JP4595659B2 - 液滴噴射装置及びその製造方法 - Google Patents
液滴噴射装置及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4595659B2 JP4595659B2 JP2005133542A JP2005133542A JP4595659B2 JP 4595659 B2 JP4595659 B2 JP 4595659B2 JP 2005133542 A JP2005133542 A JP 2005133542A JP 2005133542 A JP2005133542 A JP 2005133542A JP 4595659 B2 JP4595659 B2 JP 4595659B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- pressure chamber
- nozzle
- communication hole
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14475—Structure thereof only for on-demand ink jet heads characterised by nozzle shapes or number of orifices per chamber
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
まず、インクジェットヘッド1を備えたインクジェットプリンタ100について簡単に説明する。図1に示すように、インクジェットプリンタ100は、図1の左右方向に移動可能なキャリッジ101と、このキャリッジ101に設けられて記録用紙Pに対してインクを噴射するシリアル式のインクジェットヘッド1と、記録用紙Pを図1の前方へ搬送する搬送ローラ102等を備えている。インクジェットヘッド1は、キャリッジ101と一体的に左右方向(走査方向)へ移動して、その下面のインク吐出面に形成されたノズル20(図2〜図6参照)の出射口から記録用紙Pに対してインクを噴射する。そして、インクジェットヘッド1により記録された記録用紙Pは、搬送ローラ102により前方(紙送り方向)へ排出される。
図2〜図5に示すように、インクジェットヘッド1は、圧力室14を含む個別インク流路21(図4参照)が複数形成された流路ユニット2と、この流路ユニット2の上面に配置されて圧力室14内のインクに圧力を付与する圧電アクチュエータ3(圧力付与手段)とを備えている。
まず、キャビティプレート10(圧力室プレート)、ベースプレート11(第2連通プレート)、及び、マニホールドプレート12(第1連通プレート)となる3枚の金属プレートに、マニホールド17や圧力室14などのインク流路を形成する。即ち、キャビティプレート10となるプレート(第1のプレート)に複数の圧力室14を形成し(圧力室形成工程)、ベースプレート11となるプレートに円形の連通孔15及び楕円形の連通孔16を形成し、さらに、マニホールドプレート12となるプレート(第3のプレート)にマニホールド17及び8の字状の連通孔19を形成する(第1連通孔形成工程)。ここで、キャビティプレート10、ベースプレート11、及び、マニホールドプレート12となる3枚のプレートは金属材料からなるため、これら3枚のプレートに、マニホールド17、圧力室14、あるいは、連通孔15,16,19に対応するマスクパターンをそれぞれ形成してから、マスクパターンが形成されていない部分をエッチングで除去することにより、マニホールド17、圧力室14、及び、連通孔15,16,19を容易に形成することができる。
1]図8、図9に示すように、圧力室14に連なるベースプレート11Aの連通孔56も、ノズル20に連なるマニホールドプレート12の連通孔19と同様に、2つの円形孔50とこれら2つの円形孔50の間でくびれた形状に形成された連結部51とを有する、8の字形状に形成されていてもよい(変更形態1)。この形態では、前記実施形態と比べて、圧力室14と連通孔56との間の段差が大きくなるため、圧力室14内の気泡を排出する効果はやや劣るものの、連通孔56内の気泡を排出する効果はさらに高くなる。尚、この変更形態1においても、圧力室14と連通孔56との間の段差を小さくするために、図8に示すように、平面視で連通孔56が圧力室14内に収まっており、且つ、その圧力室14の縁に接して配置されていることが好ましい。
2 流路ユニット
3 圧電アクチュエータ
10 キャビティプレート
11,11A ベースプレート
12 マニホールドプレート
13 ノズルプレート
14 圧力室
14a インク流入口
14b インク流出口
16 連通孔(第2連通孔)
19 連通孔(第1連通孔)
20 ノズル
21 個別インク流路
56 連通孔
50 円形孔
51 連結部
60 円形孔
61 連結部
66 連通孔
69 連通孔
Claims (11)
- 液滴を噴射するノズルとこのノズルに連通する圧力室とを含む液体流路が形成された流路ユニットと、前記圧力室内の液体に圧力を付与する圧力付与手段とを備えた液滴噴射装置であって、
前記流路ユニットは、前記圧力室が形成された圧力室プレートと、前記ノズルが形成されたノズルプレートと、前記圧力室プレートと前記ノズルプレートとの間において前記ノズルプレートに接して配置され、前記圧力室と前記ノズルとを連通させる第1連通孔が形成された第1連通プレートとを少なくとも含む、積層状の複数枚のプレートを有し、
前記ノズルプレートには、1つの前記圧力室に連通し、且つ、所定の一方向に配列された複数の前記ノズルが互いに近接して形成され、
前記第1連通プレートに形成された前記第1連通孔は、前記複数のノズルの径よりも大きな径をそれぞれ有し、前記ノズルプレートのプレート直交方向から見て、それらの中に前記複数のノズルがそれぞれ完全に収まるように配置された複数の孔を含み、
これら複数の孔は、前記プレート直交方向から見て部分的に重なるように連結され、その連結部が、前記孔の径よりもその幅が小さくなるようにくびれた形状に形成されていることを特徴とする液滴噴射装置。 - 前記孔は、前記プレート直交方向から見て、前記ノズルと相似した形状であることを特徴とする請求項1に記載の液滴噴射装置。
- 前記圧力室プレートと前記第1連通プレートとの間において、前記圧力室と前記第1連通孔とを連通させる第2連通孔が形成された第2連通プレートが前記圧力室プレートに接して配置され、
さらに、前記第2連通孔は、前記プレート直交方向から見て、前記複数のノズルの配列方向に長い楕円形状を有し、且つ、その中に前記第1連通孔が完全に収まるように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液滴噴射装置。 - 前記圧力室は、前記プレート直交方向から見て、その重心を通る中心線に関して対称な形状に形成され、
前記圧力室の、前記中心線に平行な方向に関する一端部に液体流入口が、他端部に液体流出口がそれぞれ配置され、
前記第2連通孔が前記液体流出口を介して前記圧力室に連通していることを特徴とする請求項3に記載の液滴噴射装置。 - 前記第2連通孔は、前記プレート直交方向から見て、前記圧力室に完全に収まるようにこの圧力室の縁に接して配置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の液滴噴射装置。
- 前記連結部の、前記複数の円形孔の間でくびれた部分は、なだらかに連続する曲面で構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の液滴噴射装置。
- 1つの前記圧力室に2つの前記ノズルが連通していることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の液滴噴射装置。
- 請求項1又は2に記載の液滴噴射装置の製造方法であって、
前記圧力室プレートとなる第1のプレートに、エッチングにより前記圧力室を形成する圧力室形成工程と、
前記ノズルプレートとなる第2のプレートに、レーザー加工又はプレス加工により、1つの前記圧力室に対応する複数の前記ノズルを形成するノズル形成工程と、
前記第1連通プレートとなる第3のプレートに、前記圧力室及び前記複数のノズルに対応する前記第1連通孔を、エッチングにより形成する第1連通孔形成工程と、
前記第1のプレートと前記第2のプレートの間において、前記第3のプレートを前記第2のプレートに接するように配置して、これら3枚のプレートを含む前記複数枚のプレートを積層して接合する接合工程と、
を備えたことを特徴とする液滴噴射装置の製造方法。 - 前記第2のプレートは合成樹脂材料からなり、
前記ノズル形成工程において、前記ノズルをレーザー加工により形成することを特徴とする請求項8に記載の液滴噴射装置の製造方法。 - 前記第2のプレートは金属材料からなり、
前記ノズル形成工程において、前記ノズルをプレス加工により形成することを特徴とする請求項8に記載の液滴噴射装置の製造方法。 - 前記第1のプレート及び前記第3のプレートは金属材料からなることを特徴とする請求項8〜10の何れかに記載の液滴噴射装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005133542A JP4595659B2 (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | 液滴噴射装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005133542A JP4595659B2 (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | 液滴噴射装置及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006305948A JP2006305948A (ja) | 2006-11-09 |
JP4595659B2 true JP4595659B2 (ja) | 2010-12-08 |
Family
ID=37473379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005133542A Active JP4595659B2 (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | 液滴噴射装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4595659B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5315697B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2013-10-16 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置 |
US7771012B2 (en) | 2007-05-31 | 2010-08-10 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus |
JP5092802B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2012-12-05 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置 |
JP5651973B2 (ja) * | 2010-03-23 | 2015-01-14 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP5862394B2 (ja) * | 2012-03-21 | 2016-02-16 | ブラザー工業株式会社 | 液滴吐出装置およびそれの液滴吐出調整方法 |
JP6048005B2 (ja) * | 2012-08-31 | 2016-12-21 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0647914A (ja) * | 1992-03-06 | 1994-02-22 | Seikosha Co Ltd | インクジェットヘッド |
JP2002154199A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Konica Corp | インクジェット画像形成方法及びインクジェット画像記録装置 |
JP2002248774A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-03 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 |
JP2003080700A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Olympus Optical Co Ltd | インクヘッド |
-
2005
- 2005-04-28 JP JP2005133542A patent/JP4595659B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0647914A (ja) * | 1992-03-06 | 1994-02-22 | Seikosha Co Ltd | インクジェットヘッド |
JP2002154199A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Konica Corp | インクジェット画像形成方法及びインクジェット画像記録装置 |
JP2002248774A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-03 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 |
JP2003080700A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Olympus Optical Co Ltd | インクヘッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006305948A (ja) | 2006-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6724923B2 (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
CN108025552B (zh) | 喷墨头以及喷墨记录装置 | |
JP6209671B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP4595659B2 (ja) | 液滴噴射装置及びその製造方法 | |
JP4720916B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2009160798A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP3979360B2 (ja) | 液体移送装置 | |
WO2016133117A1 (ja) | 流路部材、およびそれを用いた液体吐出ヘッドならびに記録装置 | |
JPH0858089A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6313187B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP4843954B2 (ja) | 液体移送装置 | |
JP2009178893A (ja) | 液体移送装置及び液体移送装置の製造方法 | |
JP2007090868A (ja) | 液滴噴射装置及び液体移送装置 | |
JP4701729B2 (ja) | 液体移送装置 | |
JP2017094691A (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP2017113932A (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 | |
JP6567933B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP5034340B2 (ja) | 配線接続構造の製造方法 | |
KR100971054B1 (ko) | 액체 토출 장치 및 액체 토출 방법 | |
JP2005297557A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP5651973B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP4962352B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP4876487B2 (ja) | インクジェットヘッド及びその製造方法 | |
JP2007190740A (ja) | 液滴噴射装置 | |
US7597427B2 (en) | Liquid channel structure and liquid-droplet jetting apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100824 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4595659 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001 Year of fee payment: 3 |