JP6313187B2 - 液体吐出ヘッドおよび記録装置 - Google Patents
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本発明の第2の実施形態に係る液体吐出ヘッドは、複数の吐出孔、前記吐出孔と連通する複数の加圧室、および下方に向けて延び、前記吐出孔と前記加圧室とを連通する複数の第1流路を備える複数の吐出ユニットを備えた流路部材と、前記加圧室を加圧する加圧部とを備える。前記加圧室は、平面視して、前記加圧室の面積重心を通る第1仮想線が第1方向に延びるように配置されている。前記吐出ユニットは、第1方向に配列された第1吐出ユニットと第2吐出ユニットとを備えている。前記第1吐出ユニットは、平面視して、前記第1吐出ユニットの前記第1流路の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第
2仮想線を有している。前記第2吐出ユニットは、平面視して、前記第2吐出ユニットの前記第1流路の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第3仮想線を有している。前記吐出ユニットは、平面視して、前記第1仮想線と前記第2仮想線とがなす第1角が、前記第1仮想線と前記第3仮想線とがなす第2角と異なる。前記吐出ユニットは、前記加圧室に液体を供給するための供給孔を備えている。前記供給孔と前記第1流路とは、平面視して、前記加圧室内で互いの反対側に設けられている。前記第1吐出ユニットは、平面視して、前記第1吐出ユニットの前記供給孔の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第4仮想線を有している。前記第2吐出ユニットは、平面視して、前記第2吐出ユニットの前記供給孔の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第5仮想線を有している。前記吐出ユニットは、平面視して、前記第1仮想線と前記第4仮想線とがなす第3角が、前記第1仮想線と前記第5仮想線とがなす第4角と異なる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る液体吐出ヘッド2を含む記録装置である(カラーインクジェット)プリンタ1の概略の側面図であり、図1(b)は、概略の平面図である。プリンタ1は、記録媒体である印刷用紙Pを搬送ローラ80aから搬送ローラ80bへと搬送することにより、印刷用紙Pを液体吐出ヘッド2に対して相対的に移動させる。制御部88は、画像や文字のデータに基づいて、液体吐出ヘッド2を制御して、記録媒体Pに向けて液体を吐出させ、印刷用紙Pに液滴を着弾させて、印刷用紙Pに印刷などの記録を行なう。
例えば、さらに多色の印刷をするためにヘッド群72の個数を増やしてもよい。また、同色で印刷するヘッド群72を複数配置して、搬送方向に交互に印刷することで、印刷速度(搬送速度)を速くすることができる。また、同色で印刷するヘッド群72を複数準備して、搬送方向と交差する方向にずらして配置して、印刷用紙Pの幅方向の解像度を高くしてもよい。
を備えている。二次流路部材4上にアクチュエータ基板40が設けられており、二次流路部材4上にアクチュエータ基板40を取り囲むように一次流路部材6が設けられている。なお、一次流路部材6は必ずしも設けなくてもよい。以下、二次供給流路20および二次回収流路24が延びる方向を第1方向R1、アクチュエータ基板40の短手方向を第2方向R2、アクチュエータ基板40の長手方向を第3方向R3と称する。
。開口6b1〜6b4は、カプラ等を介してチューブが接続され、一次流路部材6に液体が供給される。
よび一次回収流路26と二次回収流路24とが接続される位置の差による圧力損失の差を小さくできる。そのため、一次供給流路22および一次回収流路26の流路抵抗は、二次供給流路20および二次回収流路24の1/100以下にするのが好ましい。
合がある。その振動が、元の加圧室10あるいは他の加圧室10に伝わって、液体の吐出特性を変動させてしまう流体クロストークが生じることがある。
とに設けられており、加圧室本体10aと吐出孔8とは、部分流路10bを介して繋がっている。部分流路10bは、平面視して、加圧室本体10a内に配置されている。そして、部分流路10bは、下方に向けて延びるように設けられている。吐出孔8は、吐出孔面4−2に向けて平面視面積が小さくなる形状を有している。
ている。個別電極本体44aは加圧室10上に配置されており、加圧室10に対応して設けられている。個別電極本体44aと共通電極42との間に電圧が印加されることにより、変位素子50が変位する。
に一列に配置されている。また、隣接する吐出ユニット列9bにおいても同様の構成となっている。そのため、加圧室10は、隣接する加圧室10同士の距離がほぼ等しくなるように配置されており、構造クロストークを低減することができる。
出孔8から吐出した液体に、平面方向の運動量が与えられることになり、正確な印画が行えない場合がある。
部で液体が滞留する可能性を低減することができる。
図8を用いて液体吐出ヘッド102について説明する。液体吐出ヘッド102は、第1吐出ユニット115a1および第2吐出ユニット115a2の構成が液体吐出ヘッド2と異なっており、その他の構成は同一であるため説明を省略する。なお、同一の部材については同一の符号を付している。
路110bを下方に向けて流れる液体を、個別回収流路112の流入口に向かいやすくすることができる。その結果、吐出ユニット15aの回収効率を向上させることができる。
2・・・液体吐出ヘッド
2a・・・ヘッド本体
4・・・二次流路部材(流路部材)
6・・・一次流路部材
8・・・吐出孔
10・・・加圧室
10a・・・加圧室本体
10b・・・部分流路(第1流路)
12・・・個別供給流路
14・・・個別回収流路
15・・・吐出ユニット
15a1・・・第1吐出ユニット
15a2・・・第2吐出ユニット
20・・・二次供給流路
22・・・一次供給流路
24・・・二次回収流路
26・・・一次回収流路
40・・・圧電アクチュエータ基板
50・・・変位素子(加圧部)
88・・・制御部
P・・・印刷用紙
Claims (7)
- 複数の吐出孔、前記吐出孔と連通する複数の加圧室、および下方に向けて延び、前記吐出孔と前記加圧室とを連通する複数の第1流路を備える複数の吐出ユニットを備えた流路部材と、
前記加圧室を加圧する加圧部と、を備え、
前記加圧室は、平面視して、前記加圧室の面積重心を通る第1仮想線が第1方向に延びるように配置されており、
前記吐出ユニットは、第1方向に配列された第1吐出ユニットと第2吐出ユニットとを備えており、
前記第1吐出ユニットは、平面視して、前記第1吐出ユニットの前記第1流路の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第2仮想線を有しており、
前記第2吐出ユニットは、平面視して、前記第2吐出ユニットの前記第1流路の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第3仮想線を有しており、
前記吐出ユニットは、平面視して、前記第1仮想線と前記第2仮想線とがなす第1角と、前記第1仮想線と前記第3仮想線とがなす第2角との差が、1〜20°であることを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記吐出ユニットは、前記加圧室に液体を供給するための供給孔を備えており、
前記供給孔と前記第1流路とは、平面視して、前記加圧室内で互いの反対側に設けられている、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。 - 複数の吐出孔、前記吐出孔と連通する複数の加圧室、および下方に向けて延び、前記吐出孔と前記加圧室とを連通する複数の第1流路を備える複数の吐出ユニットを備えた流路部材と、
前記加圧室を加圧する加圧部と、を備え、
前記加圧室は、平面視して、前記加圧室の面積重心を通る第1仮想線が第1方向に延びるように配置されており、
前記吐出ユニットは、第1方向に配列された第1吐出ユニットと第2吐出ユニットとを備えており、
前記第1吐出ユニットは、平面視して、前記第1吐出ユニットの前記第1流路の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第2仮想線を有しており、
前記第2吐出ユニットは、平面視して、前記第2吐出ユニットの前記第1流路の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第3仮想線を有しており、
前記吐出ユニットは、平面視して、前記第1仮想線と前記第2仮想線とがなす第1角が、前記第1仮想線と前記第3仮想線とがなす第2角と異なり、
前記吐出ユニットは、前記加圧室に液体を供給するための供給孔を備えており、
前記供給孔と前記第1流路とは、平面視して、前記加圧室内で互いの反対側に設けられており、
前記第1吐出ユニットは、平面視して、前記第1吐出ユニットの前記供給孔の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第4仮想線を有しており、
前記第2吐出ユニットは、平面視して、前記第2吐出ユニットの前記供給孔の面積重心および前記加圧室の面積重心を結んだ第5仮想線を有しており、
前記吐出ユニットは、平面視して、前記第1仮想線と前記第4仮想線とがなす第3角が、前記第1仮想線と前記第5仮想線とがなす第4角と異なることを特徴とする、液体吐出ヘッド。 - 前記第1角と前記第2角との差が、1〜20°である、請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
- 平面視して、前記供給孔の縁が、前記加圧室の縁と重なるように前記供給孔が配置されている、請求項2〜4のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
- 平面視して、前記第1流路の縁が、前記加圧室の縁と重なるように前記第1流路が配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッドと、
記録媒体を前記液体吐出ヘッドに対して搬送する搬送部と、
前記液体吐出ヘッドを制御する制御部と、を備えていることを特徴とする記録装置。
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