形態では、インクの吐出に際して、引き打ち法が採用されている。個別電極135は、予め所定の電位にあり、アクチュエータはユニモルフ変形している。駆動信号が供給されると、個別電極135は、一旦共通電極134と同電位となり、所定時間後に所定電位に復帰する。同電位となるタイミングで、アクチュエータがユニモルフ変形を解消して、圧力室110にインクが吸い込まれる。電位の復帰タイミングで、アクチュエータが再びユニモルフ変形して、吐出口108からインク滴が吐出される。
次に、図4及び図5を参照し、ヘッドホルダ13及びキャップ機構40の構成について説明する。
ヘッドホルダ13は、金属等からなる剛体の枠状フレームであり、ヘッド1の側面を全周に亘って支持している。ヘッドホルダ13とヘッド1との当接部は、全周に亘って封止剤で封止されている。
ヘッドホルダ13には、キャップ機構40のキャップ41が取り付けられている。ヘッドホルダ13とキャップ41との当接部は、全周に亘って接着剤で固定されている。ヘッドホルダ13には、貫通孔13aが形成されており、後述の一対のジョイント部材51の接続部39aが挿通されている。貫通孔13aは、接続部39aより一回り大きく、接続部39aと作る隙間に封止剤が充填されている。これにより、キャップ41が吐出空間S1を閉ざしたとき、当該空間S1が外部空間S2から確実に遮断される。
キャップ機構40は、キャップ41、キャップ昇降機構48、及び、プラテン5を含む。キャップ41は、一体的に形成されたリップ部材42及びダイアフラム43を有する。これらリップ部材42及びダイアフラム43は、ゴム(例えば、ブチルゴム)などの弾性材料からなる。
リップ部材42は、環状に形成されており、ヘッド1及び一対のジョイント部材51の周囲を取り囲む。また、リップ部材42は、図5に示すように、下方に向かって先細りの断面形状を有している。
ダイアフラム43は、環状に形成されており、リップ部材42とヘッド1との間に張り渡されている。より具体的には、ダイアフラム43は、可撓性を有した薄膜部材であって、外周端がリップ部材42の内周面に接続し、内周端に密着部44を有する。これにより、リップ部材42とヘッド1との間が塞がれている。密着部44の主走査方向に延在する部分は、内側側面がヘッド1の側面に密着し、上面がヘッドホルダ13の下面に密着している。密着部44の副走査方向に延在する部分は、上面がヘッドホルダ13の下面に密着し、下面が一対のジョイント部材51と密着している。密着部44の上面は、全周に亘って、ヘッドホルダ13と接着剤で固定されている。また、ダイアフラム43は、区画状態において、下面全体が鍔部38よりも上方に配置されている。これにより、ダイアフラム43と鍔部38とで構成される空気の通路(供給口及び排出口)が確実に確保される。このため、泡の発生がより一層抑制される。
キャップ昇降機構(リップ移動機構)48は、可動体45、複数のギア46、昇降モータ47(図7参照)を有している。可動体45は、環状の剛材料(例えば、ステンレス)からなり、ヘッド1を一対のジョイント部材51の外側から取り囲んでいる。可動体45は、その下面がリップ部材42の上面に固定されている。可動体45は、複数のギア46と接続されている。制御装置100による制御の下、昇降モータ47が駆動されると、ギア46が回転して可動体45が昇降する。このとき、リップ部材42も共に昇降する。これにより、リップ部材42の先端と吐出面1aとの相対位置が、鉛直方向に変化する。
リップ部材42は、可動体45の昇降に伴って、その先端がプラテン5の支持面5aに当接する当接位置(図4及び図5(b)に示す位置)と、支持面5aから離隔した離隔位置(図5(a)に示す位置)とを選択的に取る。当接位置では、図5(b)に示すように、吐出空間S1が、外部空間S2から区画された区画状態となる。このとき、リップ部材42は、ダイアフラム43と共に、所定の間隙を介して一対のジョイント部材51(特に、鍔部38の先端)と離隔する。また、離隔位置では、図5(a)に示すように、吐出空間S1が、外部空間S2に対して開放された開放状態となっている。このとき、ダイアフラム43は、U字状に湾曲して、鍔部38の先端と大きく離隔する。
次に、図4〜図6を参照し、加湿機構50の構成について説明する。
加湿機構50は、図4に示すように、一対のジョイント部材51、チューブ55,57、ポンプ56及びタンク54などを含む。チューブ(第1配管)55は、一端が左側ジョイント部材51に接続され、他端がタンク54に接続されている。チューブ(第2配管)57は、一端が右側ジョイント部材51に接続され、他端がタンク54に接続されている。このように、チューブ55、57は、吐出空間S1とタンク54とを連通させている。
タンク(生成部)54は、下部空間に加湿用の水を貯留し、且つ、上部空間に加湿された加湿空気を貯蔵している。チューブ57は、タンク54の下部空間(水中)と連通している。チューブ55は、タンク54の上部空間と連通している。また、チューブ55の途中部位には、ポンプ56が設けられている。なお、チューブ57のタンク54近傍には、タンク54内の水がチューブ57側に流れ込まないように、図示しない逆止弁が取り付けられている。また、タンク54内の水が少なくなった場合には、図示しない水補給タンクより水がタンク54に補給される。
一対のジョイント部材51は、ヘッド1の主走査方向の両側面に固定されており、主走査方向に関してヘッド1を挟む。具体的には、図5(b)に示すように、ヘッド1の左側側面(第1側面)には、供給部材としてのジョイント部材51が固定されている。ヘッド1の右側側面(第2側面)には、排出部材としてのジョイント部材51が固定されている。これらジョイント部材51は同様な構成を有している。
各ジョイント部材51は、固定部(第1及び第2接続部)37と鍔部(第1及び第2鍔部)38とを有する。固定部37は、吐出面1aに垂直な固定面を有し、ヘッド1の主走査方向に対向した側面に固定される。鍔部38は、外側に向かって水平に延びた突出部であって、固定部37の下端に接続する。鍔部38の下面は、吐出面1aよりもプラテン5から離隔して、用紙Pの搬送を妨げない。鍔部38には、図6に示すように、5つの切り欠き38aが形成されている。これら切り欠き38aは、鍔部38の外縁部において、副走査方向に沿って配置されている。切り欠き38は、吐出面1aに対して垂直な方向から見て、矩形平面形状を有している。切り欠き38は、副走査方向(鍔部38の延在方向)の長さが、主走査方向の長さよりも長い。
ジョイント部材51は、断面が略コの字形状で、上突出部39を有している。上突出部39は、固定部37の上端から外側に向かって水平に延びた突出部である。外側への突出量は、鍔部38の方が大きい。上突出部39の上面には、副走査方向中央部に、接続部39aが立設されている。接続部39aと上突出部39には、鉛直方向に貫通する貫通孔39bが形成されている。
左側ジョイント部材51の貫通孔39bは、図5(b)に示すように、ジョイント部材(供給部材)51とキャップ41とで囲まれた空間(第1空間)K1と連通する流路(第1流路)である。貫通孔39bの下側開口51aは、鍔部38の上面に対向し、吐出空間S1に対する加湿空気の入口である。一方、右側ジョイント部材51の貫通孔39bは、ジョイント部材(排出部材)51とキャップ41とで囲まれた空間(第2空間)K2と連通する流路(第2流路)である。貫通孔39bの下側開口51bは、鍔部38の上面に対向し、吐出空間S1に対する加湿空気の出口である。
このような構成において、制御装置100の制御により、ポンプ56が駆動されると、図4に示すように、タンク54内の空気が白抜き矢印に沿って循環する。タンク54の上部空間の加湿空気は、開口51aから空間K1を介して吐出空間S1に供給される。このとき、吐出空間S1が区画状態であると、内部の空気が加湿空気と置換されながら開口51bに向かって流れる。チューブ57はタンク54と水中で連通しているため、吐出空間S1内の空気は、タンク54で加湿される。生成された加湿空気は、ポンプ56の駆動が続く間、吐出空間S1に供給される。このような簡易な加湿機構50の構成で加湿動作を実行することが可能となる。さらに、チューブ57がタンク54に接続されていることで、吐出空間S1から排出された空気を効果的に加湿することができる。
本実施形態における各鍔部38の外縁部は、図5(b)に示すように、主走査方向一方側で隙間61を介してリップ部材42の第1領域42aと対向し、他方側で隙間62を介して第2領域42bと対向している。隙間61は、空間K1と吐出空間S1とを連通し、加湿空気を吐出空間S1に供給する供給口である。隙間62は、吐出空間S1と空間K2とを連通し、空気を吐出空間S1から排出する排出口である。これらの隙間61,62は、図6に示すように、鍔部38の副走査方向両端部まで延在している。この両端部では、吐出空間S1が区画状態のときに、リップ部材42の内周面と鍔部38の角部とが接触している。なお、第1及び第2領域42a,42bは、図6中のハッチング領域に相当する。例えば、第1領域42aは、矩形状リップ部材42において、主に一方の短辺部分であり、長辺と繋がる2つの角部を含む。第2領域42bも、同様の形態を有する。このように隙間61,62が画定されているため、加湿空気が、図5(b)の白抜き矢印で示すように、第1領域42a及び第2領域42bの内周面に沿って確実に流れる。このため、当該内周面及びその近傍(リップ部材42とプラテン5との接触箇所など)に付着した残留インクが増粘するのを抑制することが可能となる。
次に、主にキャップ41内での空気の流れについて説明する。ここで、図5(b)に示すように、第1領域42aの内周面に沿う加湿空気の経路を第1経路R1とし、第2領域42bの内周面に沿う経路を第2経路R2とする。
ポンプ56が駆動されると、図5(b)中白抜き矢印で示すように、加湿空気が開口51aを介して空間K1に流入する。加湿空気は、副走査方向に細長い隙間61全体から第1経路R1を通って吐出空間S1に流れ込み、開口51bに向かう。第2経路R2を通る加湿空気は、隙間62を介して開口51bから排出される。
本実施形態においては、鍔部38は、外縁部に切り欠き38aが形成されている。区画状態を取るときに、図5(b)中二点鎖線で示すように、ダイアフラム43の内面が鍔部38の外縁部と接触しても、第1経路R1は確保される。仮に、鍔部38に切り欠きがないと、加湿空気がダイアフラム43と鍔部38との接触箇所から吐出空間S1に供給される。この接触箇所にインクが残留していると、インクの泡が発生し、吐出面1aにも付着する。泡が吐出面1aに付着すると、吐出口108を塞いだり、吐出特性劣化の原因となる。しかしながら、本実施形態においては、加湿空気が切り欠き38aを通って吐出空間S1に供給されるため、接触箇所からは加湿空気が供給されない。このため、泡の発生を防ぐことが可能となり、吐出面1aが汚れなくなる。この結果、吐出特性が安定する。
また、切り欠き38aが矩形平面形状を有しているため、区画状態を取るときに、ダイアフラム43と鍔部38の外縁部と接触しても、より確実に第1経路R1が確保される。このとき、インクが切り欠き38a内に侵入したとしても、切り欠き38aの角部部分に生じるインクに対する表面張力によって、インクが当該角部に保持される。このため、インクは、切り欠き38a全体を塞ぐことがなく、泡の発生を効果的に抑制することが可能となる。
また、切り欠き38aは、副走査方向の長さが、主走査方向の長さよりも長い。これにより、区画状態を取るときに、切り欠き38a部分にインク膜がより一層形成されにくくなる。これは、副走査方向に関して、切り欠き38aの角部同士の離隔距離が比較的大きくなるので、角部に保持されたインクが繋がり(合体)にくくなる。このため、切り欠き38a全体を覆うインク膜が形成されにくくなる。
また、切り欠き38aが複数形成されていることで、区画状態を取るときに、ダイアフラム43と鍔部38の外縁部とが接触しても、複数の切り欠き38aを通って吐出空間S1に加湿空気が供給される。つまり、さらに確実に第1経路R1が確保されるので、リップ部材42及びその近傍に残留したインクが増粘するのをより抑制することが可能となる。加えて、加湿空気が、接触箇所から吐出空間S1に供給されるのをより抑制することが可能となる。この結果、加湿空気を供給する際、泡の発生をさらに抑制することが可能となる。
また、切り欠き38aは、排出部材としてのジョイント部材51の鍔部38にも形成されている。これにより、区画状態を取るときに、ダイアフラム43と当該鍔部(第2鍔部)38の外縁部とが接触しても、切り欠き38aを通して吐出空間S1内の空気を滑らかに排出することが可能となる。このため、吐出空間S1内の圧力の上昇を防ぐことが可能となり、吐出口108に形成されたインクメニスカスが破れるのを防ぐことが可能となる。
次に、図7を参照し、プリンタ101の電気的構成について説明する。
制御装置100は、図7に示すように、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)171に加えて、ROM(Read Only Memory)172、RAM(Random Access Memory:不揮発性RAMを含む)173、ASIC(Application Specific Integrated Circuit )174、I/F(Interface)175、I/O(Input/Output Port)176等を有する。ROM172には、CPU171が実行するプログラム、各種固定データ等が記憶されている。RAM173には、プログラム実行時に必要なデータが一時的に記憶される。ASIC174では、画像データの書き換え、並び替え等(例えば、信号処理や画像処理)が行われる。I/F175は、外部装置とのデータ送受信を行う。I/O176は、各種センサの検出信号の入力/出力を行う。制御装置100は、各モータ135,137、用紙センサ32、ヘッド10の制御基板、昇降モータ47,ポンプ29,56等に接続されている。
次に、図8を参照しつつ、制御装置100が実行するキャッピング及び加湿動作の制御内容について説明する。
制御装置100は、図8に示すように、先ず、キャッピング指令の受信の有無を判断する(ステップG1)。キャッピング指令の受信前、キャップ41(リップ部材42)は離隔位置にある。
制御装置100は、キャッピング指令を受信すると(G1:YES)、昇降モータ47を駆動し、リップ部材42の先端をプラテン5の支持面5aに当接(離隔位置から当接位置に移動)させる(ステップG2)。これにより、吐出空間S1が、吐出面1aと支持面5aとの間で、外部空間S2から区画した区画状態となる(図4及び図5(b)参照)。
ステップG2の後、制御装置100は、ポンプ56を所定時間だけ駆動して、加湿動作を行う(ステップG3)。このとき、加湿空気がタンク54から吐出空間S1を経て、再びタンク54へと循環し、吐出空間S1内の空気の湿度が所望湿度に調整される。加湿経路上のインク(吐出口108近傍のインクおよび残留インクなど)には、水分が補給される。
こうして、キャッピング及び加湿メンテナンスが終了する。この後、外部装置から記録指令などの信号を受信すると、制御装置100は、昇降モータ47を駆動し、リップ部材42の先端を支持面5aから離隔(当接位置から離隔位置に移動)させる。これにより、吐出空間S1は、外部空間S2に開放された開放状態となる(図1参照)。そして、上述したように画像形成動作が制御装置100の制御によって行われる。
以上に述べたように、本実施形態によるプリンタ1によると、区画状態において加湿動作を行うと、隙間(供給口)61からの加湿空気がリップ部材42の第1領域42aの内周面に沿って流れ、吐出面1aとプラテン5との間を経て、第1領域42aに対向するリップ部材42の第2領域42bの内周面に沿って流れる。このため、リップ部材42及びその近傍に残留したインクが増粘するのを抑制することが可能となる。このため、区画状態において、吐出口108内のインクが増粘しにくくなる。加湿空気を第1領域42aの内周面に沿って流すには、隙間61を内周面に近づけ、かつ、その開口幅を狭くするほど好適のところ、逆にインクの泡の発生を誘発しやすくなる。仮に、区画状態を取るときに、ダイアフラム43と鍔部38とが接触し、この状態で加湿空気が供給されると、接触箇所で泡が発生する。しかし、鍔部38の切り欠き38aにより、加湿空気の供給経路が殆ど変化することなく、切り欠き38aを通って吐出空間S1に加湿空気が供給される。つまり、接触箇所からは加湿空気が供給されない。この結果、加湿空気を供給する際に生じる、泡の発生を抑制することが可能となり、吐出面1aが汚れなくなって吐出特性が安定する。
変形例として、切り欠き238aは、図9に示すように、吐出面1aに対して垂直な方向から見て、V字形状を有していてもよい。このように切り欠き238aがV字平面形状を有しているため、区画状態を取るときに、ダイアフラム43と鍔部38の外縁部と接触しても、切り欠き238a部分にインク膜が形成されにくくなる。これは、ダイアフラム43に付着したインクが切り欠き238a内に侵入したとしても、切り欠き238aの角部分でインクに生じる表面張力によって、インクが当該角部に保持される。このため、切り欠き238a全体を塞ぐようにインク膜が形成されにくくなって、泡の発生を効果的に抑制することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態及び変形例においては、切り欠き38a,238aの平面形状が、矩形状及びV字状であったが、どのような形状であってもよい。つまり、鍔部38の外縁部に切り欠きがあれば、泡の発生を抑制することが可能となる。泡の発生を抑制する観点より、切り欠きはその内側に角部を有することが好適である。また、上述の切り欠き38aは、副走査方向の長さが、主走査方向の長さよりも短くてもよいし、同じであってもよい。また、上述の切り欠き38a,238aは、鍔部38の外縁部に5つ形成されているが、1〜4及び6以上の切り欠きが形成されていてもよい。また、チューブ57が、タンク54に接続されておらず、大気に開放されていてもよい。
また、吐出空間S1の空気を排出する排出口は、ヘッド1の側面との間において吐出面1aを挟む位置であればどこに配置されていてもよく、例えば、鍔部38に形成された貫通孔によって構成されていてもよい。これにおいても、区画状態において加湿動作を行うと、隙間(供給口)61からの加湿空気がリップ部材42の第1領域42aの内周面に沿って流れ、吐出面1aとプラテン5との間を経て、排出口に流れる。このため、リップ部材42の第1領域42a及びその近傍に残留したインクが増粘するのを抑制することが可能となる。この結果、区画状態において、吐出口108内のインクが増粘しにくくなる。
本発明は、ライン式・シリアル式のいずれにも適用可能であり、また、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機等にも適用可能であり、さらに、インク以外の液体を吐出させることで記録を行う液体吐出装置にも適用可能である。記録媒体は、用紙Pに限定されず、記録可能な様々な媒体であってよい。さらに、本発明は、インクの吐出方式にかかわらず適用できる。例えば、本実施の形態では、圧電素子を用いたが、抵抗加熱方式でも、静電容量方式でもよい。
1 ヘッド
1a 吐出面
5 プラテン(対向部材)
37 固定部(第1接続部、第2接続部)
38 鍔部(第1鍔部、第2鍔部)
38a,238a 切り欠き
39b 貫通孔(第1流路、第2流路)
40 キャップ機構
41 キャップ(区画部材)
42 リップ部材
43 ダイアフラム
48 キャップ昇降機構(リップ移動機構)
50 加湿機構
51 ジョイント部材(供給部材、排出部材)
54 タンク(生成部)
55 チューブ(第1配管)
56 ポンプ
57 チューブ(第2配管)
61 隙間(供給口)
62 隙間(排出口)
100 制御装置(制御手段)
101 インクジェットプリンタ(液体吐出装置)
108 吐出口
K1 空間(第1空間)
K2 空間(第2空間)
S1 吐出空間
S2 外部空間

Claims (9)

  1. 液体を吐出する複数の吐出口が形成された吐出面を有するヘッドと、
    前記ヘッドを取り囲む環状のリップ部材を含み、前記ヘッド側に設けられた区画部材と、前記吐出面に対向する対向部材と、前記リップ部材が前記対向部材と当接する当接位置及び前記リップ部材が前記対向部材から離隔した離隔位置の間において、前記リップ部材を移動させるリップ移動機構とを有し、前記区画部材が前記吐出面と前記対向部材との間の吐出空間を外部空間から区画した区画状態と、前記区画部材が前記吐出空間を前記外部空間に開放した開放状態とを取り得るキャップ機構と、
    加湿空気を生成する生成部と、前記ヘッドの第1側面に沿って延在するとともに、外側に向かって突出した第1鍔部と、前記第1側面との間において前記吐出面を挟んで配置された排出口とを有し、前記区画部材によって区画された前記吐出空間内に前記第1鍔部の外縁部と前記区画部材とによって画定された供給口から加湿空気を供給し、前記排出口から当該吐出空間の空気を排出する加湿動作を行う加湿機構と、
    前記リップ部材の移動に際して、前記リップ移動機構を制御するとともに、前記加湿動作の実行に際して、前記加湿機構を制御する制御手段とを備えており、
    前記第1鍔部の前記外縁部には、切り欠きが形成されていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記切り欠きは、前記吐出面に対して垂直な方向から見て、矩形平面形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記切り欠きは、前記第1側面に沿った前記第1鍔部の延在方向の長さが、前記延在方向に直交する方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記切り欠きは、前記吐出面に対して垂直な方向から見て、V字形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  5. 前記切り欠きは、前記第1鍔部の前記外縁部に複数形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  6. 前記区画部材は、前記リップ部材と前記ヘッドとの間を塞ぐ可撓性のダイアフラムを含み、
    前記加湿機構は、前記第1側面に接続されるとともに、前記ダイアフラムが接続された第1接続部と、前記第1側面との間に前記吐出面を挟む前記ヘッドの第2側面に接続されるとともに、前記ダイアフラムが接続された第2接続部と、前記第2接続部の下方から外側に向かって突出した第2鍔部とをさらに有しており、
    前記第1鍔部は、前記第1接続部の下方から外側に向かって突出し、
    前記排出口は、前記第2鍔部の外縁部と前記区画部材とによって画定されており、
    前記第1接続部には、前記区画部材と前記第1鍔部及び前記第1接続部とで囲まれた第1空間に連通する第1流路が形成されており、
    前記第2接続部には、前記区画部材と前記第2鍔部及び前記第2接続部とで囲まれた第2空間に連通する第2流路が形成されており、
    前記加湿機構は、前記生成部と前記第1流路とを接続する第1配管と、前記生成部で生成された加湿空気を前記第1配管に供給するポンプとをさらに有しており、前記加湿動作において、前記第1流路を介して前記第1空間に加湿空気を供給し、前記第2流路を介して前記第2空間の空気を排出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記第2鍔部の前記外縁部にも、前記切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
  8. 前記加湿機構は、前記生成部と前記第2流路とを接続する第2配管をさらに有しており、
    前記生成部は、前記第2配管を介して前記第2空間から排出されてきた空気を加湿して加湿空気を生成することを特徴とする請求項6又は7に記載の液体吐出装置。
  9. 前記ダイアフラムは、前記区画部材が前記区画状態を取るときに、下面全体が前記第1鍔部の上面より上方に配置されることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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