JP6048005B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
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- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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Description
2つの吐出口108は、中心間距離pが60μmである。吐出の周波数(駆動周波数)は、20kHzで、各吐出口108から毎回2plのインク滴Iが吐出される。図9(a)に示すように、ズレ量yは、吐出面1aから距離xの地点で測定された。ここでは、x=1.2mmとした。また、測定は、湿度15%、23%、35%、53%、70%および86%の場合について行った。測定結果を図9(b)に示す。ズレ量yは、各吐出口組108xの2つの吐出口108から吐出されたインク滴Iのズレ量y1,y2の和である。図9(b)に示すズレ量yは、ヘッド1に含まれる全ての吐出口組108xにおける平均値である。
・吐出口近傍の湿度を基準湿度の前後20%の範囲内に維持することに限定されない。例えば、吐出口近傍の湿度を基準湿度の前後25〜30%の範囲内に維持してもよい。湿度変化が前後25%ではズレ量yを略13μmに抑えることができ、前後30%では15.6μmに抑えることができる。いずれも、高い画質を維持できる。
・制御手段が湿度調整手段の駆動を開始させるタイミングは、複数の吐出口から記録媒体に対して液滴が吐出され始める時点より前の時点であることに限定されず、複数の吐出口から記録媒体に対して液滴が吐出され始める時点であってもよいし、その他任意の時点であってもよい。また、複数の吐出口から記録媒体に対して液滴が吐出され始める時点において、吐出口近傍の湿度が所定範囲内にあることに限定されない。
・制御手段が湿度センサからの検知信号をサンプリングするタイミングは、任意である。
・上述の実施形態において、S7で加湿動作を開始した後、吐出口近傍の湿度が所定範囲内になる前に、記録を開始してもよい。S8において、加湿動作を行わなくてもよい。或いは、S8で記録が行われる間、加湿動作を継続的に行ってもよい。S3で加湿動作を行う際にも、湿度制御を行ってよい。
・キャップ機構は、上述した形態に限定されない。例えば、搬送ユニットがベルト搬送形式の場合、キャップ機構は、区画部91と搬送ベルトによって構成されてよい。この場合、区画部91の先端が搬送ベルトの表面に当接することによって、吐出空間が外部空間から区画される。また、例えば、記録中に記録媒体を支持するプラテンや搬送ベルトとは別の部材を、キャップ機構の構成要素としてもよい。この場合、区画部91の先端が上記別の部材の表面に当接することによって、吐出空間が外部空間から区画される。
・また、キャップ機構は、複数の部材(上述の実施形態に係る区画部91及びプラテン6、上記の区画部91及び搬送ベルト等)からなることに限定されない。例えば、キャップ機構は、面に吐出面と略同じサイズの凹部を有する1の凹部材からなってもよい。当該凹部材は、液体吐出ヘッドに固定されていない。この場合、凹部材の先端が吐出面に当接することによって、吐出空間が外部空間から区画される。
・加湿ユニットの構成は、任意に変更可能である。例えば、加湿ユニットのタンクに、加湿液を加熱するヒータを設けてもよい。これにより、加湿空気を効率よく生成することができる。また、加湿ユニットは、加湿液を貯留するタンクを有する構成に限定されず、その他任意の構成(例えば、ミスト発生装置を用いて吐出空間にミストを供給する構成、超音波式や加熱式等の加湿方式を用いた構成等)であってよい。
・湿度調整手段として、上述の実施形態では加湿ユニットを例示したが、除湿ユニット、又は、加湿ユニットと除湿ユニットの両方を用いてよい。つまり、吐出口近傍の湿度を、加湿のみではなく、除湿、又は、加湿及び除湿を行うことによって、所定範囲内に維持してもよい。
・エネルギー付与手段は、圧電式のものに限定されず、他の方式(発熱素子を用いたサーマル方式、静電力を用いた静電方式等)のものであってもよい。
・吐出口組を構成する吐出口の数は、2に限定されず、3以上であってもよい。
・吐出口組を構成する吐出口は、主走査方向に一列に配置されることに限定されず、主走査方向に対して傾斜する方向に配置されてもよい。いずれの場合も、吐出口組が互いに平行な複数の列を構成していて良い。
・液体吐出ヘッドにおける個別流路等の流路構成は、適宜に変更可能である。
・液体吐出装置に設けられる液体吐出ヘッドの数は、1以上の任意の数であってよい。
・液体吐出ヘッドは、インク以外の任意の液体を吐出してよい。
・液体吐出ヘッドは、ライン式に限定されず、シリアル式であってもよい。
・液体吐出装置は、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機等であってもよい。
・記録媒体は、用紙に限定されず、記録可能な任意の媒体であってよい。
1a 吐出面
6 プラテン(対向部材)
21 アクチュエータユニット(エネルギー付与手段)
27 湿度センサ
50 加湿ユニット(加湿機構、湿度調整手段)
62 パイプ(供給管)
62a 貫通孔(供給口)
82 パイプ(排出管)
82a 貫通孔(排出口)
90 キャップ機構
91 区画部(環状部材)
92 弾性部
100 コントローラ(制御手段)
101 インクジェット式プリンタ(液体吐出装置)
108 吐出口
108x 吐出口組
110 圧力室
132 個別流路
P 用紙(記録媒体)
V1 吐出空間
V2 外部空間
Claims (9)
- 2以上の吐出口からそれぞれなると共に前記2以上の吐出口から吐出される液滴によって1つの画素をそれぞれ形成する複数の吐出口組、複数の圧力室、前記吐出口組と前記圧力室とをそれぞれ繋ぐ複数の個別流路、及び、前記圧力室内の液体にエネルギーを付与して前記複数の吐出口組の前記吐出口から選択的に液滴を吐出させるエネルギー付与手段を含む、液体吐出ヘッドと、
環状部材及び対向部材を有し、前記液体吐出ヘッドにおける前記複数の吐出口組が形成された吐出面と対向する吐出空間が外部空間から区画された区画状態と前記吐出空間が前記外部空間に開放された開放状態とを取り得るように構成され、前記区画状態では、前記環状部材が前記吐出空間を取り囲み、前記対向部材が前記吐出空間を挟んで前記吐出面と対向するキャップ機構と、
複数の前記吐出口近傍の湿度を検知する湿度センサと、
前記キャップ機構によって前記区画状態とされた前記吐出空間に加湿空気を供給することが可能な供給口及び前記キャップ機構によって前記区画状態とされた前記吐出空間から空気を排出することが可能な排出口を有する加湿機構を含み、複数の前記吐出口近傍の湿度を調整する湿度調整手段と、
前記湿度センサが検知した湿度に基づいて、複数の前記吐出口近傍の湿度が所定範囲内に維持されるように、前記湿度調整手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記液体吐出ヘッドは、前記複数の吐出口組が、前記吐出口から吐出された液滴を受ける記録媒体が搬送される搬送方向と直交する主走査方向に並んで配置されて列を形成し、
前記加湿機構は、前記複数の吐出口組に対して前記搬送方向の上流側で前記吐出口組の列に沿って前記主走査方向に伸びた供給管を有し、前記供給管に複数の前記供給口が前記主走査方向に間隔をなして形成されており、
前記制御手段は、前記湿度センサが検知した湿度が前記所定範囲内の湿度よりも低い場合に、前記キャップ機構によって前記開放状態とされた前記吐出空間に前記供給口から加湿空気が供給されるように、前記加湿機構を制御することを特徴とする、液体吐出装置。 - 前記加湿機構は、前記複数の吐出口組に対して前記搬送方向の下流側で前記吐出口組の列に沿って前記主走査方向に伸びた排出管を有し、前記排出管に複数の前記排出口が前記主走査方向に間隔をなして形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記供給管と前記排出管とは、前記吐出面の中心に関して点対称に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
- 前記キャップ機構は、画像記録に際して記録に適した間隔で前記吐出面と対向配置される前記対向部材と、前記液体吐出ヘッドに固定されていて前記吐出面と直交する方向から見たとき前記吐出面を全周に亘って包囲する弾性部を含む前記環状部材とを有し、
前記吐出空間は、前記弾性部が前記対向部材に当接することで前記区画状態を取り、前記弾性部が前記対向部材から離隔することで前記開放状態を取ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出装置。 - 前記制御手段は、前記吐出空間が前記区画状態にある一定期間に、前記吐出空間の空気が前記排出口から排出され、且つ、前記吐出空間に前記供給口から加湿空気が供給されるように、前記加湿機構を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記制御手段は、記録指令に基づいて複数の前記吐出口から記録媒体に対して液滴が吐出され始める時点、及び、記録指令を受信した後且つ当該記録指令に基づいて複数の前記吐出口から記録媒体に対して液滴が吐出され始めるより前の時点のいずれかに、前記湿度調整手段の駆動を開始させることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記制御手段は、複数の前記吐出口近傍の湿度が、基準湿度の前後20%の範囲内に維持されるように、前記湿度調整手段を制御することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記基準湿度が80%であることを特徴とする、請求項7に記載の液体吐出装置。
- 前記制御手段は、前記湿度センサが検知した湿度が前記所定範囲内の湿度よりも低い場合に、前記湿度センサが検知した湿度が低いほど前記吐出空間への加湿空気の供給量が多くなるように、前記加湿機構を制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の液体吐出装置。
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