JP7775985B2 - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
インクを射出する複数のノズルと、
内部に貯留された前記インクの圧力を変動させる複数の圧力室と、
前記複数の圧力室に供給する前記インクを貯留するインク室と、
前記ノズルと前記圧力室とを個別に連通させる第1流路と、
前記圧力室と前記インク室とを個別に連通させる第2流路と、
を備え、
前記第1流路のインクの射出方向に垂直な平面における断面積は、前記圧力室の前記平面における断面積より大きく、
前記ノズルの流路抵抗RNと、前記圧力室の流路抵抗RCと、前記第1流路の流路抵抗RDと、前記第2流路の流路抵抗RUが、下記式(1)を満たす。
式(1):RU+RC+RD+RN≧4.9×1013 Pa・s/m3
インクを射出する複数のノズルと、
内部に貯留された前記インクの圧力を変動させる複数の圧力室と、
前記複数の圧力室に供給する前記インクを貯留するインク室と、
前記ノズルと前記圧力室とを個別に連通させる第1流路と、
前記圧力室と前記インク室とを個別に連通させる第2流路と、
を備え、
前記第1流路のインクの射出方向に垂直な平面における断面積は、前記圧力室の前記平面における断面積より大きく、
前記ノズルの流路抵抗RNと、前記圧力室の流路抵抗RCと、前記第1流路の流路抵抗RDと、前記第2流路の流路抵抗RUが、下記式(2)を満たす。
式(2):(RU+RC/2)×(RC/2+RD+RN)/(RU+RC+RD+RN)≧1.1×1013 Pa・s/m3
インクを射出する複数のノズルと、
内部に貯留された前記インクの圧力を変動させる複数の圧力室と、
前記複数の圧力室に供給する前記インクを貯留するインク室と、
前記ノズルと前記圧力室とを個別に連通させる第1流路と、
前記圧力室と前記インク室とを個別に連通させる第2流路と、
を備え、
前記第1流路のインクの射出方向に垂直な平面における断面積は、前記圧力室の前記平面における断面積より大きく、
前記ノズルの流路抵抗RNと、前記圧力室の流路抵抗RCと、前記第1流路の流路抵抗RDと、前記第2流路の流路抵抗RUが、下記式(1)及び式(2)を満たす。
式(1):RU+RC+RD+RN≧4.9×1013 Pa・s/m3
式(2):(RU+RC/2)×(RC/2+RD+RN)/(RU+RC+RD+RN)≧1.1×1013 Pa・s/m3
前記インクの粘度は、5 mPa・s以上且つ7 mPa・s以下である。
前記第2流路は、流路断面積が前記第2流路内の他の部分よりも小さい絞り部を有する。
前記第2流路は、前記絞り部を含む二段階の絞りを有する。
前記第2流路は、テーパー形状であるテーパー部を備える。
前記テーパー部において、流路断面積が大きい側が前記インク室側に位置し、流路断面積が小さい側が前記圧力室側に位置する。
前記絞り部における流路断面積に対する前記ノズルの吐出口の面積の比は、0.44以上である。
前記圧力室のヘルムホルツ共振周期は、3μs以上3.6μs以下である。
隣接する前記圧力室間に圧電材料からなる共通の隔壁を備え、
前記隔壁をせん断変形させて、前記圧力室の容積を変化させるせん断モード型のインクジェットヘッドである。
請求項1から11のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドを備える。
図1は、本発明の実施形態であるインクジェット記録装置1の概略構成を示す図である。
インクジェット記録装置1は、搬送部2と、ヘッドユニット3などを備える。
なお、インクジェットヘッド100は、ノズル列を複数有していても良い。この場合には、複数のノズル列は、ノズル111のX方向についての位置が重ならないようにX方向の位置が互いにずらされて配置される。
図3は、インクジェットヘッド100の斜視図である。
インクジェットヘッド100は、筐体101と、筐体101の下端で筐体101と篏合する外装部材102とを備え、筐体101及び外装部材102の内部に主要な構成要素が収容されている。このうち外装部材102には、外部からインクが供給されるインレット103a、及びインクが外部に排出されるアウトレット103b、103cが設けられている。また、外装部材102の内部には、インレット103aに接続されたインク室300(図5参照)が設けられている。また、外装部材102には、インクジェットヘッド100をヘッドユニット3の基部3aに取り付けるための複数の取付穴104が設けられている。
図4は、インクジェットヘッド100の主要部の分解斜視図である。
図4では、インクジェットヘッド100の構成部材のうち、外装部材102の内部に収容されている主要な構成部材が示されている。具体的には、図4では、ノズル基板11と、流路基板12と、圧力室基板13と、配線基板14を有するヘッドチップ10と、配線基板14に電気的に接続されたFPC20(Flexible Printed Circuit)とが示されている。
図4では、インクジェットヘッド100のノズル開口面112が上方となるように、すなわち図3とは上下が反転されるように各部材が描かれている。
ノズル基板11、流路基板12、圧力室基板13、及び配線基板14は、いずれもX方向に長尺な略四角柱状の板状部材である。
また、圧力室基板13には、貫通流路121に連通する圧力室131と、個別排出流路122に連通する共通排出流路132と、共通排出流路132に連通する垂直排出流路133と、が設けられている。
また、配線基板14には、第2開口部1412を介して圧力室131に連通するインク供給流路141(第2流路)と、垂直排出流路133に連通する排出孔142と、が設けられている。
流路基板12は、例えばシリコン基板からなる。流路基板12の-Z方向側の面にはノズル基板11が、また+Z方向側の面には圧力室基板13が、それぞれ接着剤を介して接着(固着)されている。
圧力室基板13の材質は、セラミックスの圧電体(電圧の印加に応じて変形する部材)である。このような圧電体の例としては、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、メタニオブ酸鉛などが挙げられる。本実施形態の圧力室基板13では、PZTが用いられている。
配線基板14は、圧力室基板13の面積よりも大きな面積を有する平板状の基板であり、接着剤を介して圧力室基板13の+Z方向側の面に接着されている。配線基板14としては、例えばガラス、セラミックス、シリコン、プラスチックなどの基板を用いることができる。
図5は、図4のA-A線の位置でのY方向に垂直な断面を示す図である。以下では、+Z方向を上方、-Z方向を下方とも記す。
流路基板12、圧力室基板13及び配線基板14が接合された状態では、貫通流路121、圧力室131及びインク供給流路141が一繋がりとなって、インクチャネル15を構成する。インクチャネル15は、Z方向から見てノズル111と重なる位置に設けられており、ノズル111に連通している。インクチャネル15及びノズル111によりインク吐出流路16が構成される。
また、図5に示すように、ヘッドチップ10のうち第1開口部1411が形成されている開口形成面10aの上方側(+Z方向側)に、インク室300が配置されている。
インク室300は、開口形成面10aに形成されている第1開口部1411を介してインクチャネル15に連通している。これにより、インク室300内のインクが複数のインクチャネル15に共通に供給され、ノズル111から吐出される。
圧力室基板13のうち流路基板12との接合面には、Z方向から見て複数の第2個別流路1222と重なる範囲に、X方向に延びる共通排出流路132をなす溝が設けられている。共通排出流路132は、流路基板12と圧力室基板13とが接合された状態において、圧力室基板13に設けられた上記の溝の開口が流路基板12によって塞がれることで形成される。また、流路基板12と圧力室基板13とが接合された状態において、共通排出流路132は、複数の個別排出流路122と接続される。
また、共通排出流路132の+X方向側の端部には、圧力室基板13をZ方向に貫通する垂直排出流路133が接続されている。
配線基板14には、Z方向から見て垂直排出流路133と重なる位置に、配線基板14を貫通する排出孔142が設けられている。排出孔142の開口部1421は、アウトレット103b(又はアウトレット103c)に連通している。
図5、図6に示すように、インク室300内のインクは、第1開口部1411を介してインク供給流路141に供給され、インク供給流路141内のインクが第2開口部1412を介して圧力室131に供給される。
図6、図7に示すように、インク供給流路141は、第1開口部1411と第2開口部1412の間に、Z方向に垂直なXY平面における断面積が第1開口部1411より小さい第1絞り部1413(絞り部)と、XY平面における断面積が第2開口部1412より小さい第2絞り部1414を備える。また、インク供給流路141は、第1絞り部1413と第2絞り部1414の間に、XY平面における断面積が第1絞り部1413及び第2絞り部1414より大きい拡大部1415を備える。
また、第1開口部1411の形状、及びXY平面における第1絞り部1413の断面形状は円形であり、インク供給流路141は、第1開口部1411から第1絞り部1413までにおいてテーパー形状の流路(テーパー部1416)を備える。なお、テーパー部1416は、円錐台形状に限らず、テーパー形状であればよい。
また、XY平面における拡大部1415の断面形状、第2絞り部1414の断面形状は長円形(又は楕円形)であり、インク供給流路141は、拡大部1415から第2絞り部1414までにおいて長円錐台形状(又は楕円錐台形状)の流路を備える。
また、第2開口部1412の形状は長円形(又は楕円形)であり、インク供給流路141は、第2絞り部1414から第2開口部1412までにおいて長円錐台形状(又は楕円錐台形状)の流路を備える。
図6、図7に示すように、インク供給流路141に、第1絞り部1413及び第2絞り部1414の二段階の絞りを設けることで、より高速駆動し、より低粘度のインクを吐出する場合においても、イナータンスを大きくすることなく流路抵抗を十分に大きくすることができる。
図6、図8に示すように、圧力室131及び貫通流路121の形状は、直方体である。貫通流路121のXY平面における断面積は、圧力室131のXY平面における断面積よりも大きい。
また、本実施形態における圧力室131のヘルムホルツ共振周期は、3μs以上3.6μs以下である。
図9に示すように、ノズル111において貫通流路121と接続する接続部1111のXY平面における断面形状は、長円形(又は楕円形)であり、インクを吐出する吐出口1112のXY平面における断面形状は、円形である。
ここで、図10に、インクジェットヘッドの駆動における規格化した液滴速度(規格化速度)と駆動周期の特性の例を示す。
図10に示す例においては、第1絞り部1413は、直径30[μm]である。
図10に示すように、液滴速度の変動周期が長い、所謂うねりの様子が見られる。これは、ノズルにおけるメニスカス(インクと空気の界面)に発生する毛管力を復元力とした振動モードAである。当該振動モードAにおいて、長周期(例えば15~30[/AL])駆動時と短周期(例えば3~15[/AL])駆動時における液滴速度の差が大きくなり、吐出が不安定になる。ここで、AL(Acoustic Length)とは、圧力室131における圧力波の音響的共振周期の1/2であり、単純引き打ち波形の波高値を一定にして、パルス幅を変化させた際の速度変化を測定し、当該速度が最大になるパルス幅である。
また、例えば、駆動周期が7[/AL]以下(破線で囲まれた領域)では、短い変動周期で液滴速度が変動している様子が見られる。これは、圧力室131の弾性成分であるコンプライアンスを中心とした振動モードBである。当該振動モードBにおいて、各圧力室131間のヘルムホルツ共振周期のばらつきの影響が大きいなるため、液滴速度の速度分布が悪化し、各圧力室131間のインクの着弾位置のばらつきによる画素ずれが発生することで、吐出が不安定になる。
本実施形態では、上記振動モードA及び振動モードBの影響を抑制するために、インク吐出流路16を以下のように構成する。
図6~図9に示すように構成されたインク吐出流路16において、インク供給流路141の流路抵抗をRU、圧力室131の流路抵抗をRC、貫通流路121の流路抵抗をRD、ノズル111の流路抵抗をRNとする。また、インク供給流路141のイナータンスをLU、圧力室131のイナータンスをLC、貫通流路121のイナータンスをLD、ノズル111のイナータンスをLNとする。また、ノズル111におけるメニスカスのコンプライアンスをCNとする。
S(x):インクの流れに垂直な断面積[m2]
φ(x):流路に垂直な等価長さ[m]
したがって、円筒型流路の流路抵抗R[Pa・s/m3]は、下記式(A2)で表される。
d:断面に当たる円の直径[m]
また、四角柱流路の流路抵抗R[Pa・s/m3]は、下記式(A3)で表される。
b:流れに垂直な断面における長方形の長辺の長さ[m]
また、円錐台流路の流路抵抗R[Pa・s/m3]は、下記式(A4)で表される。
d2:円錐台の上面の直径[m]
また、流路の形が複雑の場合の流路抵抗は、有限要素法などによる流体の数値計算で算出してもよい。その場合の流路抵抗R[Pa・s/m3]を下記式(A5)で表す。
Q:定常状態における出口側での流量
上記式(A5)において、印加する圧力Pによって流路抵抗Rの値が変化するが、圧力Pとして、例えば1 Pa等の小さな値を用いた場合、流路抵抗Rの計算値が上記式(A1)による計算値とよく一致する。
図11に示す例における、インク吐出流路16の第1合成抵抗RMは、下記式(1)で表される。
式(1):RM=RU+RC+RD+RN
図12に示す例において、上記振動モードAの影響を抑制し、液滴速度aの低下率を、液滴速度6 m/sを基準として-16%以上にするために、インク吐出流路16を、下記式(2)を満たすように構成する。
式(2):RM≧4.9×1013 Pa・s/m3
これにより、インクジェットヘッド100を高周波数駆動させた場合に、低周波駆動させた場合よりも、液滴速度が低下することを抑制できる。
具体的には、RM=4.9×1013 Pa・s/m3、解像度:600[dpi]、駆動周波数:30[kHz]、記録媒体Mとノズル111の吐出口1112との距離:1[mm]、記録媒体Mの搬送速度:1.27[m/s]である場合、液滴速度6 m/sの液滴と、液滴速度6 m/sから-16%だけ速度が低下した液滴の着弾ずれは42.233[μm]であり、これは解像度600[dpi]の場合の1画素に相当する。そのため、式(2)を満たすインク吐出流路16における液滴の着弾ずれは最大で42.233[μm]であり、インクを安定して吐出することができる。
式(3):RM≧5.8×1013 Pa・s/m3
RM=5.8×1013 Pa・s/m3、解像度:600[dpi]、駆動周波数:30[kHz]、記録媒体Mとノズル111の吐出口1112との距離:1[mm]、記録媒体Mの搬送速度:1.27[m/s]である場合、液滴速度6 m/sの液滴と、液滴速度6 m/sから-13%だけ速度が低下した液滴の着弾ずれは0.75画素である。そのため、式(3)を満たすインク吐出流路16における液滴の着弾ずれは最大で0.75画素であり、インクをより安定して吐出することができる。
式(4):RM≧6.7×1013 Pa・s/m3
RM=6.7×1013 Pa・s/m3、解像度:600[dpi]、駆動周波数:30[kHz]、記録媒体Mとノズル111の吐出口1112との距離:1[mm]、記録媒体Mの搬送速度:1.27[m/s]である場合、液滴速度6 m/sの液滴と、液滴速度6 m/sから-9%だけ速度が低下した液滴の着弾ずれは0.5画素である。そのため、式(4)を満たすインク吐出流路16における液滴の着弾ずれは最大で0.5画素であり、インクをさらにより安定して吐出することができる。
式(5):RM≦2.2×1014 Pa・s/m3
RM=2.2×1014 Pa・s/m3、解像度:600[dpi]、駆動周波数:30[kHz]、記録媒体Mとノズル111の吐出口1112との距離:1[mm]、記録媒体Mの搬送速度:1.27[m/s]である場合の液滴速度aの低下率は11%であり、液滴の着弾ずれは-0.5画素である。この場合においても、インクを安定して吐出することができる。
図13に示す例における、インク吐出流路16の第2合成抵抗RTは、下記式(6)で表される。
式(6):RT=(RU+RC/2)×(RC/2+RD+RN)/(RU+RC+RD+RN)
図14に示す例において、上記振動モードBの影響を抑制するために、インク吐出流路16を、下記式(7)を満たすように構成する。
式(7):RT≧1.1×1013 Pa・s/m3
これにより、各圧力室131間のヘルムホルツ共振周期のばらつきによって生じるクロストークの影響による、高周波駆動時の圧力室ごとの速度変動を抑制でき、各圧力室131間のインクの着弾位置のばらつきによる画素ずれを0.2画素以下に抑えることができる。
式(8):RT≧1.9×1013 Pa・s/m3
これにより、各圧力室131間のインクの着弾位置のばらつきによる画素ずれを0.1画素以下に抑えることができる。
図15に示すように、各圧力室131間のインクの着弾位置のばらつきによる画素ずれを0.2画素以下に抑えるように構成されたインク吐出流路16において、第1絞り部1413における流路断面積に対するノズル111の吐出口1112の面積の比は、0.44以上である。
なお、第1絞り部1413における流路断面積に対するノズル111の吐出口1112の面積の比は、大きければ大きいほど画素ずれは小さくなるが、大きすぎるとインクの吐出効率が低下するため、0.70以下にしておくことが望ましい。
例えば、上記実施形態では、インク吐出流路16を、上記式(2)且つ上記式(7)を満たすように構成するとしたがこれに限らない。インク吐出流路16を、上記式(2)または上記式(7)を満たすように構成してもよい。
しかし、せん断モードのインクジェットヘッドの圧力室は、生産技術上イナータンスが増加することを抑制しつつ、流路抵抗を大きく増加させる形状にすることが難しいため、本発明は、せん断モードのインクジェットヘッドにおいてより有効である。
式(1):RU+RC+RD+RN≧4.9×1013 Pa・s/m3
従って、インクジェットヘッド100をより高速駆動し、より低粘度のインクを吐出する場合においても、上記振動モードAの影響を抑制することができるため、安定な吐出を行うことができる。
式(2):(RU+RC/2)×(RC/2+RD+RN)/(RU+RC+RD+RN)≧1.1×1013 Pa・s/m3
従って、インクジェットヘッド100をより高速駆動し、より低粘度のインクを吐出する場合においても、上記振動モードBの影響を抑制することができるため、安定な吐出を行うことができる。
式(1):RU+RC+RD+RN≧4.9×1013 Pa・s/m3
式(2):(RU+RC/2)×(RC/2+RD+RN)/(RU+RC+RD+RN)≧1.1×1013 Pa・s/m3
従って、インクジェットヘッド100をより高速駆動し、より低粘度のインクを吐出する場合においても、上記振動モードA及び振動モードBの影響を抑制することができるため、安定な吐出を行うことができる。
従って、インクの粘度が上記の値である場合においても、上記振動モードA及び振動モードBの影響を抑制することができるため、安定な吐出を行うことができる。
また、インクの粘度が5 mPa・s以上且つ7 mPa・s以下の値以外の場合においても、インク吐出流路16を上記式(1)、及び式(2)のいずれかまたは両方を満たすように構成することで、安定な吐出を行うことができるという効果を得ることができる。
しかし、インク粘度が7 mPa・sより大きい場合に、インク吐出流路16を上記式(1)、及び式(2)のいずれかまたは両方を満たすようにすると、インク吐出流路16の断面積が大きくなりすぎる。
また、インクの粘度が5 mPa・s未満の場合に、インク吐出流路16を上記式(1)、及び式(2)のいずれかまたは両方を満たすようにすると、インク吐出流路16の断面積が小さくなりすぎて、インク吐出流路16の目詰まりが生じやすい。
したがって、本発明は、インクの粘度が5 mPa・s以上且つ7 mPa・s以下である場合に特に有効である。
従って、より高速駆動し、より低粘度のインクを吐出する場合においても、イナータンスを大きくすることなく第2流路の流路抵抗を十分に大きくすることができる。
従って、より高速駆動し、より低粘度のインクを吐出する場合においても、イナータンスを大きくすることなく流路抵抗を十分に大きくすることができる。
この場合に、各圧力室131間のインクの着弾位置のばらつきによる画素ずれを0.2画素以下に抑えることができるため、安定な吐出を行うことができる。
従って、圧力室131のヘルムホルツ共振周期は、3μs以上3.6μs以下であるインクジェットヘッド100においても、安定な吐出を行うことができる。
せん断モードのインクジェットヘッドの圧力室は、生産技術上イナータンスが増加することを抑制しつつ、流路抵抗を大きく増加させる形状にすることが難しいため、本発明は、せん断モードのインクジェットヘッドにおいてより有効である。
例えば、上記実施形態では、共通排出流路132の一方側の端部に垂直排出流路133を設けて当該一方側の端部のみからインクを排出させる例を挙げて説明したが、これに限られず、共通排出流路132の両端に排出流路を設けて共通排出流路132の両端からインクを排出させても良い。
2 搬送部
3 ヘッドユニット
10 ヘッドチップ
11 ノズル基板
111 ノズル
1111 接続部
1112 吐出口
112 ノズル開口面
12 流路基板
121 貫通流路(第1流路)
122 個別排出流路
1221 第1個別流路
1222 第2個別流路
13 圧力室基板
131 圧力室
132 共通排出流路
133 垂直排出流路
14 配線基板
141 インク供給流路(第2流路)
1411 第1開口部
1412 第2開口部
1413 第1絞り部(絞り部)
1414 第2絞り部
1415 拡大部
1416 テーパー部
15 インクチャネル
16 インク吐出流路
17 隔壁
100 インクジェットヘッド
101 筐体
102 外装部材
103a インレット
103b、103c アウトレット
M 記録媒体
Claims (12)
- インクを射出する複数のノズルと、
内部に貯留された前記インクの圧力を変動させる複数の圧力室と、
前記複数の圧力室に供給する前記インクを貯留するインク室と、
前記ノズルと前記圧力室とを個別に連通させる第1流路と、
前記圧力室と前記インク室とを個別に連通させる第2流路と、
を備え、
前記第1流路のインクの射出方向に垂直な平面における断面積は、前記圧力室の前記平面における断面積より大きく、
前記ノズルの流路抵抗RNと、前記圧力室の流路抵抗RCと、前記第1流路の流路抵抗RDと、前記第2流路の流路抵抗RUが、下記式(1)を満たすインクジェットヘッド。
式(1):RU+RC+RD+RN≧4.9×1013 Pa・s/m3 - インクを射出する複数のノズルと、
内部に貯留された前記インクの圧力を変動させる複数の圧力室と、
前記複数の圧力室に供給する前記インクを貯留するインク室と、
前記ノズルと前記圧力室とを個別に連通させる第1流路と、
前記圧力室と前記インク室とを個別に連通させる第2流路と、
を備え、
前記第1流路のインクの射出方向に垂直な平面における断面積は、前記圧力室の前記平面における断面積より大きく、
前記ノズルの流路抵抗RNと、前記圧力室の流路抵抗RCと、前記第1流路の流路抵抗RDと、前記第2流路の流路抵抗RUが、下記式(2)を満たすインクジェットヘッド。
式(2):(RU+RC/2)×(RC/2+RD+RN)/(RU+RC+RD+RN)≧1.1×1013 Pa・s/m3 - インクを射出する複数のノズルと、
内部に貯留された前記インクの圧力を変動させる複数の圧力室と、
前記複数の圧力室に供給する前記インクを貯留するインク室と、
前記ノズルと前記圧力室とを個別に連通させる第1流路と、
前記圧力室と前記インク室とを個別に連通させる第2流路と、
を備え、
前記第1流路のインクの射出方向に垂直な平面における断面積は、前記圧力室の前記平面における断面積より大きく、
前記ノズルの流路抵抗RNと、前記圧力室の流路抵抗RCと、前記第1流路の流路抵抗RDと、前記第2流路の流路抵抗RUが、下記式(1)及び式(2)を満たすインクジェットヘッド。
式(1):RU+RC+RD+RN≧4.9×1013 Pa・s/m3
式(2):(RU+RC/2)×(RC/2+RD+RN)/(RU+RC+RD+RN)≧1.1×1013 Pa・s/m3 - 前記インクの粘度は、5 mPa・s以上且つ7 mPa・s以下である請求項1から3のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 前記第2流路は、流路断面積が前記第2流路内の他の部分よりも小さい絞り部を有する請求項1から4のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 前記第2流路は、前記絞り部を含む二段階の絞りを有する請求項5に記載のインクジェットヘッド。
- 前記第2流路は、テーパー形状であるテーパー部を備える請求項5または6に記載のインクジェットヘッド。
- 前記テーパー部において、流路断面積が大きい側が前記インク室側に位置し、流路断面積が小さい側が前記圧力室側に位置する請求項7に記載のインクジェットヘッド。
- 前記絞り部における流路断面積に対する前記ノズルの吐出口の面積の比は、0.44以上である請求項7または8に記載のインクジェットヘッド。
- 前記圧力室のヘルムホルツ共振周期は、3μs以上3.6μs以下である請求項1から9のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 隣接する前記圧力室間に圧電材料からなる共通の隔壁を備え、
前記隔壁をせん断変形させて、前記圧力室の容積を変化させるせん断モード型のインクジェットヘッドである請求項1から10のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。 - 請求項1から11のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドを備えるインクジェット記録装置。
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