JPH0647914A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
- Publication number
- JPH0647914A JPH0647914A JP4917292A JP4917292A JPH0647914A JP H0647914 A JPH0647914 A JP H0647914A JP 4917292 A JP4917292 A JP 4917292A JP 4917292 A JP4917292 A JP 4917292A JP H0647914 A JPH0647914 A JP H0647914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- nozzle
- orifices
- flow path
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14475—Structure thereof only for on-demand ink jet heads characterised by nozzle shapes or number of orifices per chamber
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノズルオリフィスの構成を改良して高品位の
画素を形成する。 【構成】 基板１には、板面を貫通する方向に４個を１
単位とする複数のノズルオリフィス２…が配置してあ
る。各ノズルオリフィスの入口側開口部２ａの径は大き
く、各出口側開口部２ｂ…の径は小さく形成してあり、
その周囲を包囲するように形成した連結部６によって連
結してある。インク流路４に供給されたインクに加圧さ
れると、各ノズルオリフィス２…からインクが連結部６
に送り出され、連結部に形成してあるインク層に合流す
る。その一部が表面張力に打ち勝ってインク滴となって
前方へ飛び出してドットＤを形成する。各インク滴とと
もに発生するサテライトＳは、インク層による表面張力
によって軌道修正され、ノズルオリフィスの中心部寄り
の位置に傾いて前方に吐出され、ドットＤ…上や画素中
心付近に付着し、画素の周囲に点在せず、高品位の画素
を実現する。
画素を形成する。 【構成】 基板１には、板面を貫通する方向に４個を１
単位とする複数のノズルオリフィス２…が配置してあ
る。各ノズルオリフィスの入口側開口部２ａの径は大き
く、各出口側開口部２ｂ…の径は小さく形成してあり、
その周囲を包囲するように形成した連結部６によって連
結してある。インク流路４に供給されたインクに加圧さ
れると、各ノズルオリフィス２…からインクが連結部６
に送り出され、連結部に形成してあるインク層に合流す
る。その一部が表面張力に打ち勝ってインク滴となって
前方へ飛び出してドットＤを形成する。各インク滴とと
もに発生するサテライトＳは、インク層による表面張力
によって軌道修正され、ノズルオリフィスの中心部寄り
の位置に傾いて前方に吐出され、ドットＤ…上や画素中
心付近に付着し、画素の周囲に点在せず、高品位の画素
を実現する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来インクジェットヘッドとしては、圧
電素子を変位させてインク流路中のインクに加圧し、イ
ンク流路の先端に連通するノズルオリフィスよりインク
滴を吐出して記録紙上に画素を形成するいわゆるオンデ
マンド型が広く知られている。
電素子を変位させてインク流路中のインクに加圧し、イ
ンク流路の先端に連通するノズルオリフィスよりインク
滴を吐出して記録紙上に画素を形成するいわゆるオンデ
マンド型が広く知られている。
【０００３】ノズルオリフィスの形状については、吐出
するインク滴の所望体積および必要吐出速度を確保する
ために、ノズルオリフィスの入口側開口面の面積を出口
側開口面積よりも大きくした、いわゆる逆ホーン形状に
したものがある（例えば、特開昭５７−１７８７６
８）。しかし、上記した逆ホーン形状のノズルオリフィ
スを備えたインクジェット機構の場合、インク滴吐出後
におけるインク引き込みによって、ノズル先端部に生じ
るメニスカスの曲率が小さくなり、インクをノズルオリ
フィスの出口側開口面へ引き戻す毛細管力が弱くなる傾
向がある。このため、次の吐出のためのインクが十分に
供給されるためには一定の時間を要するため、応答周波
数が低いレベルに抑えられ、記録速度の速いインクジェ
ットを実現することが困難であった。
するインク滴の所望体積および必要吐出速度を確保する
ために、ノズルオリフィスの入口側開口面の面積を出口
側開口面積よりも大きくした、いわゆる逆ホーン形状に
したものがある（例えば、特開昭５７−１７８７６
８）。しかし、上記した逆ホーン形状のノズルオリフィ
スを備えたインクジェット機構の場合、インク滴吐出後
におけるインク引き込みによって、ノズル先端部に生じ
るメニスカスの曲率が小さくなり、インクをノズルオリ
フィスの出口側開口面へ引き戻す毛細管力が弱くなる傾
向がある。このため、次の吐出のためのインクが十分に
供給されるためには一定の時間を要するため、応答周波
数が低いレベルに抑えられ、記録速度の速いインクジェ
ットを実現することが困難であった。
【０００４】これに対しては、図７，図８に示すよう
に、１個の加圧手段に対して複数のノズルオリフィスを
設けた、いわゆるマルチノズルタイプのインクジェット
ヘッドが提案されている（特開平１−１３３７５３）。
に、１個の加圧手段に対して複数のノズルオリフィスを
設けた、いわゆるマルチノズルタイプのインクジェット
ヘッドが提案されている（特開平１−１３３７５３）。
【０００５】上記従来例では、基板３１とヘッドカバー
３２との間にインク流路３３を形成し、基板３１に４個
のノズルオリフィスを１単位とする小さな逆ホーン形状
のノズルオリフィス３４…を設け、これらの各ノズルオ
リフィス群に１個の加圧手段３５を設けてある。この構
成では、インクを複数のノズルオリフィスから吐出する
ように分割し、複数のインク滴を記録紙上に付着させ、
画素を形成するようにしたことにより、インクの供給能
力の向上を図ったものである。これにより、ノズルオリ
フィスの径を小さくすることにより毛細管力を大きく
し、インクの供給速度を速くして印字速度を高速化させ
るとともに、１個のノズル当たりのインク供給量を減少
させ、同時に１画素当たりのインク使用量を小さくし
て、使用インクの節減を可能にするとともに、紙面上の
インクの乾きを速くする効果がある。
３２との間にインク流路３３を形成し、基板３１に４個
のノズルオリフィスを１単位とする小さな逆ホーン形状
のノズルオリフィス３４…を設け、これらの各ノズルオ
リフィス群に１個の加圧手段３５を設けてある。この構
成では、インクを複数のノズルオリフィスから吐出する
ように分割し、複数のインク滴を記録紙上に付着させ、
画素を形成するようにしたことにより、インクの供給能
力の向上を図ったものである。これにより、ノズルオリ
フィスの径を小さくすることにより毛細管力を大きく
し、インクの供給速度を速くして印字速度を高速化させ
るとともに、１個のノズル当たりのインク供給量を減少
させ、同時に１画素当たりのインク使用量を小さくし
て、使用インクの節減を可能にするとともに、紙面上の
インクの乾きを速くする効果がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術には、以下のような欠点がある。
技術には、以下のような欠点がある。
【０００７】すなわち、インク流路内３３で加圧手段３
５によってエネルギーを供給されたインクは、各ノズル
オリフィス３４…から表面張力に打ち勝ってインク滴と
なって飛び出すために、各インク滴Ｄは、それぞれ球形
とはならず、尾を持った細長い形状になっており、かつ
サテライトＳと呼ばれる小さいインク滴をともなってい
ることが多い。このサテライトＳは、各ノズルオリフィ
スごとにインク滴Ｄとは異なる軌跡を描いて飛翔し、複
数のインク滴Ｄによって形成した画素の周囲に付着す
る。図９に示すように、サテライトＳは、複数のドット
で構成する画素Ｇの周囲に点として散在し、画素をぼか
したものにして、画像の品質を著しく低下させる原因に
なっている。
５によってエネルギーを供給されたインクは、各ノズル
オリフィス３４…から表面張力に打ち勝ってインク滴と
なって飛び出すために、各インク滴Ｄは、それぞれ球形
とはならず、尾を持った細長い形状になっており、かつ
サテライトＳと呼ばれる小さいインク滴をともなってい
ることが多い。このサテライトＳは、各ノズルオリフィ
スごとにインク滴Ｄとは異なる軌跡を描いて飛翔し、複
数のインク滴Ｄによって形成した画素の周囲に付着す
る。図９に示すように、サテライトＳは、複数のドット
で構成する画素Ｇの周囲に点として散在し、画素をぼか
したものにして、画像の品質を著しく低下させる原因に
なっている。
【０００８】そこで本発明の目的は、１画素当たりのノ
ズルオリフィスの数を複数にしたマルチノズルタイプの
インクジェットヘッドの利点を活かし、さらに単位画素
を形成するためのノズルオリフィスの数に対応して発生
するサテライトの悪影響を防止し、画像品位を向上させ
ることにある。
ズルオリフィスの数を複数にしたマルチノズルタイプの
インクジェットヘッドの利点を活かし、さらに単位画素
を形成するためのノズルオリフィスの数に対応して発生
するサテライトの悪影響を防止し、画像品位を向上させ
ることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のインクジェットヘッドは、インク流路と
インク流路に対応して設けられているインク吐出手段を
有するインクジェットヘッドにおいて、インク流路の先
端は複数のノズルオリフィスに連通しており、かつ各ノ
ズルオリフィスの出口側開口部は互いに連結して連結部
を形成してあることを特徴とする。
めに、本発明のインクジェットヘッドは、インク流路と
インク流路に対応して設けられているインク吐出手段を
有するインクジェットヘッドにおいて、インク流路の先
端は複数のノズルオリフィスに連通しており、かつ各ノ
ズルオリフィスの出口側開口部は互いに連結して連結部
を形成してあることを特徴とする。
【００１０】また、他の手段として、ノズルオリフィス
が形成されている第１の基板と、第１の基板に積層され
ており、各ノズルオリフィスの出口側開口部を包囲して
連結部を構成する包囲穴が形成されている第２の基板と
を有するようにして、コストの引き下げを図っている。
が形成されている第１の基板と、第１の基板に積層され
ており、各ノズルオリフィスの出口側開口部を包囲して
連結部を構成する包囲穴が形成されている第２の基板と
を有するようにして、コストの引き下げを図っている。
【００１１】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図１に示すように、インクジェットヘッドを
構成する基板１には、基板を貫通する方向に複数のノズ
ルオリフィス２…が設けてある。基板１の上面には、蓋
板３が対向して固着してあり、基板の上面に形成してあ
る溝と蓋板３によってインク流路４が形成してある。ノ
ズルオリフィス２…の対向位置には、インク吐出手段を
構成する圧電素子５が設けてある。
説明する。図１に示すように、インクジェットヘッドを
構成する基板１には、基板を貫通する方向に複数のノズ
ルオリフィス２…が設けてある。基板１の上面には、蓋
板３が対向して固着してあり、基板の上面に形成してあ
る溝と蓋板３によってインク流路４が形成してある。ノ
ズルオリフィス２…の対向位置には、インク吐出手段を
構成する圧電素子５が設けてある。
【００１２】ノズルオリフィス２…は、図２に示すよう
に、４個を１単位とし、正方形の各頂点に位置するよう
に配置してある。各ノズルオリフィス２の入口側開口部
２ａ…は径が大きく、先端部近傍に位置する出口側開口
部２ｂは小さくし、逆ホーン形状に形成してある。出口
側開口部２ｂ…は、その周囲を包囲するような状態に形
成した包囲穴によって構成する連結部６によって連結し
てある。
に、４個を１単位とし、正方形の各頂点に位置するよう
に配置してある。各ノズルオリフィス２の入口側開口部
２ａ…は径が大きく、先端部近傍に位置する出口側開口
部２ｂは小さくし、逆ホーン形状に形成してある。出口
側開口部２ｂ…は、その周囲を包囲するような状態に形
成した包囲穴によって構成する連結部６によって連結し
てある。
【００１３】上記した構成のインクジェットヘッドにお
いて、インク流路４にインクが毛細管力によって供給さ
れ、供給されたインクに圧電素子５によってエネルギー
が供給されると、４個のノズルオリフィス２…からそれ
ぞれインクがインク滴となって前方（図１下方）に吐出
される。このときインクは、各ノズルオリフィス２の径
が細くなるのにしたがって速度を増しながら、入口側開
口部２ａから出口側開口部２ｂに向けて加速しながら移
動する。出口側開口部２ｂは、互いに連結してあるた
め、前回の吐出残りのインクによってインク層が形成し
てあり、各ノズルオリフィス２…から送り出されたイン
クはこのインク層に合流し、その一部が表面張力に打ち
勝ってインク滴となって前方へ飛び出す。各インク滴
は、表面張力によって４つのノズルオリフィスの中心部
寄りの位置に傾いて前方に吐出され、図３に示すよう
に、図示しない記録紙上に正方形に近い形状に４つのド
ットＤ…からなる画素Ｇを構成する。
いて、インク流路４にインクが毛細管力によって供給さ
れ、供給されたインクに圧電素子５によってエネルギー
が供給されると、４個のノズルオリフィス２…からそれ
ぞれインクがインク滴となって前方（図１下方）に吐出
される。このときインクは、各ノズルオリフィス２の径
が細くなるのにしたがって速度を増しながら、入口側開
口部２ａから出口側開口部２ｂに向けて加速しながら移
動する。出口側開口部２ｂは、互いに連結してあるた
め、前回の吐出残りのインクによってインク層が形成し
てあり、各ノズルオリフィス２…から送り出されたイン
クはこのインク層に合流し、その一部が表面張力に打ち
勝ってインク滴となって前方へ飛び出す。各インク滴
は、表面張力によって４つのノズルオリフィスの中心部
寄りの位置に傾いて前方に吐出され、図３に示すよう
に、図示しない記録紙上に正方形に近い形状に４つのド
ットＤ…からなる画素Ｇを構成する。
【００１４】インク滴の吐出に伴ない、各ノズルオリフ
ィスごとにサテライトＳが発生するが、これらのサテラ
イトも連結部６によって軌道修正される。本発明が特に
有効なのは、インクの吐出速度が低速の場合である。す
なわち、吐出速度が５ｍ／ｓ以上の高速の時には、サテ
ライトＳもドット形成用のインク滴と同様に４個のノズ
ルオリフィスの中心部に向って飛翔する。しかし、イン
クの吐出速度が５ｍ／ｓ以下の低速のときには、インク
の表面張力の影響が相対的に大きくなり、ノズル先端部
におけるインク面形状（メニスカス）が吐出方向を変化
させるため本発明の構成が特に効果的である。
ィスごとにサテライトＳが発生するが、これらのサテラ
イトも連結部６によって軌道修正される。本発明が特に
有効なのは、インクの吐出速度が低速の場合である。す
なわち、吐出速度が５ｍ／ｓ以上の高速の時には、サテ
ライトＳもドット形成用のインク滴と同様に４個のノズ
ルオリフィスの中心部に向って飛翔する。しかし、イン
クの吐出速度が５ｍ／ｓ以下の低速のときには、インク
の表面張力の影響が相対的に大きくなり、ノズル先端部
におけるインク面形状（メニスカス）が吐出方向を変化
させるため本発明の構成が特に効果的である。
【００１５】本実施例においては、４個のノズルオリフ
ィス２…が出口側開口部で連結して連結部６を構成して
いるので、その連結部にインク層が存在し、低速のイン
ク滴が、ノズル部で分離される際に射出方向をより一層
ノズルの中心部に近づける働きをし、画素Ｇの中心部に
向って飛翔する。このため、図３に示すように、サテラ
イトＳは本来のインク滴Ｄ上に重なって付着し、画素Ｇ
の形状に影響を及ぼさないので、４個のドットが整然と
並んで構成する質のよい画素が形成され、印字品位を向
上させる。
ィス２…が出口側開口部で連結して連結部６を構成して
いるので、その連結部にインク層が存在し、低速のイン
ク滴が、ノズル部で分離される際に射出方向をより一層
ノズルの中心部に近づける働きをし、画素Ｇの中心部に
向って飛翔する。このため、図３に示すように、サテラ
イトＳは本来のインク滴Ｄ上に重なって付着し、画素Ｇ
の形状に影響を及ぼさないので、４個のドットが整然と
並んで構成する質のよい画素が形成され、印字品位を向
上させる。
【００１６】次に、他の実施例について説明する。図４
に示すように、第１の基板１１と第２の基板１２との２
枚の基板が対向積層してある。第１の基板１１には、４
個の逆ホーン形状のノズルオリフィス１３…が設けてあ
り、第２の基板１２には、ノズルオリフィス１３…の出
口側開口部１３ｂを包囲するように形成した包囲穴によ
って構成される連結部１４が形成してある。
に示すように、第１の基板１１と第２の基板１２との２
枚の基板が対向積層してある。第１の基板１１には、４
個の逆ホーン形状のノズルオリフィス１３…が設けてあ
り、第２の基板１２には、ノズルオリフィス１３…の出
口側開口部１３ｂを包囲するように形成した包囲穴によ
って構成される連結部１４が形成してある。
【００１７】その他の構成は上記した実施例と同様であ
る。連結部を形成するための加工が第２の基板に孔を穿
つだけでよいため、低コストで製造可能になる。
る。連結部を形成するための加工が第２の基板に孔を穿
つだけでよいため、低コストで製造可能になる。
【００１８】また本発明は、逆ホーン形状のノズルオリ
フィスを備えたインクジェットヘッドに限らず、図５に
示すように、基板２１上に形成してあるインク流路２２
の途中に設けてある加圧室２２ａとともに、ノズルオリ
フィス２３が平面状に設けてある構成のインクジェット
ヘッドにも適用可能である。この例では、１つのインク
流路２２に対し、２つのノズルオリフィス２３，２３を
備えており、ノズルオリフィスの出口側開口部に、連結
部２４が設けてある。図６は、上記例のノズル側の正面
を示すものであり、１枚の基板２１の両面に溝を形成
し、その上にヘッドカバーを被せてノズルオリフィスを
ちどり状に配設した例を示すものである。
フィスを備えたインクジェットヘッドに限らず、図５に
示すように、基板２１上に形成してあるインク流路２２
の途中に設けてある加圧室２２ａとともに、ノズルオリ
フィス２３が平面状に設けてある構成のインクジェット
ヘッドにも適用可能である。この例では、１つのインク
流路２２に対し、２つのノズルオリフィス２３，２３を
備えており、ノズルオリフィスの出口側開口部に、連結
部２４が設けてある。図６は、上記例のノズル側の正面
を示すものであり、１枚の基板２１の両面に溝を形成
し、その上にヘッドカバーを被せてノズルオリフィスを
ちどり状に配設した例を示すものである。
【００１９】なお、本発明は、バブルジェット型のヘッ
ド等を含むあらゆるインクジェットに適用可能である。
ド等を含むあらゆるインクジェットに適用可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のノズルオリフィスを１単位とする各ノズルオリフ
ィスの出口側開口部を互いに連結して構成した連結部を
設けてあるので、インク吐出に付随して生じるサテライ
トは、ノズルオリフィスの中心部に向けて飛翔するた
め、このサテライトが画素を構成するドット上に付着
し、ドットの周囲に散在しなくなるので、整然とした画
素を形成可能になる。また、基板を２枚にして第２の基
板に連結部を設けることにより製作が容易となり、イン
クジェットヘッドの製造コストの低減に寄与する。
複数のノズルオリフィスを１単位とする各ノズルオリフ
ィスの出口側開口部を互いに連結して構成した連結部を
設けてあるので、インク吐出に付随して生じるサテライ
トは、ノズルオリフィスの中心部に向けて飛翔するた
め、このサテライトが画素を構成するドット上に付着
し、ドットの周囲に散在しなくなるので、整然とした画
素を形成可能になる。また、基板を２枚にして第２の基
板に連結部を設けることにより製作が容易となり、イン
クジェットヘッドの製造コストの低減に寄与する。
【図１】本発明の一実施例についての要部の断面図であ
る。
る。
【図２】同正面図である。
【図３】本発明によって形成される画素の状態を示す説
明図である。
明図である。
【図４】同要部の断面図である。
【図５】さらに他の実施例についての要部の平面図であ
る。
る。
【図６】同正面図である。
【図７】従来例におけるノズルオリフィスの状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図８】同断面図である。
【図９】従来例によって形成された画素の状態を示す説
明図である。
明図である。
１，１１，１２，２１ 基板 ４ インク流路 ２，１３，２３ ノズルオリフィス ２ｂ，１３ｂ， 出口側開口部 ５ インク吐出手段 ６，１４，２４ 連結部
Claims (2)
- 【請求項１】 インク流路と上記インク流路に対応して
設けられているインク吐出手段を有するインクジェット
ヘッドにおいて、 上記インク流路の先端は複数のノズルオリフィスに連通
しており、かつ上記各ノズルオリフィスの出口側開口部
は互いに連結して連結部を形成してあることを特徴とす
るインクジェットヘッド。 - 【請求項２】 ノズルオリフィスが形成されている第１
の基板と、 上記第１の基板に積層されており、上記インク流路に連
通した上記各ノズルオリフィスの出口側開口部を包囲し
て上記連結部を構成する包囲穴が形成されている第２の
基板とを有することを特徴とする請求項１に記載のイン
クジェットヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4917292A JPH0647914A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4917292A JPH0647914A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | インクジェットヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0647914A true JPH0647914A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=12823652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4917292A Pending JPH0647914A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647914A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6174056B1 (en) * | 1994-10-07 | 2001-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Color ink-jet recording method |
| JP2006068941A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Brother Ind Ltd | 液滴噴射装置 |
| JP2006305948A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Brother Ind Ltd | 液滴噴射装置及びその製造方法 |
| US20110279500A1 (en) * | 2010-05-12 | 2011-11-17 | Seiko Epson Corporation | Inkjet printer and image recording method |
| JP2016193617A (ja) * | 2016-08-22 | 2016-11-17 | 株式会社東芝 | インクジェットヘッド |
| US9969166B2 (en) | 2013-11-22 | 2018-05-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Inkjet head with a plurality of integrated nozzles |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4917292A patent/JPH0647914A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6174056B1 (en) * | 1994-10-07 | 2001-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Color ink-jet recording method |
| JP2006068941A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Brother Ind Ltd | 液滴噴射装置 |
| JP4556561B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-10-06 | ブラザー工業株式会社 | 液滴噴射装置 |
| JP2006305948A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Brother Ind Ltd | 液滴噴射装置及びその製造方法 |
| JP4595659B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2010-12-08 | ブラザー工業株式会社 | 液滴噴射装置及びその製造方法 |
| US20110279500A1 (en) * | 2010-05-12 | 2011-11-17 | Seiko Epson Corporation | Inkjet printer and image recording method |
| US9463619B2 (en) * | 2010-05-12 | 2016-10-11 | SCREEN Holdings Co., Ltd. | Inkjet printer and image recording method |
| US9969166B2 (en) | 2013-11-22 | 2018-05-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Inkjet head with a plurality of integrated nozzles |
| JP2016193617A (ja) * | 2016-08-22 | 2016-11-17 | 株式会社東芝 | インクジェットヘッド |
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