JP2002337309A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2002337309A
JP2002337309A JP2001144335A JP2001144335A JP2002337309A JP 2002337309 A JP2002337309 A JP 2002337309A JP 2001144335 A JP2001144335 A JP 2001144335A JP 2001144335 A JP2001144335 A JP 2001144335A JP 2002337309 A JP2002337309 A JP 2002337309A
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JP
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steam
cooling
sheet
dryer
hot air
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JP2001144335A
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Masahiro Suzuki
正博 鈴木
Yasuyuki Fujita
▲泰▼行 藤田
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ASAHI KOSOKU INSATSU KK
Original Assignee
ASAHI KOSOKU INSATSU KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の印刷装置は、回転駆動部を有する構成
部品を電動モーターで運転し、また冷却装置の運転も電
気で行うようにしていたため、発電所における発電時の
損失や送電時の損失などをも加味した総合的なエネルギ
ー効率が非常に悪い。 【解決手段】 熱風供給ファン11と排気ファン19の
駆動源となる蒸気タービン12,20と、ボイラー13
と、蒸気によって液体又は気体などの冷却媒体を冷却す
る冷却ユニット3を備え、ボイラー13の蒸気で前記蒸
気タービン12,20を駆動させると共に蒸気タービン
12,20から排出される蒸気を冷却ユニット3に導入
してその熱エネルギで冷却媒体を冷却し、その冷却媒体
で冷却ドラム30の冷却を行うようにした印刷装置を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートに印刷する
印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置は図7に示したように、シート
Sに印刷を施す印刷機Pと、印刷後のシートSを乾燥さ
せるドライヤDと、ドライヤDから出たシートSを冷却
する冷却装置Cとから概略構成される。前記ドライヤD
は、印刷したシートSを通すドライヤ本体100と、ド
ライヤ本体100内にあってシートSの表裏両面に熱風
を吹き付けるノズル群101と、バーナー等の熱源で熱
風を作る熱風室102とを有し、ドライヤ本体100か
ら排出されるインキ溶剤等を含んだ排出ガスの一部と前
記熱風室102の熱風とを混合室103で混合してドラ
イヤ本体100のノズル群101に供給する。なお、図
7中、符号104は直燃式の脱臭装置であり、この脱臭
装置104で排出ガス中のインキ溶剤等を燃焼させてか
ら系外へ排気する。一方、冷却装置Cは、複数本の冷却
ドラム201,201…を設置してなり、その冷却ドラ
ム201の中に冷却媒体たる冷却水を通し、冷えたドラ
ム表面にシートSを接触させながら強制的に冷却する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷装置は、混
合室103とノズル群101を繋ぐ熱風供給ファン10
5や、排出ガスをドライヤ本体100から吸い出す排気
ファン106等、回転駆動部を有する構成部品を電動モ
ーターで運転し、また、冷却装置の運転も電気で行うよ
うにしていたため、発電所における発電時の損失や送電
時の損失などをも加味した総合的なエネルギー効率が非
常に悪い。
【0004】本発明は上記に鑑みなされたもので、その
目的は、環境への負荷が少なくエネルギー効率の良い印
刷装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、回転駆動部を有する構成部品の駆動源とな
る蒸気タービンと、蒸気を発生させるボイラーと、蒸気
又は熱水によって液体又は気体などの冷却媒体を冷却す
る冷却ユニットを備え、ボイラーの蒸気で前記蒸気ター
ビンを駆動させると共に蒸気タービンから排出される蒸
気残熱を直接又は間接的に冷却ユニットに導入してその
熱エネルギで冷却媒体を冷却し、その冷却媒体で必要部
分の冷却を行うようにした印刷装置を提供する。
【0006】この印刷装置は、ボイラーを使って蒸気タ
ービンを駆動させ、その動力で熱風供給ファンや排気フ
ァン等、回転駆動部を有する構成部品を運転させるよう
にし、さらにその蒸気の潜熱を回収して冷却媒体を冷却
することにより必要部分を冷やすようにしたため、仮に
蒸気タービンの効率が低くても熱エネルギーは循環して
他に有効利用されるため、総合的なエネルギー効率は頗
る良い。なお、請求項2のように冷却ユニットで仕事を
した後の蒸気(温熱水)をボイラーに戻して循環させる
ようにすれば総合的なエネルギー効率は極めて良い。
【0007】
【発明の実施形態1】以下に本発明の実施形態1を図
1,図2を参照しつつ説明する。印刷装置は、紙製のシ
ートSの片面又は両面にインキで印刷する印刷機Pと、
印刷後のシートSを乾燥させるドライヤDと、ドライヤ
Dから出たシートSを冷却する冷却装置Cとから概略構
成される。前記印刷機Pの印刷方式は、平版印刷、凸版
印刷、凹版印刷、オフセット印刷等どのようなものでも
よい。シートSはロール状に巻かれており、印刷機P、
ドライヤD、冷却装置Cの順に通って裁断工程(図示せ
ず)へと送られる。
【0008】前記ドライヤDは、四角い部屋に区画され
たドライヤ本体5と、そのドライヤ本体5に熱風を供給
する熱風供給手段と、ドライヤ本体5から排出ガスを抜
き出して循環又は排気処理する排気処理手段とからな
る。ドライヤ本体5は、シートSが通るスリット状の導
入口6とシート排出口7を有し、また、その内部に上下
一対のノズル群8を有し、さらにシート排出口7の外部
に後処理ボックス70を有する。この後処理ボックス7
0は内部が蒸気室71と冷風室72に仕切られていて、
シート排出口7に連通する蒸気室71に蒸気ノズル73
が、また、隣の冷風室72にエアノズル74が夫々上下
に設けられている。
【0009】前記熱風供給手段は、前記ノズル群8と、
バーナー(図示せず)を備えた熱風室9と、熱風室9に
連通する混合室10と、混合室10とノズル群8を繋ぐ
熱風供給ファン11と、熱風供給ファン11の駆動源と
なる蒸気タービン12と、蒸気を製造するためのボイラ
ー13とから概略構成される。そして、混合室10とノ
ズル群8が熱風供給ファン11を介して連通し、ボイラ
ー13と蒸気タービン12が連通し、蒸気タービン12
と後述する冷却ユニット3が連通し、さらにボイラー1
3の排気管130と混合室10が連通している。
【0010】前記排気処理手段は、直燃式の脱臭装置1
7と、前記混合室10側に排出ガスを分流させる分流室
18と、分流室18とドライヤ本体5を繋ぐ排気ファン
19と、排気ファン19の駆動源となる蒸気タービン2
0と、から概略構成される。そして、ドライヤ本体5と
分流室18が排気ファン19を介して連通し、分流室1
8と脱臭装置17が連通し、前記ボイラー13と蒸気タ
ービン20が連通し、蒸気タービン20と後述する冷却
ユニット3が連通し、さらに分流室18と前記混合室1
0が連通している。
【0011】一方、冷却装置Cは、複数本の回転する冷
却ドラム30,30…で構成され、その冷却ドラム3
0,30…の中に冷却媒体たる冷却水を通し、冷えたド
ラム表面にシートSを接触させながら強制的に冷却す
る。
【0012】前記冷却装置Cは冷却媒体を循環させるた
めの冷却ユニット3に繋がっている。この冷却ユニット
3は、前記蒸気タービン12,20に繋がっており、蒸
気タービン12,20から排出される蒸気が熱源として
送り込まれる。冷却ユニット3の実体は、蒸気を熱源と
する吸収式冷凍機の原理を応用した公知の蒸気熱源式チ
ーリングユニットである。また、冷却ユニット3はター
ビン排気(蒸気)の復水器を兼ねていて前記ボイラー1
3の給水口に対して温熱水備蓄装置31を介して連通し
ている。なお、冷却ユニット3は蒸気で冷却媒体が冷却
可能である限り前記した蒸気熱源式チーリングユニット
に限定されない。
【0013】次に上記印刷装置の使用方法について説明
する。通常、印刷装置が作動している状態では、印刷機
Pで印刷されたシートSがドライヤ本体5を通過し、冷
却装置Cの冷却ドラム30,30…に接触して通り抜け
最終的に裁断工程に到達する。
【0014】このとき熱風室9のバーナーとボイラー1
3が運転状態になっており、ボイラー13の蒸気によっ
て蒸気タービン12,20が回転して熱風供給ファン1
1と排気ファン19が作動し、ドライヤ本体5のインキ
溶剤等を含んだ排出ガスの一部が ”排気ファン19→
分流室18→混合室10→熱風供給ファン11→ノズル
群8→ドライヤ本体5→排気ファン19”の経路で循環
し、残りが”排気ファン19→分流室18→脱臭装置1
7→排気筒26”の経路で外部に排出される。なお、混
合室10にはボイラー13の高温の排気が導入されるた
め、その分、熱風室9のバーナーを節約運転させること
ができる。
【0015】一方、蒸気タービン12,20から排出さ
れた蒸気が冷却ユニット3に入り、その蒸気を熱源とし
て冷却媒体たる不凍液(ブライン)が冷やされる。この
不凍液は、冷却装置Cに流れて冷却ドラム30,30…
を冷やした後、再び冷却ユニット3に戻って再度冷やさ
れるという循環を繰り返す。また、冷却ユニット3に入
って仕事をし終えた蒸気は温熱水に戻って温熱水備蓄装
置31に一旦蓄えられ、そこからボイラー13に給水さ
れる。
【0016】しかして、印刷機Pで印刷されたシートS
がドライヤ本体5を通過するとき、シートSの表裏両面
にノズル群8から高温ガスが吹き付けられるためインキ
が乾燥する。また、ドライヤDから出たシートSが冷却
装置Cの冷却ドラム30,30…に接触して通り抜ける
とき、冷却ドラム30,30…が前記のごとく冷却水で
冷やされているため、シートSの印刷面が強制的に冷や
される。
【0017】ところで印刷装置では、ドライヤDを出た
シートSが高温になっているため外気に触れた途端に煙
が出る。そこで従来は、図7に示したようにドライヤD
のシート排出口の外側に送風排気ボックス107が設け
られていて、その送風排気ボックス107でシートSに
常温の空気を吹付け、その空気と一緒にシートSから発
生する煙状粒化物質を脱臭装置104に送り込み、そこ
でその煙状粒化物質を燃焼させるようにしている。とこ
ろが前記煙状粒化物質は燃え難いため、高温で燃焼させ
る必要があり、余分な燃料を浪費する問題点がある。ま
た、送風排気ボックス107を通過してもシートSの温
度降下が緩慢なため、印刷面の粘りが冷却装置Cの第一
の冷却ドラムに特に付着し易くその冷却ドラムの汚れが
問題になる。これらの問題の解決策として本実施形態で
はドライヤ本体5のシート排出口7の外側に前記した後
処理ボックス70が設けてある。
【0018】すなわち、後処理ボックス70の蒸気室7
1では蒸気ノズル73からシートSの両面に向けて蒸気
が高速噴射される。これにより蒸気室71内が酸欠状態
になってシートSの発煙が極めて少なくなる。また、適
度な水分が蒸発による潜熱冷却をするからシートSの冷
却が促進される。
【0019】また、後処理ボックス70の冷風室72で
はエアノズル74からシートSの両面に向けて強制冷却
された空気が吹き付けられる。これによりシートSの印
刷面が従来より素早く硬化して冷却ドラム30への付着
汚れが大幅に改善できる。
【0020】なお、蒸気室71に吹き込まれた蒸気と、
冷風室72に吹き込まれた冷却空気は排パイプ75a,
75bを通って合流し、図2に示したセパレータータン
ク76に送られて微量の煙状粒化物質を含んだ水と空気
に分離され、空気のみが外部に放出される。
【0021】このように印刷装置のドライヤD(実施形
態1〜3のドライヤや図7のドライヤ等、乾燥方式、乾
燥構造はどのようなものでもよい。)のシートSのシー
ト排出口7に蒸気室71と冷風室72を連設した後処理
ボックス70を設け、前記蒸気室71でシートSに蒸気
を噴射し、一方、冷風室72でシートSに冷風(強制冷
却した空気か又は冬の冷たい外気)を吹き付けるように
すれば、シートSの発煙防止効果と冷却ドラム30の付
着汚れ防止効果があり、そしてその効果は、ドライヤD
の乾燥温度を従来より高くすることを可能とし、ドライ
ヤDの処理能力アップにつながる。また、後処理ボック
ス70から回収した蒸気を含む排気をセパレータータン
ク76に導入して煙状粒化物質を含んだ水と空気に分離
させれば、従来の煙状粒化物質を同時燃焼させる方式と
違って環境への負荷が殆ど掛からない。
【0022】なお、図1,図2は、蒸気タービン12,
20から排出される蒸気残熱を冷却ユニット3に直接導
入するものを示したが、図3に示したように、蒸気ター
ビン12,20から排出される蒸気を復水器77で熱水
にしてから冷却ユニット3に導入し、もって蒸気タービ
ン12,20から排出される蒸気残熱を冷却ユニット3
に間接的に導入させるようにしてもよい。以下その態様
について図3に基づき説明するが、図3中、図1,図2
と同一部品又は同機能部品には同じ符号を付して説明を
省略する。また、図3は蒸気の循環経路を示したもので
あり、ドライヤ本体5、冷却装置C、熱風供給手段、排
気処理手段などの構成は図1,図2と同じである。
【0023】図3に示したように、蒸気タービン12,
20は熱交換器78を介して復水器77に連通し、復水
器77は加圧ポンプ79と熱交換器78を介して冷却ユ
ニット3と加熱ユニット80に並列的に連通し、冷却ユ
ニット3と加熱ユニット80は温熱水備蓄装置31に連
通し、温熱水備蓄装置31は蒸気タービン12,20用
のボイラー13に連通している。そして図3で使用する
冷却ユニット3は公知の温熱水熱源吸収式冷凍機であ
り、また、加熱ユニット80は熱水を熱源とするファン
コイルユニットである。なお、前記復水器77と温熱水
備蓄装置31は一つに統合するようにしてもよい。
【0024】図3において蒸気タービン12,20から
排出された蒸気は、熱交換器78を通って復水器77に
入り、ここで100℃以下の温熱水に戻る。そして加圧
ポンプで昇圧されて沸点の高揚化した温熱水が前記熱交
換器78を通って、蒸気タービン12,20から排出さ
れた蒸気残熱のエネルギを液体のままで吸収して100
℃以上の熱水になる。この熱水の一部を冷却ユニット3
に導入してその熱エネルギで冷却媒体たる不凍液を冷却
し、前記と同様にその不凍液で冷却ドラム30を冷や
す。そして冷却ユニット3で仕事をした後の熱水は、温
熱水備蓄装置31に戻ってボイラー13へと循環する。
一方、加熱ユニット80に流れた熱水は例えば印刷工場
の暖房を行い、仕事をした後の熱水が温熱水備蓄装置3
1に戻ってボイラー13へと循環する。
【0025】しかして図3のように蒸気残熱を間接的に
冷却ユニット3に導入させるようにすると、一年を通し
て安定的に蒸気残熱を活用することができる。すなわち
外気が低温になる冬期において、冷却ドラム30を冷却
するのに外気が使えるから、冷却ユニット3の能力は小
さくて良い。従って余剰の蒸気残熱が発生するが、図3
のように余剰分の熱水を加熱ユニット80に導入すれ
ば、印刷工場内の幅広い熱源(建物の暖房、給湯設備の
補助熱源、装置類の温度保持熱源)として有効に利用で
きる。一方、夏期には冷却ユニット3をフル稼働させる
必要があるため余剰の蒸気残熱は少ないが、加熱ユニッ
ト80の需要が必然的に激減するためバランス良く運転
できる。
【0026】
【発明の実施形態2】以下に本発明の実施形態2を図
4,図5を参照しつつ説明する。図4は印刷装置の概略
を示す断面図であり、この図において符号Pは紙製のシ
ートSの片面又は両面にインキで印刷する印刷機であ
る。この印刷機Pの印刷方式も、平版印刷、凸版印刷、
凹版印刷、オフセット印刷等どのようなものでもよい。
印刷機Pの次には予熱室2と印刷機用のドライヤDがあ
り、そのドライヤDの次に調湿室4が設けられている。
前記シートSは、ロール状に巻かれており、印刷機P、
予熱室2、ドライヤD、調湿室4の順に通って裁断工程
((図示せず)へと送られる。
【0027】
【予熱室】前記予熱室2は、内部に高温の空気を供給
し、その空気でドライヤ本体5に入る前のシートSを予
熱するためのものである(その理由は後述する。)。な
お、この予熱室2の熱源は電気、ガス、石油など何でも
よい。
【0028】
【ドライヤ】ドライヤDは、四角い部屋に区画されたド
ライヤ本体5と、そのドライヤ本体5に熱風を供給する
熱風供給手段と、ドライヤ本体5から排出ガスを抜き出
して循環又は排気処理する排気処理手段とからなる。前
記ドライヤ本体5は、シートSが通るスリット状の導入
口6とシート排出口7を有し、また、内部にシートSが
通る間隔を保って上下一対のノズル群8が取り付けられ
ている。
【0029】前記熱風供給手段は、前記ノズル群8と、
バーナー(図示せず)を備えた熱風室9と、熱風室9に
連通する混合室10と、混合室10とノズル群8を繋ぐ
熱風供給ファン11と、熱風供給ファン11の駆動源と
なる蒸気タービン12と、蒸気を発生させるためのボイ
ラー13と、その蒸気を過熱蒸気にするスーパーヒータ
ー14と、から概略構成される。
【0030】そして、混合室10とノズル群8が熱風供
給ファン11を介して連通し、ボイラー13と蒸気ター
ビン12が連通し、蒸気タービン12とスーパーヒータ
ー14が連通し、さらにスーパーヒーター14と混合室
10が連通している。なお、スーパーヒーター14と混
合室10を繋ぐパイプ15には、過熱蒸気を混合室10
に供給する流路と系外に排出する流路の何れか一方に切
り替える切替弁16が設けられている。
【0031】前記排気処理手段は、直燃式の脱臭装置1
7と、前記混合室10側に排出ガスを分流させる分流室
18と、分流室18とドライヤ本体5を繋ぐ排気ファン
19と、排気ファン19の駆動源となる蒸気タービン2
0と、熱交換器21と、から概略構成される。
【0032】そして、ドライヤ本体5と分流室18が排
気ファン19を介して連通し、分流室18と脱臭装置1
7が連通し、脱臭装置17と熱交換器21が連通し、前
記ボイラー13と蒸気タービン20が連通し、蒸気ター
ビン20とスーパーヒーター14が連通し、さらに分流
室18と前記混合室10が連通している。なお、熱交換
器21には前記ボイラー13に給水源から水を供給する
ためのパイプ22が通っている。
【0033】前記混合室10には、熱風の導入口23と
排出ガスの導入口24と過熱蒸気の導入口25が設けら
れているが、熱風の導入口23と排出ガスの導入口24
の間に過熱蒸気の導入口25があって、熱風と排出ガス
の間に過熱蒸気が割り込む状態で混合室10に供給され
る。
【0034】
【調湿室】前記調湿室4は周囲から区画した直方体形の
部屋状であり、ドライヤ本体5に対しシート排出口7を
介して連通している。この調湿室4には内部に冷水を噴
霧する高水圧噴霧機が設けられており、調湿室4の内部
の温度(冷水の温度で調節する。)と湿度(冷水の噴霧
量で調節する。)を制御してシートSの含水率を適宜調
整する。なお、調湿室4の温度が低いほどシートSの保
湿度は高くなり、一方、湿度が高いほどシートSが加湿
される。また、図示を省略したが、実施形態2でも実施
形態1と同じ冷却ユニットが蒸気タービン12,20と
ボイラー13の間に設けられており、この冷却ユニット
で調湿室4に噴霧する冷水が作られる。
【0035】次に上記のように構成される印刷装置の使
用方法について説明する。通常、印刷装置が作動してい
る状態では、印刷機Pで印刷されたシートSが予熱室2
を通ってドライヤ本体5を通過し、調湿室4を通り抜け
て裁断工程に到達する。
【0036】このときドライヤDは、熱風室9のバーナ
ーとボイラー13とスーパーヒーター14が運転状態に
なっており、ボイラー13の蒸気によって蒸気タービン
12,20が回転して熱風供給ファン11と排気ファン
19が作動し、ドライヤ本体5のインキ溶剤等を含んだ
排出ガスの一部が”排気ファン19→分流室18→混合
室10→熱風供給ファン11→ノズル群8→ドライヤ本
体5→排気ファン19”の経路で循環し、残りが”排気
ファン19→分流室18→脱臭装置17→熱交換器21
→排気筒26”の経路で外部に排出されている。また、
通常の運転時においてパイプ15の切替弁16は混合室
10側にセットされており、スーパーヒーター14で作
られる過熱蒸気が混合室10に供給される。
【0037】しかして混合室10では、インキ溶剤等を
含んだ高温の排出ガスと、熱風室9から吹き出す熱風
と、スーパーヒーター14から供給される過熱蒸気が合
流するが、前記のように熱風と排出ガスの導入口23,
24の間に過熱蒸気の導入口25があって熱風と排出ガ
スの間に過熱蒸気が割り込む状態になっている。言うま
でもなく過熱蒸気は水の気体であり不燃性であるから、
そのような不燃性の気体を排出ガスと熱風の間に割り込
ませると、排出ガス中のインキ溶剤等に引火する危険性
が著しく低下する。従って図7に示した従来型のドライ
ヤより排出ガス中のインキ溶剤等の濃度を高めることが
可能になるから、排出ガスの循環割合を増やすことがで
きる。そうすることにより排出ガスに残存する熱エネル
ギーがより多く有効に活用できる。
【0038】また、ドライヤ本体5では印刷したシート
Sの表裏両面に過熱蒸気の混ざった高温ガスがノズル群
8から吹き付けられてインキが乾燥する。このようにシ
ートSに印刷したインキの乾燥に過熱蒸気を利用する
と、a.ドライヤ本体から出た後のシートの冷却性がよ
い、b.乾燥したインキに光沢が出る、c.熱風の温度
が従来より高くてもシートに背割れ現象が発生しない、
d.そのような高温にしても印刷仕上がり面に発泡痕が
生じない、e.シートが乾燥しすぎないため収縮歪みが
殆どなく、また、静電気が発生しにくい、という特有の
効果がある。
【0039】なお、印刷したシートSの乾燥に過熱蒸気
を利用することに関しては、本出願人が次のような実験
で上記効果を立証し、特願2000−245293号と
してすでに特許出願している。そしてさらに、従来型の
ドライヤの混合室10に過熱蒸気を供給することによっ
ても上記効果が得られることを確認した。
【0040】
【過熱蒸気による乾燥実験】実験には日本製紙株式会社
製NPIコート紙69.9g/mの紙製シート(紙幅
20cm)と、東京インキ株式会社製オフセット輪転機
用コート用インキを使用した。実験用のドライヤ本体
は、縦、横、高さの寸法が1.8m、1.2m、1.2m
の直方体形で、その室内の上下に一辺が0.6mである
正方形の吹出口を設けて約300℃の過熱蒸気を噴出さ
せるようになし、前後にスリット状の導入口とシート排
出口が設けてある。そして、前記シートを予めドライヤ
本体の導入口からシート排出口に通しておき、シートの
導入口から外に出ている部分にインキを塗り、吹出口か
ら約300℃の過熱蒸気を噴出させた状態でシートをシ
ート排出口側から手動で引き抜いた。従って、シートに
塗ったインキが300℃の過熱蒸気の中を高速で通過
し、直ぐさま気温22℃の室内で自然冷却されたことに
なる。
【0041】一方、分流室18で脱臭装置17側に送ら
れた排出ガスは、脱臭装置17のバーナーでインキ溶剤
等を燃焼させて臭いを取ってから熱交換器21に送られ
る。この熱交換器21で排出ガスが保有する熱をボイラ
ー13に給水するための水に移し替えて回収してから最
終的に系外に排出する。
【0042】以上のように本発明のドライヤD及びその
ドライヤDを備えた印刷装置は、第一に排出ガスと熱風
に過熱蒸気を混合することによってドライヤ本体5内で
のシートの発煙限界温度を上昇させることができ、第二
に過熱蒸気を使用するために必須のボイラー13を使っ
て蒸気タービン12で回転駆動部を動かすことによる消
費電力の削減、第三に系外に排出する排出ガスの廃熱を
回収してボイラー13の熱源とすることによる燃費の向
上、という特徴があり、非常に優れたエネルギー効率で
運転することができる。
【0043】ところで上記通常運転を行う前に、ドライ
ヤ本体5を使用可能な温度にまで加熱するための準備運
転が行われる。その準備運転にも熱風室9のバーナーと
ボイラー13とスーパーヒーター14を使用する。すな
わち、ボイラー13の蒸気によって蒸気タービン12,
20を回転させて熱風供給ファン11と排気ファン19
を作動させ、混合室10の高温ガスを”熱風供給ファン
11→ノズル群8→ドライヤ本体5内部→排気ファン1
9→分流室18→混合室10→熱風供給ファン11”の
ように循環させてドライヤ本体5の温度を上昇させる。
【0044】なお、ドライヤ本体5の温度が所定のレベ
ルに上昇するまでパイプ15の切替弁16を系外にセッ
トしてスーパーヒーター14から供給される過熱蒸気を
外部に排出させるようにしておく。そうしなければドラ
イヤ本体5内部の温度が低いために過熱蒸気によって結
露や飛沫が発生して具合が悪い。
【0045】また、ドライヤDの前に設けた予熱室2
は、シートSの温度を水の気化点に極力近づけるように
温める役割を果たしている。そうすることによってシー
トSがドライヤ本体5に入った直後に懸念される湿気を
帯びる現象が防止又は緩和できる。すなわち、過熱蒸気
は水の気体であり100℃以下の温度で液体に戻るた
め、シートSが100℃を越えるまでの間はシートSに
付着した過熱蒸気が水に戻ってシートSを湿らせる可能
性があるのであり、従ってドライヤ本体5に入る前にシ
ートSの温度を高温の空気で水の気化点近くまで予熱し
ておけば、前記現象が防止又は緩和できるのである。も
ちろんドライヤ本体5に入った直後に発生するシートS
の湿気が実際の運転に影響を及ぼさない範囲のものであ
れば予熱室2は設けなくともよい。
【0046】なお、実施形態2の発明は、「図7に示し
た従来の排出ガス循環型の印刷機用ドライヤは、排出ガ
ス中のインキ溶剤等の濃度が高まると混合室で爆発する
危険性がある。そのため混合室に循環供給する排出ガス
量と、系外に排出する排出ガス量のバランスが重要であ
る。」という解決課題に対応する側面を併せ持ってい
る。
【0047】そして、実施形態2はそのような解決課題
に対応する手段として次の(1)〜(4)に示した技術
的思想を含む。 (1)ドライヤ本体から排出されるインキ溶剤等を含ん
だ排出ガスを熱風と共に再度ドライヤ本体に供給させる
ようにした印刷機用ドライヤにおいて、前記排出ガスと
過熱蒸気と熱風を一緒に混ぜてドライヤ本体に供給して
シート面のインキを乾燥させるようにしたことを特徴と
する印刷機用ドライヤ。 (2)熱風と排出ガスを合流させる混合室に過熱蒸気の
導入口を設けるに際し、熱風の導入口と排出ガスの導入
口の間に過熱蒸気の導入口設けるようにしたことを特徴
とする前記(1)項記載の印刷機用ドライヤ。 (3)回転駆動部を有するドライヤ構成部品の駆動源を
蒸気タービンとし、ボイラーと前記過熱蒸気を発生させ
るためのスーパーヒーターとの間に前記蒸気タービンを
組み込むようにしたことを特徴とする(1)又は(2)
項記載の印刷機用ドライヤ。 (4)(1)項乃至(3)項の何れか一つに記載した印
刷機用ドライヤを乾燥工程に設置したことを特徴とする
印刷装置。
【0048】そしてさらに上記(1)項〜(4)項に対
応する効果は、「過熱蒸気は水の気体であり不燃性であ
るから、過熱蒸気と排出ガスと熱風を一緒に混ぜること
により従来より排出ガス中のインキ溶剤等の濃度を高め
ることができる。また、過熱蒸気が混ざった熱風がシー
トに吹き付けられるため、その過熱蒸気により、a.ド
ライヤ本体から出た後のシートの冷却性がよい、b.乾
燥したインキに光沢が出る、c.熱風の温度が従来より
高くてもシートに背割れ現象が発生しない、d.そのよ
うな高温にしても印刷仕上がり面に発泡痕が生じない、
e.シートが乾燥しすぎないため収縮歪みが殆どなく、
また、静電気が発生しにくい、という効果を発揮する。
よって本発明によれば、ドライヤ本体から排出されるイ
ンキ溶剤等を含んだ排出ガスを循環させる場合の安全性
が向上し、同時にインキの理想的な乾燥が行える。ま
た、前記(3)項、(4)項の印刷機用ドライヤ及び印
刷装置は、過熱蒸気となる蒸気を製造するためのボイラ
ーを使って蒸気タービンを駆動させ、その動力で熱風供
給ファンや排気ファン等、回転駆動部を有するドライヤ
構成部品を運転させるようにしたため、仮に蒸気タービ
ンの効率が低くても、蒸気タービンを動かした後の蒸気
が過熱蒸気となってインキを乾燥させる用途に使われる
ため、エネルギーの無駄が無く、総合的なエネルギー効
率が頗る良い。」ということになる。
【0049】
【発明の実施形態3】図6は本発明の実施形態3を示す
ドライヤDである。この実施形態3は前記実施形態1と
実施形態2の折衷型である。すなわち、従来からドライ
ヤDの内部の温度を均一にする目的でノズル群8を長さ
方向に二分割(或いはそれ以上の複数に分割)する方法
が採用されているが、実施形態3ではこのような態様を
利用し、ドライヤDの導入口6側のノズル群8aに実施
形態1を適用し、シート排出口7側のノズル群8bに実
施形態2を適用する。従ってノズル群8aから従来と同
じ普通の熱風が、また、ノズル群8bから過熱蒸気が混
ざった熱風が吹き出す。なお、ノズル群8aに熱風を供
給するための装置は実施形態1と同じであり、また、ノ
ズル群8bに過熱蒸気混じりの熱風を供給するための装
置は実施形態2と同じである。また、実施形態3ではノ
ズル群8aの領域が実施形態2の予熱室2の役割をも果
たすため、そのような予熱室2を別途設ける必要はな
い。
【0050】この実施形態3は、ノズル群を複数に分割
して各ノズル群から熱風のみを吹き付ける従来型ドライ
ヤとの比較において、従来は印刷面の熱による劣化を防
ぐのにシート排出口側のノズル群を低温に抑える必要が
あったが、実施形態3の発明ではシート排出口7側のノ
ズル群8bから吹き出す熱風に高温の低圧過熱蒸気を適
量混合したことでシート排出口7側のノズル群8bの温
度を従来より高くすることができる。これによりシート
Sの乾燥時間が短縮できドライヤDの処理能力が高めら
れる。なお、ノズル群8の分割数は任意であり、その中
のどのノズル群から高温の低圧過熱蒸気を吹き出させる
かも任意である。また、過熱蒸気は熱風に混合させずに
ノズル群8から直に噴出させるようにしてもよい。
【0051】以上本発明を実施形態1〜3について説明
したが、もちろん本発明は上記各実施形態に限定される
ものではない。例えば、熱風室9の熱源は電気、ガス、
石油などどのようなものであってもよい。また、実施形
態では蒸気タービン12,20で熱風供給ファン11と
排気ファン19を作動させたが、蒸気タービンでそれ以
外の回転駆動部を作動させたり、或いは蒸気タービン1
2で発電させて電動部品を作動させるようにしてもよ
い。もちろん蒸気タービンで熱風供給ファン11と排気
ファン19の何れか一方のみを作動させるようにしても
よい。また、実施形態1では冷却ユニット3の冷却水を
冷却装置Cにのみ使用したが、例えば冷却ユニット3で
後処理ボックス70の冷風を作るようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明の印刷装置は、ボイラーを使って
蒸気タービンを駆動させ、その動力で熱風供給ファンや
排気ファン等、回転駆動部を有する構成部品を運転させ
るようにし、さらにその蒸気の潜熱を回収して冷却媒体
を冷却することにより必要部分を冷やすようにしたた
め、仮に蒸気タービンの効率が低くても熱エネルギーは
循環して他に有効利用されるため、総合的なエネルギー
効率は頗る良く、それだけ環境への負荷も小さい。そし
てさらに、請求項2のように冷却ユニットから出て液化
した蒸気(温熱水)をボイラーに戻して循環させるよう
にすれば、冷却ユニットの効率が悪くても残存するエネ
ルギーがボイラーに活かされるため総合的なエネルギー
効率が従来の印刷装置に比べて格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 印刷装置の概略を示す断面図である。
【図2】 セパレータタンクを示す概略の断面図であ
る。
【図3】 他の例を示す蒸気の循環経路図である。
【図4】 実施形態2の印刷装置の概略を示す断面図で
ある。
【図5】 実施形態2のドライヤの概略を示す断面図で
ある。
【図6】 実施形態3のドライヤの概略を示す断面図で
ある。
【図7】 従来の印刷装置の概略を示す断面図である。
【符号の説明】
3 …冷却ユニット 30…冷却ドラム 11…熱風供給ファン(回転駆動部を有する構成部品) 12…蒸気タービン 13…ボイラー 19…排気ファン(回転駆動部を有する構成部品) 20…蒸気タービン D …ドライヤ S …シート
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02G 5/04 F02G 5/04 K F26B 13/10 F26B 13/10 A 13/20 13/20 21/00 21/00 P 21/04 21/04 B Fターム(参考) 2C020 CA02 CA04 CA10 3L113 AA02 AB02 AC04 AC05 AC21 AC45 AC46 AC48 AC52 AC53 AC54 AC60 AC63 AC64 AC87 BA26 DA01 DA02 DA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動部を有する構成部品の駆動源と
    なる蒸気タービンと、蒸気を発生させるボイラーと、蒸
    気又は熱水によって液体又は気体などの冷却媒体を冷却
    する冷却ユニットを備え、ボイラーの蒸気で前記蒸気タ
    ービンを駆動させると共に蒸気タービンから排出される
    蒸気残熱を直接又は間接的に冷却ユニットに導入してそ
    の熱エネルギで冷却媒体を冷却し、その冷却媒体で必要
    部分の冷却を行うようにしたことを特徴とする印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記冷却ユニットで仕事をした後の蒸気
    (温熱水)をボイラーに戻すようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動部を有する構成部品は、印
    刷後のシートを乾燥させるドライヤの熱風供給ファン及
    び/又は排気ファンであることを特徴とする請求項1又
    は2記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却媒体で冷却する必要部分は、ド
    ライヤから出たシートを接触させて冷却する冷却ドラム
    であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の印刷
    装置。
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