JP7139172B2 - ローラ乾燥抑制装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水性インキを使用するフレキソ印刷機などで実施して有用なローラ表面乾燥抑制装置に関するものである。
印刷インキは、油性インキ、水性インキ、UVインキなど、いろいろなタイプがある。最近は、水性インキが増えつつある。水性インキは、溶媒として水を使用する。そのため、VOCがほとんどなく、印刷工程での環境負荷が小さいと考えられている。
一方で、水性インキ特有の問題がある。水性インキの乾燥及び硬化の特性は、溶媒である水の揮発に依存する。水の揮発は、印刷工程の気温と湿度の影響を強く受ける。
水の揮発が早すぎると、版から印刷媒体にインキが転写される前に硬化が始まる。水の揮発が遅すぎると、印刷媒体に転写されたインキの乾燥が遅くなる。そのため、水性インキを使用したフレキソ印刷においては、印刷に適した気温と湿度があり、例えば気温25度、湿度60%程度に維持されることが望ましい。
一方、印刷の版によっては、最適な気温と湿度を一律に決めることができない。特に、画線数が多いと、版胴の意図しない乾燥が問題となることがある。この原因は、通常の画線数と比較して、画線数が多いと、版胴のインキの厚みが薄いためである。
印刷の待機時に、版胴の意図しない乾燥が生じると、印刷再開のときに印刷障害が発生しやすい。また、印刷中であっても、気温と湿度の状態によっては、版胴の意図しない乾燥が生じて印刷品質を損ねることがある。
特許文献1には、ローラの表面に水を付着させる装置が記載されている。ここには、超音波振動子によって霧を発生させ、その霧を空気圧でローラの表面に吹き付ける構造が示されている。すなわち、霧を水滴としてローラ表面に衝突させることによって、ローラ表面を濡らす。
しかし、ローラ表面を意図的に均一に加湿したり、ローラ表面の乾燥を抑制したりするのには向かない。ここに示された装置は、オフセット印刷機の水着けローラを濡らすためのものであって、水滴をローラの表面に吹き付けるものである。
特許文献2には、霧を利用した、ローラ表面を濡らす装置が示されている。ここに示された技術は、霧をダクトに閉じ込めて、ローラ表面に霧を付着させ、もってローラ表面を濡らすものである。しかし、ここに示された技術は、ローラの回転速度によっては殆ど濡れず、加湿もされない。この原因は、回転するローラの表面に境界層が存在するためである。この文献には、図3として霧を静電気でローラ表面に引き寄せる案も示されるが、導電性の水の霧を使用するので、実際には絶縁構造などが複雑になる。
特許文献3には、水性インキを使用したフレキソ印刷機の版胴の乾燥抑制装置が示されている。ここに記載された装置は、印刷直後の版胴の乾燥抑制を目的としている。そのため、印刷直後の版胴をカバーで覆い、そのカバー内部にファンによって霧を送り込む構造になっている。しかし、霧で版胴を湿らす構造であるため、版胴以外の装置自体の構造体への結露や水滴付着対策が不可欠である。
実開昭55-094834 特開2000-141596 特開2016-078374
従来の水性インキを使用した印刷機では、特に版胴などのローラの表面の乾燥を効果的に抑制する手段が見られなかった。
本発明は、ローラ以外の構造体に結露を生じさせることなく、選択的にローラの表面のみの乾燥抑制を行うことができないという従来の課題を解決する。
本発明は、回転するローラの表面の乾燥を抑制するためのローラ乾燥抑制装置において、霧を含む加湿空気を生成する霧発生手段と、前記ローラの表面に向けて前記加湿空気を吹き付けるための開口を備え、前記加湿空気を前記開口に案内する案内手段と、前記霧発生手段によって生成した前記加湿空気が前記案内手段の前記開口から吹き出すように送風する送風手段と、前記案内手段を通過する前記加湿空気を加温する加温手段とから構成されることを特徴とするローラ乾燥抑制装置とした。
さらに、前記開口から吹き出す前記加湿空気の湿度と温度は、前記ローラ表面の温度に対して湿り空気線図における結露領域であることを特徴とするローラ乾燥抑制装置とした。
さらに、前記開口から吹き出す前記加湿空気の風速は、前記回転するローラの表面に形成される空気膜を希釈する風速であることを特徴とするローラ乾燥抑制装置とした。
さらに、前記霧発生手段は、気温より高い温度の温水を使用して霧を発生させることを特徴とするローラ乾燥抑制装置とした。
さらに、前記案内手段は、少なくとも前記加湿空気によって、結露が生じない温度まで加温されていることを特徴とするローラ乾燥抑制装置とした。
本発明は、ローラ以外の構造体に結露を生じさせることなく、選択的にローラの表面のみの乾燥抑制を行うことができるという効果がある。
本発明の一実施形態に係るローラ乾燥抑制装置の横断面図である。 本発明の一実施形態に係るローラ乾燥抑制装置の斜視図である。 湿り空気線図である。 本発明の一実施形態に係るローラ乾燥抑制装置の全体の構成図である。
図1は、ローラ乾燥抑制装置の横断面図である。1は、ローラ乾燥抑制装置である。2は、回転するローラであり、例えば、水性インキを使用するフレキソ印刷機の版胴である。
ローラ2は、矢印3で示すように、図面において時計方向に回転する。
4は、霧を含む加湿空気を生成する霧発生手段である。霧発生手段4は、水を保持する水タンク5及び水タンク5の水を霧化するための霧発生ユニット6から構成されている。
7は、案内手段である。8は、開口である。開口8は、案内手段7の一部であり、ローラ2の表面9に向けられている。案内手段7は、霧発生手段4で生成した加湿空気を開口8に向けて案内する。
10は、送風手段である。送風手段10は、外気を取り入れて、その外気を矢印11に示す方向に送り出す。そうすると、その空気は、霧発生手段4の霧発生ユニット6から発生した霧と混じって加湿空気となり、案内手段7の開口8から吐出される。
12は、加温手段である。加温手段12は、例えば電気ヒーターであり、案内手段7の加湿空気を加温する。
図2は、ローラ乾燥抑制装置1の斜視図である。2は長さLのローラである。ローラ乾燥抑制装置1は、ローラ2の長さLとほぼ同等の幅をもった横長の箱である。開口8は、ローラ2の回転軸と平行になった、ほぼLの長さの横長の形状になっている。従って、開口8からは、加湿空気が、ほぼ長さLの幅で吐出する。図1の断面図は、図2のA-Aから見た断面図である。
図1において、13は、水のプールである。14は、プール13の水面である。16は、プール13に水を供給する給水口である。18は、水を排水する排水口である。19は、オーバーフロー板である。給水口16から供給された水は、プール13を形成し、オーバーフロー板19を乗り越えて、排水口18から排水される。従って、プール13の水面14のレベルは、オーバーフロー板19のエッジ40の高さで決まり、常に一定である。
霧発生ユニット6には、市販されている、超音波式の霧発生装置が適している。霧発生ユニット6が、超音波式であれば、霧は、水面14の上に沸き立つ。20は、空気バイパスである。21は分岐室である。
分岐室21の空気の一部は、矢印22に示すように風圧空気として、空気バイパス20を通って案内手段7に至る。分岐室21と空気バイパス20は、風圧空気手段を構成する。分岐室21の残りの空気は、矢印23、24に示すように、水面14の上を通って加湿空気として案内手段7に至る。
すなわち、送風手段10から分岐室21に送り込まれた空気は、分岐室21で風圧空気用の空気と加湿空気用の空気に分岐する。なお、空気の分岐量の比率は、分岐室21の窓25の面積を増減して決めることができる。
風圧空気22と加湿空気24は、案内手段7で合流する。風圧空気22は、加湿空気24と混合されることによって、開口8から吐出する加湿空気の吐出速度を増大させる。
26は、加温モジュールである。加温モジュール26は、加温手段12と同様な、電気ヒーターで実現可能である。加温モジュール26は、バイパス20を通過する風圧空気22を加温する。風圧空気22は、加温されることによって、加湿空気24と混合された後の、開口8から吐出する加湿空気の温度を下げないようにする。風圧空気22は、開口8から吐出する加湿空気を加速し、吐出速度を増大させる。
図3は、湿り空気線図である。湿り空気線図は、物体の表面温度T、気温L、相対湿度Kがあるときに、物体に結露が生じるかどうかの相互関係を示したグラフである。例示すれば、M点は、気温25度、湿度75%で、N点は、気温28.5度、湿度60%の座標を示している。今、物体の表面温度が20度であるとき、M点であれば、気温が25度を上回るか、湿度が75%を上回れば、物体の表面に結露が始まる。N点であれば、気温が28.5度を上回るか、湿度が60%を上回れば物体の表面に結露が始まる。すなわち、湿り空気線図を使用すれば、物体が結露する気温と湿度の条件を予見することができる。
図1において、開口8から吐出される加湿空気の温度Lと湿度Kは、ローラ2の表面9の温度Tに対して、結露する領域に調整する。ただし、本発明を実施したローラ乾燥抑制装置1の目的は、ローラ2の表面を水滴が垂れるほど結露させることではなく、表面9の乾燥が抑制されれば足りる。実際の加湿空気の温度Lと湿度Kの条件は、ローラ2の表面9の状態を確認しながら実験で決めるのがよい。
これは、回転するローラ2の表面9の乾燥状態は、ローラ2の置かれた環境の気温と湿度の影響を受けるからである。従って、ローラ乾燥抑制装置1の動作条件は、加湿空気の温度、湿度、風量、風速などを必要に応じて調整し設定が可能なように設計するのが好ましい。
矢印24で示す加湿空気及び矢印22で示す風圧空気としての空気は、案内手段7で合流するが、案内手段7の加湿空気と接する内部壁面の温度は、案内手段7の内部で結露が生じないような温度まで加温するのがよい。もし、案内手段7の内部で結露が生じると、結露した水がローラ2の表面9に滴下し、印刷障害の原因になるからである。
すなわち、加温手段12は、ローラ2の表面9の乾燥を抑制できるように加湿空気を加温することと、案内手段7で結露が生じないように加温することとを行う。案内手段7で案内される加湿空気の湿度にもよるが、案内手段7の内部壁面の温度は、加湿空気の温度Lよりも高いほうが安全である。案内手段7の壁面の温度が加湿空気の温度Lより高ければ、加湿空気の湿度Kが100%であっても、案内手段7の内部壁面には結露は生じないからである。
ローラ2が、回転すると、表面9には境界層を含む空気の膜が形成される。開口8から吐出する加湿空気は、この空気の膜によって、全部が表面9に到達するわけではない。そうではあっても、開口8から吐出する加湿空気の速度によって、表面9に到達する加湿空気の状態が変わる。その実験結果は次のとおりである。
なお、実験の評価は、開口8から吐出する加湿空気によって、ローラ2の表面9に結露が見られるかどうかで判断した。また、開口8から吐出する加湿空気の吐出速度は、送風手段10の送風能力からの推定値である。
実験の条件は、室温及びローラ2の表面9の温度が25度、加湿空気の温度が30度、加湿空気の湿度がほぼ100%である。
(実験1)
ローラ2の表面の移動速度が0.5m/秒のときは、開口8からの加湿空気の吐出速度は、0.05m/秒から1.0m/秒くらいのときに加湿空気の温度と湿度によって表面9の結露状態が変化した。これは、開口8から吐出した加湿空気が、回転ローラ2の表面9に形成される空気膜と混合され、空気膜を希釈していることが推定される。すなわち、加湿空気は、表面9に到達している。
さらに、加湿空気の吐出速度が、0.05m/秒から1.0m/秒くらいあると、回転ローラ2の周辺の環境に風の移動がある(風が吹いている)場合でも、表面9に結露を形成させることができた。
(実験2)
開口8からの加湿空気の吐出速度が、0.05m/秒を下回ると、ローラ2の周辺に空気の移動がない(風が吹いていない)ときは、加湿空気の温度と湿度によって、表面9の結露状態を生じさせることができるが、ローラ2の周辺に風が吹き始めると、開口8から吐出した加湿空気が舞い上がり、ローラ2の表面9に定着しない。これは、ローラ2の表面9に形成された空気膜と加湿空気が層的に分離しており、馴染んでいないからあろうと推定される。
実験1と実験2からは、開口8から吐出される加湿空気の吐出速度は、ローラ乾燥抑制装置1を印刷機で実施するときに、重要な要素であることがわかる。ローラ2の周辺に空気の移動がない(風が吹いていない)状態であれば、開口8から吐出される加湿空気の風速はそれほど重要ではないが、実用的な印刷機環境では、開口8から吐出する加湿空気の風速は、ローラ2の表面9に形成される空気膜を希釈する風速であるのが望ましい。印刷機は、有機溶剤を使用したインキを使用することを想定して、印刷機内部の有機溶剤の濃度が、爆発限界未満になるように、意図的に空気が移動する(風が吹く)構造にしていることが多いからである。
なお、開口8から吐出される加湿空気には、バイパス20を通って供給される風圧空気22は原理的には必須ではない。しかし、開口8から安定した吐出速度の加湿空気を吐出させるには、風圧空気22を混合したほうが安定する。すなわち、風圧空気22を閉じて、開口8で必要な加湿空気の吐出速度を得ようとすると、霧発生ユニット6で発生する霧を吹き飛ばして使い切ってしまうからである。風圧空気22が利用できれば、吐出速度を自由に設定することができる。図1で示した構造では、1つの送風手段10で、矢印22で示す風圧空気と矢印24で示す加湿空気を生成しているが、比率の調整を容易にするために、別々の専用の送風手段を設けてもよい。開口8から吐出される加湿空気は、霧を含んでいる。そのため、開口8から吐出され、ローラ2の表面9に到達した加湿空気は、空中に放散される。空中に放散された加湿空気は、霧の気化熱で、速やかに温度が下がる。そのことによって、ローラ2の表面9以外の印刷機の構造体を結露させることはない。
図4は、本発明の一実施形態に係るローラ乾燥抑制装置の全体の構成図である。ローラ乾燥抑制装置1の図面で向かって左側には、図1に示した給水口16と、排水口18が設けられている。27は、水を蓄積する給水タンクである。
29は原水を供給する給水源である。28は給水源29からの原水を開閉するバルブである。30は、給水タンク27の水位を検出する水位センサである。水位センサ30は、バルブ28を開閉して、給水タンク27の水位を一定に保つ。31は、給水タンク27に蓄えられた水を加熱する加熱ユニットである。
給水タンク27の水は、加熱ユニット31によって、例えば40度程度に保たれる。32はポンプである。ポンプ32は、給水タンク27の水を、送りパイプ33を経由して、ローラ乾燥抑制装置1の給水口16に給水する。ローラ乾燥抑制装置1に送られた水は、ローラ乾燥抑制装置1の内部であふれて排水口18から排水され、戻りパイプ34を通して給水タンク27に戻される。
なお、水は、給水タンク27とプール13の間を循環する。そのため、給水タンク27での水温が40度であれば、プール13の水温もほぼ40度程度になる。このように、霧発生手段4のプール13の水の温度は、気温より高い温度であることが好ましく、気温より高い温度の水を用いて霧を発生させることが好ましい。しかし、矢印24付近の加湿空気は、霧の気化熱によって、急速に温度が下がる。そこで、空気バイパス20を通過する空気を個別に加温し、開口8から吐出される加湿空気の温度を上げることができる。
図2において、ローラ2の長さが長く、ローラ2とローラ102を合わせた長さである場合は、ローラ乾燥抑制装置1に加えて、ローラ乾燥抑制装置101を追加することができる。別の案として、ローラ乾燥抑制装置1を、そのまま延長して横幅を広げることも考えられる。しかし、実際には、ローラ乾燥抑制装置1の幅を延長すると、プール13を支える構造を強化する必要があり、更に開口8が吐出する加湿空気を、開口8の幅方向で均一にするのが難しいという問題もある。従って、ローラ乾燥抑制装置1は、幅を狭くして、モジュールとして扱い、連結することによって、必要な幅を実現するのが良い。
1 ローラ乾燥抑制装置
2 ローラ
4 霧発生手段
5 水タンク
6 霧発生ユニット
7 案内手段
8 開口
9 表面
10 送風手段
12 加温手段
13 プール
14 水面
16 給水口
18 排水口
19 オーバーフロー板
20 空気バイパス
21 分岐室
22 風圧空気
23 加湿空気
24 加湿空気
25 窓
26 加温モジュール
27 給水タンク
28 バルブ
29 給水源
30 水位センサ
31 加熱ユニット
32 ポンプ
33 送りパイプ
34 戻りパイプ
40 エッジ
101 ローラ加湿抑制装置
102 ローラ

Claims (4)

  1. 回転するローラの表面の乾燥を抑制するためのローラ乾燥抑制装置において、
    霧を含む加湿空気を生成する霧発生手段と、
    前記ローラの表面に向けて前記加湿空気を吹き付けるための開口と、
    を備え、
    前記加湿空気を前記開口に案内する案内手段と、
    前記霧発生手段によって生成した前記加湿空気が前記案内手段の前記開口から吹き出すように送風する送風手段と、
    前記案内手段を通過する前記加湿空気を加温する加温手段と、から構成され
    前記送風手段から前記案内手段に至る空気は、水面の上を通る加湿空気の経路の空気とバイパスを通って供給される風圧空気の経路の空気を合成したものであることを特徴とするローラ乾燥抑制装置。
  2. 前記開口から吹き出す前記加湿空気の風速は、前記回転するローラの表面に形成される空気膜を希釈する風速であることを特徴とする請求項1に記載のローラ乾燥抑制装置。
  3. 前記案内手段は、少なくとも前記加湿空気によって結露が生じない温度まで加温されていることを特徴とする請求項1に記載のローラ乾燥抑制装置。
  4. 前記霧発生手段によって生成した前記加湿空気が前記案内手段の前記開口から吹き出すときに、前記加湿空気を加速し、吐出速度を増大させる風圧空気を供給する風圧空気手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のローラ乾燥抑制装置。
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