JP2002307686A - インクヘッド - Google Patents
インクヘッドInfo
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- JP2002307686A JP2002307686A JP2001111571A JP2001111571A JP2002307686A JP 2002307686 A JP2002307686 A JP 2002307686A JP 2001111571 A JP2001111571 A JP 2001111571A JP 2001111571 A JP2001111571 A JP 2001111571A JP 2002307686 A JP2002307686 A JP 2002307686A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- nozzle
- center
- gravity
- nozzles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14475—Structure thereof only for on-demand ink jet heads characterised by nozzle shapes or number of orifices per chamber
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、各ノズルの加工が容易であ
るにも関わらず、各インク室に設けられている複数のノ
ズルから吐出されるインク滴が飛行中において、互いに
接触し、確実に一体化して記録媒体に記録されるインク
ヘッドを提供することである。 【解決手段】 インクヘッド10は、複数のインク室2
1と、各インク室21の前面にノズル31,31’を提
供するノズルプレート30とを有している。ノズルプレ
ート30の前面には、インクに対して親和性の高い領域
であるインク保持領域40が形成されている。インク保
持領域40は、各ノズル毎に自身の開口縁部からノズル
重心位置側に向けて延びている。インクヘッド10は、
各ノズルから吐出されるインクと、インク保持領域40
上のインクとを接触させてインク滴を飛行中において、
互いに一体化させ、記録媒体に記録させる。
るにも関わらず、各インク室に設けられている複数のノ
ズルから吐出されるインク滴が飛行中において、互いに
接触し、確実に一体化して記録媒体に記録されるインク
ヘッドを提供することである。 【解決手段】 インクヘッド10は、複数のインク室2
1と、各インク室21の前面にノズル31,31’を提
供するノズルプレート30とを有している。ノズルプレ
ート30の前面には、インクに対して親和性の高い領域
であるインク保持領域40が形成されている。インク保
持領域40は、各ノズル毎に自身の開口縁部からノズル
重心位置側に向けて延びている。インクヘッド10は、
各ノズルから吐出されるインクと、インク保持領域40
上のインクとを接触させてインク滴を飛行中において、
互いに一体化させ、記録媒体に記録させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに取り付けられているインクヘッドに関してお
り、特に、1つのインク室に対して複数のノズルが設け
られているインクヘッドに関している。
リンタに取り付けられているインクヘッドに関してお
り、特に、1つのインク室に対して複数のノズルが設け
られているインクヘッドに関している。
【0002】
【従来の技術】画像記録装置は種々のものが知られてい
るが、近年では比較的安価で小型であるという理由で、
インクジェット記録方式を採用したインクジェットプリ
ンタが広く使用されるようになっている。インクジェッ
トプリンタは、インクを吐出するインクヘッドと、画像
が記録される記録媒体に対して相対的にインクヘッドを
移動させる移動機構と、前記記録媒体を前記インクヘッ
ドに対して相対的に移動させる搬送機構とを有してい
る。
るが、近年では比較的安価で小型であるという理由で、
インクジェット記録方式を採用したインクジェットプリ
ンタが広く使用されるようになっている。インクジェッ
トプリンタは、インクを吐出するインクヘッドと、画像
が記録される記録媒体に対して相対的にインクヘッドを
移動させる移動機構と、前記記録媒体を前記インクヘッ
ドに対して相対的に移動させる搬送機構とを有してい
る。
【0003】前記インクヘッドは、自身の長手方向に沿
って所定のピッチで離間されて配置されているインク室
を複数有しているインクヘッドモジュールと、前記イン
ク室の記録媒体と対面する側の面(前面)に配置される
ノズルプレートと、を有している。
って所定のピッチで離間されて配置されているインク室
を複数有しているインクヘッドモジュールと、前記イン
ク室の記録媒体と対面する側の面(前面)に配置される
ノズルプレートと、を有している。
【0004】前記ノズルプレートは、前記複数のインク
室の各々にインクを外方に吐出可能とさせるノズルを提
供している。
室の各々にインクを外方に吐出可能とさせるノズルを提
供している。
【0005】前記各インク室は、例えばピエゾ素子のよ
うな、インク吐出時にインクに対して吐出に必要な力を
印加する公知の吐出エネルギー発生手段が配設されてお
り、前記ノズルから、インク滴を吐出し得るように構成
されている。
うな、インク吐出時にインクに対して吐出に必要な力を
印加する公知の吐出エネルギー発生手段が配設されてお
り、前記ノズルから、インク滴を吐出し得るように構成
されている。
【0006】上述のインクジェットプリンタは、前記搬
送機構の駆動により、前記記録媒体を間欠搬送する。そ
して、インクジェットプリンタは、前記間欠搬送におい
て、前記記録媒体が停止している間にインクヘッドを駆
動させるとともに、複数のノズルからインク滴の吐出を
させることで、前記記録媒体上に所望の画像を形成する
ものである。
送機構の駆動により、前記記録媒体を間欠搬送する。そ
して、インクジェットプリンタは、前記間欠搬送におい
て、前記記録媒体が停止している間にインクヘッドを駆
動させるとともに、複数のノズルからインク滴の吐出を
させることで、前記記録媒体上に所望の画像を形成する
ものである。
【0007】前述のインクジェットプリンタは、階調印
刷を行う場合には、ノズルから吐出され、記録媒体に着
弾するインク滴の量を変えることで行っている。前記イ
ンク滴の量を変えるために、1つのインク室に対して2
つのノズルを設けて各ノズルから噴射されたインクを、
前記記録媒体の記録面に着弾する前の飛行中に一体化さ
せる方法が、特開平10−315463号公報に記載さ
れている。前記特開平10−315463号公報に記載
のインクヘッド1010では、図8中に示されるよう
に、一方のノズル1031と、他方のノズル1031’
とが異なる形状で構成されている。
刷を行う場合には、ノズルから吐出され、記録媒体に着
弾するインク滴の量を変えることで行っている。前記イ
ンク滴の量を変えるために、1つのインク室に対して2
つのノズルを設けて各ノズルから噴射されたインクを、
前記記録媒体の記録面に着弾する前の飛行中に一体化さ
せる方法が、特開平10−315463号公報に記載さ
れている。前記特開平10−315463号公報に記載
のインクヘッド1010では、図8中に示されるよう
に、一方のノズル1031と、他方のノズル1031’
とが異なる形状で構成されている。
【0008】一方のノズル1031は、インクの吐出方
向に沿った断面において、側壁1031a,bがテーパ
ー状に形成されている。言い換えると、前記一方のノズ
ル1031は、インクの吐出方向に沿った断面形状にお
いて、他方のノズル1031’側の側壁1031aと、
側壁1031aと反対側の側壁1031bとは、ノズル
プレート1030の前面と直交する方向に沿ったノズル
の中央軸線に対して対称に形成されている。このため、
ノズル1031は、記録媒体の記録面に対して垂直にイ
ンクを吐出し得る様に構成されている。
向に沿った断面において、側壁1031a,bがテーパ
ー状に形成されている。言い換えると、前記一方のノズ
ル1031は、インクの吐出方向に沿った断面形状にお
いて、他方のノズル1031’側の側壁1031aと、
側壁1031aと反対側の側壁1031bとは、ノズル
プレート1030の前面と直交する方向に沿ったノズル
の中央軸線に対して対称に形成されている。このため、
ノズル1031は、記録媒体の記録面に対して垂直にイ
ンクを吐出し得る様に構成されている。
【0009】他方のノズル1031’は、前記一方のノ
ズル1031側の側壁1031’aが、前記記録面に対
して垂直に形成されており、側壁1031’aと反対側
の側壁1031’bが、側壁1031’aに対して角度
θを有するように構成されている。言い換えると、前記
他方のノズル1031’は、インクの吐出方向に沿った
断面形状において、側壁1031’aと、側壁103
1’bとは、前記中央軸線に対して対称ではない。即
ち、側壁1031’bが、側壁1031a’よりもノズ
ル1031からのインクの吐出方向に対してノズルの外
方に向かって相対的に大きい角度を有するように構成さ
れている。このため、ノズル1031’は、インクを、
略側壁1031’に沿った方向にインクを吐出し得るよ
うに構成されている。
ズル1031側の側壁1031’aが、前記記録面に対
して垂直に形成されており、側壁1031’aと反対側
の側壁1031’bが、側壁1031’aに対して角度
θを有するように構成されている。言い換えると、前記
他方のノズル1031’は、インクの吐出方向に沿った
断面形状において、側壁1031’aと、側壁103
1’bとは、前記中央軸線に対して対称ではない。即
ち、側壁1031’bが、側壁1031a’よりもノズ
ル1031からのインクの吐出方向に対してノズルの外
方に向かって相対的に大きい角度を有するように構成さ
れている。このため、ノズル1031’は、インクを、
略側壁1031’に沿った方向にインクを吐出し得るよ
うに構成されている。
【0010】上記構成により、インクヘッド1010
は、ノズル1031’が、ノズル1031からのインク
の飛行経路と交わるようにインクを吐出することが出
来、前記記録媒体の記録面に着弾する前の飛行中に一体
化させる。
は、ノズル1031’が、ノズル1031からのインク
の飛行経路と交わるようにインクを吐出することが出
来、前記記録媒体の記録面に着弾する前の飛行中に一体
化させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
インクヘッド1010では、各ノズル1031、103
1’からのインクが飛行中に一体化することが出来ない
可能性を有している。その理由は、以下の通りである。
インクヘッド1010では、各ノズル1031、103
1’からのインクが飛行中に一体化することが出来ない
可能性を有している。その理由は、以下の通りである。
【0012】ノズル1031’の側壁1031’aと側
壁1031’bとは、ノズルプレート1030の前面と
直交する方向に沿ったノズルの中央軸線に対して非対称
であるため、各側壁を所望の角度でもって形成すること
が困難であり、ノズル1031’の加工精度の低下を招
いてしまう。このため、ノズル毎で加工精度のばらつき
が出やすくなり、ノズル1031’から吐出されるイン
クの吐出方向が不安定となり、ノズル1031から吐出
されるインクに飛行中に合体できないおそれがある。
壁1031’bとは、ノズルプレート1030の前面と
直交する方向に沿ったノズルの中央軸線に対して非対称
であるため、各側壁を所望の角度でもって形成すること
が困難であり、ノズル1031’の加工精度の低下を招
いてしまう。このため、ノズル毎で加工精度のばらつき
が出やすくなり、ノズル1031’から吐出されるイン
クの吐出方向が不安定となり、ノズル1031から吐出
されるインクに飛行中に合体できないおそれがある。
【0013】本発明の目的は、各ノズルの加工が容易で
あるにも関わらず、各インク室に設けられている複数の
ノズルから吐出されるインク滴が飛行中において、互い
に接触し確実に一体化して、記録媒体に記録されるイン
クヘッドを提供することである。
あるにも関わらず、各インク室に設けられている複数の
ノズルから吐出されるインク滴が飛行中において、互い
に接触し確実に一体化して、記録媒体に記録されるイン
クヘッドを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のインクヘッドは、下記の如く
構成されている。
達成するために、本発明のインクヘッドは、下記の如く
構成されている。
【0015】本発明のインクヘッドは、インクを吐出す
る複数のインク室と、前記インクに対して吐出に必要な
吐出エネルギーを与える吐出エネルギー発生素子と、前
記各インク室の夫々に、インクを通過させるノズルが前
記各インク室に対して複数形成されたノズルプレート
と、を有するインクヘッドにおいて、前記ノズルプレー
トをインク吐出方向から見た際の前記複数のノズルの重
心の位置を、ノズル重心位置と規定し、前記ノズルプレ
ートには、前記複数のノズルのうち少なくとも1つのノ
ズルにおける前記ノズル重心位置側の開口縁部から、前
記ノズル重心位置側に向かって、前記インクに対する親
和性の高い領域が形成されていることを特徴とする。
る複数のインク室と、前記インクに対して吐出に必要な
吐出エネルギーを与える吐出エネルギー発生素子と、前
記各インク室の夫々に、インクを通過させるノズルが前
記各インク室に対して複数形成されたノズルプレート
と、を有するインクヘッドにおいて、前記ノズルプレー
トをインク吐出方向から見た際の前記複数のノズルの重
心の位置を、ノズル重心位置と規定し、前記ノズルプレ
ートには、前記複数のノズルのうち少なくとも1つのノ
ズルにおける前記ノズル重心位置側の開口縁部から、前
記ノズル重心位置側に向かって、前記インクに対する親
和性の高い領域が形成されていることを特徴とする。
【0016】上記構成により、少なくとも1つの前記ノ
ズルに、前記ノズル重心位置側の開口縁部から前記ノズ
ル重心位置側に向かって、前記インクに対する親和性の
高い領域が形成されているため、前記ノズルから吐出さ
れるインクは、前記領域に保持されているインクと接触
する。
ズルに、前記ノズル重心位置側の開口縁部から前記ノズ
ル重心位置側に向かって、前記インクに対する親和性の
高い領域が形成されているため、前記ノズルから吐出さ
れるインクは、前記領域に保持されているインクと接触
する。
【0017】このため、前記ノズルから吐出されるイン
クは、前記領域に保持されているインクとの接触によ
り、前記吐出されるインクの吐出方向が前記領域の方
(前記ノズル重心位置側)にずらされる。すなわち、前
記吐出されるインクは、ノズルの側壁のノズルプレート
前面と直交する方向に対する角度に依存することなく、
前記ノズル重心位置側に吐出方向をずらされる。このた
め、本発明のインクヘッドは、各インク室に設けられて
いる複数のノズルから吐出されるインク滴が飛行中にお
いて、互いに接触し確実に一体化して、記録媒体に記録
され得る。
クは、前記領域に保持されているインクとの接触によ
り、前記吐出されるインクの吐出方向が前記領域の方
(前記ノズル重心位置側)にずらされる。すなわち、前
記吐出されるインクは、ノズルの側壁のノズルプレート
前面と直交する方向に対する角度に依存することなく、
前記ノズル重心位置側に吐出方向をずらされる。このた
め、本発明のインクヘッドは、各インク室に設けられて
いる複数のノズルから吐出されるインク滴が飛行中にお
いて、互いに接触し確実に一体化して、記録媒体に記録
され得る。
【0018】しかも、本発明のインクヘッドは、各ノズ
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
【0019】また、本発明の別の態様のインクヘッド
は、インクを吐出する複数のインク室と、前記インクに
対して吐出に必要な吐出エネルギーを与える吐出エネル
ギー発生素子と、前記各インク室の夫々に、インクを通
過させるノズルが前記各インク室に対して複数形成され
たノズルプレートと、を有するインクヘッドにおいて、
前記ノズルプレートをインク吐出方向から見た際の前記
複数のノズルの重心の位置を、ノズル重心位置と規定
し、前記インク室若しくは少なくとも1つの前記ノズル
中を通過するインクの前記ノズル重心位置に近接する位
置での流路抵抗を増大させるように構成されていること
を特徴とする。
は、インクを吐出する複数のインク室と、前記インクに
対して吐出に必要な吐出エネルギーを与える吐出エネル
ギー発生素子と、前記各インク室の夫々に、インクを通
過させるノズルが前記各インク室に対して複数形成され
たノズルプレートと、を有するインクヘッドにおいて、
前記ノズルプレートをインク吐出方向から見た際の前記
複数のノズルの重心の位置を、ノズル重心位置と規定
し、前記インク室若しくは少なくとも1つの前記ノズル
中を通過するインクの前記ノズル重心位置に近接する位
置での流路抵抗を増大させるように構成されていること
を特徴とする。
【0020】上記構成により、前記インク室若しくは少
なくとも1つの前記ノズル中において、前記ノズル重心
位置に近接する位置を通過するインクの流路抵抗を増大
させているため、前記ノズルからインクが吐出される際
の吐出エネルギーが、前記ノズル重心位置側において、
前記ノズル重心位置側以外の位置よりも弱まる。
なくとも1つの前記ノズル中において、前記ノズル重心
位置に近接する位置を通過するインクの流路抵抗を増大
させているため、前記ノズルからインクが吐出される際
の吐出エネルギーが、前記ノズル重心位置側において、
前記ノズル重心位置側以外の位置よりも弱まる。
【0021】このため、前記ノズルから吐出されるイン
クは、前記インク室若しくは少なくとも1つの前記ノズ
ル中において、前記ノズル重心位置側と、このノズル重
心位置側と反対側とに吐出エネルギーの差を生じさせる
ことにより、前記インクの吐出方向が前記ノズル重心位
置側にずらされる。すなわち、前記インクは、ノズルの
側壁のノズルプレート前面と直交する方向に対する角度
に依存することなく、前記ノズル重心位置側に吐出方向
をずらされる。このため、本発明のインクヘッドは、各
インク室に設けられている複数のノズルから吐出される
インク滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体化
して、記録媒体に記録され得る。
クは、前記インク室若しくは少なくとも1つの前記ノズ
ル中において、前記ノズル重心位置側と、このノズル重
心位置側と反対側とに吐出エネルギーの差を生じさせる
ことにより、前記インクの吐出方向が前記ノズル重心位
置側にずらされる。すなわち、前記インクは、ノズルの
側壁のノズルプレート前面と直交する方向に対する角度
に依存することなく、前記ノズル重心位置側に吐出方向
をずらされる。このため、本発明のインクヘッドは、各
インク室に設けられている複数のノズルから吐出される
インク滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体化
して、記録媒体に記録され得る。
【0022】しかも、本態様のインクヘッドは、各ノズ
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
【0023】また、前記複数のノズルのうち少なくとも
1つは、前記ノズル重心位置側の内壁の表面粗さが、前
記ノズル重心位置側以外の内壁に対して粗くし得る。
1つは、前記ノズル重心位置側の内壁の表面粗さが、前
記ノズル重心位置側以外の内壁に対して粗くし得る。
【0024】上記構成により、前記複数のノズルのうち
少なくとも1つは、前記ノズル重心位置側の内壁の表面
粗さが、前記ノズル重心位置側以外の内壁に対して粗い
ため、前記ノズル中において、前記ノズル重心位置側
と、このノズル重心位置側と反対側とに吐出エネルギー
の差を生じさせ得る。
少なくとも1つは、前記ノズル重心位置側の内壁の表面
粗さが、前記ノズル重心位置側以外の内壁に対して粗い
ため、前記ノズル中において、前記ノズル重心位置側
と、このノズル重心位置側と反対側とに吐出エネルギー
の差を生じさせ得る。
【0025】また、前記インク室中には、前記複数のノ
ズルに対して前記ノズル重心位置側に、前記インク室中
の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置し得る。
ズルに対して前記ノズル重心位置側に、前記インク室中
の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置し得る。
【0026】上記構成により、前記インク室中には、前
記複数のノズルに対して前記ノズル重心位置側に、前記
インク室中の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置してい
るため、前記インク室中において、少なくとも1つのノ
ズルからのインクの吐出に寄与する吐出エネルギーに、
前記ノズル重心位置側と、このノズル重心位置側と反対
側とで差を生じさせ得る。
記複数のノズルに対して前記ノズル重心位置側に、前記
インク室中の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置してい
るため、前記インク室中において、少なくとも1つのノ
ズルからのインクの吐出に寄与する吐出エネルギーに、
前記ノズル重心位置側と、このノズル重心位置側と反対
側とで差を生じさせ得る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0028】(第1の実施の形態)まず、本発明の第一
の実施の形態に従ったインクヘッド10について、図1
(a)、(b)を参照して説明する。図1(a)は、本
実施の形態に従ったインクヘッド10を示す拡大された
上面図である。図1(b)は、図1(a)中のインクヘ
ッドの断面図である。
の実施の形態に従ったインクヘッド10について、図1
(a)、(b)を参照して説明する。図1(a)は、本
実施の形態に従ったインクヘッド10を示す拡大された
上面図である。図1(b)は、図1(a)中のインクヘ
ッドの断面図である。
【0029】(構成)インクヘッド10は、公知のイン
クジェットプリンタに搭載され、画像が記録される記録
媒体に対して、主、副走査方向に相対的に移動されると
ともに、インクを噴射することで画像の記録を行う。
クジェットプリンタに搭載され、画像が記録される記録
媒体に対して、主、副走査方向に相対的に移動されると
ともに、インクを噴射することで画像の記録を行う。
【0030】インクヘッド10は、自身の長手方向に沿
って複数のインク室21を有しているインクヘッドモジ
ュール20と、前記各インク室21の記録媒体と対面す
る側の面(前面)にノズル31,31’を提供するノズ
ルプレート30とを有している。
って複数のインク室21を有しているインクヘッドモジ
ュール20と、前記各インク室21の記録媒体と対面す
る側の面(前面)にノズル31,31’を提供するノズ
ルプレート30とを有している。
【0031】インクヘッドモジュール20には、所定の
ピッチで自身の長手方向に沿って複数のインク室21が
設けられている。インクヘッドモジュール20は、各イ
ンク室21にインクを供給し得るように、インクジェッ
トプリンタ内のインクタンク(図示せず)に液路である
チューブ(図示せず)を介して接続されている。また、
インクヘッドモジュール20は、例えばピエゾ素子のよ
うな、インク噴射時にインクに対して噴射に必要な力を
印加する公知の吐出エネルギー発生素子である圧電駆動
素子を有している。各インク室21は、側壁のうち1対
の対面する側壁22が、前記圧電駆動素子の駆動部分に
より構成されており、前面からノズル31,31’を介
してインクを吐出し得るように構成されている。
ピッチで自身の長手方向に沿って複数のインク室21が
設けられている。インクヘッドモジュール20は、各イ
ンク室21にインクを供給し得るように、インクジェッ
トプリンタ内のインクタンク(図示せず)に液路である
チューブ(図示せず)を介して接続されている。また、
インクヘッドモジュール20は、例えばピエゾ素子のよ
うな、インク噴射時にインクに対して噴射に必要な力を
印加する公知の吐出エネルギー発生素子である圧電駆動
素子を有している。各インク室21は、側壁のうち1対
の対面する側壁22が、前記圧電駆動素子の駆動部分に
より構成されており、前面からノズル31,31’を介
してインクを吐出し得るように構成されている。
【0032】ノズルプレート30は、平板状に形成され
ており、インク室21中のインクをインク滴として噴出
させるために各インク室21毎に2つのノズル31,3
1’を提供している。2つのノズル31、31’は、同
一の形状を有している。また、ノズル31、31’は、
図1(b)中に示されるように、ノズルプレート30の
前面と直交する方向に沿った各ノズル自身の中央軸線に
対して対称になるように側壁が形成されている。言い換
えると、ノズル31、31’は、図1(b)中に示され
るように、左右均等なテーパー状に側壁が形成されてい
る。また、ノズル31,31’は、インク室21のイン
クの吐出方向に沿った中央軸線に対して対称に配置され
ている。
ており、インク室21中のインクをインク滴として噴出
させるために各インク室21毎に2つのノズル31,3
1’を提供している。2つのノズル31、31’は、同
一の形状を有している。また、ノズル31、31’は、
図1(b)中に示されるように、ノズルプレート30の
前面と直交する方向に沿った各ノズル自身の中央軸線に
対して対称になるように側壁が形成されている。言い換
えると、ノズル31、31’は、図1(b)中に示され
るように、左右均等なテーパー状に側壁が形成されてい
る。また、ノズル31,31’は、インク室21のイン
クの吐出方向に沿った中央軸線に対して対称に配置され
ている。
【0033】また、ノズルプレート30の前面には、前
記インクに対して親和性の高い領域であるインク保持領
域40が形成されている。なお、本明細書中において用
いられている用語、「インクに対して親和性が高い領
域」とは、公知の液状のインクをはじくことなく、イン
クを留めることが可能な材料で構成された領域を指して
おり、前記領域は、インクの表面張力に対して高い表面
張力を有する材料で構成されることが好ましい。
記インクに対して親和性の高い領域であるインク保持領
域40が形成されている。なお、本明細書中において用
いられている用語、「インクに対して親和性が高い領
域」とは、公知の液状のインクをはじくことなく、イン
クを留めることが可能な材料で構成された領域を指して
おり、前記領域は、インクの表面張力に対して高い表面
張力を有する材料で構成されることが好ましい。
【0034】インク保持領域40は、図1(a)中に示
されるように、ノズル31とノズル31’との間に配置
されており、ノズルプレート30の前面をインクの吐出
方向から見た場合の前記ノズル31とノズル31’との
重心位置であるノズル重心位置を通る。なお、本明細書
中において、「ノズル重心位置」とは、各インク室に設
けられた複数のノズルの各ノズルの中心を結んだ図形の
重心位置を指している。本実施の形態においては、ノズ
ル31とノズル31’との中心をつない図形である線分
の中心が、前記ノズル重心位置と言える。このため、イ
ンク保持領域40は、ノズル31の開口縁部のノズル重
心位置側から、前記ノズル重心位置を通り、ノズル3
1’の開口縁部の前記ノズル重心位置側まで延びている
と言える。また、言い換えると、ノズル31は、自身の
開口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて延びるイン
ク保持領域40を有していると言えるし、ノズル31’
は、自身の開口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて
延びるインク保持領域40を有していると言える。な
お、本実施の形態において、ノズルの開口縁部のノズル
重心位置側とは、インクの吐出方向から見た際のノズル
の中心と、前記ノズル重心位置とを通る直線に対して垂
直な方向でかつ前記ノズルの中心を通る軸線で、前記ノ
ズルの開口縁部を二分した際の前記ノズル重心位置側の
開口縁部を指している。
されるように、ノズル31とノズル31’との間に配置
されており、ノズルプレート30の前面をインクの吐出
方向から見た場合の前記ノズル31とノズル31’との
重心位置であるノズル重心位置を通る。なお、本明細書
中において、「ノズル重心位置」とは、各インク室に設
けられた複数のノズルの各ノズルの中心を結んだ図形の
重心位置を指している。本実施の形態においては、ノズ
ル31とノズル31’との中心をつない図形である線分
の中心が、前記ノズル重心位置と言える。このため、イ
ンク保持領域40は、ノズル31の開口縁部のノズル重
心位置側から、前記ノズル重心位置を通り、ノズル3
1’の開口縁部の前記ノズル重心位置側まで延びている
と言える。また、言い換えると、ノズル31は、自身の
開口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて延びるイン
ク保持領域40を有していると言えるし、ノズル31’
は、自身の開口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて
延びるインク保持領域40を有していると言える。な
お、本実施の形態において、ノズルの開口縁部のノズル
重心位置側とは、インクの吐出方向から見た際のノズル
の中心と、前記ノズル重心位置とを通る直線に対して垂
直な方向でかつ前記ノズルの中心を通る軸線で、前記ノ
ズルの開口縁部を二分した際の前記ノズル重心位置側の
開口縁部を指している。
【0035】また、ノズルプレート30の前面におい
て、インク保持領域40以外の領域は、前記インク保持
領域よりもインクに対する親和性が低く構成されてい
る。言い換えると、インク保持領域40以外の領域は、
インク保持領域40よりも撥水性が高い材料で構成され
ている。なお、本明細書中において、「撥水性」とは、
公知の液状のインクをはじく能力を指している。
て、インク保持領域40以外の領域は、前記インク保持
領域よりもインクに対する親和性が低く構成されてい
る。言い換えると、インク保持領域40以外の領域は、
インク保持領域40よりも撥水性が高い材料で構成され
ている。なお、本明細書中において、「撥水性」とは、
公知の液状のインクをはじく能力を指している。
【0036】なお、ノズルプレート30の前面におい
て、インク保持領域40は、インク保持領域40以外の
領域と、インクに対する親和性を異ならせるために、上
記2つの領域に互いに前記インクに対する親和性の異な
る材料によりコーティングが施されている。しかし、イ
ンク保持領域40と、インク保持領域40以外の領域と
が、互いにインクに対する親和性を異なるように構成さ
れ得れば、一方をノズルプレート30自身で構成し、他
方をノズルプレート30と異なる前記親和性を有する材
料で構成することが可能である。例えば、ノズルプレー
ト30を、インク保持領域40より高い撥水性を有する
材料で構成し、保持領域40以外の領域に対してのコー
ティングを省くことが可能である。
て、インク保持領域40は、インク保持領域40以外の
領域と、インクに対する親和性を異ならせるために、上
記2つの領域に互いに前記インクに対する親和性の異な
る材料によりコーティングが施されている。しかし、イ
ンク保持領域40と、インク保持領域40以外の領域と
が、互いにインクに対する親和性を異なるように構成さ
れ得れば、一方をノズルプレート30自身で構成し、他
方をノズルプレート30と異なる前記親和性を有する材
料で構成することが可能である。例えば、ノズルプレー
ト30を、インク保持領域40より高い撥水性を有する
材料で構成し、保持領域40以外の領域に対してのコー
ティングを省くことが可能である。
【0037】(動作)以下に本実施の形態のインクヘッ
ド10の動作について説明する。
ド10の動作について説明する。
【0038】インクヘッド10は、図示しない制御部の
命令により、前記圧電駆動素子が駆動し、インク室21
の容積を変化させて、インクに対して吐出エネルギーを
印加してインクをノズルから吐出させる。
命令により、前記圧電駆動素子が駆動し、インク室21
の容積を変化させて、インクに対して吐出エネルギーを
印加してインクをノズルから吐出させる。
【0039】本実施の形態のインクヘッド10は、前記
吐出エネルギーが、ノズル31,31’に略同時に到達
するため、各ノズル31,31’から同時にインクを吐
出させる。各ノズル31,31’が上記構成で述べたよ
うに、左右均等なテーパー状に側壁が形成されているた
め、記録媒体の記録面に対して直交する方向にインクを
吐出し得るように、吐出エネルギーが、インクに対して
印加される。
吐出エネルギーが、ノズル31,31’に略同時に到達
するため、各ノズル31,31’から同時にインクを吐
出させる。各ノズル31,31’が上記構成で述べたよ
うに、左右均等なテーパー状に側壁が形成されているた
め、記録媒体の記録面に対して直交する方向にインクを
吐出し得るように、吐出エネルギーが、インクに対して
印加される。
【0040】しかしながら、各ノズル31,31’に
は、上記構成で述べたように、前記ノズル重心位置側の
自身の開口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて延び
るインク保持領域40を有している。このため、各ノズ
ル31,31’の前記ノズル重心位置側の開口縁部は、
インクと接している状態になる。また、上記構成で述べ
たように、ノズルプレート30の前面において、インク
保持領域40以外の領域は、インク保持領域40よりも
高い撥水性を有するように構成されているため、各ノズ
ル31,31’の開口縁部においてインク保持領域40
と接している部分以外は、インクと接していない状態に
なる。従って、各ノズル31,31’から吐出されるイ
ンクは、各ノズル31、31’の開口において、インク
保持領域40上のインクと接して、このインクにより干
渉され、引っ張られる。このため、インクの吐出方向
が、記録媒体の記録面に対して直交する方向から、この
インクと接している側、言い換えるとインク保持領域4
0側に向かう方向にずらされる。即ち、図1(b)中に
示されるように、各ノズル31,31’から吐出された
インク滴80は、互いにノズル重心位置を通る軸線上に
集まるように飛行し、前記記録面に着弾する前に一体化
される。なお、一体化されたインク80”を図1(b)
中に、破線で示している。
は、上記構成で述べたように、前記ノズル重心位置側の
自身の開口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて延び
るインク保持領域40を有している。このため、各ノズ
ル31,31’の前記ノズル重心位置側の開口縁部は、
インクと接している状態になる。また、上記構成で述べ
たように、ノズルプレート30の前面において、インク
保持領域40以外の領域は、インク保持領域40よりも
高い撥水性を有するように構成されているため、各ノズ
ル31,31’の開口縁部においてインク保持領域40
と接している部分以外は、インクと接していない状態に
なる。従って、各ノズル31,31’から吐出されるイ
ンクは、各ノズル31、31’の開口において、インク
保持領域40上のインクと接して、このインクにより干
渉され、引っ張られる。このため、インクの吐出方向
が、記録媒体の記録面に対して直交する方向から、この
インクと接している側、言い換えるとインク保持領域4
0側に向かう方向にずらされる。即ち、図1(b)中に
示されるように、各ノズル31,31’から吐出された
インク滴80は、互いにノズル重心位置を通る軸線上に
集まるように飛行し、前記記録面に着弾する前に一体化
される。なお、一体化されたインク80”を図1(b)
中に、破線で示している。
【0041】従って、本実施の形態のインクヘッド10
は、インクの吐出方向を、ノズル31、31’の形状に
依存することなく、ノズルプレート30の前面のインク
滴と接触させることにより、インク滴80が一体化する
ようにずらし得る。このため、本実施の形態のインクヘ
ッド10は、各ノズル31,31’が図1(b)に示さ
れるように、ノズルプレートの前面と直交する方向に沿
った各ノズル31,31’自身の中央軸線に対して対称
になるように前記側壁が形成されているため、精度の高
いノズルの加工が容易となる。このため、各ノズル3
1,31’から吐出されるインク滴80の吐出方向が安
定し、飛行中において互いに接触し易くなり、2つのイ
ンク滴80が確実に一体化させることが出来る。このた
め、記録媒体に着弾するインク滴の量は、所定の量に設
定し得る。
は、インクの吐出方向を、ノズル31、31’の形状に
依存することなく、ノズルプレート30の前面のインク
滴と接触させることにより、インク滴80が一体化する
ようにずらし得る。このため、本実施の形態のインクヘ
ッド10は、各ノズル31,31’が図1(b)に示さ
れるように、ノズルプレートの前面と直交する方向に沿
った各ノズル31,31’自身の中央軸線に対して対称
になるように前記側壁が形成されているため、精度の高
いノズルの加工が容易となる。このため、各ノズル3
1,31’から吐出されるインク滴80の吐出方向が安
定し、飛行中において互いに接触し易くなり、2つのイ
ンク滴80が確実に一体化させることが出来る。このた
め、記録媒体に着弾するインク滴の量は、所定の量に設
定し得る。
【0042】また、インクの吐出速度は、ノズルの形状
や吐出エネルギーの大きさにより決まるものである。こ
のため、インクヘッド10の各ノズル31,31’のノ
ズル形状がそれぞれ異なると、インクヘッド10におけ
る各ノズルから吐出される2つのインク滴の吐出速度は
それぞれ異なってしまい、飛行中に合体させることが難
しい。しかしながら、本実施の形態のインクヘッド10
では、各ノズル31,31’が、同じ形状であるため、
各ノズル31,31’から吐出される2つのインク滴の
吐出速度も同じものになり、より一層確実に2つのイン
ク滴を一体化させることが出来る。
や吐出エネルギーの大きさにより決まるものである。こ
のため、インクヘッド10の各ノズル31,31’のノ
ズル形状がそれぞれ異なると、インクヘッド10におけ
る各ノズルから吐出される2つのインク滴の吐出速度は
それぞれ異なってしまい、飛行中に合体させることが難
しい。しかしながら、本実施の形態のインクヘッド10
では、各ノズル31,31’が、同じ形状であるため、
各ノズル31,31’から吐出される2つのインク滴の
吐出速度も同じものになり、より一層確実に2つのイン
ク滴を一体化させることが出来る。
【0043】なお、本実施の形態において、インク保持
領域40は、インク保持領域40以外の領域よりも、イ
ンクに対する親和性を有していれば、インク保持領域4
0以外の領域に対する前記親和性の比率において限定さ
れることはないが、インクに対する親和性が1.5倍以
上を有していることが好ましい。
領域40は、インク保持領域40以外の領域よりも、イ
ンクに対する親和性を有していれば、インク保持領域4
0以外の領域に対する前記親和性の比率において限定さ
れることはないが、インクに対する親和性が1.5倍以
上を有していることが好ましい。
【0044】なお、本実施の形態において、各ノズル3
1,31’は、テーパー状の側壁を有しているが、各ノ
ズル31,31’が同一形状を有し得るならば、前記側
壁がノズルプレート前面に対して垂直に形成されている
ことも可能であり、前記側壁のノズルプレート前面に対
する角度において限定されることはない。
1,31’は、テーパー状の側壁を有しているが、各ノ
ズル31,31’が同一形状を有し得るならば、前記側
壁がノズルプレート前面に対して垂直に形成されている
ことも可能であり、前記側壁のノズルプレート前面に対
する角度において限定されることはない。
【0045】以下に本実施の形態の変形例について説明
する。
する。
【0046】(変形例1)以下に、本実施の形態の変形
例1に従ったインクヘッド10を図2(a)を参照して
説明する。本変形例は、上述の本実施の形態のインクヘ
ッド10と、インク保持領域40の配置が異なってい
る。本変形例のインク保持領域40は、ノズル31,3
1’とをつなぐように連結して配置されておらず、各ノ
ズル31,31’毎に自身の開口縁部から前記ノズル重
心位置側に向けて延びる独立の構成とされている。即
ち、本変形例のインク保持領域40は、ノズルプレート
30の前面において、各インク室21毎に、ノズルの個
数と同数設けられている。
例1に従ったインクヘッド10を図2(a)を参照して
説明する。本変形例は、上述の本実施の形態のインクヘ
ッド10と、インク保持領域40の配置が異なってい
る。本変形例のインク保持領域40は、ノズル31,3
1’とをつなぐように連結して配置されておらず、各ノ
ズル31,31’毎に自身の開口縁部から前記ノズル重
心位置側に向けて延びる独立の構成とされている。即
ち、本変形例のインク保持領域40は、ノズルプレート
30の前面において、各インク室21毎に、ノズルの個
数と同数設けられている。
【0047】各ノズルに対応したインク保持領域40が
各ノズルの開口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて
延びているため、本変形例のインクヘッド10は、各ノ
ズルから吐出されるインクと、インク保持領域40上の
インクとを接触させることが出来、ノズル31,31’
から吐出されるインク滴を飛行中において、互いに接触
させて確実に一体化し、記録媒体に記録させ得る。
各ノズルの開口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて
延びているため、本変形例のインクヘッド10は、各ノ
ズルから吐出されるインクと、インク保持領域40上の
インクとを接触させることが出来、ノズル31,31’
から吐出されるインク滴を飛行中において、互いに接触
させて確実に一体化し、記録媒体に記録させ得る。
【0048】(変形例2)以下に、本実施の形態の変形
例2に従ったインクヘッド10を図2(b)を参照して
説明する。本変形例は、上述の変形1のインクヘッド1
0と、インク保持領域40の配置が異なっている。本変
形例のインク保持領域40は、ノズル31にのみ設けら
れている。このインク保持領域40は、ノズル31の開
口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて延びている。
例2に従ったインクヘッド10を図2(b)を参照して
説明する。本変形例は、上述の変形1のインクヘッド1
0と、インク保持領域40の配置が異なっている。本変
形例のインク保持領域40は、ノズル31にのみ設けら
れている。このインク保持領域40は、ノズル31の開
口縁部から前記ノズル重心位置側に向けて延びている。
【0049】上記構成により、ノズル31’から吐出さ
れるインクは、インク保持領域40のインクと接触され
ないため、記録媒体の記録面に直交する方向にインクが
吐出される。しかし、ノズル31の開口縁部には、前記
ノズル重心位置側に向けて延びているインク保持領域4
0が設けられているため、ノズル31から吐出されたイ
ンクは、前記ノズル重心位置側に向けて吐出される。こ
のため、本変形例のインクヘッド10は、ノズル31か
ら吐出されたインク滴と、ノズル31’から吐出された
インク滴とを接触させることが出来、両インク滴を飛行
中において、互いに一体化し、記録媒体に記録させ得
る。即ち、本実施の形態のインクヘッド10のインク保
持領域40は、本変形例のように、複数のノズルから吐
出されるインク滴を飛行中に一体化し得るならば、各イ
ンク室に対して少なくとも1つのノズルにインク保持領
域40が設けられていればよい。
れるインクは、インク保持領域40のインクと接触され
ないため、記録媒体の記録面に直交する方向にインクが
吐出される。しかし、ノズル31の開口縁部には、前記
ノズル重心位置側に向けて延びているインク保持領域4
0が設けられているため、ノズル31から吐出されたイ
ンクは、前記ノズル重心位置側に向けて吐出される。こ
のため、本変形例のインクヘッド10は、ノズル31か
ら吐出されたインク滴と、ノズル31’から吐出された
インク滴とを接触させることが出来、両インク滴を飛行
中において、互いに一体化し、記録媒体に記録させ得
る。即ち、本実施の形態のインクヘッド10のインク保
持領域40は、本変形例のように、複数のノズルから吐
出されるインク滴を飛行中に一体化し得るならば、各イ
ンク室に対して少なくとも1つのノズルにインク保持領
域40が設けられていればよい。
【0050】(変形例3)以下に、本実施の形態の変形
例3に従ったインクヘッド10を図2(c)を参照して
説明する。本変形例は、上述の本実施の形態のインクヘ
ッド10と、インク保持領域40の配置が異なってい
る。本変形例のインク保持領域40は、ノズル31,3
1’とをつなぐように各ノズル31,31’毎に自身の
前記ノズル重心位置側の開口縁部から前記ノズル重心位
置を通り、反対側のノズルの開口縁部まで延びている
が、自身の前記ノズル重心位置側の開口縁部全体に渡っ
て設けられていない。即ち、各ノズル31,31’は、
自身の前記ノズル重心位置側の開口縁部の一部から、前
記ノズル重心位置に向かって、インク保持領域40が延
びており、互いのインク保持領域が連結されて構成され
ている。
例3に従ったインクヘッド10を図2(c)を参照して
説明する。本変形例は、上述の本実施の形態のインクヘ
ッド10と、インク保持領域40の配置が異なってい
る。本変形例のインク保持領域40は、ノズル31,3
1’とをつなぐように各ノズル31,31’毎に自身の
前記ノズル重心位置側の開口縁部から前記ノズル重心位
置を通り、反対側のノズルの開口縁部まで延びている
が、自身の前記ノズル重心位置側の開口縁部全体に渡っ
て設けられていない。即ち、各ノズル31,31’は、
自身の前記ノズル重心位置側の開口縁部の一部から、前
記ノズル重心位置に向かって、インク保持領域40が延
びており、互いのインク保持領域が連結されて構成され
ている。
【0051】上記構成により、各ノズルに対応したイン
ク保持領域40は、ノズルの前記ノズル重心位置側の開
口縁部の一部のみから延びているため、各ノズルからの
インクの吐出時において、インク保持領域40上のイン
クが、吐出されるインクに対して干渉する部分が限定さ
れる。このため、前記干渉により変化させるインクの吐
出方向を限定することができ、より正確にインク滴を前
記ノズル重心位置側に向けて飛行させることが出来る。
従って、本変形例のインクヘッド10は、ノズル31,
31’から吐出されるインク滴を飛行中において、互い
に接触させて確実に一体化し、記録媒体に記録させ得
る。
ク保持領域40は、ノズルの前記ノズル重心位置側の開
口縁部の一部のみから延びているため、各ノズルからの
インクの吐出時において、インク保持領域40上のイン
クが、吐出されるインクに対して干渉する部分が限定さ
れる。このため、前記干渉により変化させるインクの吐
出方向を限定することができ、より正確にインク滴を前
記ノズル重心位置側に向けて飛行させることが出来る。
従って、本変形例のインクヘッド10は、ノズル31,
31’から吐出されるインク滴を飛行中において、互い
に接触させて確実に一体化し、記録媒体に記録させ得
る。
【0052】(変形例4)以下に、本実施の形態の変形
例4に従ったインクヘッド10を図2(d)を参照して
説明する。本変形例は、上述の本実施の形態のインクヘ
ッド10とは、ノズルの個数が異なっている。本変形例
のインクヘッド10は、3つのノズル31,31’,3
1”を有している。
例4に従ったインクヘッド10を図2(d)を参照して
説明する。本変形例は、上述の本実施の形態のインクヘ
ッド10とは、ノズルの個数が異なっている。本変形例
のインクヘッド10は、3つのノズル31,31’,3
1”を有している。
【0053】本変形例のインク保持領域40は、図2
(d)中に示されるように、ノズル31,31’,31”
の前記ノズル重心位置側の開口縁部から前記ノズル重心
位置に向けて夫々延びており、互いのインク保持領域が
連結されて構成されている。なお、本変形例において、
前記ノズル重心位置は、各ノズル31,31’,31”
の中心をつなぐ図形である三角形の重心の位置である。
(d)中に示されるように、ノズル31,31’,31”
の前記ノズル重心位置側の開口縁部から前記ノズル重心
位置に向けて夫々延びており、互いのインク保持領域が
連結されて構成されている。なお、本変形例において、
前記ノズル重心位置は、各ノズル31,31’,31”
の中心をつなぐ図形である三角形の重心の位置である。
【0054】上記構成により、各ノズル31,31’,
31”は、前記ノズル重心位置に向けて延びているイン
ク保持領域40を有しているため、インク滴を前記ノズ
ル重心位置側に向けて飛行させることが出来る。従っ
て、本変形例のインクヘッド10は、ノズル31,3
1’31”から吐出されるインク滴を飛行中において、
互いに接触させて確実に一体化し、記録媒体に記録させ
得る。即ち、本実施の形態のインクヘッド10は、各ノ
ズルの前記重心位置側の開口縁部から、前記ノズル重心
位置に向けてインク保持領域40が延びていれば、ノズ
ルの個数において限定されることはない。即ち、3つの
ノズルをインクヘッド10が有している場合において、
上述のように、各ノズルの前記重心位置側の開口縁部か
ら、前記ノズル重心位置に向けてインク保持領域40が
延びていれば、図2(e)に示すように、各ノズル3
1,31’,31”から延びるインク保持領域は、互い
に連結せず、独立した個々の領域として形成されること
も可能である。
31”は、前記ノズル重心位置に向けて延びているイン
ク保持領域40を有しているため、インク滴を前記ノズ
ル重心位置側に向けて飛行させることが出来る。従っ
て、本変形例のインクヘッド10は、ノズル31,3
1’31”から吐出されるインク滴を飛行中において、
互いに接触させて確実に一体化し、記録媒体に記録させ
得る。即ち、本実施の形態のインクヘッド10は、各ノ
ズルの前記重心位置側の開口縁部から、前記ノズル重心
位置に向けてインク保持領域40が延びていれば、ノズ
ルの個数において限定されることはない。即ち、3つの
ノズルをインクヘッド10が有している場合において、
上述のように、各ノズルの前記重心位置側の開口縁部か
ら、前記ノズル重心位置に向けてインク保持領域40が
延びていれば、図2(e)に示すように、各ノズル3
1,31’,31”から延びるインク保持領域は、互い
に連結せず、独立した個々の領域として形成されること
も可能である。
【0055】(第2の実施の形態)以下に、本発明の第
2の実施の形態に従ったインクヘッド10を図3
(a)、(b)を参照して説明する。なお、本実施の形
態において、前述した本発明の第1の実施の形態に従っ
たインクヘッド10と同じ構成部材は、このインクヘッ
ド10の同じ構成部材を指摘した参照符号を使用して指
摘し、詳細な説明は省略する。図3(a)は、本実施の
形態に従ったインクヘッド10を示す拡大された上面図
である。図3(b)は、本実施の形態に従ったインクヘ
ッド10を示す拡大された断面図である。
2の実施の形態に従ったインクヘッド10を図3
(a)、(b)を参照して説明する。なお、本実施の形
態において、前述した本発明の第1の実施の形態に従っ
たインクヘッド10と同じ構成部材は、このインクヘッ
ド10の同じ構成部材を指摘した参照符号を使用して指
摘し、詳細な説明は省略する。図3(a)は、本実施の
形態に従ったインクヘッド10を示す拡大された上面図
である。図3(b)は、本実施の形態に従ったインクヘ
ッド10を示す拡大された断面図である。
【0056】(構成)本実施の形態に従ったインクヘッ
ド10は、インク保持領域を有していない点が第1の実
施の形態のインクヘッド10と異なっている。本実施の
形態のインクヘッド10は、図3(b)中に示すよう
に、各ノズル31,31’中において、前記ノズル重心
位置に近接する側を通過するインクの流路抵抗を増大さ
せるように、各ノズル31,31’の前記ノズル重心位
置側の内壁の表面粗さが、前記ノズル重心位置側以外の
内壁に対して粗く構成されている。
ド10は、インク保持領域を有していない点が第1の実
施の形態のインクヘッド10と異なっている。本実施の
形態のインクヘッド10は、図3(b)中に示すよう
に、各ノズル31,31’中において、前記ノズル重心
位置に近接する側を通過するインクの流路抵抗を増大さ
せるように、各ノズル31,31’の前記ノズル重心位
置側の内壁の表面粗さが、前記ノズル重心位置側以外の
内壁に対して粗く構成されている。
【0057】(動作)ここで、本実施の形態のインクヘ
ッド10の動作について説明する。
ッド10の動作について説明する。
【0058】インクヘッド10は、図示しない制御部の
命令により、前記圧電駆動素子の駆動部分であるインク
室21の側壁22が駆動し、インク室21の容積を変化
させて、インクに対して吐出エネルギーを印加してイン
クをノズルから吐出させるように動作する。
命令により、前記圧電駆動素子の駆動部分であるインク
室21の側壁22が駆動し、インク室21の容積を変化
させて、インクに対して吐出エネルギーを印加してイン
クをノズルから吐出させるように動作する。
【0059】前記側壁22の駆動によるインク室22の
容積の変化により、インクを吐出させるための吐出エネ
ルギーが発生する。このインクの吐出エネルギーは、イ
ンク室21の略幾何学的中心から、各ノズル31,3
1’に向けて伝播する。そして、前記吐出エネルギーが
各ノズル31,31’に到達すると、各ノズル31,3
1’からインクが吐出する。このようにして、本実施の
形態のインクヘッド10は、記録媒体に対してインクを
吐出する。なお、前記ノズル31,31’の開口に形成
されたインクのメニスカス全体に均等に吐出エネルギー
が到達した場合、インクは、記録媒体の記録面に対して
直交する方向に吐出される。なお、前記吐出エネルギー
は、インクを介して伝播するため、インクの流路抵抗が
大きい部分においては、エネルギー損失が大きいと考え
られている。
容積の変化により、インクを吐出させるための吐出エネ
ルギーが発生する。このインクの吐出エネルギーは、イ
ンク室21の略幾何学的中心から、各ノズル31,3
1’に向けて伝播する。そして、前記吐出エネルギーが
各ノズル31,31’に到達すると、各ノズル31,3
1’からインクが吐出する。このようにして、本実施の
形態のインクヘッド10は、記録媒体に対してインクを
吐出する。なお、前記ノズル31,31’の開口に形成
されたインクのメニスカス全体に均等に吐出エネルギー
が到達した場合、インクは、記録媒体の記録面に対して
直交する方向に吐出される。なお、前記吐出エネルギー
は、インクを介して伝播するため、インクの流路抵抗が
大きい部分においては、エネルギー損失が大きいと考え
られている。
【0060】本実施の形態の各ノズル31,31’のノ
ズル重心位置側の内壁は、表面粗さが粗く形成されてい
るため、前記内壁近傍のインクの流路抵抗が大きくな
る。このため、各ノズル31,31’に形成されている
メニスカスに到達する吐出エネルギーは、ノズル重心位
置側と、このノズル重心位置側と反対側とでは、エネル
ギー損失の量おいて差が出る。このため、各ノズル3
1,31’のメニスカスに到達する吐出エネルギーは、
ノズル重心位置側が小さく、このノズル重心位置側と反
対側が大きくなる。従って、各ノズル31,31’から
吐出されるインクは、記録媒体の記録面に対して直交す
る方向に吐出されず、互いに前記ノズル重心位置側に向
かう方向に吐出方向がずらされる。即ち、図3(b)中
に示されるように、各ノズル31,31’から吐出され
たインク滴80は、互いにノズル重心位置を通る軸線上
に集まるように飛行し、前記記録面に着弾する前に一体
化される。なお、一体化されたインク80”を図3
(b)中に、破線で示している。
ズル重心位置側の内壁は、表面粗さが粗く形成されてい
るため、前記内壁近傍のインクの流路抵抗が大きくな
る。このため、各ノズル31,31’に形成されている
メニスカスに到達する吐出エネルギーは、ノズル重心位
置側と、このノズル重心位置側と反対側とでは、エネル
ギー損失の量おいて差が出る。このため、各ノズル3
1,31’のメニスカスに到達する吐出エネルギーは、
ノズル重心位置側が小さく、このノズル重心位置側と反
対側が大きくなる。従って、各ノズル31,31’から
吐出されるインクは、記録媒体の記録面に対して直交す
る方向に吐出されず、互いに前記ノズル重心位置側に向
かう方向に吐出方向がずらされる。即ち、図3(b)中
に示されるように、各ノズル31,31’から吐出され
たインク滴80は、互いにノズル重心位置を通る軸線上
に集まるように飛行し、前記記録面に着弾する前に一体
化される。なお、一体化されたインク80”を図3
(b)中に、破線で示している。
【0061】従って、本実施の形態のインクヘッド10
は、インクの吐出方向を、ノズル31、31’の形状に
依存することなく、各ノズル31,31’の前記インク
重心側の内壁と前記内壁以外の部分の内壁との表面粗さ
を異ならせることにより、インク滴80が一体化するよ
うにずらし得る。このため、本発明のインクヘッドは、
各インク室に設けられている複数のノズルから吐出され
るインク滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体
化して、記録媒体に記録され得る。このため、ノズルの
加工精度を容易に上げることが出来ると共に、記録媒体
に着弾するインク滴の量は、所望の量に設定し得る。
は、インクの吐出方向を、ノズル31、31’の形状に
依存することなく、各ノズル31,31’の前記インク
重心側の内壁と前記内壁以外の部分の内壁との表面粗さ
を異ならせることにより、インク滴80が一体化するよ
うにずらし得る。このため、本発明のインクヘッドは、
各インク室に設けられている複数のノズルから吐出され
るインク滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体
化して、記録媒体に記録され得る。このため、ノズルの
加工精度を容易に上げることが出来ると共に、記録媒体
に着弾するインク滴の量は、所望の量に設定し得る。
【0062】また、本実施の形態のインクヘッド10
は、各ノズルが、同じ形状であるため、各ノズルから吐
出される2つのインク滴の吐出速度も同じものになり、
より一層確実に2つのインク滴を一体化させることが出
来る。
は、各ノズルが、同じ形状であるため、各ノズルから吐
出される2つのインク滴の吐出速度も同じものになり、
より一層確実に2つのインク滴を一体化させることが出
来る。
【0063】なお、本実施の形態において、各ノズル3
1,31’のノズル重心位置側の内壁の表面粗さは、こ
のノズル重心位置側の内壁以外の領域の側壁よりも、粗
く形成されていれば、表面粗さにおいて限定されること
はないが、このノズル重心位置側の内壁以外の領域の側
壁より1.5倍以上の粗さを有していることが好まし
い。
1,31’のノズル重心位置側の内壁の表面粗さは、こ
のノズル重心位置側の内壁以外の領域の側壁よりも、粗
く形成されていれば、表面粗さにおいて限定されること
はないが、このノズル重心位置側の内壁以外の領域の側
壁より1.5倍以上の粗さを有していることが好まし
い。
【0064】また、本実施の形態の各ノズル31,3
1’の表面粗さの粗い部分は、各ノズル31,31’の
形成中若しくは形成後に、公知のレーザー加工若しくは
電子ビームなどにより形成され得るが、表面粗さを粗く
加工し得るならば加工方法において限定されることはな
い。
1’の表面粗さの粗い部分は、各ノズル31,31’の
形成中若しくは形成後に、公知のレーザー加工若しくは
電子ビームなどにより形成され得るが、表面粗さを粗く
加工し得るならば加工方法において限定されることはな
い。
【0065】また、本実施の形態のインクヘッド10
は、2つのノズル31,31’を有しているが、各ノズ
ルの前記ノズル重心位置側の内壁の表面粗さが、前記ノ
ズル重心位置側以外の内壁に対して粗く構成され得れ
ば、ノズルの個数において限定されることはない。
は、2つのノズル31,31’を有しているが、各ノズ
ルの前記ノズル重心位置側の内壁の表面粗さが、前記ノ
ズル重心位置側以外の内壁に対して粗く構成され得れ
ば、ノズルの個数において限定されることはない。
【0066】また、本実施の形態のインクヘッド10
は、全てのノズルの前記ノズル重心位置側の内壁の表面
粗さが、このノズル重心位置側の内壁以外の領域の側壁
に対して粗く形成されているが、各ノズルから吐出され
たインク滴が飛行中において、互いに接触し一体化され
得るならば、1つのノズルのみが、前記ノズル重心位置
側の内壁の表面粗さを、このノズル重心位置側の内壁以
外の領域の側壁に対して粗く形成されているようにイン
クヘッド10を構成することも可能である。
は、全てのノズルの前記ノズル重心位置側の内壁の表面
粗さが、このノズル重心位置側の内壁以外の領域の側壁
に対して粗く形成されているが、各ノズルから吐出され
たインク滴が飛行中において、互いに接触し一体化され
得るならば、1つのノズルのみが、前記ノズル重心位置
側の内壁の表面粗さを、このノズル重心位置側の内壁以
外の領域の側壁に対して粗く形成されているようにイン
クヘッド10を構成することも可能である。
【0067】(第3の実施の形態)以下に、本発明の第
3の実施の形態に従ったインクヘッド10を図4(a)
(b)を参照して説明する。なお、本実施の形態におい
て、前述した本発明の第1の実施の形態に従ったインク
ヘッド10と同じ構成部材は、このインクヘッド10の
同じ構成部材を指摘した参照符号を使用して指摘し、詳
細な説明は省略する。図4(a)は、本実施の形態に従
ったインクヘッド10を示す拡大された上面図である。
図4(b)は、本実施の形態に従ったインクヘッド10
を示す拡大された断面図である。
3の実施の形態に従ったインクヘッド10を図4(a)
(b)を参照して説明する。なお、本実施の形態におい
て、前述した本発明の第1の実施の形態に従ったインク
ヘッド10と同じ構成部材は、このインクヘッド10の
同じ構成部材を指摘した参照符号を使用して指摘し、詳
細な説明は省略する。図4(a)は、本実施の形態に従
ったインクヘッド10を示す拡大された上面図である。
図4(b)は、本実施の形態に従ったインクヘッド10
を示す拡大された断面図である。
【0068】(構成)本実施の形態に従ったインクヘッ
ド10は、インク保持領域を有していない点が第1の実
施の形態のインクヘッド10と異なっている。本実施の
形態のインクヘッド10は、図4(a)並びに(b)中
に示すように、各インク室21中において、各ノズル3
1,31’から見て前記ノズル重心位置に近接する側を
通過するインクの流路抵抗を増大させる緩衝材50を有
している緩衝材50は、前記圧電駆動素子の駆動部分で
ある側壁22以外の側壁である側壁23と一体的に形成
されており、前記ノズル重心位置を通るように、2つの
ノズル31,31’の間に配置されている。緩衝材50
は、インク室21の側壁22、23よりも表面粗さが粗
く形成されている。
ド10は、インク保持領域を有していない点が第1の実
施の形態のインクヘッド10と異なっている。本実施の
形態のインクヘッド10は、図4(a)並びに(b)中
に示すように、各インク室21中において、各ノズル3
1,31’から見て前記ノズル重心位置に近接する側を
通過するインクの流路抵抗を増大させる緩衝材50を有
している緩衝材50は、前記圧電駆動素子の駆動部分で
ある側壁22以外の側壁である側壁23と一体的に形成
されており、前記ノズル重心位置を通るように、2つの
ノズル31,31’の間に配置されている。緩衝材50
は、インク室21の側壁22、23よりも表面粗さが粗
く形成されている。
【0069】(動作)ここで、本実施の形態のインクヘ
ッド10の動作について説明する。
ッド10の動作について説明する。
【0070】インクヘッド10は、図示しない制御部の
命令により、前記圧電駆動素子の駆動部分であるインク
室21の側壁22が駆動し、インク室21の容積を変化
させて、インクに対して吐出エネルギーを印加してイン
クをノズルから吐出させるように動作する。
命令により、前記圧電駆動素子の駆動部分であるインク
室21の側壁22が駆動し、インク室21の容積を変化
させて、インクに対して吐出エネルギーを印加してイン
クをノズルから吐出させるように動作する。
【0071】前記側壁22の駆動によるインク室22の
容積の変化により、インクを吐出させるための吐出エネ
ルギーが発生する。このインクの吐出エネルギーは、イ
ンク室21の略幾何学的中心から、各ノズル31,3
1’に向けて伝播する。
容積の変化により、インクを吐出させるための吐出エネ
ルギーが発生する。このインクの吐出エネルギーは、イ
ンク室21の略幾何学的中心から、各ノズル31,3
1’に向けて伝播する。
【0072】本実施の形態の緩衝材50は、各ノズル3
1,31’側の側面が、インク室21の側壁22,23
より表面粗さが粗く形成されているため、インクの流路
抵抗は、インク室中において、側壁22の近傍と、緩衝
材50の近傍とを比べると、緩衝材50近傍のインクの
流路抵抗が大きい。また、緩衝材50は、前記ノズル重
心位置を通るように配置されているため、どのノズルよ
りもノズル重心位置に近い位置に配置されている。この
ため、各ノズル31,31’に形成されているメニスカ
スに到達する吐出エネルギーは、緩衝材50側、即ちノ
ズル重心位置側と、側壁22側、即ちノズル重心位置側
と反対側とでは、エネルギー損失の量おいて差が出る。
このため、各ノズル31,31’のメニスカスに到達す
る吐出エネルギーは、ノズル重心位置側が小さく、この
ノズル重心位置側と反対側が大きくなる。従って、各ノ
ズル31,31’から吐出されるインクは、記録媒体の
記録面に対して直交する方向に吐出されず、互いに前記
ノズル重心位置側に向かう方向に吐出方向がずらされ
る。即ち、図4(b)中に示されるように、各ノズル3
1,31’から吐出されたインク滴80は、互いにノズ
ル重心位置を通る軸線上に集まるように飛行し、前記記
録面に着弾する前に一体化される。なお、一体化された
インク80”を図4(b)中に、破線で示している。
1,31’側の側面が、インク室21の側壁22,23
より表面粗さが粗く形成されているため、インクの流路
抵抗は、インク室中において、側壁22の近傍と、緩衝
材50の近傍とを比べると、緩衝材50近傍のインクの
流路抵抗が大きい。また、緩衝材50は、前記ノズル重
心位置を通るように配置されているため、どのノズルよ
りもノズル重心位置に近い位置に配置されている。この
ため、各ノズル31,31’に形成されているメニスカ
スに到達する吐出エネルギーは、緩衝材50側、即ちノ
ズル重心位置側と、側壁22側、即ちノズル重心位置側
と反対側とでは、エネルギー損失の量おいて差が出る。
このため、各ノズル31,31’のメニスカスに到達す
る吐出エネルギーは、ノズル重心位置側が小さく、この
ノズル重心位置側と反対側が大きくなる。従って、各ノ
ズル31,31’から吐出されるインクは、記録媒体の
記録面に対して直交する方向に吐出されず、互いに前記
ノズル重心位置側に向かう方向に吐出方向がずらされ
る。即ち、図4(b)中に示されるように、各ノズル3
1,31’から吐出されたインク滴80は、互いにノズ
ル重心位置を通る軸線上に集まるように飛行し、前記記
録面に着弾する前に一体化される。なお、一体化された
インク80”を図4(b)中に、破線で示している。
【0073】従って、本実施の形態のインクヘッド10
は、緩衝材50を側壁22、23より表面粗さを粗くす
ることにより、緩衝材50近傍のインクの流路抵抗を大
きくする。このため、本実施の形態のインクヘッド10
は、インクの吐出方向を、ノズル31、31’の形状に
依存することなく、インク重心位置側とこのインク重心
位置側と反対側とに吐出エネルギーに差を生じさせ、イ
ンク滴80が一体化するようにずらし得る。このため、
本発明のインクヘッドは、各インク室に設けられている
複数のノズルから吐出されるインク滴が飛行中におい
て、互いに接触し確実に一体化して、記録媒体に記録さ
れ得る。このため、ノズルの加工精度を容易に上げるこ
とが出来ると共に、記録媒体に着弾するインク滴の量
は、所望の量に設定し得る。
は、緩衝材50を側壁22、23より表面粗さを粗くす
ることにより、緩衝材50近傍のインクの流路抵抗を大
きくする。このため、本実施の形態のインクヘッド10
は、インクの吐出方向を、ノズル31、31’の形状に
依存することなく、インク重心位置側とこのインク重心
位置側と反対側とに吐出エネルギーに差を生じさせ、イ
ンク滴80が一体化するようにずらし得る。このため、
本発明のインクヘッドは、各インク室に設けられている
複数のノズルから吐出されるインク滴が飛行中におい
て、互いに接触し確実に一体化して、記録媒体に記録さ
れ得る。このため、ノズルの加工精度を容易に上げるこ
とが出来ると共に、記録媒体に着弾するインク滴の量
は、所望の量に設定し得る。
【0074】また、本実施の形態のインクヘッド10
は、各ノズルが、同じ形状であるため、各ノズルから吐
出される2つのインク滴の吐出速度も同じものになり、
より一層確実に2つのインク滴を一体化させることが出
来る。
は、各ノズルが、同じ形状であるため、各ノズルから吐
出される2つのインク滴の吐出速度も同じものになり、
より一層確実に2つのインク滴を一体化させることが出
来る。
【0075】なお、本実施の形態において、緩衝材50
の表面粗さは、側壁22,23よりも、粗く形成されて
いれば、表面粗さにおいて限定されることはないが、側
壁22,23よりも1.5倍以上の粗さを有しているこ
とが好ましい。
の表面粗さは、側壁22,23よりも、粗く形成されて
いれば、表面粗さにおいて限定されることはないが、側
壁22,23よりも1.5倍以上の粗さを有しているこ
とが好ましい。
【0076】また、緩衝材50は、前記ノズル重心位置
を通るように配置されているが、各インク室毎の全ノズ
ルから見て、前記ノズル重心位置側に配置されていれ
ば、配置において限定されることはない。
を通るように配置されているが、各インク室毎の全ノズ
ルから見て、前記ノズル重心位置側に配置されていれ
ば、配置において限定されることはない。
【0077】以下に本実施の形態の変形例について説明
する。
する。
【0078】(変形例1)以下に、本実施の形態の変形
例1に従ったインクヘッド10を図5を参照して説明す
る。本変形例は、上述の本実施の形態のインクヘッド1
0と、緩衝材50の部材が異なっている。
例1に従ったインクヘッド10を図5を参照して説明す
る。本変形例は、上述の本実施の形態のインクヘッド1
0と、緩衝材50の部材が異なっている。
【0079】本変形例の緩衝材50は、メッシュ状の部
材をインク室21とは別体で製造した後に、本実施の形
態の緩衝材50と同様な位置に配置して構成されてい
る。
材をインク室21とは別体で製造した後に、本実施の形
態の緩衝材50と同様な位置に配置して構成されてい
る。
【0080】従って、本変形例のインクヘッド10は、
緩衝材50がメッシュ状に構成することにより、側壁2
2より緩衝材50近傍のインクの流路抵抗を大きくす
る。このため、本変形例のインクヘッド10は、インク
の吐出方向を、ノズル31、31’の形状に依存するこ
となく、インク重心位置側とこのインク重心位置側と反
対側とに吐出エネルギーに差を生じさせ、インク滴80
が一体化するようにずらし得る。このため、本発明のイ
ンクヘッドは、各インク室に設けられている複数のノズ
ルから吐出されるインク滴が飛行中において、互いに接
触し確実に一体化して、記録媒体に記録され得る。この
ため、ノズルの加工精度を上げることが出来ると共に、
記録媒体に着弾するインク滴の量は、所望の量に設定し
得る。
緩衝材50がメッシュ状に構成することにより、側壁2
2より緩衝材50近傍のインクの流路抵抗を大きくす
る。このため、本変形例のインクヘッド10は、インク
の吐出方向を、ノズル31、31’の形状に依存するこ
となく、インク重心位置側とこのインク重心位置側と反
対側とに吐出エネルギーに差を生じさせ、インク滴80
が一体化するようにずらし得る。このため、本発明のイ
ンクヘッドは、各インク室に設けられている複数のノズ
ルから吐出されるインク滴が飛行中において、互いに接
触し確実に一体化して、記録媒体に記録され得る。この
ため、ノズルの加工精度を上げることが出来ると共に、
記録媒体に着弾するインク滴の量は、所望の量に設定し
得る。
【0081】(変形例2)以下に、本実施の形態の変形
例1に従ったインクヘッド10を図6(a)(b)を参
照して説明する。本変形例は、上述の本実施の形態のイ
ンクヘッド10と、緩衝材50の配置が異なっている。
図6(a)は、本変形例のインクヘッド10の拡大され
た上面図である。図6(b)は、図6(a)中のインク
ヘッド10の拡大された断面図である。
例1に従ったインクヘッド10を図6(a)(b)を参
照して説明する。本変形例は、上述の本実施の形態のイ
ンクヘッド10と、緩衝材50の配置が異なっている。
図6(a)は、本変形例のインクヘッド10の拡大され
た上面図である。図6(b)は、図6(a)中のインク
ヘッド10の拡大された断面図である。
【0082】本変形例のインクヘッド10は、緩衝材5
0が、メッシュ状に構成されているとともに、各ノズル
の開口の前記ノズル重心位置側を覆うように配置されて
いる。
0が、メッシュ状に構成されているとともに、各ノズル
の開口の前記ノズル重心位置側を覆うように配置されて
いる。
【0083】上記構成により、各ノズル31,31’に
到達する吐出エネルギーは、前記ノズル重心位置側にお
いて緩衝材40により流路抵抗が増大されているため、
弱められる。従って、変形例のインクヘッド10は、各
ノズルの開口の前記ノズル重心位置側を覆うように配置
されている緩衝材50により、側壁22より緩衝材50
近傍のインクの流路抵抗を大きくする。このため、本変
形例のインクヘッド10は、インクの吐出方向を、ノズ
ル31、31’の形状に依存することなく、インク重心
位置側とこのインク重心位置側と反対側とに吐出エネル
ギーに差を生じさせ、インク滴80が一体化するように
ずらし得る。このため、本発明のインクヘッドは、各イ
ンク室に設けられている複数のノズルから吐出されるイ
ンク滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体化し
て、記録媒体に記録され得る。このため、ノズルの加工
精度を上げることが出来ると共に、記録媒体に着弾する
インク滴の量は、所望の量に設定し得る。
到達する吐出エネルギーは、前記ノズル重心位置側にお
いて緩衝材40により流路抵抗が増大されているため、
弱められる。従って、変形例のインクヘッド10は、各
ノズルの開口の前記ノズル重心位置側を覆うように配置
されている緩衝材50により、側壁22より緩衝材50
近傍のインクの流路抵抗を大きくする。このため、本変
形例のインクヘッド10は、インクの吐出方向を、ノズ
ル31、31’の形状に依存することなく、インク重心
位置側とこのインク重心位置側と反対側とに吐出エネル
ギーに差を生じさせ、インク滴80が一体化するように
ずらし得る。このため、本発明のインクヘッドは、各イ
ンク室に設けられている複数のノズルから吐出されるイ
ンク滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体化し
て、記録媒体に記録され得る。このため、ノズルの加工
精度を上げることが出来ると共に、記録媒体に着弾する
インク滴の量は、所望の量に設定し得る。
【0084】なお、本変形例の緩衝材50は、各ノズル
の開口の前記ノズル重心位置側を覆うように配置して、
側壁22より緩衝材50近傍のインクの流路抵抗を大き
くし得れば構成において限定されることはない。例え
ば、本変形例の緩衝材50は、メッシュ状に構成されて
いるが、図7(a)、(b)中に示すように、スリット
状に構成することも可能である。
の開口の前記ノズル重心位置側を覆うように配置して、
側壁22より緩衝材50近傍のインクの流路抵抗を大き
くし得れば構成において限定されることはない。例え
ば、本変形例の緩衝材50は、メッシュ状に構成されて
いるが、図7(a)、(b)中に示すように、スリット
状に構成することも可能である。
【0085】これまで、いくつかの実施の形態について
図面を参照しながら具体的に説明したが、本発明は、上
述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
図面を参照しながら具体的に説明したが、本発明は、上
述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
【0086】なお、上述した各実施の形態のインクヘッ
ド10は、各インク室に設けられている複数のノズルか
ら吐出されるインクが、飛行中において一体化され、記
録媒体に記録され得るならば、組み合わせて構成される
ことが可能である。
ド10は、各インク室に設けられている複数のノズルか
ら吐出されるインクが、飛行中において一体化され、記
録媒体に記録され得るならば、組み合わせて構成される
ことが可能である。
【0087】また、本発明のインクヘッドは、以下のこ
とが言える。
とが言える。
【0088】(1)インクを吐出する複数のインク室
と、前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを
与える吐出エネルギー発生素子と、前記各インク室の夫
々に、インクを通過させるノズルが前記各インク室に対
して複数形成されたノズルプレートと、を有するインク
ヘッドにおいて、前記ノズルプレートをインク吐出方向
から見た際の前記複数のノズルの重心の位置を、ノズル
重心位置と規定し、前記ノズルプレートには、前記複数
のノズルのうち少なくとも1つのノズルにおける前記ノ
ズル重心位置側の開口縁部から、前記ノズル重心位置側
に向かって、前記インクに対する親和性の高い領域が形
成されていることを特徴とするインクヘッド。
と、前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを
与える吐出エネルギー発生素子と、前記各インク室の夫
々に、インクを通過させるノズルが前記各インク室に対
して複数形成されたノズルプレートと、を有するインク
ヘッドにおいて、前記ノズルプレートをインク吐出方向
から見た際の前記複数のノズルの重心の位置を、ノズル
重心位置と規定し、前記ノズルプレートには、前記複数
のノズルのうち少なくとも1つのノズルにおける前記ノ
ズル重心位置側の開口縁部から、前記ノズル重心位置側
に向かって、前記インクに対する親和性の高い領域が形
成されていることを特徴とするインクヘッド。
【0089】上記構成により、少なくとも1つの前記ノ
ズルに、前記ノズル重心位置側の開口縁部から前記ノズ
ル重心位置側に向かって、前記インクに対する親和性の
高い領域が形成されているため、前記ノズルから吐出さ
れるインクは、前記領域に保持されているインクと接触
する。
ズルに、前記ノズル重心位置側の開口縁部から前記ノズ
ル重心位置側に向かって、前記インクに対する親和性の
高い領域が形成されているため、前記ノズルから吐出さ
れるインクは、前記領域に保持されているインクと接触
する。
【0090】このため、前記ノズルから吐出されるイン
クは、前記領域に保持されているインクとの接触によ
り、前記吐出されるインクの吐出方向が前記領域の方
(前記ノズル重心位置側)にずらされる。すなわち、前
記吐出されるインクは、ノズルの側壁のノズルプレート
前面と直交する方向に対する角度に依存することなく、
前記ノズル重心位置側に吐出方向をずらされる。このた
め、本発明のインクヘッドは、各インク室に設けられて
いる複数のノズルから吐出されるインク滴が飛行中にお
いて、互いに接触し確実に一体化して、記録媒体に記録
され得る。
クは、前記領域に保持されているインクとの接触によ
り、前記吐出されるインクの吐出方向が前記領域の方
(前記ノズル重心位置側)にずらされる。すなわち、前
記吐出されるインクは、ノズルの側壁のノズルプレート
前面と直交する方向に対する角度に依存することなく、
前記ノズル重心位置側に吐出方向をずらされる。このた
め、本発明のインクヘッドは、各インク室に設けられて
いる複数のノズルから吐出されるインク滴が飛行中にお
いて、互いに接触し確実に一体化して、記録媒体に記録
され得る。
【0091】しかも、本発明のインクヘッドは、各ノズ
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
【0092】(2)前記インクに対する親和性の高い領
域は、前記インクの表面張力よりも高い表面張力を有す
る材質で形成されていることを特徴とする(1)に記載
のインクヘッド。
域は、前記インクの表面張力よりも高い表面張力を有す
る材質で形成されていることを特徴とする(1)に記載
のインクヘッド。
【0093】上記構成により、前記インクに対する親和
性の高い領域は、前記インクの表面張力よりも高い表面
張力を有する材質で形成されているため、前記領域は、
より確実にインクを保持することが出来る。このため、
前記ノズルから吐出されるインクは、前記領域に保持さ
れているインクと接触し得る。
性の高い領域は、前記インクの表面張力よりも高い表面
張力を有する材質で形成されているため、前記領域は、
より確実にインクを保持することが出来る。このため、
前記ノズルから吐出されるインクは、前記領域に保持さ
れているインクと接触し得る。
【0094】(3)前記複数のノズルのうちの少なくと
も1つのノズルにおいて、前記ノズル重心位置側と反対
側の開口縁部から、前記ノズル重心位置から離れるよう
に、前記インクに対する親和性が低い領域が形成されて
いることを特徴とする(1)に記載のインクヘッド。
も1つのノズルにおいて、前記ノズル重心位置側と反対
側の開口縁部から、前記ノズル重心位置から離れるよう
に、前記インクに対する親和性が低い領域が形成されて
いることを特徴とする(1)に記載のインクヘッド。
【0095】上記構成により、上記のように前記インク
に対する親和性が低い領域が形成されているため、前記
親和性が低い領域は、より確実にインクをはじき、前記
ノズルプレートの表面において、前記親和性の高い領域
以外にインクが保持されることを防止する。このため、
前記ノズルから吐出されるインクは、前記親和性の高い
領域のみに接触し、引っ張られるため、より確実に前記
吐出されるインクの吐出方向を変化させ得る。
に対する親和性が低い領域が形成されているため、前記
親和性が低い領域は、より確実にインクをはじき、前記
ノズルプレートの表面において、前記親和性の高い領域
以外にインクが保持されることを防止する。このため、
前記ノズルから吐出されるインクは、前記親和性の高い
領域のみに接触し、引っ張られるため、より確実に前記
吐出されるインクの吐出方向を変化させ得る。
【0096】(4)インクを吐出する複数のインク室
と、前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを
与える吐出エネルギー発生素子と、前記各インク室の夫
々に、インクを通過させるノズルが前記各インク室に対
して複数形成されたノズルプレートと、を有するインク
ヘッドにおいて、前記ノズルプレートをインク吐出方向
から見た際の前記複数のノズルの重心の位置を、ノズル
重心位置と規定し、前記インク室若しくは少なくとも1
つの前記ノズル中を通過するインクの前記ノズル重心位
置に近接する位置での流路抵抗を増大させるように構成
されていることを特徴とするインクヘッド。
と、前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを
与える吐出エネルギー発生素子と、前記各インク室の夫
々に、インクを通過させるノズルが前記各インク室に対
して複数形成されたノズルプレートと、を有するインク
ヘッドにおいて、前記ノズルプレートをインク吐出方向
から見た際の前記複数のノズルの重心の位置を、ノズル
重心位置と規定し、前記インク室若しくは少なくとも1
つの前記ノズル中を通過するインクの前記ノズル重心位
置に近接する位置での流路抵抗を増大させるように構成
されていることを特徴とするインクヘッド。
【0097】上記構成により、前記インク室若しくは少
なくとも1つの前記ノズル中において、前記ノズル重心
位置に近接する位置を通過するインクの流路抵抗を増大
させているため、前記ノズルからインクが吐出される際
の吐出エネルギーが、前記ノズル重心位置側において、
前記ノズル重心位置側以外の位置よりも弱まる。
なくとも1つの前記ノズル中において、前記ノズル重心
位置に近接する位置を通過するインクの流路抵抗を増大
させているため、前記ノズルからインクが吐出される際
の吐出エネルギーが、前記ノズル重心位置側において、
前記ノズル重心位置側以外の位置よりも弱まる。
【0098】このため、前記ノズルから吐出されるイン
クは、前記インク室若しくは少なくとも1つの前記ノズ
ル中において、前記ノズル重心位置側と、このノズル重
心位置側と反対側とに吐出エネルギーの差を生じさせる
ことにより、前記インクの吐出方向が前記ノズル重心位
置側にずらされる。すなわち、前記インクは、ノズルの
側壁のノズルプレート前面と直交する方向に対する角度
に依存することなく、前記ノズル重心位置側に吐出方向
をずらされる。このため、本発明のインクヘッドは、各
インク室に設けられている複数のノズルから吐出される
インク滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体化
して、記録媒体に記録され得る。
クは、前記インク室若しくは少なくとも1つの前記ノズ
ル中において、前記ノズル重心位置側と、このノズル重
心位置側と反対側とに吐出エネルギーの差を生じさせる
ことにより、前記インクの吐出方向が前記ノズル重心位
置側にずらされる。すなわち、前記インクは、ノズルの
側壁のノズルプレート前面と直交する方向に対する角度
に依存することなく、前記ノズル重心位置側に吐出方向
をずらされる。このため、本発明のインクヘッドは、各
インク室に設けられている複数のノズルから吐出される
インク滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体化
して、記録媒体に記録され得る。
【0099】しかも、本態様のインクヘッドは、各ノズ
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
【0100】(5)前記複数のノズルのうち少なくとも
1つは、前記ノズル重心位置側の内壁の表面粗さが、前
記ノズル重心位置側以外の内壁に対して粗いことを特徴
とする(4)に記載のインクヘッド。
1つは、前記ノズル重心位置側の内壁の表面粗さが、前
記ノズル重心位置側以外の内壁に対して粗いことを特徴
とする(4)に記載のインクヘッド。
【0101】上記構成により、前記複数のノズルのうち
少なくとも1つは、前記ノズル重心位置側の内壁の表面
粗さが、前記ノズル重心位置側以外の内壁に対して粗い
ため、前記ノズル中において、前記ノズル重心位置側
と、このノズル重心位置側と反対側とに吐出エネルギー
の差を生じさせ得る。
少なくとも1つは、前記ノズル重心位置側の内壁の表面
粗さが、前記ノズル重心位置側以外の内壁に対して粗い
ため、前記ノズル中において、前記ノズル重心位置側
と、このノズル重心位置側と反対側とに吐出エネルギー
の差を生じさせ得る。
【0102】(6)前記インク室中には、前記複数のノ
ズルに対して前記ノズル重心位置側に、前記インク室中
の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置したことを特徴と
する(4)に記載のインクヘッド。
ズルに対して前記ノズル重心位置側に、前記インク室中
の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置したことを特徴と
する(4)に記載のインクヘッド。
【0103】上記構成により、前記インク室中には、前
記複数のノズルに対して、前記ノズル重心位置側に、前
記インク室中の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置して
いるため、前記インク室中において、少なくとも1つの
ノズルからのインクの吐出に寄与する吐出エネルギー
に、前記ノズル重心位置側と、このノズル重心位置側と
反対側とで差を生じさせ得る。
記複数のノズルに対して、前記ノズル重心位置側に、前
記インク室中の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置して
いるため、前記インク室中において、少なくとも1つの
ノズルからのインクの吐出に寄与する吐出エネルギー
に、前記ノズル重心位置側と、このノズル重心位置側と
反対側とで差を生じさせ得る。
【0104】(7)インクを吐出する複数のインク室
と、前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを
与える吐出エネルギー発生素子と、前記各インク室の夫
々に、インクを通過させるノズルが前記各インク室に対
して2つ形成されたノズルプレートと、を有するインク
ヘッドにおいて、前記ノズルプレートには、少なくとも
一方のノズルの他方のノズル側の開口縁部から、他方の
ノズルに向けて延びる、前記インクに対する親和性の高
い領域が形成されていることを特徴とするインクヘッ
ド。
と、前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを
与える吐出エネルギー発生素子と、前記各インク室の夫
々に、インクを通過させるノズルが前記各インク室に対
して2つ形成されたノズルプレートと、を有するインク
ヘッドにおいて、前記ノズルプレートには、少なくとも
一方のノズルの他方のノズル側の開口縁部から、他方の
ノズルに向けて延びる、前記インクに対する親和性の高
い領域が形成されていることを特徴とするインクヘッ
ド。
【0105】上記構成により、少なくとも一方のノズル
の他方のノズル側の開口縁部から、他方のノズルに向け
て延びる、前記インクに対する親和性の高い領域が形成
されているため、前記少なくとも一方のノズルから吐出
されるインクは、前記領域に保持されているインクと接
触する。
の他方のノズル側の開口縁部から、他方のノズルに向け
て延びる、前記インクに対する親和性の高い領域が形成
されているため、前記少なくとも一方のノズルから吐出
されるインクは、前記領域に保持されているインクと接
触する。
【0106】このため、前記少なくとも一方のノズルか
ら吐出されるインクは、前記インクとの接触により前記
インクの吐出方向が他方のノズルの方にずらされる。す
なわち、前記インクは、ノズルの側壁のノズルプレート
前面と直交する方向に対する角度に依存することなく、
前記他方のノズル側に吐出方向をずらされる。このた
め、本発明のインクヘッドは、各インク室に設けられて
いる2つのノズルから吐出されるインク滴が飛行中にお
いて、互いに接触し確実に一体化して、記録媒体に記録
され得る。
ら吐出されるインクは、前記インクとの接触により前記
インクの吐出方向が他方のノズルの方にずらされる。す
なわち、前記インクは、ノズルの側壁のノズルプレート
前面と直交する方向に対する角度に依存することなく、
前記他方のノズル側に吐出方向をずらされる。このた
め、本発明のインクヘッドは、各インク室に設けられて
いる2つのノズルから吐出されるインク滴が飛行中にお
いて、互いに接触し確実に一体化して、記録媒体に記録
され得る。
【0107】しかも、本発明のインクヘッドは、各ノズ
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスを形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスを形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
【0108】(8)前記インクに対する親和性の高い領
域は、前記インクの表面張力よりも高い表面張力を有す
る材質で形成されていることを特徴とする(7)に記載
のインクヘッド。
域は、前記インクの表面張力よりも高い表面張力を有す
る材質で形成されていることを特徴とする(7)に記載
のインクヘッド。
【0109】上記構成により、前記インクに対する親和
性の高い領域は、前記インクの表面張力よりも高い表面
張力を有する材質で形成されているため、前記領域は、
より確実にインクを保持することが出来る。このため、
前記ノズルから吐出されるインクは、前記領域に保持さ
れているインクと接触し得る。
性の高い領域は、前記インクの表面張力よりも高い表面
張力を有する材質で形成されているため、前記領域は、
より確実にインクを保持することが出来る。このため、
前記ノズルから吐出されるインクは、前記領域に保持さ
れているインクと接触し得る。
【0110】(9)前記一方のノズルにおいて、前記他
方のノズル側に対して反対側の開口縁部から、前記他方
のノズルから離れるように、前記インクに対する親和性
が低い領域が形成されていることを特徴とする(7)に
記載のインクヘッド。
方のノズル側に対して反対側の開口縁部から、前記他方
のノズルから離れるように、前記インクに対する親和性
が低い領域が形成されていることを特徴とする(7)に
記載のインクヘッド。
【0111】上記構成により、上記のように前記インク
に対する親和性が低い領域が形成されているため、前記
親和性が低い領域は、より確実にインクをはじき、前記
ノズルプレートの表面において、前記親和性の高い領域
以外にインクが保持されることを防止する。このため、
前記ノズルから吐出されるインクは、前記親和性の高い
領域のみに接触し、引っ張られるため、より確実に前記
吐出されるインクの吐出方向を変化させ得る。
に対する親和性が低い領域が形成されているため、前記
親和性が低い領域は、より確実にインクをはじき、前記
ノズルプレートの表面において、前記親和性の高い領域
以外にインクが保持されることを防止する。このため、
前記ノズルから吐出されるインクは、前記親和性の高い
領域のみに接触し、引っ張られるため、より確実に前記
吐出されるインクの吐出方向を変化させ得る。
【0112】(10)インクを吐出する複数のインク室
と、前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを
与える吐出エネルギー発生素子と、前記各インク室の夫
々に、インクを通過させるノズルが前記各インク室に対
して複数形成されたノズルプレートと、を有するインク
ヘッドにおいて、前記インク室中の前記2つのノズルの
間の領域、又は少なくとも一方のノズル中を通過するイ
ンクの流路抵抗を増大させるように構成されていること
を特徴とするインクヘッド。
と、前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを
与える吐出エネルギー発生素子と、前記各インク室の夫
々に、インクを通過させるノズルが前記各インク室に対
して複数形成されたノズルプレートと、を有するインク
ヘッドにおいて、前記インク室中の前記2つのノズルの
間の領域、又は少なくとも一方のノズル中を通過するイ
ンクの流路抵抗を増大させるように構成されていること
を特徴とするインクヘッド。
【0113】上記構成により、前記インク室中の前記2
つのノズルの間の領域、又は少なくとも一方のノズル中
を通過するインクの流路抵抗を増大させているため、前
記少なくとも一方のノズル中を伝播する吐出エネルギー
が、前記ノズル中において、前記他方のノズル側以外の
位置より前記他方のノズル側が弱まる。
つのノズルの間の領域、又は少なくとも一方のノズル中
を通過するインクの流路抵抗を増大させているため、前
記少なくとも一方のノズル中を伝播する吐出エネルギー
が、前記ノズル中において、前記他方のノズル側以外の
位置より前記他方のノズル側が弱まる。
【0114】このため、前記少なくとも一方のノズルか
ら吐出されるインクの吐出方向が、前記他方のノズル側
にずらされる。すなわち、前記インクは、ノズルの側壁
のノズルプレート前面と直交する方向に対する角度に依
存することなく、前記他方のノズル側に吐出方向をずら
される。このため、本発明のインクヘッドは、各インク
室に設けられている2つのノズルから吐出されるインク
滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体化して、
記録媒体に記録され得る。
ら吐出されるインクの吐出方向が、前記他方のノズル側
にずらされる。すなわち、前記インクは、ノズルの側壁
のノズルプレート前面と直交する方向に対する角度に依
存することなく、前記他方のノズル側に吐出方向をずら
される。このため、本発明のインクヘッドは、各インク
室に設けられている2つのノズルから吐出されるインク
滴が飛行中において、互いに接触し確実に一体化して、
記録媒体に記録され得る。
【0115】しかも、本発明のインクヘッドは、各ノズ
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
ルの側壁をノズルプレートの前面と直交する方向に沿っ
たノズルの中央軸線に対して対称にテーパー状に形成し
得るため、ノズルの加工精度を容易に上げることが出来
ると共に、常に安定したメニスカスが形成することが出
来る。従って、常に安定したインクの吐出特性を有する
インクヘッドを提供し得る。
【0116】(11)前記2つのノズルのうち少なくと
も一方は、前記他方のノズル側の内壁の表面粗さが、前
記他方のノズル側以外の内壁に対して粗いことを特徴と
する(10)に記載のインクヘッド。
も一方は、前記他方のノズル側の内壁の表面粗さが、前
記他方のノズル側以外の内壁に対して粗いことを特徴と
する(10)に記載のインクヘッド。
【0117】上記構成により、前記2つのノズルのうち
少なくとも一方は、前記他方のノズル側の内壁の表面粗
さが、前記他方のノズル側以外の内壁に対して粗くされ
ているため、前記少なくとも一方のノズル中において、
前記他方のノズル側と、この他方のノズル側と反対側と
に吐出エネルギーの差を生じさせ得る。
少なくとも一方は、前記他方のノズル側の内壁の表面粗
さが、前記他方のノズル側以外の内壁に対して粗くされ
ているため、前記少なくとも一方のノズル中において、
前記他方のノズル側と、この他方のノズル側と反対側と
に吐出エネルギーの差を生じさせ得る。
【0118】(12)前記インク室中には、前記2つの
ノズルの間に、前記インク室中の流路抵抗を増大させる
緩衝材を配置していることを特徴とする(10)に記載
のインクヘッド。
ノズルの間に、前記インク室中の流路抵抗を増大させる
緩衝材を配置していることを特徴とする(10)に記載
のインクヘッド。
【0119】上記構成により、記2つのノズルの間に、
前記インク室中の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置し
ているため、前記インク室中において、前記少なくとも
一方のノズル中において、前記他方のノズル側と、この
他方のノズル側と反対側とに吐出エネルギーの差を生じ
させ得る。
前記インク室中の流路抵抗を増大させる緩衝材を配置し
ているため、前記インク室中において、前記少なくとも
一方のノズル中において、前記他方のノズル側と、この
他方のノズル側と反対側とに吐出エネルギーの差を生じ
させ得る。
【0120】
【発明の効果】本発明は、各ノズルの加工が容易である
にも関わらず、各インク室に設けられている複数のノズ
ルから吐出されるインク滴が飛行中において、互いに接
触し確実に一体化して、記録媒体に記録されるインクヘ
ッドを提供し得る。
にも関わらず、各インク室に設けられている複数のノズ
ルから吐出されるインク滴が飛行中において、互いに接
触し確実に一体化して、記録媒体に記録されるインクヘ
ッドを提供し得る。
【図1】図1(a)は、第1の実施の形態に従ったイン
クヘッドを示す拡大された上面図である。図1(b)
は、図1(a)のインクヘッドを示す拡大された断面図
である。
クヘッドを示す拡大された上面図である。図1(b)
は、図1(a)のインクヘッドを示す拡大された断面図
である。
【図2】図2(a)は、第1の実施の形態に従ったイン
クヘッドの変形例を示す拡大された上面図である。図2
(b)は、第1の実施の形態に従ったインクヘッドの変
形例を示す拡大された上面図である。図2(c)は、第
1の実施の形態に従ったインクヘッドの変形例を示す拡
大された上面図である。図2(d)は、第1の実施の形
態に従ったインクヘッドの変形例を示す拡大された上面
図である。図2(e)は、第1の実施の形態に従ったイ
ンクヘッドの変形例を示す拡大された上面図である。
クヘッドの変形例を示す拡大された上面図である。図2
(b)は、第1の実施の形態に従ったインクヘッドの変
形例を示す拡大された上面図である。図2(c)は、第
1の実施の形態に従ったインクヘッドの変形例を示す拡
大された上面図である。図2(d)は、第1の実施の形
態に従ったインクヘッドの変形例を示す拡大された上面
図である。図2(e)は、第1の実施の形態に従ったイ
ンクヘッドの変形例を示す拡大された上面図である。
【図3】図3(a)は、第2の実施の形態に従ったイン
クヘッドを示す拡大された上面図である。図3(b)
は、図3(a)のインクヘッドを示す拡大された断面図
である。
クヘッドを示す拡大された上面図である。図3(b)
は、図3(a)のインクヘッドを示す拡大された断面図
である。
【図4】図4(a)は、第3の実施の形態に従ったイン
クヘッドを示す拡大された上面図である。図4(b)
は、図4(a)のインクヘッドを示す拡大された断面図
である。
クヘッドを示す拡大された上面図である。図4(b)
は、図4(a)のインクヘッドを示す拡大された断面図
である。
【図5】図5は、第3の実施の形態に従ったインクヘッ
ドの変形例を示す拡大した断面図である。
ドの変形例を示す拡大した断面図である。
【図6】図6(a)は、第3の実施の形態に従ったイン
クヘッドの変形例を示す拡大した上面図である。図6
(b)は、図5(a)のインクヘッドを示す拡大した断
面図である。
クヘッドの変形例を示す拡大した上面図である。図6
(b)は、図5(a)のインクヘッドを示す拡大した断
面図である。
【図7】図7(a)は、第3の実施の形態に従ったイン
クヘッドの変形例を示す拡大した上面図である。図7
(b)は、図7(a)のインクヘッドを示す拡大した断
面図である。
クヘッドの変形例を示す拡大した上面図である。図7
(b)は、図7(a)のインクヘッドを示す拡大した断
面図である。
【図8】図8は、従来のインクヘッドを示す拡大した断
面図である。
面図である。
10 インクヘッド 20 インクヘッドモジュール 21 インク室 22 側壁 30 ノズルプレート 31、31’、31” ノズル 40 インク保持領域 50 緩衝材 80、80” インク滴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 正信 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF43 AF93 AG07 AG12 AG18 AG30 AP13 AP23 BA03 BA14
Claims (4)
- 【請求項1】 インクを吐出する複数のインク室と、 前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを与え
る吐出エネルギー発生素子と、 前記各インク室の夫々に、インクを通過させるノズルが
前記各インク室に対して複数形成されたノズルプレート
と、 を有するインクヘッドにおいて、 前記ノズルプレートをインク吐出方向から見た際の前記
複数のノズルの重心の位置を、ノズル重心位置と規定
し、 前記ノズルプレートには、前記複数のノズルのうち少な
くとも1つのノズルにおける前記ノズル重心位置側の開
口縁部から、前記ノズル重心位置側に向かって、前記イ
ンクに対する親和性の高い領域が形成されていることを
特徴とするインクヘッド。 - 【請求項2】 インクを吐出する複数のインク室と、 前記インクに対して吐出に必要な吐出エネルギーを与え
る吐出エネルギー発生素子と、 前記各インク室の夫々に、インクを通過させるノズルが
前記各インク室に対して複数形成されたノズルプレート
と、 を有するインクヘッドにおいて、 前記ノズルプレートをインク吐出方向から見た際の前記
複数のノズルの重心の位置を、ノズル重心位置と規定
し、 前記インク室若しくは少なくとも1つの前記ノズル中を
通過するインクの前記ノズル重心位置に近接する位置で
の流路抵抗を増大させるように構成されていることを特
徴とするインクヘッド。 - 【請求項3】 前記複数のノズルのうち少なくとも1つ
は、前記ノズル重心位置側の内壁の表面粗さが、前記ノ
ズル重心位置側以外の内壁に対して粗いことを特徴とす
る請求項2に記載のインクヘッド。 - 【請求項4】 前記インク室中には、前記複数のノズル
に対して前記ノズル重心位置側に、前記インク室中の流
路抵抗を増大させる緩衝材を配置したことを特徴とする
請求項2に記載のインクヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001111571A JP2002307686A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | インクヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001111571A JP2002307686A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | インクヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002307686A true JP2002307686A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18963145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001111571A Withdrawn JP2002307686A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | インクヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002307686A (ja) |
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