JP2000079696A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2000079696A
JP2000079696A JP25148498A JP25148498A JP2000079696A JP 2000079696 A JP2000079696 A JP 2000079696A JP 25148498 A JP25148498 A JP 25148498A JP 25148498 A JP25148498 A JP 25148498A JP 2000079696 A JP2000079696 A JP 2000079696A
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ink
recording
humidified air
recording head
recording apparatus
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Hajime Nakajima
肇 中島
Kazumasa Matsumoto
和正 松本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのような動作環境においても高品位な階調
表現に優れた画像を記録することができる記録装置を提
供することである。 【解決手段】 記録ヘッドのインク吐出ノズルに加湿器
51からパイプ52を介して加湿空気を供給しつつ、一
方でその加湿空気の供給により結露が発生しないように
パイプ54を介してファン55によりその供給された加
湿空気を排気している。これは、パイプ54に置かれた
湿度センサ59の測定結果に基づいて、CPUがファン
55、53や加湿器51の動作を制御することによりな
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置に関し、特
に、インクジェット方式に従って記録を行う記録ヘッド
を用いた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置や、複写機、ファクシミリ
等に内蔵されている記録部は、画像情報に基づいて、紙
やプラスチック薄板等の記録媒体上にドットパターンか
らなる画像を記録する。このような記録装置は、その記
録方式により、インクジェット式、ワイヤドット式、サ
ーマル式、レーザビーム式等に分けることができる。
【0003】そのうちのインクジェット式(インクジェ
ット記録装置)は、簡単な機器構成で、記録ヘッドの吐
出口からインク(記録液)滴を吐出飛翔させ、これを記
録媒体に付着させて画像を形成するように構成されてい
る。
【0004】さて近年、数多くの記録装置が使用される
ようになり、これらの記録装置に対して、高速記録、高
解像度、高品位、低騒音など種々の性能向上が要求され
ている。このような要求に応える記録装置として、イン
クジェット記録装置は、比較的小型の記録装置に用いら
れ、近年、急速に普及している。
【0005】インクジェット記録装置には、記録速度の
向上等のために、複数のインク吐出口を集積配列した記
録ヘッドを用いるもの、また、カラー記録対応として、
その記録ヘッドをカラーインクの種類の数に合わせて複
数備えたものがある。
【0006】また、高解像度、高品位への要求から、こ
れらのインクジェット記録装置で画像情報の階調を忠実
に再現する方法として、ディザ法、誤差拡散法などの中
間調処理法などが用いられている。
【0007】これらの階調の再現方法は、記録装置の解
像度が充分に高い(1000ドット/インチ程度以上)
場合、優れた階調記録が可能である。しかし、記録装置
の解像度が低い(360から720ドット/インチ程
度)場合、形成画像のハイライト部では記録ドットが目
立ち、画素の不連続性からその形成画像からはざらつき
感が生じ易い。
【0008】そこで、さらなる階調表現性の向上のため
に、最近では記録ドット自体を多値化する方法が採用さ
れている。
【0009】例えば、記録ヘッドに印加する電圧または
パルス幅等を制御することにより、記録媒体に付着する
記録ドットの径を変調して階調を得る方法が知られてい
る。この方法は、環境依存性が高く、記録ドットの径が
安定しないといった点や、記録可能な最小記録ドットの
大きさに限界があり、多くの階調値を安定して再現する
ことは難しい。
【0010】また、ドットサイズは一定のまま、所定の
マトリクス内でのドットの密度を変える密度変調法が知
られているが、表現可能な階調数を増やすためにはその
マトリクスにかなりの面積を必要とするため解像度が悪
くなるという問題もある。
【0011】そこで、インクジェット記録装置を用い
て、階調特性を改善し高密度でかつ高階調の画像を得る
方法として、複数の液滴を記録媒体上の実質的に同一箇
所に付着させて1つのドットを形成する、即ち、同一場
所に付着させる液滴の個数を変えることによって階調を
表現するいわゆるマルチドロップレット方式や、濃度の
異なる複数のインクを用いて、同系色について少なくと
も2種類の濃度の異なる記録ドットにより階調を再現す
る記録方式、また、これら二つの方式を組み合わせた方
式等が提案され実用化されている。
【0012】一方、擬似階調再現の一つの手段として誤
差拡散法(アール フロイド&エルステインバーグ(R.
FLOYD & L. STENBERG)、“アン アダプテイブ アル
ゴリズム フオー スペシヤル グレー スケール(An
adaptive Algorithm forSpatial Grey Scale)”エス
アイ デイ75 ダイジエスト(SIDエ75 DIGEST), pp
36-37)がある。
【0013】この誤差拡散法を応用した画像記録方法と
して、例えば、Katoh, Y. Arai, Y.Yasudaによる「多値
誤差拡散法」(National conference of Communicatio
n, Department in Showa53 Year, Society of Electron
ic Communication in Japan(1973), pp 504(Japanes
e))によれば、1つの固定閾値を設ける従来の誤差拡散
法に対して、複数の閾値を設ける誤差拡散法を提案して
いる。
【0014】例えば、1画素当りの画像データ値の範囲
が0〜255であるとすると、従来は“128”を閾値
として誤差拡散し、2値データを得ているが、Katoh,
Y. Arai, Y. Yasudaによる「多値誤差拡散法」では、2
種のインク濃度で濃淡記録する場合、閾値として“8
5”、“175”を設定し、2種類の記録濃度で3値化
したデータを得るようにしている。
【0015】さらに近年では、3種類以上のインク濃度
で濃淡記録を行なうために3種類以上の濃度で多値化し
たデータを得、高品位な画像を表現する方法の試みもな
されている。
【0016】さて、インクジェット記録装置では記録品
位が低下した時にこれを回復するため、吸引ポンプや加
圧ポンプなどを用いて、記録ヘッドのノズルからインク
を排出させて液路内の異物や気泡を除去したり、或い
は、インク吐出面をワイパで清掃するなどして吐出口近
傍のインク固着物を除去している。
【0017】また、記録動作中にも、インクの吐出によ
って次第に記録ヘッドの吐出口面にインクが付着し、こ
れが吐出不良の原因となることもあるので、所定の間隔
で記録ヘッドの吐出口面のインク拭き取りを行ってい
る。
【0018】さらに、記録動作中の不使用ノズルから、
インクの溶媒の蒸発により粘度の増したインクを除去す
るため、記録とは別にインク吐出を行う予備吐出を所定
のタイミングで行い、常に新鮮なインクをノズル内に供
給し、安定した記録を行うことができるようにするとい
った回復動作も行われている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな回復動作により新鮮なインクがノズル内に供給され
るものの、回復動作直後からインクの溶媒がノズル先端
部より徐々に蒸発し、ノズル先端部のインク濃度が時間
とともに上昇する現象が見られる。
【0020】特に、マルチドロップレット方式や、同系
色で濃度の異なるインクを用いて階調を表現する方式で
は、インク濃度の上昇により階調のバランスが崩れて階
調連続性に滑らかさが失われ、その結果、記録画像に擬
似輪郭が生じてその品位が損なわれる場合があるという
問題があった。また、湿度の違いによって、記録媒体の
記録特性が変化し、同じ画像を出力したにもかかわら
ず、画質が変わる場合もある。
【0021】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、どのような動作環境においても高品位な階調表現に
優れた画像を記録することができる記録装置を提供する
ことを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
【0023】即ち、インク液滴をインク吐出ノズルから
吐出して記録媒体に記録を行う記録ヘッドを用いた記録
装置であって、前記インク吐出ノズルの近傍に加湿空気
を供給する供給手段と、前記供給手段による加湿空気の
供給によって結露を防止する防止手段とを備えたことを
特徴とする記録装置を備える。
【0024】ここで、その供給手段は、加湿器とその加
湿器からの加湿空気をインク吐出ノズルの近傍に輸送す
るパイプとを含むことが望ましく、さらに、インク吐出
ノズルの近傍にパイプと接続された加湿空気の供給口を
さらに備えることが望ましい。また、記録ヘッドに複数
のへッドユニットを備える場合には、そのパイプの末端
には、これら複数のヘッドユニット各々に加湿空気を分
配する分配部をさらに設けることが望ましい。
【0025】一方、前記防止手段は、供給手段によって
供給された加湿空気を排出するためのパイプと、そのパ
イプ内の加湿空気を装置外部に排出するファンと、イン
ク吐出ノズルの近傍に設けられた空気排出口とを有する
ようにしても良く、その場合、さらに、そのパイプ内の
湿度を測定するセンサと、その測定結果に従って、ファ
ンの駆動を制御する制御手段とを有することが望まし
い。
【0026】或は、その防止手段は、供給手段によって
供給された加湿空気を排出するためのダクトと、その供
給された加湿空気を加熱して乾燥させるヒータとを有す
るようにしても良い。
【0027】さらに、記録ヘッドの周辺、或は、装置全
体を覆って閉鎖空間を形成するカバーを備え、前記供給
手段を、そのカバー内に設けるようにし、そのカバー内
で加湿空気を均等に循環させるためのファンを備えるよ
うにしても良い。
【0028】この場合、そのカバー内の湿度を測定する
センサと、その測定結果に従って、ファンの駆動を制御
する制御手段とをさらに備えることが望ましい。
【0029】なお、前記記録ヘッドはインクの吐出を行
う複数のインク吐出ノズルを有し、そのノズルノズル各
々には、熱エネルギによってインクを吐出するため、熱
エネルギを発生する電気熱変換体を備えていることが望
ましい。
【0030】以上の構成により本発明は、記録ヘッドの
インク吐出ノズルに加湿空気を供給しつつ、一方でその
加湿空気の供給により結露が発生しないようにしてい
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0032】なお、以下の説明では、説明を簡単にする
ため、加成性のあるインク/フィルム系を使用して透過
画像を記録する場合の例を挙げる。
【0033】[加成性について]まず、加成性のあるイ
ンク/フィルム系とは、使用するフィルムにインクジェ
ットプリンタを用いて透過画像を記録する場合、同一場
所にインクを複数回重ねて付着させると、透過濃度が加
算されていくことをいう。
【0034】加成性の成り立つ一例を挙げる。
【0035】記録シートとして、キヤノン株式会社製の
BJトランスペレンシィフィルムCF−301上に、染
料系のC.I.ダイレクトブラック19の2%溶液をイ
ンクジェットプリンタを用いて一様に記録すると0.8
Dの透過濃度を持つ画像となり、また同様に、C.I.
ダイレクトブラック19の1%溶液を一様に記録すると
0.4Dの透過濃度を持つ画像となる。この2種類の濃
度のインクを重ね合わせて記録すると1.2Dの透過濃
度を得ることができる。このインク/フィルム系では0
〜2.5Dの範囲で加成性がほぼ成り立つことが実験で
確かめられている。
【0036】このような、加成性の成り立つインク/フ
ィルム系においては、濃度の異なる複数のインクを同一
場所に重ねて付着させることにより、表現できる階調数
を著しく増大することができる。
【0037】[インクの濃度について]次に、インクジ
ェットプリンタで用いられるインクの濃度について説明
する。
【0038】まず、4種類のインク(これをインクD
1、インクD2、インクD3、インクD4)を用いて画
像形成する場合を考える。
【0039】インクジェットプリンタから吐出されたイ
ンクがあふれることなく同一場所に4回の吐出まで重ね
て付着させることができ、かつ、加成性が成り立つ場合
には、インクD1、D2、D3、D4の濃度の比を1:
2:4:8とすれば、各インクの吐出の組み合わせを変
えることで表現可能な階調数を最大にすることができ
る。
【0040】図1は画像データの濃度値と各インクの吐
出との関係を示すインク分配テーブルの内容の一例を示
す図である。なお、この実施形態では、インクジェット
プリンタの記録ヘッドが一回の吐出において各ノズルか
らインク吐出量40plのインク吐出を行うことができ
るとする。従って、以下の説明や図では、インク吐出の
場合には吐出(=1)、インク吐出のない場合には非吐
出(=0)としている。
【0041】さて、図1において、d1からd4はイン
クD1からD4に対する吐出の有無を表す信号であり、
信号値が“1”ならば吐出を、“0”ならば非吐出を意
味する2値信号である。例えば、画像データの濃度値が
“10”の場合には、同一画素上にインクD2とインク
D4とが重ねて吐出される。
【0042】ここでは、4つのインクの濃度比を前述の
ように1:2:4:8としてあるために、これらの各イ
ンクの吐出の有無の組み合わせで、16段階の濃度を表
わす画像データにおいて、“0”から“15”まで濃度
の飛びがなく表現することができる。
【0043】このようにインクの濃度がn種類あり、記
録シートがn回の重ね打ちのインク量を吸収できる場
合、最大の階調数を表現するための各インクの濃度比
は、 D1:D2:…:Di:…:Dn=1:2:…:
i-1:…:2n-1 であり、そのときの最大階調数Dsは、 Ds=(1+2+…+2i-1+…+2n-1)+1=2n と表されることがわかる。
【0044】言い換えれば、n種類の濃度のインクを持
つ場合、濃度比が、1:2:…:2 i-1:2n-1で表され
るインクを組み合わせることにより、1画素あたりの階
調数を最大の2nにすることができる。
【0045】[記録装置の構成について]図2は、本発
明の代表的な実施形態であるインクジェットプリンタの
機能構成を示すブロック図である。
【0046】図2において、1はスキャナなどの画像入
力部、2は各種パラメータの設定および記録開始を指示
する各種キーを備えている操作部、3は各種制御プログ
ラムを実行させることにより装置全体を制御するCPU
である。
【0047】また、4はこの装置を動作させるための制
御プログラムやエラー処理プログラムなどを格納してい
るROMである。なお、ROM以外の記憶媒体、例え
ば、FD(フロッピィディスク)、CD−ROM、HD
(ハードディスク)、メモリカード、光磁気ディスクな
どを用いることもできる。この実施形態の装置の動作は
すべてこれらプログラムの実行による動作である。
【0048】ROM4において、4aはガンマ変換処理
で参照するためのガンマ補正変換テーブル、4bは後述
のインク分配の処理で参照するためのインク分配テーブ
ル、4cは各種プログラムに対応した制御プログラム群
をそれぞれ示している。
【0049】5はROM4に格納された各種プログラム
をCPU3が実行するときに用いるワークエリア、エラ
ー処理時の一時退避エリア、及び、画像処理実行時のワ
ークエリアとして用いるRAMである。また、CPU3
はRAM5にROM4の中の各種テーブルをコピー後、
そのテーブルの内容を変更し、この変更したテーブルを
参照しながら画像処理を進めることも可能である。
【0050】6は入力画像データを元に、インクジェッ
ト方式による記録で多階調表現を実現するための吐出パ
ターンを作成する画像処理部、7は記録時に画像処理部
6で作成された吐出パターンに基づいてドット画像を形
成するプリンタエンジン部、8はこの装置内のアドレス
信号、データ、制御信号などを構成要素間で互いに伝送
するバスラインである。
【0051】また、詳細は後で説明するが、プリンタエ
ンジン部8に設けられる記録へッドに加湿空気を供給し
てその記録へッドのインク吐出部の乾燥を防止する加湿
器51や、装置内の温度や湿度を測定する温度センサ5
8、湿度センサ59が備えられる。
【0052】[画像処理部について]次に、画像処理部
6の機能について説明する。
【0053】図3は画像処理部6の詳細な機能構成を示
すブロック図である。
【0054】図3に示すように、画像入力部1から入力
される画像信号CVはガンマ補正処理部11においてガ
ンマ補正変換テーブル4aを用いて濃度を表す信号CD
に変換される。その結果得られた濃度信号CDは、RA
M5に設けられた画像処理ワークエリアのページメモリ
領域に格納される。
【0055】次に、注目画素選択部12では、そのペー
ジメモリ領域に格納された信号CDからこれから処理を
しようとする一画素(注目画素)を選択し、その濃度値
を得る。さらに、インク分配処理部13では注目画素の
濃度値をもとにインク分配テーブル4bを参照し、注目
画素の濃度を表現するインクの組み合わせ、即ち、記録
ヘッドを駆動してインク吐出を行わせるための2値信号
(上述した吐出、非吐出を定める)d1,d2,d3,
d4が決定される。
【0056】さらに、濃度誤差計算部15では、加成性
に従いインク分配処理部13で決定したインクの組み合
わせで表現できる濃度と注目画素の濃度値との差分を算
出する。
【0057】最後に誤差拡散処理部16では、濃度誤差
計算部15で算出された差分を、ページメモリ領域上の
周辺画素に配分係数に従って拡散させる。
【0058】このようにして、注目画素一画素の処理が
終了する。
【0059】以上のような処理を画像データの濃度値を
もとに全画素に対して繰り返し実行することにより、異
なる濃度を持つ各画素ごとに対する吐出/非吐出を定め
る2値信号d1,d2,d3,d4が生成される。
【0060】なお、図4において、17−1,17−
2,17−3,17−4は遅延回路であり、4種類のイ
ンクを吐出して同じ場所(同じ画素)に重ねて付着させ
るためのタイミングをとるために用いられる。[プリン
タ部について]プリンタエンジン部7では、4種類のイ
ンクとこれら各々に対応した4つの記録ヘッドを用い、
2値信号d1,d2,d3,d4に応じて対応する記録
ヘッドのインク吐出口列よりインクを吐出させ多階調画
像を形成する。
【0061】図4はプリンタエンジン部7の詳細な構成
を示す斜視図である。
【0062】図4に示されているように、キャリッジ2
0上には、4つの記録ヘッド21−1〜21−4(以
下、これらを総称して言及するときには記録ヘッド21
とする)が搭載されている。記録ヘッド21−1〜21
−4それぞれにはインクを吐出する吐出口列があり、ま
た、記録ヘッド21−1〜21−4各々の吐出口列は所
定の間隔を置いて設けられている。記録ヘッド21−1
〜21−4各々に対応したノズル列へのインクは、4つ
のインクカートリッジ22−1〜22−4から供給され
ている。インクカートリッジ22−1〜22−4は夫
々、上述したインクD1,インクD2,インクD3,イ
ンクD4を供給するインクカートリッジである。各濃度
については後述する。また、これら4つのインクカート
リッジを総称する場合には、インクカートリッジ22と
して言及する。
【0063】さて、記録へッド21を搭載するキャリッ
ジ20にはインク希釈媒体蒸気供給口56とインク希釈
媒体蒸気排出口57が設けられている。インク希釈媒体
供給口56はホース52とファン53を介して加湿器5
1につながれており、記録へッド21のノズル列近傍に
加湿空気を供給して、記録ヘッド21のインクの乾燥を
防止している。一方、インク希釈媒体排気口57はホー
ス54とファン55を介して記録へッド21のノズル列
近傍の加湿空気を排出末端より装置外部に排出して、装
置内部の湿度上昇を防いでいる。
【0064】また、ホース54内部には湿度センサ59
が、装置内には温度センサ58が取り付けられており、
CPU3は温度センサ及58び湿度センサ59より得ら
れた情報を元に、ファン55による加湿空気の排出や、
ファン53による加湿空気の供給を制御し、ホース内の
蒸気の湿度を最適に制御して、ホース内壁への結露を防
ぐとともに、記録ヘッド21のインク吐出口列付近の湿
度が適正に維持されるように制御している。
【0065】記録ヘッド21への制御信号などはフレキ
シブルケーブル23を介して送られる。記録用紙、フィ
ルムやプラスチック薄板等の記録媒体24は搬送ローラ
(後述)を経て排紙ローラ25に挟持され、搬送モータ
26の駆動に伴い矢印方向に送られる。ガイドシャフト
27、及び、リニアエンコーダ28によりキャリッジ2
0は案内支持されている。キャリッジ20は駆動ベルト
29を介してキャリッジモータ30の駆動によりガイド
シャフト27に沿って往復運動する。
【0066】さて、前述した記録ヘッド21のインク吐
出口の内部(液路)にはインク吐出用の熱エネルギーを
発生する発熱素子(電気熱エネルギー変換体)が設けら
れている。記録ヘッド21は、リニアエンコーダ28の
読みとりタイミングに伴い、これら発熱素子を記録信号
に基づいて駆動し、インクD1,インクD2,インクD
3,インクD4の順に記録媒体上にインク液滴を吐出し
て付着させることで画像を形成する。
【0067】記録領域外に設定されたキャリッジ20の
ホームポジションには、キャップ部31を持つ回復ユニ
ット32が設置されている。なお、キャップ部31には
記録ヘッドの数に対応して4つのキャップ31−1〜3
1−4が設けられている。記録を行わないときには、キ
ャリッジ20はホームポジションに移動し、キャップ部
31の各キャップ31−1から31−4により対応する
記録ヘッド21−1〜21−4のインク吐出口面を密閉
し、インク溶剤の蒸発に起因するインクの固着あるいは
塵埃などの異物の付着などによる目詰まりを防止する。
【0068】また、キャップ部31のキャッピング機能
は記録頻度の低いインク吐出口からの吐出不良や目詰ま
りを解消するために、インク吐出口から離れた状態にあ
るキャップ部31へインクを吐出させる空吐出に利用さ
れたり、キャップした状態でポンプ(不図示)を作動さ
せ、インク吐出口からインクを吸引し、吐出不良を起こ
した吐出口の吐出回復に利用される。
【0069】33はインク受けで、記録ヘッド21−1
〜21−4が記録動作の直前に際のインク受けとして用
いられる。つまり、予備吐出は記録ヘッド21がインク
受け33上部を通過する時に、そのインク受け33にめ
がけてなされる。また、キャップ部31の隣接位置に不
図示のブレード、抜き部材を配置することにより、記録
ヘッド21のインク吐出口形成面をクリーニングするこ
とが可能である。
【0070】また、図5はプリンタエンジン部7の側断
面図である。
【0071】図5に示すように、不図示の機構により駆
動された吸盤60はサプライトレイ71a上に積層され
た記録媒体24の1枚を分離して先端が給送ローラ61
に挟持される。搬送モータ26からの駆動力によって給
送ローラ61が回転して記録媒体24はガイド板65,
66間を通って移動する。次に、その移動した記録媒体
24が搬送ローラ62に挟持されると、給送ローラ61
は少しのギャップをもって離間する。
【0072】さて、記録媒体24は搬送ローラ62によ
りキャリッジ20とガイド板67の間を通って排紙ロー
ラ25に挟持されレシーブトレイ71bへ排出される。
搬送ローラ62と排紙ローラ25は共に搬送モータ26
によって駆動され同一の周速度で回転する。
【0073】また、ホース54の排出末端70は、ホー
ス71を介して排出蒸気浄化装置72に接続され排出蒸
気中に含まれるインクや希釈媒体を取り除き排出ノズル
73から外気に放出している。なお、排出蒸気浄化装置
72は装置内部に設置しても良い。例えば、チューブ5
4の途中にこれを挿入することも可能である。
【0074】[記録ヘッドについて]記録へッド内部の
詳細な構成については、例えば、特開平7−12526
2号公報に示されているので、ここでの説明は省略す
る。
【0075】図6は記録ヘッド21をインク吐出口形成
面側から眺めた図である。
【0076】図6に示すように、40−1から40−4
はそれぞれ、記録ヘッド21−1〜21−4に対応して
インクD1からインクD4を吐出する吐出口列である。
この実施形態では、各インク吐出口列は1インチあたり
600ドット(600dpi)ピッチで256個の吐出
口を持ち、記録媒体の搬送方向(副走査方向)に対して
インクD1からインクD4の4種類のインクをキャリッ
ジ20の1走査中に重ね合わせて吐出することができる
ため、記録時間を長くすることなしに高階調の画像を生
成できる。
【0077】なお、図6には、インク希釈媒体蒸気供給
口56とインク希釈媒体蒸気排出口57とが記録ヘッド
21−1〜21−4の周囲に配置されている様子も示し
ている。
【0078】[インク分配テーブルについて]図7は1
画素8ビットの画像信号レベルに対するインクD1,イ
ンクD2,インクD3,インクD4の吐出/非吐出を表
わすインク分配テーブルの内容を示す図である。
【0079】図7にはインクD1,インクD2,インク
D3,インクD4の透過濃度と、これらのインクの組み
合わせによる重ね打ちの透過濃度を示している。また、
画像信号レベルは濃度値を表わし、その値の小さい方が
低濃度、大きい方が高濃度であるとする。
【0080】また、説明を簡略化するため、記録媒体で
ある透明フィルムの透過濃度は0Dとしている。インク
D1,インクD2,インクD3,インクD4の透過濃度
は、この実施形態におけるインクジェットプリンタを用
いて、それぞれのインクだけでその記録媒体の所定領域
全てにわたってインク吐出を行って記録した時の透過濃
度を表わしており、インクD1,インクD2,インクD
3,インクD4の濃度比は前述のように、1:2:4:
8である。ここでは、1画素8ビットの画像信号を図7
に示すように、0Dから2.4Dの範囲で16階調で表
現する場合が示されている。
【0081】従って以上説明した実施形態に従えば、温
度センサと湿度センサとの測定結果に従って記録ヘッド
のインク吐出口列付近に加湿空気を供給することでイン
クの乾燥を防止し、常に良好なインク吐出を行わせるこ
とができる。これと同時にその加湿空気を排気すること
で装置内に加湿空気が滞留しないようにして湿度上昇に
よる装置の動作不良が発生しないようにしている。
【0082】なお、加湿空気を供給する方法は上述の実
施形態によって限定されるものではない。以下に説明す
るように様々な変形例が考えられる。
【0083】(1)第1変形例 図8は第1変形例に従うプリンタエンジン部7の詳細な
構成を示す斜視図である。また、図9は記録ヘッド21
をインク吐出口形成面側から眺めた図である。なお、図
8〜図9において、前述した実施形態において説明した
のと同じ構成要素には同じ参照番号を付し、その説明は
省略し、ここではこの変形例に特徴的な部分についての
み説明する。
【0084】この変形例においては、図8に示すよう
に、加湿器51で発生した加湿空気はホース52と分配
管74を介して記録へッド21−1〜21−4へ供給さ
れる。また、図9に示すように、記録へッド21は分配
管74によって供給された加湿空気をインク吐出口列付
近に吹き出すインク希釈媒体供給口列75を備えてい
る。これによって、記録を行う際に、インク希釈媒体供
給口列75から加湿空気が供給されノズルのインクの乾
燥を防止する。
【0085】(2)第2変形例 図10は第2変形例に従うプリンタエンジン部7の詳細
な構成を示す斜視図である。また、図11は記録ヘッド
21をインク吐出口形成面側から眺めた図である。な
お、図10〜図11において、前述した実施形態におい
て説明したのと同じ構成要素には同じ参照番号を付し、
その説明は省略し、ここではこの変形例に特徴的な部分
についてのみ説明する。
【0086】この変形例においては、図10に示すよう
に、記録ヘッド21−1〜21−4の近傍に加湿空気排
出用のダクト76が設けられ、そのダクトに加湿器51
からの加湿空気を供給するホース52が接続されてい
る。また、ダクト76及び記録へッド21の周囲には結
露防止用のヒータ77が取り付けられている。これによ
って、加湿空気の供給に伴う結露を防止し、装置の動作
不良が発生しないようにしている。
【0087】また、このような構成によれば、図11に
示すように、記録ヘッド21をインク吐出口形成面には
前述の実施形態のようなインク希釈媒体蒸気供給口とイ
ンク希釈媒体蒸気排出口は設けられない。
【0088】そして、この構成では加湿空気をファンに
よって排気する代わりに、ノズルのインクの乾燥を防止
する役目を果たしたその空気をヒータによって乾燥させ
るようにしている。
【0089】(3)第3変形例 図12は第3変形例に従うプリンタエンジン部7の詳細
な構成を示す斜視図である。また、図13は記録ヘッド
21をインク吐出口形成面側から眺めた図である。な
お、図12〜図13において、前述した実施形態におい
て説明したのと同じ構成要素には同じ参照番号を付し、
その説明は省略し、ここではこの変形例に特徴的な部分
についてのみ説明する。
【0090】この変形例においては、図12に示すよう
に、加湿空気の供給を第1変形例と同様に分配管74を
用いている。従って、図13に示すように、記録ヘッド
21のインク吐出口列の近傍には加湿空気の排出口78
が設けられている。
【0091】なお、このようにして供給された加湿空気
の排出は、前述の実施形態のようにファンによって装置
外に排出しても良いし、或は、第2実施形態のようにヒ
ータによってその空気を乾燥させても良い。
【0092】
【他の実施形態】前述の実施形態では記録ヘッドからの
良好なインク吐出を維持するために加湿空気を記録ヘッ
ドのインク吐出口の近傍に供給する例について説明した
が、ここでは、装置内全体を良好な湿度に維持して記録
へッドの良好なインク吐出を維持する例について説明す
る。
【0093】図14はこの実施形態に従うプリンタエン
ジン部7の構成を示す斜視図である。なお、図14にお
いて、前述した実施形態において説明したのと同じ構成
要素には同じ参照番号を付し、その説明は省略し、ここ
ではこの実施形態に特徴的な部分についてのみ説明す
る。
【0094】図14に示すように、プリンタエンジン部
7は、記録ヘッド21周囲の空気を外部と遮断するため
のカバー80に覆われていて、カバー内部を加湿するた
めの加湿器51、湿度をモニタするための湿度センサ8
1、内部の空気を攪拌し湿度分布を均一にするためのフ
ァン82が設けられており、CPU3は湿度センサ81
の測定データを受信して、そのデータに基づいて、加湿
器51やファン82の動作を制御して、カバー50内の
湿度を一定に保つようにしている。
【0095】従って以上説明した実施形態によれば、湿
度センサでモニタしながら加湿器とファンとによりプリ
ンタエンジン部7内部全体を一定の湿度に維持すること
により記録ヘッドのインク吐出面が乾燥してインクが蒸
発することが防止できる。
【0096】なお、一定の湿度を維持する空間はプリン
タエンジン内部全体でなくとも、例えば、図15に示す
ように、記録へッド21を搭載したキャリッジ20の周
囲のみをカバーで覆うようにしても良い。図15におい
て、90はカバーであり、91、92は夫々、記録媒体
24が被記録材が通過する為の開口部である。
【0097】また、以上の形態では加湿器51はカバー
80、90の内部に配置されているが、加湿器51を外
部に配置してダクトを用いて加湿空気をカバー内に供給
してもよい。
【0098】さらに、以上の実施形態において、記録ヘ
ッドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、
さらにインクタンクに収容される液体はインクであると
して説明したが、その収容物はインクに限定されるもの
ではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めた
り、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対し
て吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容
されていても良い。
【0099】さらにまた、以上の実施形態は、特にイン
クジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるた
めに利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生す
る手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前
記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方
式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成
できる。
【0100】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0101】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0102】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0103】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0104】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0105】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0106】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0107】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0108】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0109】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0110】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0111】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0112】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0113】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0114】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0115】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0116】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、記録ヘッドのインク吐出ノズルに加湿空気を供給し
つつ、一方でその加湿空気の供給により結露が発生しな
いようにしているので、インク吐出ノズル周辺は常に適
度な湿度が維持され、そのノズル付近のインクの乾燥が
防止されるという効果がある。
【0117】これにより、インクの乾燥によるノズル先
端部のインク濃度変化が防止されるので、常に高品位な
画像を忠実に記録することができる。
【0118】
【図面の簡単な説明】
【図1】画像データの濃度値と各インクの吐出との関係
を示すインク分配テーブルの内容の一例を示す図であ
る。
【図2】本発明の代表的な実施形態であるインクジェッ
トプリンタの機能構成を示すブロック図である。
【図3】画像処理部6の詳細な機能構成を示すブロック
図である。
【図4】プリンタエンジン部7の詳細な構成を示す斜視
図である。
【図5】プリンタエンジン部7の側断面図である。
【図6】記録ヘッド21をインク吐出口形成面側から眺
めた図である。
【図7】1画素8ビットの画像信号レベルに対するイン
クD1,インクD2,インクD3,インクD4の吐出/
非吐出を表わすインク分配テーブルの内容を示す図であ
る。
【図8】第1変形例に従うプリンタエンジン部7の詳細
な構成を示す斜視図である。
【図9】記録ヘッド21をインク吐出口形成面側から眺
めた図である。
【図10】第2変形例に従うプリンタエンジン部7の詳
細な構成を示す斜視図である。
【図11】記録ヘッド21をインク吐出口形成面側から
眺めた図である。
【図12】第3変形例に従うプリンタエンジン部7の詳
細な構成を示す斜視図である。
【図13】記録ヘッド21をインク吐出口形成面側から
眺めた図である。
【図14】他の実施形態に従うプリンタエンジン部7の
構成を示す斜視図である。
【図15】図15はキャリッジの周囲のみをカバーで覆
って一定湿度を維持するように構成した変形例を示す図
である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 操作部 3 CPU 4 記憶媒体 4a ガンマ補正変換テーブル 4b インク分配テーブル 4c 制御プログラム群 5 RAM 6 画像処理部 7 プリンタエンジン 11 ガンマ補正処理部 12 注目画素選択部 13 インク分配処理部 14 濃度上昇補正処理部 15 誤差計算部 16 誤差拡散処理部 17−1〜17−4 遅延回路 20 キャリッジ 21−1〜21−4 記録ヘッド 22−1〜22−4 インクカートリッジ 23 フレキシブルケーブル 24 記録媒体 25 排紙ローラ 26 搬送モータ 27 ガイドシャフト 28 リニアエンコーダ 29 駆動ベルト 30 キャリッジモータ 31−1〜31−4 キャップ 32 回復ユニット 33 インク受け 40−1〜40−4 吐出口列 51 加湿器 52、54、71 ホース 53、55、82 ファン チューブ54 56 インク希釈媒体蒸気供給口 57 インク希釈媒体蒸気排気口 58 温度センサ 59、81 湿度センサ 60 吸盤 61 給送ローラ 62 搬送ローラ 65〜67 ガイド板 70 排出末端 71a サプライトレイ 71b レシーブトレイ 72 排出蒸気浄化装置 73 排出ノズル 74 分配管 75、78 インク希釈媒体供給口列 76 ダクト 77 ヒータ 78 排出口 80、90 カバー 91、92 開口部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク液滴をインク吐出ノズルから吐出
    して記録媒体に記録を行う記録ヘッドを用いた記録装置
    であって、 前記インク吐出ノズルの近傍に加湿空気を供給する供給
    手段と、 前記供給手段による加湿空気の供給によって結露を防止
    する防止手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記供給手段は、加湿器と前記加湿器か
    らの加湿空気を前記インク吐出ノズルの近傍に輸送する
    パイプとを含むことを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記インク吐出ノズルの近傍に前記パイ
    プと接続された加湿空気の供給口をさらに有することを
    特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドは複数のへッドユニット
    を有し、 前記パイプの末端には、前記複数のヘッドユニット各々
    に加湿空気を分配する分配部がさらに備えられているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記防止手段は、 前記供給手段によって供給された加湿空気を排出するた
    めのパイプと、 前記パイプ内の加湿空気を装置外部に排出するファン
    と、 前記インク吐出ノズルの近傍に設けられた空気排出口と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記パイプ内の湿度を測定するセンサ
    と、 前記センサによる測定結果に従って、前記ファンの駆動
    を制御する制御手段とをさらに有することを特徴とする
    請求項5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記防止手段は、 前記供給手段によって供給された加湿空気を排出するた
    めのダクトと、 前記供給手段によって供給された加湿空気を加熱して乾
    燥させるヒータとを有することを特徴とする請求項1に
    記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドの周辺を覆って閉鎖空間
    を形成するカバーをさらに有することを特徴とする請求
    項1に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記カバーは装置全体を覆うことを特徴
    とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記供給手段は、前記カバー内に設け
    られ、 前記カバー内で加湿空気を均等に循環させるためのファ
    ンをさらに有することを特徴とする請求項8に記載の記
    録装置。
  11. 【請求項11】 前記カバー内の湿度を測定するセンサ
    と、 前記センサによる測定結果に従って、前記ファンの駆動
    を制御する制御手段とをさらに有することを特徴とする
    請求項10に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録ヘッドはインクの吐出を行う
    複数のインク吐出ノズルを有することを特徴とする請求
    項1に記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録ヘッドの複数のインク吐出ノ
    ズル各々には、熱エネルギによってインクを吐出するた
    め、前記熱エネルギを発生する電気熱変換体を備えてい
    ることを特徴とする請求項12に記載の記録装置。
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