JP6056134B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
また、本発明において、前記アクチュエータユニットが、前記圧力室の容積をV1とする第1の状態と前記圧力室の容積をV1より大きいV2とする第2の状態とを選択的に取る得る複数のアクチュエータを有しており、前記制御手段は、前記吐出フラッシング動作において、前記ワイパが前記吐出口を通過するときには既に前記第2の状態を取り、前記ワイパが通過した直後の前記吐出口について、当該第2の状態から前記第1の状態とする際に前記吐出口からインクを吐出させるように、前記アクチュエータユニットを制御することが好ましい。これにより、吐出フラッシング動作において、圧力室の容積がV2(大)からV1(小)に変化することで、吐出口からインク滴が吐出される。このため、吐出口内のインクと、当該吐出口内に浸入した異なる色のインクとが混ざりにくくなる。
また、本発明において、前記直交方向に関して、前記第1の吐出領域と前記第2の吐出領域とが重なる重なり領域を持つことが好ましい。
また、本発明において、前記複数の第1吐出口は、前記第1の吐出領域において、それぞれが前記一方向に延び、前記直交方向に並んだ複数の第1吐出口列を構成し、前記複数の第2吐出口は、前記第2の吐出領域において、それぞれが前記一方向に延び、前記直交方向に並んだ複数の第2吐出口列を構成し、前記重なり領域において、前記第1の吐出領域の前記直交方向の一方側にある互いに隣接する2つの前記第1吐出口列の間に、前記第2の吐出領域の前記直交方向の他方側にある1つの前記第2吐出口列が配置されていることが好ましい。
また、本発明において、前記制御手段は、前記吐出フラッシング動作に際して、前記アクチュエータユニットについて、前記第1の状態から前記第2の状態へと変化させ、当該第2の状態が所定時間続いた後に、インクの吐出を伴う当該第2の状態から前記第1の状態への変化を行う一連の吐出動作が1回以上行われるように、前記アクチュエータユニットを制御することが好ましい。これにより、混色インクを効果的に排出することができる。
また、本発明において、前記制御手段は、少なくとも前記インクジェットヘッド近傍の温度が高くなるに連れて、前記吐出フラッシング動作におけるインクの吐出回数が増えるように、前記アクチュエータユニットを制御することが好ましい。
また、本発明において、前記第1の吐出領域の前記直交方向の幅と、前記第2の吐出領域の前記直交方向の幅とが同じであることが好ましい。
さらに、状態変化をAL間隔で行うと、多くのインクを短時間に吐出することが可能となる。なお、常温で粘度が4.5cpsのインクが直径20μmの吐出口108に作るインクメニスカスは、100μsの放置で振動がほとんど収まる。
1a 吐出面
21 アクチュエータユニット
38 ポンプ(強制排出手段)
50 払拭機構(払拭手段)
51 ワイパ
53 インク受け部材
56 ワイパユニット移動機構(移動機構)
100 制御部
101 インクジェットプリンタ
108 吐出口(第1及び第2吐出口)
110 圧力室
132 個別インク流路
Claims (11)
- 一方向に関して等間隔に配列された複数の第1吐出口、及び、前記第1吐出口とは異なる色のインクを吐出し、前記一方向に関して等間隔に配列された複数の第2吐出口が互いに接近して形成された吐出面と、複数の圧力室と、前記第1吐出口及び前記第2吐出口と前記圧力室とをそれぞれ繋ぐ複数の個別インク流路と、前記圧力室内のインクに圧力を付与し、前記第1及び第2吐出口から選択的にインク滴を吐出させるアクチュエータユニットとを有するインクジェットヘッドと、
前記吐出面を払拭するワイパと、前記ワイパ及び前記インクジェットヘッドの少なくとも一方を、前記ワイパが前記吐出面と接触しながら、前記吐出面に沿って前記一方向に相対移動させる移動機構とを有する払拭手段と、
前記インクジェットヘッドにインクを送液することで、前記第1及び前記第2吐出口の少なくとも一方からインクを強制的に排出させる強制排出動作を行う強制排出手段と、
前記強制排出動作が行われるように前記強制排出手段を制御した後、前記吐出面に沿って前記ワイパを移動させて前記吐出面に付着したインクを払拭する払拭動作が行われるように前記移動機構を制御するとともに、前記払拭動作において前記ワイパが通過した直後の吐出口から順にインクを吐出させる吐出フラッシング動作が行われるようにアクチュエータユニットを制御する制御手段とを備えており、
前記複数の第1吐出口及び前記複数の第2吐出口は、それぞれマトリクス状に配置されて、前記一方向と直交する直交方向に隣接する第1の吐出領域及び第2の吐出領域を占有し、
前記制御手段は、前記第1の吐出領域及び前記第2の吐出領域を占有して分布する前記複数の吐出口のうち、前記直交方向に関して分布の中央から遠い位置にある前記吐出口ほど、前記吐出フラッシング動作におけるインクの吐出回数が少なくなるように、前記アクチュエータユニットを制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記アクチュエータユニットが、前記圧力室の容積をV1とする第1の状態と前記圧力室の容積をV1より大きいV2とする第2の状態とを選択的に取る得る複数のアクチュエータを有しており、
前記制御手段は、前記吐出フラッシング動作において、前記ワイパが前記吐出口を通過するときには既に前記第2の状態を取り、前記ワイパが通過した直後の前記吐出口について、当該第2の状態から前記第1の状態とする際に前記吐出口からインクを吐出させるように、前記アクチュエータユニットを制御することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、前記強制排出動作の前にすべての前記アクチュエータを前記第2の状態とし、前記ワイパが通過した後の前記吐出フラッシングに際して、前記アクチュエータの状態を前記第2の状態から前記第1の状態に変更することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、画像を形成する際に、画像データに基づいて、前記第1の状態から前記第2の状態を経て前記第1の状態に戻る際に前記吐出口からインクを吐出させるように、前記アクチュエータユニットを制御することを特徴とする請求項2又は3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記払拭手段は、前記ワイパとともに移動し、前記吐出フラッシング動作において吐出されたインクを、前記ワイパが前記吐出面を払拭する払拭方向に関して前記ワイパよりも上流で受け取るインク受け部材を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク受け部材は、前記払拭動作において、前記ワイパで払拭したインクも受け取ることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記直交方向に関して、前記第1の吐出領域と前記第2の吐出領域とが重なる重なり領域を持つことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記複数の第1吐出口は、前記第1の吐出領域において、それぞれが前記一方向に延び、前記直交方向に並んだ複数の第1吐出口列を構成し、
前記複数の第2吐出口は、前記第2の吐出領域において、それぞれが前記一方向に延び、前記直交方向に並んだ複数の第2吐出口列を構成し、
前記重なり領域において、前記第1の吐出領域の前記直交方向の一方側にある互いに隣接する2つの前記第1吐出口列の間に、前記第2の吐出領域の前記直交方向の他方側にある1つの前記第2吐出口列が配置されていることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、前記吐出フラッシング動作に際して、前記アクチュエータユニットについて、前記第1の状態から前記第2の状態へと変化させ、当該第2の状態が所定時間続いた後に、インクの吐出を伴う当該第2の状態から前記第1の状態への変化を行う一連の吐出動作が1回以上行われるように、前記アクチュエータユニットを制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、少なくとも前記インクジェットヘッド近傍の温度が高くなるに連れて、前記吐出フラッシング動作におけるインクの吐出回数が増えるように、前記アクチュエータユニットを制御することを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の吐出領域の前記直交方向の幅と、前記第2の吐出領域の前記直交方向の幅とが同じであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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